「100%」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 100%とは

2023-12-30

「整形した顔って整形だってバレバレなのに、なんでみんなやるんだろう(笑)

ワイはこれは

「男がおっぱい見てるの100%バレてますよ。女性はぜっっっっっったいに気づきます!」

と同じものと思うんだよね。

 

ワイは男だけど、整形を100%見抜けるとは思わんわ

しかに整形沼にハマった女の顔は同じ特徴を持つとは思うけど

2023-12-28

anond:20231228145357

計画はしてたみたいだけどね

ダイハツ2030年国内新車100%電動化…2025年には軽BEVを投入

https://response.jp/article/2021/12/20/352454.html

電動化の中には、HVも含まれてるけど、EVも作る気満々じゃん

anond:20231228013736

女友達からもらったプレゼントは常に100%満足していて、日常使いしたり消耗品なら使いきったりできてるの?

できてるなら女の前と男の前でキャラを変えすぎなんじゃないか

女友達にはハッキリ要望好き嫌いを喋るけど男には言わないタイプ

女友達からプレゼントでも満足できてないことが多いなら、今後プレゼントはすべて一緒に買いに行くか商品券ギフトカード要望しよう。私はこうしてる。

anond:20231228092135

100%とまで行かなくても、そう考えるのが妥当、大半の人間がそう考えるだろう、ってレベルの時にわざわざそんな言葉つける人間いないからな

本人も内心根拠が弱いと思いながら批判に先走ってるってことだから

やっぱり日本青年会議所ってこういう事してたのね

しかもこの池田って奴

過去自民党に都合の悪い授業やった学校圧力掛けてたクズだった

マジで自民党って関係者も含めて100%クズしかいないわ

自民池田佳隆氏、JC人脈駆使しパー券販売か 関係家宅捜索

https://mainichi.jp/articles/20231227/k00/00m/010/371000c

法律法律なんだからどんな状況でも守らないやつはクズ!( ー̀ н ー́ )」

暴力暴力!どんな事情があろうとも暴力行使した人間100%悪い!( •̀д•́ )」





で揺るぎない自信を持って決然としてる人ってどんな人生歩んできたんだろうか

2023-12-27

hate_flagさんの陰謀論

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2282467

id:hate_flag さっそくDappiとDappiの後釜とタダッピが頑張っておられる。自民党派閥裏金内閣官房機密費をこういう世論醸成に使ってるわけね

何か根拠とかあるんですか?100%妄想産物ですよね。

そういうのって陰謀論って言うんですよ。

民主党世論イルミナティ仕業!ってのと何ら変わらない主張されてますけど…。

最初スターzyzyとか見ても認知が狂ってるヤツから陰謀論にハマっていくのがよくわかるよね。

2023-12-26

痴漢調査に対する所感

https://mainichi.jp/articles/20231225/k00/00m/040/225000c

どうしてもブクマカは「もっと被害に遭ってる」「暗数」「電車乗ってない人もいる」みたいなことを言いだしているが

45%というのは個人的にはリアル数字だと思っている

SNSなどでそういう話題を見るだけでも遭ったこと無い人なんてザラに居る

ていうか東京に居て電車を完全に回避するなんてどういう人間だよ

 

普通に「運良くまだ遭っていない」「ガードが硬い・慎重」「女性専用車を使っている」「魅力的ではない」「よく使う電車が空いていた」「治安が良かった」

など理由を考えればいくらでも出てくるだろう

(あとどちらかというと埼玉千葉から都内通勤通学してる人の方が被害多そうだよね)

 

追加調査も興味深い

16〜39歳の約2000人の被害者のうち、初被害

小学生 5%

中学生 16.7%(+11.7%)

高校生 53.2%(+36.5%)

〜39歳 100%(+46.8%)

 

高校生の全員が電車通学していないことを考えると電車通学の高校生被害は多そう

大学生社会人になって上京してきた人も含まれていると考えると更に)

 

電車以外が2割しか居ないというのも興味深い(※あくまで直近の被害についての割合

ブクマカがよく「日本痴漢が〜」と言うが東京圏内でほとんど起きていると言って良いんじゃないか

東京都の初の痴漢調査 女性4割超、男性1割に被害経験 | 毎日新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20231225/k00/00m/040/225000c

痴漢に遭ったことがある16~39歳のデータ分析し、電車内で初めて被害を受けた時期を尋ねたところ、有効回答者2009人の半数以上(53・2%)が高校生までに遭遇」

と書いているのに

高校生電車通学率が45%なので電車通学する女子痴漢被害100%


トップコメになるはてブ

(単に読解力が低いのかそれともわざと間違えて分断を煽ろうとしてるの分からないけれど、複数意見が集まったときにそういった意見が含まれること自体はむしろ健全ではあるけれど、そのアレげ意見が最も支持されるような集団ダメでしょ)

2023-12-25

誰でも100%簡単に稼げる方法があるとしたら?

Youtubeで反応集ってジャンル流行ってて、これは誰でもできる作業で、長く続ければ誰だって20万〜30万くらいは手堅く稼げるジャンルだ。

そんなもの流行っているのに、自分はいまだにそれをやっていない。稼げるとわかっているけど、万が一稼げなかった少数派側になってしまうのが怖いからだろうな。


暇な人がいたらぜひやってみてほしい。人によっては普通に仕事するより稼げる。

2023-12-24

ボウリング筋肉痛100%

重いものを持って後ろに引き上げるなんて動作日常存在しない

2023-12-22

生存バイアスしかない不眠症と付き合ってきた50年

※単に実家が太かったという結論で終わるかもしれない

小学校時代

四年生ぐらいまでのことはあまり覚えてません

5~6年の時は既に寝つきが悪く、朝起きるのがほんとうに毎朝しんどかったです

廊下公園で走り回ったりなどはしてました

食は細かった

9時にはお布団に入らされてました

布団の中で海中電灯で漫画読んだりしてた

起きれてた理由は起きないとしばかれるからです

(起きずにしばかれたことはそんなに多くないが、機嫌が悪いともっと些細な理由でしばかれるので)

中学校時代

小学校時代とあまり変わらず。

学校はずっと楽しかったのでそれも起きるモチベだったか

(というか家にいるのが辛かった)

高校時代

詳細は省きますが、祖父母保護者代わりになりました。

小中に比べたら学校がそこまで楽しくなくなりましたが、友人に恵まれて、行ったり休んだりしてました

小中で無理やり起きていた(起こされていた)延長と、おじいちゃんの優しさで、起きれそうな時は起きて学校に行き

授業中に寝てました

家では夜中はずっとゲーム

おそらく単位は足りてません

追試とかいう話も周囲でも聞いたことがなかったので、

そもそも落ちこぼれが来るはずもない進学校

たまに来たイレギュラー事なかれ主義というか面倒なので色々書類いじって放置卒業できたのかと

大学時代

オリエンテーションかなにかの存在がわからず、あっという間に夏休みになり

バイト教習所に明け暮れている日々で取得単位ゼロ中退

フリーター時代

フリーターという名の半ニート

日雇いで小遣いを稼ぎ、ゲームに明け暮れる日々

おうちに屋根ライフライン各種も、お腹が減ったら食べれる食材もあったので実家の太さと寛容な家族大事

週に一回おばあちゃんが作ってくれたご飯を目の前で食べるくらいであとは完全に自分リズムでの生活

勝手炊飯器ご飯冷蔵庫食材を食べ、

ぶっ倒れるまでゲーム自動的に目が覚めるまで寝るの繰り返し

専門学校時代

このままではいけないと気づき

入学

幸いにして、起き続けるという才能はあったので、とりあえず、寝れそうになかったら置き続けるという作戦で2年間過ごしました

単位?出席日数はほとんどの教科でギリギリ

2/3以上の出席が必要だったので、事前に授業数を計算して常に1日休んでもまだ大丈夫以上の状態を保って、手帳に書いてました

結果分母はわからんが、3つぐらいがほんとにギリギリ、他ほとんどもあと1日~2日休んだら留年レベル卒業

サラリーマン時代

基本的専門学校と同じで、起きれそうになかったら起き続ける作戦

途中から奥さんが起してくれることに。(起きるまで起こしてくれるので100%起きれる)

職種的に、フレックスで9時に起きたら(10分後には電車に乗ってるので)コア間に合うというのもあって、遅刻しても怒られないというのもあって

有給と半休を全消化しつつ、休日出勤で得た代休も利用しつつで

いろいろぶっこわれて、退職して離婚

40歳ぐらい?

眠剤ガチャやらなんやらしつつ今に至る

2023-12-16

anond:20231216114732

お前みたいなどうでもいいけど100%勝てる中傷したガイジを開示して100万だか示談金貰ったら

それは全部暇の懐に入るとは宣言してた

自ら暇アノン養分になりたがる知恵遅れさん凄いっすわ

anond:20231216111709

産めるのに産まないのもほぼ100%女なんだよね

少子化は男の顔をしていない

ほぼ100%軽度知障の派遣部下を1年以上面倒みてるんだがほんとしんどい

 

本人は改善してるつもりなんだろうが、無駄作業を増やしまくってるしスプレッドシートかに変な個人ルールを増やしてガラクタに変えてる。

最初は遠回しに、終いには直接的にやめろと何度も言ってきたけどきかない。

 

というか、こっちの言っていることを正しく理解していない確率が激高なので伝わっていないかもしれない。

そもそも文章も言ってることもめちゃくちゃでよくわからない。雑談問題ないが、業務も話となるとわや。

もちろん口頭で言って文章で送ってとかやっているけど、反対の意味で覚えたり自分が言ったことと反対のことしてたりしょっちゅう

基本的認知が歪んでて、少しでも褒められた気配のあるニュアンスがあるとそれを10倍以上にして覚えてる。怖い。

 

そんな感じなのにプライドが激高。1ヶ月でも後に入った人には気持ち悪いほど先輩風を吹かす。

上の立場の人にも、少しでも隙があれば自慢やマウント取りをしてくる。

自分客観視ができていない。知障とか絶対認めないだろうな。

 

なにかと口を出したい欲もめちゃくちゃ強くて、よくわからん口出しを本人もよくわかってないまましてくる。

言ってる内容の把握に時間がかかるし、言ってくる内容のメリットがないことを説明しても全然理解できないか地獄

自分が言ってることを通したいためだけに、よくわからない理由作業を思いつきで付け足してくるのも地獄

思いつきだから自分咀嚼もしていなくて無駄作業を増やすだけに終わり、今後大変になってるだけで地獄

もちろん仕事を覚えるのもやるのもめちゃくちゃ遅い。前任が1時間でやってた仕事をほぼ1日かけてやってる。

 

なにが一番困るって、次の人に引き継ぐとき

やらなきゃいけない部分とやっちゃいけない部分、やってほしくない部分、自分裁量部分の切り分けが全くできていない。

無駄作業無駄観点が多すぎるのに全部やらなきゃいけない部分と思ってる。

すごく簡単作業なのに無駄に複雑化してる。

ドキュメント系はなんとか一線を超えないように保ってるけど…ちょっとでも修正すると過剰反応が返ってくるしすげーしんどかったわ。

 

面談したやつ無能すぎる。

経歴は豪華らしいけど、転職現場経験が多いってことは定着してない、引き止められてない、現場から紹介予定派遣に切り替え提案がない無能ってことだからな。バカかよ。

 

入った数日後から上司に変えろと何度も言ってるが変えてくれないし。

変な面倒見の良さを発揮してるんだろうが、負担は全部こっちだからな。

お前も全部理解して全部回避してたくせに。こっちがどんだけ苦労したと思ってるんだよ。

 

まあもうすぐ俺もおさらばだから後はせいぜい苦労しろや。

2023-12-15

anond:20231215100511

当事者からこういう声が出るのが当然だとおもう。

 

ただそもそも自分兄弟にかぎっていえば、親が高齢末っ子のほうがASD傾向ひくい3人兄弟なんだよなぁ

n=1ですまんけどアレはうちに関しては100%

 

第一子=成績上十分いけたはずの医学部にいくのを人間擬態が辛すぎてあきらめた程度のASDもち(ただし親がADHD気味で早くから適合してきたので短時間なら擬態がめちゃくちゃ上手)

二子医学部いって医者やってる 子供は長子も第二子普通にいい子、

第三子=文系大学生普通に良い子、子育て天才(ただし子供は3人中第一秀才、第二子ASDぎみ天才、弟三子診断済みADHDからこのご家庭にかぎっていえばシロクマ説と100%適合している)

 

3人とも結婚できてるし家庭を運営できてるから全部「気味」だけどな

シロクマ先生NATROMと並んで尊敬できない医療ブロガーだなって思うようになった。

本出すとダメになるんかね。

2023-12-14

やっぱ男女平等結婚って無理じゃね?

男平均以上 女平均以上 → 少ない

男平均以上 女平均以下 → 男が吸われる

男平均以下 女平均以上 → 下方婚NG

男平均以下 女平均以下 → 子供産めない

 

これが主婦100%ならどうなるかというと

 

男平均以上 → 結婚する

男平均以下 → しょうがいか結婚する

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の三>


(前part)

https://anond.hatelabo.jp/20231213191557

3. 若手職員のB君

直情的なタイプだった。怒りだろうと悲しみだろうと、感情の振れ幅が大きいタイプである

最初の方で説明した場面で、職場コピー機が置いてある台を蹴っていたのが彼になる。傍目から見ても、「どうして採用されたのだろう……」と疑問が湧いてくるほどだった。

ストレスには耐えられないし、自分勝手スタンドプレーは多いし、立場が弱い人間には辛く当たるし、自分は凄いといった主張をしていた(「俺の親、若くして自治会長だから!!」など)。相手意見曲解することが多かった。

私も手痛い思いをしたことがある。私がいた指導課には住民基本台帳ネットワークシステム戸籍課や税務課の職員が使っているものと同じ)があったのだが、B君は特に許諾もなくそれを操作し、職務遂行必要個人情報を入手していた。本来であれば事前申請を要するし、厳しい自治体だと戸籍課以外の職員によるシステム操作を認めない。これが普通である

ただ、ほかの部署から個人情報取得の依頼があった場合でも、身内だからということで、口頭による承認で住基システムを使わせることはあった(課員への一言)。能率を考えてのことだ。が、B君の場合は明らかに一線を超えていた。職務遂行必要であることがわかるが……一度だけ、彼を思い切り叱り飛ばしたことがある。以降は、口頭で課員の承認を得てからシステムを使うよう徹底させた。

ところで、あなた職場にもいるのではないか仕事でも家庭でも趣味でも、何でもいい。ストレス精神的に潰れかけた人間の姿である。B君は、元々コミュニケーション能力に難があった。いわゆる話がわからないタイプだった。

残業も多かった。指導課や学事課の教員出身者と同程度と仮定すると、おそらく月60h~70h程度か。彼の上司は「仕事をたくさん振っていないのに……なぜ?」というスタンスだった。

市職員場合は、予算がある限り時間外勤務手当が支給されるという。私が若い頃だと、時間外勤務をしていないのに、予算消化のために闇残業を認めるという慣習があったほどだ。

教員出身者の場合は、月20hまで支給されていた。学校現場から教育事務職に移った者にとって、長時間労働サービス残業は避けて通れない。この試練があるからこそ、一定基準に達した教育人材を育成することができている。

人は光を求める。そして、その光の見える方向へ動いていく。教職員にとっては、教育に関する哲学、という光を見出すための修行の場こそが教育委員会である。量・質ともに圧倒的なレベルでの修行。厳しい体験を幾度となく積み重ねるから人格能力が磨かれ、玉になっていく。

さて、彼の上司はB君を徹底指導して残業縮減に務めた。だが結果は出ない。残業縮減の効果は僅かだった。ところで、B君の場合学校歴がよかった。地元の名門公立高校卒業して、大学も相応のところを出ていた。地元的には血筋もいい。それが採用に繋がったのだろう。

縁故が悪いか? といえば時と場合による。一概に悪いとは言えない(ex.公共学童クラブ指導員は、その多くがスカウトである特に男性場合はほぼ100%だ)。教職員採用試験においても、学科面接試験の点数以外で、非公式評価すべき点というのは確かにある。

行政一般事務職員のことはよく知らないが、彼らと仕事をしていると、確かに地元において血筋がいいとされる人に仕事のできる人が多かった。※主観的統計である

高等学校入学試験ですらそうだ。学科試験以外で評価される要素がある。内申点などは、その典型である。本人の人柄や人格学習態度や常識力、社会への順応性が点数化される。内申点以外にも、+-の評価がされる要素も一応はある。

プラス評価の例としては……今では絶滅した慣習であるが、昔は公立校でも縁故による入学があった。とある高等学校の名門運動部などが、どうしても○△中学校のあの子がほしいという場合、事前に保護者児童中学校側と話をつけておく。かくして3者が合意に至った場合入試前に合格が決まっていた。内申点中三期を満点にするなどして対応する。

マイナス評価の例としては……生活習慣だろうか。公立高校入学試験の基本は、学科試験内申点の合計で決まる。とはいえ、点数に関わりなく不合格になるケースもある。こちらは犯罪行為であるとか、補導されるのを繰り返したとか、入学試験の際に相当奇抜なことをしない限りは関係ない。

ただ、その子合格基準点に達していた場合でも、入学試験の要綱要領に定めのある範囲不合格になることはありうる。欠席数が極端に多かったり、在学中に異常な行動を繰り返したなどが内申書に書いてある場合だ。学校教育とはいえ高校側も不用リスクを取りたくない。名門とされる公立高校問題児が少ない理由ひとつである

B君の話に戻ろう。その年の夏頃に聞いたところだと、どうやら事件を起こしたらしい。

梅雨が明けた頃に、霞が関新卒キャリア官僚研修にやってきたという。T区の各部署を廻って地方行政の実務を学習するのだ。T区は、その年の中央省庁研修先のひとつに選ばれていた。

キャリア官僚達は、ごく普通にT区の歴史や成り立ちを勉強して、地方行政の実務を視察して、心ばかりの現場仕事をこなして、一週間ほどで霞が関に帰る――はずだった。

最後の日に行われた交流会(飲み会)で、B君はやってしまった。喫煙所よもやま話で聞いたところだと、以下の流れだ。

国土交通省官僚が酒を飲んで調子に乗る

 ex.研修部署部長肩に手を置く、女性職員の体に何度も触る、別省庁のキャリア官僚に「ぶっ殺す」と発言するなど

飲み会最中にB君が頭にきて、国交省キャリア口論になる

国交省キャリアが「お前の区の国庫補助金ゼロにするからな」と言ったところで、B君がキャリア官僚を蹴り飛ばし、馬乗りになる

④ほかのキャリア官僚とB君の部署係長が、彼を羽交い絞めにして止めた

……気持ちはわかる。侮辱されて悔しかったのだろう。だが、いくら何を言われようと、暴力だけは駄目だ。確かに、若手官僚場合調子に乗っている者は一定数いる。子どもの頃から勉強勉強を重ねてきた自負があるとともに、仕事では自分の親ほどの年代から神輿を担がれるような扱いを受けるのだから調子に乗るのも当然である(上に出てきた国交省キャリア東京大学卒だった)。

かくいう私自身も、文部科学省事業査定担当であるとか、会計検査院検査官から相当辛辣なことを言われたことがある。だが、怒りの感情に囚われてはいけない。駄目なのだ

人間はいかなる状況の下においても、自己衝動をそのまま表に出してはならないし、出すべきでもないし、さらに言えば、出したいとも思わない、という主張はまったくの真実であり、妥当見解であると私は考える。衝動制御することができるし、制御しなければならない。それは現実要請というだけでなく、一人の個人としてのまとまり一貫性および価値観要請でもある。突き詰めて考えるならば、人生には実存葛藤解決不能問題さらには、あることのためには別の何かを諦めなければならないというような状況が数多く存在しているのだ。こうした状況こそ、人間が生きる上での本質的条件となっているのである。何らかの葛藤が常につきまとい、ある方向へ進もうとすれば別の道を諦めざるをえない。人間はこうした状況に苦悶しつつ、自己制御しながら生きていかなければならないのだ。 完全なる経営(2001) A.H.マズロー (著), 大川 修二 (翻訳) P.295



私とB君が教委事務局で一緒だったのは一年だった。その年は、社会教育課にとって厳しい年だったらしく、彼は相当追い詰められていた。年度末の三月時点では、まるで50代のごとく自分が思ったことを脊髄反射で口に出すようになっていた。

声をかけようか、とも思った。あまりに辛そうだったからだ。係長課長も、彼を見放しているところがあった。どれだけ残業が積み重なろうと、仲間によるフォローを呼び掛けたりはしなかったし、むしろ失敗に対して反省文を書かせていた。

B君は、口に出すのが憚られるほど救いようがなかった。もし、上司や仲間にとって彼が『かわいい奴』だったら、こんな事態にはなっていない。彼は、実際に不良な人間だった。職場の仲間から非人格的な言動咎められるのはまだいい方で、はっきりいって見捨てられていた。自業自得だった。

しかし、やはり可哀想に感じることがあって、廊下をすれ違う時やトイレなどで「元気?」「今日は温かいね」「辛くないですか」など声をかけることがあった。

それから、彼がどうなったかというと、真相を確かめたわけではないのだが……私が定年になる前に退職したらしい。別の部署に異動しても活躍できず、しかしながら、何の因果だろうか――霞が関への出向を命じられたという。省庁までは不明

本来名誉であるはずだが、その出向期間中退職を申し出たということだ。もしや、生贄型の出向だったのだろうか?

現代社会において、感情が表に出るタイプ人間しんどいのだと思う。彼が今、どうしているかはわからない。ほどほど幸せにやっていることを祈っている。



4. サイコパスのC係長

先ほどの2.3.でいうところの係長にあたる人物だ。この人は、冷血漢と呼ぶにふさわしい人間だった。サイコパスとは書いたが、私は臨床心理学碩学ではない。仕事熱心で、結果を求めるタイプだったのかもしれない。目的のためであれば何でもする人だった。思い出してみる。

例としては、部下の叱責だ。普段は物静かで、部下の相談や報告を聞いている。が、一定レベルの何かに触れると怒号を発する。

係長「お前、こないだできるっていったよな!」

若手部下「すいません」

「なんでできねーんだよ」

「……なんとかします」

「言ったな? じゃあしろよ。今週末までだ」

はい。やってみます……」

※部下ができなかった場合は、定時を過ぎても何十分でも説教していた。そして、できるまで残業をさせる。

後は、イベントだろうか。市区町村においてイベント主催する部署はいくつかあるが、教委事務局もそのひとつである教育○○大会などの厳かな発表会もあれば、○○総合フェアなど若い人や家族連れが多く集まる文化的ものもある。

さて、そのT区にとっての○○総合フェアの時だった。毎年過ごしやすい季節に、とある大公園で実施されるのだが、50以上もの出店が立ち並ぶ大イベントだった。

その年のイベントは、残念ながら雨天だった。初日は少雨で済んだものの、翌日以降の天気は崩れる可能性が高い。社会教育課は、教育総務課・指導課と並んでイベント主管課のひとつだった。

その初日の、夕方~夜にかけてのことだった。教育長を始めとする幹部職員が現地に残って、明日以降の対応を話し合っていた(ほかの教委スタッフは全員帰っていた)。主な論点は次のとおりである

□ 雨天の場合の中止ラインは?

イベント会場は維持できるのか?

□ 中止の際の広報手段は?

上記3点のうち、2点目がなかなか結論に至らなかった。イベント会場には、テント備品も野外展示物も並んでいる。風雨によって損傷する可能性があった。そして、2点目の解決手段提示したのがC係長だった。

彼は、「業務委託している会場警備員がいるでしょう。数十人。彼らにやらせましょう。折り畳み式テント(※鉄パイプではない)の屋根を低くする作業や、野外展示物の収納もです」といったことを述べた。

私は「それは契約内容に入っているのですか?」とC係長に問うた。すると、彼は「緊急事態です。契約内容にあろうがなかろうが、現場の指示に従ってもらわないと」と言っていた。

教育局長は「後で問題にならないか?」と聞いたが、「私の責任で収めます」と彼は返した。教育長に「本当にできるんだな?」と聞かれると、「問題ありません。警備の発注は当課です」と返していた。ここから先はうろ覚えだが、C係長は警備会社現場責任者と交渉を始めた。

夜7時頃だったか。私がトイレに行く途中で、社会教育課長とC係長、警備会社ロビー交渉しているのを見た。当然ながら、相手方は渋い反応だった。

私はそのままトイレに行って、また帰り際にロビーを通りかかったところ、「契約切るぞ。ええんか!?」というC係長の声が聞こえた。この人は、気分が高まると大体こうなる。

以下、会話を手帳メモしているわけではない。思い返してはいるが、やはりうろ覚えである

「切るといっても来年からね。今年はもう契約してるし。来年は、こちらの権限でほかの警備会社契約します。それでいいなら、あなた判断で断ってください。テント作業OKなら、これから私の責任で指示しますが」

「いや、でも。ちょっとの量じゃないでしょ? テントの数は何十個もあります。それをひとつひとつ、高さを下げていくんでしょ? それはもう――」

あなたが決めるしかないでしょ。責任者なんだから。この時間あなた会社上司がいるんなら電話で伺ってください」※このあたりから方言になる

判断ができません」

「毎年、あんたの会社契約しとるんやぞ。しっかも言い値で。本来なら正式競争入札せんといか金額やのに。こういう時のために、うちは権限使っとるんやぞ。官製談合みたいなこと、してやっとるんやぞ。俺らとあんたの会社のためを思って。で、上の人間電話するか、あなた判断で決めるかのどっちかや。あなたが決める場合は、契約切られても全部責任とるんやぞ」

「……」

「俺が責任を持つ。あんたが上司に怒られんようにする。後で言っとく。知り合いだから。頼む!」

「わかりました。指示をお願いします」

係長のこの判断が正しかったのか、誤っていたのか。今でもわからない。

結果だけ見れば正しかった。その夜は雨も風も激しかった。(鉄パイプ式でない)テントを張ったままだと、風雨で確実に潰れていた。テントや野外展示物を片付けるといった作業絶対必要だった。それを怠って、一般スタッフを帰した私たち幹部の落ち度である

手続き的には違法である。正しくない。警備会社ロハで使ってしまっている。C係長のことだから、きっと事後処理はうまくやったのだろう。あの後、彼やその上司処分を受けたという話は聞いていない。

個人的には、C係長の行いは正しかったように思える。実際、あの場面だとああするしかなかった。組織のために泥を被ってくれたとも言える。ただ、それが未来に繋がる行為だったかというと怪しい。

例えば、テント崩壊する未来を選んでいれば――教委事務局が「組織として学習」することができていた。それがいい未来につながった可能性もある。

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231216182406

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん