はてなキーワード: ハブとは
ここ数か月しんどかった話。クソ長い。
集まったきっかけはtwitterで同じジャンル好きのフォロワー同士。
私がある協力型ゲームを買って、もともと持ってた2人を一緒にやろうと誘った。
ゲームは4人、もしくは2人で1チームだったので、そのゲームの前作をすでに誘っていた1人(以後Aとする)と昔やっていたフォロワー(以後B)に声を掛けたら本体ごと買って合流してくれた。
そのゲームは4対4のチーム戦で、フレンド4人もしくは2人で集まってネットでマッチングし8人で試合をする形式。
フレンドを8人集めてプライベートで試合をすることもできるシステムがあるので、しばらく経って4人でのチーム戦に慣れ始めた私たちはそれぞれの友人を誘って8人のプライベート試合をすることになった。
私は誘える友人がいなかったが、ABCそれぞれが2人ずつほど声をかけてくれて、プライベート試合はメンバーを変えつつ何度もやるようになった。
プライベート試合はだいたい月に一回、普段は四人で、四人の内の誰かが来られないときはプライベート試合に来てくれた一人を誘って。
しばらくして、Aがあまり来なくなった。
別に仲が悪くなったとかでは全くなく、単純にAだけがやや特殊な就業時間の職に就いていて、平日や土日の夜に集まることが難しくなったからだ。
そうして少し頻度が下がったころ気付いたんだけど、私が知らないところでBとCはかなりの頻度で二人だけでゲームなり通話なりをしていたらしい。
もしくは、プライベート試合に来てたBCの友人を二人誘って四人で。
フレンドはオンライン状況が分かるから、四人で同じゲームしてたら大体察しがつく。
まあ数日後にこないだ二人でやってて~って話もされるんだけどね。
え、私声かけられてもないけど。っつって。
そこでなんで二人だけでやってんの?というようなことを言っても「偶然二人で話してて」「たまたま声かけて」だって。
それってつまりそういうことだよね。
そういうのが何回もあって、そのたびに私は誘われなかったなあってキツくなって、割と落ち込んだ。
で、極めつけは、プライベート試合にほぼ毎回来てくれていたCの職場の同僚が突然私たちと関係を切りたいと言い出して、Cが職場でもシカトされたりしているという話。
私はそれを一か月経ってから聞かされた。CはBにだけ相談していたらしい。
Cの同僚は私たち四人ともかなり仲良くしてくれていて、その話はすごくショックだったけど、それ以上に私は何も聞かされていなかったことが本当に悲しかった。
なんでそんな大事な話、Bにだけして、私には?
信頼できない、わざわざ言うほどの相手でもない、そう思われてるって受け取るのは私の被害妄想?
私が同じ立場だったら、間違いなく三人に相談するよ。共通の友人だと思っているから。
でも二人にとってはそうではなかった。
別にいいんだよね。
2人でやりたいならやればいいんだよ。
だってどうせ3人ではチーム組めないんだから2人でやるしかないよね。
誘ってよって言っても意味ないのわかってる。
でも君たちが二人で、もしくは私以外の二人を誘って四人で
BとCと私とあと一人じゃなんでダメなの?
二人だけで話進んでて寂しいよって割とはっきり言った。
でもそのたびにそんなことないよ!みんな〇〇ちゃんのこと好きだよ!って。
あとは、例の「偶然」「たまたま」だった。
いや、別に好かれてないとは思ってないよ。
それがさみしいんだよ。
誘ってって言って気使って呼ばれるのも結局私がむなしいだけだ。
好きな時に好きな人とやればいいよ。
私がそれに含まれないことはもう分かった。
二人は悪くない、誰にも選ばれない人間の私が悪い。
それが分かったので距離をとることにした。
新しいコミュニティを作ろうと思う。
こっちから声をかけなければどうせ呼ばれることは無いんだよね、悲しいけど。
機会があったらまたよろしくね。
たまには連絡取れたらいいね。
昨日こんなニュース見た。
Dana-Farber Scores Major Legal Victory On Cancer Drug Patents Likely Worth Billions
https://www.wbur.org/commonhealth/2019/05/17/dana-farber-cancer-immunotherapycourt-victory
朝日にも記事あった https://www.asahi.com/articles/ASM5R26B0M5RUHBI006.html
免疫治療薬の特許に共同研究者のGordon Freemanと Clive Woodが入ってなくて、訴えてた裁判。
訴えが認められて、この二人も帰属してること認められたって記事。
本庶佑先生のpublishした全論文で一番引用されてるのが、以下の論文な訳だけど
Engagement of the Pd-1 Immunoinhibitory Receptor by a Novel B7 Family Member Leads to Negative Regulation of Lymphocyte Activation
http://jem.rupress.org/content/192/7/1027
その筆頭著者ですよ、Gordon Freemanって。なんでそんな人を特許からハブいてんねん。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45125680S9A520C1EA2000/
これに関してもさ、自分の私利私欲のためじゃなく研究者の当たり前の対価みたいなこと言ってるけどさ
ちょっとなんか信用できないわけですよ。
大丈夫なん?このひと。
貴乃花の新道場設立が話題になっているが、そのメンバーがこちら。
理 事
監 事
監事に神山敏夫氏というのがいるな。この人は貴乃花が貴ノ岩騒動でハブられてた頃に相撲協会の監事をやってた。あのとき、3人いる監事の中で一人だけ相撲協会の理事会運営に法令違反があるという監事監査報告書を提出した。
それが影響したかどうかわからんが、直後に相撲協会の監事を退任している。
その後、神山氏の監事監査報告書について、相撲協会が外部の弁護士による法令違反の事実無しの調査報告を出した。
当初、それは相撲協会隠蔽なのではとも思ったが、何やら今回の道場設立で自分の見方が違ったように感じた。
だって、公益財団法人の管理団体といえる内閣府公益等認定委員会は相撲協会への警告などを出していない。
それに元監事の神山氏と貴乃花がもともと仲睦まじい関係だったとしたら、貴乃花が劣勢に立たされていた2018年当時、神山氏が相撲協会を批判する報告書を出すことで世論を貴乃花の味方につけようという狙いがあったのでは、と考えるのが普通な気がする。
なんなら、神山氏は自分の監事監査報告書を全否定されたのにどの媒体にも自分の意見や主張を訴えてない。それは事実異なる報告書を提出したことで相撲協会から訴えられる恐れがあるからでは。
そんなきな臭い感じがするんだよなあ。
自分の経験上ブスでコミュ障でも世の中渡っていけた増田さんは実は元から愛想が良くて気の利く人。
ブスな上に本当に愛想なかったり気が使えなかったらまじで嫌われて蜘蛛の子散らしたようにハブられるから…
そうなったらどうしようもないし、そんなこと繰り返してたら普通のメンタルだと心折れて腐っちゃうよ…
だってさ性別関係なく本当に愛想悪い人は呪われてるんじゃないかってくらい淀んだ雰囲気まとってる。
笑顔が笑顔にならない。愛想笑いを身に着けても無理してる感が強すぎて好印象にならない。
「私こういう場所苦手なんですよね」とボスキャラに媚売ろうとしてもむしろ不審者という印象を相手にイメージさせるだけで逆効果だったり。
多分増田さんは蒼井優とか近藤春菜みたいなぷくぷくしたチャーミングな笑顔ができる人だったんだろう。
糞コミュ障は口角を引きつらせるのが精一杯で、そしてそれは笑顔とは呼べない。
加えて本当に不器用な人はそこらへんの人より細かく指示出してもらわないとフリーズ状態から抜け出せない。
結果引率者がずっと側にいるみたいな状況になったり、最悪なんかやらかして手間を増やす。
「何もしなくていいからじっとしてろ」なんて言われる人もいるんじゃない?
女性のコミュニティは「こいつ鬱陶しいなあ」と思いつつもその場では素知らぬ顔で振る舞って、後でけちょんけちょんに陰口を叩く…というものが常だけど。
それでも使えない奴というプレッシャーを感じ取って変な汗が出そう。
とどのつまり「置物みたいにじっとして何しに来たのあいつ」と「邪魔だからじっとしてろ」の矛盾する2つの圧に挟まれて、ただでさえも気の利かない奴がどう振る舞えばいいのだろうか。
こんなの無理難題すぎる、ってかこれ映画「来る」の冒頭で黒木華が陥ってた地獄絵図そのままなのでAmazonPrimeとかで配信始まったらみんな観ようぜ。あれ怖くないけど「こういう奴いそうだよね」って感じで結構面白いから。
そんで子どもと遊べというけど、グズで無愛想な人が子どもとうまく関われるわけないと思うんだけど。
子どもほど気さくな奴とそうでない奴を明確に区別する人間いないよ?
子どもの世界には建前がないから一緒にいてつまらなそうな奴は無慈悲にシャットダウンされるじゃん。労る必要のなさそうな「お兄さんお姉さん」なんて特にそうじゃん。
帰り際にボスに感謝を伝えるのもコミュ障からすればかなり難易度高いだろ…
だってあの方々は絶えず誰かと話してない?人が会話してるとこに割って入るなんてコミュ障が平常心を持って挑めるシチュエーションじゃない気がする。
大縄跳びになかなか入れないようにチャンスを失ったままお開きになるパターンになりそう。でもまーLINE使えば済むことか…よくわかんないけど。
結局こういう基本的なことをなんとかこなせるようにならないとてめえの糞虫みてえな陰気さは変わらないしこれから先も苦労するよってことなんだろうな…
それとも元増田さんが美人だとすればそれもいらぬ苦労で、増田さんが書いたようなこともすんなりこなせてしまうのだろうか…そもそも増田さんは本当にブスなんだろうか…
個人的にはうなずきマシーン化すると「輪の中に入ってるつもり?」とか「どっか違うとこ行ったら?」とか苦言を呈されてドロップアウトしちゃうんだよね…
あれ?これは自分が嫌われてただけか…
やらで響子Pが「第4回総選挙あたりにめっちゃ響子が不遇な扱い受けてた」って喚いてたけど、気持ちはめっちゃわかるのよ?実際出番これまでと比べるとあんまなかったし。サマメモでキャラ崩壊するし。アニメハブられるし。でもそれって今見ると「運営が響子をどうしたいかわかってなかった」って事だと思うんだよね。
自分の中でなんだけど、響子の物語ってもう「ハートキャプチャー」で完結して今はその中でのサイドストーリーをやってる段階で、これ以上進展させるとそれもう「響子をPが受け入れて響子はアイドルをやめる」か「響子をPが受け入れずに、今の所から響子は去る」かのどっちかしかないって思うわけ。それは運営もやだったわけなんだよ。
だから新たな道を模索したわけ。その一環があのサマメモなわけなんだわ。
まあ、あんな女子が妄想で作った百合カプみたいなのモチロン上手く行くわけなくて、当然のようにこれまでのキャラ付けをぶっ壊すような内容になっちゃったので結局無難に家事キャラに落ち着いた訳なんだけど。
というわけで、だから「響子を推してもらえないのは響子の魅力がないからだ」って思わないで欲しい。
響子そのものが魅力がないわけじゃなくて、「ああ、この運営ならこういう風にしか響子は扱えないよなぁ」って思って、仕事できない人に無理矢理仕事回しても可哀想だからあとは各々補完しようよって言いたいです。その響子はきっと輝いているはずなので。
1番上の兄は大学に行ったが私含め他は全員高校出てから働いていた。
そして何より周りの友達が大学とかで土日祝休みなのに業種が業種だから休めず遊べなかった。
人手が少ないから14連勤とかあったし基本給が手取り12万円だったから、残業で稼ぐしかなく…。
石の上にも3年だが、3年頑張った結果辞めたい気持ちはかわらず辞めた。
人間関係も概ね良く、仕事内容も簡単な電話応対がメインだったので楽しかった。
痴漢にもたくさんあったしつらかった。
しかし社内では隠すことにしていたので塩対応されたり、ハブにされたりで辛くなり辞めた。
正社員になって見返してやると思った。
派遣のコーディネーターをする求人で念願の正社員として入社したが実態は特定派遣。
いきなりソフトバン〇の販売店に行くことになり、ノルマを追う毎日。
販売店の先輩も騙されて送り込まれた人だった。すぐ辞めていった。
当時の手取りは15万円。なんなら販売店の運営会社から直接雇われた方が給料はもっと貰えることもわかった。
半年と経たずに辞めた。
人の悪口と噂が大好きで、秘密ごともみんなの前でバラしたりするし、社内で偉い人と不倫してる女からいじめられて会社を休みがちになった。
ここで私は初めて「うつ病」の診断をもらった。
さらに違う派遣先では上司からパワハラおよびセクハラをうけ、相談窓口に相談したところ、相談したことが速攻バレてクビになった。
今年30歳になる。
こんな人生を送るはずじゃなかった。
親から自立して、ひとり暮らしして、結婚して、やがて子どもが欲しかった。
もし社会復帰できても、ひとり暮らしできるような満足いく給料のところには行けない気がする。
なんか、私の人生何だったんだろうと思う。
母親は、結婚や子どもなんてどうでもいい、私が幸せであればそれでいいと言ってくれた。
でも、私が生まれた背景には母親が父方の家族から酷い言葉を受けていたことを知っている。
「お前は男しか産めないカタワだ」と。
そんな中でも私を産んでくれたのに私が女としての幸せを掴む姿を母親に見せないのは親不孝だって考えてる。
このままじゃいけないってわかってるのに。
本当、どこで間違ったんだろう。
そして、どうやって軌道修正すればいいの?
わからなくて困ってる。
ここの郷土芸能を初めて見た時、すげー!かっこいいなー!と思った。
今住んでいる場所は何百年と続く行事がいくつもあって、町内ごとに色々な郷土芸能がある。
ニュータウンみたいな場所にある実家では、住民一体となった伝統行事はなかった。
だからこの地域は新鮮で神秘的に見えた。みんな一芸を持ってて良いなと思った。
でも田舎の郷土芸能とか行事は、その土地にずーっと住む人しか参加できない。街中の祭りとは全然違う。
観光客を歓迎するのはごく一部かつ表面的なやつだ。
真に地域に根ざした行事は、3世代以上その町内に縁があるか、コミュ強な移住者でなければやんわりとハブられる。
毎年、町内で行事をしてる音は聞こえても参加できない。知らないうちに開催されていて、うちはスルーされている。
人間関係も休日も全て地域に捧げる覚悟ができたら参加できるかもしれない。
この地域の全てが嫌ならハブられも平気なんだけど、文化や郷土芸能は好きなんだ。
ずっとよそ者でいられたら気にしないで済んだのかなー
VAZという会社に所属するわかにゃん(登録者数16.5万人)という女性youtuberが二つの件を告白
・同社所属の他クリエイター複数人のグループにいじめられてる。陰口を叩かれたりハブかれたりしてる
解決するために別の配信者「ヒカル(登録者300万人)」「よりひと(登録者数63万人)」「kimono(登録者数11万人)」の三人が話し合いの場を設ける
その結果はこうである
・いじめた側の女性youtuber「かす(登録者数48万人)」がある男性に対して恋愛感情を抱いており、わかにゃんはそのことを知っていたにも関わらずその男性とSEXゲーム(王様ゲームの内容を過激にしたもの)をして遊んだ
・その事でわかにゃんはかすに避けられるようになるが、インスタグラムにてわかにゃんはかすの態度に対して愚痴を言っていた。更に他の人の愚痴もついでに言っていた
この話し合いの結果、いじめた側はわかにゃんに謝罪、わかにゃんはVAZの退社を決意して和解。
いじめ事件の説明と和解する旨を説明する動画を全員で撮影し、わかにゃんのチャンネルにアップ。
当人達で「勝手に動画を削除したりしないこと」という取り決めをしていじめ問題は解決!
VAZ側は
・わかにゃんの個人チャンネルの動画広告の報酬は全てgoogleから直接わかにゃんに支払われてる。
・他複数人とグループチャンネルを作りたいとの事で、それを作って経費等を引いた分を折半ということになった
・そしたらわかにゃんはそのチャンネルの全ての動画を非公開にして、他会社所属の男性youtuber(彼氏)とのカップルチャンネルに勝手に変えてしまった
・動画の編集権などをわかにゃんが一方的に主張し、VAZとの合意なしに押し通してしまった。
・カップルチャンネルの報酬もわかにゃんに直接振り込まれるように変更してほしいという要請があったから12月5日の時点で変更済み。しかしそれが適用されるのは1月末からになる。
・カップルチャンネルの報酬については未払いはなかったが遅延はあった
・しかしそれは「保証人とか面倒だろうからVAZ名義で家を借りてやるよ!そのかわり金は払ってな!」というシステムをわかにゃんが8月から利用する事になったのに契約締結後に一方的に支払いを拒否してしまったため、その家賃を報酬から一部相殺したためである。
・初期費用や1月分までの家賃など諸々合わせてまだ125万くらい残ってる
等と書かれたプレスリリースを発表した。
わかにゃんはこれに対して反論するも、その反論の中に異様な物が含まれていた。
「いじめについての事が書かれてない!私は被害者なのに!会社が握りつぶそうとしてるんだ!」
そもそもいじめについては個人間で解決し、VAZという会社は全く関係がなかったのに急にここでいじめ問題を掘り返したのだ。
そして「勝手に消したりしない事」と約束したいじめの和解動画を無断で削除してなかったことにしてしまう。
これに対し、事態の収束を手伝ったよりひと達は「なんだこいつ…」と冷ややかな目で見ていた。
「そもそもあのいじめ問題の和解動画は台本があったに違いない!」
ーヒカルに関しては
・「もし金に困ってるならとりあえず立て替えて俺が払ったってもええで?(その代わりツイッターでその事話して俺の評価上げてや)」と手を差し伸べた
・元々VAZのクリエイターだと思われていたが11月の時点でVAZを退社していたので後輩つぶしをする意味がない
ーよりひとに関しては
・そもそもVAZと仲が悪い。VAZの運営体質の悪い所は徹底的に叩く人間なのに共謀など持ちかけてはそれもネタにされてしまう。
VAZの未払い問題の真偽は不明だがこのように全く理にかなっていない噂を流して問題をかき乱してしまうわかにゃん
そして業を煮やしたVAZ、ついに4/12
これからが楽しみです
けものフレンズ2について1への「悪意」があると良く言われる。あるいは悪意ではなくとも、「1の優しさと相互認証に対して、孤独と自己肯定の物語を描こうとした(筆者要約)」(http://blog.livedoor.jp/fukukan2009/archives/52306934.html)といった意見がある。
確かに、そう受け取れる描写はあるのだが、その多くは、1と2の思想基盤の違いから来てるのではないかと思うのだ。
けもフレ1のジャパリパークは、人間がいなくなって長らく経つ世界で、動物たちが気ままに暮らしている世界である。「ヒト」というのもフレンズの一種であり、対等の存在として描かれる。
一方の、けもフレ2では、人間と動物の違い、人間が動物の上に立つモチーフが強調される。拍手とご褒美を要求するイルカしかり、イエイヌしかり。ここに居心地の悪さを感じるのは当たり前の話であり、「悪意」を見いだす人も多い。
これはしかし、けもフレ2が、けもフレ1を否定しているというよりかは、アプリ版等の大本のコンセプトに近い。今からなら漫画版が一番手に入りやすいだろうか。そのコンセプトは、昔風の「動物園」であり「飼育員と動物」「飼い主とペット」の友情物語である。飼い主とペットに上下関係はあるが、お互いそれに満足しており、飼い主は責任持って、ペットの世話を世話をし、ペットは飼い主を喜ばせ、芸をする。それはそれで、一つの関係だろう。
なぜ、それが、けもフレ1で変わったか。理由はいくつか考えられる。
大きな理由は、舞台が「人間がいなくなってる世界」だからだろう。人間の世話に答えて動物が人間を好きなのは良いとして、人間がいなくなってる世界で、それでも一方的に人間を崇める動物というのは、まぁ、あまり気分のいいものではない。
もう一つ。現代的な動物園は、見世物的な展示、ショーは避け、動物になるべく野生に近い生活をさせ、ありのままの生態を見せる方向へ進んでいる。フィクション上の動物園がどういうものであっても良いと思うが、現実の動物園とコラボ、協力する作品において、旧時代的な動物園を肯定したくない、というのもあっただろう。
けもフレ1は、サファリパークだったり、行動展示だったりする現代風の動物園、アプリ版、けもフレ2は、旧来の見世物的な展示をする動物園と言った具合だろう(参考:http://kemono-friendsch.com/archives/77528)。
けもフレ2は、おそらくは、アプリ版の「飼育員と動物」関係に基づいて話を作ろうとしたのだと思う。が、けもフレ1の続編という形も取ったため、前述の矛盾点が噴き出してしまっている。アプリ版の路線を復活させるならさせるで、どうすれば良いかを練るべきであった(それが許されない環境は多々ある)。
「人間がいないのに、人間を崇める動物」は、気持ち悪い。そこを敢えて描くなら、その悲劇性や罪悪感も描くべきだが、特にそれはない。多分これは「悪意」ではなく、「深く考えていなかった」ことだろう。
同様に「人間と対等な知的生物」としてのフレンズを描いた続編で、「人間に芸を披露して喜ぶフレンズ」を出すのは、えぐい。これも「悪意」ではなく以下略。
気持ちよいお話のセオリーの一つとして、内面世界と外部のシンクロというものがある。
主人公が悩んで心が暗い時は、夜だったり、雨が降ったりして、世界も暗くなる。
主人公が悩みを克服すると、夜が明けたり、空が晴れたりして、バトルで勝利したりする。
リアリティラインが低い作品の場合、深い理由がなく、そのまま内面が世界に反映する。
魔王が復活する時は、黒雲が渦巻いて雷が鳴ったりする。悩みを克服した主人公は、勢いで超パワーアップしたりする。
現実レベルが高い作品の場合、そうはいかないので、偶然で説明できる範囲のささやかなことであったり、なんらかの理由、必然性があったりする。
主人公が悩んでる時に、雨が降ってるのは、「たまたま」「偶然」の範囲であり、悩みが吹っ切れて、主人公がバトルで勝つ時は、「悩みのせいで今まで気づかなかったけど、あいつにはこんな弱点が」という閃きがあったりする。
けもフレ2では、カタカケフウチョウ、カンザシフウチョウが、内面の声を代弁しまくる。キュルルの「思い入れ」が、絵を通したり、通さなかったりして、直接、セルリアンに反映するらしい。これらの深い理由、解説等はない。
ホテルでは絶滅動物のリョコウバトのぬいぐるみが売り切れてたりする。「たまたまリョコウバトだけ売り切れだった」なら「作中現実としては偶然」で済むが、「レッサーパンダとオオアルマジロとリョコウバトが少なく、ハブはいっぱいある」までやると偶然では説明できなくなる。が、これも理由は特に語られない。
ここからわかるのは、けもフレ2は、リアリティラインが低めの、「ふわっとしたファンタジー・童話的な世界」であるということだ。
一方、けもフレ1は、作品内論理の整合性は、SF的に取っている部分が大きかった。ラッキービーストが人の声にだけ反応する、ジャパリカフェに、太陽電池がある等、SF的なガジェットがあり、崩壊世界の日常がどう維持されてるかが目配りされている。もちろん、作中で全部の設定を説明するわけにはいかないにせよ、目につく範囲での、あからさまな矛盾は減らし、それによって、「かばんちゃんの正体」と言った謎に緊張感が残った。
けもフレ2単体で見た場合、リアリティライン低めの作品だと受け止められるのだが、リアリティラインが高めの1を見たあとに2を見ると、アラや問題が多く見えてくる。
ただ、けもフレ2は、全体的に伏線の回収がうまくいってないので、意図的にリアリティラインを低めに保とうとしたというよりは、設定について深く考えてなかったり、伏線を消化しきれなかったりして、そうなってしまってると考えられる。ここもまた「悪意」ではなく以下略。
イエイヌの報われなさっぷり、ビーストがホテルの下敷きになったことを誰も気にしてない等は、悪意として描くなら、もっと強調のさせ方、後への繋げ方があるはずなわけで、ストーリーとして処理しきれなかったと考えたほうがよさそうだ。
・かばんさんに何があったかはわからない、偉い人が作るだろうと
・かばんさんの経緯は知らないが、再会の喜びを描いた
サーバルがなぜ、記憶をなくしたっぽいのかも、かばんさんとの間に何があったのかも、監督自体知らされてないのなら、「それっぽい」シーンでお茶を濁すくらいしかできないだろう。
もちろん設定がないだけなら、他にやりようがあったかもだが、こういう状況だと設定がないまま、あーしろこーしろと言われた可能性が強い。ご愁傷様である。
自分が見た範囲では「けもフレ2」に見いだされる悪意は、1,2のコンセプトの差(およびそれに対する無策)、脚本・演出技術の未熟、現場のしがらみ、などで説明がつくものであった。
お前こそゲームやってるか?
そうだね、その時点で
これは間違いだってわかるよな?
ここはっきり間違ってる時点でエアプ確定なんだからごねてもむだだぞ
誤魔化そうとすんな
別に娘でも息子でもどっちに発現しても良かったのがたまたま息子、ってゲーム内ではっきり言われとるし
「勇者になれないただの勇者の介添え人」という立場はパパスや主人公すらそうなんだよ
これでなんでビアンカと娘だけがハブられてるって話になるんだ?
勇者ではない花嫁から天空の血統を伝えられてんだぞ?なに言ってんだ?
勇者は女系から生まれたんだからそこを断っちゃうほうが後世怖いから割と全世界がそれを望むよ
わかった?