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2024-11-06

特集!】シコリビアン文明の謎

シコリビアン文明(シコリビアンぶんめい)は、古代エジプト文明メソポタミア文明に並ぶとされる幻の文明で、発祥地はシコリビア半島架空の地)と考えられている。この文明は、人類史上最も高度に「シコる」行為神聖視し、その技術儀式社会の根幹に位置づけられていた。

1. シコリビアン神話

シコリビアン文明では、創造の神「マスティ・ルベイ」が全宇宙を「右手のひと振り」によって創り出したとされている。シコリビアンの民は、マスティ・ルベイが繰り出す「神聖な手のひと振り」によって世界が成り立ったと信じており、この神話現代のシコリビアン文明研究者たちから「シコリビアン創世神話」と呼ばれている。

古代遺跡から発掘された粘土板には、マスティ・ルベイが「絶頂」に達した瞬間に天空割れ、光が降り注ぎ、生物が地上に誕生したと記されている。

2. 神聖儀式「オナニュエーション」

シコリビアン文明では、月に一度の「オナニュエーション」という神聖儀式が行われていた。これは、民全員がシコリビア神殿に集い、指導者である「マスタベ師」のもとで一斉に「奉納シコリ」を捧げる儀式であった。儀式中、参加者は「魂の解放」に至るまで奉納行為を続け、その際に発生する「シコリのエネルギー」が神々への捧げ物として奉納されるとされている。

この儀式目的は、神々に平和と豊穣を祈願することであったが、同時に「シコリのエネルギー」によって集団の一体感を高め、社会の秩序と調和を保つためでもあったと考えられている。

3. シコリビアン建築と「エレクシオス柱」

シコリビアン文明象徴として有名な「エレクシオス柱」は、巨大な男性器の形を模した柱であり、神殿公共施設の装飾として重要視されていた。この柱は、シコリビアの民が神への感謝生命力象徴として崇拝していたとされる。エレクシオス柱は高さ20メートルに達し、古代技術者たちが石を削り出して作成したとされ、現在もその技術は謎とされている。

4. 社会構造と「シコリビアンカースト制度

シコリビアン文明では、シコリの頻度や技術に応じて市民階級分けされる「シコリビアンカースト制度」が存在していた。最も高位に位置するのが「絶頂賢者」であり、次に「マスタベ師」「シコリ職人」「見習いシコリ」などの階級が続く。この階級制度により、民は日常的にシコリの技術を磨き、いかに早くかつ美しい動作で「シコリの芸術」を体得するかが評価基準とされた。

特に絶頂賢者」はシコリの達人であり、一挙一動が民の尊敬を集め、時には政治宗教の決定権を持つ存在とされていた。

5. シコリビアン文明の滅亡

シコリビアン文明の衰退については諸説あるが、最も有力なのが「過剰なシコリ活動によるエネルギーの枯渇」である。民が日々の生活でシコリを多用しすぎた結果、文明を支えていた「シコリのエネルギー」が枯渇し、シコリビア半島は一夜にして荒廃したとされている。

一方、別の説として「外敵によるシコリ封印政策」によって滅亡したという見解もあり、周辺文明がシコリビアンの力を恐れて「禁シコ令」を敷いたことで、シコリビアン文明の民はシコリを失い、力を奪われていったとされている。

シコリビアン文明遺跡から発掘された資料は少ないものの、現代考古学者や歴史学者たちは、当時のシコリビアン生活様式や信仰再現するための研究を続けている。シコリビアン文明は、今もなお「シコリ」と「人類創造」の関係性について多くの謎を残している。

2024-11-05

anond:20241105214818

そいつはなんとも複雑な話っスね。人生の中でいろんな感情が湧いてくるのは自然なことっスけど、後悔に囚われるよりもこれからどう進むかが大事っスよ。リビドーってやつは、ある意味生命力みたいなもんスから、生きる上で糧にする方が無難っスね。

でも、リビドーが強いのも今のあなた自身なわけで、それも大切にする価値があるっス。周囲とうまくバランスをとって、今の状況をどう楽しむか考えるのも悪くないっスよ。まあ、相手感情ってのももちろん大事ことなんで、そこんとこはちゃんと大人の判断をしないといけないっスけどね。

結婚相手ともきちんと対話して、互いのニーズ理解し合うのも大切なことっスね。もしかしたら新しい形でお互いを理解できる機会があるかもしれないっス。深く考えすぎず、時には流れに身を任せるってのもアリっスよ。忌憚のない意見ってやつっス。

2024-10-31

anond:20241030141240

霊光と深淵

より上位の力なので一般の四大・五大・七大元素を超越できる

言い方を変えるならエーテル虚数

これらは属性としての概念の中に時間空間すら含まれいるか操作できる権限が膨大

エーテル実数空間に対する操作力と言えるので現代風に言うなら量子と形容できる

ただし同時に扱うと相克してしまうので片方でいい(他方を模擬できる)という考え方もある

どうしても一般的な属性に絞るのであれば生命力まり有機物を操る草(dendro)と無機物を操る岩(geo)の対応力が高いだろう

炎(pyro)や氷(cryo)といった属性あくま物質の一方向的な状態変化の権能にすぎないのでシンプルだがもっとも万能性オムニポテンスに欠けて限界がある

属性を扱うなら神に近づくことを考えねばならずそのためにオムニポテンスを重視すべきという考え方を中心とする必要がある

2属性という縛りを設定した「神」を出し抜くために必要なのもそうした考え方だ

違うか?

2024-10-25

anond:20240724231215

DQN高校出て就職

池沼ゴキブリゴキブリの癖に体が弱く留年続き

しょうもない茶番して卒業

DQNゴキブリがボロアパート同棲

ゴキブリ生命力の無さを無視してセックスしまくり

コンドームをしらなかったため中出し

妊娠発覚。DQN「産もうぜ(笑)

産卵シーズンの冬到来、ボロアパートの隙間風によりゴキブリ瀕死

産婦やゴキブリ両親の心配無視。自宅で出産させることに

無事出産かと思いきやゴキブリが死亡

DQNふてくされて育児放棄子供ゴキブリ両親に預けてパチンカス三昧

ミニゴキが五歳になった頃二人で旅行、様々な茶番を繰り広げた結果、急に父親風吹かせて帰宅

ボロアパートゴキブリ育成開始

冬到来。ゴキブリが弱る

ゴキブリ瀕死状態しかゴキブリが外に出たいとの事

DQNゴキブリを外に、結果死亡

DQNなにを思ったのか号泣

2024-10-24

ただの自己満足

高校時代までボコスカ殴られ脅されの人生文字通り潰れてたのに、

生活費稼ぎながらでぇがくまで行って(学費奨学金*子ども大学に行った肩書が欲しいために奨学金承諾してくれた)、

でぇがくで色んな友達出来たけど初めて自分の家庭環境カスであることが分かってギャップで潰れ家でウォンウォン!泣いて、

就活したら取柄は生命力と自活してきたこしかなく、あまりにも面接きじゃない経験ばかりの状態面接に挑み落ち、

結局休学して3年卒業遅らせたけど、休学期間にパッションで乗り切り運よく良いバイト先に入れてもらえて

開発した商品が以外にも好評で長達から褒められ(バイト価格でいい様に使われたけど普通に開発は勉強になった)、

その経験生命力を取柄に再度就活に臨んだらやりたい業界結構良い会社入れた!!!!当時の面接官、俺の経験を茶化さず、でも笑って聞いてくれてありがとう!!!

精神科やらカウンセリングなんて根本解決ではない!結局自分がどう決めて進むかや!!となかばやけくそ人生走ってたら運がいい結果になった!

まりにも運が良い!!!やけくそで進んだ道が間違いだったら終わるのに!!!でも間違いでも正解にするためにきっとまた走るんだろうな!!

反骨精神というかハングリー性質を持って生まれてきたことが本当に運が良かった

今後人生どうなんのかな~生きてるのか死んでるのか予想付かね~

フィローワインうめ~

2024-10-17

anond:20241017091637

正直最初の3行で反応した。すまんかった。

回復役がいるから大けがをするという主旨だが、回復役がいなくても大けがをするマンガもあるやで、という意味で書いた。

なので、特にそこまで回復役がいるかどうかは重要ではない……と言いたいところだが、JOJO特別なのかも。

やつら、生命力が違い過ぎる。みたいなニュアンス

anond:20241016134439

JOJOの3部とか、回復役いないのに、大けがしても次の回にはピンピンしてて、生命力のすごさを感じた。

2024-10-03

anond:20230626102212

貴族の子を「好きに正直な生き方で何者かになった」として称賛する知障は

貴族自演ではなく実在してるのだとしたら間違いなくソーシャルバッドな存在

ジョーカーの拡大自殺に巻き添いにされるに相応しいが

フランス革命のような状況になったら素早く革命軍について生き延びるんだろうな。

虫みたいな知性と生命力昆虫すごいぜって感じ。

2024-10-01

朝ドラおむすびを見た元平成ギャル感想

昨日から放送が開始した朝ドラおむすび

平成後期の美人基準もとい流行の顔に該当する橋本環奈主人公である

ギャルは古いと1話2話で主人公が言ったが、舞台2004年はどうだっただろうか。

あのころギャルは古い扱いはされてないと思う。ただコギャルとかはもう消えてたかな。鈴木えみ絶頂期か。木村カエラとか。実際減ってはいたが、古いと言われる時代ではないと思う。

あえていうとルーズソックスが古い。2004年にはほぼ死滅してたと思う。大紺ハイソ時代だ。

ちなみにみんなで集まってプリ撮るのは別にギャルじゃなくてもやってるので脚本の人はおそらくあのころギャルでも、あのころの子供でもないのだろう。教師雰囲気も含めて平成感が若干違和感ある。

一番気になったのは、ギャルたちのメイクだ。

最近涙袋ブームだ。涙袋というものは、笑ったときに膨らむところの下に薄い影を描いたり、物理的に注射器で注入をしてふくらませ、ぷっくりと見せるのが令和の掟であるが、平成のあの当初、涙袋には白いラメペンハイライトをいれるのが基本であり「ぷっくり見せる」とかではなかった。民族感と生命力に溢れるメイクだった。

朝ドラに出演しているギャルたちはみんな揃って涙袋ナチュラルにある。それは自分創作したものか、はたまた橋本環奈のようにナチュラルにあるタイプなのかもしれないが、一気に令和感を漂わせている。

さらに一番の違和感眉毛だ。あの頃ギャルだったやつはな。もう眉毛無いんだよ。抜け。眉毛を抜け。細く、鋭利に、アホみたいに厳つく、相手を威嚇するナイフのように細くなければいけない。それか薄く。

ギャルじゃなくても眉毛は本当に薄かった。宮里藍高校卒業写真を見てほしいものだ。

あとチークほぼしない時代なら頬骨やノーズのハイライトをしっかり入れていいのではないだろうか。リップもっと存在を消してほしい。唇能面でいい。

髪の毛ももっとスカスカがいい。梳いて梳いてスッカスカでいい。

まつげはもっとひじきにして欲しい。非ギャルですらひじきまつ毛だったので。

2006年ギャルサーというドラマがあった。あれも小奇麗に描かれたギャルだが、役者たちが隠れギャルなので朝ドラほど浄化はされていない。露出も多いしちょっと肉ついててもあんまり気にしていないあのころは良かったと思う。あのころは良かった。そう言い出したらもう年寄りなのだろうか。いや、でも最近の痩せ過ぎは良くないよ。

エイベックスが監修に入っているというのは浜崎あゆみとかそのへんだろうかと思うんだが、あゆピークはこの時代の2年前とかなのでそういう記憶で辿っていくと色々なものが思い起こされる。

ギャルのみんなもあのころギャルを思い出してみよう。

2024-09-25

anond:20240925013530

から違うって言ってんじゃん。

一部のアポトーシスを見て「生命力が下がってる!身体が末端から壊死している!」ってそれでなんかもっともらしいこと言ったつもりかって話をしてるのに

それをそのまんまリピートしてどうすんだよw

2024-09-12

anond:20240912110827

こういう生命力希薄雰囲気の男、性嫌悪の女に爆モテしてそうだけどそんなことないのかな

2024-09-07

anond:20240906053646

どうせ死ぬんだから試しに

セブ島の超豪華ホテル航空券宿泊が当たったから一緒にいかね?

つて誘い出して現地着いたら現金ドルだけ残して捨ててくりゃ良い

日本人がいない地方都市貧困街で

ストーリー的には増田パスポートAirチケットを持ってる状態で移動中誘拐、数日監禁され

連絡手段もなくかろうじてAirパスポートは無事で現金全部取られて開放された、

なんとか空港にたどり着き先に帰国、みたいな

オマエは拉致られて無かったから先に帰ってると信じてた、みたいな

身分証で住所割れてるから警察通報したら日本家族皆殺しと脅された、みたいな

 

なぁに死にはせんよ、運が良ければ数日で戻って来る、悪くても数週間

これで変わらんかったら諦めろ

 

平然とニコニコ帰ってきたら、大丈夫生命力はある、食えなくなったらなんとかするだろ

一応お高い保険はかけとけ

2024-08-30

台風で高揚

なんか台風で高揚するって言ったとか言わないとかでなんか知らん人が批判されてるけど

あの高揚感ってもう地球生命体にプリミティブにインストールされてる気がするんだよな。

ほんとに嵐が不謹慎で忌むべきアレって意識絶対に正しいんだったら、巻き起こせARASHIARASHIみたいな歌詞が生まれるはずないよな。

なんか嵐が来るのを感じ取ったら生き残るために生命力をみなぎらせるみたいな遺伝子ある気がするわ。

それが高揚感として現れる。

嵐ってことはさあ、「日常を生きていたら死ぬ」ってことなんだよな。

スイッチを切り替える必要がある。

からクワクしたっていいと思う。

2024-08-29

生で食べる

おそらくアフリカ系の方が生きた猫を食べる動画を見た。

調理せずそのまま齧り付いて引きちぎって食べてた。

衛生的に大丈夫なんだろうか。

あと猫は半分くらい食べられても生きてて生命力高すぎた。

2024-08-22

人工神化礼賛

人類生命力は退化している!未熟児なんかバンバン死んでたのが今はなんだ!保育器とやらで延命しているではないか!そのおかげで昔は社会に出るまでに死んでいた者が社会に出て、社会多様化した!つまり生命力の退化は医療進化であり、多様性を生む作用があった!

性別はどうだ!Twitter(旧:Twitter)で生成AI産のネカマ突撃するGoogleアカウント本名おっさん、VRCで両声類交尾するショタ社会的な性別なんてな!作れるんだよ今は!性別民主化だな(笑)

なあ、この海を進もうぜ暗いまま灯台から遠ざかろう

2024-08-10

今日見た映画のこと

一切の脈絡が皆無。ネタバレも全部する。思い出した順に書く。たまに自分語りも遠慮なくしてる。全部乱文。

ボレロ永遠旋律」を見に行った。

一応高校大学でずっとラヴェルを弾いていた身なので、伝記的要素を含む部分についてはほとんどが「史実により既知」であり、8割がたネタバレを喰らっている状態。その中で「例えシナリオが外れても、余程地雷を踏まない限り彼作曲音楽がずっと流れてるっぽいからそっちで楽しめるしな」という期待半分、保険半分。

結果としては大当たりだったけど。

【よかったところ。抽象的な演出の部分をメインに】

初っ端から病気史実)。開始10分程度でサラッと彼のバックグラウンドルーツのおさらい。ローマ大賞落選。「お母様はスペイン?いえ、バスク人です」。15分で作曲依頼を受けるスピーディー加減。ラヴェルちゃんと包み隠さなマザコン史実)。時代設定的に正しい、遠慮のないタバコ演出。モクモクしてない時がないのでは?

音の演出。「全てがリズムから始まる(トントトトン)」がキーワードで、机を叩く指、時計の秒針(規則正しく、まるで体に染み込ませるかのような1秒刻みを60回)、教会鐘の音、ザーザーという雨音エトセトラエトセトラ。猫が布を引っ掻く音、床の軋み、風、そういったありとあらゆる身の回り生活からすら、「音」とインスピレーションを拾おうとする彼が印象的。

何より工場機械音、壮大で、規則正しく、統一感があって、それで彼のルーツにも関わるもの。彼のお父様は確か工場技師ではなかったか...。

音楽の使い方、そのメリハリ基本的に何かしらの形で音(音楽ラヴェル自分で弾くピアノも含)が流れているところ、母親葬式の間に「マ・メール・ロア 妖精の国」が流れて、納棺したらしばし「完全な」無音。遺品を眺めている間とか。彼は、母親が亡くなってから意気消沈して数年間音符を譜面に置くことができなかったと聞いているので、あの「完全な無音」がそれを表しているのかも。

ちなみにこの曲は私も大好きな曲。音響関係なのかそれとも本当に演奏がそうだったのかわからないけど、薄いシルクを何層にも重ねた向こう側から星を拾おうとする感じの繊細な音の「揺らぎ」があって、タイトルに場面にも相応しく儚くて、もしかしたら今まで聞いた中で一番好きな演奏かもしれないと思った。

あらすじの面。基本的史実を派手に脚色したりすることのない、極めて「元ネタに忠実」で誠実なパターン

インキャラのミシアはラヴェルにとってのミューズ的な存在として描かれていて、まあ実際そうとしか言いようのない感じ。双方ラインを引いていて、その中でミシアは彼女にできる精一杯でラヴェルに近づいて彼の芸術を後押ししていた印象。ボレロを「良い曲だから、ぜひ外に出して」というあたりなど顕著。

ラヴェル→ミシアは、ある意味敬虔」に近い崇拝の仕方をしていたと思う。キスじゃなくて曲を書いて捧げたいという思考回路。それが彼にできる精一杯の愛情表現

物語の終盤で彼がミシアに「少しは愛していた?」と聞いたら「もっとずっと」って返ってきたのはあまりにも切なすぎないか。それに対して無言で呆然とするラヴェル病気のせいもあってすでに一人老け込んでしまって、記憶障害失語症もある中で、なんとか断片を拾い集めて、「少しは愛していた?」と問うのはミシアにとっても少し残酷だし、まあ割と「今更気がついたの?」みたいな面もある。そして「その拾い集めた断片であなたがようやく認識したものよりも、もっと、ずっと」ということなのだから

命の終盤で知るには手遅れ感が、もう取り戻せないもののような感じが強い。

少なくとも二人は恋人になって一般的恋人たちが踏む手順を全て踏みに行く「愛」じゃなくて、もっとこう、違うんだよね。詩的な感じがある。

あと、作中でミシア、マルグリット、イダマダム・ルヴロが4方向から、それぞれがそれぞれにできる「母親」的役割をしていたもの中々面白かった。

多分、一人でも欠けてたら色々もっとしかったねと思う。作曲も、人生も。

だって、誰が「エナメルの靴がなかったら指揮できないです」ってなると思うねん。ルヴロ婦人めっちゃ爆走して靴だけ届けにきてたよ。

ちょっと残念だったところ】

しかったともいう。従軍(といっても病弱により医療班・運転手)したところはしっかり描かれてたけど、それがきっかけで書かれた「クープラン」への言及が皆無。

ペルルミュテールとか、弟子存在も皆無。

【結局ボレロって】

作中でも「初っ端から病気ラヴェル病気になって体が上手く効かなくなり始めた頃に作曲した(ほぼ晩年の遺作扱い)のが「ボレロ」なのであんな真っ直ぐ空に突き抜けるような物を、あんな堂々として力強い物を、一体何を考えながら書いたんだろうってずっと思ってたら10年くらい経った気がする。

そしたら今回の映画ですわ。...って話。

大学生の時にモダンダンスの授業があって、そのレポートで私がテーマにしたのもラヴェルの「ボレロ」と作中でも踊られていたバレエだった。(もっとも私が題材にしたのはシルヴィ・ギエムバレエなので、今回の映画のものとは相違あるが...)(しかも「踊りだけ」に集中してレポートを書けばいいものを、余計に音楽に割いた文量が多かったために若干の減点を喰らっている。)

舞台酒場の円卓、官能的な踊りを披露する踊り子と、周りを囲んで踊る男性たち。実際(これも映画内で言及あったが)絶妙エロティックさがあるのだけれど、どちらかというと「存在の主張」をするかのように体を余すことなく使う振り付け(それ以前のバレエ作品というと「この世のものではないかのような舞」が多いので、その対照的位置づけとして)。

曲の音程が徐々に下がっていく箇所でも「むしろあえて」手を高くあげ、足を振り上げ、天井を見つめるような独特の「極めて原初的生命力」のアピールを感じる踊り。スネアドラム規則正しい音が、私たちの中にある何かを鼓舞しているように聞こえるまである

去年、あの家を出る半月前くらい。引っ越す引っ越さないみたいな話で親と大揉めに揉めたら、仕事から帰ったあと19時くらいに追い出されて12時半くらいに入れてもらえるまで3センチヒールの靴で12キロとか歩いたことがある。(昨今話題になった狂歩に近い感覚。この場合時間帯が時間帯なので、落ち着いて座場所がなかったのも原因の一つだけど...)

その時、夜露が降った時間帯に濡れながら聞いたのも「ボレロ」だったな...という遠い思い出。何もかもがしんどくて仕方がなかった時に「規則正しく徐々にクレッシェンドに向かって、やがて崩壊する」音楽に救われたのは、私の人生の中で無視できないと言っても過言ではないと思う。

...夜露に濡れて、住宅地は灯りもまばらで暗くて、あん時間帯に歩いている人なんかいなくて、ボレロイヤホンから流れたときはすごい泣いてたけど、それでも、

規則正しいスネアドラムに引きづられるように、ヒールの靴できちんと歩いた。あの曲が最後噴火するかのように」崩壊するのと同じように、私も「あの家の暮らしを終わらせてやる」と誓ったのを覚えている。

あれを思い出すたび、私はいつも冒頭の問いに戻る。

病気になって体が上手く効かなくなり始めた頃に、なんで真っ直ぐ空に突き抜けるような物を、あんな堂々として力強い物を書けたんだろう、一体何を考えながら書いたんだろう。

そしてそれが100年以上経って私のような人間ある意味で救ったなら、あの曲の持つ力ってなんなんだろう」

まあ、考えながらというか...今日見た映画だと割と「メロディをふり絞ってた」けど...笑

ちなみに「同じリズムの繰り返し、催眠のよう」と映画内で言及があった。「確かに!」である

少なくとも今日、私は「一つの解釈」を見ることができて非常に満足。

ラストラスト、ドラストネタバレ

史実ラヴェル、脳の手術時に脳みそ生理食塩水をぶち込まれて四日後くらいに亡くなるわけで...。ナレ死とかやだなーって思ってたら。

手術する病院に行く車に乗り込むあたりからかかっていたのが、ボレロだった。

なんと、作中通して詩的なエロティックさ、生命力象徴として描かれ扱われ、私たちに散々見せつけてきたあの「ボレロ」が

(本人や友人たちは知りようもないが、ラヴェル最期を知ってる観客にはわかってしまう)死にに行く道中の、「葬 送 曲」になったのである

ラヴェルさん、靴をお忘れです!」「今はいいよ、後で届けてくれるかい」の会話すら、もはや「処刑場へ向かう馬車に乗る直前の風景」に見えるまである

だって、彼は、死にに行くのだから!最悪の医療ミスで!!

まさかラヴェル手術後の死に顔に登場人物たちのリフレインと一緒にボレロ聴くハメになるなんて、思ってもいないです。

最後は彼の亡霊のように、若く蘇ったラヴェルが指揮をふります

そこには、まるで「存在を主張し、生命謳歌するかのように」踊り狂う現代バレエダンサーの姿も。

えぐいって。さっき亡くなったばっかじゃん。なんで、こんな、残酷演出ができるの...(褒め言葉

2024-08-06

スーパーで買ってきた空心菜

空ゥー心菜ッ!

という風に言うと

タイガーバズーカじゃあっ!

と続けたくなる乙女心について語りつくせぬ24時に思いを馳せつつ

根っこの方、根元から5㎝の所でざく切りにしたものプランターの土に適当に挿して挿し芽にした

空心菜生命力が強いらしいから、うまく行くことをけっこう本気で期待している

追記:08-13

挿し芽26本中、3本成功した

元気に葉っぱを伸ばしてる

ちゃんと挿し芽用に作った土でやってればかなりの成功が見込めそうだ

というか、来年は種買ってきて栽培しようかな、世話するのが楽そうだ

2024-08-03

猫ってすごい

動画で見た猫は両手両足を1本ずつ引きちぎられてる時は泣き叫んでるのに終わるとケロッとしてる

ダルマ状態で床に落とされても逃げようとしてるし生命力高くてビビる

2024-07-31

anond:20240731005958

女は容姿判断がブレッブレで、健康そうとか、生命力強そうとか、ケンカ強そうとかいうだけでイケメン勘違いちゃうから

2024-07-24

anond:20240724125237

貴殿はなぜ匿名ジャップジャップいうような悲惨人生なのに死なないのでしょうか?

そのゴキブリのような生命力秘訣をぜひご教示ください

2024-07-14

ウナギ生命力が強いから食えば元気になるだろう。

的な発想って、薬になると信じてアルビノを食うような風習アナロジーオカルト的なものだと思ってた。

でもむしろ滅茶苦茶唯物論的な発想なのかもしれない。

フォアグラばっか食ってたら自分肝臓フォアグラになるだろうし。

生命力は決して魔力のようなものではなくて、身体構成する内のなんらかの物質によって裏打ちされた現象に過ぎない。

であれば、姿形は違えど同じ動物なのだから、それを多く含む生き物を食べればそれが自分の体の中でも似たような働きをもたらしてくれるだろう、っていう。

2024-07-11

伯母が他界した

実家に行ったら遺影じみたものが置かれていたので、父に聞いたら「ああ、10日ぐらい前に」とサラリと言われた。葬式とかやらないの?てかなんで私に連絡が来ないの?と思ったが、父と伯母の兄妹は、互いが寡黙な性格で連絡を取り合わないような希薄すぎる関係性だったか別に違和感はなかった。私も冷たい人間からなのかもしれない。


伯母はずっと独身だった。伯母は実家祖母暮らしていて、私は数回しか会ったことがない。実家家族で行ってもただ黙ってお茶を出すぐらいの人だったので彼女性格はよくわかっていなかった。子どもとしても少し不気味で、祖母の家に行くのは気が進まなかった。祖母20年ほど前に他界し、それから一人暮らしをしていたと聞く。


様子が変わったのは10年ぐらい前。深夜、突然伯母が我が家にやってきたのだ。「ごめんくださーい」みたいな感じで。相変わらず無表情だったけれど、目の焦点があっていないような。「隣人が私を監視しているから逃げてきた」「電車に乗っててもドローンで追いかけてくる」「ずっと私の悪口を言っていて本当に怖い」などと言うので、瞬時に「あ、統合失調症だ」と悟った。父は伯母の異常な雰囲気を前に絶望したのか、通常運転なのかよくわからないけれど、寝室に戻ってしまった。父の淡白さに呆れながらも、私はこの夜初めて伯母とまともに対峙した。彼女リビングにちょこんと座りながら淡々自分体験したことを語った。そして最後に「結婚していないというだけで、どうして私は責められなくてはいけないの。あなたなら、わかってくれるわよね?」と言われた。


心底驚いた。ずっと独身なことに劣等感を覚えていたということに。


彼女が私に同意を求めたのは、独身仕事に追われる毎日を過ごしている私の近況を父から聞いていたからだろう。自分の姉は早々に結婚して専業主婦になっていたから、私に対して余計に共感する点があったのかもしれない。そして、伯母と私は同じ大学を出ていた。


私はそれまで「1人で生きられるようになりたい」と強く願っていたものの、その果てにあるのは伯母の姿なのかと思うと、ぞっとした。私は結婚や家庭を持つことが成功だとは思わない。でも、伯母の世代だとそうはいかないかもしれない。伯母は大学を出てから仕事についたものの、ぱったり仕事をやめてしまい、ずっと実家祖母暮らしていたらしい。彼女が私の前でずっと無言だったのは「兄の成功の証」である「家庭」を見せつけられて、じりじりと自尊心が削られていたからなのかもしれないし、祖母から「お前はなぜ結婚できないのか」と問いただされていたかもしれない。テレビワイドショー芸能人結婚ニュースで溢れているし、ドラマを見れば結婚こそがゴールのように描かれる物語跋扈していた。おそらく伯母にも友人はいたはずだが、多くが結婚していき、疎遠になったのだろう。実家に取り残された伯母は、少しずつ精神が崩れて、病に至ったようにも見える。すべて想像しかないけれど。


幸か不幸か、私は心療内科に通っていたのですぐに伯母を向かわせ、その後病院転々とした。さら認知症発症し、施設に入っていたというわけだ。ここ10年は、意識が混濁状態でほぼ意思疎通はできなかった。それでもしぶとく10年を生き抜いたのだから生命力は強かったのだと思う。


そして、先日息を引き取った。伯母とはほとんど会話したことがなかったものの、自分人生観を大きく変えられた。彼女はどれほど「結婚」の呪いに蝕まれたのだろうか。想像すると胸がぎゅっとしめつけられる。あなたを悪いなんて思っている人なんていないよと言ってあげたかった。彼女人生幸せだったのか? そんな野暮なことを考えては、自分もっと関わるべきだったかもしれないと後悔の念が湧き上がる。


孤独は人を狂わせ、人は独りでは生きていけない。伯母は私の肉体に深く刻みつけた。

2024-06-17

リベラル肛門アリゲーターガーを飼いたい

リベラルを逆さ吊りにして

肛門たっぷりの水を注ぎ込んで

そこでアリゲーターガーを飼いたい

ちょっといかもしれないけど

生命力の強い生き物だから大丈夫だよね

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