はてなキーワード: 人員削減とは
私は3年以上の間、関西にあるファミリーレストランでアルバイトをしている。だが現在、店は崩壊寸前の状態にある。
1年前までの問題は前店長からのパワハラであった。私たちはご機嫌取りと通常業務の両立を余儀なくされていた。しかし新しい店長に交代したことでその問題は解決された。新店長は人見知りであるのか口数は少なく、パワハラを行うこともなかった。店長のご機嫌取りをしなくて済むようになったのは我々にとってありがたかった。また、新しい店長は学生の仕事について細かいことに口を出さないうえに、料理の提供や食器の洗浄などの業務に黙々と取り組むため、そうした点も我々にとって好ましいものだった。
ところが現在、学生のフラストレーションは限界点に近づいている。
会社の経費削減の方針によって、店は慢性的な人員不足の状況になり、個々の従業員のキャパシティを超える労働が当たり前とされる状態となった。なんとかサービスの質を維持しているものの、今は崩壊寸前の状態にある。
従業員は弱い立場ではあるが、異常な労働量や来年への不安をはじめとした多くの不満、問題点について店長に直談判が行われた。ちなみに声を上げた人物は複数名いるが、全員男性である。
就職によって来年には比較的重い業務を担っている学生アルバイトの約1/3が抜けることになる。このままでは店が崩壊するという危機感を、従業員は共通して抱いていた。その直談判を受けて店長がどう対応したのか、想像できるだろうか。人員削減の程度を減らす?新しいアルバイトを採用する?前者は完全に間違いで、後者は半分正解といっていいかもしれない。
答えは「聞き流す」だ。
私たちが喜び、珍重していた放任主義は事なかれ主義の結果であったのだ。ただそれだけなのである。意見に対する返答は「うん。」「そうだね。」これの繰り返し、まるでbotである。彼の目に映るのは目の前にいる私たち従業員ではない。上部に君臨する本部の社員やお客様のイメージだけである。
暖簾に腕押しとはこのことで、やればやるほどこちらの体力が消耗していく。次第に、自分が何を訴えていたのか、何を期待していたのか分からなくなっていく。完全にどつぼにはまった状態となってしまった。話し合い(といっても一方的な意見陳述の場になった訳だが、)の様子を語る疲弊した学生を前に、私の脳裏には佐野SAの勇気あるストライキのニュースが繰り返し流れていた。
このように面倒ごとの回避だけが異常に上手い店長であるが、我々の直談判はアルバイト採用の変化として表れた。今までほとんどが大学生で構成されていたアルバイトに女子高生が2人入ってきたのである。ここまでなら珍しい、で済むことであったが、さらに1人女子高生が追加されたことによって我々の注意が疑惑に変わっていった。女子高生ばかり採用するのはなんだ?
その理由は店長様直々の「男はもうとらない。」という言葉ですぐに判明した。不満のたまったアルバイトからの突き上げを喰らった店長がした選択は、問題を解決することではなく、自分に反発し攻撃する男性の採用をしないということであった。
確かに女子高生は店長に反発も攻撃もしなかった。だがその代わりとして行われたのが、当日欠勤と無連絡での退職、いわゆるバックレだった。だが私は女子高生を責める気にはなれない。限りある高校生活はこのような朽ち行く墓場で浪費されるものでは決してないのだから。だが店の人員不足と過剰労働という問題そのものは、女子高生アルバイトの割合増加にともなって、悪化しつつある。
店への愛着はもちろんある。長く働いたことで得たことや仲間も多い。この店を選んだ後悔は、少なくとも私の中にはない。私がいつか辞めることがあっても、その後も従業員が入れ替わり、店は続いていくと思っていた。
ゆっくりと、しかし確実に崩壊していくこの店を見守るしかないのだろうか。
(重要ではない部分の削減と多すぎる倒置法の削除)
つい先日、職場に対する考えを改めた。
苦手な人もいたけれど、基本的には良き上司、良き先輩に恵まれた。
しかし、平成の合併で近隣の自治体との合併の頃から風向きが変わってきた。
どうにも息苦しさを感じるようになってきた。
時代の流れによる価値観の違い。経費削減、人員削減、業務の複雑化。
そしてそれについていけてないだけなのかもしれない。
ただ、確実に自分の中の職場の価値観と実際の職場の方向性にずれが生じている。
であれば、自分も「自分を成長させてくれた貢献すべき職場」という感覚を捨て、
時間と労務を対価に給料をもらうところと割り切った方が良いのかもしれない。
自分が係ることで地元の人が笑顔になれば嬉しいという思いは根底にあるから、
定年までのあと10数年、それだけは失わないようにしよう。
「うちの学校にはLGBTはいない」と先生が言った記事のブコメを読んでヒヤヒヤした話
https://anond.hatelabo.jp/20190501110405
ワークショップでは定番となっているカミングアウトスターズというのがあるのだが、時間があればぜひやってみてほしい。GWだし時間はあるはずだ。
この「カミングアウトスターズ」について、ネットに日本語版が見つからなかったので、勝手に和訳してみた。
読み進めるだけで辛い気持ちになるので、元気のない増田は今日は読むのをやめようか。
作:Jeff Pierce (University of Southern California )
概要:LGBTの方が、カミングアウトをしようとしたときに直面する困難を理解するためのワークショップアクティビティ。参加者は学生を想定。
必要なもの:筆記用具、青色・紫色・赤色・オレンジ色の紙を星(★)形に切り抜いたものを人数分。星の頂点にメモ書きができるサイズの紙の大きさで用意。
手順:4色の星形の色紙から、参加者に1枚を自由に選んでもらう。その後、インストラクターが、下記を読み進める。
手元にあるこの星が、自分の周りの世界であると想像してみましょう。星の中心に自分がいて、星の5つの頂点それぞれが、自分にとって大切な人や、物事を表しています。さぁ、星の真ん中に、自分の名前を書いてください。これが、あなた自身の星になります。そして、頂点の一つを選んでください。あなたととても親しい友人を一人選んでください。あなたにとって大切な友人です。一番の親友でも、そうでなくても結構です。その友人の名前を先ほど選んだ頂点に書きましょう。
次に、あなたはどんなコミュニテイに所属しているでしょうか。近所づきあいのコミュニティかもしれませんし、クラブ活動かもしれません。友達グループでも結構です。あなたが所属するグループの名前を一つ、選んでください。そして、友人の名前を書いた星の頂点から、時計回りで隣に書いてください。
そして、あなたの家族・親類について思いをはせましょう。いつも相談に乗ってくれる家族、悲しいときに元気づけてくる家族はいますか?両親、叔父や叔母、誰でも結構です。あなたの人生に、大きな影響を与えてくれた人を一人選び、星の頂点のさらに隣に書いてください。
あなたが将来なりたい職業について考えてみてください。総理大臣でも、医者でも、何でもかまいません。あなたの目指すキャリアを、星の頂点に続けて書いてください。
5つめ、最後の頂点です。あなたの夢や希望は何ですか?億万長者になることですか?それとも、幸せな家庭を築くことですか?あなたの夢や希望から、いくつかを選んで、星の頂点に書いてください。
皆さん書き終わりましたか。そうしたら、立ち上がって、1つの大きな円を作るように集まってください。
これから、皆さんは一切言葉を発することができません。さぁ、自分がゲイや、レズビアンであると想像してみましょう。今、皆さんは、自分が同性愛者であることを、自分の周りに伝えようとしています。これをカミングアウトと言います。
あなたは、自分が同性愛者であると、親しい友人たちに伝えるのが一番簡単だと考えました。なぜなら、いままでずっとそばにいてくれたのが彼ら、彼女らであって、まず最初に知って欲しいと思ったからです。
・もしあなたの星が青色だったら、友人は、何の問題も無く受け入れてくれます。しばらく前から、あなたが同性愛者ではないかと思っていた、正直に話してくれてありがとうと言ってくれました。友人は、あなたをそのまま受け入れ、今までと全く変わらずに接してくれました。
・もしあなたの星がオレンジ色か、紫色だったら、友人は、すこし困惑してしまいます。彼、彼女は、あなたが長い間ずっと黙っていたことに対して、不満も滲ませます。けれども、あなたは、時間が解決してくれると信じています。そのうちきっと、友人は、あなたがゲイ・レズビアンであることは、あなた自身の一部であることを理解してくれるようになるはずです。なので、友人の名前を書いてある星の頂点を折って、後ろにたたんでください。
・もしあなたの星が赤色だったら、あなたは友人の怒りや反感と向き合うことになります。いままで側にいてくれた友人も、ゲイやレズビアンであることは間違っている、そんな人とは友人ではいられないと言って、離れていってしまいます。赤色の星のあなたは、残念ですが、友人の名前をかいた星の頂点をちぎって、床に捨ててください。
一部の不幸な方を除いて、皆さんの多くは、素晴らしい友人たちに恵まれました。なので、家族の誰かに伝えてもきっと大丈夫だろうと、あなたは考えました。それではまず、自分に一番近しい家族に伝えることにしましょう。
・もしあなたの星が紫色だったら、家族との会話は思い通りには進みません。彼、彼女は、何が起こっているのか分からないかのごとく、たくさんの質問をしてきます。ですが、しばらく議論を重ねたことで、気が楽になったようです。家族の名前を書いてある星の頂点を折って、後ろにたたんでおいてください。時間がたてば、彼、彼女はきっと、ゲイ・レズビアンの人たちを受け入れ、サポートする立場、アリーとなってくれることでしょう。
・もしあなたの星が青色だったら、その家族はあなたのことを受け入れてくれます。彼、彼女は、あなたの決断を喜び称え、これからもずっと、あなたのことを支えると約束してくれます。
・もしあなたの星がオレンジ色か、赤色だったら、その家族は、自分がゲイ・レズビアンと親類関係にあるということを認めようとしません。あなた方の一部(訳注:赤色の星の参加者)の親友がそうだったように、彼、彼女はあなたを嫌悪します。あなた方の中には、家を追い出されてしまう人もいれば、家族の縁を切られてしまう人もいます。事実、ホームレスの若者のうち、最大42%は、自身がゲイやレズビアンであると自認しています。(訳注:http://www.nationalhomeless.org/factsheets/lgbtq.html) あなたもその一人となってしまったのです。オレンジ色、赤色の星のあなたは、家族の名前をかいた星の頂点をちぎって、床に捨ててください。
友人たちや家族にカミングアウトした今、状況が変わり始めます。あなたの所属するコミュニティのメンバーたちも、あなたの性的指向について気づき始めます。
・もしあなたの星が紫色、青色だったら、あなたの性的指向はコミュニティに受け入れられます。コミュニティは、あなたを今までと同じように受け入れ、コミュニティの多様性が増えたことを皆で喜び合います。
・もしあなたの星がオレンジ色だったら、コミュニティの反応はまだらです。あなたを受け入れるメンバーもいれば、どう受け止めればいいのか分からないメンバーもいます。ですが、あなたはコミュニティに所属し続け、時間とともに、かつて同様にみんなと接することができるようになります。オレンジ色の星のあなたは、コミュニティの名前を書いてある星の頂点を折って、後ろにたたんでおいてください。
・もしあなたの星が赤色だったら、コミュニティはあなたのカミングアウトに対し、憎しみをもって反応します。彼ら、彼女らは、あなたのような人間はこのコミュニティにいるべきではないと言い放ちます。今まであなたを助けてくれてきた人たちも、もうあなたと話すことも、あなたの存在を認めることもありません。赤色の星のあなたは、星からコミュニティの名前をかいた星の頂点をちぎって、床に捨ててください。
さて、あなたの職場においても、あなたの性的指向に関する噂がささやかれ始めたことに、あなたも気付きます。今までのあなたは、噂が立つやいなや、必ず立ち向かってきましたが、それが良いことなのか、逆効果なのか、分からなくなってきました。いずれにせよ、あなたには選択肢はありません。
・もしあなたの星が青色だったら、同僚たちはあなたに、噂は聞いたけど、そのことは気にしない。あなたのことをサポートすると伝えてくれます。あなたの上司も、同じように反応し、あなたは仕事をよくやっていて、それ以外のことは関係ないと伝えてくれます。
・もしあなたの星が紫色だったら、あなたの職場は少し奇妙な状況になります。あなたは職場の誰にも自分の性的指向について話したこともないし、噂について肯定もしていないのに、誰もが、あなたがゲイやレズビアンであると考えているようです。中には、あなたとの関わり合いを避けるひとも出てきますが、職場の状況は大きく変わりそうにはありません。紫色の星のあなたは、将来のキャリアを書いてある星の頂点を折って、後ろにたたんでおいてください。
・もしあなたの星が赤色やオレンジ色だったら、あなたは職場に広がる噂を無視して、何も起こらなかったかのように、仕事を続けます。ある日、オフィスに出社すると、いつもより人が多く騒がしいことに気付きます。あなたは上司に呼ばれ、今日であなたはクビだと言われます。あなたが理由を聞くと、上司は、あなたの仕事が期待以下であったこと、職場の人員削減を行う必要があったことを伝えます。赤色の星のあなたは、キャリアの星の頂点をちぎって、床に捨ててください。
そして今、あなたの前には、ゲイとして、レズビアンとしての将来が待ち受けています。あなたの夢や希望、充実した人生への望み・・・あなた方の一部(訳注:赤色の星の参加者)にとっては、それだけがあなたに残されたモノです。
・もしあなたの星が紫色、青色、オレンジ色だったら、夢や希望が、あなたを前に進めてくれます。あなた方の多くは、カミングアウトを始めてから、いくつかの否定的な反応を経験しています。けれども、あなたはそれを乗り越え、ついには夢や希望を実現することができます。
・もしあなたの星が赤色だったら、あなたは絶望の淵に突き落とされます。カミングアウトを進める中で、拒絶に次ぐ拒絶を経験し、友人や家族のサポートや愛なしには、人生のゴールを実現するのは不可能だという考えに至ります。あなたは悲しみに浸り、誰にも助けを求められず、多くは薬物やアルコール乱用に走ります。そしてしまいには、自分の人生は、生きる価値がないと感じてしまいます。赤色の星のあなたは、手元の星の残りを、破り捨ててください。自殺者の40%はゲイ、レズビアンであり、あなたもその一人となってしまったのです。
思い返せば学校生活から、人とうまくやるのが苦手だった。育った環境は特に劣悪でもなく、23区のあまり裕福ではないほうで、いじめを受けながらも、それなりに義務教育を終えた。ただし、いじめを受けると、それなりに人付き合いが苦手になるが、現在そのことが影響を深く与えているとは考えにくい。
その後勉強のできる都立高校に進んだ。校則が一つもない学校で、当然服装やら髪型の規則もない。しいて言えば、ちゃんと学校にある程度来ることと、補導されないこと、それと校内では下履きに履き替えることくらい。友達とさぼって映画を見に行ったり、年齢制限をゆるく見てくれるお好み焼き屋に行ったり、近所の公園で浪人生に逆ナンパされたりと、人生初のリフレッシュができた。図書館で山ほど本を読んで、週3回剣道をして、ようやく人生が軌道に乗り始めた。
それほど頭は悪くなかったようで、そこそこの大学の英文科に入ることができた。映画サークルに入り、何本か映画を撮ったり出演したり、地味だったがそれなりに楽しく生活できていた。
兄弟が4人もいたので、アルバイトも高校生のころからちょくちょくしていた。多少を家計の足しに、それと自分の物欲のために。高校生のころコンビニで2年弱、大学生からはファミレスで1年、塾講師で3年。
多分、今に至るきっかけはファミレスのころにうまくいかなかったことに起因している。そして大学生活にも一因がある。
ファミレスでは、厨房でドリンクやデザートを出す仕事をしていた。厨房内では仲良く働いていたが、何となくウエイター/ウエイトレスの人とうまく話ができないまま1年が経ち、そこから人と話すのが苦手になっていた。同じくらいの女性とどんな話題を共有すればよいのか、向こうも話しかけてはくれないし、こちらも話すきっかけがない。
厨房の人がとても優しかったのは今でもいい思い出だ。一緒にワカサギ釣りに旅行に行ったのが懐かしい。釣ったワカサギを持って、お店で揚げて食べたのもいい思い出。
大学1年生の性欲やらが多感な時期に、自分の口下手と話題のなさが鬱屈を与えたのだろうか。
カート・ヴォネガットの短編小説やチャールズ・ブコウスキー、初めて英語で読めた小説の「クール・ミリオン」、高校生から好きで読み漁っていたアメリカ文学、自分やサークルで作った映画、鉄男や小沢健二やNumber Girlやマイケルジャクソン、クラブでかかっていたNirvanaやStrokes、軽自動車で行ったフジロック、そんなものは誰の興味にもならないと決め込んでしまった自分がよくなかったのだろう。
1年経って結局そのファミレスが潰れてしまったが、「あの人の日とか失敗、つまんないし」といったようなことをぼそっと聞こえるように言われたのが今でもフラッシュバックする。
その後、3年弱塾講師のアルバイトをした。個人指導塾で、入って3日目に、「この研修に行くと5000円がもらえる」と言われて行った研修。一言も発言できなかったことを思い出す。
自分が抱える生徒の多くは、本指名から外れてきた子が多かった。成績もみんなそれほど良くなく、自分にも人を教えるスキルが足りなかった。結局浪人させてしまった生徒のことを時々思い出す。本当に悪いことをした。一人で赤本を解いて、わからないことを聞きに来るというスタンスを取らせればよかったのに、自分が無駄に介入してしまったことが悔やまれる。
そのバイト先で覚えたのが、お酒に頼ることだった。安い居酒屋で終電まで飲んで、げらげら時間を共有できる。それが社会人になってもコミュニケーションの核となってしまう。
文学部ながらも、BBSや簡単なアプリを作ることができたので、ソフトハウスに就職できた。2年半いたが、デスマーチで体調を崩してうつになり、結局辞める。
新人研修のころやその後の付き合いもお酒が基本だった。キックオフ、とりあえずリリース、最終FIX、とかのタイミングでようやっと胸襟を開いた話ができる。それまでは、ほうれんそう以外の会話もなく、とにかくメールに頼るようになっていた。
時々生意気な意見を言ったり、人のプログラムを勝手にリファクタリングしたこともあった。
記憶がないなか、帰巣本能で家に帰るのもよくあった。タクシー代を貯めていれば相当の金額になっていたのではないかと思う。
少し休んで、プログラマとして別会社に復帰した。総務と経理以外はほぼ男性の会社で、よく飲んだ。
その会社でようやっとまともな生活を取り戻すことができ、結婚もできた。
3年ほどプログラマをしていたが、目の前に座っているおじさんプログラマの1/10しか生産性がないことがわかり、社内異動で説明書のライターに転職する。
車好きやキャンプ好き、バイク好き、元ミュージシャンが異様に多い会社で、よく泊まりで出かけていた。自分よりも年上が多いから、みんな自分の事を話してくれる。お酒どうこうもなくその人を知ることができる、いい機会だった。ある人が定期購読していた、日経ソフトウェア数年分を借りてJava以外のスクリプト言語(自分はPython)を学ぶBoot Strapとして使わせてもらったり、ほんとうに幸せな日々を送ることができた。
その会社は、株式公開に伴う人員削減で、半数以上人がいなくなった。自分も窮屈なライターを続けるのが辛くなって辞めて、割増の退職金をもらった。以降半年近く、妻以外の人と話すことなく、引きこもりながら割増退職金に付随する給料をもらっていた。働かずに給料をもらえるのがこんなに苦痛だったのか。
いい加減引きこもりにも飽きて大会社に転職するチャンスをもらった。その間に障碍者手帳をもらい、障碍者枠での就職活動をすることにした。
大会社は大会社だった。エリートはエリートで、二級以下の低級労働者の自分は、その程度の扱いしか受けない。大学のランキングを引きずる社内で、
自分はまず
・学歴劣る
・それまでの成果は劣る
・白髪ばっかり目立つ
・とにかくあいつは劣る
という状態になった。
新卒の指導をしても、まるで彼が改善しない。自分を責め続け、ぎっくり腰になった。みんなが、「彼はそうだから」と言ったが、彼をある程度に育てることができず、結局リリースした。リリースしたらとたんにぎっくり腰がよくなった自分の無責任さにびっくりした。
あと、それほど多く飲み会がない。飲んでも自分のような飲み方は誰もしない。場をわきまえ、何となく優しくやっている。
なんで、しらふで天気の話ができないんだろうとか、自分の好きなことを少しでも話せないんだろうとか、毎日悲しくなる。
行動をしないと、周囲も変わらない。一か月以上、挨拶と仕事の最低限のやりとり以外はしていない。たかだか席替えでこんなに弱ってしまうとは。派遣の期限がきてしまう子がいなくなってしまうことにこんなに心が揺さぶられてしまうとは。
ごめん。こんな人間は、やまゆり園の加害者の気持ちでは必要のない人間だったんだろうね。でも、家族と過ごす時々の時間を過ごしてもいいのかな。
前向きに考えることに抵抗がある。
4月からうちの部署が人員削減される。たぶん補充がなく、業務量が概算1.5倍になる。周りは「成長できる機会だと、前向きに考えよう」とか言う。
でも私は、前向きに考えることに抵抗がある。無理や残業をして人員削減を補填する姿勢を求められ、しかもそれが「成長」と呼ばれるのは、ものすごく都合よく使われているという感じがする。
前向きに考えることに抵抗がある、というよりは、「成長」という言葉が気にくわないといったほうが正しいかもしれない。
あの言葉は、「純粋にできることが増える」ことを指してない。「組織にとって都合のいい考え方に変化する」という思想的な側面をも孕んでいるように感じてしまう。
かといって前向きに捉えないと、業務量1.5倍給料据え置き、お前の代わりはいくらでもいると言われながら、お客様のため同僚のため頑張っちゃうけなげな私…みたいな「悲劇のヒロイン」的心性に陥ってしまう。それはそれであまりメンタルにはよろしくない。
お金のためと割り切るとすると、やはり業務量1.5倍給料据え置きの部分が納得できずこれもメンタルによくない。
結局この状況では、精神安定のためには「成長」神話を疑いなく受け入れるのが一番いいようにも思う。
でも私は前向きに考えることに抵抗がある。
成長って何なんだろうね。
少し前に、○勢丹では、2度と買い物しないと誓ったが
やっぱり、「三越伊勢丹、「前言撤回→3店閉鎖」の深刻背景」だそうだ。
本当の背景は、社員を大切にしない社風が、お客様に伝わったってことだと思うけど。
うちの事業体も、またリストラしようと、いろいろ画策している噂が、ちらほら聞こえてくる。
本人たちは、漏れていないと思ってるんだろうけどね。悪策は、それを快く思わない倫理観のある
その情報でわかったことは、また、別の機会に書くことにして、もともとやりたかったリストラは
断念して、もっとも消極的な自発的リストラ施策を打ち出してきた。
いろいろな事情でついてこれない人は、自発的に退職するしかないなら、まあまあ良く考えたねと
いいたいことろだけど、昔からやってるやりかただから、感心はしないけど。
私が受講したリストラ研修後に、いよいよ本格的な面談が始まるわけだが、
人事が、一人ひとりの詳細な過去データのリストを各部に配ってくる。
そのリストには、いろいろ書いてあるが、ポイントは、年齢、過去の評価。
また、人事から(正確には社長、および経営陣だけど)目標とする人員削減の比率が
提示される。ここまで書けば、想像通り、あとは、下から何人選べばいいのかという
残業してくれない同僚のことで悩んでいる。
自分はアラサー女、派遣事務。そこそこ大きい会社で働いている。
のんびりした空気の職場だったのだが、4月から仕事がすごく増えて空気がピリピリしている。
3月まで定時で帰れたが、4月は毎日最低でも3時間残業している。それでも仕事は終わらない。
会社の方針で、10時前には帰らされることになっているが、放っておいたら皆12時くらいまでやってると思う。
早く帰りたいけど、仕事を残せばお客様から怒られるし、残業すれば上司から怒られるし、の板挟みで結構辛い。
加えて分業で事務をしているので、自分のパートが止まったらパニックになってしまうという恐怖もある。
でも世間でいうブラック企業より全然ホワイトだしまあいっか〜と思っていた。
そんななか、1人の同僚が突然定時に帰り始めた。もう3日になる。
当然、仕事は滞る。引き留めてはいるが、「上が残業するなと言ってるから定時で帰ってるだけだ」「自分の時給でそこまで頑張る義務もない」と言われてしまい、仕方なく残った仕事を他の派遣内で割り振ってる。
皆すでにいっぱいいっぱいの状態なのに、だ。
上司は数字が良ければ全て良し、派遣なんかのゴタゴタはどうでもいいみたいで、相談したが「辛いと思うだろうけど今は耐えて」といなされてしまった。
他の社員は、一部の人は仕事を引き受けてくれてるけど、ほとんど自分のことで手一杯。
派遣営業にも相談してみたけど、同僚は何か注意されると「じゃあ辞めます」と脅してくるらしいのであんまり強く言えないみたいだ。
そもそも事務処理のやり方効率悪いのを放置してたのは社員なのに、それを棚に上げて派遣が能力ないから残業してるって空気になってるのがイライラする
だから私たち派遣がどうにかして労働時間を短縮させようと四苦八苦してるのに、同僚が残業しないから私たちの残業時間がさらに増えてさらに無能の烙印を押されるのが腹立つ
どうにかして同僚を残業させたい。
どうすればいいんだろう。
労務費削るんならまず人員削減のほうが浮かぶけどなあ