はてなキーワード: 謝罪会見とは
ここ一か月弱の感情の変遷を残しておきたい。いや、この二年半の、かもしれない。
初めてその報道を目にしたのは、仕事帰りの駅での事だった。呆然としたまま電車に乗ったのを今も覚えている。全く信じられなかった。たちの悪いフェイクニュースでは?とも疑った。スキャンダルとは無縁のグループで、頼れる兄貴分の彼が、まさか。
その後しばらくのことは、あんまり思い出したくない。四人の謝罪会見。生放送で毎日泣いている太一くん。そして退所が決まり、四人のTOKIOの写真がタヒチにアップされた。どうしようもなく悲しかったけど、受け入れるしかなかった。メンバーの方がはるかに悲しかったと思うから。やっぱりTOKIOが好きだったから。
DASHもトキカケも、四人で続けられた。続いているだけでもありがたいのかもしれない。でも、終われなかった、という一面もあるのではないか。様々なジャンルの仕事を抱えるTOKIOは、存在が大きくなり過ぎたのかもしれない。吹けば飛ぶようなグループであれば、一人の不祥事くらい抱え込んで、うやむやに続けられたんじゃないか。そんなくだらない事を考えたりした。
茂子のリサイタルで、「このままじゃ終わらない」と言う言葉を聞けて、嬉しくて悲しくて泣いた。でもその後、メンバーから、TOKIOのこれからに関する言葉は、きちんとは聞けなかったように思う。
もやもやした状態のままでありつつも、残ったメンバーのお仕事はとても順調なように見えた。それは今まで培った信頼の証であると思うので、誇らしいことでもある。ただ、汚れを切り捨てたからこそ、という面もあるように思えて、悲しかった(自ら退所したのだというのはもちろん承知の上で)
25周年には何かあるのでは?とソワソワしているところに山口くんの週刊誌インタビューがあって、四人で音楽を再開するのでは、と話題が上がったりした。それを歓迎できない自分がいた。
私は特に担当というのはおらず、箱推しというか、五人の絆萌え、みたいなタイプのオタクだ。TOKIOは五人でないとダメで、特に音楽活動は五人以外考えられなくて、でもそれは無理な相談で、自分でもTOKIOにどうしてほしいのか分からなかった。こんなに五人推しだったことに、四人になって気付かされた。それくらい、いくつになってもTOKIOは五人だと思っていたのだ。
彼が事件を起こして、失われてしまったものは数えきれないほどある。大好きな平家派もJフレも、存在が一人欠けてしまった。きっと盛大に祝われるはずだった25周年、それを記念したライブも。聴けるはずだった新曲も。音楽番組でのガヤも。
それらを奪った彼のことを、それでも嫌いにはなれなかった。本当は悪い子じゃないんです、とモンペみたいな気持ちにもなった。長いことファンをやっていて、もう勝手に身内みたいな感覚になっているのだ。
昔から、甘いところ、不注意で軽率な一面はあったと思う。ただそれを、持ち前の器用さソツの無さでカバーできてしまっていた。無免許も離婚もなんとなく受け入れられて、その後の仕事に影響しなかった。それも不幸の元だったのかもしれない。
起こした事は擁護しようのないものだ。それでも嫌いになれないのは、彼の今までを見てきたからだ。
24時間で、ゴールするリーダーを見つめる潤んだ視線。明雄さんのお見舞いで、その手を握る姿。東京に避難してきた北登を撫でて、涙ぐむ様子。まな板事件。思い出すのが泣いているところばかりなのは、彼は悪い人じゃない、と信じたいからなんだろうか。
何が彼をここまで追い詰めたのだろう。
村がまだあったらなら、明雄さんがご存命だったらまた違ったのだろうか、等らちもないことを色々考えたけど、もちろん答は出ない。
おそらくアルコール依存症だと思われる状態になるまで、誰も彼を救えなかったんだろうか。一連のことで私がもっとも落ち込んだのは、この事かもしれない。メンバーの存在は、山口くんの救いにはならなかったという事実。
家族でもなく友人でもなく同僚でもない、メンバーという特別な存在に、夢を見過ぎでいたんだろうか。
一時期話題になった、連帯責任という言葉がもし適用されるなら、彼が病んでいくのを止められなかった、という点ではないか。もちろん実際のところは全くわからないけれど、思ったよりメンバー間の繋がりというのは薄かったのかな、と。アラフォーにもなれば、それが自然なのかもしれないけど、やっぱり悲しかった。
もう彼は見たくない、早く四人で音楽活動を、という声もネットでよく目にした。理屈では理解できるけど、感情的にはまったく受け入れられない意見だった。私には音楽の専門的なことは分からないけれど、例えサポートのベースを入れたとして、それは果たしてTOKIOの音楽と言えるのか。あの甘い歌声、ツインボーカルやハモりの美しさも、TOKIOの音楽の大きな魅力なんじゃないのか。深い信頼をおいた存在が奏でるリズムだからこそ、生まれるものがあるんじゃないのか。表立ってはとても言えなかったが、そんなことをつらつらと考えていた。
ファンの感情をよそに、結局TOKIOが音楽を再開することはなかった。かわりにささやかれ始めたのが、長瀬くんの脱退説だ。まさか、いやでも。また感情が振り回され、DASHやトキカケのちょっとした発言に一喜一憂したりする日々が続いた。
そして7月、正式に長瀬くんの退所が発表された。ショックと同時にああやっぱり、という気持ちもあった。でも、そのショックを打ち消すような、タヒチでの太一くんの言葉で、全てが報われたような気がした。ツイッターで、「浄化」という言葉を使っていた方々いたが、まさにそんな感じで。それくらい、「TOKIOは五人」という言葉はありがたいものだった。
何がつらかったって、まるで始めからいなかったみたいに扱われることで、何かのバラエティの結成秘話VTRで、山口くんの存在が抹消されていたときはもうファンやめそうになったくらいだ(やめてないけど)
だから、ひっそりと彼の痕跡を流してくれるDASHには本当に感謝してたいた。
そんなところに、メンバー本人からの、五人発言だ。大げさでなく涙が止まらなかった。今までの自分の感情を肯定してもらえた気がした。五人のTOKIOが好きだと、堂々と言っていいんだ。それが何より嬉しかった。
その後の会社設立、インタビュー、そして921のサプライズプレゼント。
会報の中でも、彼の話題が出ていた。松岡くんの「兄ぃ」を久々に目にしてまた泣いた。校正でいくらでも修正できるところに、あえてそのままにしてある辺りに、覚悟というか決意というか愛情というか、いろんなものを感じた。そもそも退所した人の話題が載ってるのがすごいかもしれない。更に写真が最高だった。やればできるんじゃんアイドル!なんで出し惜しみするの!でもありがとう!
正直にいうと、1回めよりはショックは少なかった。もちろん、このタイミングでなにしてくれてんの!とは思った。
しかし、ここ最近のTOKIOの動向やら、五人発言やらが影響したのでは、ということの方が気になったのだ。まだまだ回復には遠い状態なのだ、というのが悲しかった。これもネットで見た意見だけど、人様に怪我をさせたりすることがなかったのは、せめてもの幸いだったのかもしれない。生放送でのリーダーの言葉には、少し救われた。メンバー自らの発言はやっぱり大きい。
TOKIOは五人です、と言い切るならば、こういう事も起こり得るという、リスクも伴ってくる。だからそれなりの覚悟を持っての発言だったんだと思う。(まさかこんなにすぐ事件になるとは思ってなかっただろうけど)
これをきっかけに、TOKIOの今後が何かが変わるのか変わらないのか、それもよくわからない。
ただのファンには何もできない。ただ、適切な治療を受けられて、人や自分を傷付けることのない状態にいることを、祈るだけだ。
他のメンバーもだけど、どこでどんな仕事をするにしても、とにかく健康でいてほしい。幸せであってほしい。それが今の気持ちだ。
今もずっと感謝しているし、TOKIO名前を残して、続けてくれることが本当に嬉しい。
何なら今も、コロナやら何やらで結構人生のピンチなんだけど、今はTOKIOに救いを求められない。私はV6との掛け持ちオタクなんだけど、25周年のお祝いムードにもついていけていない。むしろ温度差の激しさで病みそうな状態だ。あったはずのTOKIOの25周年に思いを馳せたりしてしまう。不毛だ。
アイドルのファンでいるって、ただの趣味で、本当はもっと幸せなことであるはずだ。こんなに落ち込んだり考え込んだりするならやめた方が楽だろう。
今まで行ったライブで味わった幸福も、CDもDVDも、大切な宝物でありお守りだ。
一時期聴くのが辛かったけど、今はふつうにTOKIOの曲をシャッフルして、久しぶりに再生したカップリングなんかを聴いて、めちゃくちゃ名曲だな⁈と改めて衝撃を受けたりしている。
未来のことは分からないけど、元気で生きていてさえくれたら、いろんな可能性があると思うので。当分はこんな感じで、低空飛行なオタ活を続けていくんだと思う、たぶん。
報道機関各位
この度、 本日付け日本初で「謝罪会見診断士」として弊社理事長の戸村智憲が資格取得いたしましたのでご案内申し上げます。
「謝罪会見診断士」は、 企業経営・組織運営の健全化やメディアでの中立公正で組織運営上で大切なリスク管理・危機管理・危機管理広報の情報発信を目指すもので、 認定コース受講・審査を経て資格取得となるものです。
謝罪会見においては、 往々にして、 中立・公正な立場からのメディアでの解説やコメントに至らず、 メディア出身者の経験や法曹界の見解を得るにとどまるものが見受けられます。
各種法人が謝罪会見で述べる内容やその後に求められる対応においては、 単に、 誤ってコンプライアンス=法令遵守、 ととらえられるものだけではありません。 (法令さえ違反しなければ何をやってもよいわけでもなければ、 裁判で法の抜け穴などをついて法廷戦術で無罪さえ勝ち得ればよいものではありません)
平時からのリスク管理と有事の危機管理に加え、 ビジネス実務・企業等の社会的責任(CSR)・社会通念や、 中立公正な視点をもって、 幅広い視点から謝罪会見を見据えなければ、 事の本質や企業や社会でこれから何をどうなすべきかが、 社会一般に妥当に伝わらない危険性を危惧して資格を設けられました。
手越、マジで何が言いたいの?なんか沸々と謎の怒りがわいてきたんだけどぶちまけていいか?
まず、会見を全部見ての感想なんだけど結局何が言いたかったの?確かに謝罪会見と銘打っているわけではないけど、最初に「ご迷惑をおかけしてすみません」とか「お騒がせしてすみません」って詫び入れるのが筋なんじゃないの?モラルの問題でしょう。
NEWS大好き、ファンの子大好き、大切って言うのは簡単だけどそれって口だけじゃんって思っちゃうよ。だって本当に大事ならこういうことで世間騒がせてファン悲しませたりしないし。大好きとか言いながら守るための行動を一切してない。何なの?
ていうかまじで何が言いたかったわけ?お前が退所を決めたのが先で報道が後だったとかどーーーーーーーーーーーーでもいいわ。コロナでSTORY中止になったみたいな言い方してたけどお前が退所になったから結果的に中止にせざるを得なくなっただけじゃないの?違う?コロナが原因なら何年かかっても終息後に会場押さえるとか方法はあったよね?
もうすべてにおいて言い訳大会でしかなかった、会社のルールをなぜ守れなかったのかという質問に答えてはいたけど質問の答えとしては不適だったように思う。今後についての会議をするのはオンラインじゃだめで失礼にあたるっていうのは自分はわからないけどそういう価値観ならそれでもいいよ。でも「自分の今後」のために何回も大好きって連呼してたジャニーズ事務所やNEWSやそのファンを悲しませたり顔に泥を塗ったりする必要があった?言ってることとやってることが違う。大事な会議なのはわかる。でもこのタイミングで会って会議しなければいけない理由はわからない。何のための外出自粛だったか知ってるか?コロナ感染を防ぐためだよ。かかってても無症状の人もいるから物理的に人との距離を保って感染を防ぐしかないんだよ。
てか会議っていうか大事な話?してたはずなのに酒飲んでたの?へー。
終始へらへらして全く反省する気ゼロ。男女が数人集まったら僕のキャラ的にキャバクラとか言われちゃうのかなとか笑ってる場合じゃない。
今までもクソみたいな匂わせする女と付き合って(遊んで)たりゲーム大会のために仕事の予定ずらした疑惑もあったりしてその度になんかなあなあになってんなあとは思ってたよ。なんかちゃんと喋る場を設けてしまったことですべてのボロが出た感すごい。別に手越嫌いじゃなかったけどあまりにも意味の分からない会見で終始ニコニコへらへらして碌に謝罪もせず、一気に嫌いになったわ。
あの発言の是非はともかく、岡村からしたらノーギャラに近い価格で、TVに比べ軽い感じで緊張感なく好き勝手喋れたから続けてたんだろう。
今回の一件でTV以上の緊張感を要求されるし、何より1人で喋るとなったら、ストレス半端ない。毎週謝罪会見並みの緊張感要求されてまで、超格安のギャラでやる意味が見出せないよね。
オレだって自由にできると思って格安で受けた仕事に、従来以上の注文されたら投げ出したくなるもん。ましてや岡村なんて金に全然困ってないだろうし。
かつて松本人志が幼なじみで放送作家の高須光聖とラジオをやってて、テレビでは聞けないトークや独特のノリがすごい好きだった。始まった当初はまだネットが普及し始めた頃けど、後半ネットニュースやSNSの普及で一部だけ悪意ある切り取られ方をし炎上した。
最終回近くにハッキリとそれが原因でやめたと発言してた。まあやっとれんよな。
放送室は大好きだったので再開心待ちにしてるけど、このご時世もう無理だろね。しょうがないから過去の録音、仕事の合間に聞いてます(今6周目)
飲み屋で一般人のおじさんたちがこういうことを言うくらいには問題ない。
私がもしそういうシチュエーションでそういう下品な話を盗み聞きしたら「うっわ、きっしょ」くらい思って終わる
今回の発言で、私は「こんなやつにTVにでてほしくない。事務所クビになれ」って思った
コロナのせいで会社つぶれそうで大変な思いしてる人達がいるのになんなんだよ。
岡村は芸能人だから、TVに出て来て、うっかり私の視界に入ってしまう可能性があるし、芸能人だから影響力あるしもう芸能活動してほしくないし、こんな気持ち悪い人間が人前にでてお金稼ぎするのはクソ過ぎるだろ
岡村の所属事務所調べて、電話をかけたり封書を送ったりして「大変なときにあんなこといううんこ野郎は芸能界に必要ないんで解雇してくれ」っていうメッセージを送りたくなった
もう二度とどこのメディアにもでないでくれ
謝罪会見したって
胸糞中の胸糞だよ
消えてくれ
あれ見ながらアホだなーと思ってる自分がいたけど、いざ自分が謝らなければならなくなった時、何をどうやって話せばいいのか全然分からなかった
裁判沙汰になるような犯罪行為に対しての謝罪じゃなくて、友人間のある程度親しい関係での謝罪の話なんだけど
言い訳をしてはいけないということは分かっていたので、まず「ごめんなさい」を言わなければならない
その次に、何を言えばいいのか分からなかった
そもそも、相手がどうして怒ったのかの理由が単純に「前から私のことが好きではなかったけどいい加減限界が来た」からだろうなと察していた
許す気のないだろう相手に対して、許してもらうための情に訴えるような謝罪はすべきではないと思った
もう二度とあなたの人生に関わらないということを伝えるのが一番良いと思ったけど、そういう事をいうメンヘラくさくなるのでいよいよ何も話すがなくなった
ただただごめんなさいしか、言えることがない
そんなことのために時間を食わせるのも、それもまたごめんなさいの一つになってしまう
忘れられたい、というのは確かにズルい
でも「あいつ謝ってきたんだけどメンヘラかな?絶対に許さないけど笑」と知らないところで笑われるくらいなら、「謝りにも来ないやつ礼儀のないやつ失礼なやつ、だからあいつのことが嫌い」、と思われたままいつのまにか忘れられてる方が良いような気がした
生きていけねえや
https://blogos.com/article/397514/
マツコ・デラックス側が謝罪会見し、活動自粛まで追い込むのがベストだ。
月曜から夜更しなどの看板番組が1~数ヶ月放送されなくなってほしい。
それをSNSのウォッチャー達が切り取って無断転載して、バズるのがベストな流れだ。
twitterがベストなのかもしれないが、選挙権を持つ若年層(18~25歳?)に対して
マツコ・デラックスが政治家によって芸能活動自粛に追いやられた、という事実が
一番伝わるSNSであればあるほどいい。
なぜか。
増田・はてブ民が常日頃感じているように、政治について真面目に考えてる国民、特に上述した若年層なんてほとんどいないんだ。
しかしこういう層は、月曜から夜更しとか、そういう流行りのバラエティ番組は絶対見ていると思うんだ。
毎週楽しんでいた番組がいきなり見られなくなり、その原因が「NHKをぶっ壊す」なんていう政治家なんだという事を若年層が知ったら
N国に対し、相当な憤りが生まれるんじゃないだろうか?
マツコ・デラックスの番組がみたいのに、それを見られなくしたヤツが憎い。
どうにかしてヤツを政治の表舞台から引きずり下ろせないだろうか。
国民が権力者に対して行使できる唯一の手段である選挙の重みを実感させるために、人柱になってくれ。
今調べたら、太田光が立花に対して「目がいっちゃってるもんな」と言ったらしい。
批判でもなんでもない、ただの外見に対する誹謗中傷じゃないか。
掲題通り。ざっくり言うと、彼女がいることを告げずに、部屋に知人女性を招いた男性と薄々感づきながらも誘いに乗った女性の話。それだけです。
ノンフィクションのような顔をしたこの文章は、この後に及んで恥を捨てきれないわたしの編集が入ったフィクションである。ありふれた出来事である。それでも当事者になった今、心の整理がつかずどこかに吐きだしたいと思ってしまった。
今月初め旧知の男性と久しぶりに連絡を取った。互いの家に行き来しながらも色っぽい雰囲気にはならない。当時はそういう間柄だった。
互いの仕事の話をし、たまに食事をする日が続いた。食事代は彼持ちだった。食事の後は決まって夜の路地裏を散策した。帰りは彼の家から逆方向にもなろうとも必ずわたしの家のそばまで送ってくれた。指一本わたしに触れることはなかった。以前会っていた頃は当たり前のように割り勘だった彼が、いつのまにか身につけたスマートな身のこなしの居心地の良さに身を委ねていた。そういえばちょっと好きだったことを思い出した。ちょろい女ですね。
今月半ば彼の家を訪問した。間取りが不思議だというのでどうしても見に行きかった。私たちの共通点は好奇心が旺盛なところで、それは昔もこの先も変わらない。彼は好奇心を武器にして世界を広げ、私は好奇心に身を滅ぼされる日々である。
男の一人暮らし「っぽい」部屋の中で、スマホで動画を見た。テレビのない部屋だったから。明かりはすぐに消された。街灯が室内を十分に照らしたので、部屋の暗さは気にならなかった。動画は謝罪会見だった。大人の男が信頼を寄せていた組織に裏切られて涙を流す様は悲壮感に溢れ、とんでもない光景の目撃者になったと感じた。動画を見終わり彼はわたしに寝台の上に来るように誘った。わたしは数回それを渋り彼はたいそう残念がった。その姿はとても可愛かった。
互いの全ての衣服が寝台の脇に積み重なった後、彼はわたしに「彼女がいたらどうする?」と聞いてきた。え!彼女がいるのに、どう見ても面倒な女に手を出さないでください!「やばいタイプを見抜く。適切な距離感を保つ。」あなたのそういう危機管理能力の高さをわたしは尊敬していた。
登っていると思っていた大人の階段は、大人のロッククライミングからの大人のフリーフォールだった。「どうする?」じゃない。知っていたら今あなたの部屋ですっぱだかになってない。「彼女いないの?」と聞かなかったのは、好きになってしまったわたしの落ち度だ。
虚無感を覚えたわたしは寝台を降りて服を身につけ、彼の頭を撫で「あなたが眠るまでここで見守ってあげる。」というあほな提案をした。彼が睡眠を求めている訳ではないことは当然知っていた。アラサーにもなって何をしているんだろうと思った。脳内鬼束ちひろが鳴り止まない。こんなもののために生まれたんじゃない。わたしは神の子やぞ。どういう歌詞だ。好きだ。彼の部屋にあったお酒は美味しすぎた。彼はわたしの好きなものをよく知っている。そんな彼のおかげでわたしは「愛憎入り交じる。」という気持ちを知ることができた。
仕事の相談も報告も彼女にすればいい。旅先の奇天烈なお土産だって彼女にあげればいい。わたしがあげたものをいまだに喜んで使ってくれなくてもいい。永遠に続くとりとめもないLINEだって彼女が喜んで相手になってくれたと思う。というか同時に相手してるんだろう。
しばらく彼の頭を撫で続けていると「お願いだから帰ってください。」と彼は泣きそうな顔で言い出した。「嫌です。あなたが眠るまでここにいます。」と言い張る性格の悪い女を彼は抱えるように自宅の外に連れ出し、いつも通り家のそばまで送ってくれた。
お互いの中で、あのエンタメ界に激震が走った夜はなかったことになっている。彼は今もLINEでわたしの好きそうな話題を振ってくれる。わたしの好意を知りつつ、彼女と別れることは絶対にない。
JITTERIN'JINNのプレゼントに出てくるあの子超かっこいい。あんな風に爽やかにさようならをプレゼントしたい。
わたしはどうしようもなく愚かだし自分に酔っている。彼にこの文章を見つけてもらって嫌われたいと願っている。ほんとうに厄介でたちが悪い。あ、このありあまる謎のエネルギーを転職エネルギーにでも転化しよう。昇華させようそうしよう。って自分に言い聞かせよう。彼女いるの?っていう確認は早めにしよう。
どうみても宮迫がわるい
(1)裏営業する
(2)度々虚偽の報告をする
すぐに会見をしたい宮迫個人の希望が叶わず、MTGで激昂したり弁護士を雇ったり解任したり迷走。
情報を整理して会見したい会社の移行を無視して、見切り発車で独自に会見。
ーー世論の変化ーー
ーー社長の会見ーー
会社としては「芸人ファースト」の建前で、宮迫の会見での嘘、相違を見ぬふりをして悪役に徹する。
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亮くんは天然すぎて状況把握できていない。
センスの悪い若手芸人は会社批判に同調。こいつらはさっさと独立しろよ、サラリーマンのつもりか。
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ことの発端は反社と吉本興業のいざこざなので、吉本を陥れた反社の勝ちとするか。
吉本が出版社に交換条件で阻止するか、宮迫にとどめが刺されるか。
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今回の会見は、記者がYes/Noで答えさせて言質を取るための質問に対して、社長が前後の経緯まで説明しようとしたため、見ている側としては非常に長ったらしい答弁に見えた。冒頭の3時間と休憩後少ししか見てないが、そこでの答弁をざっくりまとめてみた。なお、このまとめは筆者の解釈であって、受け手によって多少異なる解釈はありえると思う。実際の会見の様子はYouTubeでノーカットで見れる。
ビートたけし、吉本興業を痛烈批判「だったら雇うなよ。最低保証くらいしろよ」 https://www.oricon.co.jp/news/2140623/full/
松本人志、ワイドナショーで憤り「吉本興業はこのままじゃ壊れていく」 岡本社長は会見へ https://www.huffingtonpost.jp/entry/matsumoto-hitoshi_jp_5d33b1bfe4b020cd99446db0
吉本興業社長 あす会見へ 宮迫さん田村さんの謝罪会見受け https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190721/k10012001171000.html