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2021-06-14

LUNA SEARYUICHIであるところの河村隆一という人

LUNA SEAというバンドボーカルRYUICHIという人がいる。またの名を河村隆一という。


2018年12月、例年通り22日・23日のさいたまスーパーアリーナ31日のカウントダウンライブまで彼は歌い続けた。

なんだか人生を見ているような、魂を懸けた歌声に私などはいたく胸を打たれたものだった。

本当に最後かもしれないと彼は思って歌っていただろうけれども、その時はまだ、観客は誰も知らなかったはずだ。


2019年年始肺腺がんであることを公表1月11日に手術で肺の一部を切除した。そして2月19日たったの1ヶ月程度で彼はステージに復帰してしまった。

しかし同年の確か春頃には、喉にポリープができてしまったという。5月20日誕生日を記念したライブファルセットが上手く出ず、苦しんでいた姿が印象深く思い出される。

それでも彼はずっと歌い続けた。ずっとずっと。ライブレコーディングの予定がひっきりなしに入っていたのだと思う。ようやくポリープの手術をしたのは確か10月だった。

そしてそのときも、彼はものの2週間程度でステージに復帰してしまったのである


この人は本当に歌うことが好きで、なにせソロで120曲ライブをやったときなどは、本当に1人で8時間歌い続けていたくらいだ。

こんなに歌が好きな人がいるんだろうかと思ってしまう。


そんな波乱の2019年レコーディングが進められていたLUNA SEAの「CROSS」というアルバム12月に発売となった。僕が歌えなくなったらアルバムが出なかったと彼はどこかで言っていた。

そして2020年アルバムCROSS」を引っさげた全国ツアーが満を持してスタートする――はずだった。

コロナウイルス感染症が既に世界で猛威を奮いはじめていた中、2月1日三郷公演からツアーは開幕したものの、2月27日宇都宮公演を前にしてイベント等の自粛要請が本格化し、公演前日である2月26日ツアーの延期が発表された。

そうして長く暗いトンネルのようなもの私たちの前に立ちはだかったが、その時の彼らの気持ち簡単想像できるとは言えない。

LUNA SEAは早くから活動的だった。河村隆一としても配信ライブを定期的に行い、少なくとも我々ファンにとっては勇気を与えてくれるような活動を続けているように見えた。

だがどうやら、生のステージであるライブができないことに彼もかなり苦しんでいたようだ。最近発言から、そのように感じるようになった。

2020年後半~2021年にかけて、少しずつイベント等の制限が緩和され、十分な対策を行った上でのライブ開催が可能になってくる。LUNA SEA2020年12月26日・27日にさいたまスーパーアリーナライブを行う予定だったが、当日である12月26日にメンバーコロナウイルス感染が判明し、開催延期となる。(後に元気な姿で復帰して本当によかったのだが、ここではその辺のあれこれについては割愛する)


2021年RYUICHIであるところの河村隆一は何度かライブを行ったが、なんだかおかしい。喉の調子が悪そうに見える。ライブ中に声がかれてしまうことが増えている。

理由は私のような素人に分かる由もないが、ステージコンスタントにこなすことができないというのはボーカリストにとって非常に不利な状況らしい。

延期後のさいたまスーパーアリーナ公演である3月27日28日では、声がかれる中、最後まで気力で歌いきったかのようだった。

そのような中でも全国ツアーの再開が発表になり、プロローグでもある有明公演3daysが開催される。初日である5月28日はずいぶん自身コントロールして歌っているように見えた。3日連続という時間のことをすごく考えたことだろうと思う。彼は3日間を見事に歌いきり、とても美しいステージだったと思う。

有明を終えた1週間後のビルボードライブ東京で歌われた「月はもちろん」は、LUNA SEAツアーが再開されることへの意気込みを感じさせるようだった。


そしてついにLUNA SEA全国ツアーが再開される。1年4ヶ月ぶりのことだ。初日6月12日福岡サンパレス

私が見たのは「最初から飛ばし過ぎではないか」と思うほど気合の入った歌だった。とにかく気持ちが溢れているように見える。

喜びなのか感謝なのか楽しさなのかは分からない。何かを伝えようとしていたし、それを観客も受け取り、返していたように思う。初日はまるで大団円みたいに終わった。

2日目である6月13日、順調に進んでいるように見えたライブ4曲目の「PHILIA」で突然RYUICHIの声がかすれて上手く出なくなる。ここで休憩を取ってもいいぐらいではないかと私は思ったが、ライブは続行された。

普通、声がかすれしまったらパワーを緩めるのではないかと思うのだが、彼はむしろ、むしろそれまでより全力で叫んだ。「宇宙の詩」を経て6曲目の「静寂」を歌ったとき、一度すべてを壊して作り直すかのように、彼は力の限りを尽くしているように見えた。

いつしかその中で、声が出るようになっていた。

それはとてつもないステージだったのだが……だがこれは、命を削っているのではないか不安になる。

でも、こんなにも歌に魂を捧げている人が。

こんなにも歌うことに命を懸けている人が目の前にいたら、胸を打たれずにいられるだろうか。

誰が、止められるんだ。


LUNA SEARYUICHIであるところの河村隆一とはそういう人だと、今日までを見てきて私は思った。

悪魔が歌か命かの選択を迫ったら命を差し出すような気がするから、そんな日が来ないことを祈るしかない。

こんなに歌うことが好きな人がこの世にいるのか、と思う。



※この文章はすべてただのファン感想です。

2021-04-19

ボーカリストが唇をブルブルするやつ

準備のためにプルルルルルルって唇震わせるやつなんていうの?

YouTubeでFIRST TAKE観てると時々出てくる

2021-01-21

anond:20210121120813

そっちのヒデキも偉大だったよなあ

なんせヒムロックさんや80年代ほとんどの男性ボーカリストに影響あたえたからな

2019-05-11

THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 GRATEFUL SPOONFUL 静岡 エコパアリーナ

4/27、28の二日間参加してきた。

自分20年来のイエローモンキーファンで、活動休止解散たころはまだ学生だったので当時のライブとかはDVDで観たのみ。

再結成直後のツアー名古屋で観たのだけど、今回のライブはそれ以上に感動したので熱が覚める前に書き残しておきたい。

特に印象深い二日目を中心に書く。

からエコパアリーナへ向かう途中のカフェオープンテラスでは「I don’t know」が流れていて店の粋な演出テンションあがる。

実は初日は消化不良感が残っていて、MCでも吉井さんが「まだうまくできてないところもあったけど・・・」的なことを言ってたこともあって(ANNIEは「初日完璧!」とは言っていたけど)

これからもどんどん良いアルバムを作るとは言ってたけど今回のツアーの出来に満足できなくて、初期のソロ作のような暗めなアルバムを作るくらいのことはやる。

だいたい再結成直後に「二度と解散しない」的なことを言っていたけどそれを鵜呑みにするほど浅いファンじゃない。

ともあれ、

蓋を開けてみれば大大大大満足。聞けるといいなー程度に期待してた曲がほとんど聴けた。

演奏が始まるたびに「ほわああああ」とか「ふぉぉぉまじか・・・」「まじ、まじか・・・」とか変な声が出ていた。

何に驚いたかって吉井さんの声が完全にイエローモンキー仕様に仕上がっていたことだ。

解散前のように妖艶で熱いヴォーカルになっていた。

なんでそこまで感動したかというと、再結成直後にリリースされたセルフカバーアルバムTHE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST』」での歌い方が、個人的には気に食わなくて。

なんか再結成後のリハビリ中の演奏を聴いてる感じだったんだよね。

全然勢いが無かったし、妖艶さや熱さや勢いも全く無かった。完コピに近いアレンジのくせに一部の曲にはホーンやストリングスが入って

台無しになってるし。

からそれ以降、「ALRIGHT」以外のシングル曲はいまいち好きになれないな〜ってのが正直なところだった。

2016年のライブも昔の曲の歌い方が当時と違ってて、なんていうかソロの歌い方でイエローモンキーの曲を歌っているような感じがした。

もう年だし20年前の曲なんだから同じように歌えるわけないよな、とその時は思ったんだけど。

それがですよ。もう完璧に当時の曲だった。

偉そうな言い方をさせてもらうと、吉井さんって歌の上手さで勝負するよりはルックスパフォーマンス歌詞等の総合力で魅せるタイプヴォーカリストだと思っていたんだけど(ある時期まではそれも当てはまってたんだろうけど)今は完全に違う。

こんなに違うんだ、齢なんて全然関係ないじゃん、ロックスターかよって思ってしまった。

あとは曲ごとの感想をつらつら書いていく。

こんなことを考えながら聴いていた。青春時代に聴いてたこともありまぁノスタルジックな思い出に浸っていた。

天道虫』

最初聴いたときは「この曲は好きになれないなー」とか思ったんだけど、”雨上がりの〜”からの展開がかっこよくてもう今は大好きですね。

『ALRIGHT』

復活後の曲は最初んん?ってなるのが多いんだけどこの曲については最初から違和感なかった。

リフとかノリが解散前の曲の雰囲気に近い気がする。(熱帯夜とか

LOVE COMMUNICATUION』

これやるんだー!!

Love Homme』

実は最初まりきじゃなくてほとんど飛ばしてた曲。イエローモンキー流のファンクなんだなって気づいた。

楽園

まじかーーー!

楽園といえば木曜の怪談エンディングテーマ

Love Source』

踊りながらベースを弾くヒーセがカッコイイ。

Stars

9999バージョンだとサビのところでハンドプラップが入るようになった。

パール

高校2年の夏を思い出す。

スカパー音楽チャンネルを録画してこの曲を延々と観ていたのだけど、この曲の前のDrason Ashの「Summer Tribe」だったんだけど、

プールに女のコ侍らせて〜って感じのチャラい映像だったのでそれとは真逆メンバー演奏するだけの硬派なPVが印象に残ってる。

『Changes Far Away

確かこの曲だったかな、スクリーン映像にかかるエフェクトが壊れたアナログテレビっぽくて見づらかった。初日に見たときカメラ故障かと思った。

『SO YOUNG』

高校の頃よく一緒に遊んでいた友人のことを思い出す。

1日目が終わった後にたまたまから連絡が来て、奇妙なめぐり合わせを感じてしまった。

So Young は映画transmission」の映像コラージュされたバージョンPVがあったはずなんだけど、今はどこ探しても観られない。

卒業って感じの曲ですよね。

『Balloon Balloon』

特になし。

追憶マーメイド

イエローモンキーで一番好きな曲なので生で見れて感動もいいとこ。

高校2年の5月に付き合い始めて6月に振られたときにずっとこの曲を聴いていた。

『Titta Titta』

特になし。

LOVE LOVE SHOW』

僕はあまり好んで聴かないんだけど、観客席の一体感がすごい。

『SUCK OF LIFE

二日間ともメンバー紹介なくてびっくり。2日目はロビンエマの絡みあり(ロビンエマの絡みについてはデヴィッド・ボウイ&ミック・ロンソン で調べればいいと思う)

『I don’t know』

サビ前の「デン!」でテンション上がる。そうかこの曲はここがカッコいいのか!と気づく。何気なく観てたAVでヌきポイントに気づくような感じ。

『Horizon』

特になし。

バラ色の日々』

歌詞最後に「Are You Believer?」とシャウトするのだけど、今回のライブでも音源同様にシャウトしてたのが良かった。

以前のライブ吉井さんソロとき演奏しているときは「あーゆーびりばぁ〜〜あああ〜〜〜」とシャウトしてないことのほうが多かった。

ロックボーカリストはシャウトしてこそですよね。

『悲しきASIAN BOY』

この曲のときにいつも背後から降りてくる「THE YELLOW MONKEY」の電飾、復活後?からデジタル表示になったっぽい。

普段は、

THE

YELLOW

MOHNKEY

と縦に並んでいるのだけど、初日は横に並んでいた。

『この恋のかけら』

初日は1曲目だったこの曲。今回は最後とは。

あっという間だった。初日と比べると満足感あったけど、JAMとかWelcomeとかで締めてくれたら終わった感あったかもなと思う。

吉井さん、髪が肩までかかってアイシャドウ塗って花柄シャツでPunch Druncardのころを思い出すルックスセクシーすぎる。

メンバー紹介はあっさりしていた。

帰り道にも同じカフェで「追憶マーメイド」が流れていてほんとに気のせいなんだけど、ちょうど「追憶マーメイド」のこと考えていたんだよ。いい余韻に浸れた。

一日明けてあの二日間はとても特別時間だったんだなと終わってから気がつく。

2018-10-25

明日世界一好きなミュージシャンがいなくなったらどうする?

とても久しぶりに、「ああ、この人の生歌を聴いてみたいなぁ」と純粋に思えるボーカリスト出会って、

運良くチケットが取れたので行ってきました。

アルバムは買って聴いていたものの、完全なる一見さんです。

来年は彼のツアーはないだろうし、数年後にあったとして、その時自分が行きたいと思うかはわからない。

でも今は、聴けるなら聴きたいなぁ」くらいの軽い気持ちでした。

ライブ演出選曲も、そして彼の歌声もとても素晴らしくて、

ずいぶん昔に同じ場所で、今回よりもずっとずっと前の席で別のミュージシャンを見た事があったのだけれど、

それはとても遠く感じて、でも、今日ライブはとてもとても近く感じた。

それは単純に音響が良かったり、コンタクトレンズ度数強めだったりという物理的な理由もたぶんあるのだけれど、

それよりもきっと、彼の「伝えようとする力」が強かったのだと思う。

彼のライブは、今年の度重なる天災で合計3公演、中止になっている。初めてのソロライブツアーなのに。

その事も含めて

「このステージ最後になるかもしれないと思ってここに立っています

今日来てくれた人も、これが最初最後の俺のライブかもしれない」

そういった意味の事を真摯に、現実味を込めて語ってくれた。

私はそれがとても嬉しかった。

私は「明日自分死ぬかもしれない、次の瞬間も、自分死ぬかもしれない、でも、それでいい」

とずっと思って生きてきたのだけれど、

明日好きな人死ぬかもしれない、次の瞬間も、二度と会えなくなるかもしれない」

という事にはとても鈍感で、とても大切な人がいなくなってしまった時も、

世界一好きなミュージシャンが死んでしまった時も、そして今も、

どうしてもそれを覚悟する事が出来ない。

未だに、受け入れられずにいる。

から、「覚悟している」という気持ちを持ちながら今このステージに立っている、

と伝えてくれた事が嬉しかった。

私には無理だけれど、同じ言葉を聴いていた彼の事を本当に大好きな人には、

私の様に後悔してもらいたくないから。

目の前の人が当たり前に、来年も、明日も、歌ってくれるとは限らない。

与えられる側の人間として、後悔の無いように。

会いに行きたいと思ったときに、会いに行ってね。

これが誰かの目に止まって、彼の思いと、私がここにこうして残した理由が、ひとかけらでも、伝わりますように。

2018-10-17

anond:20181017095247

アイドル楽曲が奥深いというのは一アイドルヲタとして賛同するけども、歌と音楽結構別物で。

自分音楽については音色リズムが聞いてて気持ちいかどうかが評価の大部分を占めるので歌詞に興味無いし、よっぽど上手いボーカリストじゃ無いと歌は邪魔だと思うタイプ

音楽というもの人間の脳が本能的に持っている機能であって、世界観人間性やコンテキストなどから切り離して鑑賞できるものだと思ってる。

たとえばyoutubeでよく知らないどこかの民族音楽聞いて全身の毛がゾワッとしたり、頭がしびれるような感覚になること無い?

2018-09-25

anond:20180925222242

信者は多いけど歌手としては一流ではないよね。日本人女性ボーカリストで一流が誰かいるのかと言われても困るけど。

2018-01-23

TM NETWORKの曲で、カバーしてほしい曲

小室哲哉引退TMNの終了ライブ東京ドーム2日とも行ったアラフォーにとっては、やはりショックだった。安室ちゃん華原朋美globeもそれなりに聞いていたけど、TMの曲が一番好きです。今でも色褪せない曲がたくさんあると思う。私の好きなTM曲は、STILL LOVE HERとか、SELF CONTROLTIME TO COUNTDOWNなど書ききれないのですが、他のアーティストカバーしてもらったらピッタリ合うんじゃないかな?と思う曲があるので挙げていく。

electric prophet

電気じかけの予言者たち

SEKAI NO OWARI

歌詞世界観が似てるなーと思うから。twincle nightとかも合うと思う。TM ファンってセカオワのことあまりきじゃなさそうだけど、CAROLみたいな創り上げた世界ってセカオワ共通するとこがあるんじゃないかな。

あの夏を忘れない

3代目 J soul brothers

DIVE INTO YOUR BODYとかも合いそう。ノリノリオラオラな皆さんで歌ってほしい。just like paradiseとかもいいのでは。女声にJUJUとか入れてさ。

telephone line

平井堅

裏声が綺麗に響きそう。girl friendいいんじゃないでしょうか。

大地の物語

→思い浮かばないけど、パワーのある暑苦しい男性ボーカリストに歌ってほしい。

A day in the girls life

宇多田ヒカル

これは願望ですが、うまく世界観踏襲しつつ、組曲の一部を超えて、普遍的な曲に昇華してくれそう。

以上、思いつきですが、カバー曲ってシングルカットされた曲がほとんどだけど、TMアルバム曲も良かったぞっていうことで選びました。

あー、寂しいな。

2017-11-21

[]アニサマ2017 vol1(NHKBS)

わかったのは

けもふれ

ハルヒ

空色デイズ

プラチナ

だけだった

けもふれはアウトロ?が長すぎたけど会場いたらそうでもなかったんだろうな

春日ダンスメインで歌は口泊だったから残念だった

でもおっさんおたはもりあがったろうな

ながとのキャラソン個人的にそんなに好きでもないからとくにおもわなかった

スクリーン映像はなつかしいと思ったけど

プラチナはなんかしらん若い声優ユニットがうたってたけどそんなにうまくなかったか飛ばし

空色デイズはギたーダブルでやっててうまかった

ほんと最近アニメの曲わかんねーなってのと

グランロデオがもうたにやまきしょうっていわれなくなったんだなってのを強く思った

くりみながでてたからなおさらきみのぞカップルじゃんってのもあったし

きみのぞラジオきいてた人間からするときみのぞのキャラソンで一気にボーカリストとしての才能開花させたイメージで、くりみなとあいますあずさの人だっけか?がすげーうまいうまいいってる印象あったか

2017-11-12

誰の為にもならないアイドル産業

映画『恋と嘘』予告編 - YouTube

映画恋と嘘」を見てきた。

森川葵演じるヒロインを取り合う相手役に北村匠海佐藤寛太が出ていた。

2人とも、とんでもなく顔が整っていて、且つ芝居も観れないレベルのものじゃなかった。

佐藤寛太本人は違うけど、彼が所属する事務所LDHには、EXILE三代目J soul Brothersがいる。

映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」 予告編 - YouTube

LDH2015年から身内向けに作っていたはずのプロジェクトで、今年色んな界隈の所謂オタク層にその存在を知らしめた。世間が思う「浅黒い肌にムキムキに鍛え上げられた肉体、無精ヒゲを生やしたむさ苦しい男達」というイメージに反して、このドラマ映画シリーズに登場するLDHの面々は、そういった”イメージ通り”のメンバーAKIRA関口メンディー)に加え、男らしさは残しながらも綺麗な顔立ちや可愛らしい甘い顔立ちのメンバーが多く出演する。三代目J soul Brothersの人気の火付け役となったであろうメンバー・岩田剛典などが正に良い例だろう。ここ何年かでLDH所属するアーティスト達のビジュアルやコンセプトが、時代流行に合わせて変化しているのをなんとなく傍目から察していた。だんだんマーケット層のメインが様々な世代女性に絞られ、アーティストでありながら、アイドルとして彼らを応援、消費できるスタイルへと変化しているように思う。(勿論所属しているアーティスト全員に該当する話ではない)三代目も先輩グルーブであるEXILEと同じようにボーカリストパフォーマーメンバー役割は分かれているものの、パフォーマーダンサーである彼らは、俳優モデルDJアートディレクターファッションデザイナーラジオパーソナリティと様々な顔を持つ。これは、彼らのもう一つの先輩グループであるEXILE THE SECONDや後輩のGenerationsにも同じ事が言え、正に「歌って踊るアーティスト」としての一面と個々に活躍する彼ら個人活動ファンが楽しんで、応援するシステムが既に出来上がっている。(これも勿論全員に当てはまる話ではない)

超特急「My Buddy」Music Video - YouTube

一方、北村匠海所属するスターダストにも歌って踊る所謂男性アイドル”が存在する。メインダンサー、バックボーカルダンサーがメインで踊り、ボーカルがバックで歌う)”超特急である。彼らは今年、武道館ライブを行い、今冬から来年にかけてツアーも決定している。最新曲「My Buddy」では彼らの”可愛さ”と”かっこよさ”の両方を堪能できる一度で二度おいしい世界観MVを公開しており、この曲は橋本環奈渡部 篤郎主演のドラマ警視庁いきもの係」のタイアップ曲にもなった。北村匠海自身も「DISH//」というグループ所属しており、アイドルでありながら俳優業にも精を出す内の1人だ。当然超特急にも、俳優業をこなすメンバー複数いて、多くの人気俳優を抱える事務所所属しているだけに、彼らも作品に出逢う機会には恵まれているように思う。スターダストには彼ら以外にも、アイドルユニット存在していて、メンバーの年齢層もユニットのコンセプトも様々であり、LDH同様、ファン層がユニットを選り好みし、住み分けできるようなシステムが出来ている。これは恐らく、同事務所看板女性アイドルユニットももいろクローバーZ」の成功例にならって作られたものだろう。

ここで、今一度日本男性アイドル産業に置いて、長年一党独裁を築いてきたと言っても過言ではない”ジャニーズ事務所”と上記2つの事務所が展開する”アーティスト”、”アイドル”の違いというのを改めて考えてみたが、「研修制度がある(ジャニーズJr.と呼ばれるCDデビュー前のタレントたちを多く抱える)」「SNSを利用していない」「自社でミュージカルショーを定期的に行っている」「冠番組を持つグループがいる」くらいしか最早存在しないのではないかと思っている。「見目麗しい顔が整った男性アイドルアーティスト少年たち」は正直言って、もうジャニーズ以外の上記の事務所にも(好みはあれど)多く存在してしまうのだ。ちなみに私は、ジャニーズなら山田涼介佐藤勝利は顔が整っているという価値観を持って生きているものの、スターダストなら超特急ユースケ北村匠海も顔が綺麗だと思うし、LDHでは登坂広臣白濱亜嵐も綺麗だと思う。そこに関して、どこがどう凄いとか誰がどう良いみたいな話はもう殆ど微妙な好みの差の話でしかない。そもそも冠番組がある、なし」については、番組などがない代わりにスターダストLDHも様々なコンテンツを駆使して(有料のものが多いが)ファン提供しているように思うし、LDHにおいては、今度Generationsがとうとうテレビ朝日冠番組スタートさせる事にもなっている。ネット配信も含めると既にEXILE THE SECOND黒木啓司AbemaTV自身MCを務める音楽番組を持っているし、EXILEメンバーでも冠番組を持つ者もいる。

GENERATIONS、初冠番組がテレ朝“進出” Abemaオリジナルが初の地上波レギュラーに | ORICON NEWS

実際、男性アイドル産業に数年前から着手している芸能事務所はこの2つだけではない。スターダスト同様多くの人気俳優所属する「アミューズ」も所属タレントだけで構成されたアイドルユニットを様々なコンテンツと絡めて売り出し始めた。期間限定コンテンツを匂わせながらも、ちゃっかりCDまで出している。流石、アミューズ

キャスト|「ドリフェス!R」5次元アイドル応援プロジェクト公式サイト

なんならこの事務所は、所属タレントだけで開催するイベント若手俳優がそれこそ所属アーティストの歌を歌ったり、踊ったりもしている。あの神木隆之介もだ、というから驚きである

モデルプレス - アミューズ「ハンサム」今年は初の試みで開催 神木隆之介、吉沢亮、小関裕太ら出演者&公演内容発表<HANDSOME FILM FESTIVAL 2017>

似たような事は、福士蒼汰所属する研音研音若手俳優によるスペシャルイベント MEN ON STYLE 2017」もやっている。(しか福士蒼汰は出ない)どこのタレント事務所アイドル産業が儲かる事をわかっているのだなという感じを察してしまうし、ある程度演技仕事一定数の知名度ファンを獲得している彼らが出演するとなれば、一定の売上も確保できるのだろうから事務所側としてみたら、良いビジネスコンテンツなのだと思う。

事務所運営とは関係ない部分で言えば、日本若手俳優ピンからキリまで存在するが今やその勢いは年々増しており、特に新規ファンを獲得しやす2.5次元舞台などで一躍有名になれば、その界隈から様々な分野の仕事へと手を広げる事も難しくはなくなった。テレビドラマに出演する事もできれば、大手レーベルCDを出す事も出来る。ここにLDHは目をつけて、2.5次元界隈で人気の俳優を自社が手掛けるコンテンツハイローや舞台「幽劇」)に呼び寄せた。アミューズが展開するアイドルプロジェクトも正に、この2.5次元人気に肖ったものであろう。

こうした大手芸能事務所がしれっとアイドル産業に手を出す中では、ジャニーズ事務所所属するタレントが新たな層のファンを獲得するのはかなり厳しくなっているのではないかと考える。デビューしてからキャリアが長く、経験豊富ファン数も安定している中堅層(V6KinKi Kids、嵐、関ジャニ)は良い。そこから下の世代は、今もそしてこれからも厳しい戦いを強いられるようになるのではないだろうか。特にこれからデビューするかもしれないジュニア勢にとっては、他事務所デビューレベルタレント達と仕事を取り合っていく事になる事態は、決して未来が明るいとは言えない状況なのかもしれないし、逆に燃えるというタレントいるかもしれない。

からこそ、他の事務所同士が各々手を取り合ったり、競合しながら、男性アイドル産業に様々な形で参入し、成功を収めている今、いくら永続性はある程度(ジャニーズ事務所所属アイドルグループ存在永遠ではない事はここ数年、"特に"昨年私達は思い知っている)保障されていたとしても、AbemaTVでのホンネテレビを見て、SNSを利用する他事務所タレントアーティストの売り方について批判をしている”ごく一部”の人には是非、広い視野を持って、アイドル産業に目を向けて見て欲しいと思う。

批評するだけで満足せずに、どうか是非他事務所他所タレントに目を向けて、どことも上手く競合できるように目を光らせておいて欲しい。

今後ジャニーズ事務所を担っていくであろう夢も希望もある若いジャニーズタレント達がこれ以上、路頭に迷う事などないように。

2017-09-08

推しメンメジャーデビューできなかった

タイトル通りです。

大好きなアイドルメジャーデビューできませんでした。

正しく言うと、メジャーデビューできる『選抜メンバー』に選ばれませんでした。

この記事オタクの戯言を書くだけで、特定グループ名は出しませんが分かる人が見れば分かります記憶違いや私の個人的思い込みとか主観ばかりなのでもうめちゃくちゃです。

まれて初めてアイドルを好きになりました。ジャニーズJr.のようなグループです。

これまでアイドルなんて無縁だった私にとって突然の沼落ち。

でも、私の推しは決して王道アイドルじゃないし、グループに入ったのは後の方で、人気がとてもあるわけじゃない。

ソロパートが沢山貰える分けでもなく(むしろ貰えることがほぼない)、いつも後ろで踊ってる。ファンとの交流でも自分から積極的に沢山話せる訳でもないしリアコ対応をする感じでもない。学業との両立もあって、イベントに沢山参加できるわけでもありませんでした。(当時)

それでも、私は推しが好きでした。これまでも、きっとこれからも大好きです。

推し応援している間に沢山のお友達もできました。同担、他担と様々。現場に行けば友達がいる、友達に会いたいかイベントに行くという日もありました。

なんとなく、ずっと楽しい日が続くような気がしてイベントに通ってました。そりゃあもちろん、メジャーデビューしてほしいという思いもあったし、いつかできると信じていました。決して人気があるグループとは言えなかったし過疎りまくっているイベントも多くて……でも兄貴グループのバックだけじゃなくて彼らだけのイベントも沢山増えてきて、メジャー流通シングルも出すことになって、もうすぐデビューできるんじゃないかファンの間でも噂されていました。

これからも全員でライブをやっていきたい、メンバーがそう語る中で、選抜メンバーメジャーデビューすることが決まりました。もう意味が分かりません。『選抜』?

推しはきっと選ばれない。直感でそう思ってしまいました。でも、心の中でもしかしたら選ばれるんじゃないか、もしかしたら選抜といいつつ全員デビューユニットを分けてとか)できるんじゃないかと考えている私もいまし。

まあ、現実は甘くなく推し選抜に選ばれませんでした。選ばれるであろうメンバーが選ばれなかったりとファンは大混乱。メンバーオタクに気を使って一生懸命言葉を選んでいるのを見ることがとても辛かった。でも、選抜メンバーの発表とともにメジャーデビュー組はレギュラーも発表され明るい未来が待っているように見えました。

じゃあ選ばれなかったメンバー・・・

不安を抱えつつ、今までと変わらず全員で活動しているメンバーを見ていたら、もしかしたらユニット的なものでこのまま全員で活動してくれるのかなと淡い期待を抱いたりもしました。今思うと何あまっちょろいこと考えてんだって感じだよね。

メジャーデビューシングルリリースイベントが始まります

これまで一緒だったブログは分かれることになり新しいブログができました。公式HPTwitter、色々なものが新しくできました。アー写も変わりました。新しい衣装に身を包むメジャーデビュー組、彼らがいなくなってしまって殺風景になってしまったインディーズ組。

リリイベにはインディーズ組も参加しています。『自分たちの代わりに先にデビューして頑張るメンバー応援したい、力になりたい』彼らはそう言いました。

推しに会うために推しが歌わないCDを沢山買いました(MVには少しだけ出ているけどその発表が死ぬほど遅かった)。

そして、そのうちイベントも別々に行われるようになりました。もう、彼らがメジャー組と一緒に歌うことができるのはあと何回なんだろう。

オタク同士の人間関係も少し変わりました。グループが分かれたことにより現場が被ることが少なくなって疎遠になった子も、辛いとオタクを辞めた子もいます

とんでもない回数のリリイベをこなすメジャーデビュー組、死ぬほど頑張っている彼らを見るファンの子からみたらデビューできなかった子達はどう見えていたんだろうな。『○○のファンお金からなくていいよね。』きっと彼女言葉に悪意は無かったんです。毎日リリイベオタク疲弊しての本心だったと思います。『私の推し稽古しかしてないんだけどww』笑って推しを貶して、その場を乗り切って、何をしているんだろう。

正直、なぜ彼らがデビューできなかったのかを感じることもありました。でも、毎日のように稽古して、彼らの中で話し合って、自分キャラ模索して、少しでもファンの子を楽しませるにはどうしたらいいかと考えて、一回一回のイベント一生懸命こなしている彼らを見ていたらファンとして一回一回全力で応援するしかありませんでした。

ある日のイベントメジャーデビュー組が沢山ある新しいレギュラー番組や次のイベントについて話していました。そんな中、ずっと前を向いている子、下を向いている子、コソコソと横の子と話して顔を曇らせた推し、それを見たときなぜが涙が止まりませんでした。私はファンとして何をしてあげたらよかったんだろう、何をしたら今彼らにこんな表情をさせずにすんだんだろう。

どんな気持ちで彼らの後ろで踊っているんだろう、彼らにエールを送っているんだろう、ブログを書いているんだろう。

でも、こんな心配無意味だったのかもしれないと感じました。

グループが分かれてから人数が減って、今まで後ろで踊っていることの多かった推しインディーズ組のイベントではメインで歌うことが多くなりました。司会として場を回すことも多くなりました。1人1人が自分について話すことも多くなってこれまで知らなかった彼らについて知ることもできたし、少しだけ本音を漏らすメンバーもいて。

彼らはデビュー組に負ける気なんてありません。自分たちだって前に進んでいる、目指すものは同じだからそいつか頂上でまた会える。

彼らは私みたいな器の小さいオタクとは違ってずっとずっと大人で、前を向いていたんです。

デビュー組が華やかなデビューを飾ってから少し経ったある日、彼らがインディーズCDを出すことになりました。

推しソロパートがあります。これまでソロパートがなかった子にソロパートが割り振られています。以前よりもとても綺麗な歌声、きっとこれまでの稽古の積み重ねの結果です。

新曲ダンスラストには『応援しているファン』のスペースが空けてありました。

ただただ、涙が止まりませんでした。ファンである自分勝手に焦っていたんです。私の大好きな推しはずっと魅力的なままで、選抜に選ばれなかったという現実を受け止めてしっかりスキルアップして歌って踊っています。そして自分たち応援してくれているファンのことも何よりも大事に思ってくれていました。

から私も彼らを、彼らのこれまでの努力を信じなければいけません。

いつか推しデビュー組のように華やかな舞台に出れるように、一ファンとして少しでも貢献できますように。

多くの人を魅了するボーカリストなるという夢、叶えてね。

2017-09-06

VOCALOID人間ボーカル代替にはなれなかったな

10年前、この世界に大革命が起きたと思った。

多分、音楽電子技術にちゃんと詳しい人達は、大革命は起きてなくて小さな革命が起きただけだと既に気づいていたのだろう。

自分がそれに気づくのには凄い長い時間がかかった。

具体的に言えば、10周年という言葉を聞いてようやく気づいた。

電子音声は人間の代わりになるにはまだ時間がかかりすぎるのだと。

10年の間DTMをやり込みボカロを弄り続けた人間を持ってしても、VOCALOIDが歌っている歌はVOCALOIDが歌っているのだと一瞬で分かる曲だらけのままだと言う現実にようやく気づいた。

初音ミクが出たばかりの頃、自分初音ミク人間の代わりになる日がすぐに来ると信じていた。

そうはならなかった。

これから先そういう時代が来るのかも知れないが、10年ではそうはならなかった。

20007年、初音ミク代表曲といえばみくみくにしてあげる♪だった頃、DTM作曲者ヤマハ技術が発達していけばきっと2010年頃には人間そっくりの声になるんだと信じていた信じ切っていた。

そしてその年の12月にメルトが産まれた。

ああやっぱり、いつかきっと人間ボーカリスト存在意義すら問われる時代が来る、そしてそれはもうすぐそこなんだ。

そう信じられた。

でもそうはならなかったんだ。

ペースが少し遅いだけで、もうすぐと鬱然そうなると思い込んだまま、気づけば10周年を迎えた。

初音ミク人間ボーカリストに引けを取らないポジションに立っている。

でもそれは電子音声というジャンルの頂点としてだ。

人間の代わりじゃない、人間には代わりができない特別ポジションにいるけど、人間立場を奪ったりはしない。

お互いに程よい関係であり、とても幸せ状態なのかも知れない。

だけど、それは、俺が見たかった近未来じゃないんだ。

そうか……無理だったのか……3年ぐらいでどうにかなると思っていたけど10年でも無理だったのか……。

楽しい気持ちで感慨に浸る人達大勢いる中、自分の胸に最も強く響くのはその失望感だった。

2007年、最初の年、あの時確かに来を感じた、まだまだずっと先にあると思ったものがグっと近くに来たと思った。

凄く、遠い未来が、いつの間にかすぐそこまで来ているんだと信じていた。

でも実際は少しだけの未来だった。

ほんの少しの近未来が、もともとそうだったペースでやってきただけだった。

勝手に遠い未来が来たと信じただけだから、裏切られたなんて女々しいことは言わない。

しろ、信じさせてくれたことに感謝している。

さな未来自体楽しい思い出として残ってる。

でもな。

その小さな未来の中に大きな未来を見れていたあの頃の気持ちが、本当に強すぎてな、小さな未来に満足するしかないと悟った事が、少しだけど凄く寂しいんだ。

2016-06-05

ハロプロの思い出

後藤真希松浦亜弥藤本美貴ソロで競い合ってた時代ってなんか良かった

既にモー娘。地位を築いていてアドバンテージも十分の天才後藤、天性のスターで実力もある松浦

2人に比べると叩き上げという感じの実力派藤本が対抗していき追いつき追い越せるかという構図で最終的には全員同じくらいの売上になっていたし、これからどうなるかという所だったのに藤本モー娘。に入ったことでその時代が早くも終わったのは残念だった

結果的に当時のソログループ含めたハロプロ勢全体の寿命を縮めることになったのではという気がする


藤本美貴地声は鼻にかかった媚びるような高い声なのだが、歌声アイドルソングには不釣り合いなくらいにボーカリストって感じでこぶしが効いていて低音に迫力がある

代表曲の「ロマンティック 浮かれモード」(2002年)なんて、ポップで明るいアイドルソングなのに歌声のせいで本格的な歌手アイドルソングカバーしたような感じになっている

自体代表的になるにふさわしいいい曲だと思うが、松浦亜弥後藤真希モー娘。にしても2002年までと2003年以降では楽曲の質に差があるように思う

モー娘。は「Do it! Now」(2002年)や「AS FOR ONE DAY」(2003年)の頃も当時は売上低下してきていた頃ではあったが、まだモー娘。流行を担うような良い曲を歌うなという印象があった

藤本含む6期が加入した後あたりからアイドル性重視になってきたり、かつての尖ったセンスが衰えていったような気がする、まあ本人達でなくプロデュース側のせいなんだが

松浦桃色片想いかめっちゃホリディあたりが最も有名だろうが、曲的にはLOVE涙色100回のKISSの頃が最も良かったと思う

特にLOVE涙色ハロプロアイドルだけでなく色んな人にカバーしてもらいたいと思うほどにいい

今でもたまに思い出して聞きたくなる時がある


ソロ戦国時代が終わって、モー娘。の人気にも陰りが見えてきた後はキッズ勢の時代になっていった印象だが

キッズでいうと村上愛という逸材の損失は残念だった

ZYXかいう訳の分からん印象のグループにおいて白いTOKYOパフォーマンスは際立っていた

あれを見てハロプロキッズ時代がもうすぐ来るということを感じた

そういえば熊川哲也ラジオ村上愛ダンスを褒めてたという都市伝説の真偽は永遠に謎のままなのか…

2014-03-14

http://anond.hatelabo.jp/20140314222858

アマチュアバンドでよく起こるのがボーカリスト調達問題

楽器を弾くのが楽しいからバンドを組んだけどボーカルがいない、ライブどうすんだよ、っていうのはバンドあるあるなんだよね

そういう時は仕方なく自分達で歌うか、どこかからボーカルを連れてくることになる

いずれにしてもカラオケでそこそこ歌えるっていうレベルの人がボーカルをやることが多い

暇さえあれば楽器を練習するバンドマンはよくいるけど、暇さえあればボイトレしてるバンドマンって多分いない

そしてボーカリスト調達ってめんどいよね、ってことで生まれたのがポストロックとかマスロックだと思ってる

anond:20140314222858

youtubeで昔、日本ロッククロニクルみたいなものをみたけど、やっぱりボーカルが全体に弱かった。

耳を惹いたのは、永ちゃん清志郎など後に残った人たちだけだった。

ボーカルが弱いっていうのは日本ロック命題

そのうえロックボーカリストは練習がしない。

楽器隊は練習大好きなのに、ボーカルボイストレーニングやるわけでもなし、酒とたばことかやってるし。

ポップス系のひとはまじめなので、ロック系よりよっぽど上手い。

2014-02-03

キノコ頭のロックバンドボーカリストたちに欲情するかんじ

インディーズロックバンドによくいるような気がするひょろひょろのキノコカット雰囲気イケメンボーカルもしくはそのメンバーたちについて思ったことがあったので書いておく。

別にキノコカット馬鹿にしているわけじゃない。なんでこんなにキノコカットが多いのかっていう理由は、きっとただの流行りだと思う。

ただ「作詞作曲して俺の世界を作り上げてバンドとして成功してオシャレもしてるからモテて女もそれなりに食ってます」っていうナルシスト的側面が風潮としてなぜかあるなぁと、歌い方とか視線からふと思った。

そして私としては、ひょろひょろで頼りない体型だけど実はナルシストに加えてとんでもなく性悪・ドエス極めてますっていうギャップがあるんじゃないかとひそかに期待している。

これで万が一セックスが下手だったら萎えるけど、経験値が豊富そうだからうまいんだろうなぁと勝手に評価している。

だいたいバンドマンボーカルっていい声して歌ってるんだからセックスしている最中言葉攻めもそういういい声でされると思うと、そういう人とやってみたいなぁって欲が湧いてきた。

もともと私がやせ型体型の骨ばった男の体とちょっとSMプレイのほうが好きだからかもしれないけど。

そんなマイナーバンドマンがいたら、はまりそうだなぁ。でも表向きはいい顔してファンサービスとか営業しなきゃいけないから、そんな本性わかりっこないよね。

2013-07-08

http://anond.hatelabo.jp/20130708190745

あのな

そもそも一般の曲のボーカリストは役に合わせた演技してないだろ

求められてる仕事全然違うんだよ

アニメキャラに合わせた声で歌わなきゃいけない時に張りのある声を出したらそれは演技として失敗なの

こんな基本的なこともわからないとかマジなんなの?

 

すぐ思いつく好例は往年のおジャ魔女飛鳥ももこ

初登場時の夏のアニソンではソロパートで張りのある地に近い声を出してしまっていて一人だけすごく浮いているが

冬以降のキャラソンではつやを抑えた声になっていて「あ、演技指導入ったな」と想像できる

2012-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20120125154837

そもそも自分は5年前にAKB48が売れるなどとは夢にも思っていなかったので、将来的に市民権が得られるかどうかは難しい予測になる。

例えばだけど、キャラクター性を排除した商品が出て、喉を壊した有名アーティストが使いこなしたりすれば知名度は上がるだろうし、

ボカロキャラクター絵がもっと一般に受け入れられるもの宮崎駿貞本義行のような方向性の絵とか?)になれば拒絶反応も減るだろうし(あとはそもそもボイスのサンプリングを行った人のキャラで売るという方法もあるだろう。桑田佳祐ボカロとか出たら気になる人も多そうだ。一流のボーカリストが末期癌になったとして、自分の声をボカロの形で残そうとする可能性もあるんじゃなかろうか)、

技術進化してもっと簡単に誰でも使えるようになれば普及が進むだろうし、声が自然な方向に進化すれば聴く側もより受け入れやすくなるだろう。

あとは単にこのままの路線でどんどん露出が増えていく可能性もあると思う。

情感などでは人間に劣るものの、声域の広さや早い発音、息継ぎが不要なことなど人間を明らかに上回る部分がある技術なのも確か。

個人的には、市民権を得る可能性はそこそこあるんじゃないかと考えてる。

それが今のボカロかは置いといて。

2010-08-14

http://anond.hatelabo.jp/20100814121420

上のリンク、「The Smithsを聞いて自殺した人」の話を読んだ。

The Smiths作詞者兼ボーカリストモリッシーが当時こう語ったのは有名な話。

ザ・スミスの曲が余りに内省的で陰鬱であり、そのために自殺者が出た、という話を記者から聞いて)

モリッシー責任なんて感じない、本当に。彼らの人生の最後にThe Smithsがあっただけでも幸せだったと思うよ」

…なるほど。

以来、四半世紀が過ぎた。

今私たちの眼の前にある大量の無名の生と無名の死……


あらためて思う。The Smithsを聞き「自分の生」に殉じた彼らは、確かにある「幸せ」の中に居ると。

たとえそれが私たちの思う「幸せ」とは違っているとしても。

(参考:http://www.beweb.jp/Smiths.html

2009-11-05

Jリーグクラブ女性に例えてみる

名古屋グランパス

 良家に生まれ品もいいのだが、男性とはいつでもいいお友達レベルで終わってしまう

鹿島アントラーズ

 プライドが高い美女。ただし周りに屈強な男たちが構えており異様な雰囲気。自宅も遥か遠くにあるため近づきがたい

川崎フロンターレ

 最近急にキレイになって、周囲からも評判がいいのに、何故か付き合った男とは最後までイケない隠れバージン

東京ヴェルディ

 以前は一世を風靡したものの、今は地方の営業周りでなんとか食いつなぐかつてのアイドル

横浜F・マリノス

 都会派お嬢様タイプモデル。いつでも中年のパパに気に入られているため他の女性からはやっかみが多い

浦和レッズ

 売れない下積み時代が長かったが熱烈なファンに支えられ、最近アリーナツアーができるほどになったアイドル。但し最近はファン同士のいさかいが絶えない

FC東京

 元気印のボーカリスト。名物応援団長がおり、ライブはいつも異様な盛り上がりを見せる

アルビレックス新潟

 地方TV曲のアナウンサーながら全国区人気となった地方の星。いつでも地元を大事にする

2009-03-23

メンヘルにならないための10のTips

音楽

音楽は心に訴求する力があることが知られています。もちろん聴き過ぎは逆効果ですが、日頃あまり音楽に触れていない人は1日に1回くらいはゆっくりと音楽を聴く習慣を付けるといいでしょう。カラオケで歌ったりしてもいいでしょう。

http://d.hatena.ne.jp/xevra/20090322#1237691564

音楽でもJ-POP女性ボーカリストの一部に非常にメンヘル臭のきついのがあるので、それを聞くのは精神衛生上よろしくない。

(誰とは言わんが・・・いや全員かも)

洋楽でもそういうのあるけど、言葉がわからんので効果やや薄。

音楽はなるべく聴かないほうがいい。

2009-03-10

supercellアルバムを聴きながら思うこと

ものすごくどうでもいい大きなお世話だとは思うんだけど、ソニーはどういう意図でこのCDを出そうと思ったんだろう、と思った。悪い意味とかではなく。

supercellというクリエイター集団に今後の可能性を感じたから契約した

初音ミクという旬の素材に可能性を感じたから契約した

・単純にインディーズで十分な実績があるので、とりあえずメジャーから一枚出させせばそれは利益が出る程度に売れると思ったからワンショット契約した

もちろんこれらの要素が複合的に絡み合って今回のリリースになったんだろうけど、色んな意味で今後の展開が気になる。

というのも、そろそろボカロブームというものが成熟期に入って、

ボーカロイドを極めれば極めるほど、生身のボーカリストには無い新しい魅力が出てくる』季節から、

ボーカロイドを極めれば極めるほど、結局どこまで行っても生身のボーカリストを越えることは流石にできないという気持ちが湧いてくる』季節に入ってきたと思ったからだ。

このアルバムも素晴らしいアルバムだと感じたけど、極論すれば、きっと生身のシンガーが歌っていればもっと音楽性の高いアルバムになっていたはずだ。

とはいえ今回は初音ミクでないと、ボーカロイドでないと意味が無かったのは判る。それくらいは自分も理解しているつもりだけど。

だけど、この先はどうするんだろう?

きっと今回のアルバムは十分にソニー利益をもたらす程度の売り上げを出すだろうけど、その次というのはどうなるんだろう。

またこれだけのクリエイター集団を擁しながら、『次もボーカロイドでヨロシク』となるのか『次はボーカリスト使わないか?』となるのか。

それとも今回はご祝儀的に売れたけどどうせ次はそんな売れないしもういいよ、同人に帰りなさいってなるのか。

多分どの道をたどっても実は厳しい道だと思うけど、それがどうなるのかは物凄く興味がある。

大きなお世話だと思うけど、そういう意味でこのセールスの先を、見ていきたい。

2008-12-30

議事録12/7

新木場駅から移動中

T Oとゆらゆら帝国ライブに行く事になるとは思わなかった

K ディスってたもんな

O 気持ち悪いっつって

ライブロビー

T 2部構成だったね。前半最近ので後半昔の。途中もう終わりか?って感じになったけど2部があった

T 無い!の後終わりそうでしたね

M あの人達何歳に見える?

A 30後半?

O 40?

吉井和哉が45とかなんだよね

T なぜ吉井和哉が基準?

M 今吉井和哉ライブが大人気らしい

レミオロメンイエモン好きを表明してて、レミオロメン好きが吉井和哉に流れているらしい

昔からのイエモンファンはチケットがとれなくて怒ってるらしい

K 今の若いのはチケットゲット能力が高いからな

イエモンファンて癖のある人が多いイメージなんすけど、大丈夫かな(それにしてもレミオロメンファンは律義だなぁ)

電車移動中

T (チラシを見て)黒夢

黒夢って解散したんじゃ?

O 実は解散してなくて、一夜限りの再結成&正式解散

ミドリ対バンツアー

ウリチパン郡とか!でも名古屋だ。

渋谷ザゼン対バンですよ

T なかなか熱いなあ

この雅だよ雅っていうのは?

ビジュアル系

ビジュアル系ですよね・・・

T ま、ミドリビジュアル系みたいなもんだけどね

O 確かに(笑)

A そうかなぁ・・・

(後にガールズパンク(?)バンド、まさだよまさ、とわかる。ちなみにOとAが言っているのはmiyaviというDAIGOみたいなビジュアル系ボーカリスト)

飯田橋居酒屋チェーン

T今度名古屋出張に行って土曜があくんだけどなんかいいとこない?

MA 山本屋最高だよねー(その後3人でやたらと盛り上がる)

TOなんでみんなそんなに名古屋に詳しいの?

MA名古屋何かとおいしいもんねぇ

観光地とかは?

MA特に無い

Tじゃあもう鈍行で帰って来るしかねぇな

ブランキー代々木フリーライブに行った

Tまじ?俺も行ってる。当時高校生メカニカルブーツ履いて革ジャン来て友達にドクターマーチンを貸してライブに行った

A 当時中学生で凄くこわかったけど行きました。一緒に行った友達はいつの間にか帰ってました。

NHKホールにも行きました

Tまじで?○○もやったよね(曲名覚えていない)?

Aやってましたね!

T早熟だなぁ

Aが電車の都合で一足先に帰る

その後の帰りの電車

TK麓けんいちがいい。戸張大輔的な

あとニックドレイクもな

Oニックドレイクって誰ですか?

TK知らないのか!?聴いとけ

Tわかりました

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