はてなキーワード: スペシャリティとは
結局、何かひとつの心の支えというものを見つけられなかったのだ、自分のスペシャリティというものは存在しないのかもしれない、そう思い出したのはごく最近のことだ。
それは因果関係が完全に真逆で、増田みたいな日和見なやつが「何かひとつのものを見つけた」からそれを心の支えにできているのではなく、そういうやつは最初から「何かひとつのもの」に呪われていてそれ以外の何物も拠り所にはなりえなかったというだけ。日和見してた時期が存在しない。これはたぶん生まれつき決まってるもので、増田はそうではない風見鶏やってクルクルする普通の人間に生まれたので、そういう呪われてる奴らと同じにはなれないよ。
当然、呪われてる奴らはマジで呪われてるので、社会の都合とコンフリクトしたときに空気を読んで社会の方を優先するとかできない(できたとしても地獄の苦しみを伴う)ぞ。増田はそういうとき普通に空気読んで社会に望まれてるように振る舞うだろう。その方が一般的には生きやすい。
問題なく英語ができるなら英語でリモートワーカーを募集している企業を検索してそのまま応募すれば終わるし
技術者として非常に優れていれば英語が怪しくても最低限ができればヘッドハンティングもくるかも知れないし
テキストでのやり取りがメインなので目を瞑ってくれるかもしれない
スペシャリティはないし就職についてなにか具体的なことを考えてるわけでも特にアクションをしているわけでもないけど
なんとなーく漠然と海外企業いいなぁ国内企業よりも給与良いし・・・とぼんやり思っている人向けメモ
2021年の年末にユニコーンの地位を獲得した Turing (https://www.turing.com)みたいなサービスとかある
https://abiusx.medium.com/a-review-of-turing-com-recruiting-platform-5bbe1dbcdacf
基本的には通貨の弱い国のエンジニアをお得に雇えないかな〜🤔と探しているみたいなので
必ずしも期待の給与になるとは限らないし、そもそも登録してもスルーされる可能性があるけど(結局はB1レベルは期待される模様)
利用者が費用を要求されたりする性質のものではないし、面接・応募の練習と思ってやってみる分には良いのではないでしょうか?
あとTuringの他にも似たようなサービスはあるみたいよ
オリジナリティのなさを誰も否定せず、便乗も温かく迎えられ、面白さもC級で十分で、みんなでワイワイやれればそれだけで満足、っていうハードルの低さでドライブされてた感じがあるけど、えらいもんでそうやってプレイヤーが大多数集まると中には喉押さえマンみたいなYouTubeにもいなかったようなスペシャリティのあるプレイヤーが出てきた。
コミュニティは質こそ命だと思ってたけど、やっぱ裾野が広がりさえすれば自然とレベルの高い人が出てくるものなんだね。小説家になろう も初期はレベル低かったし。
もしかして爆サイにもそういう隠れた才能がいたりするんだろうか。いてもおかしくないよね。カイジだって麻雀誌みたいなヤンキー媒体から生まれてるんだし。
⭐️はコロナで肺炎でも呼吸困難でも入院できない問題に直結する話
anond:20210828000542 anond:20210828073031 anond:20210829091713 anond:20210829091722 anond:20210830205443 anond:20210905190228 anond:20210912140906
任さなければいいのでは?そもそも清掃員は清掃だけが仕事なので
というかいわゆる町医医者(開業医)に定期巡回頼むだけで事足りるし
実際そうしている自治体もある
ぶっちゃけ患者の様子を見て周るのは医師免許持ってなくても出来るレベルの話だぞ
悪化したらサブスペシャリティ持った医師にバトンタッチするだけだし
国や東京都が医師会に頼むべきは定期巡回の協力を仰ぐことだけど
つか医師会もこういう協力するつもりないならスキルミクス(権限委譲)をガンガン進めていきましょうねって話や
そして、医師の給与を下げ、薬剤師の担当業務を増やし、権限委譲された看護師・介護士の給与を上げよう
診療看護師もまだまだ少数だしね
なんというか、ふたりが「なんとなく成績でICUに入った連中とウマが合わず、かといって『ICUが天才を欲している大学ではない』から否定されるわけでもなく、だとすると自分たちの ICU という大学に入れた理由を『スペシャリティ』以外にみつけることもできず、自分って浮いてるよなー」という「やんわりとした不安」に襲われたもの同士がくっついちゃいった、という妄想をしていたのだけど、本当に相思相愛っぽいので、ICU 中退の自分は「やっぱクリティカルシンキングなんて本気でする」と、「ラビンセントアモーレ(最後に愛は勝つ)」に到達するのかなー、と思いました。これって、不敬罪に確当しますか?
哲学の域に及ぶほどの話ではない。
なぜスターが嬉しいと思うのか。
それはその人が、スターを貰いたいと思ってスターを貰えるような文章を書く意識を持ちながらはてなを利用しているからではないのか?
だが、スターを貰うことを主目的としてはてなを利用していない人もいる。そういう人にとってスターは興味がないか、不気味な存在でありえる。
そもそも、素性の知れぬネットの他人からの評価を喜ぶということは、自己認識がネットの他人と同列かそれ以下の人間であるということだ。
スターを喜んで集めようとしている人は、暗黙にその「俺たちがネットユーザーだ」の如き認識を共有しているつもりになっているが、自分に一つでもネットの大衆の認識と相容れないスペシャリティを持ったことがある人であれば、そのような認識を共有する前提でもってスターを無条件に肯定的に捉える発想がいかにナンセンスなものであるか感じるところがある人も少なからずいるはずである。
はーい皆さんこんはてぶー増田アイドルのアノニマス男(だ)でっす!(イケボ)今日はねー皆さんに真実を伝えちゃいます(イケボ)題して「プログラマーなら手に職がつくという民間伝承はぶっちゃけ嘘ですよ説」!(イケボ)これは(イケボ)、マジです(地声)プログラマーといえば手に職がついて経営者とネゴり放題稼ぎ放題休み放題イキり放題転職し放題と言われてますがー(イケボ)違います(イケボ)プログラマーと言っても結局はコーダーにーなって特定言語でひたすらコード書くだけの写経おじんになったりー(イキボ)Sierとして手配師まがいの多重斡旋奴隷商人したりー(イキイキ)なんならプログラマーは儲かるって本書いて印税貰ったり(イケボ)そういう何らスペシャリティのない仕事しかないです(ガチボ)ない!(イケボ)まずない(地声)プログラマーだから自由に会社と交渉らんらんらららんはね(イケボ)ぶっちゃけその会社の経営者が立派なだけ(ささやき)これマジです間違いなく偉いのは経営者であって職業の選択が正しいとか労働者が凄いとかじゃなくて経営者が凄い(マジ声)逆に言えば〜ですよプログラマー以外の仕事でもちゃんとした経営者の下で働けば人間らしく暮らせるしその逆も然りなんすよ〜(ヤンキーボ)でも比較的マシな経営者が多いのは新規参入が多い業界てすね(イケボ)でもそこも暫くすると悪い意味でナッシュ均衡みたいのに到達して腐れ老害の支配する奴隷国家になります(イケボ)つまりね、今まともな暮らしがしたい人は次にくる業界に入らんといかんのですたい(博多)それがわかれば苦労はしねえと言うけど(イケボ)分かってるんだろ?(イケボ)俺には分かるぜ(ささやき)お前が分かってるってことが(イケボ)おっと定時だあばよはっつぁーん(ルパン
コロナに関わらず感染症の一般的な常識(特定の層だけ安全とかない)、
各国で医師が死亡している、
各国の軍や情報機関が即座に動いた、
(空母が大感染で機能停止、現在米国は軍関係者の感染情報を非公開に移行)
投資会社が疫病学者に投資材料のためにインタビューしているが「短期での経済回復は絶望的」との回答
Navigating Coronavirus and the Markets' ft. Dr. Ian Lipkin and Beacon Pointe CIO Michael Dow, CFA
https://www.youtube.com/watch?v=CxVG7PNLgRE&app=desktop#dialog
いわずもなタイトルは釣りです。たぶん、過去に色んな技術者やメディア等で議論されてきたのではないかと思う。自身が今の職場で久しぶりに清々しいくらいに経験しているので、備忘録として状況をできるだけ冷静に書き記すものである。参考になりえるとしたら”現職の状況がヤバイんだけど、どうやって現状打破を目論見ながら最悪のシナリオを想定した逃げ道も確保するか”といったところの考え方くらいかもしれない。それ以上もそれ以下も意味はない。
業界についてはあえてぼやかすが、歴史が長い業界だ。自身が参画したのははじめての業界だ。いろいろと勝手がわからないことはある。業界の歴史が長いからということではないと思うが、業務フローやプロセスが古臭い。逆に私達技術者の活躍の伸び代がまだまだある業界でもあると言える。自社事業(サービス)を持つベンチャーだ。
技術的なことを包括的に担当してほしいということだった。結果的に(他にマネージャがいるのに)ただの人月計算をするおじさんになっている。ベンチャーでそういった担当者がいないのでよくあることだ。
いくつか状況を記載しておく。
やり方はどうでもいいから
当初このように聞いていた。目的が達成されれば、もしくは課題が解決すれば、ということだと思っていた。しかし、そうではない。
この方法以外認めない
という含みがあり、フォーマリティが実はちゃんとある。しかし、そういった期待値のコンテキストが不足しているという状態。そしてすべての事柄について隠しフォーマットがあり、それに準拠しなければならない。なぜならこういった背景だから。というものがしっかりある。個人的にベンチャーやスタートアップでは抜けがちな”背景”がしっかりあるのは良いことがと思うが、後発で加入してきた人に対して明文化されていない状態もあり、自身の役割としてはそういった期待値の明文化をすることも含まれるのではないかと思った。(しかし、そこにそんなにコストかけんなバカってことにもなった)
Web系スタートアップ・ベンチャー界隈ではこういった課題に関しては社内Wiki的なSaaS型サービスで全員で知見を同期的に書き出して意見交換をすることでナレッジ化していくといった手法を取っているところが多い気がする。そしてその行為を”文化形成”などと表現しているところもある。しかし、業界的にはそういった文化にはないためすべてはファイルベースでの情報共有となっている。もちろん、そういった手法で十分なケースもあるのだが、一方的に送りつけておいて”これ読んでおいてください”などとして一切の背景を説明されていないのが現状な訳で、背景が不確実なまま自身の想像力と経験で行動してしまうと業界の常識等の地雷を踏んでしまうことが多々あるのでできるだけ不確実な要素をなくしていくといったことにコストをかけることになる。
前に言ったじゃないですか
となる地雷が沢山あるやつ。スタートアップ・ベンチャーに限定したあるあるみたいだと思われるのも問題なので、一応書いておくと大手でもある。しかし、大手は割としっかり明文化している。その代りそのフォーマットを厳守することを要求されるし、従業員はその制限の中でいかに最高のパフォーマンスを出せるか?というレースになっているという印象。
これは確実に消耗戦になるやつだ。殺しにかかっている。
別にWeb系スタートアップ・ベンチャー界隈のやり方にこだわるつもりはないが、課題管理表を管理する工数を取る文化は色んな業界にまだ根強くあると思う。具体的な管理手法としては昨今では一般的なIssueベースなのに結局Excelでやることになる。ただのExcelではなくてWBSという形式で欲しがっているケースが多いのではないかと思う。WBSを引くということはアジャイル的な変動的なスケジュールを持つといった管理方法ではなく、割とFixされたウォーターフォール型に近い考え方がある場合にこういったことが起こりやすいのかもしれない。とは言え、何らかのプロジェクトマネージメントツールを使いたい。そしてこれも確実に消耗戦になるやつだ。殺しにかかっている。
とにかく割り込みタスクが全員から投げられる。(WBSで欲しがるのに)具体的な優先度や期日もない。下手すれば”何をしてほしい”といったコンテキストもない。すべては投げられた人のMy Wayで処理されることになり、ナレッジマネージメントもおざなりになっているような状況ではスーパー属人化する。こういった状況は”投げられる人が投げる相手がいないからPlaying Manager化していること”が原因でも起こる。人事計画次第では解決できる可能性のある問題ではある。しかし、そういった見通しがない場合はしんどい。これも確実に消耗戦になるやつだ。殺しにかかっている。
自身としては”確実性”のある部分については"可能な限り確実に"しておきたい。それは具体的にいうと"今見えてる課題で緊急度が高いもの"の対応だ。これは"確実に飛び越えられるハードル"という意味ではなく、"確実に解決しなければならない課題"という意味だ。もちろん、そういった課題がなぜ緊急性が高いのか?というコンテキストの説明についてはコストをかけて説明しなくてはならない。地道ではあるが方法はそれしかない。しかし、そういったことを経験しておくと”自分の言葉でわかりやすく説明する”といったスキルがつく。そういったスキルが欲しい方にはおすすめする。また、確実に処理したことでかつて不確実だったものの具体性があがることもある。もっと理想を言えば不確実なものの具体性を上げるためにどう確実化していくか?というスケジュールの引き方をしても良いと思う。
問題はメンバーそれぞれのスペシャリティ、経歴、興味、個性がまだわからないことを前提にした説明が必要で”相手が何からわからないのか?”がわからない状態だ、色んな補足情報をゼロから入れながら説明すると物凄いコストになる。かといってあまり上から目線でモノを言ってしまうと後のチームビルディングにおける心理的安全性にも影響するため、嫌がらずできるだけニコニコしながら説明するしかない。これは一種の”信頼貯金”に将来つながってくるものだと思う。
しかし、何事も限度はある。それを自身で見極めないと確実に消耗戦は始まる。殺しにかかってくるのだ。
さて、正直困っている。というか疲れている。
忙殺されてしまったりするとどうしても以前のライフスタイルや状況と比較することすらできずにいることがある。気をつけたい。ある人は独身かもしれないし、ある人は配偶者も子どもいて育児や家事などのタスクを抱えているかもしれない。自身は家庭の事情もあり家庭運用タスクももっているライフスタイルなので、ワークがライフに侵入してくると大きな問題として認識する。実際に今、そういった状況が起こっている。(もちろん、それなりの待遇の場合は家庭内で調整して検討しても良いとは思うがあくまで運用可能な状態であることは前提である)
そういった判断ができにくい状況にあるということを一度立ち止まって認識するということが大事だ。さもなくば遠慮なく消耗戦に持ち込まれ、殺しにかかってくるのだ。
実際、定時外(邪魔の入らない時間)でのパフォーマンスに大きく依存する状況が続いている。死にたい。体調不良等でリモート勤務にしたときの捗り具合がヤバイ(笑)しかし、本来、定時内のパフォーマンスで自身の力量や限界を測るべきだ。そして無理なことは無理という勇気を持つことも大切だ(自戒)。
https://youtu.be/0sEM3UKuRw4?t=28
完全に気力・体力との勝負ではあるという前提ではあるが、少し粘ることで状況が外的要因等により改善したりすることもある。内的要因であることが理想的ではあるのだが…そこは自身の気力・体力と相談して”いつまでこの船に乗るか?”を決めていくべきだろう。自身でその状況を変えたい!と思うモチベーティブな人間はその限りではないが、その状態でいられる状況とそうではない状況もあるということは言っておきたい。
多くのベンチャーの場合、代表の哲学は経営方針や事業方針に深く影響しているというか、そのまんまそれが方針になっている。そして多くの求職者はその”綺麗な上澄みだけを抽出した部分"だけを読んで共感して入社することになる。しかし、入社してみると違うと感じることもある。感じるだけじゃなくて、実際に言っていることから違うこともあるだろう。しかし、それが会社だ。と最近思える程度に大人になった。
それって理念に反してませんか?
みたいなことを言えるなら良いと思うが、言えないならそれはすでに消耗戦の始まりであり、いつでも殺しにかかってこれるヤツだ。
正常な判断が困難な場合、こういった指標で評価することにはなる。自身は仕事が好きな方ではあるので割と参考にする。そして、楽しめていない。もちろん、苦しいときもあることは承知の上だが、この状況を具体的に変えていくモチベーションも沸かないのでそれに輪をかけている。これは確実に殺しにかかっている。
現実問題として不確実的で抽象度の高いタスクを集中砲火されてしまい、自分で優先順位を決めにくい状態が起こっている。自分の手に余る程度であれば良いが(多少の無理なら許容する)、確実にこのままでは消耗してしまうことは目に見えているので、年末年始や週末を利用して(週末は邪魔な割り込みが入らないから作業しやすいという悪循環にもなっている)自分なりの"働きやすさ"を作ろうと必死だ。しかし、それが自身の限界を超える前に構築できなかった場合、最悪倒れる。その前に転職も見据えた行動を取るべきだろう。ということで行動するしかないので行動している。
おかげさまで既に数社からリファラルで引き合いがある。しかし、こういった状態であることもご存知なため(笑)、あまり良い状況(良い印象を与えることができる状況)とは言えない。迎え入れる側も気力・体力が満たされた状態の人に来てほしいに決まっている。しかし、命辛辛逃げようとしている脱北者みたいな人たちにはそういった余裕がない。それとそういった状況において転職先を正常に判断できない可能性もある。また同じ状況になりやすい。気をつけたい。というか面談のときに”他に聞きたいことはありますか?”というところで聞く質問はそこだと思う。
全てはここに帰するのではないかと思う。
一言で言えば、考え過ぎ。
アラフォー男性医師。内科と最近で言うサブスペシャリティーの専門医+指導医持ちだけど。
確かに最初は、患者さんを治そうとかいろんな努力をしたくなるし、自分もそうだったけど。
いつか気が付きますよ。専門技術を持って金を稼いでいるだけなんです、医師なんて。
確かに目の前に来る患者さんには医師としての職業倫理として自分のベストを尽くすべきだけど、それ以上のことはしなくていいのです。
あとは適当に働いて、金を稼げばいいんですよ。疲れない程度に。
それだけのことなので、若い女医さんも悩まずに好きな様にやってください。
政策面では、医師の都市部集中や医療崩壊を食い止めるための方策とかいろいろ考えることはあるとは思いますが、それもいつか気が付きます。
結局のところ、一医師の立場としては、自分の無理のない範囲で医療貢献をしていくしかないと。
40代、女医、麻酔科医です。子供いないので、あまり参考になるようなことが言えないかもだけど。
確かに責任は重く、労働時間は長く、突然の呼び出しもあり、私生活に対しても社会の目は厳しい。
こんな状況で出産・子育てなんてできるかという気持ちはごもっともです。
社会全体を見れば、共稼ぎの世帯が増加したことで、男性の育児参加は当たり前、育休収得も増え始めています。
男性医師も少しずつ意識が変わりつつあります。メジャー科の男性医師でも「子供の入学式にために休みます」という人も珍しくない。
長期の育休を取った男性医師はまだ見たことがないのですが、制度上は問題ないんだし、そのうち出てくるんじゃないでしょうか。
今までの医師のロールモデルは「(家庭を顧みる必要のない男性)医師が私的な領域まで犠牲にして働く」という昭和的なものだったのですが、
平成も終わろうという今、これを踏襲し続けなければならないわけがありません。
陳腐な言い方であまり好きではないのですが、「女性が(家庭を顧みなくていい)男性並みに働く」ではなく「男女ともに家庭を大切にしながら働く」。
正直男性医師だって休みたいし、家庭を大事にしたい人は多いんです。メジャー科だって、これからの時代に医局員増やしたいならここらへんちゃんと考えてます。
今後老年人口が増加していく中で、これ以上医者が疲弊しない労働環境づくりは結構重視されてます。
主治医制を撤廃した病院もあります。ベテランだって皆、もっと楽に仕事が回るようにしたいんです。
あなたに「メジャーに行け」という意味じゃなくて、「『出産・子育てをする女性だからできない』という考え方は、次世代への呪いになるからやめときなさい」と言いたいのです。
あと新専門医制度は悪い文明。一回滅びろ。一回と言わず永遠に滅びてろ。
産後復帰しようとしたら入局後2-3年は、あなたの言うようにすべてを捨てて頑張ったほうがいい。そうしないとまともな産後復帰は難しいです。
復帰しても指導者の監督下で簡単なことしかさせてもらえない→やりがいもなくなって退職というコースになりやすいです。
サブスペシャリティが得られるまで頑張ったなら、よいバイト先もまわってきてやりやすくなるのですが、そこに至るまでの年数がネックですね。
まー、意地悪な言い方ですが、夫が医師でない場合は経済的な理由からか復帰への意気込みが違います。
正直「旦那さんが医師で入局1-2年以内に出産」ってパターンの子は、まず戻ってこないだろうなーと思って見てます。
どうなるにせよ、医師という職業を続けるからには一生勉強なのです。
「子供がいるから・育休取ってたから」は労働時間の制限にはなっても、医療の質を下げていい言い訳にはなりません。
子供がいて育休たくさんとってても、時間内の仕事の質が高く、医局内でも評価が高く後輩からも尊敬されているような女医さんもいます。
近くに良いモデルになるような先輩がいないのかもしれないけど、産休・育休取った女医さんのこと、あんまり低く見ちゃだめだよ。
「女が女を低く見る」構図は、ますます男性有利な状況を作り出すよ?
医療崩壊なんて、あなた一人の決断ぐらいでそんなに簡単に起きないから。自分のやれることをやるだけだよ。
(つーか、お若い方だからだろうけど、私ぐらいの世代だと今は「いったん崩壊した後の焼野原になんとか芽が生えてきた」という認識なんだけどねえ。)