はてなキーワード: 愛国とは
この国でも日々たくさんの人が死んでいる。老衰や病院で死ぬなどというばかりではなく、事故死や災害死や自死もたくさんある。そして、日々死んでいるにもかかわらず、暮らしていても、せいぜい、葬儀場や霊柩車や救急車を見かけるくらいのもので、おそらく多くの人は、死体や、ましてや、死体の山なんて、予期せず見たことはないのだろう。
ちなみに、私とて死体の山は見たことがないが、公園で首つり遺体を見かけたことはある。それと、ついでに言えば、親は殺されたし。
いまでも世界中では餓死も凍死も殺人も日常茶飯事だ。ところがこの国では、死というのはおよそ隠蔽されているし、なかなか見かけない(ようにされている)。もともとは、死を見かけることは日常茶飯事だったからこそ、死を隠蔽しようとしてきたのだろうに。
世界中では、自分や家族が死にかねない状況になったからこそ他人を殺す者がたくさんいる。刺すか刺されるかという状況で、刺す方にまわるのだ。
それに比べれば、この国はいささか滑稽で、また、異様だと思える。他人を誹謗中傷したり、いじめたりする者がたくさんいる。そしてときに、それが原因で被害者が自死したりもする。
死というものと本気で向き合っていたならば、こうも安易に他人を誹謗中傷したりすることができるのだろうか。
さらに言えば、インターネット上であれなんであれ、「ヴァーチャル」ではなく、社会の一部だ。その表社会の一部で、見ず知らずの他人に対して誹謗中傷を浴びせかける者がいるが、はたしてどういうことなのだろうか。
きっとおそらく、加害者の方も精神的に困窮しているのでしょう。たとえ肉体や食欲などが満たされていたとしても。
最近はやたらと「保守」だの「愛国心」だのと言う人がいて、そういう社会風潮にもされている。けれども、この国では毎年何万もの人が自死している。「死にたければ死ねばいい」と言う者がいるが、多くの場合は、その人が生きられない状況にしたのは社会の方だ。つまり、みなが、生きづらい社会にしているから、追い詰められた者から順に死んでいく。崖からこぼれおちるように。いわば殺人だ。このような実情で、なにが愛国なのか、道徳なのか、そんなことをなんで言えるのか、私にはわけがわからない。
高齢化が進んでいるから、これからはますます死が増えていくだろう。単に老衰やら癌やらで死ぬばかりではなくて、生活困窮で餓死や凍死や自死をする人がますます増えていくだろう。例えば、金銭的に介護を受けられなくなった人が死んでしまうことも、増えていくのだろう。
みなが本気で死と向き合っていたならば、はたして、浮ついた言動は取れるのだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=YbSvueCpNyA
「[竹田氏]:麻生問題ではなくて朝日問題だと思うんですよね。これ朝日新聞があそこまで書かなければ何もなかったわけですよ。で、あんな大きく書いちゃったから、世界中にですね、言いふらしてですね、ものすごいバッシングを日本が受けたわけですから、これはもう朝日新聞問題ではないかと。」(動画7:15-7:35)
上の言葉は、麻生の「ナチス発言問題」が話題になっている時に発せられた竹田恒泰氏の言葉である。私はこのような言葉が堂々と公共の電波で流されているという事実そのものが恐ろしいし、こういった発言を流すことによってメディアは自分で自分の首をしめていることを自覚すべきだと思っている。竹田の言葉のどこが問題であるのかは、彼の言葉を一般化すれば一目瞭然である。
「問題とは問題を提起するから存在するのである。したがって問題の原因は、問題提起者だ」
これが暴き出された彼の発言の論理である。この論理を正当化するのは、ただ「大衆受け」という一点である。「朝日新聞」を揶揄すれば大衆に受ける。さらに朝日新聞を「陰口を言う人」に擬人化してもう一つ大衆受け! 楽しければそれでよし! 詭弁とはいつもそういうものだ。
もし彼のこの論理が誤謬なきものだとしたら「在日特権問題ではなくて在特会問題である」ことをお忘れなきよう。しかしご存じのように、竹田氏はこの問題に関しては、前の論理を使わず「在日特権はある」と「問題」にしている(そしてそのことがまさしく「問題」になったことも周知のことだろう)。まさしく「在日特権問題ではなくて竹田問題なのである」。さてはて、竹田氏よ、きみは愛国を騙っているが、いったい何者なのだ?
*
あと別件として、近頃の保守の用いる言葉には危機感を覚えざるを得ないことを書いておく。それは、存在のヒエラルキーを活用し、そこで思考停止することである。
たとえば、「朝日新聞」「フジテレビ」「中国人」「朝鮮人」「在日」「左翼」「売国奴」「えせ保守」等等の言葉を活用することがそれにあたる。他人に劣等のレッテルを貼ることで自らを想像上において優位に置こうとする努力である。「劣等者」は、存在そのものが否定的にされることによって、言葉はつねに伝わらないものになる。つまり、彼らは存在からして悪なのであるから、いかによいことをしようともそれは悪事を行うための口実である。ひと言で言えば、彼らはつねに陰謀を図っているのだ。リアリストを自認する保守のなかでバカげた陰謀論が活躍する理由もそこにある。
だが、こうした存在レベルでの思考操作の手法は元来、保守のものというよりも共産党のものと言ってよい。より正確に言えばスターリン主義のものである。どういうことか。たとえば、張成沢に対する朝鮮中央通信の報道を見てみよう。
「朝鮮労動党中央委員会政治局拡大会議に関する報道に接し、反党反革命宗派(党派)分子たちに革命の峻厳な審判を下さなければならないという我々軍隊と人民の怒りの叫びが全国を震撼させている中、天下の万古逆賊張成沢に対する朝鮮民主主義人民共和国国家安全保衛部特別軍事裁判が12月12日に執り行われた。」
この文章が極度にヒエラルキー化された存在のレベルで記されていることは指摘するまでもないだろう。これがスターリン主義的な言語である(これは批評家ロラン・バルトも指摘していることだ)。私たちはこの文章を一種異様な目をもってしか読むことができないだろう。極度にヒエラルキー化されている言語とは、その外部にいる者から見れば狂気にひとしい。保守の言葉は、私にとってひとつの狂気である(私には、ニコニコ動画などで持ち上げられている例の三原じゅん子の演説を「朝鮮中央通信」あるいは「プラウダ」と比較して逐一その言語使用法の類似点を指摘する準備もすでにある)。
保守の人びとは、自らを指して「まっとう」「ふつう」「あたりまえ」という言葉を使う。「まっとう」に暴力をふるえることのなんと気持ちのいいことか。週刊誌も便乗中だ。(「KAZUYA Channel」とか「痛いニュース」とか「ジャパニズム」を読んで「お勉強」していてはいけないよ。私はさすがにここに「諸君!」までをいれる気はしないが、「正論」「SPA!」は片足つっこんでいる。蛇足ながら言っておくが、保守を自認しメディア批判を行うならば、フジ=サンケイのダブルスタンダードをもう少し問題にするべきだ。)
*
本来、国を愛するということは、罵詈雑言を並び立てることでもなく、週刊誌で下品に騒ぎ立てることでもなく、強制させることでもない。それは、一瞬の赫奕たる奇蹟であり、心のうちで突如として燃え上がっていく祭典であり、孤独の奥底に秘められたほとんど不可能な「祈り」のようなものであるはずだ。
東西冷戦が一応終結したと云われ、現在は停戦中(とはいえ、38度線で均衡してる臨戦状態)であって、[支那・北] vs [日・米・韓]といった勢力図自体は、基本的には変わりない。
そう考えると、日と米と韓をそれぞれ切り離して得する人達・・・の存在を考慮した上で、愛国とか保守とかいった運動・行動は行うべき。
・・・てな事を言うと、「新韓派ガー!」…とか、Disられかねない状勢ではあるが、北と南を潰しあわせておくのが、元来の保守の方向性だったんじゃ。(ちなみに共産党や極左の方々が、南はクソ!…北は天国…などと仕切りにほざいていた事も、今や懐かしい冷戦期の記憶・・・)
もっと言うなら、米韓に北を潰して取り込んで貰って、さらには、支那・露との国境ざかい(元満洲近辺)まで、日本から戦線を遠ざける・・・というのが、ベター(日本は、あくまで後方にいて、前面には出ずに潰しあわせるwww)と思わない?
しかし、現況は「支那」が逆方向にその作戦を、半島&日米に対して、行い続けていて、それをむざむざと進行させてしまってないか???
・・・とか考え出すと、まるで新韓派きどったアメポチ的ポジション取らざるを得なくなってきてしまって、正直、自分でもヘドがでそうになる………だが、現況は対北・対支那に絞り、アメリカは、その後のラスボスだろ?? バ韓国をスケープゴート化(他に積み上がりまくった問題スルー)して、オモチャにして遊んでるばっかじゃ、どうしようもないじゃん。
http://anond.hatelabo.jp/20131201011409
の補足
ツボに刺さったと言ってもいい
ほかのネトウヨがグズグズと屁理屈こねる最中で愛国先生は一行で全てを言い切った
これは愛国先生のキャラクターをみんな知っているからこそ笑いが増幅されるんだ
これがユーモアってやつだよ
id:nekora(糞)には無いだろう?
いないと寂しいからだ
当然id:Gl17もな
あとid:TakahashiMasakiお前もだよ↓
在特会とシバキ隊はどちらも暴力団のような連中ないし団体だから、保守的とかリベラルとかっていうのとは根本的に違うモノだと考えたい。
右翼も左翼も政治思想を煽動するプロパガンダでありたいとするものの、その根っこは基本的に日本をよくしたいという想いである。
果して在特会とシバキ隊に日本をよくしたいという想いがあるのかというとそうではないが、ある国家や民族を陥れたいとする歪んだ思想がいずれにも見え隠れする。
全く持って日本と関わりのないものでありいい加減デモという名のテロリズムに右翼も左翼も辟易しているのである。
確かに建前や見栄を美徳とする日本の価値観を顧みた場合、この一連のデモ行為に対して無関心を装う事で見て見ぬ振りをするのは可能である。
しかしながら、社会的美徳は共存する関係を刺すのが現代日本の在り方であり、日本国憲法すなわち天皇の法の下においてもこれが国民性であるに違いない。
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「フランス革命は、平民(第三身分)が旧体制を打破した革命である」
のように説明されることがあります。この説明は間違っているわけではありませんが、「平民」という均質な集団が一丸となって何かをしたかのような誤解を与える点で、フランス革命の内容を分かりにくくもしています。
平民(第三身分)は、農民や都市の下層住民を総称した民衆と、民衆よりも裕福な中間層であるブルジョワからなります(職人を雇わずに家族だけで仕事をしている親方や店主ぐらいが下層のブルジョワと民衆との境界層です)。しかしブルジョワと民衆は意識の上でも利害的にもあまり仲がよくありません。
ブルジョワと民衆は協力関係にあるよりもむしろ敵対しており、それぞれ自律的に行動していたととらえる方が、フランス革命の動向が分かりやすくなります。
普通フランス革命の期間は、バスティーユが襲撃される1789年7月からロベスピエールが処刑され恐怖政治が終わる1794年7月までの5年間、またはナポレオンが総裁政府を軍事クーデターで倒す1799年11月までの10年間とされます。
しかしその当時フランスの社会構造がどのようなものでフランス革命が始まるまでどのような進展があったを知っていた方が、フランス革命の推移もわかりやすくなります。
わかりやすくなるのですが、ここではバッサリはぶきます。ブルジョワと民衆がそれぞれ自律的な勢力であるという複合革命論の考え方を前提にして書かれた
などを読んでみてください。
があります。こちらのタイプの説明の方が分かりやすいという人もいるでしょう。
(ヴェルサイユで開かれた全国三部会は、第三身分の強硬姿勢により憲法制定の議会に変身し、バスティーユ襲撃後の国内混乱を利用し封建的特権の廃止に至ります)
1789年5月5日にヴェルサイユ(パリから約25キロ)で始まった全国三部会は、採決形式でもめ審議に入らないまま紛糾します。第三身分が強硬姿勢を崩さず、特権身分の中にも第三身分への同調者が出たこともあり、7月9日に憲法制定国民会議として再出発します。
しかし7月11日に第三身分に融和的な財務長官ネッケルが罷免され、これがパリが伝わるとパリ市民は王の軍事行動が近いと恐れ、自衛のための食料調達武器調達に動き、焼き討ちや略奪が発生します。富裕市民は政府軍隊への対抗と秩序維持のため常設委員会を設置し民兵を組織します。
7月14日にはバスティーユの要塞に武器の引き渡しを求めて民衆が殺到し、バスティーユ内で交渉が続くさなか襲撃が始まり、バスティーユは陥落します。市庁舎まで連行された司令官ドローネーは群集に引き込まれて殺され、市長フレッセルも射殺されます。
新たに組織されたパリ市政当局とブルジョワの民兵(国民衛兵)を国王政府は追認せざるをえず、他のほとんどの都市でもブルジョワが市政の実権を握ることになります。
一方バスティーユ占拠の報を受けた農村では、貴族が浮浪者を雇って報復をおこなうという噂が広がり、その恐怖から各地で領主の館の襲撃が行われ、「大恐怖」と呼ばれるパニック状態になります。
自由主義貴族だけでなくブルジョワの議員の多くも地主であるため民衆の騒乱は早急に鎮める必要がありますが、正規の軍隊に頼ることは王や保守貴族の立場を強めることになるのでできません。そうしたなか8月4日の決議が行われます。
8月4日閉会後の夜に抜き打ち的に再開された議会で、自由派貴族によって領主特権の廃止が提案され、熱狂的興奮のなか課税特権の廃止など諸特権の廃止が次々と宣言されます。大恐怖の圧力を利用して封建的特権の廃止に成功し、農民の騒乱も沈静化していきます。
これで憲法の議論が進むようになり、8月26日には人権宣言が採択されます。
しかし王は特権廃止の法令も人権宣言も批准せず、9月末には治安維持の名目でヴェルサイユに軍隊を集結させます。
10月5日に食糧危機を訴えるパリ民衆がヴェルサイユに行進し国民衛兵がそれに続き、民衆は窮状を訴え国民衛兵は王に圧力を加えます。王は法令と人権宣言を批准、翌日には王一家はパリのテュイルリ宮に移されます。続いて議会もパリに移り、ここから憲法と法令の議論が本格化していきます。一方で亡命する貴族が増えていき、国内の政治分裂も本格化していきます。
(91年半ばまではフランス革命期としては平穏な時期ですが、この時期に国内の対立が進んでいきます。また国王の逃亡未遂が発覚するヴァレンヌ逃亡事件(91年6月)によって王の威信が失墜し戦争を望む声が高まります)
議会がパリに移り、諸特権廃止の内容や具体的な法律が決められていきます。ヴァレンヌ事件が起こるまで比較的平穏とされる時期ですが、国内にさまざまな対立が生じていきます。
1789年後半から91年にかけて、議会外に政治組織が形成されていき対立の構図ができていきます。
また各地で反領主騒乱が発生していますが、そうした騒乱は徐々に革命か反革命かという政治的な枠組みで解釈されていくようになります。
さらに聖職者民事基本法をめぐって宣誓拒否問題が起こります。カトリック聖職者の多くは革命には好意的でしたが、叙任式における宣誓義務に対して大多数が拒否をします。議会からの警告が出されますが、地方によって大きくバラツキがあるもののフランス全体で約半数の司祭が拒否します。教皇ピウス6世が民事基本法を否認したこともあってカトリックは内部分裂する事態になります。宣誓拒否司祭とそのもとにあるカトリック民衆は「反革命」に押しやられ、のちのヴァンデの反乱(ヴァンデ戦争 1793年3月~)の原因の一つになります。
91年6月に国王一家がパリから逃亡し途中で発見されるというヴァレンヌ逃亡事件が起こります。
これを受けて、外国に支援された亡命貴族が攻めてくる、外国の侵略が始まるという考えが広がり、国王救出を目的とした外国人が侵入してくるという予想から国民衛兵による警戒体制もしかれます。
7月には主要な政治組織であるジャコバン・クラブが、王の廃位と共和制を要求する請願書をめぐって分裂し、多数派の穏健グループはフイヤン・クラブとして分離します。
8月にオーストリアとプロイセンが、フランス国王のために武力介入もありえるとするピルニッツ宣言を出したため、亡命貴族の陰謀説にさらに拍車がかかり、外国との戦争を望む声が高まっていきます。
そうしたなか9月3日に立憲君主制にもとづく1791年憲法が制定され、9月30日に憲法制定国民議会は解散します。
(インフレや物価上昇により食料問題が悪化し民衆の不満は増大していきます。国内の多数が開戦を支持するなかオーストリアに宣戦布告し(92年4月)、続いてプロイセンとも戦争状態になりますが、フランス軍の劣勢となります。軍事的危機と国王への不満が積み重なり、パリに集結していた連盟兵やパリ民衆の恐慌的な敵意が王に向けられ、王の廃位が要求され、8月10日テュイルリ宮が武力制圧されます(8月10日事件)。これを受けて議会は王権の停止を宣言し、新たな憲法制定のための国民公会の召集を決議します)
憲法制定議会が解散した翌日91年10月1日に、9月までの選挙で選ばれた議員達による立法議会が開会します。再選が禁止されたため全て新人議員で、貴族がほとんど選挙に立たなかったため議員のほとんどは裕福なブルジョワです。立憲君主制を守りたい穏健派のフイヤン派が議会の最大勢力、共和制を主張するジロンド派(ジャコバンクラブのこの頃の多数派)がそれに続きます。
なお同業組合や団結を禁止したル・シャプリエ法(91年6月)に抵触する恐れがあるため、政党は存在しません。そのため、どの派でもない、審議内容ごとに立場を変える中間派(平原派)が、この時期に限らず常に議員の多数を占めます。そのため派閥の議員数だけでなく、中間派の動向(またその動きに影響を与える議会外の動向)が重要になります。
また議会内の各派の勢力数自体も確定したものではなく常に流動的で、各勢力をどう呼ぶかにかんしても文章によって違うことがあります。
議会の中心的課題は、周辺諸国からの脅威にどう対処するかです。(それと穀物価格の上昇に対する価格統制の要求に対して、革命後の基本原則である自由主義をあくまで守るのか、民衆の要求を受け入れるのかも問題になっていきます)
これに対してジロンド派は、国内の不満をそらして(インフレにより物価が上昇し各地で食料暴動が発生していた)政治のイニシアティブを獲得するために「自由の十字軍」などの言葉で対外戦争をあおります。民衆の多くも「外国と共謀する亡命貴族」への脅威と愛国感情の高揚から戦争を望んでいました。
92年3月、フイヤン派の大臣が王によって解任されジロンド派内閣が成立し、4月にオーストリアに宣戦布告、数週間後にはプロイセンとも戦争に入ります(戦争はナポレオンが二度目の失脚をする1815年まで中断もありつつ続くことになります)。
しかし緒戦から敗戦が続き、「反革命」者へのより強力な措置を求める声や宮廷への不信から共和制を求める声が高まっていきます。またセクション(区)の政治活動を通じて民衆が政治的に組織化されていきます。
そうした流れが最終的に民衆と連盟兵による8月10日のテュイルリ宮の襲撃に行き着くのですが、この事件は偶発的に起こったバスティーユ襲撃とは異なり王の廃位を求めての組織された行動だったにもかかわらず、そこに至る決定的な原因があるわけではないので要約しづらく、フランス革命の大きな転換点の一つのわりに説明しにくい事件です。
ここでは事件の結果だけ述べると、立法議会は蜂起側の勝利がはっきりした後、王権の停止を宣言し、新たな憲法を制定するための国民公会の召集を決議します。これでフランスが共和制に向かうことが確定します。また国王一家はタンプル塔に幽閉されることになります。
(戦争はフランス軍の劣勢から優勢に変わり周辺領土を占領します。93年1月には国民公会の裁判結果により国王が処刑されます。周辺領土の占領や国王の処刑を原因として周辺諸国の多くと戦争に突入し、さらに国内ではヴァンデ地方を中心に大規模な反乱が起こります。議会ではジロンド派と山岳派の対立が深まっていき、国内外の諸問題への対応のまずさからジロンド派が民衆の支持を失い、93年6月ジロンド派は逮捕、議会から追放されます)
8月10日に王権が停止しますがフランス軍が劣勢の状況にあることは変わりません。義勇兵がつどわれ前線への準備がなされる一方、反革命、裏切り者を排除する空気が広がり、家宅捜索がなされ多くの反革命容疑者が逮捕されます。さらにパリへの侵攻の脅威が高まり、義勇兵が出発したあと反革命者がパリ住民を虐殺するという噂も流れ出します。
そうした不穏な情勢のなかヴェルダン要塞陥落のニュースがパリに届きます。これをきっかけとして、囚人の多くが殺されるいわゆる九月虐殺が発生します。
この事件の結果、内の脅威が消えたと民衆が大挙して義勇兵に参加し兵数万を増やすことになります。
一方、この事件は国外からの印象を非常に悪いものにします。宥和政策を取っていた隣国スペインの首相も宥和政策を撤回せざるをえなくなり、またフランス革命開始時には革命に好意的だった知識人たちも国王一家の幽閉と九月虐殺で決定的に革命嫌悪に転じます。
戦況にも変化が生じます。フランス軍はヴァルミーの戦いで勝利し、戦況が優勢に転じていきます。なお多くの本でこの勝利はフランス兵の志気の高さによるものと説明されていますが、志気が影響するような戦いではなく兵と砲台の数の差によるものといった指摘もあります(たとえば『近代ヨーロッパの情熱と苦悩』)。
普通選挙でしたが投票率は悪く、ほぼブルジョワ議員で占められています。フイヤン派は出馬していないので議会におらず、共和制穏健派のジロンド派と共和制急進派の山岳派、それに中間派という構図です。(ジロンド派がジャコバンクラブを脱退していくので、山岳派=ジャコバン派とも呼ばれます)
ジロンド派は経済的・政治的自由主義を維持し議会主導で政治をおこなうという近代的な原則をあくまで重視し、山岳派は革命の推進と防衛のためには民衆の要求も受け入れ民衆運動の利用もありと考える現実路線です。
……とまだまだフランス革命の時期は続いていくわけですが、予想外に長くなったので中途はんぱなところですがここまでとします。
93年1月に国王が処刑され、6月ジロンド派の追放で山岳派の一党独裁(ただし基盤の脆弱な独裁)になり、恐怖政治の時代が翌94年7月まで続き、ここで一区切りとなります。
愛国者だからって、左翼の奴だっている。現に俺がそれ。(思想的にはずっと俺は右翼だと思ってた節はあるけど…)
国や郷土を愛す、だから右翼、というのはあまりに短絡すぎないか。
俺は日本も生まれ故郷も大好きで、でも思想的には左翼。こういう奴もいるんだしさ。マイノリティかも
知れないけどさ。
っていうかさ、俺2chとかの一部のネトウヨ見てるとさ、本当に日本愛してるのかどうか疑問に思う事よくあるのよ。
愛国者=右翼で、右翼=自民党支持っていうなら聞くけどさ、自民党って本当に愛国的な政党なの?
特殊と言ってる人に○○と××と少数派の△△があるんですが
○○と××の折衷の辺りに分類されています、と例えば私が言います
この☆☆人が…、みたいな感じの態度取ってくるのが「愛国人」かなって
いや実際には沈黙してるんですけど、これは実際に別の時に言われました
なんでだかわからなかったんですが日本の神秘性を損ねるからかなって
でも神秘なのは貴方の頭の中であって、学問が存在してるものは無視しないほうが
いいと思います
あらま、知りませんでした、とかほがらかに言えないのはわかるんですけどね
自分の意思なんぞ見せようもんならいつでも取り替えるって気概が「愛国者」
え、あれ、尊敬とかでは…ないのかなって、びっくり
ところで自国好きですか?
「いや別に愛してもないしどうでもいい」って答える
税金とか安くなったらいいなあとかは思うけどそもそも普段国を意識することすらない
そのネトウヨがなんでこんな愛国精神を持っているのか意味がわからなかった
韓国から支配されるみたいな妄想をしてるから単に頭がおかしいのかなと思ってもいたけどそうでもない気がしてきた
なんとなくぼんやり考えてみたんだけどさ、普通の人とネトウヨって根本的に何かが違うんだよね
それで考えてみたんだけど、普通の人は会社だったり、学校だったり、家族だったり、帰属する場所があるじゃん
きっとネトウヨにはそれがないんだろうな、だから唯一の帰属先を「日本」に求める
無職やニートは当然そういう帰属先はないから日本にそれを求めるだろうし
仮に会社や学校にいっていたとしてもそこに居場所がないから日本にそれを求めるんだろう
さすがに全部は無理だったが、段落単位では置き換え可能な部分もあるね
http://anond.hatelabo.jp/20130728123539
↓
謝罪をしたら、日本の国際的評価が下がってしまうと考えている人がいるが、
それは間違いで、寧ろ逆に国際的評価は上がる。
今まで、戦後何十年も認めなかった過ちを今になって認めて謝罪するというのはかなり評価される。
↓
謝罪をしたら、韓国の国際的評価が下がってしまうと考えている人がいるが、
それは間違いで、寧ろ逆に国際的評価は上がる。
今まで、戦後何十年も認めなかった過ちを今になって認めて謝罪するというのはかなり評価される。
日本の安倍首相が、自衛隊を軍隊にしようとしており、海外で(中韓以外でも)批判されている。
仮に安倍首相のやりたい事が実現しても、アメリカや中学よりも「平和」に近いのにも関わらず、
なぜ批判されるのか。
↓
韓国の朴大統領が、在特会の主張を無かったことにしようとしており、海外で(中韓以外でも)批判されている。
仮に朴大統領のやりたい事が実現しても、アメリカや中学よりも「平和」に近いのにも関わらず、
なぜ批判されるのか。
謝罪をすると日本は戦争で過ちを犯した悪い国だと勘違いされてしまう
と言う人がいるが、それは間違いだ。
↓
謝罪をすると韓国は戦争で過ちを犯した悪い国だと勘違いされてしまう
と言う人がいるが、それは間違いだ。
この状態を改善する為には、韓国人が嘘を言っているんだと反論するのではなく、
寧ろ認めてやって謝罪するべきだ。
↓
この状態を改善する為には、日本人が嘘を言っているんだと反論するのではなく、
寧ろ認めてやって謝罪するべきだ。
文脈的に変な部分も多少あるが、まあこんなもんだろ
そして、これは左翼的な、「韓国人が可哀想だから」みたいな理由ではない。
謝罪をしたら、日本の国際的評価が下がってしまうと考えている人がいるが、
それは間違いで、寧ろ逆に国際的評価は上がる。
今まで、戦後何十年も認めなかった過ちを今になって認めて謝罪するというのはかなり評価される。
ヤンキーがたまに良い事するとめちゃくちゃ評価されるのと同じ理屈だ。
世界は、「今の状態」ではなく、「どの方向に向かっているか」で評価をする。
例えば、日本は平和憲法があり、軍隊も無い為、平和か戦争かでいうと、
かなり「戦争」側の国だ。
これは、オバマ大統領が「平和」の方向に向かおうとしているからだ。
日本の安倍首相が、自衛隊を軍隊にしようとしており、海外で(中韓以外でも)批判されている。
仮に安倍首相のやりたい事が実現しても、アメリカや中学よりも「平和」に近いのにも関わらず、
なぜ批判されるのか。
ここから先は、強制連行は存在しなかったという仮定で話を進める。
謝罪をすると日本は戦争で過ちを犯した悪い国だと勘違いされてしまう
と言う人がいるが、それは間違いだ。
現在既に日本は、韓国人を強制連行し、レイプしたという誤解がされている。
一部の物を知らない人だけでなく、有識者も騙されている。
この状態を改善する為には、韓国人が嘘を言っているんだと反論するのではなく、
寧ろ認めてやって謝罪するべきだ。
そうすれば、日本は戦争の過ちをしっかり認める事のできる良い国になったと評価をしてもらう事ができる。
namawakari
「狭義の強制性」が問題じゃないっつうのに。ああいったことに直接的・間接的に軍・国家が関わっている時点でアウトなの。/ずれてることすら認知できないのか…
dimitrygorodok
仮に、
「慰安婦に国や軍が一切関与してなくて、詐欺や誘拐は民間団体が勝手にやっただけ」
という、慰安婦否定派の主張が事実だと仮定しても、日本は謝罪をするべきだ。
ってのが俺の主張ね。
追記:一部分を太字にしました
在特会の主張はそもそも在日コリアンがやらかしてきた数々の行為に対する憤りから出てきているものだ。
つまり、在特会の主張は誰だろうと関係なく、集団リンチ殺人や集団で役所に押し掛けて日本人なら当然通過する審査を無理矢理パスしたり、立候補者の選挙事務所に迷惑電話をする等の行為に対する憤りで、これらの行為をする輩がおおよそ全て在日コリアンだったというだけだ。
なので一重に在日コリアン全員が悪なのではなく、たまたま悪行をしていたのが在日コリアンばかりだったという話なのだ。
結果的に在日コリアン全体の悪者率が高いのであれば全体を排除した方が効率がよいのはうなずける。
たとえば全てのゴキブリは悪ではない、という主張は通るか?
良いゴキブリを見分ける方法はあるのか。良いゴキブリが悪いゴキブリを生まない、もしくは良いゴキブリは決して悪いゴキブリにならないのだろうか。
良いゴキブリは悪いゴキブリを匿ったりせずに悪いゴキブリを排除できるのだろうか。
それでもゴキブリを排除してはいけない、かわいそうな種族だと言うのであれば、ゴキブリ駆除製品に対して、なぜ動物愛護団体は苦情を申し入れないのか。
自浄作用があれば良いゴキブリとして認めることはできるだろうが、はたして良いゴキブリなんてものは居るのだろうか?
これと同じ事を日本に導入したら誰が文句を言うだろうか。
誰が一番喚くだろう。一番うるさく主張するのはどこの誰か。
在特会はなぜ存在しているのか、あまり考えが及ばない輩が多すぎる。
彼らの主張は何なのか、誰が一番得をするのか、考えれば分かる事を考えずにしばき隊に乗ってる輩はバカなんだなと思われて当然だ。
逆に在特会は主張よりも行動に目がいくようになってる。主張をより明確にしろよ。こいつらの動きが余計に愛国行為を穢す。
そして、しばき隊の主張は在特会の主張を人種差別とヘイトスピーチにすり替えるためにうまく機能しているということを理解すべきだ。