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2024-04-10

2024年アニメ感想

・悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~

はいはいどうぜいつものなろうノベルでしょ」と思って観たら、思いのほか面白い

その理由はあまりテンポの良さと、無駄を一切省いたノンストレスさにあるのだと思う。

主人公レベル99で最強、なんていう擦られ過多のテンプレを厭味ったらしく見せつけないのも良い。

なろうものの「こういうのでいいんだよ」を詰め込んだ作品で、それ故に希薄な感じも否めないものの万人受けしそうな感はある。

あとEDが秀逸で、EDに関していえば今季一かもしれない。モンキーダンス!!

アンデッドアンラック

メタ作品言葉遊びもあって良い。

展開もジャンプらしい王道かと思いきや、色々と捻りを利かせている。

原作を読んだことがないので意外な展開に「おっ」となることも多く、意外と凝った作品

また、化物語のような演出が多かったも印象的。

ただ難点は前回の振り返りの長さと引き伸ばし。

作画は悪くないでテンポが良ければバスったのでは?という印象。

・愚かな天使悪魔と踊る

原作は随分と前に出版されたものらしい。

それも納得というか、90年~00年に見られた懐かしいノリを繰り広げる作品

暴力ヒロインに謎のギャグが節々に挟まれシュールシリアスがごっちゃになっているような。

人によって好みが非常に分かれそうではあるが、個人的には結構好き。

ただ全体的には馴染みのある設定と展開ばかりで目新しさには欠け、そこまでインパクトは感じず。

あと端役に悟空クリリンって豪華すぎんだろ…。

休日のわるものさん

休日の夜に見るのに適したアニメ

まったりした雰囲気作品で、ほろ酔い加減に観るのがちょうど良い。

戦隊モノの悪役の休日を描く作品で。物語としては起伏に乏しく、だからこそ安心して観れる感も。

いかつい主人公が猫を「さん」付けで呼ぶのが可愛い

今期の癒し枠。

・30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい

自分は男なのでBLには一切興味がないものの、それでも楽しめた作品

なんだろう…この作品一言形容するなら「懐かしさ」かもしれない。

一昔にあった少女漫画純愛系といった感じで、今ではテンプレ化し過ぎていて普通の男女物ではあまり見られなくなったような。

からこそ形が”男×男”になっても楽しめたというか、変な技巧もなく、ここまで真っ直ぐな好意アニメでは久々に見た気もする。

恋愛ものしては昨今、「素直に好きになったら負け」みたいな風潮が多い中、ストレート愛情を示すシーンの多さが逆に新鮮に思えたりも。

あとうどん可愛い

シャングリラフロンティア

VRゲームを題材とした作品

原作は知らず、アニメで知った勢。

作画も丁寧で、評判通りに面白い。膨大な設定が売りの作品でもある。

安定した面白さで、主人公と共にゲームを進めている感覚も味わえる。

独特な悪ノリが特徴的で人によっては大いに嵌りそうではあるけど、自分場合はそれほどでもなかった。

スナックバス

ネットでは色々言われていたようだけど、普通面白かった印象。

原作は少し読んだことがあり、比べると確かに間延びしている感はある。

ただ原作の緩急を抑えていることで逆にリアリティを感じられ、ハマれば場末スナックの退廃感が心地よくなってくる。

内容は原作同様面白いツッコミの秀逸さは秀でていると思う。

視聴者お酒片手に楽しむ作品カワバンガ!!

ダンジョン飯

今季では1,2位を争う傑作。

作画は美しく、動く所ではぬるぬる動き、カット割りも素晴らしい。

作品としても魅力あるキャラクター意表のある設定の数々。

動く鎧を調理して食べる、といった一見して「無理だろ」というもの合理的に描く想像力

伏線に富み、生態学的な側面も強めで作者の教養が伺える。

往年のファンタジー好きにこそ観てほしい作品で、目から鱗が剥がれ落ちるであろう作品

世界観も秀逸。もしダンジョン存在したら?といったことを社会的経済的システムとして描いている点もシニカルで良い。

おすすめ

道産子ギャルなまらめんこい

ふーん、道産子ってエッチじゃん

・姫様“拷問”の時間です

今期の癒し枠の代表作。

拷問と銘打つものグロテスクさは皆無で、こんな世界観だったらグリフィスも蝕しなかっただろうなという世界観

基本的にはくっころ姫と可愛い拷問ちゃんとのイチャイチャを観るような作品

あと魔王様が今季一の聖人で、魔王軍は絵に描いたようなホワイト企業。うらやましい。

今の日本に足りないものを描いているような作品で、ただただ癒される。

疲れた社会人には特におすすめ作品

・ぶっちぎり?!

MAPPA制作なので作画が良い。

オリジナルアニメ、ということで注目があまり高くなかったように思える作品

しか個人的には思わぬ掘り出し物。というか普通面白かった。

かに主人公ダメダメっぷりは鼻につくものの、その分周りのキャラクターが魅力的。

何よりその内の一人である”摩利人”の声は佐々木望さん!

幽白好きとしては佐々木望さんのヤンキー声が聞けるだけでも楽しめた。

ギャグシリアスバランステンポも良くて、個人的にはもっと話題になってもいいんじゃないかなぁと思ったアニメ

魔法少女にあこがれて

えっど。

正直馬鹿にしていた感はある。

安易エロ客引きとか下品」、そう思っていた時期が俺にもありました

ただストーリーは思いのほか作り込まれて、後半になるにつれエロがおまけに感じられるような展開は素晴らしい。

うーん…でもなぁ…。キャラ同士の掛け合いも悪くないし、個性も立ってる。こりすちゃん可愛いし。

それでも同人誌アニメ化したような、二次創作感を払拭し切れなかった印象も。

けどアニメは綺麗に終わったのでヨシ!

勇気爆発バーンブレイバーン

今季唯一のロボット物かつ今季一の問題作

熱い。熱すぎる作品

王道かつ傾いているという、一つの作品内で矛盾体現するようなアニメ

ネットでも大いに話題となり、気持ち悪い巨大ロボということで評判になったほど。

ストーリーとしては主人公が巨大ロボと邂逅して、それに乗り、敵を倒してヒーローになるというまさに王道中の王道

それに同性愛の要素をひと加えwみたいなノリの作品。ほんとそんな感じ。

でもこれは現代の性の多様性について語った作品でもあると思うんだ。

「本当の性の多様性とは?」そう自らに問いかけ、これが日本世界に誇るアニメ文化の答えだ!と言わんばかりに突っ切った愛の多様性に、視聴者驚愕し、感動すること間違いなし。

あと主題歌が秀逸。カラオケで歌いたくなるのはもちろんのこと、出勤前に聞くと元気と勇気を分けてもらえること間違いなし。

このアニメを観て、キミも勇気爆発だ!!

2024-04-01

ベルセルクネタバレ

シャーンダルシムみたいなおじいさん(ダイバ)と鍛冶屋エリカとルカ姉が話してるシーン

人の背丈以上の剣なんて振れるわけないと話してて、エリカが触れるところ見たもん!って怒ってて

そしたらルカ姉とダイバがしばらくして、振れるかもなぁ…ってなったところ笑った

あとチッチの話はすき。チッチは生きてる

ちなグリフィスアンチ

2024-03-26

俺氏グリフィスそっくり。顔以外は

自分の想定した通りに事が進まないと全てが台無しになった気分になって一切やる気がなくなる。ゼロか100かしかない。 

 

ガッツに剣折られて負けた腹いせに王女を寝取って拷問された人

2023-10-16

>イスラエル外務省は15日、国連グリフィス事務次長(人道問題担当)に対し「恥を知れ」とX(旧ツイッター)上で非難した(朝日新聞デジタル)

そこまで強い言葉使う前にこれまでの国際法違反一度精算しないとダメだろ

嫌なら黙って淡々侵略してろよ

2023-10-01

ベルセルク最新巻すっげー面白かったぞ!!

すごいぞスタジオ我画監修森恒二

がんばれスタジオ我画監修森恒二

三浦先生見てるか?あなたあなたの残したスタッフ達は最高だ!

そしてグリフィスてめえだけは絶対に許さないからなレイプカス野郎

2023-01-10

anond:20230110142808

トー横とは東横インの略であり。

グリ下とはグリフィスの下で働くことを意味する。

2022-12-27

アニメ見て、ベルセルクは蝕でグリフィスが再誕するまでで十分で、それ以降は蛇足な気がしてきた

2022-12-17

ロボットアニメロボットってなんなん?

ちょっと前に多分女性がそういう疑問を書き込んでた。

二日前くらいに同じ内容のエントリ適当に書き散らしたけど、結論めいたものが出てこなかったんだけど、ちょっとだけ反応があったのでもう一回書いてみる。

いちおう結論ぽいのは出てくると思う。

まずロボットアニメにおけるロボットってなんなん?っていうと、これは例えばスポーツ漫画でいえば競技になる。

スラムダンクならバスケットボールだし弱虫ペダルならロードレースだ。スポーツじゃないけどゆるキャンならキャンプでもいい。

それで、このスポーツ漫画における競技物語でどういう役割を果たすか?というとキャラキャラを繋げる仕掛け、媒介になる。

スラムダンクなら流川桜木花道で、ゆるキャンならしまりんとなでしこというキャラを繋げる役割がある。

普通現実では人間は、嫌いな人間、合わない人間とは積極的コミュニケーションをしない。気の合った仲間と遊ぶものなんだけど、漫画小説ではそれは面白くない。

性格の合わない人間水と油のようなキャラたちが交流したりぶつかり合ったり、そして理解しあえたりあるいは決別してしまうこともある そういうものが見たい。

スラムダンクバスケットボールがなかったら桜木花道はただのヤンキーのままで冴えないままで終わっていただろう。

バスケがあったか流川桜木というライバル出会えて、刺激されてバスケットボールに対する姿勢もっと真摯ものした。

キャンプという共通趣味があったかなでしこしまりんは友達になって、しまりんは、なでしこを通じて世界を広げていった。

ここで「スポーツ漫画競技理由は分かったけど、じゃあロボットなんて出さずに既存スポーツとかでよくない?」という疑問が出てくるんだと思う。

ここでは作家の描きたいものが「スポーツで勝ちたい!」とか「アウトドアを楽しみを伝えたい」とかならそれでいいんだけど、もっと複雑で表現の難しいものになることがある。

たとえば世界に対する考え方とか政治とか生き方とか。ようはガンダムで扱われるような要素。

最初に「スポーツ漫画競技キャラキャラを繋げる媒介」と書いたけど、じゃあ、ロボットアニメロボットキャラと何を結びつけるのか?というのは、まずは考え方、生き方政治、つまり世界」になる。

そして考え方や生き方の違うキャラ同士のぶつかり合いを表現するのに「ロボットで戦う」という絵的なインパクト必要になる。

この絵のチカラというのは重要で、たとえばベルセルクっていうファンタジー戦記があるけど、あれは色々壮大なストーリーはあるけど本筋を雑に言うと「ガッツグリフィスキャスカをめぐる恋愛ストーリー」だ。

でも三浦健太郎画力で片手と片目を失ってまだモンスターと戦うガッツの姿がないと「ガッツキャスカに対する思い」や「グリフィスに対する愛憎」という情念を描き切れないんだと思う。

さらにもう一つ、ロボット主人公を結びつけるものがあって、それが「女の子」になる。ようはヒロイン

ロボットアニメストーリーって主人公がいて、それを繋げるロボットが居て、半分は世界に関する物語があって、残りのもう半分は主人公ヒロインに関する物語のふたつでできてる。

どのロボットアニメでも物語のなかの「世界」と「女の子」の価値は同じで、それくらい女の子というのは重要な要素になる。

なんでロボットがつなげるのがヒロインなのか?というと、まず「ロボット」というのは「人の形をしているけど人ではない」ものだ。

年頃の男のにとって、同世代女の子というのは謎な存在だ。ついこないだまで同じ「子供」だったはずがいつのまにか体つきが変わって、考え方もなんだか大人びた感じがする不思議存在だ。

自分たちと同じ「子供」ではない。大人のように完成されている「人間」でもない。女の子は一日ごとにどんどん変わっていく。

男の子にとって女の子は「人間のようで人間でない」存在で、そういう意味ロボットのようなものなのだ

ロボットアニメ主人公男の子ロボットにはじめて乗るところから始まる。同時に、ヒロイン女の子との出会いが始まりでもある。

ボーイミーツガールというお話の型があるように、男の子女の子出会うことは、それだけで一つの物語が生まれるほど衝撃的な体験になる。

男の子にとって、女の子はそれくらい未知の存在で、知らない世界のものロボットのような理解できないもので、同時に魅力の存在なんである

ここで、女性からすると、なんでそんなロボットを通じて男の子女の子を繋げる必要がある?と思われると思う。「男の子女の子の話を書きたいなら単純に恋愛を描けばいいじゃないか」と。

そこは悲しい話でエロの話だ。年頃の男の子エロ抜きに女の子を見ることができないのだ。

少年向けの漫画小説純粋恋愛作品がないのはそれである。あっても"恋愛要素のある探偵もの"みたいなおまけになる。

あるいはラブコメみたいに「主人公には意中のヒロインがいる。主人公モテるけど、ほかのヒロイン候補エッチな誘惑を跳ねのけてヒロインと結ばれる」というものになる。

男の子恋愛するのにエロをどうするか?というのは避けられない問題なのだ

そこでロボットを通じて女の子と分かり合うという仕掛けが出てくる。男の子ヒロインの間にロボットが立ってくれることで、ようやく男の子は繊細な感情機微言葉のやりとりができるようになる。

たとえばエヴァではシンジが「なぜエヴァに乗るのか?」という問いをアスカレイから出されて、同時にシンジも二人に向けてなぜ乗るのか?という対話が発生する。

これはスポーツ漫画スポーツと同じ造りでもある。

バスケがあるから性格的に合わない桜木流川が一緒に試合に出たり練習したりするように、「ロボットが居る世界」があるから男の子エロ抜きに女の子と向き合えるのだ。

とりあえずここまでのことをまとめると「ロボットアニメロボット作家の描きたいことを描くための必要舞台装置」「男の子ヒロイン恋愛を描くための媒介」とかそういうのになる。

と、書いてきたけど、この内容を全部のロボットアニメに当てはめることはできない。あたりまえだけど。

水星魔女ガンダムが作中でどう扱われるのかよくわからないし。

そもそも日本ロボットアニメ」のようなものって海外では無いのだ。

アメリカパワーレンジャーとかパシフィックリムとか、あるいはベイマックスとかアイアンジャイアントとかあるけど、アメリカロボットって日本とは違うし、そもそもウケがあまりよくない。

海外ならティーン恋愛普通ドラマでササッと描いちゃうアニメスパイダーマンバースマイルスとグウェンがしっとりとした大人ぽい恋の駆け引きみたいなやりとりをしてて「やっぱ恋愛先進国アメリカは違うなあ」って思った。

日本みたいに奥ゆかしくて恥ずかしがり屋の国民性恋愛は難しいのだと思う。

あとはとにかく男だから男の視点しか書けなかった。「女の子だって男の子不思議な生き物に見える」とか「女の子だってロボットが好き」とかあると思うけどさすがに回収は無理だった。

女の子から見たロボットアニメロボットという話も見て見たい。

2021-11-14

追記漫画とかで死体の山が積み重なる上に立つ比喩的表現っていつできたの

ブクマカとかトラバって本当に人の話聞いてないのな

比喩的表現だって!!言ってるだろうが!!
例に挙げたベルセルクグリフィス死体の山の上に立ってるのだって心象風景で、実際の風景描写じゃないから!

ちょっと画像検索してみればあんなに無駄に高く死体物理的に積み上げる理由も上に立つ理由もないってわかるだろ

手が血に汚れてるとかと同じで物の例えだ

頼むから戦闘最中とかで物理的に積み上がってるシーン出すのやめてくれよ

ドラクロワの絵とか出してるやつ てめェーだよ てめェー

新しめのだと進撃の巨人のエルヴィンも死体の山の上に立つ「比喩的表現がある こういうのを出してくれよ

anond:20211113131158

2021-11-13

漫画とかで死体の山が積み上がる上に立つ比喩的表現っていつからあったの?

物理的に本当に死体を積み上げてる風景描写じゃなくて、たくさんの人間殺害してきた・死なせてきたことの比喩的表現イメージ画像としての死体の山

ベルセルクグリフィスが多分有名だけどほかにもあるはず

人間以外のもの死体でも可 白骨の山でも可

チェンソーマンのマキマみたいなのは本当に物理的に積み上げてるから違う

2021-07-08

anond:20210708121726

部分指摘。

ガッツグリフィスと決別した時点で対等の友人として鷹の団を巣立ったのであって、ガッツへの執着が激しかったのはむしろグリフィスの方。その激しい嫉妬独占欲失望がフェムトとなった際に表現され、他のゴッドハンドにもその醜さを評価されてるほど。

そこだけ読み違えてると思う。

全体の言いたいことは汲んでるので重箱だけど。

anond:20210708121726

うーむこの増田の方が元増田より要点が纏まってて話が分かりやす

1.男性作家は「男らしい男」を描きがち

売れるからだと思う。かっこいいし。主人公として成立させ易いし。ただ、例えば女に執着する奴、過去に縛られてる奴、ライバルコンプレックス持ってる奴、普段は頼りない奴など、100%の男らしさじゃなく数%の弱さ・ダメさが魅力の肝なんだと思う。

これを「男性作家は、実は同時に、男らしくあれない男性主人公ダメさも描いている」とは見れないかな。ユリアユリア言うてるケンシロウとか、グリフィスグリフィス言うてるガッツとか、流川春子さんを気にしまくってる桜木花道とか、めちゃくちゃ女々しい(問題ある表現)よね。

例に出すとジョジョの奇妙な冒険空条承太郎は「男らしくなさ」が欠片も無い正に「男らしさの体現」的な硬派な不良だったけど

「男らしさ」に憧れる男性読者からだけじゃなくてジョジョ女性読者からも絶大な人気を誇るキャラクターの一人である事は興味深い

地獄先生ぬ~べ~冴羽リョウみたいなスケベなお兄さんやキン肉マンみたいな普段は駄目駄目な奴も「やる時はやる」タイプから弱さ・ダメさが人間的魅力や人間臭さになって人気に繋がってる感じかな

2.男性の描く「男らしくない男」像

のび太くんは正にそうだと思う、逆にジャイアン普段は粗暴で性格の悪いいじめっ子だけどそういう嫌な所も時々見せる良い所も含めて基本的に「男らしい」キャラクターとして描かれているか

「弱い事=男らしくない」なのか「弱い=自分らしく生きられない=男らしく生きられない」なのかは考えた事も無かった、後者みたいな考え方もあるんだね

幽遊白書の蔵馬とか、一見すると女性と見間違えられるような端正な容姿男性キャラクターも「男らしくない」と思われがちで男性女性で人気が大幅に変わる印象がある

逆に女性嫌厭される所謂「厳つい不細工顔」なんかは男性はそこまで気にしないしむしろ男らしくない、女っぽいと受け取られがちなキャラクターよりは人気が出る傾向にある気がする

3.男らしくない事による「生き辛さ」とは

昔の少女達は手塚治虫横山光輝赤塚不二夫など男性漫画家提供された少女漫画を特に不満も無く楽しんでいたそうな…むしろリボンの騎士あたりは直撃世代女性にこそ熱狂的なファンが居るかもしれない

時代もあるけれど、現代価値観で育った女性男性漫画家の描いた黎明期少女漫画を読むと「何だこれ、女性理解度が全く足りてないしジェンダー感が古すぎる」って反感を持つのだろうか

4.男性の描く「女らしくない女」への極端ネトフェミの反応への当て擦り

「中身がおっさん女子校生おっさん趣味やらせてるだけ」は実際事実だろうしもうおっさん達もそれを一種ギャグにしているかハラスメントしている女性をあまり見た事が無い…

「亭主元気で留守が良い」とか、「お父さんの服は汚いから一緒に洗濯しないで」とか、今やったら世の男性達が怒るだろうなと思ってしまうのは、やっぱり「男らしさ」が徐々に薄れてきたのもあるのかなぁ…

「中身がおばさんの男子高校生におばさん趣味やらせてるだけ」の作品に対する持ち上げ振りは本当凄いよね、何なんだろうねあの人達

2021-05-30

俺のベルセルクの思い出

ベルサイユのばらスピンオフ的なやつだと思ってた。

色男グリフィス)出るしあながち間違いでもないよね。

2021-05-28

カタカナファンタジーが苦手である

 昔から個人的に、日本語カタカナ英語で「ファンタジー」という言葉を当てられてカテゴリ分類される作品(小説映画漫画など)の大半が苦手である。良い悪い、正しい正しくないではなく、あくま個人的な好みの話である。もしも、これらを好きな人が気を悪くされたら、先に謝りますすみません

 日本語で言う時に「ファンタジー」よりも「幻想」という硬めの言葉を当てられる作品は嫌いではない。国内作家で例を挙げれば、山尾悠子とか。

 海外SF周辺の作家作品だと、クリストファー・プリーストの『魔法』や『奇術師』は好きであるものすごく古いが、子供の頃に読んだH.G.ウエルズの短編魔法を売る店』も好きであるSF作家視点から魔法(のような技術体系)が存在する世界」を描いたような作品、例えばハインラインの『魔法株式会社』や、霊魂テクノロジーが実現した未来世界を描いたロバートシェクリー『不死販売株式会社』のような佳作も好きだ。ここまで読めばお分かりのように、どちらかと言えば私はSF寄りの人間である

 日本を含めて世界的に『ハリー・ポッターシリーズや『指輪物語(LoTR)』シリーズ劇場映画としてヒットした頃に「食わず嫌いも良くないな」と思い、これらの映画を観に行ったり原作に挑戦したりした。結果を言えば、結局だめだった。私は、これらを少しも楽しめなかった。『ナルニア国物語』も駄目だった。SF映画ジャンルに含められるが実質的には「剣と魔法世界」のようなものと言ってもよい『スター・ウォーズシリーズも、旧EP4以外のシリーズ作品は全く楽しめなかった。こんな感じだから当然ではあるが、家庭用ゲームの『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』などにも手を出していない。

 「剣と魔法系統の娯楽作品の全てを無条件に嫌いかと言えば、そういう訳でもない。子供の頃にテレビビデオで観た『アルゴ探検隊冒険』や『タイタンの戦い(オリジナル版)』といったレイ・ハリーハウゼン作品は、昔も今も大好きである

 『ハリー・ポッター』などが苦手に感じるのには、別の理由も有る。たとえば、ドラえもんの「うつつマクラ」で、余りにも都合が良すぎる夢(文武両道の大天才モテモテで、教師にも親にも級友にもチヤホヤされる世界)に、のび太が興醒めしていたようなものだと言えば、理解してもらえるだろうか?学期末の成績を発表する場で、校長が「勝ったのは…スリリン!……じゃありません!大逆転でグリフィンドールの勝ち!」とか言って、バラエティ番組の「結果発表ー!」みたいな真似をしてスリリンの生徒たちを糠喜びさせたのは非道い。校長あんな依怙贔屓をするような人間からスリリンの生徒たちも性格が歪んでしまったのではないだろうか。あの校長は、教育者として失格だと思う。スリリンの生徒たちは、腐ったミカンなんかじゃない!こんなハリー・ポッターがヒットしたということは「なろう系作品」を好む人間が、日本と同様に海外でも少なくないということなのだろう。どうも私は「なろう系作品」が苦手だ。そういえば、上で挙げた『アルゴ探検隊の大冒険』や『タイタンの戦い』は、ハリウッド作品としてアレンジされているとはいえギリシア神話英雄譚がベースであり、依怙贔屓どころか、むしろ主人公理不尽な試練が課せられる物語なので、その点がツボなのかもしれない。

 LoTRが苦手なのは正義の側のキャラクター白人ベースの美しい造形または愛嬌の有る造形ばかりで、悪の側は醜悪な造形ばかりというのが、どうしても興醒めしダメだった。ルッキズム。それに、LoTRの悪の側の造形は、白人から見た有色人種イメージが入り込んでいる気がする。ルッキズム。それはそれとして、第一部で地下に消えたガンダルフが、続編で生きていたと判明し、杖一本を手に巨大な怪物相手にガキーン!ガキーン!と肉弾戦をしていたところは、正直に言うと大爆笑した。

 こんな感じでカタカナファンタジー作品の大半が私は苦手であるが、例外的に楽しめて大好きだった作品が、先ごろ惜しくも亡くなられた三浦建太郎の『ベルセルクである

 外形的には、人知を超越する異形の存在怪物魔法などが存在する世界舞台にした物語という意味で、同じカタカナ英語ファンタジーという単語が当てられていた作品ではある。しかし、私個人にとっては、ハリー・ポッターLoTRと天と地の違いが有るように思えた。もちろん、私にとっては『ベルセルク』の方が「天」であるハリー・ポッターLoTRファンの人には、重ね重ねすみません。繰り返しますが、個人の好みの話です。

 ゴットハンド名前(スラン、ユービックヴォークト)や、黄金時代篇の敵の武将名前(ボスコーン)からは、作者の原体験SF作品が有ったことは想像に難くない。だからベルセルク物語世界では「魔法のような人知を超えた事象存在する/起きるならば、その根源となるエネルギーは何処から齎されるのか」「その代償に払う犠牲は何か」といった理(ことわり、ロジック)を、作者は考えていたと思う。上でも書いたように、SF作家SF視点から魔法存在する世界舞台にした物語」を書くケースはしばしばあったので、SF好きの三浦建太郎もそれらの影響を受けていたことと推測される。ゴッドハンドの1人として転生する直前、深淵に降ったグリフィスが「ヒトの作りし神」に出会って対話を交わす場面(※単行本未収録)は、あれも「この物語世界がどのような理(ロジック)で動いているか」を読者に示すものだったと言える。

 少し脱線するが、理(ことわり、ロジック)と言えば、ハリー・ポッターのような作品を読んだり見たりしていると「あんな大きな学校が有って、そこから大勢卒業生たちが魔法使いになって世に送り出されて、就職先は確保できるのだろうか?」とか「石を投げれば魔法使いに当たるぐらい、たくさんの魔法使いがいる世界では、そもそも魔法使いの存在価値は有るのだろうか?」とか考えてしまう。モンティ・パイソンコントスーパーマンだらけの世界で大活躍するスーパーヒーロー!我らが『自転車修理マン』!」みたいになったりしないのだろうか?捻くれたSF好きである私は、おそらく「物語のような『不思議世界』が存在していて、それが自分のいる現実世界と地続きであって欲しい」という願望が強いのだろう。だから不思議世界を成り立たせるロジックを求めてしまうのだと思う。ちなみに、驚異の世界を成り立たせるような、もっともらしい理屈を付けてくれるハードSFは大好きである

 話を戻すと、『ベルセルク』の物語魔法や異形のモノが存在する世界で展開されるが、主人公ガッツ自身は、魔法による恩恵を受けていない時期の方が長かった(パックの翅の鱗粉で傷を治癒する描写とか有ったけれど)。ベヘリットによりゴッドハンド召喚され、鷹の団メンバーたちが使徒たちへの贄として捧げられた悲劇を考えれば、ベルセルク物語における魔法人知を超えた異形の怪物ほとんどは、主人公に困難を与える原因として存在したと言っても過言ではない。そんな中でガッツは、鍛錬で身につけた能力人間の業で作れる武器だけを頼りに、使徒という異形の怪物たちを相手に、文字通り満身創痍になって半死半生になりながら、ギリギリで死線を掻い潜る闘いを繰り広げていた。リッケルト、鍛冶のゴドー養女エリカの親子、パックなど少数の例外を除けば、長い間ガッツの闘いは孤立無援だった。これでは読者も、応援したくなるというものである

 それとは対照的に、地下牢で長期間に渡る拷問を受けたものの、ベヘリットを使ってゴッドハンド召喚し、彼らの1人フェムトとなり、受肉して自分王国ファルコニアも手に入れた新生グリフィスは、謂わば「うつつマクラドリーム状態を実現した、ハンサム野比のび太である。まさに、なろう系の究極形。しかも、ノスフェラトゥ・ゾッドを筆頭に使徒たちを配下に従えているのだから主人公との戦力差は圧倒的であり、まさに天と地の差である

 こういう丁寧な前フリがあればこそ、近年の主人公を取り巻く状況に変化(イシドロファルネーゼセルピコなどの新たな仲間の誕生、髑髏の騎士魔女による魔法サポート)を生じさせたことにも、説得力が生まれた。最初からガッツに心強い仲間がいて、魔法によるサポートも受けられるような状態物語が始まっていたとしたら、私のようなカタカナファンタジーの大半が苦手な人間は「ハイハイ、どうせ魔法でチョチョイのチョイと助かるんでしょ」と興醒めして終わっただろうし、多くの熱狂的なファンも生まれなかったことだろう。

 長い長い時を経てキャスカ正気を取り戻したことは、主人公ガッツにとっても読者にとっても喜ばしいことだった。しかし、それでグリフィスに対するガッツの闘いに終止符が打たれた訳ではなかった。新たな仲間や魔法的なサポートを得たとはいえ、これから先もガッツは、強大なグリフィスに対して、苦しく不利な闘いを挑むことになるのは確実だった。そういう骨太物語を、作者は描いてくれる。長期間休載は読者としては辛いけれど、長く待つだけの甲斐が有る作品を描いてくれる。これまでと同様に、これから先も、そうであろう。そう思っていた。鷹の団メンバーが、グリフィスの夢の実現を信じていたように。

 私を含めたファンの願望は、もう叶わない。三浦建太郎自身ペンによる物語の続きを、我々が読むことが出来る機会は、永遠に喪われてしまった。

 このまま未完で終わらせるのか。構想のメモなどを元に、誰か脚本家作画者を代筆に立てて遺志を継ぐのか。今後どうなるのかは、未定だという。どちらが良いのか、私には分からない。

 人は誰しも、別れを告げる時には詩人になるのだと、誰かが言った。しかし、ご覧のとおり私には詩才は無い。こんなに心乱れたままで、長々と駄文を書き連ねた挙げ句、偉大なる作家が彼の代表作の中に残した印象的なフレーズ引用するぐらいしか出来ない。

 「風が、旅の終わりを告げていた」と。

2021-05-25

[]2021年5月24日月曜日増田

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2021-05-24

ベルセルク

「大切な仲間もできたしもう復讐なんてええわ・・・皆で平和に暮らそ・・・」ってガッツが思ったらそれでハッピーエンドちゃうん?

グリフィスの手が及ぶまでには寿命を全うして幸せな死を迎えられるやろ

anond:20210524151635

シャルロット姫もグリフィス救出の時とか成長してるどころかむしろ幼くなってる

18歳くらいの設定のはずなのにどう見ても10代前半にしか見えない

キャラも大体幼い女の子だし三浦健太郎は完全にロリコン

anond:20210524145137

「男を温めるのは女の仕事だ」ってキャスカガッツと裸で抱き合わさせたグリフィスセクハラは悪いこととして描かれてないのでは?

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