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2021-07-24

ゲーム業界人間としての率直な感想

五輪開会式ゲームBGMが大々的に使用されていて好評を博していた。

世界中選手が入場し、天皇陛下総理なども列席するイベント音楽ゲームBGM採用され、アナウンサーは「日本世界に誇るゲーム音楽」という感じで紹介していたようだ。


これ自体文句なく素晴らしいことだし、開会式も思っていたより遙かにまともだった(事前のゴタゴタで期待値が低すぎたせいもあるが)。

しかしながら、末席ながらゲーム業界で働いている者の実感としては、なんというか違う世界を見ているような気分になったのも事実だった。


というのも、私の実感ではいゲーム国家の一大イベント音楽採用され、「日本の誇り」と当たり前のように語られるようになったのか解らないかである

思えばリオ五輪閉会式でも当時の安倍総理マリオコスプレをしていた。これもまた画期的なことで、政府世界通用する、知名度の高いコンテンツとして実利的な観点からゲーム選択したと言うことだ。

しかし、日本政府はそこまでゲーム産業知名度競争力理解しておきながら、ほとんど国家としては何の支援もしてこなかった(そして現在特にしていない)。

クールジャパンという題目が掲げられて20年ほど経つが、その間についぞ政府支援を受けてゲームが作られたという話を私は知らない(これは本当に無知なだけかも知れないが)。アニメ業界にも共通する、末端のクリエーター低賃金長時間労働は一向に解決されていない。

マリオの生みの親、宮本茂2019年に文化功労者に叙されるまで何の政府から表彰もなかった。人間国宝でもおかしくないだろうに。


世間の目も一貫して冷たかったはずだ。ゲーム脳等というオカルト蔓延ったのはさすがに一昔前だが、今でもゲームというのは教育に悪いもので、映画文学などの「芸術」とは違う、低級なモノという偏見は拭われていない。香川県では県ぐるみゲーム規制が進行している。

そもそもゲームお茶の間話題になるのはせいぜい新型ゲーム機が発表されて電気屋行列が出来たときか、任天堂からポケモンの新作が出たときくらいである。

例えば日本ゲームがGoTY(その年に発売された全世界ゲームの中で最も優れたゲームに贈られる賞)を受賞しても、それを大きく報じるのはあくまゲームメディアだけで、一般メディアには触れられさえしなかった。

国産ゲームがGoTYを受賞するというのは、その競争率産業の大きさを考えれば「邦画アカデミー作品賞を受賞する」「日本ワールドカップで優勝する」といったインパクト匹敵する偉業といっても大げさではないと私は思う。

しかし全くニュースにもならない。ゲームというコンテンツを楽しむ人の数は映画サッカーに全く負けていないはずなのに。

ちなみに日本2000年代以降でもGoTYを3度受賞している。


このようにして、日本ゲーム産業というのは国から無視され、社会から蔑視されつつ、勝手作品を作ってきた。予算の桁が一つ違う海外産のゲームアイデア日本独自テーマなどを駆使してどうにか張り合ってきた。

そうしているうちに海外では評価されるようになり、今や一部の例外的ジャンルを除けば、国産ゲームの売り上げの大半を海外での売り上げが占めるようになった。

自分認識している日本におけるゲーム立ち位置というのはおおよそ上記のようなものだ。

からオリンピックの式典のようなハレの舞台唐突日本ゲームが登場し、「日本世界に誇る~」みたいな紹介をされているのを見るとパラレルワールドに来たような気持ちになった。

「今まで無視してきたのに都合良く利用するな」という憤りより、戸惑いの方が大きい。

2021-07-17

記憶にございません」面白かった

知識無しに見たけど面白かった

洋画のような壮大な展開はないけど、小さな展開が散りばめられた感じ

最近アニメで言うとはめフラ1期みたいな感じ

あとBGM日本的な柔らかみのある感じで

やっぱり、ワンチーム、逆境サクセスみたいなストーリー邦画的なんかな

映画まり見ないからわからないけど

2021-07-13

映画ってもうからなさそう

エヴァとか10年とかかけて興行収入たった100億。グッズやコラボ収入合わせても10年間の人件費賄えるのかな?監督やその他責任者はある程度貰ってるだろうから下請けやばいのかな。

鬼滅の刃制作期間短そうだし監督その他責任者もそんなに偉くなさそうだからあれだけヒットすれば問題なさそうね。声優若いから安いだろうし。グッズも死ぬほどあるし、売れるし。

いつからどこでやってるか分からないけど結構有名な俳優が出てる邦画が一番儲からなさそう。

声優と比べると俳優コストは段違いだろうし、アニメーターよりは少ないとは思うがCG映像担当もしっかり必要な割に興行収入全然したことなくてオタがほぼいないからグッズもそんなに売れない。興行収入だけであの女優キャスティングした費用飛んじゃうのでは?と思うくらい流行ってない映画たくさんあるよね。

しかも今は特に撮影ストップしたり公開延期になったり。公開されない限りお金回収できないよね、マジで大変そう。

あんまり流行ってないけどキャストだけ豪華な邦画は前からずっとあるからコロナ関係ないけどな。

俺は映画業界とか普段仕事でかすっても無いから他にもっと広告費とかいろんなアレがあるのかもしれない。ただ雑魚会社員の俺が普段関わってるプロジェクトですら、さら雑魚を何人か雇うだけで人件費のみで半年10億とか普通に飛んでってるから映画というのは一体どんなプロジェクトなのかと思った。予算管理するPMOみたいな人もいるんだろうか。実に興味深い。

またはディズニーランドキャストみたいな感じで儲からなくても作りたい監督とかがいるのかもしれない。知らん。

追記

なるほど不動産投資か。他業界でもやってる事だし納得はいくがやはりコンテンツだけではダメなんだなー。

2021-07-11

anond:20210710124113

実写邦画って大抵クッソ照明がどんよりしてて絵が貧乏くさいか本気出すのカッコ悪いちょっと外す俺達いいよねみたいな内輪ノリがきついチャラケサブカル風だから何本かみたあともう見なくなったわ。

つーか、とくに主人公の年齢が若い作品に顕著だけど生身のガワの新鮮味を尊重すると演技力育ってない若いの起用するしかなくなる時点で作品としてクオリティ詰むんだよな。そりゃ画も演技力も両方経験積んだ別働隊の力を組み合わせて使えるアニメに奥行きで勝てるわけねーんだわ。別枠ってジブリぐらいだろ。

せめて若い役者叩き上げを使えばいいんだけど大抵どっかの中年が俺の基準で決めたふわっとした色がついてないキラキラ感みたいなもの重視だし。上層部自然体という名の棒演技をもてはやしてる時点で無理。

2021-07-10

ふと、特撮とかは邦画に含まれるのだろうか?と思った。

anond:20210710124113

邦画って全然見ないからわからないな。完全に偏見だけど、なんかオーバーリアクションが多いイメージがある。たまに流行ってるやつは原作漫画だし、一回ぶっ壊れた方がいいのかも。

まあでも漫画アニメゲームが全盛の時代もそんなにいつまでも続くのかなとも思う。

anond:20210710124401

その芸術性が評価されてないとかいうわけわからん基準で観るのをやめろよ。

誰が誰の芸術性を評価してどういう基準なんだよ。

権威でいいんなら、大英博物館漫画展やってる時点で十分だろ。


ポリコレ的に批判されてるとかも人気があるからその類の人に引っかかってるだけだろ。

そんなの人気ありゃなんのジャンルでも言われるわ。考えたほうがいいとか馬鹿にしてるだけだろ。

顧客の指摘を無視するか、受け入れるかなんてクリエイターが考えて当たり前のことだ。

邦画なんて影響力みじんもないから指摘すらされねぇ。

日本エンタメ業界直視できない不都合な真実

シティポップがなぜ流行ったのか。

日本楽曲が知られているのはなぜなのか。


そんなことは最早考えるまでもない。

それはすべてアニメゲームライトノベルを筆頭とするおたくカルチャーに付随して流行したものだ。

40歳以上のおたくカルチャーを毛嫌いしている人が多い世代には理解しがたいかもしれないがそれ以外に原因はない。

Vaporwaveもシティポップも全部海外オタクカルチャーに興味があったり、オタクの人が広めたものだ。

Plastic Loveyoutubeで歌ってバズっていたRainych Ranもチャンネルを見ればわかるが、Plastic Love以前からアニメOPEDなどのカバー曲だらけだ。

シティポップ関連の記事を見ていると明らかにその点を強調するのを避けている記事が多い(言及しても流行している原因のメインに上げる人はいない)

そのため根拠がめちゃくちゃになり意味不明結論になる。


海外J-POPを聞いてる人はほぼいない。アニメ関連の楽曲を除いて。

チャンソーマンyoutubeコメント欄外国語だらけだし、邦画でこんなことは起こりえない。

日本邦画ネットごみのように罵倒されている、なろう系以下しか見られていない。

J-POPに限らないが、この日本中年層以上にあるうっすらとしたオタク嫌悪を直さないと創作批評的外れものしか出来上がらない。

不都合現実直視できないのであればシティポップがなぜ流行ったのかもまともに分析することはできない。


日本スゴイ論に回収されるのが違和感がある」(笑)

馬鹿馬鹿しい。

日本だのなんだの言う前にアニメすげえ、漫画すげぇ、テレビゲームすげえだろうが。

日本スゴイ論を警戒する前に自分内面にある"日本の曲/音楽文化スゴイ論"を自省しろよ。

恋愛サーキュレーションのcoverが1億再生超えて、ただのMADが2000万再生されてる事実直視しろよ。

Rainych RanのPlastic Loveはたったの300万再生だぜ(ちなみにRainych Ranの恋愛サーキュレーションのcoverは500万再生な)


追記

こんだけいってもわかんね~のか。増田のツリーはひどすぎだろ。

おたく地位向上の話してんじゃねーんだ。

おたくカルチャー以外のエンタメレベルの低さの話をしてるんだ。

おたく地位向上の話なんてどうでもいいんだよ。

話そらしてそうやって慰め合ってりゃいいけどさ、一生海外で人気でねーよ。

んなことやってる限り全部おたくカルチャーおんぶにだっこのままだぞ。

この少子化時代国内しか人気ないってことがどういうことかわかってんのか。

このままアニメ海外で人気で続けたら実写邦画は出来不出来の前に金の力で全部叩き潰されるぞ。

もう、そうなりつつあるけど。

ちゃんと向き合あわないとやべーぞ。

邦画英語吹き替え

って結構メジャー

英語字幕にするには分量が多くて向いてないけど喋るスピード日本語に比べ早いし

2021-06-22

映画大好きポンポさん(多分ネタバレあり

の話の前に、俺の故郷増田県の話から始めよう。俺が増田県を出て埼玉一人暮らしを始めてもう干支が一回りした。今年も甲子園には私立増田清栄高校が出る。7年連続18回目。わかってる、あのクソ高校野球部ときたら関西下りガイジン部隊巣窟で、クズ高校だった清栄の偏差値を上げるためのコマセでしかない(しかちゃん偏差値は上がったから見え透いたコマセも効くものである)。スポーツ特待生一般生徒は校舎すら別、ありゃ、2つの高校に強引に看板を掛けてるだけだ。地の人間なんか3年に1度ぐらいアリバイのように3塁コーチに立つぐらい。それでもまあ、甲子園が始まれば俺も増田県で産湯を遣った人間である、なんだかんだで結果ぐらいは気になる・・・

同じような感覚が、俺の中で「ネット発」というやつにある。いや何、原作は初っ端だけ商業の網に運悪く引っかからなかったけれど、彼は創作エリートで、こんな場末でぶつぶつ言うぐらいしかできない俺とはくらべものにはならない。でも増田清栄の連中に感じる数倍ぐらいは「俺たちの」感がある。ならばその夢の晴れやかだか無惨だか知らない終わりを見に行かなければならない、という訳だ。

しかし、こういう状況だと作る側はしんどい。少なくとも原作からは言った連中からすれば、動画になったとはいえ結局その2時創作にならざるを得ず何をしても「解釈違い」と叩かれる可能性はある。その中であえて新キャラをぶっ混んで1エピソード(と言えばいいんですかね)を敢えて入れてきた勇気はその成否は別として褒めておきたい。入れてきたとしても、全体に通じる「足を引っ張る悪人はいない」という守るべき最低限の線はキチンと踏んでいる。某ネトラボはその点を激しく排撃していたが、もとからそういう「おかゆである。その点を看過してわざわざ「おかゆじゃん」というのは明らかにお前は黙ってろ案件ではあるまいか。こういうのでいいんだよこういうので。おまえは試写室で硬くて暗い映画でもメモ取りながら見てろ。

さらにいえば、追加エピソードは極めて現在的で、かつ意表の付き方はなかなかいい。そして作中ジーンの言を借りて”俺がこれが必要だと思ったから足したんだよお前がどう思ったとしても”と開き直る。下手な言い訳より余程好感できるというものだ。この追加によってこの映画ちゃんと、そして最大の眼目でもある「90分にする」という目的も達している。この映画もう一つの興味は、ちゃんと予定の尺を作れるかという点だ。その曲芸破綻なくこなし通した、というのは十分に称賛に値しよう。

もう一つ、この追加でプラスになったのはミスティア描写だろう。原作(但し1巻のみ)では単なる後背の完璧超人であったが(初見の時いつ裏切るかと思っていた)、削られた部分を考えてもそれを超えてきた。

ただし、原作寄りの見方をすれば時系列の切り替えはあまり映画的にしたいという欲が見えすぎる。原作的な同時並行でもよかったのではあるまいか

一番気になったのは、編集シーン。あれ、全盛期にそれをメタ皮肉った「num1000って大体こんな感じ」というフラッシュ動画に見えてしょうがなかった。PC上のる編集シーンなんてどうしたって絵にはならないけどね。これを頂点に、随所に「あと一歩でありがちなダメ邦画」に陥る剣ガ峰に立っている感が目立つ。

もう一つは、アニメ描写なのか「ココすごいシーン」というのを絵だけで何とかできず、記号的に処理した(のか、記号自体がありうるリアリティラインなのかが微妙ではあるが)のはあまり頂けない。原作はうまく黒澤したけどあれをアニメでやるわけにもいかなかった。

とはいえ、その致命的な一歩を誤って踏み出さなかったバランス感覚があって本当に良かった。綱渡り師はちゃんと彼のロープ渡り切った。ここらじゃしばしば綱渡りは失敗する。中にはハッパ決めすぎてロープからテメェが落ちたことにも気づかない莫迦までいるからな。

気楽に前向きハッピーに、ってのは悪くないし、その目的にほんのちょっと我意を混ぜ込んだにしては手際よく90分にまとまってる。エンドロールも含めて、こまめにくすぐるサービス精神も旺盛。郷土出世頭を仰ぎ見るこちとらとしては、拍手喝采大団円だ。それでいいじゃないですか。こういうのでいいんだよこういうので。

まあ、佳作と言っていいんじゃないでしょうか。

総評パンツが見えたので星3つです

2021-06-20

追記した」好きな映画監督羅列するからおすすめ監督作品教えて

追記 

たくさん知らない映画教えてくれてありがてえ、本当世界にはThank youが溢れてる多謝。

教えてもらった映画の中で観た+好きなのは

トイレット」「百万円と苦虫女

作業所のこと増田で書いてバズったけど、増田はてなも親切な人ばかりで素晴らしいな

追記ここまで

好きな映画監督羅列するからおすすめ監督作品教えて (みての通りニワカです)

敬称略

森田芳光

荻上直子

西川美和

内田けんじ

山下敦弘

青山真治

竹中優介

新城毅彦

統一感があるかわからないので 一応説明しておくと、好きな作品はゆるいやつが多い。森田芳光荻上直子山下敦弘など

すごいエログロホラーあんまり。 

特に洋画でゆるいやつとか全く知らないので知りたい「バグダッドカフェ」とか?

アニメも少しだけ観る、、鬱っぽいのも好き。もちろん日常系も好きだった。でも、萌え萌えみたいなのはちょっと苦手になってきた。SF好き。アニメ最近まじでみてない。直近でみて面白かったのはゆるキャン91daysジョーカー・ゲーム

ポンポさんは一昨日観た。めちゃくちゃ面白かった。アニメ映画ならみれるかなって思ってる。

好きな監督湯浅政明今敏


何も考えず大好きな映画邦画)羅列する

(ハル)」「間宮兄弟」「僕達急行 A列車で行こう」てか森田芳光監督荻上直子監督は全部

「めがね」かもめ食堂」「運命じゃない人」「天然コケッコー」「リアリズムの宿」「ラヂオの時間」「マジックアワー」「愛のむきだし

サッド・ヴァケイション」「害虫」「エリ・エリ・レマ・サバクタニ「ゆれる」花とアリス」「南極料理人」「キサラギ」「サマータイムマシンブルース」「クヒオ大佐」「パビリオン山椒魚」「博士の愛した数式」「勝手にふるえてろ「好きだ、」「3年目のデビュー

ご覧の通り2000年代ばっかです。

映画趣味は周りにいるんだけど似た好みの人がいないどうしたらいいんだろうか。

破壊屋さんのツイッターとかブログとか見て情報収集してる

2021-06-18

夏への扉邦画化反対!!

主人公が若禿じゃねぇぞ…

2021-06-17

日本ホラー映画の演技

ホラーからってダイコンを使ってもいいという幻想は捨てろ

https://anond.hatelabo.jp/20210617085455

これは本当にそうで、「Jホラーの傑作」ということになっている『リング』や『仄暗い水の底から』ですら主役の演技が酷い。

公開当時はそれらの大根芝居が散々叩かれたものだが(当時は人気映画でもきちんと悪い部分を批判する文化がまだあった)、時間が経つにつれてそこが忘れられて「これだけ低レベルの演技でもオッケー」な扱いになっていることも要因かも知れない。

松嶋菜々子が誰の目にも大根なのはもちろんのこととして、黒木瞳宝塚?の大袈裟な演技をやるから、(日本ホラーご自慢の)「些細な怖さ」とやらがぶち壊しである

狭い団地の一室で、一生懸命に両手を振り回してパニック演技をする彼女シュールだ。

何より、黒木瞳とあの娘じゃ親子って年齢じゃねえだろなんなら祖母と孫の年齢差だろ、という部分も違和感が拭えず、「邦画って…本当にそっから駄目なんだよな」となるのであった。

香川照之西島秀俊が好演していた最近の某ホラーサイコパス映画でも、観客側に最も近い立場のはずの女優形式的な演技しか出来なくて、非常に残念な雰囲気だった。

この女優黒木瞳式に「肘を立てて両手をパタパタさせて金切声をあげる」感情表現を繰り返すのだ。

それな、アメリカコメディドラマですらベタギャグなんだ。笑いになるぐらい大袈裟な芝居なんだ。

サイコパステーマ映画で、一般人役の女優サイコパスよりも不自然な演技をしてたら、それはもう本当に台無しである

話題になった『来る』も、妻夫木聡の演技がはっきり言ってゴミもいい所であった。

世間では謎に褒める声もあるが、繰り返す。あの演技はゴミである

とにかくすべての場面で演技のレベルが低い。不自然だ。幼稚だ。表面的だ。過剰だ。明らかに周囲から浮いている。何よりマクドナルドCMと同じクオリティの演技をホラーでしている。常識的に考えてゴミしかない。

ネット上では柴田理恵を褒める声が多かったが、それを見る目があるならなぜ妻夫木ゴミ演技を見逃すのか意味不明である

ウォーターボーイズ』ならまだ許されただろうが未だにこれで演技派扱いって、一体どんな特権を持っているのだろうか。後続でもっとイケメンもっと演技の上手い人間なんて沢山いるのだが。

まあこの映画に関しては、内容を考えれば監督演出でもあると思う。それにしても酷いが。

そもそもなんでこんなに役者の演技の話をするかというと、それが作品本質に関わるからである

Jホラーというものは、実話怪談ブームの流れで生まれものだ。

(超大雑把な説明だが、一応これで済ませておく)

実話風なので、大袈裟なショックシーンや劇的な恐怖ではなく日常的で地味な怖さを追求することで「日本独特」と言われるホラー表現を作り出した。(できたのは90年代、割と最近)

エピソード撮影方法も派手にせず、登場人物も何処にでもいそうな個性の薄い人間にする。

少なくとも、Jホラー制作当事者たちは、そのような意識作品を作っていた。

当然、演技の方も自然ものが求められるはずだし、制作者たちもそういう話を事あるごとに語っているのだが、実際はJホラーではなぜか大袈裟大根芝居、形式的な恐怖演技、棒読みのカタイ演技で溢れかえっている。

これが本当に謎なのである

人間は本当に怖い時に叫んだりしない、だから登場人物に叫ばせてはいけない」とまで語っているJホラー脚本家が、ヒロインに「キャー」と叫ばせる作品をいくつも残しているのだから根深問題である

映画美学校にでもいって誰か意図を聞いてきてくれないかな。

しかし、当時はJホラー自体時代最先端画期的過ぎて作品の本数も少ないわけで、質が内容に追いつかないのは仕方なかったのかも知れない。

未だにそれを引きずっているのは困った事なのだが。

ただこれがホラーだけの問題かというと、それもまた違う。

バイリンガル人間からすると、日本映像作品英語圏の国に比べてやはり演技が大袈裟いかにも芝居っぽく感じるらしいという話を聞くので、もはや映像業界というか日本文化のもの問題なのかも知れない。

露骨に「作り物っぽい」アメリカエンターテインメンツから見ても作り物っぽい日本人の演技って、実は結構深刻な話ではないかと思ったりもする。

(と言いつつ『ヘレディタリー』の女優などは、内容を加味してもあからさまに演技過剰の域に達して暴走していたので、ホラーに関してはお互い様かも知れないが。

旦那役のガブリエル・バーンも受けの演技というより、普通にドン引きしてるように見えて面白かった)

2021-06-08

anond:20210608105321

アホが本気で金賭けて作ったバカ映画って感じでいいよな

邦画にもあれくらいのスケール感が欲しいわ

2021-06-04

anond:20210604224747

そういえば金曜ロードショー1980年代映画をよく放送するようになったけど「スタンド・バイ・ミー」も「グーニーズ」も全部洋画ばかりで日本映画を全くやらないのが寂しいよな

なんで邦画の名作はゴールデン放送できないのだろう

実況的には洋画と同じく盛り上がれるだろうに

復活の日」でも「マルサの女」でも

2021-06-03

ウマ娘BD売上とオタクの愚かさ

どうやらウマ娘円盤の売り上げが初週のみでも歴代トップクラス総合売上だと下手したらエヴァを超えるようである

なんと愚かであろうか。

この感想は鬼滅の映画の売上が歴代一位になった時も抱いた。

消費する側が愚かになったのである

もはや作品面白さではなく話題でのみ売れるようになってしまっている。

このようなレベル消費者に合わせた商売であるから日本由来であったアニメでさえ中国に抜かされる未来が見えてきているのである

こんなことを言うと「売れてるもの面白いから売れてるんだ!」という愚かなオタクが現れるが、

本当に面白いというのであればどうして愚かな君達は最初から目をつけていなかったのか。それは、君達が持ち上げまくっているそれが君達にとって実は大して面白ものではないからだ。

ウマ娘一期からアプリが出るまでのCD売り上げは悲惨ものであるし、鬼滅に関してもアニメが出る前は本誌勢の知る人ぞ知る状態であった。

ウマ娘アプリソシャゲとしては物珍しい程度で、ゲームシステムに目新しいものはないのに、愚かな物知らずたちが画期的ものだと思い、話題にする。話題になったもの面白いと信ずる愚か者たちが持ち上げ、話題故に売上が出る。

もはや面白ものを作ることに意味はなく、話題になればいい時代なのだ

このようなレベルでは永遠に商業芸術レベルは落ちていくばかりなのだ

売上が出ていればそれでいいという愚か者もいるだろうが、話題による売上のみを考え、ジャニーズ採用し、安易少女漫画原作を繰り返した結果、韓国に先にアカデミー賞を取られ、馬鹿にされている邦画業界があるだろう。邦画業界オタク馬鹿にしているではないか

邦画のような低レベル量産による質の悪化を避けるためにも、今一度、消費する側が自らが面白いと思えるものを掘り下げ、消費していくべきではないのだろうか。

まぁSNSが発展し、他者感想に揺さぶられやす現代、難しいことなのかもしれない。

論調のためにウマ娘、鬼滅を否定したが話題になる前から好きだった人間には謝罪する。

愚かなのは乗っかっている者達であるからだ。

追記

やはり話題になったものに乗っかる愚か者どもは盲信的なのでこのような意見に対し老害だなんだと罵る者達ばかりである

ただ、私の言葉足らずであったのも事実である

私が主張したいのは売れ方が問題であるということである話題になったから売れる。ただ話題になるのは本当に作品本来面白さゆえなのか?アプリ話題になったからじゃないか?連日地上波特集され持ち上げられていたからじゃないか?君達が面白いと盲信しているものは周りが持ち上げているか面白いと感じているのではないか?そこを考えてみて欲しい。

また、AKBから学べなどといっていたものがいるが、アイドルというかパフォーマー日本人の消費者が愚かであったために隣国BTSのような世界的に認められる高いレベルのもの日本国内では生み出されなくなってしまったではないか。同じことをアニメでも繰り返すのか?私はそこを問いたい。

特典商法コンテンツの質は関係ないという者がいたが、愚かであることに変わりはない。

2021-05-25

当人が何かしら一本でも映画撮ったことがあるわけでもないヒョーロンカの舌禍で、邦画自体を叩くのはなんか的がずれている感ある。

あのヒョーロンカの物言いがアホすぎて指差して笑いたくなるのは分かるよ。

2021-05-17

anond:20210516234549

正しいか否かの問題じゃねえんだわ

K-PopとJアイドル比べるのはハリウッド映画邦画を比べるくらい馬鹿げてる

最初から世界市場狙ってるK-POP日本人相手に100万枚CD売れば万々歳のJ-Pop

投入される資金も作られたクオリティにも差が出るのは当然

いうなればJアイドルには邦画的良さがあるから今後はマイオナ路線で頑張ればいいよ

2021-05-14

アラサー主人公ハッピーになる映画

ないですか

邦画洋画わず

アラサー主人公がいいのは私がアラサーからです

問題提起とかそういうのは全く求めてないです

ドラマでいうと逃げ恥みたいなみんなそれぞれ幸せになるストーリーがいいです

映画といえばコナンジブリハリーポッターしか見てこなかったからどう探せばいいかわかんない

こないだマイインターンは見た(主人公アラサーどころじゃないですね)面白かったです

プラダを着た悪魔は序盤の主人公仕事のできなさが私に似てて辛くて辞めちゃった

かもめ食堂南極料理人お腹が空いた

ララランドミュージカル体験にはきつかった

2021-05-11

anond:20210511115954

クソ邦画たかったら大作(なぜかアイドルが主演)ホラーを追いかけるといい。

特に最近のやつはおしなべてクソだから安心して見られる。

子供使い:クソ

呪怨の新作2作:クソ

貞子3D:クソ

シライサン:発想自体面白いけどクソ

鮫島事件:クソ

スマホを拾ったやつ:クソってほどでもないクソ

としまえん:クソ

邦画はクソだ!って思ってたけどいざクソ映画何?って言われたら何も言えね

見た上で文句言うのではなく宣伝の時点でくさすぎて見れない

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