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2016-09-04

クソ雑魚ナメクジでも読める! 古典新訳文庫面白い本ベストテン

http://anond.hatelabo.jp/20160903194513


選定基準

・他文庫で手に入りにくい

重厚長大作品は避ける(つまりロシア文学は大概除外)

ジャンル小説寄りだったり、わりとライトに愉しめる感じのやつ


順不同


・デュレンマット『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』

 脚本家ミステリ作家として有名なデュレンマットの粋が収められた傑作選。

 デュレンマット独特のケレン味の効いたツイストは、高度な本格ミステリに馴れた現代の読者にも新鮮な驚きをもたらす。

 ちなみに「巫女の死」は『オイディプス王』をベースにしているが、本文庫で『オイディプス王』は出されていない。すなおに岩波で読んでおこう。


・ウォー『ご遺体

 第二次大戦前後の暮れゆくイギリス貴族イギリス男性の生態を皮肉たっぷりに描くユーモア作家イーヴリン・ウォー、その傑作の一。

 セレブが利用する葬儀社兼霊園で働くことになった青年とりまく変なキャラたちが見どころ。


スティーブンソン『新アラビア夜話』 

 夏目漱石イギリス留学時代に部屋に引きこもって読みふけったという文豪スティーブンソン。

 日本知名度の高い『ジキル博士とハイド氏』や『宝島』もこの文庫に入っているが、実は最高傑作と言われているのはこの『新アラビア夜話』。

 ボヘミア王子ロリゼルを主人公に、ミステリーのようなファンタジーのような摩訶不思議短編が並ぶ。


・ブッツアーティ『神を見た犬』、ピランデッロ『月を見つけたチャウラ』、ロダーリ『猫とともに去りぬ』

 日本人にはあまり馴染みのないイタリア文学

 ここらでイタリア代表する三人の作家幻想短編集をつまんで、ラクしてライバルに差をつけよう。

 ロダーリはあたたかみのある笑いを、ピランデッロはどこかとぼけシニカルな味わいを、ブッツアーティ得体のしれない不安あなた提供してくれるはずだ。


マンシェット『愚者が出てくる、城寨が見える』

 文学はなよなよしていて、暴力が足りない?

 ならば,フレンチノワール法王(本当にそう呼ばれている)パトリックマンシェットだ。

 ノンストップという形容すらなまぬるいほどの疾走感で綴られる犯罪劇は、頭で理解するではなく、心で感じるんだ。


ムージル『寄宿生テルレスの混乱』

 エリート寄宿舎学校! 生徒内権力争い! 美少年! 同性愛! いじめ! 実存主義

 全部もってけ、あなたがたが欲しているものはすべてここにある。


・ロブ=グリエ『消しゴム

 すまない、嘘をついた。これはお文学だ。しかも分厚い。

 とはいえ、基本的にどうでもいい情景描写が七割くらいを占めているのでそこを飛ばせば一気に読めるぞ!!

 こういうのはあとがき解説を先に読んでから読もうな!!!


・マチャード・ジ・アシスブラス・クーバスの死後の回想』

 リオオリンピックは終わったが、文学の聖火はいつでもブラジル燃え盛っておるぞ!!!!!

 「死んでから作家になった人物が書きつづる」作品と聞いただけでわくわくしないか?????

 おれたちの読書オリンピックはこれからだっ!!!!!!!!!!!!

2016-06-05

格差教育無料でも広がる

金さえ有れば良い教育が受けられて、良い人生が過ごせると思っている皆さん、間違いです。

金持ちの子は良い教育を受けて、良い学校に入り、良い仕事につくというのは一面の事実では有る。

しかし、あくま金持ちの家に多い「傾向」でしかない。

本当の所は「まともな親は、比較金持ちに多い」のだ。まともな親に育てられるからまともに育つのであって、金持ちからまともに育つのでは無い。


貧乏人に多いクズ親の特徴はこんな感じだ。

子供が家に帰ると親が寝転がってポテチ食いながらワイドショーお笑い番組を見ている。

肥満あるいは栄養失調。三大栄養素食育など考えた事も無い。

家に有る本といえばマンガ芸能人名義のゴミ本。

掃除洗濯をまともにしない、当然片付けも教えない。

喫煙者、安酒飲み。

趣味パチンコorスマホゲーor改造車宝くじを常習的に購入。

仕事単純作業or非正規、数年かけてスキルキャリアを積む仕事についた事が無い。

例えば、上記のような暮らしをする人間に、いくら金をやってもまともな子供は育たない。

貧乏の子供は貧乏になる確率が高いのだが、それは最も長い時間を過ごす家庭がそのように運営されているからだ。


多くの金持ちの家庭はそうでは無い。

家に帰ると宿題を見てくれて、親は休日美術館に行ったり読書をしている。子供自然に学び、本を読み、豊かな文化的素養を養う。

整理整頓自分人生効率的に生きる手段である事を身をもって教えられる。

海外に友人が居る。子供の頃から多様な文化に触れ、その中でアイデンティティ確立する機会が有る。

積み重ねた努力で、ある程度の地位仕事についている人に囲まれ生活をしている。努力すれば、具体的にどうなれるかを日常的に見ている。

親共大学を出ている。子供の頃から大学に行くのが「当たり前」になっている。海外へのホームステイ留学視野に入り、経験者の話をいつでも聞ける。

高い能力を持つ人に囲まれ、日々の生活の様々な場面で礼儀を学び、見聞を広げられる。

このような日々の暮らしこそが「文化資本」なのである。カネを持っている事など、瑣末な事でしかないのだ。(もちろん文化資本の無い金持ちも居る)

例えば貧乏人にカネだけ与えても、こんな暮らしは出来ない。せいぜい半額惣菜外食になり、しまむらの服がブランド物に変わるくらいだ。(文化資本を持った貧乏人という存在は極めて少ない。)


東大に入る学生の親は約半分が年収1000万以上だと言う。日本年収比率から考えれば明らかに偏っている。

もちろん、小学校からSAPIXをはじめとする有名塾に通える環境一助にはなっている。まぁ塾代だけで、本気で通わせると小学1年から高校3年までで1000万以上かかるし。

しかし、家庭環境が壊れている子供SAPIXに通わせたとして、有名私立に入れるか?と言われれば無理なんだよね。最も重要な家庭での学習が出来ないから。

良い教育とは、まず最初に家庭で行われる。家庭で教育を受けられない子供は、最初から大きなビハインドを食らって社会に出る。そこにいくらカネをつぎ込んでも無駄

稀にトンビが鷹を産むが、そんな子供現在制度でも返済不要奨学金いくらでも有る。

格差とは経済力では無い。本当の格差とは、誰もが選べない幼少期の環境の事なのだ

その格差を国が是正する方法など無い。


教育に過剰な期待をしているブコメが多いけど、家庭でするべき教育学校が肩代わりしろと言っても無理ですよ。

何事も本人のやる気が無ければ始まらないのだが、その「やる気」をステロタイプ貧乏親は削りとる。

まともな親の子供は親&周囲のまともな大人からやる気をもらい続ける(ついでに良質な知識、コミュ力、広い見聞も)

要するに、日々の生活追い風になるか逆風になるかの差がデカイのだ。これに比べれば、スタートラインの差など無いに等しい。

教育費を無料にした所で、大学に遊びに行くバカと、目標持った優秀な学生に二分されるだけ。

優秀な学生は大体親が金持ちだし、そうでなければ奨学金を取れる。

教育無料なんて教育関係者ポジショントークしか無いよ。乗せられている貧困層は利用されているだけ。



解決策は無いのか?という話だが、これ以上のバカ底上げ無意味なのでしない方が良いという立場だ。

そもそも日本は、ホームレスですら字が読める国だから初等教育は行き渡っていると言って良い。

教育費でよく話に出てくるOECD各国だが、字を読めない人が普通に居る国だらけだからな。

日本識字率は99%以上だから初等教育バカ底上げ)に成功している国とも言えるのだ。

巷で叫ばれている大学無償化奨学金返済不要については、費用対効果が悪すぎるのでやめた方が良い。

20年ほどクズ親に育てられれ、何の文化資本も持っていないFラン大学生なぞ、支援しても無駄から

一定数、世間知に長けたワンチャンを掴める層は居るが、そいつらは放置してても勝手に伸びる。学校教育範疇ではないからな。

やるなら一定以上の偏差値を持つ世帯年収が低い家庭の小中高生に集中して支援するくらいか

または、いくつかブコメで出ていたが幼児教育シフトするか。

しかし、いずれの場合バカ感染を防ぐために寄宿舎で預かる必要が有るが、日本でやる事は不可能だろう。

日本国が行う学校教育幻想を持っている人が多すぎだが、そもそも東大すら世界的には有象無象の一大学しか無い訳で、本物のエリート欧米アジアエリート養成大学に行ってる。

世界的な流れはバカを救済するよりもエリートを伸ばす方向だ。

ただし、日本エリート養成をする事は無駄平等を重んじる文化から無理だろうなと思う。

みんな平等格差をなくそうという思想はご立派だけど、現実的に考えると家庭に介入出来ない限りは不可能だという事。

国(あるいは他人)に出来るのは自力一定ラインを超えてきた人を支援するくらいだ。

やる気のない(あるいはやる気を奪われた)人は、自助努力が出来ないので救いようがない。




共産党機関誌である前衛」を読んでいるコミュニストが、この記事ネタに書いているので見てみた。

格差教育無料でも広がる」のか - 紙屋研究所

http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20160605/1465138757


まぁ一言で言えば「そう出来たらいいですね、ところでどこから金が出てくるの?」である

 松本は、さらにそこから夫が主な稼ぎ手で、妻が専業もしくは補助的な労働でそれを支えて、子どもケア労働担当する「標準家族モデル」がいか危機トラブル脆弱かを述べる。

 そして、もし子どもに関わる費用をすべて社会負担するようになれば、親は自分の食い扶持さえ稼げばよくなり、シングルでもダブルでも不利や不公平は解消すると述べる。これこそが「強い家族なのだと。


さらにこう続ける。

もし小学校中学校のように、高校大学に誰でも行けることはおろか、医療住宅もそして食事文化に触れる機会も、子ども無料アクセスできるようになれば、その時初めて子ども貧困は親の責任から切り離される。そこまで社会を進めることの覚悟とセットでなければ、容易に元増田のような非難に遭遇するハメになる、と松本警鐘を鳴らしているのである


ユートピアを追求するコミュニストらしい意見だ。で、そんな国どこにあるの?日本人は1億人以上居るので、中東産油国でもこんな暮らし出来んぞ。

ちなみにその理想を実現しようとした国知ってる、ソ連かい強制収容所国家だ。

まぁ共産主義者に財源を追求しても仕方ない。彼らは責任をもって行動した事が無いのだから

仕方がないので、テキトーだが俺が考える。

日本の0~14歳までの年少人口は1613万人。彼らに衣食住+文化的生活学習無償化したとする。

かなり安めに見積もって1人1ヶ月10万円の経費がかかるとして、1年で120万×1613万=19兆3560億円

更に高校生大学生まで含めると900万人ほど増える、1人月10万で年間10兆円ほどかかる(年齢が高くなるほど消費が増えるが、面倒を見る職員の数は減らせるので同じ経費とする)

合計して約30兆円、数字を見ただけで非現実的だとわかるだろう。

まぁ所得税を3倍にすれば実現可能だ。もしかしたら、共産主義者として望む所なのかもしれない。

現在日本において、財源を示さずに甘い夢だけを語るのは誠実な態度だろうか?

耳障りの良い話、目の前の人を気分良く救える話は正しいのだろうか?

共産主義者家族解体を是とする。旧ソ連では集団主義教育が行われていた事は周知の通りだ。

全ての子供を「学習はおろか、医療住宅もそして食事文化に触れる機会も」親の責任から切り離す覚悟が問われるそうだ。

まさしくコミュニストに相応しい思想ですねとしか言いようが無い。


ちなみに私が提唱する解決策?はこんな感じ。ブコメにも有ったが、教育は数世代解決するしか無いので、まず1代目はお金を稼ごう。

1代だと所詮成金なのだけど、2代続けばその子供は教育が行き届くようになるだろう。

年収1000万になる方法

http://anond.hatelabo.jp/20160225194038

内容は一言に集約される(私の言葉じゃないけど)

人並み以上の努力をすれば年収1000万ってそれほどの高い障壁じゃないと思うんですよ。


とりあえず年収1000万くらいにはなって、経済活動に貢献してから社会保障を語ろう。

他人の財布で天下国家を語るその姿、ダサいですよ。

まぁ共産主義者が語る、財源の裏付けが全くない甘い夢を見たいならご自由に。夢の見過ぎで虫歯にならないようにね。

2016-03-12

「将来の納税者たる子ども産んで育ててやるんだから

この言い方にどうしても素直に頷けない

成人して労働して納税できる子なら確かにそうだ

だが、そうではない場合は嫌な言い方だが「そこまで金かけてリターンはあるのか?」

例えば生まれた子に知的問題や発達上の問題があって特別支援教育必要になった場合

幼稚園保育園時代から地域支援コーディネイター」などが入って支援方針を決めることもある

現役の特別支援教育教員がその職に就くこともあるが、支援相談に出ているとき学校での支援が手薄になるので非常勤を雇って穴埋め

時給1500円程度で社会保険完備なので月額人件費21万 相談必要子ども一人当たり月額1万はいくかな

特別支援学校に入ると高等部卒業する年まで就学奨励費というのが出る

世帯収入にもよるが通学費給食費学用品費校外学習費など上限はあれど相当な金額が出る

寄宿舎に入っていると寄宿舎の食費や日用品費も出る

修学旅行の旅費も出る

http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t20020524002/t20020524002.html

こんなのがあるが、計算面倒だったら 子ども学校に行ってるうちの昼飯代と制服文房具修学旅行費が支給されると考えてもらうと早いと思う

で、それを処理するのに専任担当学校一つに一人必要なくらいの事務量だったりする

ついでに言うと、特別支援学校では生徒数=職員数くらいの割合になっていると考えていい

その分子供一人当たりの人件費はかかってる

学校設備もいろいろな子ども最近知的と肢体みたいな重複障害の子も多くなってるから校舎内の設備も何やかんやで手厚くするのでやっぱり金かかる

それだけ金かけて卒業して、さて納税者にねれるほど稼げるかというとこれがまた難しい

障碍年金は非課税限度額が一般年金より高いから課税されにくい

一般就労できるならまぁ所得税課税されるくらいには働ける奴もいるかもしれないが

通所施設だったり生活介護施設だったり福祉サービス受けたりしたらそこにも補助金が注ぎ込まれている

関わる人々の雇用を発生させる原因になって、間接的に納税促している面はあると思うが、そこを加味してもやっぱり「将来の納税者」と威張りくさって腹がでかい女に言われるとかちんとくる

2014-03-26

中高一貫校偏差値は、鉄道網の発展や人口重心移動に左右される

自分ツイート転載編集。読み苦しいかもしれませんがご容赦を。

★近年池袋にある豊島女子中は女子御三家匹敵する偏差値にまで上昇しているが、

 「池袋湘南新宿ライン副都心線が乗り入れたか偏差値が急上昇」した、という説がある。

 大宮浦和川越志木武蔵小杉東横線横浜・・・辺りから通学しやすくなったから、一気に偏差値が上がった

 (他の「御三家」はターミナルにないので通い辛い)という説。

開成歴史は詳しく知らないが、千代田線(常磐緩行線)が西日暮里開業して、一気に偏差値が上がった、ということはないか?

 というか、山手線京浜東北線西日暮里駅自体が、千代田線に合わせて作った新駅だからなあ。

 それまでは開成日暮里又は田端から歩いてた、陸の孤島だった。

 西日暮里駅開設で、山手線京浜東北線千代田線で「集客」できるようになったから、開成偏差値が上がった説。

男子御三家の中で武蔵が低迷してるのは、立地が山手線の外で、北西方面の中学生以外からは「通学が不便」だからでは?

★灘が名門になった背景には、京阪神間の鉄道インフラの充実が確実に影響している。

 灘は住吉(国鉄JR)、魚崎(阪神)、岡本(阪急)が使える。昔は阪神国道線(路面電車)も利用できた。

 ライバルの甲陽は、阪急以外は使いづらい。この辺も影響して偏差値格差

 昭和40年代神戸高速鉄道開業し、山陽神戸電鉄沿線の子供も灘に通いやすくなった。

 灘が東大合格者数が1位になった時期がそれと一致するのは、単なる偶然か?

★灘は90年代になって交通アクセス的に便利になった

 (住吉快速停車、魚崎快速急行停車、岡本特急停車)

 その分偏差値もアップしないとオカシイのだが・・・

近鉄阪神なんば直通運転で、従来なら東大寺学園を目指した奈良秀才が、灘を目指すようになったらしい。

 徐々にその効果が出てくるのでは?

★80年代開成が灘を抜いたのは、「開成が上がった」というよりは「灘が落ちた」というのが正しいのでは?

 70年代関西の繊維とか商社とかがダメになり、本社東京流出が目立ちはじめ、アッパードルの親が東京流出したのも大きい気がする。

名古屋圏御三家や灘クラスの難関中学を生み出さない理由の一つに、

 「優秀な生徒を効率良く集めるインフラがない」、つまり鉄道網が首都圏関西圏より貧弱」という理由もあるのでは?

日比谷高校凋落の一因は、確かに制度改革の影響が大きいが、

 他にも「アッパードルクラスが、従来なら都電エリアに集住してたが、

 高度成長以降、郊外にも分散居住するようになり、学区内のアッパードル数が減った」影響も無視できない。

筑駒が躍進した一因に「アッパードルクラス人口重心日比谷付近から渋谷付近に、南西に移動したから」

 という要素はないか?

★「アッパードルクラス人口重心が、中高一貫校難易度に影響する」仮説が正しければ、

 湾岸エリアのタワマン大量供給は、中高一貫校偏差値を左右する力はある。

開成の躍進は「アッパードルクラス人口重心西南移動」に反するが、

 あれはやはり埼玉常磐エリアアッパードルクラス一網打尽にしたんだろうな。まさに西日暮里駅効果

★こうみると、アッパードルクラス人口重心から超然としているラサールって、異質だな。

 ラサール歴史は知らないが、ひょっとして敗戦時に「日本キリスト教化しよう」と開校したのか?

 戦前に、保守権化のような鹿児島キリスト教学校設立が認められたとはとても思えない。

 鹿児島って廃仏毀釈を徹底して仏教すら否定した土地から、そういう土地キリスト教を容認するとは信じられない・・

 ラサールが「アッパードルクラス人口重心論」を無視して、今でも東大合格者数が上位なのには敬意を表する。

 これは、ラサールキリスト教信心が強いことを証明している。

 逆に言えば、そこまでして頑張らなければならないほど、鹿児島保守が強いことを逆説的に証明している。

 多分、地元鹿児島県鹿児島市役所鹿児島銀行鹿児島新聞などは、昭和30~40年辺りは「鶴丸高校閥」が強固で、

 ラサール出身はいくらアタマが良くてもなかなか出世出来なかったんだろうな。だから福岡東京を目指すしかなかった。

 ラサールの開校は1950年。つまり長老OBでも79歳以下。だから政界への影響力は鶴丸には遠く及ばない

 あえて書くと、「逆説的だが、ラサール高校鹿児島保守性のお陰で東大進学校に成長できた」

久留米付設は孫正義を生み出したが、久留米付設が優秀な背景には、

 筑豊三池関係で優秀なアッパードル層があの辺りに存在した影響もあると思う

 (はてなー自分は、「はてな」というサービスを生み出してくれた近藤氏そして京都大学感謝している)

日本私立中文化が、日本の高度な鉄道インフラを前提としてるのは紛れもない事実で、

 例えば都市公共交通が未発達なアメリカだと、「公共交通で通学なハイスクール」は成立しない。あるとしたら寄宿舎型?

 イギリスとかは寄宿舎型の私立スクールとか盛んですが、あれは都市交通首都圏ほど発達しなかった裏返しかもしれない

鉄道インフラの進展と私立中高校レベル推移について、交通社会学?が専門な原武史先生論文書いて欲しいもの

サピックスの配置は街の年収知的民度可視化している説。

 デベロッパー的には「サピックス教室がある駅の土地を買ってマンション供給すれば、

 質のいい(高所得な)住民がマンション買ってくれる」から、「サピックス教室があるかどうか」が用地買収の目安になる。

2013-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20131014164318

ヨーロッパってさ、一括りに出来ないところだろ思うんだけどな。。。

イギリスとかは結構酷いよ?それこそホント貴族世界だけど。

ドイツ人寄宿舎に入っちゃうのも手に早めに職を着けるためだそうだし。

これは意味を知らなすぎ。ドイツスイスなんかもそうだけど、中学出る段階で、日本みたいな普通の進学のための学校へ行くか、

職業訓練学校的なところへいくか決めるわけ。

日本みたいに無駄にバカ大学に行って何も学ばない、ってのが意味ないって事がよくわかってるから、そういう無駄なことしないで、

大学行ってちゃんと学ぼう、と思わないなら余計なことしないで早めに仕事のための勉強しよう、ってだけ。

別に金持ちだろうが貧乏だろうがそれ程関係ない。勿論、ある程度家庭の状況考えて早めの就職をしようってんで大学に行くのを避ける人も居ないことはないが、

それ程大きな話でもない。学費はドイツなんてただみたいなもんだし。

http://anond.hatelabo.jp/20131014163757

決まってる/決まってない の二分法ではなく、その中間に何段階もあるとした場合

ヨーロッパに比べたらまだ決まってないよりの方だよ日本は。とは言えまったく決まってないかといえば全然そんなことはないって言うくらいで。

ヨーロッパ人て貴族末裔普通に宮殿に住んでたりするからな。未だに何何王朝派かどうかとかであれこれやってたり。

ドイツ人寄宿舎に入っちゃうのも手に早めに職を着けるためだそうだし。階級の逆転がかなり難しいから手に職をつけて生きていこうとするらしい。

2013-09-27

http://anond.hatelabo.jp/20130926145306

そもそもそれって「事業者が」シェアハウスとして人を集めて住まわせたら寄宿舎扱いになるって話だよ。

事業者を挟まず友達同士で一戸建てを借りて住むようなシェアハウスはこの規制とは関係ない。

仲良しシェアハウスとは何も関係ない話なのになんでphaって人は同列に語ってんの?って感じ。

2011-05-24

花咲くいろは」を労働基準法の観点から検討してみる

花咲くいろは」とはアニメ番組だ。Wikipediaによると次の通り。

16歳の少女松前緒花は、母が夜逃げした事情から、全く面識の無い祖母が経営する温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)で住込みで働きながら学校に通うことに。

アニメに法的な観点から検討を加えるのはナンセンスであるが、現在労働基準法勉強しているのでこの「花咲くいろは」について労働基準法勉強をかねて労働基準法の観点から検討してみたい。ただし明確な描写はないので、以下の考察は憶測が多い。

労働契約の問題

緒花についてはそもそも労働契約が成立しているか疑問である。母と祖母で労働契約が締結されたと考えられるからだ。緒花は喜翆荘にきたとき住み込みで働くことを知らなかった。従って母と祖母の間で労働を条件に住居を提供する契約が締結されたと考えられる。しか労働基準法によれば親権者又は後見人は、未成年者に代わって労働契約を締結してはならないとされる。 従って素直に考えれば労働契約は成立していないと考えられる。

ただ母と祖母の間で締結された労働契約が無効であったとしても、緒花が喜翆荘に住むことになったときに祖母との間で労働契約が黙示的に成立したと考えられるかもしれない。しかしその場合でも二つ問題がある。一つ目は強制労働にあたらないかという問題である暴行脅迫はなされていない。しかし緒花からすれば、祖母から追い出された場合行き場がなくなるので労働契約を断ることは実質的に不可能である実質的に強制に近く問題ではないか考えられる。二つ目労働条件が明示されていないことである労働基準法によると労働契約を締結するにあたり労働条件が明示されなければならない。しかしそのような描写はなく問題がある可能性がある。

年齢の問題

緒花については年齢は問題ない。労働基準法では、使用者児童が満15歳に達した日以後の最初3月31日が終了するまで、これを使用してはならないとされている。緒花は16才なので問題ない。

労働時間の問題

時間の描写がないのでなんともいえないが、問題がある可能性がある。使用者は、満18才に満たない者を午後10から午前5時までの間において使用してはならないとされる。他の登場人物である鶴来民子(17才)は朝早くから働いている描写がなされている。具体的な時間の描写がないので確かなことはいえないが、問題がある可能性がある。

徒弟制の問題

労働基準法は徒弟制の弊害を排除するため次の二つの規定をおいている。

民子に関してこれらの規定に違反している可能性がある。民子住み込みで働く板前見習いであり、この二つの規定が適用されると考えられる。具体的な時間の描写がないが、民子は朝早くから夜遅くまで働いているので「酷使されている」と見ることもできる。従って喜翆荘はこの規定に違反しているのではないかと考えられる。

寄宿舎の問題

緒花や民子住み込みで働いている。そのため喜翆荘は寄宿舎でもある。使用者は、寄宿舎について、換気、採光、照明、保温、防湿、清潔、避難、定員の収容、就寝に必要な措置その他労働者健康、風紀及び生命の保持に必要な措置を講じなければならない。しかし第一話では緒花や民子のふとんは不衛生であり就寝に不適である描写がなされていて、労働基準法上問題がある可能性がある。祖母は身の回りのことに手が行き届かない民子を責めていたが、労働基準法からすれば問題があるのは喜翆荘である

その他の問題点

満18才に満たない者についてその年齢証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならないとされる。戸籍証明書については描写はない。しかし緒花については母親戸籍証明書を祖母に送ったとは考えにくく、また、祖母がわざわざ東京まで出向いたとも考えにくい。そのため労働基準法違反している可能性が高い。

2010-12-31

こども相談センター

そろそろこどもでもつくろうかなと思いこども相談センターに行った。

まずは与信審査のようなものがあり、本当に支払い能力があるのかチェックされる。

それが終わるとIDパスワードが発行されるので、センターの端末だけではなく自宅からサイトログインして、登録された数万人の女性を選ぶことができる。

はじめは写真プロフィールひとつひとつ見て決めようと思ったのだがプロフィールには年齢や血液型だけではなく、生い立ちから遺伝子解析結果まで載っているので、すべてを見るのはむずかしい

そのため条件を入れてフィルタリングしてくれる検索や、こちらのパーソナルデータから適合度の高い女性リストアップしてくれるマッチングなどを活用することになる。

結局、遺伝子の相性がいちばんいい相手を選ぶことにした。相手が決まるとセンター精子を提出して終わり。後は10ヶ月後くらいに子どもが生まれ、センターが英才教育を施してくれるので、定期的に送られてくる映像を見るくらいだ。

自分子どもを引き取るセンターもあるにはあるのだが、あまり評判は良くない。

男性が引き取ると養育費は浮くので安く済むのだがベビーシッターや保育所を活用してもやはり仕事の関係で上手くいかないことが多く、女性が引き取ってもひとり分の養育費だけでは足りないと次々に出産して種違い兄弟が増えることでひとりひとりの教育が疎かになることが多い。

そのためセンター自体が教育を受け持つところがでてきた。平均年収、経歴、犯罪率の低さ。センターごとの追跡調査を見てみれば教育施設を持つセンターの有意差は一目瞭然だった。現在では教育施設を持つセンターが主流であり、このセンターもそのひとつだ。

そのおかげか、センター設立当初によく言われたこと、親権やこどもの人権に関する諸問題、あるいは人身売買の一種であるという批判もほとんどなくなった。

形式的に見てみればお見合い結婚したふたりがこどもを寄宿舎に入れるのとほとんど変わらない。男性の方だけにではなく、女性の方にも定期的にこどもの成長は送られてくる。今では相手の女性に同じ親としての親近感も抱いているほどだ。

独身と比べて大いに優遇される税制のためにこどもを作る人もたくさんいるらしいが、私は親になることのすばらしさという点でおすすめしたい。こどもを持つということはやはり良いことだ。すくすくと育っていくこどもの映像を見るたびにしみじみとそう思う。この充実した満足感は何ものにも代え難いものであると、そう思うのだ。

2010-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20100709232404

思春期の途上で異性と引き離された異性愛者は、その年齢で性愛の対象年齢が止まると言われている。

ヨーロッパのどこかの国で、男子校寄宿舎を対象にした調査だったと思う。

引き離されたも同然に干渉を持たなくなれば、やはりその年齢で性愛の対象が止まることもあるだろうね。

しかし、マジレスに値する増田だと思ったが、なんだ最終的にはキモオタDISりたいだけなのか?

もったいねえな。

2009-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20090509221916

横だけど、学生相談室マジオススメ

学部・学科での掲示板奨学金情報のチェックも重要だけど、

相談は全学対象学生相談室の方がマジオススメ

あと、研究室配属になってるなら自分の指導教授にも。

学期途中でも、学資負担者が職を失ったなどの事情の場合は、

育英会(現 日本学生支援機構: JASSO)の緊急採用として、

比較的緩い条件で、学期途中からでも奨学金を貸してもらえる。

それから交通費の問題とか出てくるなら大学の寮・寄宿舎も考えた方がいい。

いまスグ入ることができなくても、院に上がるタイミングで入れると思うから。たぶん。

交通費と、交通の利便性と、宿舎での生活比のバランスを計って、便利そうならオススメする。

分野にもよるかも知れないけど、自分も含め、育英会奨学金

やりくりして、学費・生活費一式を捻出してる大学院生は少なくないよ。

いったん就職してから院に戻ってくるのも一案ではあるけど、

今の日本就活を見てると、いったん社会に出るよりも、

ストレートに院へ上がった方がいいと思う。

まずは頑張れ。不特定多数増田は、頑張る不特定多数増田を応援しています。いやマジで

2008-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20080520124319

そうそう。おれ、アイビーリーグの寮にいたんだけどさ、

その寮というのが、百年前くらいに、ある富豪寄付して建てたものなの。

建物の名前も、そいつの名前なの。

で、寄付の条件というのが、「俺の子孫が入学したら、

一番デカい部屋をあてがってやれ!」って。

今でもたぶん、そのルールは適用されてるはず。

アイビーリーグはどこも大体、60年代ごろまで、親の力で入学できたんだ。

ブッシュ兄弟をみてごらん。兄貴大統領がイエールで、弟のフロリダ知事テキサス大学

ちょうど、選考基準が変わったんだな。

寄宿舎がついてる私立高校の出身者には、そんなエリートゴロゴロしている。

で、ルームメイト日本人だったよ! マツシタ・コウノスケの孫だった! なんていわれる。

ただのサラリーマンの息子である俺が、

人生スタートラインはこんなに違うのか、とはじめて感じたのは、日本じゃなくて、アメリカ大学寮だったんだ。

2007-10-01

っていうか仕事以外のくらしの義務の分担って本当どうするよ?

http://anond.hatelabo.jp/20071001012759

重いもの持つかどうかなんて問題は「個人差」で処理すればいいと思うよ。引越しバイトやってたときとき小柄な女の子普通にタンス運んでたよ。その人は普通にチームリーダーでした。女でも重い荷物運べる人は運べばいいし、男でも引越のバイトなんてムリっていう人は別の仕事やればいい。(平等ってそういうことだと思う。)

一番でかいのは「育児を中心とした日々のくらしのこと」だと思うよ。だってべつに全員が同じようにやんなくてもいいけど、「誰かが」子供育てたり、「誰かが」ご飯作ったり、「誰かが」掃除したり洗濯しなきゃいけない。一番でかいのは育児かな。他は効率化できてもこれだけはできない。「10歳までの子供を守れなかった社会は、やがてその子供たちから社会を守らなければいけなくなる」

今の日本職場だと一般的には、子供のために早く帰ったりとかできない。それだと仕事になんない職場もある。でも「誰かが」家に帰って食事作ったり子供の世話したりその他もろもろしなきゃいけない。で、戦後ある時期までは女はいずれやめて主婦になるつもりで働いて、男はずーっと職場で働いて家にはほとんど帰らないっていうのが一般的にだった。

でもこれ今じゃ上手くいかない。

昔の主婦は地域で子育てやってたけど今の主婦は一人で密室子育てすることになる。密室育児ダンナの帰宅遅い(ダンナのせいじゃないけどね)。これ虐待フラグ

もう高度成長期バブルも終わってるから共稼ぎじゃないと、いろいろお金たりなくなる。日本大学授業料は有償だし。

優秀だし働きたいという女性がたくさんいる。意欲と能力がある女性(自分はそうじゃないけど)を使わないなんて営利企業としてまちがっちょる。

女性が使う「この権利はほしいけどこの義務はちょっと」みたいなダブルスタンダードはよくない。それは私もよくないと思うよ。それは是正すべきだと思う。

でもその問題とは別に、仕事以外のくらしの義務の分担って本当どうするよ?

イギリス上流階級みたいに寄宿舎とか発達させてそこに育児のことを丸投げするか。

北欧みたいに法律つくってでも育児を男女で分担するか。

アメリカみたいに何でも電子レンジのご飯ですませて、食洗機乾燥機をスタンダード装備な感じにしてベビーシッターも増やすか。

どんな形であれ、くらしのことをどうやって男女で「平等」に負担していくのか、考えんといけないんでない?

「男女相互尊重社会」なんて言葉は上記の疑問にまったく答えてくれない。

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