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2024-04-15

anond:20240415193826

『高度に発達した医学魔法区別がつかない』

『凶乱令嬢ニアリストン 病弱令嬢に転生した神殺し武人の華麗なる無双録』

『ふかふかダンジョン攻略記 ~俺の異世界転生冒険譚~』

2024-02-03

項羽と虞美人呂布貂蝉

こんな感じの最強クラス武人と絶世の美女物語を他にも教えて下さい。

2023-12-30

anond:20231229200646

これだけ自分達にとって著しく不利な話題でも、何とかして増田に一矢報いるはてなリベラル立場の違いはあれど立派だと思う。

仲間のリベラルの多くが口を噤む中でも、数名が孤軍奮闘している。

西山氏の行為がそこまで悪質ではないという方向に持ち込もうとしたり、西山氏が暴いた結果の素晴らしさを思えば女性被害はやむを得ぬ犠牲であるという現実主義に立つ。

主君を守り抜く武人の心がリベラルの中にも流れているを見た。

2023-10-04

anond:20231002235321

アスミカケル2話の感想……の前に、いくつか注意点とか色々。(第1話感想にも追記しました)

【私の感想における注意点】

基本的感想フラットに思ったままを書いています

 悪い言い方をすれば、何も考えずに脳死で書いてると言っても過言ではないです。

 特に何が良いとか悪いとか考えず、ただ見て感じたものを書いてるだけなので、場合によっては褒めてるように見えたり、逆に貶してるように見えるかもしれませんが、どちらでもないです。

 赤い色を赤いと言うようなレベル稚拙な見たままの直観を出しているものと考えて頂ければ幸いです。この山は大きいなぁとか、そのレベルです。

 たまに「あっこの川、深いッ!」みたいな多少の感情は乗るかもですが、基本フラット自分にとって快不快を問わず感情が乗るのは良い作品だと思っていますよろしくお願いします。

②たまに何かから引用する事がありますが気にしないで下さい。

 上記の通り脳死で書いてるため、連想ゲーム的に他作品(他の漫画とかアニメとか)の内容やセリフなどを引用したりする事がありますが、比較のためではありません。

 つい「この人の髪型ハンバーグみてーだなぁ……」みたいな事を言うかもしれませんが、その人やハンバーグを貶めたり、逆にそれを理由に名作と引っ付けて評価を上げるような意図とかも無いです。皆無にして絶無です。

 そのような比較や同一視は両方の作者や作品に対して失礼であり、あくま自分の中では全く別のものだけど連想してしまったに過ぎないので、あくま個人の感想である事をご留意して頂けませば幸いです。

 

③同様に、何かしらキャラ演出などについての評価をする事もありますが、それ自体特に作品や作者の評価ではないです。

 もし仮に私が「このキャラ不快だなぁ」と言ったからといって、それが即ちその作品や作者が不快という事でもないです。不快キャラを出すことで、相対的に他のキャラの株が上がる事もあります

 世の中にヤベー人間いるからといって、即ち世の中がヤバい訳ではないように。その作中世界や世界の中の"もの"と作品との評価は全く異なるものであり、なんなら邪悪人間しか出てこない邪悪世界作品でも面白い場合もあるかと思います

 世界最高のコントラバス世界最高の尺八奏者世界最高のDJコラボしたところで、どうひっくり返っても「世界最高のジャズ」が生まれるなんて事はないように。要素同士の相性が良くなければ作品はチグハグになります

 演出とか構成とかストーリーとか諸々の要素が全て満点でも、それらが噛み合ってなければ作品として成り立たないように、あくまで要素と作品全体の評価は別物である認識して頂ければ助かります

 合言葉は「だが。それがいい」。大事だと思います

④また、自分目線はどちらかと言えば創作目線気味で「自分が作者だったらこうするかなぁ……」みたいな事を考えがちな傾向がありますが、だからといって作者へのリスペクトが無いわけではないです。

 そもそも自分創作者というより鑑賞者なので、岡目八目で「ああすれば良いのに」「こうすれば良いのに」と言ったところで自分自身が実際にそれを出来るかどうかと言えば答えはNoです。

 あくまで読者としての視点しかないため、実際に締め切り(納期)通りに同等以上のものを仕上げれるわけではないですし、実際その作品と同じテーマ自分表現するとしたら、それは作者の出す作品とは全く別物になると思います

 素人や読者の視点というのは独り善がりなものであり、あらゆる創作者には個性があるし個々の事情もある。その全てを重んじ、リスペクトしていきたいと自分は考えています

感想本文】

 という事で、とりあえず電子週刊少年ジャンプの125pより、アスミカケル2話(Round.2 取り柄)の感想をじっくり書いていきます

最初の2p。例によって獏じいちゃん稽古相手をする主人公の二兎。即落ち2コマかよってレベルでやられる主人公コマ連続しかし、デイサービスを利用してる物忘れ気味な祖父稽古相手というのも……当人たる獏じいちゃん普通にいから良いけど、骨とか筋肉を痛めるだろうからと止めるのが一般的ではあるよなという脳内ツッコミが入る。

ただまあ現実問題、脳機能的にこそ要介護認定を受けるレベルだったとしても肉体が未だ頑強な武人だった場合、言うことを下手に聞かないと逆に暴れて怪我人が出そうなので、そういう意味ではライフワークなのであろう武術を続けさせるのは悪いとは言い切れないか問題第一話の時点で他害が出てる事なのだが、まあ恐らく正当防衛というか私人逮捕みたいな状態だったのだろうと解釈する。次。

一転、呆けた顔でデイサービスに向かう獏じいちゃんと、介護に興味を示す二兎。そして学校シーンでの前話での不良やジムの話。主人公基本的情報でも感情でも何でも抱え込むタイプなのが相変わらずである。次。

ヒロインの大牙さん現る。コロコロ表情とかが変わるので、こういう格闘技系のヒロインとしては異色ながら魅力があるのも不思議だ。逆に言うと人の印象が時々で違うリアルさがあるとも言えるか?まあひとまず、こういうヒロインでも誰でも何かしら才能を見初められる系の話はスポーツ系には割りと見られる傾向なように思う。

自分の知ってる作品で言えば「どがしかでん!」とか「タカヤ -閃武学園激闘伝-」あたりも基本、主人公ヒロインなり師範的な誰かに何かしらの才覚を見初められて別の世界に飛び込んでいく……というストーリーラインが出来てるように思う。Web小説界隈で言う「転生もの」とか「追放もの」的な言い方をするなら、「見初められもの」とでも言うのだろうか?

実際問題、「劣等生だけど実は最強」みたいな作品でもヒロイン主人公を褒めちぎったりするので、ティーンエイジャー向けの作品では異性に何かしら見初められたり惚れられたりというのは、一種モチベーションとして成立するのだろうと思わなくもない。作品の閲覧継続にも繋がるのだろう。まあ何でもよい。次。

主人公グラップラーからといって開幕グラップリング勝負を挑むヒロインって正直どうなん?(正直すぎる感想)

まあ総合格闘技で組技ありきな以上、組技それ自体抵抗は無いとしても……その、羞恥心とかですね。ちょっと変な人で済ませるな。

主人公自分コンプレックス理由に乗らないのは良いのか悪いのか……そして今回も示唆コマで終了。これが連続で来るので意外性とか意表を突く感じが本当に無い。もうここまでくると、この良くも悪くも丁寧に次のページ展開を示唆していくのは作風として以降スルーしていこう……次。

ヒロインが野望を示唆したり無駄カリスマ性を発揮しつつ、ようやく主人公が「ちょっと変」から「変な人」に認識シフトする……遅いよ! でも流されてジムまで来る主人公

こういう「主人公を引っ張っていくタイプヒロイン」というと、先程に書いた2作品以外では他に思いつくのがライトノベルの「アリソン」(時雨沢恵一/著)とか『涼宮ハルヒシリーズ』(谷川流/著)しかパッと思いつかないが、どれも初出2000代の作品ヒロイン主人公を引っ張っていく準主人公というか進行役になるのは2000~2010年代の主流なのだろうか?

作者の生まれ1983年と、その年代創作物に触れる機会が多そうなのを鑑みるに、まあこの当たりの流れを引き継いだ作品を作るのは不自然ではない。だからなのか、今回の作品火ノ丸相撲ときと違ってヒロイン描写にかなり力を入れている感じはする。

まあ、どちらにせよティーンエイジャー向けの作品主人公も同年代かつストーリーの軸も成長譚である事が多いため、こういった準主人公的な役割人物もセットでないと話が進めにくいというのもあるのかもしれない。この場合主人公の二兎は自らの精神的な弱点に向き合い、克己していく必要がある。まあ流されなくなるのに期待。

次……と言いたいところだが、一旦ここで〆。

続きはまた明日以降に記述していく。

※今後の展望……

 ひとまず今は無限に思った感想を書き連ねていくだけですが、今後は集英社運営Web漫画投稿サイトジャンプルーキー!」での編集部バッジに倣って、それぞれの話毎に「画力」「構成力」「ストーリー」「演出力」「キャラ」「オリジナリティー」といった要素や、それに加えて(その話数時点での)総合的な感想評価などを書いていければ良いなと考えています

というのも自分創作者志望なところがあり、色々な作品を細かく評価したり分析する視点を養っていこうと考えているからです。無論、養われたからといって実際に創作物を作っていかなければ実力はつかないので、あくま客観的創作を見る訓練という感じですが。

また、感想を書いている作品文字だけで評価するのも難しいところがありますし、他の創作から台詞等を引用する際にも同様に、画像原作なりから引っ張ってこれそうなら出していこうと思っています。その際は「作品名(作者名・話数や副題、ページ数)から引用」といった部分を明確にしていこうとも考えています

(引用する必然性自分文章引用部分の区別主従関係の明瞭化、引用物の出所を明示し修正等を加えない事など。著作権法に従った引用をしていきたく存じます)

他にも何かアップグレードできそうなところはしていきますが、まあ無理のない範囲でやっていこうと思います。それではまた明日以降に……!

2023-09-22

anond:20230922202433

文人武人は友がいないと仕事ないレベルだしそうだろうなと思うんだけど、大半の庶民にとっては友だちとか全く無かった感覚だと思うんだよね。

一般庶民に友だちがいないことにここまで強烈なマイナスイメージがついたのってかなり最近だと思うんだけど、どうなんだろね。

2023-07-15

君たちはどう生きるかメモ追記ネタバレ注意)

anond:20230715182101

人生経験を凝縮した、メタフィクションメタファンタジー)として読む。

異界での経験は、誕生→頼れる大人(親)との出会い世界の仕組みの理解→友人との出会い→親との別れ→友人との冒険→敵との対峙→異性との出会い呪い(真の困難)に直面→人生を決める決断 とステップを踏んでいく。

物語全体の構造は、千と千尋の神隠しと一緒。異界へ踏み込み、親(的な人)と別れ、ボーイミーツガールがあり、自分の力で成長し、元の世界に戻る。

異性が自分の2人の母である点が奇妙だが、これも「子どもにとって、恋人との関係性は想像し辛いが、母親との関係想像やすい」からだとすると納得はいく。母親との別れは辛いのだ。

なぜ現代舞台にしなかったのか。千と千尋と近くなることを避けたかったのか。真人軍国少年ぶりの中に、アシタカのような武人性を込めたかったのかも。しかしこれはキャラクター共感しにくい弱点にも見える。

キャラクター共感して見たい人には厳しい映画だ。

2023-06-07

anond:20230607095943

ンなこと言ったら桃太郎でもスター・ウォーズでも三国志でも何でもそうだよ……

どこの国にも過去英雄武人はいるし。

アニメだけ槍玉に上げるのは都合良すぎると思うな。

2023-02-18

anond:20230218185727

スシとは李素裳のこと。プレイヤー間のスラングだな。キャラデザがすこぶる良く、CV担当する福圓美里氏もハマり役。

520年前の神州(作中の国で中国に相当する)の太虚剣派に属する優れた武術家の15歳だったが、とある事情コールドスリープして目覚めたため、535歳そこそこといったところか。

だが実質15歳とは思えぬプロポーションで、茶目っ気がありながらも泰然とした達人感を漂わせる。

であるフカを「お祖師様」と呼ぶので、その空耳でお寿司というあだ名プレイヤー間で浸透したのかもしれない。

もちろん名前スショウも寿司みを後押ししている。とにかくスシといえば彼女なのである

彼女の勇姿は公式の動画を見れば一目瞭然だが、惚れ込む人がいるのも理解できるだろう。

スシ男性とは、まさしくこの弱冠535歳の剣気を操る武人少女、素裳の虜となった男性のことを指すテクニカルタームだと思われる。

この作品崩壊3rd」は今まさにサービス6年の歳月を経て、類を見ないほどの壮大なスケールで展開してきた物語第1部を終えようとしているところだ。

素裳を含む物語も一つの幕を閉じようとしている。第2部についてはどうなるかまだ分からないが、一つ明らかなことがある。

今年4月リリース予定のシリーズ最新作、崩壊スターレイルにも「素裳」と言う名の瓜二つの人物が登場するのだ。

ある種のパラレルワールドとして崩壊3rd登場人物たちが同名、似た容姿、別人格で登場するこの新作によって、スシ男性たちの素裳成分摂取もより亢進されることだろう。

お分かりいただけただろうか。

2023-01-05

理系科学力、技術信仰の高まり戦争サイン

武力と同じだよ、それは。ツールにすぎんの。

最強の武人軍人が国のトップを取れば平和になるのか? 中世のような恐怖政治になるのがオチだろう。

最高のサイエンティストエンジニアが国のトップになれば豊かになるのか? 研究ファースト技術ファーストでは倫理公害のような人間側の問題底なし沼に嵌っていくだろう。

国だろうと企業だろうと、トップに立つべなのは、多様で複雑な人間性質に向き合い、歴史に学び、人類未来像を見通す思想教養を身に着けることで、人間同士の問題を調整しリーダーシップをとるスキルを体系的に身に着けた、文系センスの高い人間であるべきだし、実際うまく回っていくコミュニティ古今東西そうなっている。

ツールがもたらす恩恵が大きければ大きいほど、より高いところへ容易く行けるようにはなるが、そのベクトルを正しい方向に向ける繊細な感覚こそ、もっとも人々の安寧にとって本質的で尊ぶべきものだ。

人類を照らす光は、LEDからではなく、人の内側から発せられるもの、というわけだ。しらんけど。

2023-01-04

立憲民主党乃木神社

何だか息苦しいですね…。

今年は幾つかの寺社を詣でましたが、近所の神社国家繁栄家内安全を祈ることが「軍人を神と崇める行為」とされるとは…。

武人軍人祭神にしている神社は全国に多数あります初詣に行くと軍人崇拝なのですか?

https://twitter.com/izmkenta/status/1610426345288531970




個人的には非難すべきことではないと思うけど、武甕槌神乃木希典はやはり一緒にできない。イデオロギーについては敏感であってほしい。

2022-02-21

[]刀剣乱舞無双クリアした

ネタバレの前に改行を置きましたが、ネタバレ注意です。

ひとまずストーリークリアしたという段階なので、絆会話をすべて見たわけでもない段階の感想です。

キャラゲーとして、以上にすごいもの摂取したなという感想です。

リソースの振り方が最高。素晴らしい。

キャラクター造詣(ストーリーセリフという意味でも、モーションという意味でも、グラ……はもうちょっと頑張ってほしかった気もするけどまあこんなもんかなあ個人的には)にリソース全振りしたのは間違ってないと思います

戦闘楽しい無双ゲームとしては物足りないだろうと思います。正直。ただ、ファンが求めているのはそこではなくて、永遠に眺めていたくなる各刀剣男子の戦いっぷり、みたいな部分なんだろうなと思うと……そして戦闘中の掛け合いが解釈一致of解釈一致だし、戦闘中のBGMものっそいうつくしいし、リソースの振り方として最適解だったなとしみじみと思いました。

それはそれとしていまどきのゲームで常に8秒前後ロード時間はひたすらにテンポが悪かった。

まり気にしている人を見かけなかったので、ソシャゲロード時間で皆慣れてるとかそういう……?コンシューマーゲームで毎回あれくらいのロード時間はさすがに苦痛でした。私だけかもしれませんが。

以下ネタバレを含みます
























































回復アイテムがない、アイテム使用がない、その難易度バランスとしてあらゆるところで回避ができる、というのもシンプルで私は結構好きでした。アイテム拾おうとしてA押して必殺技誤爆したのはみんなが通る道だと思いたい。

セルフ縛り?プレイとしてボーナスが出ている刀剣男子のみで難易度「難しい」でやる!って決めれば適度に私にちょうど良い難易度になったので、簡単すぎて困るという心配もまあ杞憂でしたし。さすがに戦闘で負けて失敗はしませんでしたが、適度に苦戦はしたので難易度としてはちょうどよくプレイできたかと。スニーキングは苦手すぎて何度か失敗しました。

そういう意味ではDLCでも何でも良いのでハイエンド戦闘がしたいかもしれない……戦闘モーション無限に見ていられるので、エグイ強さの裏ボス的なものを追加してほしいアクションゲー好きとしてのいち要望もなくはないです。

蟲の攻撃パターンラスボス以外は大抵、避けて殴ってダウンさせる、という感じでもうちょっと芸というか驚きが欲しい気もしなくはなかったです。

一方で、最終章まで能力開放をしなかったので各キャラの魅力を味わえる強撃くらいは最初から開放してても良かったんじゃないか最初から通常攻撃1,2,3回押せば出せると言えば出せるけれども)と少し思いました。

面影の沼が深いです。助けて。

面影さんが発表された時点で来派?とか特定していた審神者の皆様怖すぎる。合ってます

面影と呼ばれる刀が複数あり、ゲーム内で描写されていた「刀身に人の顔が映る」という逸話を持った太刀もいれば、豊臣秀次の刀だった大太刀もいるようです。他にも同名の刀はいくつか……。プロトタイプ、そして「失敗作」として最適すぎる人選。刃選?まあいいや。

キャラ造詣が最高すぎる。逸話をもとに顕現する刀剣男子として、という意味では恐らく来派秀次に伝わった刀である側面が一番大きく出ているからこそのカラーリングというかなんというか……なんでしょうけれど、「刀身に人の顔が映る」という逸話を持った太刀とはまた別物(かどうかすらわからない。逸話というのは混ざるものなので)っぽいし、複数の『面影』と呼ばれる刀剣逸話をごちゃまぜにして顕現されたプロトタイプならばまあ失敗作になるのもうなずける、というか、確固たるものではない複数逸話複数人格によって成り立っている刀剣男子ってそりゃあ本人しんどいでしょうよ無理好き尊いさいっこうに滾りますね今めっちゃにこにこしています

面影本家逆輸入されるか、ですが、まあないと思います。なくて良いようにプロトタイプの失敗作として複数刀剣が呼ばれていた「面影」という名前にしたんでしょうし。面影の主人格っぽかった来派の彼のみ違う名前で似たようなキャラデザで実装ならありうるかもしれませんが、私は刀剣乱舞無双面影、が好きなので正直本家で見たいとは、あまり……。複数逸話複数刀剣が当てはまる刀剣男子を励起してはまずい、というプロトタイプとしての面影さんがあったからこそ、本家実装されている刀たちは、同田貫とか巴さんとかの「確固たる逸話がないものの寄せ集め」か、「確固たる逸話を持ったひと振り」かの二択になったんじゃないかな、と思うと、その尊い犠牲枠(だからこそさいっこうに面影さん無理好き尊い滾るって話なんですけど、)は本家には来ないんじゃないかな、来ないでほしいな、という気持ちも少しあります。それはそれとして面影さんの供給もっと欲しい。ほしい。それはそれ、これはこれなオタク心。

日本史詳しくないのでわからないんですが、結構ちゃん日本史調べてたのかなあ、と思いました。出陣前の文章思ったより中身詳細でびっくりしました。その割に伊達政宗とか真田幸村とかライト層に知名度の高い武将ぶっこんで来てたけど。日本史オタクに見せたら卒倒もの、というほどではなさそうというか、ある程度頑張っていた感。だからこそ、途中からファンタジー極振りに舵を切っても妙な置いてけぼり感もなく、良かったと思います

そう、日向君なんで日向君?と思ってましたけど、石田三成関連はストーリー作りやすいでしょうね!!!!!と思いました。「惜しかったよ」っていう日向君さいっこうに良かったですねにこにこしますね。

絆会話、中身があるんだかないんだか、キャラ解釈は一致するしにこにこできるしとても良かった、ものの、ときおりものたりなさというか中身のなさというか、例えば山姥切国広と大倶利伽羅の絆会話の中身のなさに少し寂しく思うもこの二振りのキャラ的にはまあそうだよねと思わなくもないというか……マジで伽羅ちゃん慣れ合わないな。これは本家もそうなんですけど、解釈違いを起こさないのって供給の少なさもあるんじゃないかなと思いかけて背筋がぞっとしたというか、刀剣乱舞って解釈違いが無いよ!だって供給がないもの!って少し切なくないですか冷静になってしまうと。いやまあ最近頑張っているのも知っていますし、重傷進軍ボイスが好きすぎて本当にありがとう!!!!!!!!!ってなった審神者でもあるので何も言えないのですが。

戦闘中の掛け合いはとても良かったです。それで思い出したんですが、ある意味本家キャラの多さって、キャラ役割みたいなものが、細く鋭くなっていたんじゃないかな、としみじみと思いました。ええと、何の話かというと、15(+1)振りしかいないと、キャラ役割範囲が少し広くなって、結果重なるんじゃないかな、と。(本来であれば蜻蛉切さんと一期一振ってあんまりキャラ被りしないけど今回少し、主に部隊内での立ち位置的なものキャラ被りしたよね、と思うのはキャラ数が少ないからこそなんだろうな、みたいな。個人主観ですしうまく言えないんですけど伝わっているでしょうか)個人的には、燭台切さんってそんなに政宗公のことにこだわるタイプではないと思っているんですけど、(もちろんかっこよくいきたいだろうし独眼竜憧れているだろうし燭台切という名前をくれた人という思い入れもあるでしょうけど、そこまで引きずっている印象がなくて)大俱利伽羅が慣れあったり気に掛けるわけがないし、鶴さんはいろんなところ転々として伊達家にいたこともあるというポジションだし、となると政宗公を気にかけるのが燭台切さんしかいない、から結果燭台切さんそんなに政宗政宗公言キャラだっけ?と少し首をかしげる、みたいなこともあったんじゃないかな、と思いまして、ある意味本家キャラの多さ、はすなわち、キャラ役割が狭く鋭くなっていくんだなあ、という発見のようなものがありました。伊達組の例でいうなら、太鼓鐘と燭台切がわりと政宗公を気にかける方だよね、伽羅ちゃんも表には出さないけど内心少し気にしてるよね、鶴さんもなんやかんや伽羅ちゃんと同じくらいの温度感かな?みたいなグラデーションキャラが多いからできる技なんだろうな、みたいな話。

まあ無双ゲーなので戦闘というか、戦闘モーションの話に戻るんですが、面影さんの固有刀技がかっこよすぎて、え、全員分こんなかっこいいのあるの??????って言いながら山姥切国広のを開けたときわたしの、きもちはい、……はい。鶴さんの固有刀技はめちゃめちゃ滾りました。ドンフワッてマジで鶴だったなにあれ尊い無理好きあの、あの、シュタッフワッ感舞い降りる感じ高下駄立ち方無理好き尊い(鶴さん推しです)となりました。燭台切さんはまあこんなもんかな、という感想。固有刀技は面影鶴丸、山姥切国広、燭台しかまだ開放していないので他はわかりませんが。

燭台切さんの居合かっこ良い!前方攻撃だったかな、刀を収めた瞬間にダメージはいるやつ!あれで強敵に止めさすとむちゃんこかっこいいんですよ!ひゅう伊達男!かっこいいよ燭台切さん!!!!!伊達結構好きというのはありますが、伽羅ちゃんの足が出るのも結構好きです。ガッて蹴るの高校生みがあっていい。好き。

あと、蜻蛉切さんかっこいいね!薙ぎ払う槍マジで無双してるね!!動きダイナミックだし範囲広いしかっこいいしかっこいい!(そろそろ語彙力がない)槍ってかっこいいんだなあ、って思いました本当に。前方の突進していく感じもいいし、頭の上で回して構えるその美しくかっこいい所作が百点満点だし武人!って感じがあって良かったです。

クリア後に、ここであげた面影、山姥切国広、鶴丸燭台切、大俱利伽羅蜻蛉切それから一期一振三日月宗近戦闘モーションをかっこいいんだ見てくれ!!!!と言いながら友人に見せていました。

友人は刀剣乱舞みりしら……というには私がねえ聞いて!!!!!!をやっているのでなんとなくはわかる、くらいの温度感なのですが、一期一振が発表されたタイミングで「れいぴあ!!!!!!!!刀じゃなくてれいぴあだよこれ!!!!!!!!!」とキャラ紹介動画を見せたところ、「レイピアさんどうだったの?」と聞かれたので見せた形です。一期一振キャラとして普通に好きだしいいお兄ちゃんしてるしロイヤルしかなり好きなんですが、それとレイピア攻撃方法に耐えられるかは別なんよ!!!!!!!と思いつつ、ロイヤル好きだしなあという気持ちと、ボーナスもったいない気持ちで頑張って使っていました。雑魚3000体、まあやりやすい前方攻撃ではありました。レイピアだけど。

それからおじいちゃんの強キャラ感なにあれ。かっこいいというかもう舞だしお美しいんよ。なにあれ。最高か?そう、友人曰く、「刀剣乱舞の顔なんでしょ?さすがに3Dモデル美しいしモーションもきれいだねー、三日月さんがモーション美しすぎるからエフェクトで頑張ることになって面影さんがああなったんじゃないの?」とのことで妙に納得しました。山姥切国広の固有刀技は「乙」とだけ言われました。余談ですが山姥切国広初期刀だし最推しなんですよ。通常のモーションかっこいいからいいんですけどね。強撃の弾きあげるのいい感じだし、軽やかな打刀あんまりいないので(歌仙も長谷部も一撃重めですしね)ああ好きだなあと思いました。長義も軽やかな打刀枠ではあるけれども。長義と言えば長船つながりで燭台切さんに絡むんですね(燭台切さんの3000体の特殊任務中に気づいて、はえぇってなってました)、そういう部隊を超えたつながりいいですよね、いいですね。好きです。

3Dモデルと言えば、特典版付属画集に表情パターンが「喜」「怒」「哀」「驚」が載っているんですが、山姥切国広と大俱利伽羅だけ「喜」が「困」で口元むいって下がっててお前ら笑う気ないのか!!!!と思ったんですが、ミニゲームお茶入れで成功したお茶を飲むときだけにこっとしててうわああああああああ守りたいこの笑顔を見るためにはお茶入れに成功するしかないのか!!!???と頭を抱えるなどしました。

鶴さんや薬研の猫みたいな笑い方良いですよね。かわいい

ミニゲームのこのなんか一昔前のパワポケになかったっけみたいな感じ……一週回ってこれを令和にやるの愛おしく思えてくるし面白いからいいけど!絵合わせって何!?スロット!????娯楽室だからスロットするの!!?????というかこんのすけって分裂するのなんなのカービィステージクリアした時みたいに考えるな感じろてきな分裂するの君たち!!!??????

取り乱しました。はい

最後音楽について少しだけ。

「歌」の掘り下げがあまりなかった気もしましたが、はなうたに出てくるメロディがもう聞いてわかる志方節でああいいなあと思いました。和風ファンタジーと志方あきこさんが合わないわけがないだろう!好きだよ!!俺を殺しに来ているだろう!!!!!

BGMも本当に良くて好きでした。個人的には大神ポケモンレジェンズアルセウスの間くらいなんだろうな、という感じ。大神ほど雅楽雅楽していないし、アルセウスほどシノワズリ西洋中華趣味のことを指す言葉ですが、今回は和楽器使用によって和っぽさを強調しているイメージで使っています偏重でもないというか。刀剣だけど洋装男子もいるし、という意味でこの温度感ちょうど良いと思います本家も割とそんな感じですしね。本家に関して言えばイベントBGMだともうちょっと和楽器要素を強くしているのかな?という感じ。

これは完全な私個人の印象の話であり、本当の本当に偏見による感想なんですが、もしかして作曲したスタッフキングダムハーツの音楽意識したんだろうか、と思う、雰囲気が似ている気がしました。

あと、ただの空耳なんですが、「竜虎相搏」の冒頭が「依存スル弱者」の冒頭に、「背水の陣」の1:18あたりからの「レ、レ、レ、レミ♭レ、……」がポケモンライバル戦の曲に一瞬聞こえてしまって罪悪感がありました。

BGMでは「悪戦苦闘」が好きです。オーケストラを使ったヴァイオリンピアノがきらきらしている系の和風、良いですよね。こういうピアノに私は弱い……。「一気呵成」の弦がずるい。なんだよこれかっこいいよ!低音なのがもう刀剣男子みがあっていいし、フルートもずるいしなんかもう本当に戦闘曲としてずっと聞いていられる、普遍的戦闘曲が良いゲームは良いゲームだと思います(暴論)

それぞれの戦闘曲はゆっくり聞いてみようと思います(各キャラの曲なのか戦闘BGMなのかいまいちわからなかったので、後でまとめて聞こうと思ってたんですよね。あ、でもおじいちゃんの神々しいコーラス解釈一致すぎて泣くかと思いました。なにこれ好き)

いろいろ言ってますけどものすごく好きなゲームだし満足している!故の!長文!!なので!!!というかあくま個人主観による感想でありひとりごとです。言及されているすべてのものについて、誹謗中傷意図は一切ありません。

まだ絆会話全開放していないし、特殊任務も全達成していないし、特典版のドラマCDもまだ聞いていないので、そこらへん見てまた何かあったら追記(やりかたわからないけど)します。

2021-09-11

ダイの大冒険子供と視聴中

アマプラで見てんだけど、懐かしいわ~。

子供からしたら悪もん!良いもん!悪もん撃退っていう戦隊もの的にシンプルで速い展開が面白いらしいな。

丁度バラン戦なんだけど、クロコダインの武人っぷりが良き。

2021-08-09

anond:20210806222722

序盤は青っ鼻垂らすへっぽこ軍師イメージが強くなりすぎたが、

超魔生物化してから急に武人テコ入れされた感がある

2021-06-30

犯人が誰でも良かったと供述した時に誰かが言うこと

例えば通り魔小学生を襲った時なんかに「誰でも良かったから刺したかった」って供述するじゃん

その時に「誰でもいいって言ってるのに弱い者を狙い撃ちしてる。本当に誰でもいいなら強そうな奴だって構わないわけでしょう。卑怯者!」的なことって絶対に誰かが言うじゃん。

でも「誰でも良い」ってそういうニュアンスじゃないよな。そんな被害者をアトランダムに決めます!! みたいなじゃなくてさ。

特定人物ではなく誰でもいいから刺したい。本当に誰でもいいから弱いとこ狙っていこ! ってニュアンスじゃない??

あと被害者が誰であろうと通り魔的な犯罪者卑怯なのは当然であって、別に筋肉モリモリマチョマだって予期せぬ時にいきなり包丁背中から腎臓突かれたら死ぬわけだし、普通に強い人を殺しても卑怯には変わりなくない?

それとも強い格闘家を殺したら誉れになるような世界観で生きてる武人がそういうこと言ってんかな。

2021-06-11

anond:20210611123026

武人として「性能差で勝ってるんだから慢心するな」と塩を送ったんやで

2021-05-05

数十年前に読んだマンガタイトルと作者が思い出せない

やあ、先日小さい頃に見た映画タイトルを聞いていた俺だ。結局アレはなんだか未だに不明なままだけどキンザザかもしれないなと思っている。

さて、今回はまたみんなのチカラというか記憶力を借りたい、急にふっと思い出してまた読みたくなってしまったんだ。

ではさっそく覚えていることを断片的に箇条書きしていく。

~~覚えていること

もう一度この話を読みたい、それが無理なら同じ作者さんのマンガ読みたいです!

篠房六郎先生の『空談師』ですね。

おやすみシェヘラザードの人だったか…っておおおおおい!電書になってねえ!!!

2021-04-16

コンビニ店員とか、工場労働者とか、どうやって、テレワークするの?

ってみんなおもってるよね。ロボティクスオートメーションとかでkなかないけど、それなら武人レジでいいよなぁ

2021-02-21

早く殺人ロボットを開発してほしい

現代人は殺されたい、終わらせてもらいたい欲求に飢えている。別に大勢からボコボコにされる必要は無い。ただ、たった一人によって闘いの末に大往生を遂げたいんだ。更に人間は低スペも高スペも等しく心に獣を飼っている。だが、低スペはその破壊衝動をかなえる術がないんだぜ。街に壊していいものはない。野生動物は人と闘わないから、自分と付き合ってくれるのは幻影ばかり。修練しても虚しいだけ。だからこそ、殺人ロボットを開発すべきだ。破壊衝動希死念慮を満たし、孤独から人を解放してくれる。でも、そこには多くの課題がある。でも、人類幸福のために解決すべきだと思う。

俺が思いつく課題は以下の通り

人間に損傷を与えることが可能なほど強く在る必要がある

  ロボット兵器などが実物の人間に近づくほど戦闘力高まる傾向にある。でも、ある程度近づくと戦闘力がグンと下がる。この現象を武神の谷現象と呼ぶ。そこを解決し、本物に肉薄できるようにすることが大切だ。更に肌触り、体温、匂いなども実物に近づけないと行けない。

機械が"獣"を持てるのか

  俺は感情を持った機械を知らない。ただ、こちらの言うことに反応して闘らせてくれるだけのロボットじゃ破壊欲求は満たせても、希死念慮は満たせない。だからこそ、外見だけでなく精神面も人間に近づけ、獣、あの恐ろしき獰猛さを理解できるロボットを開発すべきだ

・無条件で武人破壊する様に設計されたロボットに殺されてうれしいのか

  そんなのどんな音痴でも満点を出してくれるカラオケマシーンと同じだという意見があるかも知れない。正直、これは難しい問題だし、俺もどう解決すべきか見当もつかない。でも、それでも殺されないよりはマシだと思う。

機械戦闘高揚を抱けるのか

  人間生物と無生物区別し、前者を壊すことに歓喜をおぼえる傾向があるという。この心理バイオクラッシャーと呼ぶ。だからこそ、人は獅子を狩ったり、食人植物を食らうのだ。最初から生物と分かっている機械にあの高揚を抱けるのだろうか。これも難しい問題だ。俺も解決方法が分からないので優秀な増田意見を聞きたい。

・そんなことしたら人間なんて必要なくなる

  そもそも人間がこの世に必要だという保証がどこにあるのか。人間所詮偶発的に発生したに過ぎない。だからこそ、不条理に苦しめられるのだ。そんな苦しみを和らげるためにロボット必要だ。機械に滅ぼされてしまうならそれもありじゃないか。苦しみながら存続するよりもいい。

 殺人ロボットが開発されたら、現実人間じゃ満たせない性癖も満たせるようになるぜ。全身の骨を折られたいとか、奇襲したいとか一般じゃ忌避される欲求だって満たしてくれる。理想武人と殺し合うことも出来る。俺がもし殺人ロボット発注するとしたら、身長1800cm、手足が長く、皮膚は合金製、拳が大きくて、腕の太くて、体運びのいいロボットオーダーメイドで作ってもらおう。全員ではないにしろ現実武人は汚い。あいつら裏でネチネチ陰口言うし、暗器WMD、ガスを平気で使うし、武士道思考出来ないし、死体家具にするんだぜ。殺人ロボットはそんなこと絶対にしないから、もし殺し合ったらやめられないはずだ。破壊や死に飢えてるみんな、殺人ロボットが開発されたら人生バラ色に変わるはずだ

2021-02-20

南川朝陽クロコダインに見る男らしさとしての献身ヒロイン

私はタイトルを書いて満足したけど

バレンタイン回でゆめちゃんバレンタインを守るためにモテない男子女装して和菓子を配る朝陽くんと

かつて敵だった者ものと闘う誇り高き、武人クロコダインとバダックさんの有名なやりとりに色々ときめいてしま

男性論・メンズリブ的にこういうことを大真面目に語る社会学者が出てくるのかなあ

2021-01-04

[]創の軌跡の感想、あるいは愚痴

 まず始めに。私は空の軌跡からファンである。そして、私は本作を数十分ほどプレイしてこのシリーズに”ようやく”見切りがついたつもりだった。ライターの紡ぐテキストの非常に強い癖が全く変わっていなかったかである

 「はは」「ふふ」「くく」を、まるで接頭辞の如く頭に付けて応酬される会話には、もはや嫌悪感さえ抱いていることをハッキリと自覚してしまったのだ。ここまでしつこいと、もはや冗句領域である

 また、「寿ぐ」のように書き言葉と喋り言葉区別がついておらず、辞書を引いて気に入ったから多用しているでは、と疑うほど拙さを感じる用い方は、逆に語彙が少ないからだろうとしか言いようがない。キャラ個性として利用されているのであればもちろん有効手法ではあるが、作中ではまるで流行言葉であるかのような扱いである。この点に関しては創では大幅に減ったとはいえ、やはり健在ではあったのだ。

 流行言葉のように使われていると言えば、「届く」もまた同じだ。これは武人共通認識なのであろうが、いくら何でも多用しすぎであるピンポイントで使えば閃の軌跡シリーズ特有の味にも思えるだろうが、現状ではあまりにも軽く、鼻につく言葉になってしまっている。

 現状を打破する論理的道筋を立てる前に、とかく精神論を展開するのもいい加減キツいものがある。精神の未熟な少年少女ならまだしも、リィンやロイドはそれぞれ教官警官といったいい大人だ。既にそれが許されるような立場でも年齢でもないだろう。こういうのは要所でやるから響くのであって、常にそのような”醜態”を晒すのは見るに堪えないものがある。

 このような価値観がまかり通るのは、全ての物事主人公であるリィンやロイドを中心に考えているからこそだろう。その歪んだ価値観は新・旧7組という言葉に端的に表れている。登場人物は皆、何故か新・旧と呼び分けているが、本来であれば現7組以外は7組という括りで呼ぶ必要はないのだ。もっと言えば、現7組の人間に対し、新7組と括るのは無神経というものであろう。リィンさん。あなたはこの子らの担当教官なのですよ、と言いたくなってしまう。

 原因は既に述べたように、世界の中心をリィンだと思っているかである。リィンから見れば彼の生徒は新であり、級友は旧なのだから、確かに彼が世界の中心であれば皆そのような呼び方をするだろう。そして、それが実際に行われているのである。だからこそ登場人物ライター操り人形しか見えない。リィンが好き過ぎて彼個人に設定が堆く盛られていくのも、書いていておかしいと思わないのだろうか。

 これを強力に補強しているのが好感度システムだ。これはあらゆる関係性を主人公にのみ閉じる呪いである。サブにも何かしら関係性が見えるのは空から登場人物ばかりなのは本当に酷い。これは何も皇子結婚アガットティータのような恋愛模様だけを指しているわけではない。紆余曲折を経て家族になったレンとカシウスの微妙距離のように、時と共に関係性が進んでいるのはシステムライターの作り出した価値観により雁字搦めになっていないキャラに限られているのだ。

 リィンの級友、または教え子達の横の繋がりなど、あってないようなものなのはプレイ者なら分かることであろう。端々に会話が交わされている場面は申し訳程度にはあるが、誰と誰の仲が良いのか、などというのは全く感じられない。リィンを通してしか付き合いがないのではないかと疑うほどである例外システムの軛から抜け出せているユーシスミリアムぐらいであろうか。

 展開のワンパターンさ加減にもうんざりであるゲーム後半で、敵に援軍を呼ばれる。そこに駆けつける意外な仲間。という展開があるのだが、これをきっちり3ルート分やるなど正気の沙汰ではない。しかもその意外性というのが、全てあえて敵側に潜り込んでいたというものなのだ。そう、3ルート分全てである。ここでは本気で頭痛を覚えたものだ。プレイヤーを馬鹿にしているのかとも思えたのだが、一体どういうつもりでこういう展開にしたのであろうか。素で燃える展開だと思っていたのだろうか。是非聞きたいものである

 さて、ここまで読んだのであればお察しの通り、無事投げ出さずにクリアまで遊べたのだがその理由はCルート存在に尽きる。決まり切ったテンプレ展開と、森羅万象主人公収束する精神論ありきの価値観支配されておらず、真っ当に面白いものだったからだ。テキストの癖も完璧に抜けている。危うく完全に積んで、今度こそ本当にシリーズにも終止符を打つところだったのだが、せめてCルートまで進めてからコントローラーを置こうと予め決めていたのが幸いした。

 あからさまに下敷きに某アニメを使っているし、何処かで見たような要素が目白押しではあるが、上手くミックスして、さらルーファスキャラを壊さずに馴染ませてある。いつものライターが書いていればやはりルーファスしか矢印が向いていない関係しか作れなかっただろうが、このルートは別のライターが書いているためそのようなことは一切ない。

 このルートはウェットすぎないのが心地良い。印象深いのが、人形達の中から本物のラピスを見つけるという場面だ。まるで直感奇跡のパワーで分かったかのように思わせておきながら、実は発信器を付けていたから分かったのだというのは(本当であっても照れ隠しであっても)ルーファスらしいし説得力もあって非常に好感を持った。ライターセンスにだ。

 惜しむらくは、他の2ルートリソースを吸われて明らかに尺が足りていないところだ。人形の中から探す場面も、欲を言えば一緒に旅をしたという体験プレイヤーと共に積み重ねてこそより輝いたはずである。これは最終局面に至るまで響いている。また、スウィンとナーディアにはしっかりとした背景が設定されているのが読み取れるのだが、尺の都合でそれが披露されるのはかなり限定的ものになっている。思わせぶりな台詞だけで半ば放置に近いと言って良いだろう。積み重ねさえあればもっと良いシーンになったはずだという箇所が多く、惜しい気持ちで一杯である

 私は軌跡シリーズで紡がれる政治劇には、多角的視点を持たずに作品自体クロスベル独立こそ正義だと一方的に主張すること以外は一定の評価を与えているので、大まかな流れ、つまり起きた事件はこれで良いのだが、実際に描くのはCルートだけであれば間違いなく良作になっていただろうと確信している。

 3つのルートが合流すると、あからさまにいつものライター節になってしまっているのも良くない。Cルート残滓など欠片も残らず吸収されてしまっている。合流後のルーファスなどもはや別人である本来の彼が再び顔を出すのは本当に最後最後局面だけだ。

 全体を通した部分で改善したと思えるのはロボット大戦の大幅な抑制だろうか。いや、むしろまだ完全撤廃を諦めていなかったのかとも言えるのだが、極々限定的になったのはありがたかった。システム的にもお話的にも全くもって面白くも何ともない要素で、あまりにも邪魔すぎるのだが、この設定は次回作にも持ち越すつもりなのであろうか。せっかく作ったモデルを(次回作ではエンジンモデル一新するので)最後活用たかっただけだと信じたい。

 不満は多々あれど、Cルートに見た光明でまた見限ってしまうことが出来なくなってしまったのは良かったのか悪かったのか……。ただ一つだけ言えるのは、もう予約買いをすることはないだろうな、ということだけである

P.S. キャラの登場時にCVと書くのはもうそろそろ辞めてくれないものだろうか。

2021-01-03

夫が元ガンマン野郎だった事が判明した

夫の元カノである女性は、西部のあるところでショー・パブをやっている。インディアンのモジャモジャ髪をエイヤっとばかりに首ごと斬っていく、フロンティアスピリット立場から楽しいものなので遠征の度に寄っていた。

彼女と夫の関係については、南北戦争時代に知り合い半年程に渡って決闘を繰り返しその後夫が勝ち越したという風に聞いていたが、男というものは得てして意味のない見栄を張るものからどちらが勝ったのかは実のところわからない。夫は叙勲後に他大陸の私と知り合ったので、私は彼女については手配書にあるプロフィール以上の事は知らない。

さて夫には戦場でのある口癖がある。仕入元は騎士道小説なのかゴシップなのか知らないがまああまり全員が言うようなものではない。私は嫌いではないので別に指摘もやめさせもしない。

彼女パブでは最近インディアン処刑から過去戦場渡り歩いた時の冒険譚にシフトした。半年とはいえ夫も出てくるのかな、その際はどうぞお手柔らかにと思いながらも通い続けた。

しかし最新のショーは、夫の口癖と同じセリフを言う男性イギリス仕込のガンマンを倒して血が流れたという話だった。人差し指の爪先をトリガー部分に入れてガッシュガッシュガッシュ、こうすれば血を噴く筈だと、頭蓋骨を鉛玉が貫いて血が出るまで。

二十歳そこそこの男性ゴシップから得た知識を実地で披露して殺されるなんてよくある笑い話の中でも一番バカパターンだ。なのに夫は、トリガーを指でガッシュガッシュして血。すごい強いじゃん。びっくり。

私自身は硝煙の臭いが服につくのが嫌いでステゴロで闘らせてくれとおねだりするタイプなのでガッシュガッシュされた事はないが、見る限り夫は戦場の他の事に関してはそこまで常識外の強さを誇っていたりはしない。

現在はどうなんだろう。もし今夜誘って銃を抜いてと言ったら二児の父となった彼は未だに私の脳をガッシュガッシュできるのだろうか?その場合きちんと弾道を予測しないといけないのか?私が?欧州最強の武闘家であり妻の私が?

奴隷時代に年下の賞金首の男と決闘させられた際、私はかわいい彼に体勢を崩さなパンチの仕方や飛んでくる弾丸回避するムーヴ気功の繊細さについて教育を施した。自分丹田の下に指を置いてみて、呼吸と同じくらいの感覚で気を練るのだと教えた。それがかわいい年下の戦士を屠った礼儀だと思っていた。

それが夫ときたらなんだ。西部最強だか知らんが、絶対強者の風上にも置けない。

夫は敗北を経験したことがないと思う。最強のガンマンからこそ無感情殺戮という愚行に走ってしまったのだ。

ここまで書いて決心がついた。人生の伴侶となった以上私にも責任がある。まだ以前極東で傷ついてしまった時の軟膏があるのでそれを用意して決闘に及ぼうと思う。夫がどうか最強の武人たる矜持をどこかで学んでいてくれますように。

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