はてなキーワード: iPS細胞とは
広島大学名誉教授 難波紘二先生のメルマガ鹿鳴荘便りのダイジェストです。
多くの学者にとってショックな内容を含んでいるらしく、盛んに飛び交っています。
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/d7bb0e2bd291f629b25ea947fcdc72e9
ただ報道には不審な点もある。
Obokataという姓でNIHのPubMedを検索すると、50近い論文がヒットするが、
大部分はA, J, T, Nというファーストネームの研究者。
うち筆頭論文は2本だけだ。
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/18abd4613e541518b77c4fc5dc4b6e7e
組織の再生に寄与する小さな(幹)細胞が存在する」という仮説を論文として発表したが、
「毎日」の記事では極細ガラス管の直径が「0.05ミリ」となっている。1ミリは1000ミクロンだから、
これでは50ミクロンとなり、ヴァカンティ教授のいう「5ミクロンより小さい」に矛盾する。
一体、ヒトの上皮細胞の直径が20ミクロンであり、赤血球の直径が8~10ミクロンであるから、
小保方さんが50ミクロンの細管をマウスのリンパ球にストレスを与えるのに使ったとすれば、
それはデタラメである。他方で、「科学環境部」の記者が3人も名を連ねて、50ミクロンと5ミクロンの違いがわからないとは思いたくない。
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/298498d046d6b2de9d2dcd08019f235f
しかし、この点については論文では何も触れず「正常である」と述べるに留まっている。
恐らく産まれた子マウスをちゃんと追跡調査していないのであろう。
恐らく追試はきわめて困難だろう。山中伸弥教授が記者会見してiPS細胞に関わる3つの誤解を釈明していたが、
「STAP細胞の追試」について口を濁していたのは、追試で確認できなくても、「それは実験のやり方が悪い」と反論される余地があるからだろう。
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/11a2a2dd083e3749d31549a4dcc411f7
2/2付「ボストン・グローブ」紙はキャロライン・ジョンソン記者によるC.ヴァカンティ医師(63)(ブリガム&婦人病院麻酔科部長)の詳しいカバー記事を報じている。
同医師が「博士(Ph.D.)」の称号を持たないことや彼の「小さな芽胞様桿細胞」説は学会からは相手にされず、マサチューセッツ医大でも孤立し、それで現職に移ったこと、
彼はただ自説の正しさを証明してくれる「学生」を必要としていたことも。
捨てるはずの失敗した幹細胞培養のペトリ皿を週明けに顕微鏡でのぞいたら、そこに幹細胞のコロニーができていたという、
フレミングによるペニシリン発見のエピソードをコピーしたとしか思えない逸話もある。
また、同医師には「まだ不確かなこと、まだ論文として報告されていないこと」を気軽に話すくせがあり、「サルでの実験が成功」というのは怪しいことも書いている。
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/44344cc46ffab49fc8323372f91f336c
これで小保方の幹細胞にかかわる3つの論文で、写真の不正使用があることがほぼ確定した。
約10の他施設での追試実験が失敗に終わっているが、肝心の「酸性浴」を与えた細胞の詳細が不明だ。
小保方がいないと実験に成功しないという若山教授の発言も不審だ。
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/0f83da31266896392e8491604ce678d4
が、レーン2と3は同じ画像でレーン2のGLの白いバンドは手書きで加筆したものだ、と思われる。)
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/be7948595669704d417c1e6be8cbe427
昨年の「森口事件」、今年に入って「佐村河内事件」と相継いで大メディアが詐欺師の手玉に取られており、形無しです。
一般市民のメディア不信感はますます高まっており、結局、主体的にネットで情報を知る方向に動いているようです。(私のところまで連絡が来るくらいです。)
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/93ed08f9f627e2685bfafc8247e371ba
小保方さんが自称佐村河内守さんみたいに各界やマスコミから疑惑の目を向けられ始めてる。
理由は彼女が発表した論文で整合性というか、実験内容について、実際に他の研究者が検証してみた結果
皆が皆同じ失敗するみたいだ。
最近ゴーストライターの存在が明らかになって現在は問題の渦中にいる佐村河内守さんも一度粗が出るとどんどん
色んな嘘が明らかになってしまってる。
どうしようもない事に、今では開き直ってるきらいもある。
同じくIPS細胞に代わる20年位先の科学が小保方さんによって明らかにされて、様々な人間が彼女に敬意を抱き、また嫉妬している。
その中で、渡りに舟というか、疑惑を出してしまった事はやや残念に思う。
週刊新潮のいう、某国立大学の研究者の告発というのは某ノーベル賞受賞者なんだろうと思っている。
自分の発表した研究が実は陳腐なんだって発表されてしまったら、それは気が気でなくなるからね。
ブラウン管の最新型を発表した直後にシャープや日立が液晶テレビ開発を発表したせいでテレビ事業に乗り遅れたソニーの様な事にならないで欲しいかも。
もう20年近く前になる。
大学に入学したての5月、私はゴルフサークルの新入生歓迎コンパに参加した。
宴会が進むにつれ、私たち新入生も緊張がほぐれ、同じテーブルについた先輩と出身高校の話題で盛り上がった。
大学は大阪にあるのだが、地元からはもちろん、遠く離れた地方から進学している者も少なからずいる。
先輩は東京の出身だそうで、こちらに来てから覚えたであろうネイティブとは多少アクセントの異なる関西弁で話す人であった。
先輩が新入生の一人に出身高校をたずねると、その女の子は「付属平野です」と答えた。
それを聞いた先輩は「何や、フヒラかー」と関西人ばりに大げさなリアクションをとった。
「付属平野」とは正式名称を大阪教育大学付属高校平野校舎といい、大阪に三校ある大阪教育大学の付属高校の一つである。
他の二校は、iPS細胞の山中教授が学んだ「附属天王寺」と、高校ではないが附属小学校で痛ましい事件が起きた「附属池田」である。
関西では略して「附属天王寺」をフテン、「附属池田」をイケフ、と呼ぶ事もあるが、「附属平野」に関してはそのままフゾクヒラノ、またはヒラノと呼ばれることが多く、先輩が言ったような「フヒラ」という略され方を聞いたのは後にも先にもその一回だけである。
「何や、フヒラかー」
さらに言えば、海外でのこのニュースの記事で「Obokata」で検索してみると、圧倒的に記事数が少ない。日本では数十もあるのに、海外では片手で数えるほど。場合によっては1つだけ。さらには記事内に名前さえ出てこないこともある。つまりはこのニュースに関して、小保方さんの人となりを紹介するほど紙面を割いてないってこと。
今回、日本で話題になったのはiPS細胞でノーベル賞を取った直後であること、
の二つからだけにより話題になってるだけなので、別に世界で話題になるわけがなかろうが。
例えば、増田は毎年ノーベル賞を取ってる人達のニュースを過去に見たことがあったか?
全部知らんだろ。
まあ、今ノーベル賞取ってる人達は下手すりゃ数十年前の業績になるからないとしても、
今回のは割りと小さいプロジェクトだと思うけど、「リーダー」がいるだけで、その人が全部やったわけではない。
日本の科学ニュースみたいので新聞に載ってても、大概、研究の紹介をして、最後に、「この実験のリーダーである〜氏は「〜」と言っている」程度にヒトコトが紹介されるだけじゃん。
この記事が話題になってて驚きました
なんか恣意的に日本の報道と海外の報道を比較して「日本のメディアはクソ!」「日本はクソ!」「日本人の民度はクソ!」って言いたいだけの結論ありきの記事。
しかもtwitterの反応とか見るとそれに同意する人がたくさんいて驚きます。(5555リツイートってすごい)
しかもタチか悪いことに、読まないくせに新聞やメディアはクソだ!っていう偏見だけは持ってるようで
さらに海外はサイコーっていう海外コンプレックスまで併発してると手が付けられません
1月30日(木)付の紙面を見ると、1面で大きくSTAP細胞について解説されています。もちろん画像付きでiPS細胞やES細胞との比較もされています。
2面でも作成方法や、万能細胞とはそもそもどういうものなのか、受精卵、ES細胞、iPS細胞との違いを分かりやすく画像付きで解説しています。
臨床試験までには課題があるといったことや、国が生命科学分野への研究を後押ししてきたことが大学、公的研究機関のライフサイエンス分野への助成金のグラフを使って解説してある。
若手研究者が自分の研究室ををもち、自前の予算で少人数体制で研究をする米国スタイルが少しずつ普及していること、海外留学者が減って内向き志向になっていること、
日本では応用研究が重視され、基礎研究費の割合が30年間横ばいで、基礎研究の充実が課題であることなども書いてある。
また、記事中でリーダーの小保方さんについては「小保方晴子ユニットリーダー」、「小保方さん」と呼んでいますが、
「割烹着姿」や、「リケジョ」であること、「女性」研究者であることなどを指摘する言葉は一切ありません
そういう「割烹着姿」や、「リケジョ」であること、「女性」研究者でることは、ネットやテレビなどでニュースをゴシップ的に見る層の人々たち向けなのでしょう。
つまり、メディアの質が低いのではなく、あなた自身の質が低いから、質の低いニュースしか見てない。結局、あなた自身の問題です。
↓下の記事を見ると分かりますが、ネット上でも、大手メディアが今回の発見や研究について解説した記事を上げています。
新聞紙面と違って、ネット上ではどんなニュースを読むのかあなた自身が選択することになります。
質の低いニュースしかないと思ってるのは、あなた自身がそういうニュースしか選択してないからでもあると思います。
新聞を購読せずにネットだけでニュースを見る人はきちんと自覚してニュースを見ていく必要があります。
時代は今から10年後、iPS細胞がらみの技術が成熟して、再生医療が現実に応用されはじまった未来。
世間では歴史上の偉人や、著名な学者の墓が暴かれる事件が多発し、社会のモラルの低下が騒がれていた。
その大学にはアインシュタインの脳の一部がサンプルとして保存されている。
(アインシュタインの脳は研究のために解剖されて、サンプルが世界中にちらばっているらしい。
設定上、それを現存する唯一のサンプルということにする。)
実物を見たいが、まだぺーぺーの主人公は取り合ってもらえず、しかたなく研究室に忍び込むことにした。
守備よく忍び込み、実物を手に感動するも、人に見つかりそうになって思わずサンプルを持ったまま逃げ出してしまう。
しかし、それは大学の警備員ではなく、アインシュタインの脳を盗みに来た特殊部隊だった。
実は中東あたりの国が人クローン技術をほぼ完成させていて、その種に使うためにアインシュタインの脳を狙っていたのだ。
アインシュタインの脳を持っている主人公は、国家規模の陰謀に巻き込まれていく・・・
って話。
誰か完成させて俺に読ませてくれ。
昔スピッツジャンキーだった経験を活かしてスピッツっぽい歌詞に共通点を見出したので書く。
変態エログロオナニーロック期、セカイ系開き直り媚び期、今の自分見つめなおしました&実験期、
周囲の人に感謝の正拳突き100万回期、と来て今の自分見つめなおしました二期を迎えてるスピッツである。
歌詞表現は手を変え品を変えているように見えるが、大元というか、魂というか、そういった事はあまり変わっていないように思える。
ただし、私が今から書くことはそういう透けて見える魂を炙り出す作業ではない。生温い目で見ていただければと思う。
歌詞を書くコツは下記の5つ。結構多いが、これを考えなくても出来るようになる事がマサムネへの近道だ。
【薄幸薄弱男を頑張らせる・情景描写をおぼろげにする・気付いた感を出す・倒置法・空を連想させ、飛ぶ】
以下、それぞれ解説し、最後に自分なりにこのルールに沿って歌詞を作ってみる。
・薄幸薄弱男を頑張らせる。
基本的に「君」を高嶺の花・世界の全てに据え、尚且つ「僕」は頑張る。
「君の手を離さぬように」、「恋する凡人試されてる狂った星の上」などなどが当てはまる。
・情景描写をおぼろげにする
初期から形を変えているものの、ほぼ全ての期で見られる歌詞表現である。
おぼろげな情景描写を具体的にするために、単語を使用する。
「鮮やかで短い幻」「霧雨に濡れてたら汚れた心も」の「幻」、「霧雨」が当てはまる。
・気付いた感を出す
→これが一番言葉として表すのに難しい。
自分のしていた事(主に「君」に何かしてる)に必死になりすぎて、
感情、情景が実はこうだった…ということを歌詞に盛り込んでいく。
「でもどこかブルーになってたあれは恋だった」「重い扉押し続けてた」が当てはまるが、
悩むようなら「だった」を付ければ全て解決する。
・倒置法
→書かなくてもわかると思う。
セカイ系開き直り期の中盤辺りからこの表現が出始めたと記憶している。
「愛に溢れた短い言葉をたった一つだけ」「世界中何も無かったそれ以外は」などが当てはまる。
スピッツを知らない人は「いい品お安く、安心添えて」と言えば分かるだろう。
・空を連想させ、飛ぶ
→飛ぶ。とにかくマサムネは飛ぶのだ。タイトルにもなるぐらいだ。
情景描写をおぼろげにということからしても、結局は現実逃避したいのだろう。
空の情景描写は連想させるよりも具体的に書いてよい。
「鳥になって鳥になって」「西に稲妻光る」などが当てはまる。
ちなみに自分として飛ぶ表現はクスリをやりたくて仕方がない感じと鳥になりたい感じの
さて以下が私の考えた歌詞だ。
もう逃げ出さない こらえ切れない思いかきまぜた
見上げた青空を指で縁取ってすっくと立ち上がって
気付いたこの気持ち 煙で舞い上げてしまえ」
やはり「っぽい」でしか無いことがお分かりいただけたことと思うし、いくつか使っていない。。。気がする。私はアホだ。自分で言っていて使わないなんて。
応用は苦手なため、誰か作ってみて欲しい。
※この記事は結構力作なので、ちょこちょこメンテをするつもりだ。まぁ早速不要なのが2点ぐらいある気がする。iPS細胞みたい。
ここ数年テレビに出たり本を書きまくったりしてる脳科学者の人なんだけど、あの人は本当に科学者なの?
科学哲学ではポパーの反証可能性っていう考え方があって、「ある言論が実験などによって反証される可能性がある」事が科学的であることの定義の一つなんだけど、あの人は「脳科学的には」とか言って素人目に見ても怪しいことを言っている気がする。
昔なんかのテレビ番組で、「坂本龍馬には〜という脳内物質が出ていた」とか言ってたけど、これデータあるんですかね?
昔「ノーベル賞に最も近いと言われる日本人」とか言われながらテレビに出てきた記憶があるけど、実際全然取りそうな気配ないしなんの成果があるのかもよくわからない。
というわけでGoogle ScholarでKen Mogiでググってみた結果……
http://scholar.google.co.jp/scholar?hl=ja&as_sdt=0,5&q=ken+mogi
実験に参加してる論文でも最高の被引用数は57、しかも20年近くも前の論文。
主著論文にもなると最高で15。これもだいぶ昔。
(ちなみにiPS細胞の山中教授は被引用数最高8649。サイヤ人か何かですか?)
最近の論文がヒットしないんですが、今あの人は科学者としての活動してるんですか?
一般向けの本の執筆活動とかがメインなら、せめて科学者としての肩書を捨てるべきでは?あと科学を中立的に使わないのも腹立つ。
アハ体験で使われてた画像がちょっとずつ変わる画像あったじゃないですか。寡聞にして最近知ったんですけど、あれってもともと脳神経科学の研究では、変化盲っていう人間の知覚の危うさを検証する実験のものらしい。
で、またgoogle scholar教授に"aha experience"と聞いてみた。それらしき論文はいくつかヒットするけど、あの画像が使われている様子はない。あの画像のアハ体験どっから出てきたのか。効果は検証されているのか。
他にもアハ体験のバリエーションあった気がするけど、殆どが脳神経科学の違う分野のものを援用しているらしい…
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013073102000110.html
そりゃこの文章だけ読めば「あの手口を学んだらどうか」というのはマズイけど、実際はこれ講演会でのスピーチで話したことだからね。ジョークの一貫として軽口叩いただけでしょ。お固い表情でそれまで喋ってて、ちょっと場の雰囲気を緩ませるために、表情崩して「あの手口を学んだらどうか」。場内は苦笑失笑が漏れ、場が和む。ジョークで話したことだから、「ナチに学べ」と本気で思ってるわけじゃない。むしろ逆でナチスはマズイと思ってる。
麻生の「あの手口を学んだらどうか」が全然問題ないということは朝日、毎日、時事が無視していることからも分かる。この発言を問題視してるの共同だけじゃん。後追いで読売が追っかけただけで。そういえば読売・共同のラインってiPS細胞で誤報やらかしたコンピじゃん。
http://en.wikipedia.org/wiki/Asperger_syndrome
そもそも、アスペルガー症候群が、人の心がわからないというソースがないのに、こちらの話にソースを持ちだされても困るけどな。
それに、医学用語だからといって、日本で流布している通説が、医学的知識に基づいているのか偏見なのか?というのはわからないし
そもそも、医者かどうかわからないけど、私 皮膚科医ですけど、お風呂の水にビタミンCを入れたら、残留塩素が分解されてアトピーの皮膚病への効果が期待できるとかありえない。
といっている人すら(ネットのFAQに)いたが、試薬を使って確認すればわかるし、式を見てもわかるが、
『お風呂の水にビタミンCを入れたら、残留塩素が分解されてアトピーの皮膚病への効果が期待できる』のは、アトピーの原因が残留塩素である場合は
科学的に本当。
医学的知識、医学的知識言っても、どこぞのIPS細胞みたいに、嘘論文がまかり通るようなこの世界で、何を信じていいか?
『アスペルガー症候群が、人の心がわからないというソース』も疑わしいし、この英文も疑わしい。
だが、まぁ、個人的には、英文のほうが的を射ているとおもうし、信じてもいいかなと思っているよ。
そもそも、アスペルガーの定義が、知識レベルが高いという定義なのに、 わからない。とするのは、定義からして無理がある。
知識レベルが高いんだから、わかるけれども、文科が違う。という説明のほうが 矛盾がない。
逆に言えば、知識レベルが高いのに、理解ができないとする根拠は何?
頭がいいけど、理解ができない その理由は 謎の奇病! 病気だから、というのは説明に成ってない。 病気の『『『病理』』』を説明できるか?という話で、現在の説明では矛盾が残る。
文科の差だという説明には矛盾が残らない。それだけの話し。
http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20130322#1363969460
以下の記述のまとめ:
お前の言っているソフトウェア工学は今のソフトウェア工学じゃねえよ.
端的に言うとそんだけ.
で,本題.
まず,書いてる内容が古すぎて救いがたい.iPS細胞の研究がノーベル賞取った現状で,「実験材料に受精卵を使う万能細胞の研究なんて許されませんよ!」と主張されても,その何だ,困る,とかそういうの.
1999年、なにがあったかというと、XPエクストリーム・プログラミング入門という本が発行されたのです。リンク先は2版ですが、日本語版でも初版は2000年12月になっています。
で,何?2000年以降ソフトウェア工学が何も進んでないと主張したいの?
って最初に書いてあんのに,そこから崩れて何も出てきてないって主張はどっから出てきたの?自分が知らないことが分かってるのにドヤ顔で提言とか大丈夫か?
しかし、結局統一設計手法は完成せず、UMLだけが残りました。実際に使われているのはその一部です。CORBAも普及せず、WebプロトコルにあわせてSOAPが出てきたものの、結局単純なRESTが定着しました。XMLはいまは毛嫌いされています。大成功したはずのオブジェクト指向も、Webアプリではうまく適用できませんでした。
だから何だ.提案されても使いにくかったり,状況自体が変化したら無用になるに決まってる.まさか「ソフトウェア工学分野で提案された手法はどれだけ開発環境が変わっても生き延びていなければならない」とかいう寝言じみた主張でもしたいのか?言語に流行廃りがあるように,手法にも流行廃りはあるに決まってるだろ.
あとSOAPとXMLに関しては,その衰退過程自体がよくある話すぎて話にならん.一番最初に厳格な重量級の様式が定められて,それをベースに運用レベルを考慮した軽量級の様式が定義されて駆動するってのはよくある話.言い換えると,学術から出てきた理論的に正しい手法が,産業界で必要なところだけつまみ食いされる形で運用されるとか,サンプルは死ぬほどそこらじゅうに転がってねえか?
ああ,CORBAはまあ,うん,そのなんだ.アレはフォローできない.
実際のところ,UMLが残っただけで十分じゃねえの?最初に提案された時の理念さえブレてなければ,つまみ食いしたモノがはやってても提案者的には本望だろ.
今はCMMIだ.CMMは2000年にCMMIに統合されてる.今更XPの本出してくるところといい,真面目に2000年より前で知識止まってんだな.
はぁ?動的型付言語が普及したらなんでソフトウェア工学と離れんのよ?静的型付言語で使えて,動的型付で使えなくなる研究分野なんぞ,完全にソースコードに寄り添った研究だけじゃねえか.
「この手法はC言語を対象としている」って書いてある研究は他の全ての言語には一切適用できないと主張してんのと一緒だ.はじめてのCあたりからやり直せ.
ここで、やはりCMMの失敗がソフトウェア工学にとっての痛手だったように見えます。
もちろん、プロセスを規定することが難しいということは当時からも言われていました。それであるから、CMMはプロセスそのものを規定するのではなく、プロセスの規定方法を規定するというメタプロセスになっていたのです。
そして、すべての組織で同じプロセスを採用することはできないということから、5段階のレベルを設けました。また、プロセスは変化し続けなければいけないということから、CMM成熟度レベル5では「最適化している」という成熟度になっていました。
これはなかなかいいかもしれないということで、期待は大きかったと思います。
でも、とにかく運用が大変だとか、CMM成熟度レベル5でも品質がいいわけじゃないとか、そういう話がきこえてくるようになりました。
まず失敗を定義しろ.で,失敗したってんなら,CMMIで未だに新たな認定がなされてる(http://cmmiinstitute.com/assets/presentations/2012SepCMMI.pdf)理由を説明しろ.
で,運用が大変?当たり前だ.品質確保すんのに運用が楽とかあり得んだろ.従業員に好きにやらせてもアウトプットが高品質ならそもそもCMMIなんぞ必要無い.順序が逆だ.「CMM成熟度レベル5でも品質がいいわけじゃない」ってのも当然だ.アレは組織の成熟度を評価する指標であって,中で働く人間の能力を評価してるわけじゃない.というか流動すんのに評価なんぞできねえけど.
そもそも,CMMIレベル5ってのはおおむね高品質なものが出てくるだけで,人間が関わっている以上ある程度のばらつきは存在する.つーかさー,CMMIレベル5なら必ず高品質のモノが出てくるとか思ってんの?まさかまだ銀の弾丸の存在を信じてんの?「ISO9001に準拠してればリコールなんて発生しない!」と思い込むくらい残念すぎねえか,その思考回路.
ああ,「CMMI」じゃなくて本気で「CMM」の話をしてるんなら申し訳ない.もう無いんだから,CMMの話を最近全く聞かないのは当然で,勘違いしても仕方ない.悪いもしくは古いのはアンタの頭だ.
もともとソフトウェア工学に対しては「がっこーで現場しらない人が研究してる手法なんて使えない」のような声があったのですが、XPやアジャイルによって「現場から生まれた手法のほうが使えるよねー」というのが決定的になりました。
前半は正しい.ソフトウェア工学の最初期からずっとその手の意見はあって,未だに言われてる.が,後半は話にならん.
真面目に聞くんだけど,アジャイルソフトウェア開発宣言に名前が入ってる17人のうち,何人知ってる?何人が開発寄りで,何人が研究寄りか分かる?まさかKent Beck1人を見て「アジャイルは現場から!」とか寝言垂れて無いよな?そもそもKent Beckはコンピュータサイエンスで博士号持ってるし,開発寄りと主張していいのかどうかすら微妙なんだけど.
あとアジャイルも突発的に出てきたわけじゃなくて,プロトタイピングとかあの辺(とそれ以前)からの流れがあると思うんだけどなあ.
ソフトウェア工学が何を失敗しているかというと、その学問自体の認知度が低すぎることです。
ソフトウェア工学がどのような問題を扱う学問かが知られていない。どのような問題を扱う学問か知られていないので、その問題に直面している人がソフトウェア工学の成果を積極的には利用できない。
問題に直面してる人がソフトウェア工学の成果を積極的に利用できないうんぬんについては,最近の国際会議でもその辺を扱った研究が出てきてたりする.ICSE2012のDistingished paperのうちの1本がそんなん.Eclipseの検索ツール使わずに,テキストエディタにコピペしてCtrl+F使ってる人の話とか出てきてた覚えが.
ただ,ソフトウェア工学の認知度なんぞどうでもいいと思うんだけどなあ,別に.そっから出てきたモノが使われさえしてりゃあ.ソフトウェア工学研究の成果が,それと分からずに使われてるんならそれ以上に望むべきモノは無いだろうに.「これがソフトウェア工学様の研究成果でござーい」と大上段に振りかぶって,「ありがたや」の言葉と共に使われることを望んでる研究者なんぞいねえだろ.
就職活動で「半年でプログラムは覚えれるし専門は必要ない」のようなことを言われるという話があります。たしかにアルゴリズムなど実装技術の研究をしていた人をSIの開発現場で生かすのは難しいと思います。でも、ソフトウェア工学の専門知識は、半年で覚えれるものではないし、SIでの開発現場に必要になるはずです。
うん,そうですね.だがそれを学術側を知ろうともしてない人間が言うな.
ソフトウェア開発がある限り、ソフトウェア工学は必要なので、XP・アジャイルを織り込んで再構築して、認知度を高めていってほしいなーと思います。再構築とかは他力本願になってしまうけど。
ソフトウェア工学を再構築しよう,という動きとしては http://semat.org/ あたりがあるのでそっち参照.
あとさー,そもそも論として,ソフトウェア工学の研究内容を「現場」と「学術」に2分することが不可能だって分かってる?工学ってそういうもんだろ?その2分は「工学」と「理学」というレベルでは可能なのであって,既に工学にカテゴライズされてるソフトウェア工学を分けるのは不可能だ.それくらいは語の定義レベルの話なんで,分かっててくれ,頼む.
まあ暇ならトップ会議であるところのICSEのプログラム(https://files.ifi.uzh.ch/icseweb/fileadmin/downloads/ICSE2012_conference_program.pdf)でも眺めてみて,ソフトウェア工学の定義について悩んでみるのもいいかと思います.
実際のところトピックは割と流動的.最近はOSS周りが流行.gitのおかげで開発者の行動とか取りやすくなってる関係もあって.
つまりさー,なんでか知らんけど,この人の頭ん中では「ソフトウェア工学は静的型付言語を利用したウォーターフォール型開発でしか使えない」てことになってんだよな.
元ネタは
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=21912440
とか
http://anond.hatelabo.jp/20120803124116
とか
女王国
カリスマ性を持った「王族」を中心にしつつ、共産主義とファシズムの共存のような……なんていったら良いんだ。管理社会ディストピア。
王以外は平等。王がトレンドであり、異端は迫害される。人権などない。
王族は数年で入れ替わる。
一見平和だが水面下では内乱の種がそこいら中に散らばっているのである。
男帝国
基本的にX染色体をもってるので、iPS細胞から女を作って増やしている。
母体の数が限られているため、金持ち以上でないと特定の相手を持てない。
一般人は、それぞれ別の人が相手だが2人くらい生ませることができる。
底辺は、1回できればよい方。
2世代目以降は母体の数が足りてくるので、格差は是正されるとは思う。
http://life.oricon.co.jp/2018471/full/?id=TOP1
http://anond.hatelabo.jp/20121016235228
まず、肝臓由来iPS細胞作成が可能であること、山中先生が報告されています。
Generation of Pluripotent Stem Cells from Adult Mouse Liver and Stomach Cells
http://www.sciencemag.org/content/321/5889/699.long
次に、虚血性心筋症は、虚血によって心筋への酸素供給が絶たれて心筋が死んでしまい機能しなくなるものです。ご理解頂いている通り、血管の詰まりにはもちろん対処しますが、既に失われた心筋は原則として再生されません。そこで失われた分の心筋(機能)を補ってやるという治療戦略自体はおかしくはないです。
山中教授よりも名前が有名になったあのM氏の件についてである。
世間の評価は、嘘がバレてから嘘の上塗りをし続け、ただの虚言癖の変な人になってしまった、というところであろうか。
一本釣りされた読売新聞はといえば、「ハーバード大に確認していなかった」とか「肩書きを疑うべきだった」とか、言っているが、少々生物学をかじった人間からすると、最初から相当に怪しい。
肝細胞から独自の方法でiPS細胞を作り、心筋細胞に分化させ虚血性心筋症の治療した
という話。
おや?っと思う点はいくつかある。
山中教授を含め、iPS細胞のもとになっているのは、今までの報告は線維芽細胞や滑膜細胞、どれも結合組織の細胞。
虚血性ってのは、つまり血管が詰まるかなにかで、血が回ってないのが原因でってのが意味なので、治療にねぇ、わからんでもないけど、心筋細胞を移植して治るってもんじゃなさそうじゃん。
しかし、怪しい。
誤報の反省材料として「ハーバード大に問い合わせなかった」とか「肩書きを疑わなかった」ってのは、科学的な無知を晒してるようにしか思えない。
例えば、ハーバード大が「地球は平らだ!」と言えば、信じちゃうのか?
情報の出処、発信者の肩書き以外で、情報の確からしさを精査できないなら、科学部の人間は素人となにが違うの?
「そうは言っても、あれはしょうがないよ。怪しかったとしても、絶対に無理という話じゃないだろうし、ハーバード大だったら信じちゃっても無理はない」
と言う人もいるかもしれない。
じゃあ、「iPSでジュラシックパークも」とか書いた新聞社はどうなのよ?
恐竜が栄えた白亜紀は約7000万年前。ジュラ紀は1億5000万年以上前である。
DNAが永久不滅なら、あんなにまどろっこしく形態学的な分類で鳥類が恐竜から進化したことの議論にあんなに時間がかかったりはしなかった。
実際のところ、7000万年というのはDNAの化合物としての寿命をとうに超えている。
白亜紀後期の6800万年前くらいの地層から、化石化していない組織がみつかり、タンパク質やDNAが存在するかが期待されている程度である。
DNAが残っている可能性といっても、本当に残っているデオキシリボ核酸が存在している可能性というだけで、それが鎖場に長くつながっている可能性は限りなくゼロである。
断片的につながっている部分もあり、遺伝子の配列が読める部分があれば、宝くじがあたる確率以上の奇跡だ。
全DNAの並びさえ全て読み解けば細胞がつくれるかもしれないが、そういう試みはバクテリアですら成功していない。
ウイルスでは成功しているがウイルスを細胞とは言わないと思う。
そして、前述のとおり、全DNAの並びどころか、断片的な並びすら調べられたら奇跡である。
ジュラシックパークの無理さ加減について追記すると
http://japan.cnet.com/news/offtopic/35023012/
マイナス5度でも680万年で消滅する物質を、7000万年も前の地層からどうやって調べるというのか。
この研究だって、細胞の中のDNAとして調べた結果が最新の研究なだけであって、DNAの化合物としての寿命がそんなもんであるということはずーっと前からみんな知ってた。