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はてなキーワード: 地位とは

2024-05-11

anond:20240511081901

多分、金を得てそれに靡く女を手に入れようと一念発起した段階ではその認識はあったはずと思うんだよなぁ

歳食ってそれなりに金が入ってきたならばそれに伴う地位もあるはずで、それ由来で昔よりもチヤホヤされる、尊重される場面が増える事によって、それが自分地位なんか本質的には何も関係がない恋愛関係にも適用されるとか勘違いしたりすんのかな

2024-05-10

[]

「チームリーダーになってくれ」

「私には無理だ……チームリーダー地位、無理だ」

anond:20240510093716

いやいや、ばらばらに「女性地位向上!」って叫んで消えてくより、一斉に投票するだけで男性議員ほぼ全滅するじゃん

女性女性候補者に投票を!」って広告打つだけじゃん

パパ活で巻き上げた金をフェミニスト団体が協力して集めたらそのくらい簡単でしょ?

なんなら政治分野における男女共同参画の推進に関する法律(要するに政治男女平等)なんてものもあるレベルなんだから、どっかから予算付くでしょ

2024-05-09

anond:20240509203218

病院みたいに序列がハッキリしてるところはマジで底辺は捌け口にしかならないな

医者看護師医療事務病棟クラーク

みたいな

序列がそのまま賃金地位に反映されてる

心理的安全性で見るアップル炎上

iPadプロモーション映像炎上した。

日本人特有の反応だという声も見られるが、youtubeコメントを見る限りそうでもないらしい。

増田自身特にどうとも思わなかったが、アップルに対するアンチの多さを考えると燃えるだろうなぁということは容易に想像できた。

この出来事心理的安全性観点で考えてみる。

あの映像は、CGであれリアルであれ、制作にはかなりの人数が関わっていることは間違いないだろう。

そうなれば、その関わったうちの誰一人としてあの映像問題点を指摘できない空気であったとするならば、今のアップル心理的安全性がとても低いであろう状況が予想される。

携わった映像クリエイターのうち一人として、楽器カメラデジタルガジェット精通する人間がいないだなんてことは考え難い。

それなのに、誰一人として、自分が大切にしているかもしれない道具が(きれいな壊れ方ながら)ボロボロにされる姿を見て不快に感じないわけがないのだから

そうなれば答えは一つ。

誰一人として、あのプロモーション映像ディレクションに対して文句を言うことができない状況だったというだけのことだ。

もはや独裁に近い状態かも知れない。

権威あるディレクターがこれを作れと言えば中の人間は従わざるを得ず、炎上するかも知れない結果が目に見えていたとしても、ディレクターの前では口に出せないまま、むしろディレクターの才能を称賛しながら自分地位を守る。

すでにアップルにはそういったYESマンしか残っていないのではないかとすら感じられるような、ひどいプロモーションだった。

クリエイターや道具の作り手のことをバカにしているとまでは思わなくても、「今のアップルの状況はひどい」ことをアピールするためのプロモーション映像だったと言ってよいだろう。

その視点から発表されたiPadを見てみると、円安という状況ももちろんありながらも、あまりにも市場価格から乖離した強気価格帯でアップルオリジナルのMのつくCPUシリーズ強気に押し出す姿勢にも、それを誰も止めることができないような状況を垣間見ることができる。

nintendo switchとPS5を比べるべきではないのと同じように、iPadとゲーミングPCを比べるべきではないことはわかっているが、仮に今のnintendo switchの定価が6万円だとしたら、誰もがその強気価格に驚くことだろう。

ipadにはipadしかできないことや楽しみ方があることは十分に理解しているつもりであるが、それにしたって汎用性の少ない独自アーキテクチャで動く端末に、そこまでの投資をできるのはもはや信者しか残されていない。

特に今回は、proと廉価版(と言っても無印よりは高性能ラインアップではあるが)であるairの同時発表だったにも関わらず、どちらも庶民には手に届かないような価格設定だったことに、多くのユーザーは落胆したに違いない。

これがproと無印13インチの同時発表で、半年~1年後にair13インチの発表だったらまだ違ったのではないだろうか。

こうした事態さえも、アップル社内において声が上がらなかったとは到底考えられない。

しかしその声が届かなかったことを考えれば、そこに心理的安全性は皆無であり、独善的経営判断が隠しきれていないと言えるだろう。


こうした強気経営姿勢と相まって、既存価値観をぶち壊すようなあの映像は世の中の反感を買って当然の結果だったと言える。

しかし、これから更にストア・ロイヤルティを強めようと一致団結するアップルの内側から視点では、そうした世の中の冷めた視線は予想できなかったかも知れない。

それ自体は悪いことではないのだが、もしそこに心理的安全性が働いておらずそうした危機感を誰一人口にすることができない状況にあったのだとしたら、やはりこれは企業危機管理意識の欠如によって引き起こされた当然の炎上であったと言えるのだろう。

アップルほどの大企業であっても、容易に心理的安全性が脅かされる状況に陥るという現状は、心理的安全性研究学習)している増田にしてみるとリアルタイムで参考にできる稀有な教材であり、これからアップルが立ち直るのかこのまま崩壊していくのか、どちらにしても興味深い教材といえる。

皆さんも心理的安全性観点からアップルの行く末を楽しんでみてはいかがでしょうか。

増田本人は今回のことでアップル製品に対する夢が冷めたので、同じ予算で14インチのゲーミングノートを買うことに決めました。

あれ?こっちのほうが死ぬほどコスパ高くない?iPadが高いのは円安のせい?嘘でしょ?

anond:20240507202657

知能がどうこうというより妙に強固で多様性のないコミュニティ形成しちゃってるのが拍車をかけてる感じはある。

こないだの草津町長の件だって実は赤旗が謝ってたというこれ以上無い後押しがあったのにアンフェガーしちゃって謝らなかった。

この件だってそんなんミラーリングになってないやん、ちゃんとやるならこうやで・・・みたいなやつはいなくて権力勾配が・・・とかみたいなコミュニティ内の便利道具で擁護されちゃうから外にでられなくなっちゃう。

まじめに考えて相手対話しようとかするとコミュニティ内での地位があがるどころか敵扱いで排除されちゃうからね。

から知能増田の言う地域コミュニティからの断絶っていうのが面白い指摘になっちゃってるわけで。

2024-05-08

anond:20240508181815

アンフェとかい属性の作り方本当謎

日夜罵倒してきてるフェミニストとか男が好きになれる訳ないじゃんね

性差助長する表現かー……そうだね

女さんのミラーリングは何故か罵倒に終始することが多いからな……

例えばたわわのような魅力的な女子を出したりオタクコンテンツ美少女コンテンツが許されないなら

ツイステッドワンダーランドあんスタとかに出てくる高身長イケメンは許されないよね

女で言うと巨乳に相当するんだろ?これのお陰で身長170cm以下は人権がないという言葉に多くの女が賛同婚活では170cm以下の男性フィルターにかけられて舞台にも立てない訳だ

もっとも男は貧乳であってもそのような扱い方はせず、女の差別は男の差別よりも余程根が深い問題でたるがその自称弱者性の一点で許されてきたね


他は例えばチー牛とかの言葉は男よりフェミニスト弱者男性罵倒する時に使うな

少女漫画や女作者の漫画を見たら能力や外見が冴えない男の取り扱いは異常に冷淡だったり軽んじられてるよな

これは少女漫画スマートな外見のハイスペイケメン以外の男の存在は許さないからだよ


あと男が女をリードしたり、金や地位権力を使って女を助けたり溺愛する小説漫画売れてるよな

これは金持ちではない極々普通一般男性金銭感覚とかけ離れていて、男は奢って当然だの

散々妥協した上で年収600万を当たり前に要求する事に繋がる

はっきり言って経済構造上は豊胸美容整形とかより余程難しく救いのない問題からな金や地位っていうのは


能力による差別だってあるだろ

無能な男がハイスペイケメン駆逐される話の展開何度も見たことあるだろ?

あれも仕事の出来ない男に対してはいくら軽蔑しても良いという態度に繋がってるよな


これらの事に男は女の願望を映し出した創作から……で何も言わないんだよね

女さんが言ってるのは貧乏で頼りがいもなく自分を助けてくれない守ってくれない低身長不細工で冴えない地位能力も低く愛想もない男をメインで出せと言ってるようなもの

しかしたら顔だけはイケメンでも許してくれるかもな

でもそんな創作嫌だろ?でも普段してる女の要求はこれだよ

男の巨乳願望なんてささやかなもんだろ?しかも全体的でもないと来た

願望まで否定する方が面白くないし生き辛いからな

でも女さんは一方的に男に対してだけそれをやる

2024-05-07

[]森唯斗しかり、ロベルトスアレスしか

リリーフで実績

怪我

→先発転向一年でクビ

なぜか?

パドレスロベルトスアレス投手が、ナ・リーグ最強の守護神と言っても過言ではない成績を残している。ここまで13試合登板して1勝0敗10セーブ防御率0.66。セーブ機会の失敗なしで、11セーブリーグ1位のライアン・ヘルズリーカージナルス)とは1差。日米でのタイトル獲得も視野に入れる。


 メジャー3年目の今季守護神地位を実力で掴み取った。オープン戦の時点ではクローザーを固定されていなかったが、松井裕樹投手らとの争いを制した。元々、球種は少なくフォーシームとシンカーの直球とチェンジアップのみ。4月3日から22日(同4日から23日)にかけ、79球連続で“速球”を投じて圧倒した。

 マイナーリーグでの経験もなかった苦労人。メキシカンリーグからソフトバンクを経て2020年阪神に加入すると、守護神として2年連続最多セーブに輝いた。2021年オフパドレス移籍し、2022年オフには5年4600万ドル(約70億4000万円)で契約延長。無名だった右腕が、アメリカンドリームを掴んだ。

 メジャーでも無双状態のかつての守護神日本ファンも反応。SNS上では「レベル違う」「変化球の握り方忘れたのか?」「真っすぐだけでゴリ押すようになったバケモノ」「ストレート縛りしてる大偉人」「ストレートしか投げずにこれやからな、意味不明」「スアちゃんえぐいわ」との声があがっている。

2024-05-06

anond:20240506155536

そういう人は世間平均値と比べりゃ高い程度のとこで妥協せず、もっと地位年収を高めて、許容される範囲の拡大を目指すしかないんやと思うで

そしたら婚活パーティーに参加してる難あり異常中年女のひとりやふたりくらい引っ掛けられると思うで

anond:20240505185638

例えば身長がかなり低いけど地位のある職業年収があるとかそういう人と会うための婚活パーティじゃないのか

スペック検索するだけならマッチングアプリでいいじゃん

anond:20240506154950

素人判別が困難な専門的内容なら分かるよ

各国の省庁や有名大学院HPから院卒の給与なんてデータ簡単にググれる時代にこのレベルすらググれない無知乞食が偉そうに上から喋ってるのキツいんだよな

お前は自分地位理解できてんのかと

anond:20240505185638

ふと思ったんだけど、「トロフィーワイフ」の対の呼び名って何かあるのかな。

トロフィーワイフ、というのは、地位や富や名声を手に入れたおっさんが、若くて見目がよく中身のないおねーちゃん自分の手に入れた「成功」のシンボルのように侍らせてる状態揶揄する言葉だよね。でもトロフィーワイフ側にも戦略とか計算とかがあって、年若いうちに、勝負できる見目だけをひたすら整えて、中身はスカスカな方が受けるからスカスカな風を装い(あるいは本当にスカスカにし)、それら努力の結果として自分トロフィーワイフにしてくれる「成功者」を旦那として捕まえることに成功するわけだよね。その結果勝ち取ったその「旦那」のことを、トロフィーワイフ界隈では何て呼ぶんだろなあ。まさか「おぢ」じゃないだろうしさあw

anond:20240504114240

それなりに地位があって社会に影響を与えうる人までがこうなのは本当に恐ろしい。

夜職ツイフェミとかだったら何言っててもどうでもいいが、法律政策検討する場に有識者として呼ばれるレベルフェミニストがこれなのはかに恐怖。

2024-05-05

油少なそうな政治家ジジイが好き

岸田総理みたいなオイリー感少なめの政治家ジジイが好き 立憲の安住も好き 政策思想は置いといて見た目として好き

というか政治家じゃなくてもいい、別に

ある程度地位があって野心のありそうなジジイおっさんがいい 作家学者でもいい

日銀植田総裁もかなり好き 作家なら吉行淳之介って人が前写真見たとき良いなと思った

逆に苦手なのは河野太郎とか麻生茂木あたり これも思想がどうこうではなく見た目があまりさらない

ギラギラした感じの人が苦手なのかもしれない

さっぱりした賢そうなジジイを見たい おすすめの人いない?

anond:20240504180148

主人公達が女性地位向上のために頑張っている、という趣旨はわかる。

しかし2024年の今現在の私達は、女性地位向上によって何が引き起こされたかを「知ってしまっている」からね。

知っているからこそ、手放しで称賛できないもどかしさを感じる。

あのドラマの中に2024年からタイムスリップしてきた人物が出てきて、主人公たちにこう問いかけたら面白いかも。

あなたがたは社会をより良くしたいという思いで働いているのでしょう。

では2024年の日本はどうなっていると思いますか?

女性地位向上・高学歴化によって男女間の衝突はとんでもないレベルになっているのです。

男性の草食化・非婚化によって、日本の出生数は70万人まで激減しました。

また一部の過激化したフェミニストによる男性差別という新たな人権問題が引き起こされているのです。

男性は一律に社会強者であるという価値観消失し、男女双方が被害者椅子取り合戦をやっているのです。

これがあなたがたが望む未来だったのですか?」

anond:20240505091831

あれ?女性から尊厳地位を奪って下駄はいて点数低いくせに大学入れてもらえるような女性から尊厳地位も掠め取って生きてきだけで偉そうにしている男様でいらっしゃいますか?!ご自身のあり方に対する反省はなしですか?!

2024-05-04

anond:20240503212701

フェミニスト」として政治アカデミックの場で地位を確保してる人が何人もやらかしてたら

これだからフェミスト」はとなるのも避けられないことだと思うよ

anond:20240502212535

ネットで仲間同士でエコチェンして一日が終わる低身長ホビット男性、男は顔だけで女が群がる、男は金だけ女が群がるといった一点突破神話に執着するけど

実際は地位肩書所属先に女は群がり、それを持つ男は顔や財力も伴ってるというだけなんだよな

vtuberテーマ漫画って中の人と知り合いになる(もしくは知り合いだった)やつ多過ぎ

vtuberが好きなんじゃなくて社会的地位があってオタク理解のある女性が好きなだけでは

もうこの人らにはアンフェしか見えてないんだろうな

赤旗スプリングも謝ったのは、悪手であり最悪だ。

TRAや男尊左翼はアンフェに屈してしまう腰砕けだから信用できない。

これ認識やばいと思うんだけど、

あくま冤罪被害者に謝ったのであって、アンフェに対して何かしたわけじゃないんだよね。

ネットの諍いに夢中になって叩いたり叩かれたりしているうちに、色々と見失っている気がする。

もはやアンチアンフェ。

はてなの人がこういう感じなのはわかるんだけど、

それなりに地位があって社会に影響を与えうる人までがこうなのは本当に恐ろしい。

男性嫌悪やアンフェ嫌悪、とにかく嫌悪駆動しているのだろうけど、

このレス見てもわかるように、性被害者冤罪被害者、誰のためにもなってないんだよね。

ただ当人アンチ欲だけが残ってる。


こういう人が「フェミニスト」を名乗ってかつそれなりに社会地位を得ているという状況、どうすれはいいんだろう。

例えば法に訴えたとて、この人の考えが変わるとは思えない。

この人の女性至上主義とその裏の男性蔑視、それらを正当化する思想的背景はフェミニズム(の一分野)にあるんだろうけど、

同時に、こういう人に歯止めをかけるにはジェンダー論によるアプローチしかないと思う。

そこが出自故郷なわけだから

郡司真子/ Masako GUNJI

@Koiramako

フェミニストとして嫌われても言っておく。赤旗スプリングも謝ったのは、悪手であり最悪だ。TRAや男尊左翼はアンフェに屈してしまう腰砕けだから信用できない。性被害者被害に声をあげたら寄り添うことを私は躊躇わない。これからも性被害に遭った女性に寄り添いつづける。それがフェミニストだ。

午後7:38 · 2024年5月1日

接客仕事なのでGWバカ忙しいが、限界客が多い普段に比べ、長期休暇だとマトモな客の比率が上がることに気づいてしまった

普段は平日でも来る無職フリータージジイチーばっかだが、長期休暇だと普段は立派に働いている社会適合の立派な人間さまがご来店する

なんてありがたいんだ こんなん忙しくてもご褒美である 呼びかけにマトモな回答をしてくれる

いや、普段あんな客を相手しているこの職、己の地位、こんなことをしなきゃおまんまくえない俺…

2024-05-03

anond:20240503123746

単純に優劣をつけていくことが文化的営みではある。

かつてはその基準宗教だったし

から貴族聖職を独占した

時代が下って神学最上位ではなくなったけれども

P.K.(説教の子供)は高文化資本を活かして高い学歴・高い地位・高い業績を持ちやすいと分析されてる

anond:20240502212535

女は男の地位所属先に群がり、そいつ等は金や顔も兼ね備えてるってだけなんだが

未婚高齢おじさんは無理やり自分「金や顔さえあればチビでも無職でも一点突破モテる!」と解釈したがるんだよね

その地位芸能人などセレブ)を持つ男も医師東大卒より遥かに少ない宝くじレベル比率しか存在しない

実際一般人チビはどれだけイケメンでもアイドル女優女子アナオタサーの姫ポジ女の夫に選ばれることな

2024-05-02

学歴コンプレックス卒業した 3/4

https://anond.hatelabo.jp/20240502193039

大学3回生の頃~

この時期は多くのことを考えた。特に就職のことだ。第一志望の大学には入れなかった。だからこそ、今後の人生では逆転したいと思っていた。

就職四季報を読み耽ったし、就職活動の参考になるサイト巡回したし、就職課の方々にもクソお世話になった(ワンピース的な意味で)。

リクナビとかあるじゃん。あれで友達かにURL付きの回答ページを送って、送り主のことを回答してもらって、そしたら他人から見た自分自身分析結果とか、どんな業界が向いてるとか、どんな価値観仕事をしたいとか、いろいろわかるサービスがあった。そういうのをやってた。

当時は、LINEとかTwitter一般的だった。ひと昔前の人って、LINEとかなかったんだろ? もしかして、全部メールとか郵便就職活動をしてたんだろうか、一体どうやって? という疑問を感じていた。

5.学内TOEIC受験の思い出

 本格的に就職活動が始まろうとしていた。自分は、1回生の頃からTOEIC】の勉強に励んでいた。少しずつではあるけど実力を身に付けていた。勉強時間はそれほどでもないけど、ずっと続けていた。二年半。

 受験にはお金がかかるし、実力を付けてから挑んでみようと考えていた。そしてついに、秋頃だったかな。受験料が少ないタイプ学内試験(※本番で実施済のテストを使い回すやつ)を受けることにした。

 人生で初めてのTOEICは……うん、こんなもんかって感じだった。緊張していて、そこまで問題は解けなかったけど、ベストを尽くすことができた。

 その結果は、なんと……(ドラムロール鳴る)……760点だった!! 当時の自分は、大喜びだった。狂喜乱舞だった。心の中でもリアルワールドでも小躍りをしていた。実際、佛教大学でのランキングは堂々の二位だった。一位は確か、文学部英米学科の人だったと思う。

 これは、この結果は……紛れもない一流である!! おそらくきっと、この点数は、同志社だろうと立命館だろうと飛び抜けた点数だろう。京都大学でも通用するし、ましてや就職活動通用しないはずがない。祇園木屋町などの飲み屋街、東本願寺渉成園とかの観光地で【外国人】とトークをしても通用するだけの英語力を、ついに、ついに身に付けたのだ!!

※そんなふうに考えた時期が俺にもありました

そんなこんなで、就職活動が本格スタートした。俺は必死で、シューカツとやらに取り組んだよ。リクスー集団に交じってさ、学内企業説明会とか、大阪城ホールでの合同説明会とか、東京までOB訪問に行ったこともあったっけ。とにかくマジだった。

あの頃の自分は飢えていた。なんの実力も実績も持っていないのが嫌だった。とにかく何か、ほかの人から見て、「あいつはスゴイ」となるものを最低一つはほしいと考えていた。

6.佛大就職の話

 いつからか知ることになったのだが、この佛大というのは宗教系の比較的裕福な大学である。当時の週刊誌大学職員給料ランキングでは、慶應関西大学などの有名私大と肩を並べていた。キャッシュフロー的な意味で裕福な理由はいくつかあるが、そこまでは述べない(この日記趣旨ではない)。

 大学構内には、相応の見た目の講義棟(兼研究棟)が鎮座している。学生時代は「おしゃれ~でかい~」くらいの印象だったが、歴戦の社会人となった今ではわかる。あの1棟ものの巨大な建物は、建設工事だけで百億とかいってるかもしれない。同じ規模の大学で、あれを作れるところは少ないだろう。

 あれは確か、3回生の終わり頃だったかな。本日部活もさあ終わりだ、という時に、部長(※教員側の部活責任者)から声がかかった。ほかの3回生も一緒だった。「佛大の就職試験を受ける気はないか? 希望者がいたら優遇する」ということだった。

 考えたのだけど、大学職員というのは、その大学がすんごく好きな人がなるものだと思った。当時は、民間企業への就職視野に入れていた。優遇できる枠は1名ということで、ほかの同回生が手を挙げることになった。

 まあ、年収であるとか、職務内容とかのバランスを考えると、「魅力的だ」とは正直思った。当方は、人生の方向転換が苦手なタイプである。この頃は、先輩やOBOGを探して、就職活動に関する考え方や情報を集めていた。何でもいい、そういう生のデータがほしかった。

けど、嫌なことはやっぱり起きる。わざわざ日記に書いているのだから、当時の俺は相当ムカついたのだろう。

就職に関する情報を探してる中で、聞き込みのために学内アルバイトをすることがあった。それは講義の出席者からレポートを受け取って、受付番号を整理して、最後に整頓するようなアルバイトだった。1日勤務で六千円だった気がする。

二人一組で受付作業をするのだが、隣の組を見てると気分が悪くなった――と日記には書いてある。

その組は、男子女子の組み合わせだったのだが、男子の方がやたらと女子の方にがっついている。レポート提出者がいない時に、割と雑談をしていた。

その中で、男子の方が「彼氏いる?」と聞いた後で、女子の方が「いる」と答えると、男子の態度が急に悪くなったのだ。それは仕事終わりまで続いた。

最後レポート仕分け確認をする時も、その男子は怒鳴りつけるようにして女子に当たっていた。俺はあまりにムカついたので、「ちょっとかにやってもらえます?」と声をかけて、ようやく静かになった……。

と、記憶を思い返したけど、今の俺にそこまで思うことはない。「男の態度がひどいね。でも、オスってそんなもんじゃね?」くらいしか思わない。間近で見たらムカつくんだろうけど。注意とかするかもしれない。

当時は、実際どんな人間だったんだろう。俺って。記憶が薄らいでるとかい次元ではない。消失している。全然からない。

なんかさ、十年前の自分ってさ、もはや『他人』じゃないか。体の細胞でいうと、20回分は完全に入れ替わっている。もはや完全に他人である

余談だが、佛教大学に通ってる女子には可愛い子が多いと、アルバイト先の立命館大学の人に言われることがよくあった。

根拠は全くないものの、社会に出た後の個人的感想では当たっていると感じる。福祉教育に強い大学はそうなのだろうか?



大学4回生の頃~

就職活動に本気だった。この頃は、大手企業は今よりも早く内定を出していた(4月の1週目くらい?)。就職活動以外に教職課程のこともあったが、時間の隙間を縫って面接試験を受けに行った。まあ、書類選考でお祈りされることの方がずっと多かったけど。

うちの大学卒業生で、すごい就職先に進んだ人っているのだろうか? 自分高望みをしていないだろうか? そんなことが気になっていた。大手病に罹患していた可能性が極めて高い。

7.偉大な先輩方の話

 当時は社会学部政策学を学んでいた。社会学だけじゃなくて、社会科学ならなんでも学べる学部だった。地域を盛り上げる系のゼミに入っていたのだけど、どんな先輩方がどんな進路に進んでいるか、正直気になるところだった。

 ほかのゼミ交流する機会があった時に、同輩や先生方に聞いて回ったのだけど、凄い人というのはやっぱりいた。学生が六千人もいるのだからレベルが高い人は一定存在しているのだ。

 社会学部の先輩(俺と同じ公共政策学科)の例だと、自分入学する数年前に総合商社内定を取った人がいたらしい。学業だけじゃなくて、外の世界に飛び出して活動していた人だと聞いた。とにかく忙しい人で、授業にはそこまで出席してなくて、水商売仕事に明け暮れていたらしい。

 単位はそれなりに取得して、教職課程最難関の講義(兼演習)ではチーム全員で百点満点を取って、大学同士の研究分科会では発表役になって、大学学園祭ではパヒュームダンスを踊ってウケを取って……とにかく活動的な人だったらしい。

 学歴って、仕事の実力とは相関が薄いよな。多く見積もっても3割くらいだ。『誰もが嘘をついている』という本に書いてあったのだが、高偏差値名門校に1点差で受かった人・落ちた人を追跡調査する社会実験があったらしい。結果的には、学歴現在地位相関関係はないという結論だった。相関係数は0.1程度とあった。

 アメリカ合衆国での話なので、日本だとどうなるかわからない。けど、自分同意である。どんな中学高校大学を出てるとか、そういうのは人生での成功にはほぼ関係ない。

 どんな瞬間だって自分が今どこにいて、何を目指していて、どんな努力をしているかそれが大事だ。学歴を振り返ってる暇があるなら、さっさとやることをやって次の先に進むのだ。

就職活動の話に戻るけど……就職活動面接で問われる内容(志望動機自己分析自己アピール就職活動の軸、ガクチカ)とかってさ。釈迦人になった今ではわかるんだけど、ぶっちゃけ茶番だよな。はてなブログだと、借金玉さんがそんなことを言ってた。部族の掟に近いものがあるってさ。

就活的なキャラの型枠を、リクルートその他の人材会社が用意したうえで、企業側が「茶番」に対して本気になれる人材会社方針を素直に受け入れて、貢献してくれる)を探してる。それだけだ。

若き大学生が当日記を読んでる可能性は低いけど、たったひとつだけ、ただひとつだけ、会社選びで言えることがあるとすれば……以前、どっかの増田日記に書いてあったのを参考にすると、こんなところだ。

自分が入りたい会社というのは、自分が将来、どんなキャリアを描きたいのか、どんな人生を歩みたいのか、どんな人間になりたいのか。そういうところから逆算して決めていく」

就職活動の軸というよりは、人生の軸という観点である。ちなみに軸、というのは「他人関係なく、自分が正しいと思える考え方」という意味だ。

経済社会バリバリ働きたいなら、そういう会社に行くべきだし、あなた大事にしてる『たましいの仕事』があって、仕事副業でやりたいなら暇そうな業界を選ぶべきだ。

将来、どんな人生を歩みたいのか? それさえ決まっていれば、業界会社を決めることはできる。職種についてはナントモだが……敢えて言うと、保育所とか幼稚園とか小学校とか、それくらいの年頃に何が面白かったのか、が答えになるんじゃないか。その年代に心から楽しめたものは、大人になってからもきっと楽しい

結局、その年の春の終わりに就職活動を終えて、内定をもらえたのは……京都市内にある電子機器メーカーだった。

大手企業を受けるのはやめた。大手病を克服したのだ。それで地元会社一本に絞った。ここまで絞ると、受験できる会社の数は十社程度になった。自分の力をそんなに分散する必要もない。十分に集中できる。

当時は嬉しかったよ。両親に報告したら、父も母も衝撃を受けていた。うちの親って、自分の子どもを親戚の子と比べたがる嫌いがある。それはムカつくのだが、いい結果を報告できてよかった。

両親が、俺が出した実績をありがたがって聞いている。その実績を、電話などで親戚やご近所に知らせて調子に乗りまくっている。スタンダール小説の『赤と黒』を思い出した。小説の中で、こんな感じの場面がなかったっけ? ブクマカで詳しい人がいたら教えてほしい。

両親よりも喜んでいたのは就職課の人だった。内定先を告げると、ご機嫌なビートで小躍りするようにして、ハッピーな感じでターンをキメていた。ずっと以前から、いろいろとお世話になっていた。喜んでもらえてよかった。

この年度の終わり頃、卒業間近だったか大学が出してる何かの広報で、俺の就職先がデカデカと上の方に載っていた。トレーニングルームでそれを読んでいる時、隣にいた学生達も同じ広報の同じページを読んでいた。

「うちの学校から、こんな会社内定が取れるんや」

「ん。どこどこ?」

「ほら、ここや。この会社

「ああ、それマンコやろ」

「……」

「女の一般事務職だって総合職ちゃうし。こんな掲載詐欺に近い」

俺の怒りは有頂天に達していた。当時の日記には「有頂天」と書いてあったが、怒髪天と書きたかったのだと信じたい。

こういう連中はどこにでもいる。気にしたら負けである増田の読者の人も、レベルが高い解釈と低い解釈があるとしたら、迷わず高い方を選ぼう。そっちの方が心身ともに健やかな人生を送ることができる。

https://anond.hatelabo.jp/20240502193041

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