最近アマゾンプライムで「甲鉄城のカバネリ」と「メイド・イン・アビス」を見たんだけど、アニメってあんな終わり方でいいの?
両方ともすごくおもしろい。設定や独特な世界観があって、みててどっぷりハマれる。
でも、あんな中途半端な形で終わってしまうなんてすごくもったいないように思うんだよ。
もっと続きが見たいし、キチンと完成された形として見たかったんだ。
で、ここからが本題。
って返されるんだけど、これってホントに期待できる事なのかな?
たとえば「カバネリ」の場合。(参考:http://m.timeon.jp/analytics/anime-2016sp/kabaneri-2/)
視聴率を平均視聴率1.5%と仮定した場合、関東圏の人口が約4000万人なので、60万人。
再生率を平均3.5%と仮定した場合、視聴者数は140万人。合計で200万人が見ていたことになる。(ネット視聴は省く)
そのうち、DVDボックスを買うようなコアファンが1%(100人に1人)として仮定すると2万人。
2万人×\20,000で4億円。
確かに4億円も稼ぎだせば、次期も期待できるかもしれない。
けどさ、その準備にかかる時間やコストって、すごくたくさんあるわけじゃん?
アニメ制作だって結構な時間かかるだろうし、DVDの製造とかアニメの放映の権利がうんぬんかんぬんとかを含めると、4億稼ぐくらいで賄えるのかな?
ようは何が言いたいかって言うと、アニメ業界ってもっといろんな手法で儲けていいと思うんだよ。
グッズを作るとかDVDに特典を豪華にするとかっていう、小手先の話だけじゃなくて、ビジネスモデルの転換を図るくらいに。
自分はアニメ業界の人間でも、熟練のアニメオタクでもないから、たしかに小手先のアイデアしか出せない。
でもさ、アニメーターさんの薄給具合とか業界のブラックさとかを耳にする度に、もっと儲かる仕組みにできないもんなのかな強く思うんだよ。
おもしろいコンテンツで金を産もうと思うと、やっぱりバンダイとかレベルファイブみたいな、メディアミックスやおもちゃ化する方法しかないのかなぁ…。