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2024-04-24

anond:20240424090957

東京貴族の子であるならば、"普通は"寄宿舎のある中高に行かされたり

親の転勤で海外に付いていったり、二十歳前後海外留学したり

外の世界を知る経験をさせられます

それが出来ない人間は、様々な手段でその家の人間ではないことにされるかもしれません


その"貴族"はホンモノの貴族ではないのかもしれません

ホンモノの貴族義務教育を終える前に47都道府県どころか、複数海外旅行の経験も当然あります

であるならば、そのような世間知らずな発言はしないでしょう

よくて港区のタワマン育ちの世間知らずなお坊ちゃま程度の、出稼ぎ労働者の息子、といった印象です


ホンモノの貴族がそのような発言をするのは到底信じられませんが

しかすると、あなたにこそ、東京人を差別する感情があったのかもしれません

2023-09-02

anond:20230902111057

http://blog.livedoor.jp/nanka_youkai/archives/6835240.html

こちらだと

”1 N病院事件

46年4月4日、大森中村病院アメリカ兵の一団が襲い、9人のアメリカ兵が大病室の妊婦・産婦らの布団をはぎ取って乗りかかり、二日前に生まれ子供が蹴落とされて死んだ。

抵抗しようとした軽症の男たちは拳銃を突きつけられて動けなかった。

 

一方、寄宿舎には15,6人のアメリカ兵が看護婦を襲った。

 

アメリカ兵の数は定かではないが、トラック3台に乗れる人数、50人前後と考えられるが、二百人、三百人という説もある。

 

ともかく、重症者を除く、四十数人の患者凌辱され、看護婦は17人全部が凌辱され、15人ないし20人の付添婦、雑役婦が凌辱された。”

 

 

2023-08-31

anond:20230830115936

寄宿舎みたいなとこにいたやつから

北海道出身から松尾ジンギスカンのおすそわけ、三重出身から神戸牛、そんで岡山出身から靴下もらった話きいてて

うらやましかったけどよろこべ今般うなぎもうらやましい仲間入りだ

タレだけ売ってるからご飯の上の駄菓子かばやきに掛けてたべよ……

2023-07-15

栃木県高校統廃合

から公式情報こち

https://www.pref.tochigi.lg.jp/m01/r6saihenkeikaku.html

金のかかる実業系と夜間定時制を悉く統廃合する計画、ただそれにしてもあまりに急ぎすぎていると感じた。

これより少し前には特別支援学校寄宿舎廃止計画が出た(運動家が騒いで凍結)けどやっぱり急ぎすぎている。

かにこれらの統廃合で相当な経費の削減が見込まれるけど、そこまで栃木県財政ヤバいのか。

ところでこの話とは一切関係ないけれど、栃木県教育委員会が利息込みで4億ぐらい払わなきゃいけない件、そういえばありましたよね?

(以下、特に関係のないニュース

https://www.sankei.com/article/20230628-ZJPY6HUNKRLV3CZY3WCISEAXNE

2023-02-27

女性ですけど生理貧困の主張は確かにおかしいですね

https://anond.hatelabo.jp/20230227175845

生理貧困っておかしくね?

生理のために月必要費用ミニマムで800円程度

基礎代謝は男女で300-400kcal違う。それだけ多くのメシが男が生きるだけで必須であり、生理的に必要な違いだ。コメは5kgで1500円くらいなので、900円ほど必要になる。

変 わ ら な い じ ゃ ん

 

正しいと思う。

生理貧困のことを主張している人って、児童虐待の話をしている人と、体質差の話をしている人に分かれるんだよね。

 

児童虐待カテゴリ

父子家庭で親が無知のため娘に小遣いをやらず、娘はトイレットペーパーを股に詰めてやり過ごしてた

母親が異常者で娘にブラジャー生理用品を買い与えないので、娘はトイレットペーパーを股に詰めてやり過ごしてた

なんかこういう家庭があるんだよね…

なんでそんなことするんだか…と思うけど、寄宿舎でも少年自慰行為を禁じて掛け布団の上に絶対に手を出させているとかがあったはず、

どうもよくわからんけど子供性的支配したり暴行したくなる成人というのが存在するようなんだよね…

そしてこれらは女性差別ではなく「無知ネグレクト児童虐待をやめましょう」って話。

 

体質差カテゴリ

・経血量が尋常じゃなく多くて高額な夜用をまめに取り換えないといけない人や過多月経ピル処方されて婦人科代がかかっている人

PMSが強烈で心療内科にかかっていたり、PMSによるストレス等で異常な買い物やバカ食いなどをしてしまう人

これはもう体質ガチャだと思うけど生理デメリットが酷い人がいて、そういう人が生理の苦しみをすごく語っていたりする。

ピル処方の通院をしていると月に4000円くらい?かかるようだし、ストレスで異常買い物系になるともっと金をドブに捨てているはず。

男性の性欲の格差もあると思う。風俗にハマって借金したり、VTuberに貢ぎすぎてリボ払いしたりみたいな、性欲コスト尋常じゃなく高い体質の男性と、

無料粛々と抜いてるような男性とで結構、性欲のせいで失う物事の度合いが違うのでは。

女性生理のひどさにもそれくらいの体質差があると思ってもらっていい。一般化できない。

異常性欲男性が、「男はみなこんなもんだ」と言い張って、それほど性欲強くない男性は「一緒にするなよ」と思うことが多々あるだろうけど、

女性もそれほど生理が重たくない場合は、割と「一緒にされても…」と思っている。

でもこれは苦しんでいる人の切り捨てになるから禁句みたいになってる。

 

どちらにしろ女性差別の話ではない。

女性差別の話をしている女性も、男性差別の話をしている男性も、実態を見ていくと「自分ガチャでハズレを引きました」って話をしていることが多い。

2022-08-26

発達障害者版の「青い芝の会」的な運動必要。そのためのマニフェスト

発達障害アスペルガー人間の新しい形式であるということを周知する。

 ・近年の「発達障害」という概念の広まり発達障害者を救うものではなく、社会における差別レッテル張りを加速させるものしかなっていなかった。

  ・診断がつくようになり本人の困りに説明が付く、のではなく、社会による忌避手段に「あいつは発達障害からアスペから」というレッテル張りが追加された。

 ・発達障害と言う用語を、特に障害」を、別の意味に取り換えることを議論する。(現状、この記事では以後も発達障害としておく)

定型発達と言う用語については、「定型妄想障害とすること。自分達の生活コミュニケーション方法が常に正常であるという広範な傲慢さは妄想の上にしか成り立っていないので。(以後、定型妄想障害とする。これは我々を取り巻く社会とほぼ≒であろう。)

運動の先例として、CP者による「青い芝の会」による運動は大いに参考になる。無論、全てを教条的に引き継いだり無批判で参考にするものでは無いが、障害当事者抵抗活動として大いに研究に値する物である

 ・手足の自由が利かないCP者にとって、バス闘争は体一つで示せる、かつ命がけの抵抗活動だった。発達障害者は社会に浸透し定型妄想障害者の一方的コミュニケーションバイアス矯正、同一化に歯向かっていくことが同様の手段となるだろう。

  ・実力の抵抗も究極的に排除しない。発達障害手帳の効力が低く、交渉も拒まれるなら、役所ロビー占拠マスコミを呼び込みプロテストするなど。

発達障害者、アスペルガー境界知能者らは、定型妄想障害者の社会に盛んに乗り込むこと。何か特別な意気込みは不要。即ち、学校職場恋愛関係などあらゆる場所発達障害者として社会同化しないコミュニケーションを行う。

 ・発達障害者は、定型妄想障害者の支配する職場学校などにおいて「挨拶謝罪形式といった社会マナー文化が備わってない」などと攻撃されてきた。では、定型妄想障害者の「正しい社会マナー文化」はどこから来たのか?

  ・今まで現れてきた色々な文化マナーも、「新しく」「発達し」作られた瞬間が存在する。にも関わらず、現代発達障害者らのコミュニケーションのみが問題視され、矯正対象とされるのは差別である。(そもそも近代以前の社会では社会の一部領域発達障害者が担っていた)

   ・一方で我々は科学などを否定することはない。我々はポルポトルイセンコではないので、科学手法排除する必要はない。あくまで「科学」を自身妄想に利用してきた社会攻撃する。黒人が、白人の作った武器植民地政府抵抗するのと変わらない。

医療機関などにおける発達障害認定を、より明確な基準に置き換える。また、グレーゾーンや、引きこもり潜在的な人々に対する救済策を講じさせる。

・投薬治療に疑問を持つ。社会に順応させられる手段としての投薬を拒否する。治療されるべきは定型妄想障害社会であるという前提を持つ。

 ・障害者のみがコンサータストラテラなどを飲まされるのではなく、水道給食などに混ぜ込んで定型妄想障害にも平等に投与し、その異様な効力を自覚させる、などの手法も考えられる。

社会への同化目的とした「自助グループ」を拒否する。発達障害と見なされる児童への「療育」を拒否する。定型妄想障害社会への、「教育」による同化拒否する。

 ・これらは現代の「インディアン寄宿舎である発達障害による文化(その創造)を一方的に奪う方策である。これを指摘する研究書物は、ほとんどない。

就職活動などにおいて受けさせられる「性格診断キット」「性格テスト」などに関し、近年では明確に発達障害者らを選別・排除する意向を隠さなもの存在する。これらを廃止させる。

・男女を問わずカサンドラ症候群」などという定型妄想障害者の詐病を徹底的に糾弾すること。発達障害者とのコミュニケーションにのみ「症候群」を発生させるのは傲慢差別であるということを周知させる。

フェミニズムやあるいはマッチョイズムといった物は、当運動では関係しない。また運動に取り込むべきではない。これらは発達障害者を敵と見なしてきたものである

 ・前述の「青い芝の会」で例えるならば、フェミニズム運動は優性運動に加担し障害者をまさに先天的排除しようとしていた。現代ではフェミニズム定型妄想障害に加担している。

・このマニフェストが究極的に目指すところは、定型妄想障害者の社会発達障害者が完全に塗り替えることである(前述したが、発達障害という言葉はその時には別の言葉に変わっているだろう)。

 ・硬直化した社会消滅し、発達障害者によるイノベーションが日々行われる。コミュニケーション形式は軛から放たれ、自然な発達と自身自由表現他者との健全切磋琢磨が初めて実現する。

  ・政党政治消滅する。早期にインターネット回線による直接民主制政治に切り替えられる。

   ・海外にも発達障害抵抗を伝播させる。(定型妄想障害に捉われている確率が低い、各国の障害団体先住民社会との連帯などが考えられる。)

2022-07-05

anond:20220704213243

5,000万円の見積書を間違えてインド人留学生寄宿舎FAXしてしまい拙い手書きで「わたしたち勉強するために日本にやってきたからそんなお金ありません・・・・」と返信が届いて始末書書きました。

2022-06-10

anond:20220609224958

海外移住する=日本を捨てて海外を選ぶ、だからだよ

日本から出られないやつは、海外移住する人を日本を見捨てる悪いやつとして叩く

そんなことしてたら、できるやつはますます海外移住するのに、嫉妬のあまり怒り狂って批判するんだよな…

紗栄子子供イギリス寄宿舎に入れた時も尋常じゃない叩き方だったし

2022-05-28

明治時代、庄屋の娘が夫のDVから逃げて上京議員財政を立て直した話

矢島 楫子(やじま かじこ、1833年6月11日天保4年4月24日〉 - 1925年大正14年6月16日)は、日本女子教育者社会事業家

肥後国上益城郡津森村杉堂(現・熊本県上益城郡益城町)の惣庄屋矢島左衛門直明・母鶴の1男7女の6女(末子)に生まれ、かつと命名された。極端な男性社会にあって度重なる女児誕生は歓迎されず、名付け親10歳違いの姉である三女・順子であった。順子(竹崎順子)は、横井小楠の高弟である竹崎茶堂と結婚し、熊本女学校校長となった教育者である。また、順子のすぐ下の姉・久子(徳富久子)も同じく横井小楠の高弟である徳富一敬結婚し、湯浅初子・徳富蘇峰徳冨蘆花兄弟を生んでいる。蘇峰は明治大正昭和にかけての大論客、蘆花は明治大正文豪である。また、かつのすぐ上の姉つせ子(横井つせ子)は横井小楠の後妻となった。この姉妹4人は「肥後の猛婦」、「四賢婦人」と呼ばれた。

かつは学校などない当時、一通りの教育を母から厳しく身につけさせられるが、もとより勝気で秘めたる情熱の持ち主だったかつは、やがて母亡きあとは母に替わって兄・直方のために尽くす。その兄も妹のために良縁を求め、かつ25歳の時、初婚にはもはや遅いとして既に2男1女を儲けていた富豪林七郎(1828年生) を家柄・人物ともに相応と認め、後妻として嫁がせる。林は武家出身で、横井小楠弟子であった。後年楫子自身の口からも「この人は気品の高い、竹を割ったような人でした」と語らせるが、家族への乱暴など夫の酒乱の悪癖にかつは極度の疲労と衰弱で半盲状態に陥り、かつ自身も三人の子まで儲けながら、このうえは身の破滅と思い、末子達子を連れ家出する。迎えに来た使いの者に見事に結い上げていた黒髪を根元からプッツリ切って紙に包み、無言の離縁を言い渡したのである明治元年(1868年)、これを転機に新しい一歩を踏み出す「新生元年」ともなった。

妹たちの間を転々とする間、兄・直方が病に倒れ、達子を置いて上京を決意する。長崎東京行き蒸気船に乗り込み、船上にて自ら「楫子」と改名する。兄は大参事副知事兼務左院議員で、神田の800坪の屋敷に書生、手伝いらはもとより千円という借金を抱えていた。楫子はその放漫財政を正し、3年で借金を片付けると、生来の向学心から教員伝習所に通うこととなる。明治6年学制が施行され全国に小学校が設置、訓導試験合格した楫子は芝の桜川小学校(現・港区御成門小学校)に採用される。当時教員初任給3円のところ、楫子は5円という破格の待遇であった。

このころ長姉・藤島もと子が息子二人と、直方の妻・糸子も子供をつれて上京、兄宅は一気に賑やかになった。しかしそうした喧騒の中、楫子は妻子持ちの書生との間に女児を宿す。堕胎父親に渡すべきだと諭す姉の言を受け入れず、楫子は妙子(鵜飼猛の妻、湯浅清子の母)と名付け、練馬農家に預けて独り下宿生活に戻る。そんな折届いた兄から手紙で、熊本に残してきた長子・治定がキリスト教徒になったのを知り愕然とする。熊本学校生徒35名による花岡キリスト教奉教同盟事件である。治定だけでなく甥の横井時雄、徳富蘇峰徳冨蘆花も参加している。やがて熊本学校廃校になり、彼らの一部は、新島襄同志社入学し、熊本バンドと呼ばれることとなるが、この熊本バンド札幌バンド横浜バンドと並び日本におけるキリスト教の三大源流と言われている。教え子の居宅で父親の酒害を目撃し、寂しさでタバコを覚えた楫子だったが、悩める楫子にとってもキリスト教はわが子の信じる宗教であり、遠い異国の宗教ではなくなった。

明治11年(1878年)、楫子は後半生に多大な影響を受ける米国宣教師教育者マリア・ツルー夫人運命的に出会う。明治7年(1874年)にB六番女学校として設立された築地居留地にある新栄女学校教師に請われ、住み慣れた下宿を引き払い、同女学校寄宿舎舎監室に移る。

自ら吸いかけのタバコによるぼや騒ぎを起こして禁煙を決意、翌12年(1879年築地新栄教会ディビッド・タムソンから洗礼を受ける。ほぼ同時期に、三人の姉である富久子、横井つせ子、竹崎順子洗礼を受けている。当時17歳キリスト教徒であった甥の徳富蘇峰は、純粋がゆえに楫子の洗礼に際して、「過去の過ち(1.幼いわが子を置いて家を出たこと 2.妻子ある人の子を産んだこと)」を告白すべきでないかとの手紙を送っている。しかし、楫子は幼い妙子のことを考え、死ぬまで「過去の過ち」を公表することはなかった。

明治14年(1881年)夏、櫻井女学校の校主(現在校長理事長を兼ねた職)代理就任。楫子は校則を作らず、「あなたがたは聖書を持っています。だから自分自分を治めなさい」と生徒たちを諭したという。

明治23年(1890年)、櫻井女学校新栄女学校合併して女子学院となり、初代院長に推される。

明治29年(1896年)、恩師のツルー夫人が55歳で客死。楫子64歳であった。

一方、恵まれなかった結婚生活小学校教師時代に抱いた心の疑問から、楫子は「一夫一婦制の建白」、「海外醜業婦取締に関する建白」を政府に提出、国会開設と共に二大請願運動として継続する。

楫子の情熱日本に止まら日本国外にも向かい明治39年(1906年)、74歳にして渡米、ルーズベルト大統領と会見。激務のため白内障を患う。大正9年(1920年)には欧米の旅に出掛け、翌10年(1921年)には満州に、同年から11年(1922年)にかけては三度渡米、このとき楫子89歳であった。教職大正3年(1914年)、女子学院院長を後裔に譲り、齢81で名誉院長として退いた。その後は禁酒運動公娼制度廃止運動等に尽力するも、大正もその幕切れを迎えんとする大正14年1925年6月半ば、楫子は眠るように大往生を遂げた。明治大正といういまだ婦人が一個の人間として尊重されることのなかった時代に、楫子は婦人福祉のためにその一生を捧げたのであった。

大正時代華族の娘が50歳の男に売られた話

anond:20220526160552

2022-03-23

世界名作劇場第一話と最終話だけ見るとしたらどれが最適か【参考動画あり】

この間家族カラオケに行ったのだが、そこのカラオケ屋は映画アニメも視聴できるようになっていた。

それで5歳の娘がアニメを見たいと言ったのだが、検索すると、

家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」という世界名作劇場アニメしかなかった。

相当古いアニメだが、これしかないので仕方なく見せることにした。

だが困ったことに、カラオケ屋の配信には第一話と最終話しか収録されていなかったのだ。

このアニメ家族5名が航海中に遭難し、無人島に漂着して、そこでの暮らしを描くアニメなんだが、

これでは肝心の無人島のシーンが全く描かれない。

第一話では引っ越しが決まったシーンで終わり、船にすら乗っていない。

最終話ではすでに無人島脱出し、電車に乗っているシーンから始まる。なんだこれ。全く見どころがない。

ただ娘は気に入ったようで、Amazonプライムに全話収録されているので帰宅こちらを見せることにした。

ただ、もし世界名作劇場を一話と最終話だけ見せるとして、どのタイトルが最適か。

フローネ以外にも最適なタイトルがあるのではないだろうか。

ちょっと自分が思い出せる範囲で書いてみる。

ネタバレ含むので注意

アルプスの少女ハイジ

ハイジは厳密には世界名作劇場ではないそうなのだが、ここでは含むことにする。

第一話はハイジアルムのおじいさんの家に預けられる話。おじいさんはまだ頑固じじいでほのぼの感は薄い。

ペーターはかろうじて出てきたかもしれないが、クララは全く登場しない。

最終話は、クララハイジのいる山から自宅の豪邸へ帰るエピソードだ。

クララはすでに立っている、というか歩いている。というかクララって誰だ?となるので、これでは感動できない。

フランダースの犬

第一話は主人公ネロがおじいさんと仲良く暮らしている。アロアと仲良く遊んでいて、ほのぼのアニメだ。パトラッシュはまだ出てきていない。

最終話は、冬の吹雪の中、ネロがなんとか教会へたどり着き、パトラッシュと共に天国へ召される話。

アロアは必死ネロ名前を呼ぶが、その悲痛な叫び吹雪の中に消えていく。

おじいさんはすでに死んでいるし、主人公と犬も死ぬし、他の登場人物も泣いてるし、第一話との落差が激しすぎる。最悪のバッドエンドだ。

ただその間に何が起こったか気にさせる展開ではあるかもしれない。

あらいぐまラスカル

第一話は主人公少年スターリングが森でラスカル出会エピソード

フランダースの犬とは違い、第一からラスカル出会うのは良い展開だ。

最終話は、スターリング引っ越しのため、仕方なくラスカルを森へ戻す話。

ラスカルとの暮らしがごっそり抜けてしまうが、ちゃんと別れのシーンが最終話にあるのは悪くなく、意外と感動してしまうかもしれない。

母をたずねて三千里

第一話は主人公マルコ母親と別れるシーン。

母親出稼ぎのため船で遠くに旅立ってしまう。別れのシーンは結構辛くこれだけで泣けてしまう。

最終話は、すでにマルコが旅先で母親出会い、母親病気回復して帰宅するエピソードとなる。

悪くはないのだが、感動の再会シーンは前の回なので、盛り上がり的には惜しい気もする。

ペリーヌ物語

第一話では、父親を亡くしたペリーヌが、1000km以上離れたフランスの街に住む大富豪のおじいさんへ会いに、母親とともに旅に出る。

物語のオープニングにふさわしいエピソード

最終話では、ペリーヌは無事フランスの街に着き、おじいさんと暮らしている。

この最終回に行き着くまでにペリーヌは数々の試練を潜り抜けているのだが、それがないと感動はないだろう。

最終回母親がいないことに気付いた視聴者なら、途中の話も見ようとしてくれるかもしれない。

小公女セーラ

第一話は主人公セーラ寄宿舎付きの学院へ通い始める話。

富豪である父親も健在で、学校いじめに合うこともなく、平和エピソード

最終話は セーラ財産が舞い込み、院長や生徒とも和解するエピソード

いやセーラは元々金持ちなのでは?と思ってしまうが、実は、途中で父親がなくなり財産を失って、寄宿舎追放されマッチ売りさえしていたのだ。

それが分からないと最終回だけ見てもよく分からない。

この物語は頂点→どん底→頂点というアップダウンが肝なので一番不向きだと思われる。

ロミオの青い空

第一話 村に住む少年ロミオ家族や友人たちと幸せ暮らしていたが、ある日自分の家が火事に遭う。

物語の始まりとしては悪くないが、まだ序盤過ぎるかもしれない。

最終話 煙突掃除夫の契約が終わり、無事村に帰るロミオ

いや、煙突掃除夫ってどういうこと?あとロミオの隣にいるこの人は誰?第一話と最終話が同じ村だと、移動した感じが全くなく感動できない。

あと個人的にはアンジェレッタが描かれないのは我慢ならない。

結論

世界名作劇場第一話と最終話だけ見るとしたら、ラスカルとの出会いと別れが見られる

あらいぐまラスカルが最適なのではないだろうか。

ラスカルファミリーレストランCOCO’Sマスコットキャラクター採用されている位だから、未だに人気があり、子供受けも良いだろう。

ちなみにAmazonプライム世界名作劇場が見られる(一部タイトル配信外だが)という話を書いたが、

実はYouTubeでもいくつか世界名作劇場配信されている。

フランダースの犬あらいぐまアスカル、フローネ、ペリーヌ物語などは無料で全話視聴できるので、よければ見てみてほしい。

https://www.youtube.com/channel/UCsnDtu-g18tDA4miToMOjXQ/playlists

ロミオ舞台がある関係4月初めまで期間限定で全話配信されているのでチェックしてみてほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=JKSmdSrliMk

2021-08-17

もっと寄宿舎付きの学校が増えてほしい

しろそっちがデフォルトになってほしい。

子供も早いうちから社会的適性が身に付くし、親も自由が増える。

まだ子供居ないけど、早くそうなってほしい。子育ては短い方がいい。

2021-07-29

anond:20210729213620

保育園は日帰りだからそういう事例が生じる。何泊か子供ショートステイさせる「子供ホテル」みたいな仕組みが必要。例えば、寄宿舎がある学校もっと増えてもいい。

2021-05-04

とんでもないことを言う精神科医見つけたんだが、これって良いのか?

発達障害者への就労支援を行っている会社サイト内で、とても正しいとは思えない内容を話している対談を見つけた。


ある小学生の子が、学校に足が痛いから行きたい。神経内科やあちらこちら回ってきてなにもないか車椅子でうちに来たんですよ。こんな鉛筆みたいな足になっちゃって。典型的ヒステリー症状ですよね。なんとなく顔を見てその評定にイラッと来ました。ヒステリー診断基準はこっちがいらつくことなんです。操作されて嬉しい人いませんよね。てめえ、大人舐めんなと思ったので(笑)病棟に入れ、親御さんたちにしばらく面会に来ないでくださいね電話もなしですよ。ということでサヨナラし。その子に歩けないのに、ご飯食堂まで歩いていって食べてくださいね、といってさようならといって会いにもいかないわけです。2日目ぐらいには這っていって食事を摂り、一ヶ月後には学校に行ってました。

精神医学って、そんな診断基準運用されているのか?

苛ついた、大人舐めんな(笑)で、私権制限して病棟に入れるのか?

ふざけてこういう言い方をしているのかもしれないけれど、診察した患者をこんな形で冗談タネにしていいのか?


フロイトでは内省がなくて、簡単に言えば自我機能が働いていないんですね。そこがないから、自分本能的なものが求めているものを、大脳皮質側で抑え込んでいるような気がするんですよ。それがフロイトのメインの理論です。そうするとヒステリー症状が出ちゃう今思えば、発達障害の人はみんな自分感情を振り返る能力がない感じがするので、無茶なんですよね。仕事がなくなると死ぬしか無い、とか極端なことを言いますよね。あれ?でも貯金に3億円ぐらいあると聞きましたけれども?と。ああいうのは都合が悪くなると失神(解離性失神)してしまう、ヒステリーと同様なものだと思うんですよ。

精神科医分析によると、発達障害者ってみんな自分感情を振り返る能力が無いらしい。

本当か?


ワンステップスクール寄宿舎民間自立支援施設)の方にも行っているんですが、甘いって、言っているんです。朝なんか爆音で起こしてしまっていいんです、と言っているんです。社長さんの言っている可塑性は後ですよね。

これに関してはなんとも言えないが、精神科医臆面もなく言っていると恐怖を感じる

ちなみに、このワンステップスクールについて調べてみたら、集団提訴を受けて今裁判やってるっぽい

(ひきこもり自立支援施設手法拉致監禁、元生徒7人が初の集団提訴へ 相次ぐ引き出し屋の被害(上)

https://diamond.jp/articles/-/252344)


精神科医やそれに準ずる知識のある方、これについて見解を教えてほしい。

個人的はにわかには信じがたいし、倫理的問題があるように思える。


引用元

Kaienはスパルタが足りないのでは? : 医師と語る 現代発達障害

https://www.kaien-lab.com/talk-with-doctor/dr5c/

2021-03-22

ドル

ハックニー馬[※1]のしっぽのような、巫戯《ふざ》けた楊《やなぎ》の並木《なみき》と陶製《とうせい》の白い空との下を、みじめな旅《たび》のガドルフは、力いっぱい、朝からつづけて歩いておりました。

 それにただ十六哩《マイル》だという次《つぎ》の町が、まだ一向《いっこう》見えても来なければ、けはいしませんでした。

(楊がまっ青に光ったり、ブリキの葉《は》に変《かわ》ったり、どこまで人をばかにするのだ。殊《こと》にその青いときは、まるで砒素《ひそ》をつかった下等《かとう》の顔料《えのぐ》[※2]のおもちゃじゃないか。)

 ガドルフはこんなことを考えながら、ぶりぶり憤《おこ》って歩きました。

 それに俄《にわ》かに雲が重《おも》くなったのです。

(卑《いや》しいニッケルの粉《こな》だ。淫《みだ》らな光だ。)

 その雲のどこからか、雷《かみなり》の一切れらしいものが、がたっと引きちぎったような音をたてました。

街道かいどう》のはずれが変《へん》に白くなる。あそこを人がやって来る。いややって来ない。あすこを犬がよこぎった。いやよこぎらない。畜生ちくしょう》。)

 ガドルフは、力いっぱい足を延《の》ばしながら思いました。

 そして間もなく、雨と黄昏《たそがれ》とがいっしょに襲《おそ》いかかったのです。

 実《じつ》にはげしい雷雨《らいう》になりました。いなびかりは、まるでこんな憐《あわ》れな旅のものなどを漂白《ひょうはく》してしまいそう、並木の青い葉がむしゃくしゃにむしられて、雨のつぶと一緒《いっしょ》に堅《かた》いみちを叩《たた》き、枝《えだ》までがガリガリ引き裂《さ》かれて降《ふ》りかかりました。

(もうすっかり法則《ほうそく》がこわれた。何もかもめちゃくちゃだ。これで、も一度《いちど》きちんと空がみがかれて、星座《せいざ》がめぐることなどはまあ夢《ゆめ》だ。夢でなけぁ霧《きり》だ。みずけむりさ。)

 ガドルフはあらんかぎりすねを延《の》ばしてあるきながら、並木のずうっと向《むこ》うの方のぼんやり白い水明りを見ました。

(あすこはさっき曖昧あいまい》な犬の居《い》たとこだ。あすこが少ぅしおれのたよりになるだけだ。)

 けれども間もなく全《まった》くの夜になりました。空のあっちでもこっちでも、雷《かなみり》が素敵《すてき》に大きな咆哮《ほうこう》をやり、電光のせわしいことはまるで夜の大空の意識《いしき》の明滅《めいめつ》のようでした。

 道はまるっきりコンクリート製《せい》の小川のようになってしまって、もう二十分と続《つづ》けて歩けそうにもありませんでした。

 その稲光《いなびか》りのそらぞらしい明りの中で、ガドルフは巨《おお》きなまっ黒な家が、道の左側《ひだりがわ》に建《た》っているのを見ました。

(この屋根《やね》は稜《かど》が五角で大きな黒電気石[※3]の頭のようだ。その黒いことは寒天《かんてん》だ。その寒天の中へ俺《おれ》ははいる。)

 ガドルフは大股《おおまた》に跳《は》ねて、その玄関《げんかん》にかけ込みました。

「今晩《こんばん》は。どなたかお出《い》でですか。今晩は。」

 家の中はまっ暗《くら》で、しんとして返事《へんじ》をするものもなく、そこらには厚《あつ》い敷物《しきもの》や着物《きもの》などが、くしゃくしゃ散《ち》らばっているようでした。

(みんなどこかへ遁《に》げたかな。噴火《ふんか》があるのか。噴火じゃない。ペストか。ペストじゃない。またおれはひとりで問答《もんどう》をやっている。あの曖昧な犬だ。とにかく廊下《ろうか》のはじででも、ぬれ着物をぬぎたいもんだ。)

 ガドルフは斯《こ》う頭の中でつぶやきまた唇《くちびる》で考えるようにしました。そのガドルフの頭と来たら、旧教会《きゅうきょうかい》の朝の鐘《かね》のようにガンガン鳴《な》っておりました。

 長靴《ながぐつ》を抱《だ》くようにして急《いそ》いで脱《と》って、少しびっこを引きながら、そのまっ暗なちらばった家にはね上って行きました。すぐ突《つ》きあたりの大きな室は、たしか階段かいだん》室らしく、射《さ》し込《こ》む稲光りが見せたのでした。

 その室の闇《やみ》の中で、ガドルフは眼《め》をつぶりながら、まず重い外套《がいとう》を脱《ぬ》ぎました。そのぬれ外套の袖《そで》を引っぱるとき、ガドルフは白い貝殻《かいがら》でこしらえあげた、昼の楊の木をありありと見ました。ガドルフは眼をあきました。

(うるさい。ブリキになったり貝殻になったり。しかしまたこんな桔梗《ききょう》いろの背景《はいけい》に、楊の舎利《しゃり》[※4]がりんと立つのは悪《わる》くない。)

 それは眼をあいてもしばらく消《き》えてしまいませんでした。

 ガドルフはそれからぬれた頭や、顔をさっぱりと拭《ぬぐ》って、はじめてほっと息《いき》をつきました。

 電光がすばやく射し込んで、床《ゆか》におろされて蟹《かに》のかたちになっている自分背嚢はいのう》をくっきり照《て》らしまっ黒な影《かげ》さえ落《おと》して行きました。

 ガドルフはしゃがんでくらやみの背嚢をつかみ、手探《てさぐ》りで開《ひら》いて、小さな器械《きかい》の類《たぐい》にさわってみました。

 それから少ししずかな心持《こころも》ちになって、足音をたてないように、そっと次の室にはいってみました。交《かわ》る交《がわ》るさまざまの色の電光が射し込んで、床に置《お》かれた石膏《せっこう》像《ぞう》や黒い寝台《しんだい》や引っくり返《かえ》った卓子《テーブル》やらを照らしました。

(ここは何かの寄宿舎《きしゅくしゃ》か。そうでなければ避病院《ひびょういん》か。とにかく二階にどうもまだ誰《だれ》か残《のこ》っているようだ。一ぺん見て来ないと安心あんしん》ができない。)

 ガドルフはしきいをまたいで、もとの階段室に帰り、それから一ぺん自分背嚢につまずいてから、二階に行こうと段《だん》に一つ足をかけた時、紫《むらさき》いろの電光が、ぐるぐるするほど明るくさし込んで来ましたので、ガドルフはぎくっと立ちどまり階段に落ちたまっ黒な自分の影とそれから窓《まど》の方を一緒《いっしょ》に見ました。

 その稲光りの硝子《ガラス》窓から、たしかに何か白いものが五つか六つ、だまってこっちをのぞいていました。

(丈《たけ》がよほど低《ひく》かったようだ。どこかの子供《こども》が俺のように、俄かの雷雨で遁げ込んだのかも知れない。それともやっぱりこの家の人たちが帰って来たのだろうか。どうだかさっぱりわからないのが本統《ほんとう》だ。とにかく窓を開いて挨拶あいさつ》しよう。)

 ガドルフはそっちへ進《すす》んで行ってガタピシの壊《こわ》れかかった窓を開きました。たちまち冷たい雨と風とが、ぱっとガドルフの顔をうちました。その風に半分声をとられながら、ガドルフは叮寧《ていねい》に云《い》いました。

「どなたですか。今晩《こんばん》は。どなたですか。今晩は。」

 向《むこ》うのぼんやり白いものは、かすかにうごいて返事もしませんでした。却《かえ》って注文《ちゅうもん》通《どお》りの電光が、そこら一面《いちめん》ひる間のようにしてくれたのです。

「ははは、百合ゆり》の花だ。なるほど。ご返事のないのも尤《もっと》もだ。」

 ガドルフの笑《わら》い声は、風といっしょに陰気《いんき》に階段をころげて昇《のぼ》って行きました。

 けれども窓の外では、いっぱいに咲いた白百合《しらゆり》が、十本ばかり息もつけない嵐《あらし》の中に、その稲妻《いなずま》の八分一秒《びょう》を、まるでかがやいてじっと立っていたのです。

 それからたちまち闇が戻《もど》されて眩《まぶ》しい花の姿《すがた》は消えましたので、ガドルフはせっかく一枚《まい》ぬれずに残ったフラン[※5]のシャツも、つめたい雨にあらわせながら、窓からそとにからだを出して、ほのかに揺《ゆ》らぐ花の影を、じっとみつめて次の電光を待《ま》っていました。

 間もなく次の電光は、明るくサッサッと閃《ひら》めいて、庭《にわ》は幻燈《げんとう》のように青く浮《うか》び、雨の粒《つぶ》は美《うつく》しい楕円形《だえんけい》の粒になって宙《ちゅう》に停《とど》まり、そしてガドルフのいとしい花は、まっ白にかっと瞋《いか》って立ちました。

(おれの恋《こい》は、いまあの百合の花なのだ。いまあの百合の花なのだ。砕《くだ》けるなよ。)

 それもほんの一瞬《いっしゅん》のこと、すぐに闇は青びかりを押《お》し戻《もど》し、花の像はぼんやりと白く大きくなり、みだれてゆらいで、時々は地面《じめん》までも屈《かが》んでいました。

 そしてガドルフは自分の熱《ほて》って痛《いた》む頭の奥《おく》の、青黝《あおぐろ》い斜面《しゃめん》の上に、すこしも動《うご》かずかがやいて立つ、もう一むれの貝細工《かいざいく》の百合を、もっとはっきり見ておりました。たしかにガドルフはこの二むれの百合を、一緒に息をこらして見つめていました。

 それもまた、ただしばらくのひまでした。

 たちまち次の電光は、マグネシアの焔《ほのお》よりももっと明るく、菫外線《きんがいせん》[※6]の誘惑《ゆうわく》を、力いっぱい含《ふく》みながら、まっすぐに地面に落ちて来ました。

 美しい百合の憤《いきどお》りは頂点《ちょうてん》に達《たっ》し、灼熱《しゃくねつ》の花弁《かべん》は雪よりも厳《いかめしく、ガドルフはその凛《りん》と張《は》る音さえ聴《き》いたと思いました。

 暗《やみ》が来たと思う間もなく、また稲妻が向うのぎざぎざの雲から北斎《ほくさい》の山下白雨のように赤く這《は》って来て、触《ふ》れない光の手をもって、百合を擦《かす》めて過ぎました。

 雨はますます烈《はげ》しくなり、かみなりはまるで空の爆破《ばくは》を企《くわだ》て出したよう、空がよくこんな暴《あば》れものを、じっと構《かま》わないでおくものだと、不思議《ふしぎ》なようにさえガドルフは思いました。

 その次の電光は、実に微《かす》かにあるかないかに閃《ひら》めきました。けれどもガドルフは、その風の微光《びこう》の中で、一本の百合が、多分とうとう華奢《きゃしゃ》なその幹《みき》を折《お》られて、花が鋭《するど》く地面に曲《まが》ってとどいてしまたことを察《さっ》しました。

 そして全くその通り稲光りがまた新《あた》らしく落ちて来たときその気の毒《どく》ないちばん丈の高い花が、あまりの白い興奮《こうふん》に、とうとう自分を傷《きず》つけて、きらきら顫《ふる》うしのぶぐさの上に、だまって横《よこた》わるのを見たのです。

 ガドルフはまなこを庭から室の闇にそむけ、丁寧《ていねい》にがたがたの窓をしめて、背嚢のところに戻って来ました。

 そして背嚢からさな敷布《しきふ》をとり出してからだにまとい、寒《さむ》さにぶるぶるしながら階段にこしかげ、手を膝《ひざ》に組み眼をつむりました。

 それからまらずまたたちあがって、手さぐりで床《ゆか》をさがし、一枚の敷物《しきもの》を見つけて敷布の上にそれを着《き》ました。

 そして睡《ねむ》ろうと思ったのです。けれども電光があんまりせわしくガドルフのまぶたをかすめて過ぎ、飢《う》えとつかれとが一しょにがたがた湧《わ》きあがり、さっきからの熱った頭はまるで舞踏《ぶとう》のようでした。

(おれはいま何をとりたてて考える力もない。ただあの百合は折《お》れたのだ。おれの恋は砕けたのだ。)ガドルフは思いました。

 それから遠い幾山河《いくやまかわ》の人たちを、燈籠《とうろう》のように思い浮《うか》べたり、また雷の声をいつかそのなつかしい人たちの語《ことば》に聞いたり、また昼の楊がだんだん延びて白い空までとどいたり、いろいろなことをしているうちに、いつかとろとろ睡ろうとしました。そしてまた睡っていたのでしょう。

 ガドルフは、俄かにどんどんどんという音をききました。ばたんばたんという足踏《あしぶ》みの音、怒号《どごう》や潮罵《ちょうば》が烈《はげ》しく起《おこ》りました。

 そんな語はとても判《わか》りもしませんでした。ただその音は、たちまち格闘《かくとう》らしくなり、やがてずんずんドルフの頭の上にやって来て、二人の大きな男が、組み合ったりほぐれたり、けり合ったり撲《なぐ》り合ったり、烈しく烈しく叫《さけ》んで現《あら》われました。

 それは丁度《ちょうど》奇麗《きれい》に光る青い坂《さか》の上のように見えました。一人は闇の中に、ありありうかぶ豹《ひょう》の毛皮《けがわ》のだぶだぶの着物をつけ、一人は烏《からす》の王のように、まっ黒くなめらかによそおっていました。そしてガドルフはその青く光る坂の下に、小さくなってそれを見上げてる自分のかたちも見たのです。

 見る間に黒い方は咽喉《のど》をしめつけられて倒《たお》されました。けれどもすぐに跳ね返して立ちあがり、今度《こんど》はしたたかに豹の男のあごをけあげました。

 二人はも一度組みついて、やがてぐるぐる廻《まわ》って上になったり下になったり、どっちがどっちかわからず暴れてわめいて戦《たたか》ううちに、とうとうすてきに大きな音を立てて、引っ組んだまま坂をころげて落ちて来ました。

 ガドルフは急いでとび退《の》きました。それでもひどくつきあたられて倒れました。

 そしてガドルフは眼を開いたのです。がたがた寒さにふるえながら立ちあがりました。

 雷はちょうどいま落ちたらしく、ずうっと遠くで少しの音が思い出したように鳴《な》っているだけ、雨もやみ電光ばかりが空を亘《わた》って、雲の濃淡《のうたん》、空の地形図をはっきりと示し、また只《ただ》一本を除《のぞ》いて、嵐に勝《か》ちほこった百合の群《むれ》を、まっ白に照《て》らしました。

 ガドルフは手を強く延ばしたり、またちぢめたりしながら、いそがしく足ぶみをしました。

 窓の外の一本の木から、一つの雫《しずく》が見えていました。それは不思議にかすかな薔薇《ばら》いろをうつしていたのです。

(これは暁方《あけがた》の薔薇色《ばらいろ》ではない。南の蝎《さそり》の赤い光がうつったのだ。その証拠《しょうこ》にはまだ夜中にもならないのだ。雨さえ晴れたら出て行こう。街道の星あかりの中だ。次の町だってじきだろう。けれどもぬれ着物をまた引っかけて歩き出すのはずいぶんいやだ。いやだけれども仕方《しかた》ない。おれの百合は勝ったのだ。)

 ガドルフはしばらくの間、しんとして斯う考えました。

2020-10-31

anond:20201031093952

養育するのにどれだけの養育員が必要になるのかってことだな。

地球へ…」というコミックアニメがあった。すべての子は養育用惑星で仮親に育てられる。15才で選別されて、地球植民星に配属される。

養育する仮親ペアは生涯に何人担当できるかなんだが。寄宿舎で大量飼育できればもっと効率がよい。

2019-05-07

anond:20190507114252

別にあれぐらいなら真似できるんだからそんなこと言わんでも。

本当の上流国民北欧寄宿舎留学とかさせてるよ。年間1000万だからそんなに高くない、とか言って。

2019-04-08

少年院に行った

先日、仕事で機会があって少年院に行った。

住んでいる区域内のわりと土地勘もあるエリアで、あ、そういやこっち側には曲がったことがないな?という道の先にそれはあった。

古いがさっぱりとしておりよく手入れされた建物で、80年代ドラマで観た刑務所然とした趣はまるでなく、来客用のエリア私物をすべて預け、鍵のかかった扉を2つ経ると

そこは病院のような、映画で観た外国寄宿舎のような趣の場所だった。

打ち合わせで会った職員のひとりはこう言っていた。

普通がなにかわからない子たちなんです、非行しか知らないような子が大半なんです。少しでも普通世界を見せてあげたくてこういった授業を行っているんです」

それを聞いて正直少し怖気づいた。

いままで生きてきてずっと自分普通で平凡な人間だと思ってきた。中流家庭に育ち中間程度の学力普通大学まで出て就職した。

だけど自分が「普通」のモデルケースとして「普通じゃない」10代の前に立って「普通」を見せるというのは、普段している仕事とはまるで性質が異なることのように思えたし、「非行しか知らない」という状況が上手く飲み込めなかった。

仕事とは言え一体何をしに行くんだろうと、鍵のかかる扉の奥の長い廊下を歩いていながらも思った。

生徒は整列しており、声高に号令をかける様子は軍隊のようであった。

講演のようなものをしたのだが、生徒は全員身じろぎもせずこちらを見つめており、普段もしていることなのに緊張して最初のあたりはよく覚えていない。

一緒に行った同僚が話をしている間、席をまわって数人の生徒と個別言葉を交わしたのだが、ジャージから伸びる手にカラフル入れ墨をした子がいた事以外は予想に反してただ単に普通若者だなという感じだった。

見た目は幼く、その入れ墨に合うような派手な髪型服装をしている様子に思いを馳せようとしてもうまくいかなかった。

普通だ。この子達も普通だな。と思った。

いやそうではなく、周囲から見て「非行しか知らない」と思われる人生がこの子達の「普通」なんだなと思った。

自分がこの子達の年齢の時、当たり前に母親の作った食事を食べ、当たり前に兄弟と一緒にゲームをし、当たり前に学校に行って家に帰ったら猫と遊んでいた

それと同じように、世間的に法に反することが当たり前という環境に生まれ場合もある

ただそれだけのことなのだなと思った。

本人としては自分普通であり、世間一般的な「普通」というものは実は無く

ただ自分と、それ以外の外の世界があるだけだ。しかも外の世界無限にある。

だけどいろいろな過程を通して、自分の「普通」の枠を超えたものを知ることは人生必要なことだし大切なことで、

自分がこうしていろいろなところに仕事に行くのも、この生徒たちが少年院に入って生活が一変することも、ただそういう一つの経験しかないんだなと思った。

普通ではないというレッテルを貼り一方的に話の通じないものであるように恐れていたことが申し訳なく、最後は緊張もせずつつがなく仕事を終えて帰ってきた。

翌日は週末だったので実家に帰り、食事をしながらその事を母親と姉に何気なく話すと、

「そんな経験してきたんだね、すごい」

「そんなふうに思えてえらいね

と、当たり前のように言われた。

そうだ。自分にとって当たり前の周囲の環境、これが自分の「普通」を左右するものなのに、生まれてあの子達の年齢になるまで自分ではどうにもできないことじゃないか

その時急に、その子達と気持ちも通わせつつがなく仕事を終えてきたと思っていた自分が恥ずかしくなった。

2018-11-07

anond:20181106201315

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%80%88%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%80%89%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F

『〈子供〉の誕生』(こどものたんじょう、フランス語:L'Enfant et la Vie familiale sous l' Ancien Regime)は、フランス歴史学者フィリップ・アリエス著作である1960年に公刊された。子供大人の一線を当然視し、学校教育制度を当然視する現代の子供観に対して、疑義を呈する書物であるフランス語原題は『アンシャレジームの子供と家族生活』という意味であり、「〈子供〉の誕生」は、日本翻訳者がつけたものである

アリエスは、中世ヨーロッパには教育という概念も、子供時代という概念もなかった、と言う。 7〜8歳になれば、徒弟修業に出され、大人と同等に扱われた、と言う。飲酒恋愛自由とされた、と言う。なぜ大人子供の一線を7〜8歳に引いたのかと言えば、この時期に言語によるコミュニケーション可能になると考えられたためである、と言う。 7〜8歳以前の子供は動物と同じ扱いであり、大人フリスビー代わりに投げ遊び、落として死なせたこともあるという。乳幼児死亡率が高く、5歳までは頭数に入れられなかった。もっとも、乳幼児死亡率が高かった理由として、医学水準が低かったことだけではなく、両親のベッドの中で、あまりにも頻繁に窒息により非業の死を遂げる子供が多かったといった理由も挙げられている。

教会は、嬰児殺しを厳禁していた。が、両親があれは事故だったと主張してしまえば、それ以上追及する者はいなかった。

近代的な学校教育制度が現れたのは、17世紀のことである。当時の教育者たちは、古代には存在した学校教育を倣い、「純真無垢」を理念とした。「純真無垢」とは何か。子供大人を引き離すこと、特に子供にとってセックス禁忌にすることだった。また、子供として保護される期間の延長も提唱した。この時期から美術子供テーマにし始めた、それ以前は美術子供テーマにすることはなかった、と述べる。

近代学校教育制度は、大人とは異なる、子供服というものを編み出した、と述べる。この傾向は特に男児に顕著で、男児の特徴的な衣装であるズボンが考案された。それに対し、女児服装の変化には無頓着であった。女児家事に専念すればいいのであって、学校教育を受ける必要性が少ないと考えられたためだ、と述べる。

これを受け、近代的な学校教育制度は、同年齢の子供を同一のクラスに編成した、と述べ、極端な場合には、寄宿舎制度を設け、子供を外部から遮断した、と述べる。

2018-11-04

[]

なんとなくps4を引っ張り出してゲームをいろいろ味見する

ゴッドオブウォー3はなんとかクリアできた

目の前をただ進めばよくて考えなくていいか

ただパズルハーピーライドだけはクソだったけど

11月のフリプはヘビーレインに続いてまた自分が数ヶ月前にセールで買ったはいいけど積みゲーしてたビヨンドでガックシ

ほんともうセールで評判がいいだけの洋ゲーを買うのはやめよう

買うならすぐやるやつだけにしよう

ほんっとにがっくり感が半端ないから

ゴッドオブウォー終わったし次何しようかなと思ってバイオHDをはじめるけど難しい

ゾンビが生き返るからベリーイージーでも玉足りなくなる

しかも生き返ったらゾンビ走ってくるし

アイテムボックスのあるセーブポイントの道中でかならずゾンビいるからこまめにセーブしたい派からしたら地獄

こうりゃくみても難しいわ

マップが似たような形してて覚えにくいし、行ったり来たりしないといけないし、固定カメラで思った方向に行かないのにゾンビが走ってきて焦るしでさんざん

エンブレムとっていったん洋館出て寄宿舎にいくときリサ小屋いって戻ってきたところで玉がほんと尽きてこれ以上はちょっと無理そうと思って投げた

攻略見ててもきついってすごいわー

くやしいけどギブアップ

ジルはすごいかいかった

ケツのグラがやばかった

無駄に胸が揺れてた

じゃーなにしよーと思ってbrutalってのを少しやってみる

ローグ系で記号化されてる感じの不思議のダンジョンみたいなゲーム

見た目が地味でいまいちそそられず2,3階もぐったところで死んだところでやめた

ラインを追っかける音ゲーみたいなシューティングもよくわからんくてやめた

ヘビーレインをはじめたけど無駄操作を細かく強制されるのと、コントローラぶんぶん振り回さないといけないのが鬱陶しすぎてやめた

シンプル操作させてくれよ

ディスガイア5を半年以上ぶりに起動したけど何をどうしたらいいか調べる・確認するのが面倒ですぐやめた

ブラッドボーンを始めたけどプロローグっぽいところでもうすでになんかめんどくなって操作できるようになって狼にそっこー殺された後生き返ってから操作できるようになったところでやめた

ビヨンドもめんどくさそうだし、他に持ってるDL済みのゲームみてもやりたいと思えるのがなかったかps4を片付けることにした

あーあ

せっかくのゲーム全然楽しもうと思えない

明日病院いく

ほんとは土曜行く予定だったけど祝日休みだったこと忘れてたか

2018-10-16

2018年アニメ感想 あと百合

たっけて

過去最高に見るアニメ多くて死ぬ

 

からくりサーカス

1話まで視聴

原作厨なのでかなりハードルが高い

アニメ終わるまで原作読まないように注意する

懐かしくて変な気持ち

ミンハイがかっこよかった

林原めぐみにまだ慣れない、「レザァマシオー!」と「アルルカーン!」が弱い気がする、前やってたCMは良かった

橘が出てからが本番(って、黒沢ともよかよw)

 

禁書3期

原作厨です、不安

たぶんこれが最後だろうから楽しみたい

一応黒子いるか百合になるのか?でも今回ほとんど出ないよね

 

ゴブリンスレイヤー 

2話まで視聴 ◎

ゴブスレさんかっこいいね職人って感じ

こういう異世界リアルっぽい話好き

リアルっぽいようでいて、創作お約束みたいなので『はずす』から気軽に見れていい)

 

転生したらスライムだった件

2話まで視聴 ◎

見る気なかったんだけど、ドラゴン面白くて結局見ることにした

気軽に見たい

割とゆっくりペースなんだけど2クールみたいだしね

 

ゾンビランドサガ

2話まで視聴 ◎◎◎

今期のダークホース

現時点で一押し

基本的宮野アニメオカリンうーさーって感じ)

なんだけど、何というか色々すごかった・・・好き

あとゾンビなのに皆かわいい作画が全シーンかわいいアニメとして色々つよい

ニコ動で見てるが、既に最終回泣く準備を皆初めててワロタ

これギャグしかやってないのにいきなり突き落としてくるやつだゾ(疑心暗鬼

百合に期待)

 

ガイコツ書店員

1話まで視聴 ◯

好きだけど、最後までもつかな・・・

 

SSSS.DRIDMAN

2話まで視聴 ◎

見る気なかったんだけど結構よかった

すげー丁寧に作ってるな・・・って思ったらTRIGGERだった

さもありなん

まあ割と「特撮アニメしました」って言えばそれまでなんだけど

キャラ人間模様をちゃんと描かれていて嫌らしさがないし

ストーリーも「アニメっぽく」なってて見やす

あと皆かわいい

クオリティで殴ってくるタイプ

(ちなみに俺は特撮どころかロボすら苦手)

 

となりの吸血鬼さん

百合度 ★★★☆☆?

 

1話まで視聴 ◎◎

今期のきらら難民キャンプ(※きららではない)

別名「ぎんいろモザイク

こけし銀髪陽子の皮を被ったあやや!言うことなし!!

OP見てる感じ、百合度はもっと上な気がする

正直これだけで今期生きていけるくらいのパワーが有る

あと、銀髪富田美憂だった(アビスのリコの人)、すごいなあ

 

アニマエール

百合度 ★★★★☆

 

1話まで視聴 ◎

今期のあんハピ難民キャンプ(※こっちがきらら

ゆみりか!?と思ったらサーバルちゃんだった

尾崎由香、相変わらずネジ3本外れた砂糖みたいな声してて脳に響く

ほっこり系かと思ったが割と笑えた

親友黄色ガチ百合っぽくてにっこり(名前まだ覚えられてない)

親友ポジ黄色過保護百合ってあまり見ない気がする

 

寄宿舎ジュリエット

1話まで視聴 ◎

イチャイチャアニメ(だよね?)

ヒロインかわいい主人公かわいい

主人公に好感が持てた

こういう三白眼ツンデレボーイにすこぶる弱い

 

火ノ丸相撲

1話まで視聴 ◯

王道スポ根漫画って感じ

阿部氏の演技が熱いなあ

 

うちのメイドがウザすぎる

百合度 ★★☆☆☆

 

1話まで視聴 ◯

百合って言うよりロリコンですね

メイドガイを思い出した

メイドとパパがボケてロリがツッコむっていう構成は草

 

やがて君になる

百合度 ★★★★★?

 

1話まで視聴 ◎

citrus難民救済?いやちょっと違う気がする

まだ判断がつかないが見れないタイプではなさそう

女性向けに振り切ってる百合モノは意外と見れないので)

 

ひもてはうす

1話まで視聴 ◯

「あ、ここからー」枠

ほとんどてさぐれの続編

 

ベルゼブブ嬢のお気に召すまま

1話まで視聴 ◎

こういう絵柄って女子向けでストーリーが苦手なパターン多いんだけど全然そんなことなかった

もふもふだった

ケセパサだった

男がかわいかった♂

 

RELEASE THE SPYCE

百合度 ?

 

1話まで視聴 ◎

脚本家?が不穏とのことでどうなるか未だ様子見

 

抱かれたい男1位に脅されています

1話まで視聴 ◯

黒髪のほうが即落ちするの可愛くて変な気分になる

でも一気に事が進展するのはあまりきじゃない、そこはやっぱこれ系ジャンルっぽい

原作では一気に襲われてるシーンとか、マイルドになってるらしい

citrus難民救済」ってコメントするのやめろや!

 

他の状況

でびどる → 悩ましい、ひもてはうすと同時期にあるの趣深い

SAO → どこまで見たか忘れた、これも悩ましい。個人的SAOは1期が一番好きなんだよね

妹だけど妹じゃない → これ見るなら先にエロマンガ先生見るべきだと思うんだけど合ってるのかな(そして見ない)

Ingress → 1話明後日

ジョジョ → 前期で止まってる

逆裁 → 前期で止まってる

ゴールデンカムイ → 前期で止まってる

豚野郎 → 俺向きではない、たぶん宇宙より遠い場所とか見るタイプの人向けと予想

人外さん → ほぼ実写パートやんけ!!

ソラとウミのアイダ → 少しだけ見た

あかねさす少女 → 少しだけ見た

終電後、カプセルホテルで、上司微熱伝わる夜。 → 僧侶

閃乱カグラ → 友人が「モロ出しやんけ!」と言ってたがdアニメストア規制有りだった

 

まとめ

多すぎるって

 

そう言えば、今回全部ニコ動Amazonプライムで完結してる、ついにこの時代が来たか

2018-08-06

anond:20180806155204

友達となぜか生理がよく重なるという経験はないだろうか?この「生理うつる」ような現象は古くから知られており、

現在ではドミトリー効果(寄宿舎効果)またはマクリントック効果と呼ばれている。

この現象特に女子寮などの共同生活をするような環境で起きやすいという。

http://epinesis.blog.jp/archives/53668048.html

ある女性生活したり働いたりする空間に、別の女性がいると、彼女たちの月経周期がだんだん重なり合っていく──

いわゆる「生理シンクロ現象」はまったくのウソであることが、排卵予測アプリ『Clue』と英オックスフォード大学調査により確認された。

https://wired.jp/2017/10/04/period-sync/

時間が掛かったのね

2018-06-15

何で女って電車に乗るの

学校会社に寝泊まりすれば痴漢に合わなくて済むのではと

https://toyokeizai.net/articles/-/201138?page=3

https://www.excite.co.jp/News/society_g/20171114/Wezzy_50713.html?_p=3

を読んで思う

核非拡散条約の時同様にすでに大量にある前提を共有してなくて

何かをしたら置換がなくせるみたいな変な前提で語ってる

女が電車に乗らず学校の近くの寄宿舎に寝泊まりすれば済む話だろうといつも思う

2018-06-07

平等社会を作るには

子供は生まれたら施設社会的に育てる

これは実現困難。愛情があるから。ただし毒親家庭経験者は歓迎?

週イチで面会可能かにしたらいいのか? イギリス寄宿舎生活もあるな。

相続税100%

生前贈与とか抜け道はあるが、やらないよりはマシ?

消費税を上げるよりはこちらのほうが良いかな。

2016-09-04

クソ雑魚ナメクジでも読める! 古典新訳文庫面白い本ベストテン

http://anond.hatelabo.jp/20160903194513


選定基準

・他文庫で手に入りにくい

重厚長大作品は避ける(つまりロシア文学は大概除外)

ジャンル小説寄りだったり、わりとライトに愉しめる感じのやつ


順不同


・デュレンマット『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』

 脚本家ミステリ作家として有名なデュレンマットの粋が収められた傑作選。

 デュレンマット独特のケレン味の効いたツイストは、高度な本格ミステリに馴れた現代の読者にも新鮮な驚きをもたらす。

 ちなみに「巫女の死」は『オイディプス王』をベースにしているが、本文庫で『オイディプス王』は出されていない。すなおに岩波で読んでおこう。


・ウォー『ご遺体

 第二次大戦前後の暮れゆくイギリス貴族イギリス男性の生態を皮肉たっぷりに描くユーモア作家イーヴリン・ウォー、その傑作の一。

 セレブが利用する葬儀社兼霊園で働くことになった青年とりまく変なキャラたちが見どころ。


スティーブンソン『新アラビア夜話』 

 夏目漱石イギリス留学時代に部屋に引きこもって読みふけったという文豪スティーブンソン。

 日本知名度の高い『ジキル博士とハイド氏』や『宝島』もこの文庫に入っているが、実は最高傑作と言われているのはこの『新アラビア夜話』。

 ボヘミア王子ロリゼルを主人公に、ミステリーのようなファンタジーのような摩訶不思議短編が並ぶ。


・ブッツアーティ『神を見た犬』、ピランデッロ『月を見つけたチャウラ』、ロダーリ『猫とともに去りぬ』

 日本人にはあまり馴染みのないイタリア文学

 ここらでイタリア代表する三人の作家幻想短編集をつまんで、ラクしてライバルに差をつけよう。

 ロダーリはあたたかみのある笑いを、ピランデッロはどこかとぼけシニカルな味わいを、ブッツアーティ得体のしれない不安あなた提供してくれるはずだ。


マンシェット『愚者が出てくる、城寨が見える』

 文学はなよなよしていて、暴力が足りない?

 ならば,フレンチノワール法王(本当にそう呼ばれている)パトリックマンシェットだ。

 ノンストップという形容すらなまぬるいほどの疾走感で綴られる犯罪劇は、頭で理解するではなく、心で感じるんだ。


ムージル『寄宿生テルレスの混乱』

 エリート寄宿舎学校! 生徒内権力争い! 美少年! 同性愛! いじめ! 実存主義

 全部もってけ、あなたがたが欲しているものはすべてここにある。


・ロブ=グリエ『消しゴム

 すまない、嘘をついた。これはお文学だ。しかも分厚い。

 とはいえ、基本的にどうでもいい情景描写が七割くらいを占めているのでそこを飛ばせば一気に読めるぞ!!

 こういうのはあとがき解説を先に読んでから読もうな!!!


・マチャード・ジ・アシスブラス・クーバスの死後の回想』

 リオオリンピックは終わったが、文学の聖火はいつでもブラジル燃え盛っておるぞ!!!!!

 「死んでから作家になった人物が書きつづる」作品と聞いただけでわくわくしないか?????

 おれたちの読書オリンピックはこれからだっ!!!!!!!!!!!!

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