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はてなキーワード: こっち側とは

2021-06-16

anond:20210616172337

俺も異端と呼ばれてからいからわかるよ

お前もようやく「こっち側」に来たようだな

2021-05-31

anond:20210531232256

「肉体的性別で分けてる」その前提がおかしいかトランス女性が声を上げてる

この理屈だと、「精神性別で分ける」のおかしいからって声を上げてる人の意見等価値だし

歴史的経緯や慣習、それによって恩恵を受ける人数なんか加味するとこっち側意見の方がだいぶ有利だよね

なんで自分ら側が正しい前提なん?

そこんとこの説明が「私らが差別と言ったら差別なんだ」っていうのしか感じられんのだけど

2021-05-15

iQOS吸ってる人が言いがちなこ

・紙タバコより害が少ない

副流煙ない

臭いしないと主張する

→したとしても紙の煙草みたいに残らず、すぐ消える

禁煙と書いてあるところで「iQOSは吸っていいよね?だってiQOSダメって書いてないもんね」みたいなこと言う

個人的意見ですが紙の煙草よりもiQOSのあの化学的な(ピーナッツを腐らせて燻したような臭いしませんか?)がかなり苦手です。

でもiQOS吸ってる人は、紙の煙草と比べてやたら害の少なさとか臭いがしないとか言ってくる人が多いので、かなり滑稽ですよね。

なにも吸わないこっち側からしたら、煙草とはまた違った独特のあの臭いは本当に最悪で、害レベルでは私の感覚だと煙草iQOSなので人里離れた森の中とかでひっそり吸って欲しいと思っている。

コールセンターバイトでムカつく相手ベスト5

5位

こっちの態度に文句をつける奴

こっちはただ機械的電話してるだけなのに、妙に丁寧な対応を求めたり、他の人と比べててどうこう言ってくる奴がいる。

そんなに丁寧に扱ってほしいなら、それ相応の高級なサービスに加盟しろ、こっちは低賃金で働かされてるクソみたいなサービスの案内でしかないんだ。

4位

「早くして」って言う奴

忙しいのか知らんが、こっちも忙しい中で手順に従ってるのに、なぜそれを狂わせたがるのか

そして、こう言う奴に限って基本的なことも分かってないか説明必要だったり、やたら質問が多かったりで、結果的に通常よりも時間がかかる。

こういう奴は本当は忙しいわけでもない、ただ相手自分コントロールしたいんじゃねえかな、パワハラとかやりそう。

3位

「別の人に変わって」って言う奴

下っ端バイトからしたら変わっちまえばこっちの責任から外れるだけだからどうでもいいんだが、こういうこと言う奴は、大抵は無茶な要求ばかりする奴

この手のクレーマーみたいなのもお客様から絶対的に扱われるのは、お客様は神様ですって悪い意味だよね、そして下っ端バイトの方が悪いと言われて、まともな人間扱いされない。

2位

何度もかけ直させる奴

一回はいい、二回までも許そう、だが何度何度もかけ直す奴は大概にしてくれ、指定した時間に出なかったり、電話口が別人でまた事情説明しなきゃいけないとか

酷い奴になると、毎日のように電話かけさせて何かのアラーム扱いしてるような奴もいる。

まともに電話に出ることもできない奴って子ども以下でしょ…

1位

なに言ってるのか聞き取れない奴

悪態をつく奴や、物分りの悪い奴はまだコミュニケーションができるが、なに言ってるのか分からん奴はまともにコミュニケーションがとれないから本当にストレスが溜まる。

通信状態が悪いのか、屋外で雑音が多いのか、電話口の遠くから話してるのか、色々あるんだろうけど

電話しててこっち側が何度も聞き直すようなら、とりあえず通信状態のいいところへ行って電話口近くで話してくれ頼むから

どんなに愛想がいい人でも、なに言ってるのか分からないってだけでもうクソマイナス評価になるからね。

2021-05-10

友達を嫌いになりたくない

自分のことを好いてくれる友人がそれなりに居るんだけど、どうも些細なことが気になって距離を取ったり冷たくしてしまったりする。

冷静に客観視したらそんな事どうでもよくね?ってのが多いんだけどひとつちょっと嫌」な部分があると全部拒否したくなってしまう。

一例(全部別の人物)

清潔だけど服がめちゃくちゃダサい

異様にすぐ泣く

いい年してテンション銀魂みたいで寒い

なんでもすぐ下ネタに結び付けて怖い

ヤバそうな宗教に入ってる気がする

普段普通に話している分にはなんともないし、別に自分危害を及ぼす訳でもない。

しろ同じ映画を見たら同じ感想を持つぐらい価値観も一致しているし、尊敬できる所も沢山ある。

どう考えてもこちらの心が狭すぎるので落ち着いてこっち側から交流を取りなおしたり、また嫌になって距離を取ったりを繰り返している。

とはいえせっかく好いてもらっているのにこんな事ではいずれ友達を全部無くすと思うので、なんか、なんとかならないかなあと他人事のように思ってしまう。

ある時友人の一人が、「幼馴染に嘘をつかれた、金を騙し取られた」と怒っていた。初めてではないそうだ。しかし次の週にはまた一緒に遊びに行っていた。

どうも自分はこれに理解が及ばなかったので「嫌な面があるのに何故友人で居られるの?」と尋ねたが「それはそれ、これはこれ」だそうだ。

かに100%すべてを好きになれる相手なんて存在しないはずなのだから、多少は目をつぶる、というのが正解なのは理解するが、脳が許してくれない と言った所だろうか。

心の広い人間でありたい。こういう意識って矯正できるものなんだろうか。

2021-04-22

叔父さんに会って、男は老後一人になると惨めだと思った

こんなご時世ではあるが、諸事情叔父さんと久々にあった。

 

叔母さんの葬式以来である

叔父さんは、奥さん(自分から見れば叔母さん)に数年前に先立たれた。両親(自分から見れば祖母)より早く娘がなくなるのは驚きしかない。

かつては家族4人で暮らしていた都内の駅チカマンションに一人で暮らしている。なかなかいマンションなので、今でも結構いいお値段がする。

叔父さんは、東大を出た後、某有名企業で重役まで上り詰めた。親戚一同で集まる機会があれば、できるビジネスマンみたいな雰囲気が凄く会った。

接待の多い業界なので、親戚の中でも色々な人と話で盛り上がっていた。定年後は、子会社社長に落ち着くというエリート路線であった。

 

それで子会社社長もやめ、その後相談役みたいなちょっとだけ行く仕事も終わり、さぁと思った所で叔母さんが病気になり看病に明け暮れた。

最後はもう疲れて切っていて、叔母さんの様態ちょっとよくなったと聞いた時に、なんか落ち込んでいたと親戚の人が言っていたぐらい疲れていた。

息子は2人いるが、一人は遠方に行ってこっちに返ってくる見込みのない職種。もう一人は首都圏に住んでいるが、まぁ父親と息子というのは、そう頻繁にあう間柄でもない。

 

それで久々にあった叔父さんは、奥さん関係があるものをすべて断ち切りたい様子だった。自分は叔母さんの弟の子供なので、こっち側である

俺も関わり合いたくない人間らしい。別に、俺が頼んで叔父さんと会ったわけじゃないんだけどな。

仕事がすべてで趣味の話なんか聞いたことない叔父さんは、今凄く孤独になっている。そして本来今を楽しむはずだった、奥さん記憶を少しでも消すのに精一杯みたいだった。

 

葬式の後すぐに、家にあるすべての女性もののバックを買い取りに出したのは驚いた。最初愛人がいて、再婚したいから整理したのかと一瞬思ったが、そんな人はいないらしい。

学歴過去仕事プライドだけで辛うじて生きているらしい。過去の自慢話につきあわされた。本題はそこじゃないだろ。店が早く閉まってくれるご時世でよかったと思う。

 

親戚や知人を見ると、妻に先立たれて生き生きしている人はほぼ見たことない。反対は、夫に先立たれて生き生きしている人は多い。

結婚離婚しない+奥さん健康+そこそこ金がある

 

老後の不幸回避は辛すぎ。

2021-04-06

anond:20210405102425

いいでしょ、実際気持ちいいよ。

増田も早くこっち側に来れるものが見つかればいいな

2021-04-03

anond:20210401203954

不正発見したとして事を荒立てるメリットこっち側にないから面倒くさいところだよね

2021-03-22

注目エントリこち

九、ジョバンニの切符きっぷ

「もうここらは白鳥区のおしまいです。ごらんなさい。あれが名高いアルビレオ観測所です。」

 窓の外の、まるで花火でいっぱいのような、あまの川のまん中に、黒い大きな建物が四棟むねばかり立って、その一つの屋根の上に、眼めもさめるような、青宝玉サファイア黄玉パースの大きな二つのすきとおった球が、輪になってしずかにくるくるとまわっていました。黄いろのがだんだん向うへまわって行って、青い小さいのがこっちへ進んで来、間もなく二つのはじは、重なり合って、きれいな緑いろの両面凸とつレンズのかたちをつくり、それもだんだん、まん中がふくらみ出して、とうとう青いのは、すっかりトパースの正面に来ましたので、緑の中心と黄いろな明るい環わとができました。それがまただんだん横へ外それて、前のレンズの形を逆に繰くり返し、とうとうすっとはなれて、サファイアは向うへめぐり、黄いろのはこっちへ進み、また丁度さっきのような風になりました。銀河の、かたちもなく音もない水にかこまれて、ほんとうにその黒い測候所が、睡ねむっているように、しずかによこたわったのです。

「あれは、水の速さをはかる器械です。水も……。」鳥捕とりとりが云いかけたとき

切符を拝見いたします。」三人の席の横に、赤い帽子ぼうしをかぶったせいの高い車掌しゃしょうが、いつかまっすぐに立っていて云いました。鳥捕りは、だまってかくしから、小さな紙きれを出しました。車掌ちょっと見て、すぐ眼をそらして、(あなた方のは?)というように、指をうごかしながら、手をジョバンニたちの方へ出しました。

「さあ、」ジョバンニは困って、もじもじしていましたら、カムパネルラは、わけもないという風で、小さなねずみいろの切符を出しました。ジョバンニは、すっかりあわててしまって、もしか上着ポケットにでも、入っていたかとおもいながら、手を入れて見ましたら、何か大きな畳たたんだ紙きれにあたりました。こんなもの入っていたろうかと思って、急いで出してみましたら、それは四つに折ったはがきぐらいの大きさの緑いろの紙でした。車掌が手を出しているもんですから何でも構わない、やっちまえと思って渡しましたら、車掌はまっすぐに立ち直って叮寧ていねいにそれを開いて見ていました。そして読みながら上着のぼたんやなんかしきりに直したりしていましたし燈台看守も下からそれを熱心にのぞいていましたから、ジョバンニはたしかにあれは証明書か何かだったと考えて少し胸が熱くなるような気がしました。

「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」車掌がたずねました。

何だかわかりません。」もう大丈夫だいじょうぶだと安心しながらジョバンニはそっちを見あげてくつくつ笑いました。

「よろしゅうございます南十字サウザンクロスへ着きますのは、次の第三時ころになります。」車掌は紙をジョバンニに渡して向うへ行きました。

 カムパネルラは、その紙切れが何だったか待ち兼ねたというように急いでのぞきこみました。ジョバンニも全く早く見たかったのです。ところがそれはいちめん黒い唐草からくさのような模様の中に、おかしな十ばかりの字を印刷したものでだまって見ていると何だかその中へ吸い込こまれしまうような気がするのでした。すると鳥捕りが横からちらっとそれを見てあわてたように云いました。

「おや、こいつは大したもんですぜ。こいつはもう、ほんとうの天上へさえ行ける切符だ。天上どこじゃない、どこでも勝手にあるける通行券です。こいつをお持ちになれぁ、なるほど、こんな不完全な幻想げんそう第四次の銀河鉄道なんか、どこまででも行ける筈はずでさあ、あなた方大したもんですね。」

何だかわかりません。」ジョバンニが赤くなって答えながらそれを又また畳んでかくしに入れました。そしてきまりが悪いのでカムパネルラと二人、また窓の外をながめていましたが、その鳥捕りの時々大したもんだというようにちらちらこっちを見ているのがぼんやりわかりました。

「もうじき鷲わしの停車場だよ。」カムパネルラが向う岸の、三つならんだ小さな青じろい三角標と地図とを見較みくらべて云いました。

 ジョバンニはなんだかわけもわからずににわかにとなりの鳥捕りが気の毒でたまらなくなりました。鷺さぎをつかまえてせいせいしたとよろこんだり、白いきれでそれをくるくる包んだり、ひとの切符をびっくりしたように横目で見てあわててほめだしたり、そんなことを一一考えていると、もうその見ず知らずの鳥捕りのために、ジョバンニの持っているものでも食べるものでもなんでもやってしまいたい、もうこの人のほんとうの幸さいわいになるなら自分があの光る天の川河原かわらに立って百年つづけて立って鳥をとってやってもいいというような気がして、どうしてももう黙だまっていられなくなりました。ほんとうにあなたほしいものは一体何ですか、と訊きこうとして、それではあんまり出し抜ぬけだから、どうしようかと考えて振ふり返って見ましたら、そこにはもうあの鳥捕りが居ませんでした。網棚あみだなの上には白い荷物も見えなかったのです。また窓の外で足をふんばってそらを見上げて鷺を捕る支度したくをしているのかと思って、急いでそっちを見ましたが、外はいちめんのうつくしい砂子と白いすすきの波ばかり、あの鳥捕りの広いせなかも尖とがった帽子も見えませんでした。

「あの人どこへ行ったろう。」カムパネルラぼんやりそう云っていました。

「どこへ行ったろう。一体どこでまたあうのだろう。僕ぼくはどうしても少しあの人に物を言わなかったろう。」

「ああ、僕もそう思っているよ。」

「僕はあの人が邪魔じゃまなような気がしたんだ。だから僕は大へんつらい。」ジョバンニはこんな変てこな気もちは、ほんとうにはじめてだし、こんなこと今まで云ったこともないと思いました。

何だか苹果りんごの匂においがする。僕いま苹果のこと考えたためだろうか。」カムパネルラ不思議そうにあたりを見まわしました。

「ほんとうに苹果の匂だよ。それから野茨のいばらの匂もする。」ジョバンニもそこらを見ましたがやっぱりそれは窓からでも入って来るらしいのでした。いま秋だから野茨の花の匂のする筈はないとジョバンニは思いました。

 そしたら俄にわかにそこに、つやつやした黒い髪かみの六つばかりの男の子が赤いジャケツのぼたんもかけずひどくびっくりしたような顔をしてがたがたふるえてはだしで立っていました。隣となりには黒い洋服をきちんと着たせいの高い青年が一ぱいに風に吹ふかれているけやきの木のような姿勢で、男の子の手をしっかりひいて立っていました。

「あら、ここどこでしょう。まあ、きれいだわ。」青年のうしろにもひとり十二ばかりの眼の茶いろな可愛かあいらしい女の子が黒い外套がいとうを着て青年の腕うでにすがって不思議そうに窓の外を見ているのでした。

「ああ、ここはランカシャイヤだ。いや、コンネクテカット州だ。いや、ああ、ぼくたちはそらへ来たのだ。わたしたちは天へ行くのです。ごらんなさい。あのしるしは天上のしるしです。もうなんにもこわいことありません。わたくしたちは神さまに召めされているのです。」黒服青年はよろこびにかがやいてその女の子に云いいました。けれどもなぜかまた額に深く皺しわを刻んで、それに大へんつかれているらしく、無理に笑いながら男の子をジョバンニのとなりに座すわらせました。

 それから女の子にやさしくカムパネルラのとなりの席を指さしました。女の子はすなおにそこへ座って、きちんと両手を組み合せました。

「ぼくおおねえさんのとこへ行くんだよう。」腰掛こしかけたばかりの男の子は顔を変にして燈台看守の向うの席に座ったばかりの青年に云いました。青年は何とも云えず悲しそうな顔をして、じっとその子の、ちぢれてぬれた頭を見ました。女の子は、いきなり両手を顔にあててしくしく泣いてしまいました。

「お父さんやきくよねえさんはまだいろいろお仕事があるのです。けれどももうすぐあとからいらっしゃいます。それよりも、おっかさんはどんなに永く待っていらっしゃったでしょう。わたし大事なタダシはいまどんな歌をうたっているだろう、雪の降る朝にみんなと手をつないでぐるぐるにわとこのやぶをまわってあそんでいるだろうかと考えたりほんとうに待って心配していらっしゃるんですから、早く行っておっかさんにお目にかかりましょうね。」

「うん、だけど僕、船に乗らなけぁよかったなあ。」

「ええ、けれど、ごらんなさい、そら、どうです、あの立派な川、ね、あすこはあの夏中、ツインクル、ツインクル、リトル、スター をうたってやすとき、いつも窓からぼんやり白く見えていたでしょう。あすこですよ。ね、きれいでしょう、あんなに光っています。」

 泣いていた姉もハンケチで眼をふいて外を見ました。青年は教えるようにそっと姉弟にまた云いました。

わたしたちはもうなんにもかなしいことないのです。わたしたちはこんないいとこを旅して、じき神さまのとこへ行きます。そこならもうほんとうに明るくて匂がよくて立派な人たちでいっぱいです。そしてわたしたちの代りにボートへ乗れた人たちは、きっとみんな助けられて、心配して待っているめいめいのお父さんやお母さんや自分のお家へやら行くのです。さあ、もうじきですから元気を出しておもしろくうたって行きましょう。」青年男の子ぬれたような黒い髪をなで、みんなを慰なぐさめながら、自分だんだん顔いろがかがやいて来ました。

あなた方はどちらからいらっしゃったのですか。どうなすったのですか。」さっきの燈台看守がやっと少しわかったように青年にたずねました。青年はかすかにわらいました。

「いえ、氷山にぶっつかって船が沈しずみましてね、わたしたちこちらのお父さんが急な用で二ヶ月前一足さきに本国へお帰りになったのであとから発たったのです。私は大学はいっていて、家庭教師にやとわれていたのです。ところがちょうど十二日目、今日か昨日きのうのあたりです、船が氷山にぶっつかって一ぺんに傾かたむきもう沈みかけました。月のあかりはどこかぼんやりありましたが、霧きりが非常に深かったのです。ところがボートは左舷さげんの方半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。もうそのうちにも船は沈みますし、私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せて下さいと叫さけびました。近くの人たちはすぐみちを開いてそして子供たちのために祈いのって呉くれました。けれどもそこからボートまでのところにはまだまだ小さな子どもたちや親たちやなんか居て、とても押おしのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たちをお助けするのが私の義務だと思いましたから前にいる子供らを押しのけようとしました。けれどもまたそんなにして助けてあげるよりはこのまま神のお前にみんなで行く方がほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。それからまたその神にそむく罪はわたくしひとりでしょってぜひとも助けてあげようと思いました。けれどもどうして見ているとそれができないのでした。子どもらばかりボートの中へはなしてやってお母さんが狂気きょうきのようにキスを送りお父さんがかなしいのをじっとこらえてまっすぐに立っているなどとてももう腸はらわたもちぎれるようでした。そのうち船はもうずんずん沈みますから、私はもうすっかり覚悟かくごしてこの人たち二人を抱だいて、浮うかべるだけは浮ぼうとかたまって船の沈むのを待っていました。誰たれが投げたかライフブイが一つ飛んで来ましたけれども滑すべってずうっと向うへ行ってしまいました。私は一生けん命で甲板かんぱんの格子こうしになったとこをはなして、三人それにしっかりとりつきました。どこからともなく〔約二字分空白〕番の声があがりました。たちまちみんなはいろいろな国語で一ぺんにそれをうたいました。そのときにわかに大きな音がして私たちは水に落ちもう渦うずに入ったと思いながらしっかりこの人たちをだいてそれからぼうっとしたと思ったらもうここへ来ていたのです。この方たちのお母さんは一昨年没なくなられました。ええボートはきっと助かったにちがいありません、何せよほど熟練な水夫たちが漕こいですばやく船からはなれていましたから。」

 そこらからさないのりの声が聞えジョバンニもカムパネルラもいままで忘れていたいろいろのことをぼんやり思い出して眼めが熱くなりました。

(ああ、その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか。その氷山の流れる北のはての海で、小さな船に乗って、風や凍こおりつく潮水や、烈はげしい寒さとたたかって、たれかが一生けんめいはたらいている。ぼくはそのひとにほんとうに気の毒でそしてすまないような気がする。ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう。)ジョバンニは首を垂れて、すっかりふさぎ込こんでしまいました。

「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠とうげの上り下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」

 燈台守がなぐさめていました。

「ああそうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです。」

 青年が祈るようにそう答えました。

 そしてあの姉弟きょうだいはもうつかれてめいめいぐったり席によりかかって睡ねむっていました。さっきのあのはだしだった足にはいつか白い柔やわらかな靴くつをはいていたのです。

 ごとごとごとごと汽車きらびやか燐光りんこうの川の岸を進みました。向うの方の窓を見ると、野原はまるで幻燈げんとうのようでした。百も千もの大小さまざまの三角標、その大きなものの上には赤い点点をうった測量旗も見え、野原のはてはそれらがいちめん、たくさんたくさん集ってぼおっと青白い霧のよう、そこからかまたはもっとうからときどきさまざまの形のぼんやりした狼煙のろしのようなものが、かわるがわるきれいな桔梗ききょういろのそらにうちあげられるのでした。じつにそのすきとおった奇麗きれいな風は、ばらの匂においでいっぱいでした。

いかがですか。こういう苹果りんごはおはじめてでしょう。」向うの席の燈台看守がいつか黄金きんと紅でうつくしくいろどられた大きな苹果を落さないように両手で膝ひざの上にかかえていました。

「おや、どっから来たのですか。立派ですねえ。ここらではこんな苹果ができるのですか。」青年はほんとうにびっくりしたらしく燈台看守の両手にかかえられた一もりの苹果を眼を細くしたり首をまげたりしながらわれを忘れてながめていました。

「いや、まあおとり下さい。どうか、まあおとり下さい。」

 青年は一つとってジョバンニたちの方をちょっと見ました。

「さあ、向うの坊ぼっちゃんがた。いかがですか。おとり下さい。」

 ジョバンニは坊ちゃんといわれたのですこししゃくにさわってだまっていましたがカムパネルラ

ありがとう、」と云いました。すると青年自分でとって一つずつ二人に送ってよこしましたのでジョバンニも立ってありがとうと云いました。

 燈台看守はやっと両腕りょううでがあいたのでこんどは自分で一つずつ睡っている姉弟の膝にそっと置きました。

「どうもありがとう。どこでできるのですか。こんな立派な苹果は。」

 青年はつくづく見ながら云いました。

「この辺ではもちろん農業はいしますけれども大ていひとりでにいいものができるような約束くそくになって居おります農業だってそんなに骨は折れはしません。たいてい自分の望む種子たねさえ播まけばひとりでにどんどんできます。米だってパシフィック辺のように殻からもないし十倍も大きくて匂もいいのです。けれどもあなたがたのいらっしゃる方なら農業はもうありません。苹果だってお菓子だってかすが少しもありませんからみんなそのひとそのひとによってちがったわずかのいいかおりになって毛あなからちらけてしまうのです。」

 にわか男の子がぱっちり眼をあいて云いました。

「ああぼくいまお母さんの夢ゆめをみていたよ。お母さんがね立派な戸棚とだなや本のあるとこに居てね、ぼくの方を見て手をだしてにこにこにこにこわらったよ。ぼくおっかさん。りんごをひろってきてあげましょうか云ったら眼がさめちゃった。ああここさっきの汽車のなかだねえ。」

「その苹果りんごがそこにあります。このおじさんにいただいたのですよ。」青年が云いました。

ありがとうおじさん。おや、かおるねえさんまだねてるねえ、ぼくおこしてやろう。ねえさん。ごらん、りんごをもらったよ。おきてごらん。」

 姉はわらって眼をさましまぶしそうに両手を眼にあててそれから苹果を見ました。男の子はまるでパイを喰たべるようにもうそれを喰べていました、また折角せっかく剥むいたそのきれいな皮も、くるくるコルク抜ぬきのような形になって床ゆかへ落ちるまでの間にはすうっと、灰いろに光って蒸発してしまうのでした。

 二人はりんごを大切にポケットしまいました。

 川下の向う岸に青く茂しげった大きな林が見え、その枝えだには熟してまっ赤に光る円い実がいっぱい、その林のまん中に高い高い三角標が立って、森の中からオーケストラベルやジロフォンにまじって何とも云えずきれいな音いろが、とけるように浸しみるように風につれて流れて来るのでした。

 青年はぞくっとしてからだをふるうようにしました。

 だまってその譜ふを聞いていると、そこらにいちめん黄いろやうすい緑の明るい野原か敷物かがひろがり、またまっ白な蝋ろうのような露つゆが太陽の面を擦かすめて行くように思われました。

「まあ、あの烏からす。」カムパネルラのとなりのかおると呼ばれた女の子叫びました。

からすでない。みんなかささぎだ。」カムパネルラがまた何気なくしかるように叫びましたので、ジョバンニはまた思わず笑い、女の子はきまり悪そうにしました。まったく河原かわらの青じろいあかりの上に、黒い鳥がたくさんたくさんいっぱいに列になってとまってじっと川の微光びこうを受けているのでした。

「かささぎですねえ、頭のうしろのとこに毛がぴんと延びてますから。」青年はとりなすように云いました。

 向うの青い森の中の三角標はすっかり汽車の正面に来ました。そのとき汽車のずうっとうしろの方からあの聞きなれた〔約二字分空白〕番の讃美歌さんびかのふしが聞えてきました。よほどの人数で合唱しているらしいのでした。青年はさっと顔いろが青ざめ、たって一ぺんそっちへ行きそうにしましたが思いかえしてまた座すわりました。かおる子はハンケチを顔にあててしまいました。ジョバンニまで何だか鼻が変になりました。けれどもいつともなく誰たれともなくその歌は歌い出されだんだんはっきり強くなりました。思わずジョバンニもカムパネルラも一緒いっしょにうたい出したのです。

 そして青い橄欖かんらんの森が見えない天の川の向うにさめざめと光りながらだんだんしろの方へ行ってしまいそこから流れて来るあやしい楽器の音もも汽車のひびきや風の音にすり耗へらされてずうっとかすかになりました。

「あ孔雀くじゃくが居るよ。」

「ええたくさん居たわ。」女の子がこたえました。

 ジョバンニはその小さく小さくなっていまはもう一つの緑いろの貝ぼたんのように見える森の上にさっさっと青じろく時々光ってその孔雀がはねをひろげたりとじたりする光の反射を見ました。

「そうだ、孔雀の声だってさっき聞えた。」カムパネルラがかおる子に云いいました。

「ええ、三十疋ぴきぐらいはたしかに居たわ。ハープのように聞えたのはみんな孔雀よ。」女の子が答えました。ジョバンニは俄にわかに何とも云えずかなしい気がして思わず

カムパネルラ、ここからはねおりて遊んで行こうよ。」とこわい顔をして云おうとしたくらいでした。

 川は二つにわかれました。そのまっくらな島のまん中に高い高いやぐらが一つ組まれてその上に一人の寛ゆるい服を着て赤い帽子ぼうしをかぶった男が立っていました。そして両手に赤と青の旗をもってそらを見上げて信号しているのでした。ジョバンニが見ている間その人はしきりに赤い旗をふっていましたが俄かに赤旗おろしてうしろにかくすようにし青い旗を高く高くあげてまるでオーケストラ指揮者のように烈はげしく振ふりました。すると空中にざあっと雨のような音がして何かまっくらなものがいくかたまりもいくかたまり鉄砲丸てっぽうだまのように川の向うの方へ飛んで行くのでした。ジョバンニは思わずからからだを半分出してそっちを見あげました。美しい美しい桔梗ききょういろのがらんとした空の下を実に何万という小さな鳥どもが幾組いくくみも幾組もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした。

「鳥が飛んで行くな。」ジョバンニが窓の外で云いました。

「どら、」カムパネルラもそらを見ました。そのときあのやぐらの上のゆるい服の男は俄かに赤い旗をあげて狂気きょうきのようにふりうごかしました。するとぴたっと鳥の群は通らなくなりそれと同時にぴしゃぁんという潰つぶれたような音が川下の方で起ってそれからしばらくしいんとしました。と思ったらあの赤帽信号手がまた青い旗をふって叫さけんでいたのです。

「いまこそわたれわたり鳥、いまこそわたれわたり鳥。」その声もはっきり聞えました。それといっしょにまた幾万という鳥の群がそらをまっすぐにかけたのです。二人の顔を出しているまん中の窓からあの女の子が顔を出して美しい頬ほほをかがやかせながらそらを仰あおぎました。

「まあ、この鳥、たくさんですわねえ、あらまあそらのきれいなこと。」女の子はジョバンニにはなしかけましたけれどもジョバンニは生意気ないやだいと思いながらだまって口をむすんでそらを見あげていました。女の子は小さくほっと息をしてだまって席へ戻もどりました。カムパネルラが気の毒そうに窓から顔を引っ込こめて地図を見ていました。

「あの人鳥へ教えてるんでしょうか。」女の子がそっとカムパネルラにたずねました。

わたり鳥へ信号してるんです。きっとどこからのろしがあがるためでしょう。」カムパネルラが少しおぼつかなそうに答えました。そして車の中はしぃんとなりました。ジョバンニはもう頭を引っ込めたかったのですけれども明るいとこへ顔を出すのがつらかったのでだまってこらえてそのまま立って口笛くちぶえを吹ふいていました。

(どうして僕ぼくはこんなにかなしいのだろう。僕はもっとこころもちをきれいに大きくもたなければいけない。あすこの岸のずうっと向うにまるでけむりのような小さな青い火が見える。あれはほんとうにしずかでつめたい。僕はあれをよく見てこころもちをしずめるんだ。)ジョバンニは熱ほてって痛いあたまを両手で押おさえるようにしてそっちの方を見ました。(あ Permalink | 記事への反応(0) | 22:20

これだから地方は、田舎

普段言われる側だけど都会の皆さん宣言解除でこっち側コロナ撒き散らすのはやめてくれー

と言ったらだめなのは解っているけどどうしても思ってしま

2021-03-17

anond:20210317121822

法律条例ガッチリ合致する場合以外の判断バラバラだったりするね…

こっち側法律条例フォーマットに合わせる必要があるってのはそういうことでな…

2021-03-09

anond:20210309184851

そういう返しが出てくるのが本当に問題本質だと思うのよね

別にanan規制なんか求めてなくて

「君らの主張によるとananも該当すると思うけど、ほんとにその主張正しいか?」っていう反論手法だし

それによって導きたいのは「どちらも許容されるレベルだよね」なのに

「仕返しでこっち側規制したいんだろ!」みたいな曲解ベースから話がかみ合わない

2021-02-20

負けられない戦い 速さが命 たった1%が100万人 刀匠vsおんぎゃぁ

おんぎゃぁ > あまかけるりゅうのx9龍閃

産婆には勝てないでござる。

 

政治家麻生太郎:おぃ!なにをやっている 早く・・・俺たちが右に避けろ

ござる:刀なんてどうでもいいでござる。こんなもの、また打てばいいでござる。早く行くでござる。

    ↑

    やむをえない。日本全国の刀匠で1000本うってやるから、1000刀巡りをして、すきなのもっていけ。最後銀座にこい。わかるな、最後銀座だ。

     ↑

     銀座の刀は氷室に寝かせる

        ↑

        えっ、刃を逆向きにつけろ・・・いやおまえ、逆刃というのはだなぁ・・・まぁいいや。こっち側に、刃をつければ良いんだな?

              ↑

              ごめん、いま1人 US-EAST-1 Regionにいるの・・・ウージングアウトしてきて

                    ↑

                    こどもの命を救うために、べこべこになった刀の運命いかに!

2021-02-18

セックスをしたいと思えない処女の話。

恋愛関係において私はセックス必須だとは思わないけれど、どうやら世間一般では違うらしい。

私は大学生で、男性恐怖症というわけではない。

付き合って、キスをするのはいい。ハグするのだって安心する。心の交流をするのは楽しい。知らなかったことを知れることは楽しい

でもセックスはしたいと思えない。

挿入されたくない、異物を体内に入れたくない。

万が一妊娠でもしたらどうするんだ。痛い思いをしてリスクを背負うのはこっち側なんだよ。

ちなみに私は自慰もしない。アセクシャル…なのか?

やっぱり付き合わないほうがいいんだろうか。

人間動物から性的欲求があるのは当たり前だと理解している、そうでなければとっくに人類は滅んでいるだろう。その性的欲求普通に備えた人ってどんな感覚なんだろう。彼氏としたい!とか思うのかな。

まあ子どもも欲しくないから一生処女でもいいけど。

挿入を拒否するからといって、以前付き合っていた人には婚前交渉禁止された宗教信者なのかと思われていたらしい。ええ…(困惑

2021-02-17

エビデンスに基づく議論といいつつ

都合のいい証拠を列挙して

これでこっち側結論に至れないなら頭が悪いだけ

他責ベース思考垣間見えてるわけですが

これもまた結論ありきの宗教戦争の一環ではないんですかね

2021-02-12

パワーポイントエンジニア

開発職らしいけど実質的には延々と文章を書いているだけだから、これもう実質的に文筆家と言って差し支えない気がしてきた。

から文章を書くのは好きだし、もうこっち側でどうにか飯食えねえかな。

2021-02-09

恋愛経験ゼロの惚れっぽいクソオタクやめたい

31歳。彼女いない歴=年齢。


望んだわけでもないのに今まで全く女っ気が全く無かった。


毎度毎度、女性勝手一方的好意を持ってしまっては引かれる。

仲良くなりたいと近づいたら、塩対応でそれより先に行けない。


その割には、彼氏持ちや既婚者には「彼女出来そうなのに」「結婚したらいい旦那さんになりそう」

って言われる。勘弁して欲しい。安全から無責任なことを言わないで欲しい。

もし同じことを言った経験のある女性は、自分がって意識がない限りは頼むから止めてあげて欲しい。


昔いいなと思った子達は大抵同年代ライバルがいた。もちろん勝てなかった。

少し前いいなと思った子達には既に彼氏がいた。

今いいなと思った子達には旦那子供がいる。


平日朝晩オナニーして、休日は4,5回オナニーするのやめたい。

全然満たされないか全然衰えないのやめたい。


もし、若い頃のどこかで彼女が出来て1度は発散できたらここまで執着しなかっただろうか。


世の中の人達はやることやって、その度にガス抜きできてるのに、

一度も達成できない俺が毎日数回やるのは異常だなんて思わないで欲しい。


セックスがしたいだけでは、と思うだろうがそりゃしたい。

でもそれはそれとして普通にカップルとして愛し合ってみたい。

セックスがしたいだけならとっくの昔に風俗に行っている。それでは解決しない。

デートとかやってみたかった。

自分好意を持って笑いかけてくれる女性がいるってすごいね。羨ましい。ものすごく。



昔はアイドル声優かに一方的に親近感を持ってしまっては、

恋愛結婚報道で若干の落胆を自分がしてしまっていることに気づいてから、いちいち覚えたり活動を追うのを止めた。

よく言われるどうせ自分が付き合うわけでもないのに~というツッコミはそのとおりだと思ったから。

でもはっきりと線引をした心構えでファンになるには自分には難しかったので、最初から追わないようにした。

仕事余暇時間が減ったということもあり、純粋作品だけ見て楽しむというスタンスに落ち着いた。


オナニー日課エロ同人作家フォローしておかず集めに興じているが、

最近男性向けエロでも女性作家がいて困った。

ツイートを見てると作品だけじゃなくてその先の作者にも興味を持ってしまうのは

自分でもやべーやつだなと思ってる。

イベントに行って会ったりしないタイプで良かった。

DM送ったりしないタイプでよかった。


そういう人たちがある日結婚しました、子どもまれましたと発表してると

意識の表層ではめでたいなーとは思うけども、

恋愛結婚うまくいかないこっち側の人じゃないんだなーと

自分勝手嘆息をしてしまう卑しい気持ちが少なからずあった。

自分でも思うが心が腐っている。

どこかでネガティブ共感を求めてオタク趣味に逃げてしまっていたところに、

やっぱり自分の方が異端なんだなと気付かされるのが嫌だった。




男の友達はそれなりにいた自負はあるんだけど、皆ほとんど結婚してしまって疎遠になり、急に寂しくなった。


リアル婚活を頑張った時期があった。

30歳600万なら婚活でいけるだろ、と言われてやってみても駄目だった。

身だしなみを整え、ケチらず、押し付けがましくならず、相手の反応に合わせて会話を楽しむよう心がけた。

それをネット愚痴ると、顔が相当ブサイク性格が悪いんじゃないのって毎度毎度同じ結論にされるのも辛かった。

性格が悪い、のくだりは前述した内容からすると否定できないが、会話する内容は朗らかになるように努めていた)

ハゲでもデブでもないけど身長が163cmで低い。検索条件に身長を入れられると一発で検索外になる。


外国人交際はできないか、と第二外国語勉強したバカな時期もあった。

外国語学校に行き、一応検定も受かるまでには習得したが、そもそも知り合いが出来るチャネルがなかった。

言語交換サイトは大抵相手言語に合わせないと会話が成立しないことが多く、日本語でやりとり出来るような人はほぼいない。そして長続きしない。

まったくもって浅はかな考えだった。



コロナの影響でテレワークになり、いよいよ外出は食料調達程度になり

人と会話する機会もがくっと減った。


なんだか、もう、どうしようもないのかな。

閉塞した不安感、やりきれなさ、自分への失望が頭の中をぐるぐる回ってる。

2021-02-04

anond:20210204141805

返信ありがとう

個人的にはどちらかというと「見た目が女っぽい受け」の事を言いたかった

「見た目が可愛い系の受けは古い」とか「女装は受けの性別尊重してない」とか言ってる人が多くて気になってた

そもそもキャラ勝手同性愛者にしてる人間女装程度でそんなこと言うなよって思う

男っぽい受けが好きな腐女子は何故かこっち側を下に見てる部分があるというか

中身改変しすぎる人や総受けはそのキャラの見た目関係なくどこの界隈にもいるイメージ

個人的にも中身改変しすぎは好きじゃない

2021-01-26

ポケモンが難しい

クリスマスに剣盾を買ってもらってから夜な夜なポケモンやりまくってるんだけどこのゲーム意外と覚えることが多くて難しいな。

タイプ相性?能力値?努力値性格?もちものタマゴグループ?何だそれ。普通に殴り殺すことしかできん。草むらからポケモンが出てきたら殴って殺す。それだけしかできん。

あと通信進化?あれ一人だとできないので困るんだよな。野生のゴーリキーを捕まえてレベルあげまくったんだけどなかなかカイリキー進化しなくてこれだった。

しかし今はインターネット時代なので誰か知らん人と交換しようと思い検索するも色違いなんとか出せますとかそういう投稿ばっかりでなかなか自分と同レベルくらいの素人トレーナーが見つからない…と思ったらゴーストゲンガー進化させたい人がいた!早速その人と交換して無事進化こっち側手際が悪くてちょい申し訳なかったけどこうして全然知らない人と協力しあえたことに感動しちゃったな。

今度はイワークハガネール進化させたい。ハガネールイワークレベルあげしまくってる途中でこれはもしや…?と思ったらやはりそうだった。

こんな感じでめちゃくちゃ素人なのでポケモン詳しい人いたらまずどこから勉強すべきか教えて下さい。

2020-12-22

今日見た夢5つ

リアルというわけではないが、夢なのに全部「現実味」があって、起きた時暫く混乱していた。

賃貸を探す夢

賃貸現実で探していたら、安い物件として和室賃貸を紹介される。

和風ホテルの部屋のように連なっており、薄暗い神社の中に位置していた。裏は道場になっていて、朝起きたらすぐに剣道とか武道練習できそうな感じ。

少し寂しい雰囲気が流れていて、ここに住むと落ち着くけど、同時にちょっと寂しすぎると感じた。ここで一回目が覚める

賃貸に住む夢

その賃貸は既に借りられていた。中学時代の6人くらいの旧友が雑魚寝していて、知らない間に彼らは一緒になってその賃貸を借りていたのだ。

月2000円程で寝る事ができるらしい。隣の空き部屋を月ウン万で借りるか、雑魚寝して2000で抑えるか悩む。

外に出ると、荘厳な和風神社のようだった。石畳を歩き、外の土地に出ると車が沢山通っている。

地震災害電車が止まったらしく、とりあえず新宿から歩いて家まで帰る事になった。

・冬山の夢

冬山に友達と来た自分たちは、「ゲーム」が既に始まっている事に気付く。ゲームで言うとr6s。

俺はカメラを設置し、バレなければいいだろうとゲームに参加してない人の車にもカメラを設置する。怒られるかどうか不安だが、ゲームリセットされるとき自動的に消えるしいいだろうと思った。

雪山を進むと会館みたいなものがあり、俺はそれに入ると、俺以外の友達は出し物をして目立とうとしていた。

フラッシュモブ的に参加するらしく、俺が躊躇していると友達はみんな勝手に始めてしまった。取り残されて寂しい。

友達ゲームキャラガジェットを使い壁を破壊し、中学先生の後ろから、急に裸で出てくる。ゲームリセットされれば壁は治るけれど……と、先生はあきれていた。

賃貸の夢

また賃貸の部屋に戻り、食事を食べに行く。そこには小学校先生もいた。

昼飯は海鮮丼で美味しそうだが、友達は俺の器をとるなり「ご飯多すぎるから減らしてやるよ」と言って、勝手海鮮丼から素手ごはんと魚を半分取り除いてしまう。

しょんぼりする俺。ふつふつと怒りが湧いてきて、その友達トイレに行ってる所に行き、そいつを殴ろうとするが当たらない。そこで一回目が覚めた。

・冬山と海

冬山に戻ると、そこは同時に夏の海があった。日焼けしたライフセーバー風のお姉さんが、俺の前に座って話している。人が居なくなった隙に、

俺はそのお姉さんに近寄り、「温かいね」といって抱き着く。お姉さんもまんざらではなさそうで、そのままこっち側に倒すと、キスをしてきた。

俺もそれに応えてディープキスをする。そのまま挿入しようとしたところで目が覚める。


●夢診断

現実和室賃貸を探していたので、それが影響したのかもしれない。以前も夢で似たような場所に来た気がする。

雪山テレビで雪が降ってる動画を見たからだろうか。

中学友達が沢山出てきたのは、最近中学友達LINEたからだろうか。ただその友達は一人もいなかった。

寝る直前にR6Sというゲームをしていたので、その影響かな。

小学校の時の友達嫌がらせをされたのは、日中そいつ結婚したことを思い出していたからだろうか。「善意に見せかけた嫌がらせ」をして来る奴で、あんまりきじゃなかった。

お姉さんの夢を見たのは、今日女の子と会う約束をしてるからだろうな。

2020-12-16

anond:20201216190052

私が人生うまく行ってないか価値観普通じゃないというのはその通り。

我ながら機能不全家庭育ちのオタク性別家族へ不信感持つパターン典型だと思うし。

でも富野アムロ普通にうまくいってる側じゃなく機能不全育ち側っぽいじゃん。

んで実際前半はいかにこっち側なのに、いつの間にか保守側っぽい普通人生性愛肯定が出てくるのがわかんねーの。

人間関係恋愛絶望気味だった少年ヒロインとの出会いで愛に目覚めて……とかならわかるわけよ(その展開は私は嬉しくないし陳腐だと思うが、物語の流れとしてはわかる)。

でもフラウやファに対しては気むずかしげに突っぱねたりして隣に住む美少女というモテフラグをブチ折るほどちゃん機能不全育ち感出してるのに、ララァやフォウには交流を通しての変化じゃなく出会ってすぐにキョドりもせずいい雰囲気作ったりしてさ、その辺が謎なのよ。

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