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はてなキーワード: アニメーターとは

2018-07-24

2018夏アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 アニメ感想の言い合いっこを夢見つつ感想を書き溜めていたら、夢は醒めないまま8月を迎えそうなので、増田に書いてみた。まだ観ていない作品もあるけれど、このままだと一つも完走できなさそうなので切り上げる。風呂敷の広げ過ぎはやっぱり良くない。それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

2018夏アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2018夏アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

配信情報について

 ~独占…対象サービスしか配信してない

 ~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

 ~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

 言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

 なお、囲い込みをしているサイトの中ではAmazonPrimeVideoがゆるいみたい。他サイトでは有料配信しているか放送後しばらくしたら見放題になったりする事がある。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

はねバド!

 特殊アクション作画スポ根アニメOPだけ既に10回以上見てるかも。ストーリー高校バド部を舞台にした群像劇で、「灼熱の卓球娘」や「響け!ユーフォニアム」に似てるけど、本作のバド個人競技として描かれてる側面が強く、先の2作品とは違うキツさがある(灼熱の卓球娘は部内でランクマッチしてたけど)。また、主人公がとても卑屈な性格なのも輪をかけて強烈なストーリーに仕上がっている。そんな彼女らを含むバドの子達がバドミントンを通じて変わっていく姿を描く作品。3話のエレナすごい良かった。バド部と関係ないメガネちゃんは、その「変わらなさ」が対比関係になってるのかな。

 本作のアクションシーン(バドミントン)のクオリティが異常。バド独特のスナップを効かせた打ち方、ジャンプをする時の太もも筋肉隆起、まるで実写のような(バストアップではなく)全身の動き、バレットタイムと3DCGを駆使して描かれるバドシャトル等。インタビューによると、本作の作画工程

1.大まかな試合の流れを絵コンテに起こす

2.リアルバド選手同士の試合を録画

3.それを参考にしながら作画ロトスコープみたいな感じ)

とのこと(バドミントンは独特の動きが多く、想像だけでアクション作画をするのは限界があったため、実写を取り入れたらしい)。結果、まるで実写のような生々しい動きでありつつ、作画特有の柔らかさがある特殊映像になっている。特に2話Bパート試合コマ数も非常に多く、「なにこれヤバイ」という感想しか出てこない。OPアクションアニメーターが3人クレジットされていることからも、相当ガチの模様。

 また先のアニメ宝石の国」では、作画アニメが得意な演出と3DGCアニメが得意な演出の違いがちょっと話題になっていたけれど、本作ではそんな3DCGアニメが得意としていた「カメラが回り込むような演出」を作画でちょくちょくやってて、これがめちゃくちゃすごい。宝石の国が「作画アニメの良さをうまく取り入れた3DCGアニメ」とすると、本作は「VFXロトスコープ)の良さをうまく取り入れた作画アニメ」という感じかも。

 あと、全体的に映画のような仕上がりになってるのが好き。強めの陰影や風景描写を使って心情を表現したり、オケ主体BGM効果的に使ってたり。加えてキャラデザがすごく好き。上記アクションを綺麗に表現するための体格だし、加えて群像劇シリアスさをうまく強調してる。

 

はたらく細胞

 - 私が、聖地だ - でお馴染み日常系お仕事アニメ。体の中で起こっていることをエンタメ風に紹介していく内容。人の体は概ね、平和かつ物騒だった。

 とにかくキャラデザが良い。メインの舞台は血管なので、白血球赤血球血小板血液の45%くらいがこの3種)が主要な登場人物なのだけれど、赤血球静脈にいるとき動脈にいるときで服の赤味が違うという謎のこだわり。白血球マンガアニメ過程で着色されない(何故か肌の色も白)というデザイン返り血で彩るというすげえ発想、そして血小板ちゃんかわいい血小板1話で何をするわけでもないのに非常に作画熱量が高く、すごく惹き込まれた。自傷行為血小板にいたずらしたい。それぞれの大きさは概ね、赤血球は7-8μm、白血球10-15μm、血小板は2-4μmなので、その大きさも反映したデザインだとすると非常に3キャラとも完成度が高い。

 そして、思った以上に専門用語オンパレード特に1話冒頭の「血管内皮細胞がぁあああああ」が好き。ただし作中で文字付き解説に加えて能登さんのナレーション容赦なく入ってくるので、たとえ白血球が雑菌と殺し合いをしていてもあの声でナレーションがすべてを持っていく。エンタメとしてとても面白い高校生物を習っていればもうちょっとしかったのかな。

 また、体というのは誰でもある程度関心のある分野なので、私も「あれをアニメでやってくれないかなぁ」がたくさんある。ガンとかアルコールとかインフルエンザワクチン)とか骨折とか。

 

ヤマノススメ サードシーズン

 これまでの集大成スタッフは2期のチーム。夏は終わっても山を登るお話

 これまでのストーリー踏襲しながら進んでいく物語にグッと来た。教室での編み物とか、富士山の話とか、ロープウェーを普通に乗るとことか。筑波山頂のシーンなんかBGMが「スタッカート・デイズ」のアレンジったりしてすごく良かった。山の風景も引き続きムクオスタジオの綺麗な絵が見れるので、この先も非常に楽しみ。

 

少女歌劇 レヴュースタァライト

 「メイドインアビス」でおなじみキネマシトラスによる、闇のアイカツミュージカル科に通う女の子たちの物語2017年から同名のミュージカルライブ?)が行われている、アイドルアニメ

 アイドルアニメ殆どたことがないのだけれど、こういう登場人物が多い作品は、なるべく早い段階で各キャラの印象を視聴者に与えるため「ほぼ全キャラ自己紹介パートを設ける」とか「各キャラ同士の関係性を描くため、楽屋みたいなところでやいのやいのする」という描き方が多いのだけれど、その辺りの演出がとても控えめ。名前を言う流れも、表示する白文字フォントもすごく良い。また「メインのストーリーをメインキャラ同士の会話で進めながら、音声なしの映像でその他のキャラ同士のやり取りを描く」等、声だけではなく身体表現によるキャラ紹介がすごくうまくて、各キャラを覚えるのが楽だった。

 同様に、心象風景や陰影表現を使ってキャラクターの心の機微を描くというか、行間を読ませるような演出がすごく決まってて、まるで映画みたい。キャラ紹介に尺を取られるとこういう演出が難しいので、ほんとすごい。特に東京タワーから落ちるシーンとかほぼ静止画だし、演出の引き算がめちゃくちゃ優れた作品になっている。

 演出の緩急が優れているといえば、特に1話ラストミュージカルシーン。あそこまで劇的な転調は殆どたことがないかも。「輪るピングドラム」とか「天元突破グレンラガン」くらい?このパートでは、リアルミュージカルを観ているときに感じる「五感が全て奪われるような不思議な魔力のようなもの」を、非常に高い作画熱量によって見事に映像化している。起きている事自体ファンタジーだけど、実際ミュージカルって超現実的体験なので、もし映像化するなら本作のような感じが一番近いのかもしれない。マジですごい。

 本作の音楽担当するのは、「宝石の国」「宇宙よりも遠い場所」でお馴染み藤澤慶昌。題材が歌劇なので、劇的なオケがメインなのだろうか。もう劇伴だけでご飯3杯はいける。

 

天狼 Sirius the Jaeger

Netflix独占

 100年くらい前の日本舞台にした、殺し屋家業日常アニメヨルムンガンドみたいな?ゴリゴリP.A.Works作品

 まず戦闘シーンの熱量ヤバイ京アニ作品境界の彼方」の戦闘シーンくらいすごい。純粋アクションがぬるぬるというのもあるけど、加えて出血表現がめちゃくちゃ美しい(境界の彼方出血表現れいだよね)し、SEが圧倒的にヤバイ。一撃を防いだ三節棍の音とか、マシンガン弾丸石畳に刺さる音とか、横転した車が鉄橋のフレームにぶつかる音とか(やっぱり音響効果小山恭正だった)。挙げるとキリがない。ヨルムンガンドやGGOみたいに純粋な銃撃戦ではない(強いて言えば異能バトル系)ので、色々な戦闘音が発生する。これはこれで耳が幸せ横山克音楽も最高にかっこいいし、とても戦闘シーンの中毒性が高い作品

 また、舞台となる大正昭和の町並みがめちゃくちゃ丁寧に描かれている。東京駅からまり看板建築の町並み(ということは震災後。新聞を見る限り1930年頃っぽいけど)、和洋入り混じった街ゆく人々、自動車路面電車主人公たちの向かった邸宅も和洋の融合した、時代を感じる日本邸宅ちゃん道場和室洋室洋風庭園など網羅していて強いこだわりを感じる。その後出てくる、街灯に照らされた夜の町並みも非常に美しい。背景美術担当しているのはスタジオなや(有限会社GREEN解散後、事業継承した会社)。モブで言えば、特に日本警官の描き方がすごい活き活きしててめちゃくちゃ好き。あと邸宅の主人も、葉巻に火をつける仕草がすごく良いのでぜひ見てほしい。

 

ハッピーシュガーライフ

AmazonPrimeVideo独占

 いろんな愛の形を描く、狂人の手記。ガンガンJOKERという雑誌は魔境かなにかなのだろうか。子煩悩主人公が愛のためにあらゆる受難と戦う話なので、概ねハートウォーミングなストーリー久野美咲(先のアニメひそねとまそたん」では甘粕ひそねを好演)のグロい演技もあってしおちゃんマジ天使

 1話ではヤバイ主人公バイト先のヤバイ店長を打ち負かす話なので、ともすれば勧善懲悪ならぬ勧悪懲悪、ダークヒーローみたいな話っぽい?のだけれど、ちゃん1話のなかで「その限りではないからこその狂人であることが描かれているのが好き。

 狂人の話でいえば「殺戮天使」も狂人の話だけど、あっちは狂人であることに対して自覚的登場人物の話で、ディケンズ短編狂人の手記」も『実は私、狂人だったんです!』みたいな話。対して本作は無自覚狂気を描く作品なので、めちゃくちゃ怖い。また彼女は非常に器用な女の子なので、あらゆる困難を自力で乗り越えてしまいそうな悪寒があって非常に良い。主演の花澤香菜といえば、物語シリーズではヤンデレちゃんこと千石撫子を演じていて、あっちも後者無自覚)の話だけど、物語シリーズが「恋に恋する女の子の話」に対して、本作は「愛に目覚めた女の子が、愛の力で頑張る話」みたいな、ステージの違うヤンデレ物語になっている。どっちも好き。

 主人公の心にフォーカスを当てた、とても静かな演出が印象的。彼女の感じた穏やかさ、満たされた感じ、燃えるような敵意が、とてもかわいいキャラデザ演出によって描かれているのでなおさら強烈に仕上がっている。

 制作のEzo'laは初元請けっぽいので、ぜひうまく行ってほしい。

 

殺戮天使

AmazonPrimeVideoのみ見放題

 アニメで観るOUTLAST。原作脱出ゲームシナリオ踏襲したストーリー。とはいパニックホラーでもなく(1話結構その気があるけど)、主人公の心情を丁寧に描いている。また「主人公けがマトモ」ではなく全員やばい人なので割とツッコミ不在のブラックユーモアボケ合戦みたいになってる。

 ストーリーの縦軸はフロア移動→その階のやべーやつに気をつけながら謎解き→フロア移動なのでやや単調になりがちだけど(ずっと室内だし)、全体的に凝った演出が多いのでずっと緊張感があるし観ていて飽きない。OUTLASTみたい。ゲーム雰囲気をそのままに「主人公視線」をうまく映像化していて好き。音作りが岩浪美和小山恭正なので、バトルシーンもとても良い。大鎌がシンク金属板に刺さる音とか。

2018-07-16

anond:20180716135053

途中で抜けられたら困るケースが

プログラマのほうが多いからじゃね?

アニメストーリーも絵も

明確に決まっているか

途中で作業者が抜けてもあまり困らない

分かりやすくいうと発注側が把握している

領域が多い

プログラマはざっくり渡すことが多いし

進め方は千差万別から

別の担当者がすんなり引き継げるケースは

現実には少ない

要するにアニメーターは全員、

新海誠を目指せって話だな

プログラマーって職人なのに何故か賃金保証されたがるよね

なんで?

アニメーターに対しては「作画崩壊してる絵をチンタラ描いてるだけの奴が最低賃金保証しろとか舐めてんじゃねーwwwwやめろやめろヘタクソwwww」って平気で言うのにプログラマーにはそういう事言わないよね。

おかしくね。

どっちも職人系の技術職やぞ

2018-07-09

それまでネトウヨ全開だった中年アニメーターツイッター垢に

「◯◯は亡くなりました。享年41」とか書き込む家族役回りにはなりたくねえなあ

どういう心境だこれ

漫画家アニメーターツイッター見るのが苦痛

荒らしでもネトサポでもなく本気で「俺たちの安倍さまは卑劣苛烈マスゴミネガキャンに対して日夜懸命に戦っておられる」みたいな世界線で生きている実在社会人が大量に存在する事実を見せつけられるから

日本絶望的だ

2018-07-07

anond:20180707024358

1990年代アニメーターたちも、幼少期にオカルト思想に触れていたのだと思う。

エヴァアニメ思想も、最終戦争や終末思想などの1970年代オカルトが原型だし。

それをアニメだけの世界で完結させずに、現実世界で実現しようとしたのがオウムだった。

2018-07-03

技術が発達する→仕事ロボットが代わりにやる→人間仕事が減る

かにそうなっている……そうなっているはずなんだが……何かがおかしい。

とりあえず、アニメの数は半分に減らしてその分余ったアニメーターはIT業界に入って俺の仕事を減らしてくれ。

やり方を教えている時間はないのでOJT(お・前が 自・分で ト・レーニング)で頼んだぞ

2018-06-30

ニンジャバットマンが受け入れられなかった

バットマンというコンテンツほとんど興味ないし、これがファンにとってアリなのか無しなのかとかは本当にどうでもいいんだけど

単純に脚本お話の体をなしていなくてがっくりきた。

オリジナルキャラの蝙蝠衆やら猿やらの登場が唐突すぎるし、何がテーマかも感じられなかった。

こういう事を言うとよく「娯楽にテーマなんて必要ない!」ってイキるやつが出てくるけど、

テーマというのは主義主張のために必要なのではなく、作品一貫性のために必要なのだということを知っておいてほしい。

タイムスリップものとしても、蝙蝠衆の伝承の由来は実はタイムスリップの影響で~

みたいなありがちではあるが納得の行く仕掛けがあったりするのかと思ったが、

何もなく、ただ都合よく蝙蝠男の救世主伝説が伝わっていただけだった。

まあ肯定意見の大半もお話は雑だったけど映像が良かったみたいな意見が多いが、

その映像面に関しても、ところどころ出来の悪さを感じる部分があった。

途中でバットマンが心を入れ替えてから背景美術からテクスチャが消える=色眼鏡が取れるというような演出があったが、

直後に絵巻物や日本昔話風の作画パートが入ってくるので演出意図意味を成しておらず、監督は何も思わなかったのかと疑問を抱いた。

前半の2D作画によるエフェクトモブキャラクター品質が低く感じられたし、

例の日本昔話風のパートも、アニメーター個性が出すぎていて(一部実写みたいな顔になってたし)、やりすぎに感じた。

でもこの程度でも絶賛されるわけだから脚本だとか映像の質だとかそういうものはどうだっていいのかもしれない。

しか日本アニメ脚本家がだめだよね~みたいなことを言うとそれなりにバズるのに、

実際は脚本お話の完成度にかかわらず人気不人気が決まっているのは何とも解し難いところではある。

2018-06-27

漫画家アニメーターちょっとした薄給は許されるのにITだと騒がれる

なんでだろう~~

なんでだろう~~

自分が楽しく働けることを求めて入った業界であるという意味では何も変わらないのにエンタメ業界冷遇されても知らんぷりされるのなんでだろ~~

なんでだろう~~

なんでだろう~~

このネタわかるやつまだいるのかなあ

わかんねえだろうなぁ

2018-06-23

anond:20180623132504

単純に安いから振っている

でも品質はお察しだから手直しにコストかかったりするけどな

国内アニメーター薄給もアレだけど

海外もっとアレなんだろう

アニメーター外注海外)の値段について知っている人いる?

2010年以降スタッフロールアジア諸国スタッフ名前記載されているけど、

賃金って日本アニメーターと変わらないのかな?

日本アニメーター給料が安いからやりたがる人が減ってきているから、

単価が安い海外に振っているのか?

それとも技術が高いから?

単純に安いか国内アニメーターが減ってきているんだったらマズいよね。

アニメーターに限らず製造業もそうだけどさ。

2018-06-20

anond:20180619152036

そういうのは、作品ごとに観るよりもシーンごとに、アニメーター監督、体系レベルで観た方が出会いは増えると思うぞ。

「『ソウルイーター』のこのシーンは絶対中村豊がやってるな」とか、「シャフト演出ヌーヴェルヴァーグっぽい」みたいなこと言えた方がアニメオタクっぽいだろ?

海外とかでも、そういうのを熱心に分析している人たちの動画検索すれば出てくるから、そこから経由して探してもいいし。

あくま個人的感想を聞きたい程度でいいなら、『オトナ帝国の逆襲』や『時をかける少女』とかの走るシーンが好きかな。

途中、走っている人物フレームアウトするんだが、必死に追いついて、最終的には追い抜く、まるでカメラ競争しているかのようなシーン。

「とにかく演出闇鍋みたいに楽しみたい」っていうなら『フリクリ』あたりを推すが。

2018-06-16

アニメーター「人気少年漫画アニメ化を任されたぞ! 女の子だけは可愛く描かなきゃ! おっぱい! お尻! 絶対作画は崩さないぞ! え? バトル? そんなのてきとうてきとう。煙で誤摩化しとけ(笑)

俺はアニメを諦めた

2018-06-06

anond:20180606134120

そりゃそんなの中国で流さないからだろ

抗日映画だって日本企業スポンサー付いてないし日本で大々的に放映するわけでもないか大目に見られてる

最近じゃアニメーターアジア外注メインになってる業界からこそ問題に発展した例だろ

事実web文庫の時点では何も言われず、中国語訳の漫画版を引き合いに出されてようやくなんだから

2018-06-03

anond:20180603002757

最先端日本の文化だと持て囃されたそれらは、飽く迄も表現の一つとしてアニメを選んだ作品なんだよ。

それらを作った人達は、インスピレーション教養大元アニメな訳じゃない。

ところが、アニメだけを見て育った連中がアニメを作ろうとしたら、そりゃあ商売としては売れても作品として評価されるのは難しい。

アニメに限らず、ラノベ何かもそう。大ヒット作者は必ず何か別の下地を持ってる。

後は単純に劣悪極まりない労働環境アニメーターがもう入ってこない育たない。

時代に命を削って職人芸で作ってた人々は、多くがデジタル化の時に消えた。エヴァだのビバップだの上げてるけど、その頃の中堅が30代だったらもう50過ぎだよ。

デジタル化したおかげで綺麗で画一的アニメになったけれど、作画担当者の色は見難くなって、個人やりがいだけに依存するのは辛い所よ。

スタッフロール見てるか?もう中国外注ばっかりだぞ。

表現したい物があるからアニメを選んだ人々の時代からアニメが作りたくてアニメ作ってる人々の時代の違い

2018-05-31

何でアニメーターになるんだろう

アニメーターは稼げなくて将来も不安だと周知されてるのに、まだ新しくなろうって若者がどんどん入ってる様子なのが不思議だ。

一枚200円くらいで30分に一枚描いたとして時給400円?

親の脛かじって将来は生活保護受ける気満々のクズでもなきゃやらんだろ普通

2018-05-15

anond:20180512201218

(追記)横田スマンと名乗るのを忘れていた。

一つ一つ反論してやる。

・あれでデビューできなかったらただの鬱アニメだろ。あれはみくがデビューに対しての不安や強い思いを泣きながら口にするのがいいんだよ。デビューできることに関してはメタだけどみくは十分人気あるし、アニメ見て魅力がわからんとしたら見る目がない。

子供は頭ごなしに怒れば成長するという考えは害悪仕事サボるなとか言って無理矢理アイドルやらせてどうするよ。嫌々仕事からやるアイドル意味があるか?反省ということなら未央は誰より辛い思いしてたし最後ちゃんと謝ってたろ。観客がしっかりライブ内容を見てるわけでないこと関してはあれがあのアニメの考えるリアリティ。失敗やら不出来な点にグチグチ文句垂れる奴はそもそも新人アイドル応援しない。

常務は確かに思ったより優しかったな。変な期待持ってたみたいだが、そもそもバトルアニメじゃないからな。あのアニメそもそもアイドルバトル的なものラブライブ的な大会否定的アイドルパフォーマンスには優劣をつけない主義

・莉嘉も美嘉も自分の思い通りにならない仕事の枠内で個性を出すという話だったろ。カメラマン常務も物分り良すぎるのは同意だがそれはアニメから。あれを会社方針と違うと捉えないのが美城の度量の大きさ。

・仲間を裏切る、今やるべきことではないというのが視野の狭さ。若いのだから視野を広げどんどん挑戦すべきという作品メッセージにどうしてそこまで反発してしまものだろうか。年単位での我慢と忍耐が大事というアニメをみたいなら若いアイドルアニメではなく、苦学して金稼いで年取ってから成功するおじさんおばさんのアニメを見るべきでは。そういうのはそれはそれで見たいけど。

・昔はアイドル倒れすぎってツッコミ同意してたが欅坂とか実在アイドルの話聞くとあんな細い女の子しょっちゅう倒れて当たり前だよなって思うようになった。バトルアニメじゃないってのがデレアニの本当に大事なところで、プロジェクトクローネそもそも敵ではない。クローネが自滅する話ではなく、シンデレラプロジェクトプロジェクトクローネを助ける話ってのが大事

・あそこで個性見出したり答えを出しちゃわないことがあの話の本当に凄いところで、要は解決してないんだけど、それでも前向きにアイドルを続けていくっていうのが本当に尊い

・歌としてはともかくあのキャラ声と感情込めた歌唱演技を下手って聞く耳持ってるんだろうか。そもそもsmilingが広く神曲って思われだしたのはアニメのあの場面からからその感想リアルタイムで見てないな。ほかの項目もそうなんだが勝手に変な期待して期待はずれって言うのよくない。

・デレアニのライブシーンはCGじゃないんだぞ。アニメーター殺す気か。ライブシーンは円盤修正もある。百歩譲って円盤を買ったならまだ文句言ってよしだが。

全体的にお前の思ったタイプアニメじゃなかったってだけだろ。それでつまらなかったって言うのはいいけど、駄作って言うのは筋違い

2018-05-09

アニメ業界の儲け方は今のままでいいの?

最近アマゾンプライムで「甲鉄城のカバネリ」と「メイド・インアビス」を見たんだけど、アニメってあんな終わり方でいいの?

両方ともすごくおもしろい。設定や独特な世界観があって、みててどっぷりハマれる。

でも、あん中途半端な形で終わってしまうなんてすごくもったいないように思うんだよ。

もっと続きが見たいし、キチンと完成された形として見たかったんだ。

で、ここからが本題。

上記みたいにアニメの続きが見たい!って話をすると

「続きが見たいなら、DVDボックスを買って二期を待て!」

って返されるんだけど、これってホントに期待できる事なのかな?

たとえば「カバネリ」の場合。(参考:http://m.timeon.jp/analytics/anime-2016sp/kabaneri-2/

視聴率を平均視聴率1.5%と仮定した場合関東圏の人口が約4000万人なので、60万人。

再生率を平均3.5%と仮定した場合視聴者数は140万人。合計で200万人が見ていたことになる。(ネット視聴は省く)

そのうち、DVDボックスを買うようなコアファンが1%(100人に1人)として仮定すると2万人。

2万人×\20,000で4億円。

かに4億円も稼ぎだせば、次期も期待できるかもしれない。

けどさ、その準備にかかる時間コストって、すごくたくさんあるわけじゃん?

アニメ制作だって結構時間かかるだろうし、DVD製造とかアニメの放映の権利がうんぬんかんぬんとかを含めると、4億稼ぐくらいで賄えるのかな?

ようは何が言いたいかって言うと、アニメ業界ってもっといろんな手法で儲けていいと思うんだよ。

グッズを作るとかDVDに特典を豪華にするとかっていう、小手先の話だけじゃなくて、ビジネスモデルの転換を図るくらいに。

自分アニメ業界人間でも、熟練アニメオタクでもないから、たしか小手先アイデアしか出せない。

でもさ、アニメーターさんの薄給具合とか業界ブラックさとかを耳にする度に、もっと儲かる仕組みにできないもんなのかな強く思うんだよ。

おもしろコンテンツで金を産もうと思うと、やっぱりバンダイとかレベルファイブみたいな、メディアミックスおもちゃ化する方法しかないのかなぁ…。

2018-04-29

anond:20180429010936

読んでくだらないと思うのに書き手としての実績がいるのか?

どういう論拠かられいってるんだろ。

おそらく増田が読んで有意義だと感じる、アニメやら映画レビュー書いてる増田映像制作経験なんてない可能性が高いぞ。

増田は「アニメーターでもないのにアニメ語るな」とかいタイプ

2018-04-28

アベノミクスは失敗に終わった

論がはてなでは主流のようだけどアベノミクスの掲げた理念自体が間違ってるよ派はどうなの?

金融緩和財政出動規制緩和が3本の柱だけど、金融緩和実施済み、財政出動は全くなかったといってもいいくらい、規制緩和はお友達既存経営者層を利するような緩和くらいしかしていないように見える。

規制緩和はともかく、財政出動さえプライマリーバランスを気にせず、大規模にやっていればここまで失敗の声は大きくなってなかったと思うんだけど、はてなを見ているとこの理念自体が間違っていて、金融緩和すらすべきではなかったといっている人が特に左派にそれなりにいるみたい。

金融緩和すらすべきじゃなかった派、アベノミクス理念自体が間違っていた派の人には、どうすれば景気が良くなると考えているのか教えてほしい。

あとアベノミクス理念自体は間違っていなかった派の人にはアベノミクスには何が足りなかったのかを教えてほしい。

少子化対策を兼ねて出産育児一時金を倍額にするとか、クールジャパンを推進するならアニメーターとか漫画かとかの個人事業主に対してお金をばらまくとか、乗数効果は怪しいとは言われてるけど老朽化したインフラの大規模な改修をするとか、そういった財政出動についての意見は見かけることはあったけど、規制緩和についてはあまり見かけなかったので「この規制絶対なくすべき」とかあれば是非教えてください。

選挙投票の参考にしたいので。

2018-04-24

anond:20180423235827

これ書いた後に見つけた

https://anond.hatelabo.jp/20180424103705

文化庁 … 若手アニメーター育成プロジェクトメディア芸術祭

内閣府(というか議員有志) … メディアセンター

クールジャパンの旗振りは経済産業省から文化庁は後にいるだけ

アニメで例えると経産省製作委員会出資して他国で売ってこいって言ってる感じ

制作スタジオアニメーターは文化の建前で何か色々できないかなってとこ

2018-04-19

プログラマー辛いんだけど??

はてなでは「月XX時間でYY万円貰えてるし楽しいしいい仕事だよ」ってコメントがたまに付くけど、どんだけゴクゴク一部の例外だよ。

まず月XX時間じゃなくて月XXX時間だろ。

流石にY万円とはならんからアニメーターよりはマシだが。

そして楽しくない。

裁量なしで権限だけ与えられて責任取らせるための兵馬俑にされるか、逆に権限なしで裁量与えられてるように見せて結局上が満足するまでガチャを回すだけになる(ガチャの中身を作るのももちろんこっちの仕事だ)パターンのどっちか。

クリエイティブな要素はなくて、既にある型に合わせることに命を注ぐことになる。

文字通り注いでるのは命。

そして無限前例主義+規格消滅コンボを基本としてバラエティかに雁字搦めに束縛され、心の関節をボキボキ外しながら必死に隙間をすり抜けていくような作業ばかり。

自分が今何をやっているのかもよく分からず、他人が何を求めているのかはわからないが、無茶振りをされていることだけは理解できる。

責任転嫁と頭の体操が飛び交う中国語の部屋の中で、いつか自分中国語マスターすればきっとすべてが変わるはずだと信じ続けるような日々。

この仕事、何が楽しいの?

マゾさ?

2018-04-18

人類が増えすぎたアニメネット配信に頼るようになって、

既に半世紀が過ぎていた。

NETFLIXを中心とした巨大な独占配信市場アニメの第二の故郷となり、アニメーターはそこでIPを産み、育て、そして死んでいった。

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