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はてなキーワード: アナウンサーとは

2024-09-27

借りものを村人の頭の上に出して落とす増田ます十手師ダニエウのまたあの飛び来夢を野守か(回文

おはようございます

期限も切れかけている時期迫るのでゲーム2本交換チケットで交換した

ゼルダの伝説知恵のかりも』で早速遊んでみたわ。

まだじっくりと30分しか遊んでないけれど、

なので、

充分な楽しさを噛みしめるまでスルメってところまでいかないものの。

人々の声話しかけると

台詞を全部言うんじゃなくって

「ああ!」とか「おお!」とか「やー!」とかって言うなんか私の中のブレスオブザワイルドを思い出して懐かしむと同時に、

一番最初にもらったマップを見てまたこの広い大地のハイラルをあちこち冒険に行くんだわ!って

コミカルな装いとは裏腹にその世界の広さをなんとなく

広くて大変な冒険になるんだなぁって思ったの。

最初は「借りもの」を借りる学びをしたり

借りたり消したり全消しの方法を学ぶ学園に行って捜査マスターしたのね。

それからいよいよ冒険よ!ってところで一旦は終了私は

作中のゼルダ姫と一緒の体裁でベッドを出して就寝したの。

フィールドでベッドを出して寝る!ってシュールすぎてじわじわくるわ。

あと村人の頭上の上でたらいを「借りもの」して出現させて

ジャンプと同時に出現させて村人の頭の上にタライが落ちてくるような

借りもので遊ぶと村人がビックリするので、

なんかちょっと笑っちゃうわ。

あと

水を飛び越えるとき

ふふふ、

私はここベッドを借りものしてきて橋にして渡すのね!って任せて!って思ったけど

もちろんベッドを橋にして渡ることもできたけれど

ここ橋なくても泳いで渡れるじゃん!ってなんかそこもなんて言っていいかからないけどじわじわ面白いところよ。

ゲーム内容うんうんよりまだ借りものを出現させてその場面に似合わないものをだすとなんか笑っちゃうところまでってところかしら。

あとゼルダの伝説時系列みんな大好きじゃない。

私はブレスオブザワイルドしかやったことがなくて前後からないんだけど

ゼルダ姫はリンクのこと知らない人のようだったので

少なくともブレスオブザワイルドより前なのかしらね

それはともかく、

いろいろなフィールド上に光るモノ「借りれる」ものをゲットして

出したり消したりするのが地味に楽しい感じで、

まだ大冒険!ってところまで進んでいない真夏の大冒険のあのアナウンサーのようには上手くプレイは出来ないけれど

たぶん10月から11月にかけての

私の大冒険になるのは必至だわ。

出来るだけ私はネタバレ情報世間インターネッツ情報は見ないように冒険を繰り返さないといけないので、

今度こそは今度こそは

攻略サイトなど見なくて頑張ってクリア出来るように挑みたいところよ!

でね、

最初のシーンで

どうしても壁が高くて越えられない壁があってこれどうやって突破すんの?って

前やった『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』で祠の仕掛けの謎を解くために

高いところから登ってじーっとその祠の仕掛けを30分ぐらい突っ立って眺めて考えているって、

それと同じ状況がもうすでに発生して、

ああ、

これがゼルダっぷりたる所以なのね!ってここのところに回り道して足場を作れば良いんだ!っていきなりの冒頭の出だしの序章でもあるチュートリアル的なシーンでもうこの有様よ。

この先の大冒険が思いやられるわ良い意味でね。

一件子ども向けのコミカルキャラクターなんだけど

いまからその苦難をそう!

重いコンダラ試練の道と思うほど辛い冒険なのかなぁーって

キャラクター体裁とは裏腹にそう思うの。

とりあえず

フィールドでベッド出して寝る!って

そこで寝るんかーい!ってのが笑っちゃうわ。

でもまたハイラルの地に戻ってこられて私は懐かしさを覚えるあの大黒摩季さんのように懐かしい匂いがするスミレの花時計のようにラララなの。

もう今度は絶対攻略はノールック絶対やんだからね!って思って

とにかく私のこの意気込みを発表しておかないとって思ったしだいなのよ。

また動きがあればお伝えするわね!

以上ハイラルからお伝えしました!

スタジオマイクお返ししまーす!

うふふ。


今日朝ご飯

みかん花咲く丘公園前駅の駅前商店街のいつもの喫茶店モーニングね。

モーニングと言っても和食モーニング

お任せ焼き魚定食はどうせまた鯖でしょ?って

そのランダム焼き魚といえども鯖率高しと思ったら

今日は、

な!なんと!アジの開きでした!

珍しいわね。

鯵の開きよ。

美味しくいただきました。

ほんと珍しいこともあるのねって思ったわ。

初鯵かも!

味わって食べたわ。

デトックスウォーター

ホッツ白湯ウォーラーにしてみました、

ちょっと昨日のポットの残りのお湯がちょうどいい白湯っぷりに

飲んじゃえーってことで、

飲み頃保温温度のホッツ白湯ウォーラーストレートしました。

まだちょっと蒸し暑いけれどね、

飲んだら汗ばんじゃったわ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-09-25

anond:20240925010126

じゃあ夜職でやってくれよ、一般社会に食い込んでくるな気持ち悪いって思ったけど、夜職女だとそれはそれで嫌だもんな。納得。夜職やってないけどキラキラしてる女でアナウンサーほど遠い存在じゃないっていうことか。

CA目指してる女おかしくね?

日本だけだろ、CAが人気職なのなんて。

そもそも飛行機添乗員になんで容姿求めるんだ気持ちわりぃ。求める社会も、求められて喜ぶ女も。

で、仕事内容も別に専門知識が問われるわけではないし

給料も高くない。

なのに美人仕事だ〜!思って応募する女たち。ただの客室乗務員だぞ?変だろ。。

エアラインスクールかい就活対策学校もあるの、おかしくね?それになんで金払う?

そんなに価値があるか?CAに。CAときに。

あと若い女しかいないのも気持ちわりぃ。

海外行ってみろよ、お局がゴロゴロいるし、

すっぴんとかナチュラルメイクだけして、バチバチに決めてないやつばっか。

そういうのでいいんだよ。

CAやってる自分に酔ってる系の女がうざいし、なんでその仕事してるの?

アナウンサーとは違うんだからな??

日本CA人気に違和感しか感じない。

2024-09-23

anond:20240923012145

犯罪スレスレ生活を強いられている彼らにとって、「マッチングによる結婚」は最後の頼みの綱となっていた。

これに参加しなければさら社会底辺に押し込まれるという暗黙の圧力存在していた。

タケルとミサキ――希望なきマッチング

タケルはそのプレッシャーを感じながらも、特別な期待を抱くことなくこのマッチングに参加することを決めた。

参加しなければ仕事人間関係ますます行き詰まり、どこにも居場所がないまま犯罪と失敗を繰り返すしかないという現実が目の前にあったからだ。

彼のマッチング相手ミサキという女性だった。

彼女もまた、家庭崩壊経済的困窮の中で育ち、社会の隅に追いやられた一人であった。

ミサキ最初結婚には興味がなかったが、周囲の空気や、もはや他に選択肢がないという感覚に押され、タケルとの結婚を受け入れることにした。

二人は特別感情もなく、ただ「お互いにこれしかない」と思い込んだまま、形式的結婚を進めた。

社会に溢れる「形式的家族

この新たなマッチング制度のもとタケルとミサキのような家庭は次々と作られていった。

しか実質的支援愛情が欠如しているままのこの結婚制度はかつてのカズキたちの時代と同様に、愛情共感のある家族関係を築くことがほとんどなかった。

結婚することで「何かが変わる」という期待は、早々に裏切られる

社会には形式的結婚した夫婦が増え続け表面的には家族という形が保たれているが、その裏には感情的な空白が広がっていた。

貧困孤立の中で結婚を強いられた若者たち経済的にも感情的にも余裕がなく、ただ日々の生活をやり過ごすだけだった。

愛情や信頼を築く時間はなく育った環境そのままに、次世代にも同じ無感情絶望が受け継がれていく。

子どもたちの犯罪スレスレ生活

タケルとミサキの間にもやがて子どもが生まれた。しかし、この子どもたちが育つ環境さら悪化していた。

タケルもミサキ仕事を見つけることはできず収入が少なくなる一方で、家族を支えることができない状況が続いていた。

子どもたちは物心がつく前から経済的困難にさらされ、親から愛情支援ほとんど受けることなく育っていった。

彼らが成長すると、学校にも通わなくなり、友達も作れず、社会との接点を失ったまま犯罪スレスレ生活突入していった。

盗みや詐欺闇市場での売買などに手を染めるが、時代さらに厳しくすべてがうまくいくわけではなかった。

成功を期待して計画した犯罪がことごとく失敗し、追いつめられる彼ら。社会底辺にいる多くの若者が同じ状況にあり、競争は激化し、成功ますます遠のいていった。

社会に溢れる絶望

タケルとミサキの子どもたちのような人々が社会に溢れ、街には犯罪と失敗が日常の一部となっていた。

犯罪すらうまくいか無力感絶望感が蔓延している。この社会では、形式的結婚によって新たな世代が生まれるたびに、さらに深刻な問題が積み重なり、底辺の層は広がる一方だった。

人々は次第に「結婚さえすれば未来が変わる」という幻想を捨て、ただ生き延びるために無感情日常を繰り返すだけの存在となりつつあった。

家族という形があるにもかかわらず、誰もが孤独で、社会全体が崩壊の一歩手前にあるような不安定な状況が続いていた。

この未来社会は、犯罪と失敗で溢れるだけでなく、希望のない結婚生活と無感情人間関係が続き、次世代にわたって繰り返される運命にあった。

スラムに響く「マッチングによる結婚」の喧伝

スラムは、かつて活気に満ちた都市一角朽ち果て放置された区域だった。

ボロボロアパートが密集し街のあちこちゴミが風に舞い、人々は疲れ果てた顔をして道端に座り込んでいた。

タケルとミサキの子どもたちのような若者や、その親たちが溢れかえるこの街には、希望などかけらもない。

犯罪に手を染めるも失敗し日々の生活に追われる人々の間では、もう将来への期待を語る者はほとんどいなかった。

仕事もなく、金もなく、社会の中での居場所もない。彼らはただ、目の前の苦しみを紛らわせるために酒を飲み時には薬物に頼り、現実から逃避しようとするがその努力すら無駄に終わることが多かった。

そんな絶望の中、街角の大きなスクリーンが再び輝きだす。

政府広告が流れ、きれいなスーツを着たアナウンサー笑顔で語りかける。

未来をつかみましょう。マッチングによる結婚が、あなたに新たな道を開くかもしれません。お互いを支え合い、明日をともに作るパートナーを見つけましょう。」

明るい音楽が背景に流れ、完璧家族笑顔スクリーンに映し出されている。

この喧伝は、スラム街の人々にとって既に耳慣れたものだった。何度も聞かされ、何度も信じては裏切られた言葉

マッチングによる結婚」という響きは、もはや希望ではなく、虚無感を伴ったものしかない。

彼らの多くがその制度に従い、形式的結婚をしてきたが、待っていたのはさらなる絶望貧困だった。

若者たち視線スクリーンに向けられるが、そこにはかつてのような期待はない。

結婚によって何も変わらなかった過去が、彼らの心に刻まれている。

タケルの子どもたちのように、犯罪すら成功しない無力感に押しつぶされている人々にとって、この広告はただの幻想しかなかった。

それでも、別の選択肢存在しないという現実が、彼らを再びその「希望」に誘い込む。

結婚すれば、少しは楽になるんだろうか…」誰かがぼそっとつぶやいた。

しかし、その声には信じる気持ちは感じられない。ただ、何も変わらない日常をどうにかするために、また同じ道を歩むしかないという諦めだけがそこにあった。

スラム街は暗く沈み、スクリーンの光だけがその一角を照らしている。

絶望の中にいる人々の顔には何の表情もなく、彼らはただ同じ日々を繰り返しながら、そのまま虚無の未来に流れ込んでいく。

マッチングによる結婚という虚像が再び喧伝され続けるこの世界で、救いの光はどこにも見つからなかった。

弱者男性弱者女性マッチングして6年が経った

失われた時間

夜9時、カズキが眠りについた後、家の中には静寂が訪れた。

しかし、その静けさの中で、リビングにはスマホの画面をタップする音が断続的に響いている。

夫はソファに横たわり、スマホ操作している。妻もまた、ダイニングテーブル椅子に座り、同じようにスマホ凝視していた。

彼女視線は画面の中のSNSに釘付けだ。友人たちの投稿コメント、次々と流れる他人生活に触れ、時間を忘れてスクロールし続ける。

そこで彼女現実の不満や孤独一時的に忘れられるのだ。

母親として、妻としての役割を一旦棚に上げ、ただ画面の中で過ぎ去る時間に身を任せる。育児という責任はすでに頭の片隅に追いやられ、彼女虚構世界に浸る。

カズキが泣き声をあげても、彼女は反応が鈍い。夜中に子どもが寝室からさな足音を立ててやってきたときも、彼女スマホの画面から目を離さない。

父親は、ちらりと子どもを見ただけで、何も言わずにまた画面に目を戻す。結局、カズキは二人の間に挟まれ、静かにソファに座って彼らの顔を見上げたが、誰も何も声をかけることはなかった。

家族としての絆はもはや形骸化しており、親子の間には実際の対話交流ほとんど存在しない。

ただ、スマホの明かりに照らされる無言の時間が過ぎていく。それはまるで、彼らが現実から逃げるために自ら作り出した、無感情牢獄のようだった。

弱者マッチングの始まり

数年前、彼らが「マッチング」された日のことを思い出す。

政府主導の新たな社会政策が大々的に発表された時、孤立し、結婚を諦めていた弱者男性と女性が、一度に大量にマッチングされ、結婚を促進されるというプログラムだった。

そこには理想未来が描かれ、少子化対策経済的な安定・社会全体の調和を目指すという美辞麗句が並べられていた。

彼女はその時、仕事に追われ、将来の見通しに不安を抱いていた。

孤独生活の中で、社会の期待や周囲からの無言のプレッシャーに押されるようにして、参加を決めた。

彼もまた、社会的に疎外され、職場での孤立感に耐えきれず、希望が薄れていく中でこのプログラムに乗り込んだ。

彼らが最初出会ったのは、淡々としたマッチングイベントの会場だった。まるで品定めされるように、テーブル越しに数分間だけの会話を交わした。

しかし、そこでのやり取りは極めて表面的なものだった。互いに特別な印象を持つこともなく、ただ社会的な期待に応えるための形式的時間が流れた。

彼女は彼に対して特別な魅力を感じることはなかったが、経済的な安定や社会的な孤立を避けるためには「結婚」が必要だという思いに駆られていた。

彼も同様に自分未来に対する不安孤立から、この結婚が何かの救いになるかもしれないと考えていた。

結婚という名の契約

彼らの結婚は、愛情感情的なつながりを伴わないまま始まった。

結婚式は小規模なものだったが、それでも形式的に行われ、家族や親しい友人たちが集まった。

笑顔を作り、記念写真を撮り、社会的には「成功」と見なされた。しかし、二人の間にはほとんど会話がなく、結婚という大きな決断に対する感情曖昧なままだった。

彼らは新婚生活を始めたもの感情的な絆は深まることなく、時間が経つごとにお互いの存在が重荷になっていった。

子どもが生まれることで何かが変わるかもしれないという淡い期待もあったが、実際には彼らの関係さらに複雑にするだけだった。

子どもは彼らの生活に新たな責任をもたらしたもののその責任を共有する意識希薄だった。

互いに育児負担押し付け合い、疲れ切った日々の中で、二人とも現実逃避にスマホ世界に没頭するようになっていった。

崩れかけた家族

こうして、建前だけで作られた家族の絆は、日に日に薄れていった。

子どもが何を感じているのか、何を求めているのかに対して、二人は気づこうとしない。

育児という責任あくまで「社会的な役割」であり、愛情を注ぐことはなく、ただ義務感だけが残っていた。

カズキは、そんな家庭の中で日々を過ごしながら、両親の愛情を感じることなく成長していく。

無言の時間と無関心の中で、彼の心の中に小さな孤独の種が静かに芽吹いていた。

孤独クラスルーム

カズキは5歳になり、ついに小さなランドセルを背負って学校に通い始めた。

彼が通う学校は、政府弱者マッチング政策によって生まれ子どもたちが集まる場所でもあった。

同じように、家庭の中で愛情や関心を受けることなく育った子どもたちが大勢まり学校教室には独特の空気が漂っていた。

教室一見すると普通小学校と変わらない。先生が黒板に向かい子どもたちは机に座り、ランドセルを下ろして教科書を開く。

しかし、そこにあるのは静かな孤独空気だった。クラスメートの多くは、家庭での愛情ケアを十分に受けておらず、どこか無感情で無表情。誰も他人積極的に話すことはなく、ただ時間が過ぎるのを待っているような雰囲気が漂っている。

カズキもまた、その一人だった。教室の隅に座り、他の子どもたちとあまり目を合わせることなく、無表情で机に向かっている。

先生が何かを質問しても彼はただ小さくうなずくか、返事をすることな視線を落とすだけだった。彼にとって学校もまた家と同じように、感情のない無機質な場所になっていた。

クラスの子どもたち

クラスメートたちも同様に、家庭での愛情を知らず、感情を抑圧されたまま育った子どもたちだった。

友達同士の会話はほとんどなく、遊び時間ですら誰かが楽しそうに笑うことはほとんどない。まるで、大勢の子どもたちがそれぞれの小さな殻に閉じこもっているかのようだ。

授業中、カズキ先生の話をぼんやりと聞いているが、心の中では何かが欠けていることを感じていた。

家では両親から十分な会話や接触を受けていないため、彼にとって他人との交流信頼関係の築き方がわからない。クラスメートもまた、同じように孤独存在であり、互いに心を開くことができないため、自然と静寂が教室支配していた。

休みになっても、誰かと遊ぼうとする子は少ない。カズキは、ランドセルの中に入っているお弁当を一人で静かに食べる。誰も彼に話しかけず、彼もまた、誰かに声をかけることはない。彼の周りでは、他の子どもたちも同じように無言で食事をしている。カズキはその無表情な顔のまま、スプーン一口ずつ弁当を口に運んでいく。

カズキの心の中

家でも学校でも、カズキ孤独を感じているが、それを言葉にすることはできない。

彼の心の中には常に空虚さがあり、何かが足りないという感覚が消えることはない。しかし、彼にはその感情表現する手段がなく、ただそれを胸の奥に押し込めるだけだ。

学校友達を作る方法も知らず家では両親と感情的なつながりがないまま育ったカズキにとって、周囲の世界はどこか冷たく、無意味に感じられることが多い。

クラスメートも同様に自分たちの孤独を抱えており、互いに心を開くことができない。

それは、家庭の中での愛情不足が原因となり、感情表現信頼関係の築き方を学べなかった子どもたちに共通する問題だった。

放課後になると、カズキランドセルを背負って黙って帰り道を歩く。

家に帰っても両親との交流は期待できず、ただまた同じ日々が繰り返されるだけだ。

彼の頭の中には、誰とも交わらない日々が続き、心の中にある小さな孤独の種が、静かに大きく育っていくのだった。

カズキ学校では彼のような子どもたちが多数を占めているため、クラス全体がどこか感情のない機械的集団のように見える。

彼らは互いに関心を持つことなく、先生が指示するままに動き、誰も積極的自分意思表現しようとはしない。

孤独感や無力感が漂う教室では、笑顔や楽しさ、友情といった感情希薄で、日常淡々と過ぎ去る。

成長したカズキ未来

カズキは15歳になり中学卒業して高校に進学するか、あるいは早々に働きに出るかという選択を迫られる年齢に差し掛かっていた。

しかし彼の中には将来に対する明確なビジョン目標ほとんどなく、家族との感情的な疎遠さや学校での無感情な日々が彼の意欲をすっかり失わせていた。

家庭環境も依然として冷え切ったままで、両親から進路についてのアドバイスや励ましがあるわけでもない。

父親は今も不定期な仕事を続け、母親も相変わらずパート仕事を掛け持ちしている。

彼らの生活経済的に安定しておらず毎月ギリギリ生活費でやりくりしている。

家族全体が経済的な困難に直面していることは、カズキにとっても避けられない現実だった。

働くことへの不安

カズキ学校での成績も特に優秀ではなく、勉強に対する興味を持つこともなかった。

周囲の同級生たちも同じように、家庭や社会からサポートほとんど受けることなく育ってきたため、将来について真剣に考える者は少なかった。

クラスほとんどの生徒は、進学よりも早く働いて家計を助けることを選ぶか、非正規仕事に流れていくのが現実だった。

カズキもその例外ではなく社会に出ることに対する不安と無関心が入り混じった状態だった。

彼の家族は彼がすぐに働きに出ることを期待していたが、それは経済的理由からであって、カズキの将来を心配してのことではなかった。

両親は息子がどのような仕事に就くかに関心を示すことはなく、ただ「家計の足しになるならそれで良い」という態度だった。

カズキ自身も、将来の夢や目標がないまま、やがては自分も両親と同じように、不安定な職に就いて日々をやり過ごす未来ぼんやりと受け入れていた。彼の心には「どうせ自分は何も変えられない」という諦めの感情が根強く存在していた。

経済的問題現実

成長したカズキ社会に出たとき、彼が直面する最も大きな問題は、まさに経済的不安定さだった。

彼は学校卒業してすぐに安定した職に就くことができず、非正規雇用やアルバイト転々とする生活が始まった。

日本全体では弱者男性や女性社会の周縁に押しやられ、正規雇用に就くことが難しい状況が続いており、カズキもその波に飲み込まれていた。

カズキ収入は低く生活費を賄うのがやっとで、将来的な貯蓄や投資などは夢のまた夢だった。

家賃光熱費、食費、そして時には両親から経済的支援を求められることもあり、彼の手元にはほとんど何も残らない。

彼の労働は、社会必要とされるが正当に報われることのない単純作業が多く、心身の疲労が募る一方だった。

また、カズキ家族から社会からも十分なサポートを受けることなく育ったため、将来に対する不安経済的問題対処する力を持っていなかった。

彼は、経済的問題だけでなく、感情的な孤独自己肯定感の欠如にも苦しみ続け、ストレスが重なっていく。

社会との断絶と孤立

カズキが直面するもう一つの大きな問題は、社会との断絶感だった。

彼は家庭でも学校でも十分な愛情支援を受けられなかったため、人間関係の構築やコミュニケーションに対して強い抵抗感を抱いていた。

仕事でも職場人間関係にうまく溶け込めず、孤立したまま日々を過ごしていた。

こうした孤立感はカズキにとって大きなストレスとなり、結果として職場でのモチベーションパフォーマンスにも悪影響を及ぼしていた。

彼は仕事に対する満足感を得られず、ただ生きるために働くという消極的姿勢に陥っていた。

彼のような若者たち社会全体に増え続けており、同じように家庭環境経済的な困難、そして社会的なサポート不足に苦しんでいる。

多くの人々が非正規雇用に追いやられ、低賃金で働くことを余儀なくされ、将来に希望を見出すことができないまま、現実と戦い続けている。

カズキの早期結婚――無感情未来

カズキは、社会との断絶感に押しつぶされながらも、弱者男性と弱者女性マッチング政策によって20代前半でユウコという女性結婚した。

両者とも愛情幸福を求めることなく、ただ社会の仕組みに従い自分たちの未来に対して諦めを抱いていた。

彼らの結婚生活形式的感情的なつながりは希薄で、ただ「結婚している」という事実けが彼らを繋ぎ止めていた。

ユウコカズキと同様に愛情のない家庭で育ち、社会との接点をほとんど持たない女性だった。

彼女もまた孤独を抱えたまま仕事に就き、カズキとともに経済的不安を分かち合うことなくただそれぞれが生きるために必死で働いていた。

カズキ低賃金非正規雇用に押し込まれユウコもまたパートタイムの仕事を掛け持ちする日々。二人の間に交わされる会話は少なく、家の中には沈黙が漂っていた。

カズキの子ども――犯罪の縁で生きる

カズキユウコの間に早くも子どもが生まれ、彼らはその子を「タケル」と名付けた。

しかカズキ自身経験した孤立経済的困難は、さらに厳しい形でタケルに受け継がれることになった。

タケルは幼少期から十分な食事も満足な環境も与えられずに育った。

家には物が溢れ乱雑なままで整理されることはなく、学校では友達を作ることもできなかった。

カズキユウコはどちらも仕事に追われタケルの世話をする時間がなく、彼は放任されるように育っていった。

タケルが中学卒業する頃にはすでに家庭での居場所を見失い、社会からも完全に疎外された存在となっていた。

彼は学校卒業しても就職先が見つからず、社会の隅に追いやられるようにして犯罪スレスレ生活に足を踏み入れていた。

タケルのような若者はこの時代には増え続けており、彼らは生き延びるために小さな詐欺や盗み闇市場での売買に手を染めていたが、それらすらもうまくいかないことが多かった。

犯罪の失敗と絶望

タケルは盗みや詐欺を何度か試みたが、成功することはほとんどなかった。

彼が属する社会底辺は同じような境遇の人々で溢れており、競争は激化していた。

彼が盗もうとした小さな金品はすでに別の誰かに奪われていたり、詐欺を試みる相手もまた騙され慣れていたりするためうまくいかず、むしろ危険さらされることの方が多かった。

ある日、タケルは仲間とともにコンビニ強盗計画したが、あっけなく警察に察知され失敗に終わる。

彼の仲間の一人は逮捕されタケル自身はかろうじて逃れたものの、失敗の連続で心身ともに疲れ果てていた。

彼は犯罪ですら成功しない自分の無力さに絶望し、社会の中で何の価値も持たない存在だと感じていた。

社会に溢れる「タケルたち」

タケルのような若者は、もはや社会の一部を構成する主要な層となっていた。

経済的な困難や家庭崩壊教育の欠如がもたらす無気力若者たち犯罪に手を染め、失敗を重ねながらもその場しのぎで生き延びていた。

街には、そうした「タケルたち」が溢れ、どこに行っても犯罪が起こりそうな張り詰めた空気が漂っているが、実際には成功する犯罪すら少ない。

仕事の機会は減り、低賃金非正規雇用や闇市場での労働を強いられる若者たち

犯罪に走るがすべてがうまくいかず、どんどん貧困の深みにはまり込んでいく。彼らは家庭でも社会でも愛情を受けることなく、常に孤独無力感に苛まれながら、社会底辺で苦しみ続けていた。

タケルはその典型的な一人であり彼もまた未来希望を持てず、犯罪の失敗と絶望の中で、ただ何とかその日を生き延びるだけの生活を続ける。

カズキが直面した孤立感や経済的困難は、さら悪化し、次世代にわたって連鎖的に続いていた。

弱者男性・弱者女性マッチングの再導入

タケルが20代に入った頃、彼が育った社会には新たな「弱者男性・弱者女性マッチング」の仕組みが再び広まっていた。

この制度は表面的には自由意志による選択として進められていたが、実際には経済的不安社会的な孤立に直面する多くの若者にとって、結婚を通じて「安定」を得る以外の選択肢がほとんど残されていなかった。

政府はこのマッチングを「未来への一歩」「パートナーと共に新たな人生を切り開くためのチャンス」として宣伝し、若者たち積極的に参加を促した。

制度のもの強制ではなく形式的には自由参加であったが、現実的には低賃金非正規雇用や Permalink | 記事への反応(1) | 01:21

2024-09-18

anond:20240916192117

ばあちゃんちにいったらニュース見てアナウンサー容姿がどうこう、学歴がどうこう言ってて、うーんて思ってたけど全然マシな部類なのか

2024-09-10

anond:20240906131419

牛角の件に本気で怒ってる男なんてそう居ないと思うけどな

ただ本気で男女平等を実現しようとするならこういうのもダメだよねって皮肉で言ってるだけで

もしこの牛角非難を難癖だの馬鹿らしいだの思うならそれはフェミ左翼が言ってる事こそそうなるって事でもある

からスタンスとしてはお互い小うるさい事言いっこなしにしようぜでしかない

キャンセルされたしまむらアナウンサーも俺は別に何とも思わないし

2024-09-09

東北地方の方からテープ同封で「アナウンサーの中に鼻濁音ができない人がいる。即刻首にしろ。」という事例がありました。

カスハラやん

驕り昂り言語道断

アップデートできない老害のために鼻濁音AIアナウンサーを導入しよう

言語放送枠で

anond:20240909132927

「降りる」は五輪スケボーの実況(アナウンサー)でも聞いたな

解説者(現役競技者)は言ってなかったはずだからフィギュアスケート用語から転用かもしれん

電車の男はマジで臭い

久しぶりに満員電車に乗ったけれど、やっぱり男は臭い

臭い男は何とかして欲しいって言っただけでフリーアナウンサーが叩かれて契約解除に追い込まれてたけど、臭いもの臭いんだよ

何が臭いって煙草匂い

市販マスクくらいじゃ何の効果もないし、混んでる電車内では離れようもない

あのアナウンサーもどうしてシャワーとかそういう事だけで、煙草には全く言及しなかったんだろ

2024-09-01

女も臭いけれど臭い男の半端なさ

男の臭いについて言及したアナウンサー炎上してましたね。その反論で女も臭いだろという意見がありましたが、その通り。

私自ワキガだと思う。

だけど、デオコのボディソープを使い、リフレアのクリームを塗れば臭くない。

けれどこの2つのアイテム出会うまで色々なアイテムを試したけど臭い時も数しれず…女だけど臭い自負がある。

私程度の臭さの男性女性に会うこともあるけど、めっちゃくちゃ臭い人って男性しか会ったことない。毎日風呂に入っていてこの臭いは有り得ないと思う程度の臭い毎日風呂入ってめっちゃくちゃ臭い人っているのか?と思うのですが、どうですか。

2024-08-27

台風運転見合わせの駅で取材してるアナウンサー

電車が止まってるのに、いったいどうやって行ったんだろう?

電車が止まる前から待機してるのかな?

仕事終わった後どうやって帰ってくるんだろう?

いろいろ謎だよね

2024-08-24

嫌なら男が声をあげればいいじゃんと言ってたフェミ

アナウンサーや某ハーフタレント炎上を見て

何を思ってるんだろうね。

anond:20240824090319

でも、今は

立憲民主党議員居酒屋に来たら脱糞するかもしれないし、

共産党議員サドル精子かけるかもしれない

ってのは普通に想定の範囲内だよね?

アナウンサーが突然家に上がり込んで来て廊下おしっこ振りまくかもしれない!

と言っても

「あー、その可能性は否定できない」ってなるよね?

価値観アップデートしていかないと。

とある左翼ブクマカがさ

とある疑惑への検証ブログに対して

普通は○○だから○○するというのは考えられない。まず有り得ない想定といっていい」( ー`дー´)キリッ

って感じのブクマしてたんだけど…

この人は

立憲民主党脱糞する事や

共産党議員一般人サドルに精液かけることや

アナウンサーが見ず知らずの一般家庭に上がり込んで廊下にオシッコ撒き散らすことも想定してたわけ?

🤔

やっぱ左翼キチガイだわ…

(´・ω・`)

そんなん考えたこともなかったわ。

2024-08-22

NHKラジオ第1高校野球アナウンサーにびっくり

8月21日準決勝第一試合の中継の最後ラジオニュースで何回も聞きましたが、

うまいなーと感心。

バッターの打球、守備側とランナーの動き、そして最後のアウトのコールまでの間も

本当にあれを見ながら瞬時にできる能力プロとはいえびっくりです。

相撲野球に関してはNHK番組をたくさんやっているのでアナウンサーが育ちますね。

それに引き換えクラシック音楽関係はいまいちですが、、、

2024-08-18

風呂は入らなくていい

今回の騒動を期に風呂に入るという何のメリットもない因習自体いい加減見直す動きが出始めたのはいいこと。

そして俺は風呂自体入らなくていいに強く賛成

・賛成する理由

入ったところで何も変わらないから。昔は一年通して入らない人とか普通にいたけど何の支障もなく暮らしてた。

時間無駄から。1日15分風呂に入ると1年で4日も風呂にだけ入ってたことになる。4日もあれはコピ本は絶対に仕上げられる。逸失利益でいうと50万は間違いない。

そもそも風呂入るやつが変な奴が多いから。俺と同じ漫画家だと風呂嫌いな人が多いしそれが普通だと思うけどアナウンサーとかああ言う変な仕事風呂入るのが好き。変な奴らが風呂に入るのを世間押し付けてるってのが実際の構図で、風呂入らなくていいってちゃん世間に認められたら大半のまともな人間は入らなくなる。

2024-08-15

anond:20240815063348

男性はブスが道の真ん中を歩くなんて驚くって言っても生理臭いって言っても仕事失ってないじゃないですかーやだー

男性アナウンサーがそう言って仕事を失ってない例を挙げて?

当然あるんだよね?まさかただの妄想で語ったりしてないよね?

まさか逃げないよね?

追記

時間がかかりそうだから先に追加しておくけど

例えば男性女性生理理解せず、「女性はなぜか毎月だるそうにしている日があるが、あれは気がたるんでるからだ。男は常に全力を出す気概があるからそんなことにはならないんだ」っていう奴がいたとして

「あっ、これは男女の体の差ではなく気概問題だということだから全女性が救われたな」って思うか?

性差理解せず個人ケア問題にしようとするクズ」と思うのが普通だと思うが?

追記2】

案の定逃げたか

暴言はい差別しても許される人生を送ってきたんだろうな

女だけど臭いと言われたことがある

から、一連の激怒する男性達の気持ちわかるよ。悲しいし腹立つよね…じゃああんたは一個も臭い所ないんですか?とまで思ってしまうよね…。

増田は夫から口臭」と「足臭」を指摘されたよ。夫は潔癖で匂いにうるさい(ちょっと乾きの甘いタオルにすぐ気がついたり、少しでも排水溝になんかゴミがあると気がつく)んだよ。

でも自分は痩せ型で運動もしてるから代謝も良く、汗ケアはしてるつもりで、臭いなんて言われたことない(むしろ昔「増田さんいい匂いするから…」と異性に告白されたことまであるから頭殴られたぐらいショックだった。何なら未だに結構傷ついてる。でも指摘してくれてありがとう気持ちももちろんある。複雑。

口臭はめちゃくちゃケアして調べたけど結局胃から来てた。その時重いプロジェクトを任されてたストレスで胃が荒れて口内炎出来まくってた時だった。毎朝太田胃酸を一杯飲んで口臭ケアしたら夫から全く臭くなくなったと言われた。

足臭は暑すぎて靴下を一日中履かないで過ごすことが増えたら指摘された。あと産後でたぶんホルモンバランスおかしい。朝、昼、夜のお風呂で3回足を洗う→デオナチュレでケアで臭くなくなった。たぶん靴下履けば解決するんだけど、暑すぎて足洗う方が楽なのでそうしてる。

臭いって言われるのがこんなにこんなに傷つくとは思わなかった。例のアナウンサーもそうだろう。この反動があっては今後指摘しづらくなる。でも日本人無臭信仰はなくなるとも思えない。

んで、ここからが本題。

これだけAIが発達したんだからハラスメントになりかねないニオイの指摘はAIにしてもらうのはどうか。

公衆電話ボックスみたいな所に入って、体全体の香りと臭う部分(服全体、ワキ、足の裏、呼気)をチェックしたら客観的に数値で判断してくれるの。

んで、気になる箇所があったらその場でケア用品が通販できたり、病院の予約ができたりするの。

ニオイは病気発見できるツールです!みたいな触れ込みで健康診断かに付随したり、商業施設かに設置すれば買い物付き合いの暇なお父様たちがやるのでは???

誰か実現して〜!

2024-08-14

川口ゆりもたぬかなみたいに配信すればいい

たぬかなは人権発言スポンサー契約打ち切られたけど配信者として復活して

元気に弱者男性叩き配信して投げ銭もらって生活してるよ。

川口ゆりアナウンサーも見習ってミサンドリーだかフェミニストだか知らないけど、そいつから金をもらう配信すれば良くない?

たぬかなでやっていけてるんだから川口ゆりなら楽勝だろう。

2024-08-13

anond:20240813195408

さすがに高校野球で「さあ大谷だ」をやられるときついわ。

人気校の花巻東勝利無しで消えるのもTV的には嬉しくないんだろうけど。

滋賀学園投手が圧巻の投球してたのにアナウンサー、これからどう逆転できるかとかばかりでなあ。

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