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2021-03-22

注目エントリこち

九、ジョバンニの切符きっぷ

「もうここらは白鳥区のおしまいです。ごらんなさい。あれが名高いアルビレオ観測所です。」

 窓の外の、まるで花火でいっぱいのような、あまの川のまん中に、黒い大きな建物が四棟むねばかり立って、その一つの屋根の上に、眼めもさめるような、青宝玉サファイア黄玉パースの大きな二つのすきとおった球が、輪になってしずかにくるくるとまわっていました。黄いろのがだんだん向うへまわって行って、青い小さいのがこっちへ進んで来、間もなく二つのはじは、重なり合って、きれいな緑いろの両面凸とつレンズのかたちをつくり、それもだんだん、まん中がふくらみ出して、とうとう青いのは、すっかりトパースの正面に来ましたので、緑の中心と黄いろな明るい環わとができました。それがまただんだん横へ外それて、前のレンズの形を逆に繰くり返し、とうとうすっとはなれて、サファイアは向うへめぐり、黄いろのはこっちへ進み、また丁度さっきのような風になりました。銀河の、かたちもなく音もない水にかこまれて、ほんとうにその黒い測候所が、睡ねむっているように、しずかによこたわったのです。

「あれは、水の速さをはかる器械です。水も……。」鳥捕とりとりが云いかけたとき

切符を拝見いたします。」三人の席の横に、赤い帽子ぼうしをかぶったせいの高い車掌しゃしょうが、いつかまっすぐに立っていて云いました。鳥捕りは、だまってかくしから、小さな紙きれを出しました。車掌ちょっと見て、すぐ眼をそらして、(あなた方のは?)というように、指をうごかしながら、手をジョバンニたちの方へ出しました。

「さあ、」ジョバンニは困って、もじもじしていましたら、カムパネルラは、わけもないという風で、小さなねずみいろの切符を出しました。ジョバンニは、すっかりあわててしまって、もしか上着ポケットにでも、入っていたかとおもいながら、手を入れて見ましたら、何か大きな畳たたんだ紙きれにあたりました。こんなもの入っていたろうかと思って、急いで出してみましたら、それは四つに折ったはがきぐらいの大きさの緑いろの紙でした。車掌が手を出しているもんですから何でも構わない、やっちまえと思って渡しましたら、車掌はまっすぐに立ち直って叮寧ていねいにそれを開いて見ていました。そして読みながら上着のぼたんやなんかしきりに直したりしていましたし燈台看守も下からそれを熱心にのぞいていましたから、ジョバンニはたしかにあれは証明書か何かだったと考えて少し胸が熱くなるような気がしました。

「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」車掌がたずねました。

何だかわかりません。」もう大丈夫だいじょうぶだと安心しながらジョバンニはそっちを見あげてくつくつ笑いました。

「よろしゅうございます南十字サウザンクロスへ着きますのは、次の第三時ころになります。」車掌は紙をジョバンニに渡して向うへ行きました。

 カムパネルラは、その紙切れが何だったか待ち兼ねたというように急いでのぞきこみました。ジョバンニも全く早く見たかったのです。ところがそれはいちめん黒い唐草からくさのような模様の中に、おかしな十ばかりの字を印刷したものでだまって見ていると何だかその中へ吸い込こまれしまうような気がするのでした。すると鳥捕りが横からちらっとそれを見てあわてたように云いました。

「おや、こいつは大したもんですぜ。こいつはもう、ほんとうの天上へさえ行ける切符だ。天上どこじゃない、どこでも勝手にあるける通行券です。こいつをお持ちになれぁ、なるほど、こんな不完全な幻想げんそう第四次の銀河鉄道なんか、どこまででも行ける筈はずでさあ、あなた方大したもんですね。」

何だかわかりません。」ジョバンニが赤くなって答えながらそれを又また畳んでかくしに入れました。そしてきまりが悪いのでカムパネルラと二人、また窓の外をながめていましたが、その鳥捕りの時々大したもんだというようにちらちらこっちを見ているのがぼんやりわかりました。

「もうじき鷲わしの停車場だよ。」カムパネルラが向う岸の、三つならんだ小さな青じろい三角標と地図とを見較みくらべて云いました。

 ジョバンニはなんだかわけもわからずににわかにとなりの鳥捕りが気の毒でたまらなくなりました。鷺さぎをつかまえてせいせいしたとよろこんだり、白いきれでそれをくるくる包んだり、ひとの切符をびっくりしたように横目で見てあわててほめだしたり、そんなことを一一考えていると、もうその見ず知らずの鳥捕りのために、ジョバンニの持っているものでも食べるものでもなんでもやってしまいたい、もうこの人のほんとうの幸さいわいになるなら自分があの光る天の川河原かわらに立って百年つづけて立って鳥をとってやってもいいというような気がして、どうしてももう黙だまっていられなくなりました。ほんとうにあなたほしいものは一体何ですか、と訊きこうとして、それではあんまり出し抜ぬけだから、どうしようかと考えて振ふり返って見ましたら、そこにはもうあの鳥捕りが居ませんでした。網棚あみだなの上には白い荷物も見えなかったのです。また窓の外で足をふんばってそらを見上げて鷺を捕る支度したくをしているのかと思って、急いでそっちを見ましたが、外はいちめんのうつくしい砂子と白いすすきの波ばかり、あの鳥捕りの広いせなかも尖とがった帽子も見えませんでした。

「あの人どこへ行ったろう。」カムパネルラぼんやりそう云っていました。

「どこへ行ったろう。一体どこでまたあうのだろう。僕ぼくはどうしても少しあの人に物を言わなかったろう。」

「ああ、僕もそう思っているよ。」

「僕はあの人が邪魔じゃまなような気がしたんだ。だから僕は大へんつらい。」ジョバンニはこんな変てこな気もちは、ほんとうにはじめてだし、こんなこと今まで云ったこともないと思いました。

何だか苹果りんごの匂においがする。僕いま苹果のこと考えたためだろうか。」カムパネルラ不思議そうにあたりを見まわしました。

「ほんとうに苹果の匂だよ。それから野茨のいばらの匂もする。」ジョバンニもそこらを見ましたがやっぱりそれは窓からでも入って来るらしいのでした。いま秋だから野茨の花の匂のする筈はないとジョバンニは思いました。

 そしたら俄にわかにそこに、つやつやした黒い髪かみの六つばかりの男の子が赤いジャケツのぼたんもかけずひどくびっくりしたような顔をしてがたがたふるえてはだしで立っていました。隣となりには黒い洋服をきちんと着たせいの高い青年が一ぱいに風に吹ふかれているけやきの木のような姿勢で、男の子の手をしっかりひいて立っていました。

「あら、ここどこでしょう。まあ、きれいだわ。」青年のうしろにもひとり十二ばかりの眼の茶いろな可愛かあいらしい女の子が黒い外套がいとうを着て青年の腕うでにすがって不思議そうに窓の外を見ているのでした。

「ああ、ここはランカシャイヤだ。いや、コンネクテカット州だ。いや、ああ、ぼくたちはそらへ来たのだ。わたしたちは天へ行くのです。ごらんなさい。あのしるしは天上のしるしです。もうなんにもこわいことありません。わたくしたちは神さまに召めされているのです。」黒服青年はよろこびにかがやいてその女の子に云いいました。けれどもなぜかまた額に深く皺しわを刻んで、それに大へんつかれているらしく、無理に笑いながら男の子をジョバンニのとなりに座すわらせました。

 それから女の子にやさしくカムパネルラのとなりの席を指さしました。女の子はすなおにそこへ座って、きちんと両手を組み合せました。

「ぼくおおねえさんのとこへ行くんだよう。」腰掛こしかけたばかりの男の子は顔を変にして燈台看守の向うの席に座ったばかりの青年に云いました。青年は何とも云えず悲しそうな顔をして、じっとその子の、ちぢれてぬれた頭を見ました。女の子は、いきなり両手を顔にあててしくしく泣いてしまいました。

「お父さんやきくよねえさんはまだいろいろお仕事があるのです。けれどももうすぐあとからいらっしゃいます。それよりも、おっかさんはどんなに永く待っていらっしゃったでしょう。わたし大事なタダシはいまどんな歌をうたっているだろう、雪の降る朝にみんなと手をつないでぐるぐるにわとこのやぶをまわってあそんでいるだろうかと考えたりほんとうに待って心配していらっしゃるんですから、早く行っておっかさんにお目にかかりましょうね。」

「うん、だけど僕、船に乗らなけぁよかったなあ。」

「ええ、けれど、ごらんなさい、そら、どうです、あの立派な川、ね、あすこはあの夏中、ツインクル、ツインクル、リトル、スター をうたってやすとき、いつも窓からぼんやり白く見えていたでしょう。あすこですよ。ね、きれいでしょう、あんなに光っています。」

 泣いていた姉もハンケチで眼をふいて外を見ました。青年は教えるようにそっと姉弟にまた云いました。

わたしたちはもうなんにもかなしいことないのです。わたしたちはこんないいとこを旅して、じき神さまのとこへ行きます。そこならもうほんとうに明るくて匂がよくて立派な人たちでいっぱいです。そしてわたしたちの代りにボートへ乗れた人たちは、きっとみんな助けられて、心配して待っているめいめいのお父さんやお母さんや自分のお家へやら行くのです。さあ、もうじきですから元気を出しておもしろくうたって行きましょう。」青年男の子ぬれたような黒い髪をなで、みんなを慰なぐさめながら、自分だんだん顔いろがかがやいて来ました。

あなた方はどちらからいらっしゃったのですか。どうなすったのですか。」さっきの燈台看守がやっと少しわかったように青年にたずねました。青年はかすかにわらいました。

「いえ、氷山にぶっつかって船が沈しずみましてね、わたしたちこちらのお父さんが急な用で二ヶ月前一足さきに本国へお帰りになったのであとから発たったのです。私は大学はいっていて、家庭教師にやとわれていたのです。ところがちょうど十二日目、今日か昨日きのうのあたりです、船が氷山にぶっつかって一ぺんに傾かたむきもう沈みかけました。月のあかりはどこかぼんやりありましたが、霧きりが非常に深かったのです。ところがボートは左舷さげんの方半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。もうそのうちにも船は沈みますし、私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せて下さいと叫さけびました。近くの人たちはすぐみちを開いてそして子供たちのために祈いのって呉くれました。けれどもそこからボートまでのところにはまだまだ小さな子どもたちや親たちやなんか居て、とても押おしのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たちをお助けするのが私の義務だと思いましたから前にいる子供らを押しのけようとしました。けれどもまたそんなにして助けてあげるよりはこのまま神のお前にみんなで行く方がほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。それからまたその神にそむく罪はわたくしひとりでしょってぜひとも助けてあげようと思いました。けれどもどうして見ているとそれができないのでした。子どもらばかりボートの中へはなしてやってお母さんが狂気きょうきのようにキスを送りお父さんがかなしいのをじっとこらえてまっすぐに立っているなどとてももう腸はらわたもちぎれるようでした。そのうち船はもうずんずん沈みますから、私はもうすっかり覚悟かくごしてこの人たち二人を抱だいて、浮うかべるだけは浮ぼうとかたまって船の沈むのを待っていました。誰たれが投げたかライフブイが一つ飛んで来ましたけれども滑すべってずうっと向うへ行ってしまいました。私は一生けん命で甲板かんぱんの格子こうしになったとこをはなして、三人それにしっかりとりつきました。どこからともなく〔約二字分空白〕番の声があがりました。たちまちみんなはいろいろな国語で一ぺんにそれをうたいました。そのときにわかに大きな音がして私たちは水に落ちもう渦うずに入ったと思いながらしっかりこの人たちをだいてそれからぼうっとしたと思ったらもうここへ来ていたのです。この方たちのお母さんは一昨年没なくなられました。ええボートはきっと助かったにちがいありません、何せよほど熟練な水夫たちが漕こいですばやく船からはなれていましたから。」

 そこらからさないのりの声が聞えジョバンニもカムパネルラもいままで忘れていたいろいろのことをぼんやり思い出して眼めが熱くなりました。

(ああ、その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか。その氷山の流れる北のはての海で、小さな船に乗って、風や凍こおりつく潮水や、烈はげしい寒さとたたかって、たれかが一生けんめいはたらいている。ぼくはそのひとにほんとうに気の毒でそしてすまないような気がする。ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう。)ジョバンニは首を垂れて、すっかりふさぎ込こんでしまいました。

「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠とうげの上り下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」

 燈台守がなぐさめていました。

「ああそうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです。」

 青年が祈るようにそう答えました。

 そしてあの姉弟きょうだいはもうつかれてめいめいぐったり席によりかかって睡ねむっていました。さっきのあのはだしだった足にはいつか白い柔やわらかな靴くつをはいていたのです。

 ごとごとごとごと汽車きらびやか燐光りんこうの川の岸を進みました。向うの方の窓を見ると、野原はまるで幻燈げんとうのようでした。百も千もの大小さまざまの三角標、その大きなものの上には赤い点点をうった測量旗も見え、野原のはてはそれらがいちめん、たくさんたくさん集ってぼおっと青白い霧のよう、そこからかまたはもっとうからときどきさまざまの形のぼんやりした狼煙のろしのようなものが、かわるがわるきれいな桔梗ききょういろのそらにうちあげられるのでした。じつにそのすきとおった奇麗きれいな風は、ばらの匂においでいっぱいでした。

いかがですか。こういう苹果りんごはおはじめてでしょう。」向うの席の燈台看守がいつか黄金きんと紅でうつくしくいろどられた大きな苹果を落さないように両手で膝ひざの上にかかえていました。

「おや、どっから来たのですか。立派ですねえ。ここらではこんな苹果ができるのですか。」青年はほんとうにびっくりしたらしく燈台看守の両手にかかえられた一もりの苹果を眼を細くしたり首をまげたりしながらわれを忘れてながめていました。

「いや、まあおとり下さい。どうか、まあおとり下さい。」

 青年は一つとってジョバンニたちの方をちょっと見ました。

「さあ、向うの坊ぼっちゃんがた。いかがですか。おとり下さい。」

 ジョバンニは坊ちゃんといわれたのですこししゃくにさわってだまっていましたがカムパネルラ

ありがとう、」と云いました。すると青年自分でとって一つずつ二人に送ってよこしましたのでジョバンニも立ってありがとうと云いました。

 燈台看守はやっと両腕りょううでがあいたのでこんどは自分で一つずつ睡っている姉弟の膝にそっと置きました。

「どうもありがとう。どこでできるのですか。こんな立派な苹果は。」

 青年はつくづく見ながら云いました。

「この辺ではもちろん農業はいしますけれども大ていひとりでにいいものができるような約束くそくになって居おります農業だってそんなに骨は折れはしません。たいてい自分の望む種子たねさえ播まけばひとりでにどんどんできます。米だってパシフィック辺のように殻からもないし十倍も大きくて匂もいいのです。けれどもあなたがたのいらっしゃる方なら農業はもうありません。苹果だってお菓子だってかすが少しもありませんからみんなそのひとそのひとによってちがったわずかのいいかおりになって毛あなからちらけてしまうのです。」

 にわか男の子がぱっちり眼をあいて云いました。

「ああぼくいまお母さんの夢ゆめをみていたよ。お母さんがね立派な戸棚とだなや本のあるとこに居てね、ぼくの方を見て手をだしてにこにこにこにこわらったよ。ぼくおっかさん。りんごをひろってきてあげましょうか云ったら眼がさめちゃった。ああここさっきの汽車のなかだねえ。」

「その苹果りんごがそこにあります。このおじさんにいただいたのですよ。」青年が云いました。

ありがとうおじさん。おや、かおるねえさんまだねてるねえ、ぼくおこしてやろう。ねえさん。ごらん、りんごをもらったよ。おきてごらん。」

 姉はわらって眼をさましまぶしそうに両手を眼にあててそれから苹果を見ました。男の子はまるでパイを喰たべるようにもうそれを喰べていました、また折角せっかく剥むいたそのきれいな皮も、くるくるコルク抜ぬきのような形になって床ゆかへ落ちるまでの間にはすうっと、灰いろに光って蒸発してしまうのでした。

 二人はりんごを大切にポケットしまいました。

 川下の向う岸に青く茂しげった大きな林が見え、その枝えだには熟してまっ赤に光る円い実がいっぱい、その林のまん中に高い高い三角標が立って、森の中からオーケストラベルやジロフォンにまじって何とも云えずきれいな音いろが、とけるように浸しみるように風につれて流れて来るのでした。

 青年はぞくっとしてからだをふるうようにしました。

 だまってその譜ふを聞いていると、そこらにいちめん黄いろやうすい緑の明るい野原か敷物かがひろがり、またまっ白な蝋ろうのような露つゆが太陽の面を擦かすめて行くように思われました。

「まあ、あの烏からす。」カムパネルラのとなりのかおると呼ばれた女の子叫びました。

からすでない。みんなかささぎだ。」カムパネルラがまた何気なくしかるように叫びましたので、ジョバンニはまた思わず笑い、女の子はきまり悪そうにしました。まったく河原かわらの青じろいあかりの上に、黒い鳥がたくさんたくさんいっぱいに列になってとまってじっと川の微光びこうを受けているのでした。

「かささぎですねえ、頭のうしろのとこに毛がぴんと延びてますから。」青年はとりなすように云いました。

 向うの青い森の中の三角標はすっかり汽車の正面に来ました。そのとき汽車のずうっとうしろの方からあの聞きなれた〔約二字分空白〕番の讃美歌さんびかのふしが聞えてきました。よほどの人数で合唱しているらしいのでした。青年はさっと顔いろが青ざめ、たって一ぺんそっちへ行きそうにしましたが思いかえしてまた座すわりました。かおる子はハンケチを顔にあててしまいました。ジョバンニまで何だか鼻が変になりました。けれどもいつともなく誰たれともなくその歌は歌い出されだんだんはっきり強くなりました。思わずジョバンニもカムパネルラも一緒いっしょにうたい出したのです。

 そして青い橄欖かんらんの森が見えない天の川の向うにさめざめと光りながらだんだんしろの方へ行ってしまいそこから流れて来るあやしい楽器の音もも汽車のひびきや風の音にすり耗へらされてずうっとかすかになりました。

「あ孔雀くじゃくが居るよ。」

「ええたくさん居たわ。」女の子がこたえました。

 ジョバンニはその小さく小さくなっていまはもう一つの緑いろの貝ぼたんのように見える森の上にさっさっと青じろく時々光ってその孔雀がはねをひろげたりとじたりする光の反射を見ました。

「そうだ、孔雀の声だってさっき聞えた。」カムパネルラがかおる子に云いいました。

「ええ、三十疋ぴきぐらいはたしかに居たわ。ハープのように聞えたのはみんな孔雀よ。」女の子が答えました。ジョバンニは俄にわかに何とも云えずかなしい気がして思わず

カムパネルラ、ここからはねおりて遊んで行こうよ。」とこわい顔をして云おうとしたくらいでした。

 川は二つにわかれました。そのまっくらな島のまん中に高い高いやぐらが一つ組まれてその上に一人の寛ゆるい服を着て赤い帽子ぼうしをかぶった男が立っていました。そして両手に赤と青の旗をもってそらを見上げて信号しているのでした。ジョバンニが見ている間その人はしきりに赤い旗をふっていましたが俄かに赤旗おろしてうしろにかくすようにし青い旗を高く高くあげてまるでオーケストラ指揮者のように烈はげしく振ふりました。すると空中にざあっと雨のような音がして何かまっくらなものがいくかたまりもいくかたまり鉄砲丸てっぽうだまのように川の向うの方へ飛んで行くのでした。ジョバンニは思わずからからだを半分出してそっちを見あげました。美しい美しい桔梗ききょういろのがらんとした空の下を実に何万という小さな鳥どもが幾組いくくみも幾組もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした。

「鳥が飛んで行くな。」ジョバンニが窓の外で云いました。

「どら、」カムパネルラもそらを見ました。そのときあのやぐらの上のゆるい服の男は俄かに赤い旗をあげて狂気きょうきのようにふりうごかしました。するとぴたっと鳥の群は通らなくなりそれと同時にぴしゃぁんという潰つぶれたような音が川下の方で起ってそれからしばらくしいんとしました。と思ったらあの赤帽信号手がまた青い旗をふって叫さけんでいたのです。

「いまこそわたれわたり鳥、いまこそわたれわたり鳥。」その声もはっきり聞えました。それといっしょにまた幾万という鳥の群がそらをまっすぐにかけたのです。二人の顔を出しているまん中の窓からあの女の子が顔を出して美しい頬ほほをかがやかせながらそらを仰あおぎました。

「まあ、この鳥、たくさんですわねえ、あらまあそらのきれいなこと。」女の子はジョバンニにはなしかけましたけれどもジョバンニは生意気ないやだいと思いながらだまって口をむすんでそらを見あげていました。女の子は小さくほっと息をしてだまって席へ戻もどりました。カムパネルラが気の毒そうに窓から顔を引っ込こめて地図を見ていました。

「あの人鳥へ教えてるんでしょうか。」女の子がそっとカムパネルラにたずねました。

わたり鳥へ信号してるんです。きっとどこからのろしがあがるためでしょう。」カムパネルラが少しおぼつかなそうに答えました。そして車の中はしぃんとなりました。ジョバンニはもう頭を引っ込めたかったのですけれども明るいとこへ顔を出すのがつらかったのでだまってこらえてそのまま立って口笛くちぶえを吹ふいていました。

(どうして僕ぼくはこんなにかなしいのだろう。僕はもっとこころもちをきれいに大きくもたなければいけない。あすこの岸のずうっと向うにまるでけむりのような小さな青い火が見える。あれはほんとうにしずかでつめたい。僕はあれをよく見てこころもちをしずめるんだ。)ジョバンニは熱ほてって痛いあたまを両手で押おさえるようにしてそっちの方を見ました。(あ Permalink | 記事への反応(0) | 22:20

2020-05-13

[]更紗模様

小説を読んでいるとたまに出てくる言葉で、今まで読み飛ばしていたのだが、改めて調べると面白いことが分かった。

そもそもインド更紗、ジャワ更紗、ペルシャ更紗、シャム更紗など、「更紗」にさまざまな種類があり、なにをもって「更紗」と呼ぶかが一貫していない。一般には天竺風の唐草樹木人物などの文様多色に染めた木綿製品を指すが、日本製の更紗には絹地のものもある。

木綿を用いていて、折ることではなく染めることで模様をつけている異国風のもののを、概してそのように読んでいるらしい。元来「日本後紀」によれば、綿の伝来が799年のことだが、栽培方法等がよくわからないままに絶滅してしまったとのことである(そういえば羊も伝来したが根付かなかったし、乳製品伝統的な日本料理ではほとんど見られない。「醍醐」「酪」の記録そのものはあるのに)。木綿が本邦に根付くのは室町時代を待たねばならない。米作よりも収益性が高いこともあって、江戸中期以降生産が盛んになり、広く普及したそうである

そもそも「更紗」の語源もはっきりしておらず、諸説あり、なんとも不思議言葉であった。

2020-03-20

anond:20200320214339

うん。わかった。私は「高等教育を受けた形跡がない」「最低限の教養が無い」「泥棒の役作りに泥棒ヒゲ描いて唐草風呂敷背負うくらいバカ丸出しだってことでいいよ。

だけど、主観的事実は、脳の優先順位あなたの中の存在の大きさ(例えば、コンプレックス過去トラウマなど)に基づいた連想ゲームから生み出されている、と言うことを知っておいて。

それに逆らわず直感的に言葉を選んで罵倒してしまうと、連想の結びつきが強まって精神を病む原因になること、これは覚えておいてほしい。私が、そもそも医療必要なんじゃないかと思った理由ひとつでもあるから

もちろん、私は低学歴馬鹿丸出しなの事実だけどね!

馬鹿丸出しだけど、言っていることは事実だよ。今は受け止めることができなくても覚えて置いてほしい。最低限、いつか本当に煮詰まったときに、あれだけ罵倒したのにしつこく言ってきた奴がいた、って所で、負の連鎖を続ける連想ゲームの中に一つでも歯止めになればそれでいい。

できたら、医療を受けると言う選択肢を考えて欲しいけれど…。

2020-02-05

4コマ

まんがくらぶ 2020年2月号

森田さんは無口佐野妙
晴れのちシンデレラ宮成樂
有閑みわさんたかの宗美
となりの席の同居人神仙寺瑛
恋愛感情のまるでない幼馴染漫画渡井亘
若旦那はザンネン。小池定路
おまわりさんと悪女ちゃんまどろみ太郎
リコーダーとランドセル東屋めめ
猫僕社長とちまりちゃんヒャク
高尾天狗ミドリの日々氷堂リョージ
のみじょし迂闊
博多女子鬼神のごとく気が強か!?山東ユカ
ト或る夫婦ノ日乗崎由けぇき
わびれもの―子―小坂俊司
ゆるめいつsaxyun
奥さまはアイドル師走冬子
見上げるあなたと星空をとこみち
L△L△Lとく村長
ひなたと三笠ふじた渚佐
箱庭のハコむんこ
ツーリンガール!凪水そう
ファミレスのナガイさん真島悦也
みのり100人お嬢様藤沢カミヤ
さかな&ねこ森井ケンシロウ
ひとりみ天国むんこ



まんがライフ 2020年2月号

動物のおしゃべり神仙寺瑛
お姉ちゃんが来た安西理晃
だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!佐野妙
めんつゆひとり飯瀬戸口みづき
スパロウズホテル山東ユカ
ルナタナティブメランコリー渋谷一月
アスク先生に聞いてみた後藤羽矢子
先生魔女の猫クラップ須藤むら
新春エッセイ企画2020年の抱負
醍鹿館のシェアメイトおーはしるい
成仏するにはまだ早い!飴色みそ
相思相愛!?出雲アユ
旅するように暮らしたい胡桃ちの
ななこまっしぐら小池恵子
キャバはじめました忍田鳩子
だめっこどうぶつ桑田乃梨子
がーでん姉妹竹本泉
ねこごよみさわだまこと
ぼのぼのいがらしみきお
フリテンくん植田まさし
さかな&ねこ森井ケンシロウ



まんがライフオリジナル 2020年2月号

ちいちゃんのおしながき大井昌和
晴れのちシンデレラ宮成樂
リコーダーとランドセル東屋めめ
森田さんは無口佐野妙
ねこうかいぱんだにあ
出会ってしまったツルとカメむんこ
化け猫さんは恩返しがしたい梨尾
ばつ×いちおーはしるい
仮免サンタサンティさん器械
そのアパート座敷童付き物件につき小夏ゆーた
しょうもないのうりょく高野
バーオクトパススケラッコ
草葉の陰からみずきちゃんしんどうあらし
鬼桐さんの洗濯ふかさくえみ
クレオパトラな日々榊原満月
銀子の窓口唐草ミチル
ハッピアワーガール揚立しの
新婚よそじのメシ事情小坂俊史
ごみクラブ遠藤淑子
中年女子画報柘植文
もぐもぐガーデン宇仁田ゆみ
ネコぐらし深谷かほる
プレゼントフォーユー四宮しの
セトギワ花ヨメ胡桃ちの
とーこん家族よしもとあきこ
出没!アダチック天国吉沢緑時
ギャル医者あやっぺ長イキアキヒコ
さかな&ねこ森井ケンシロウ
ぼのちゃんいがらしみきお



まんがタイム 2020年2月号

とぼけ部長代理植田まさし
花丸町の花むすびむんこ
ローカル女子の遠吠え瀬戸口みづき
ラディカル・ホスピタルひらのあゆ
大家さんは思春期!水瀬るるう
軍神ちゃんとよばないで柳原満月
レーカン!瀬田ヒナコ
ご主人様!確保しまぼたん
六畳一間の憑き物石西岡さち
ふたり家族になるまでに黒麦はぢめ
ハニトラなんか怖くない!東屋めめ
茨城ってどこにあるんですか?真枝アキ
良倉先生承認欲求G3井田
俺のベッドはヨーコのもの!?うるひこ
午前0時のおねだりごはんあきひと
テレパス皆葉と読めない彼女諸田トモエ
瀬戸際女優白石さん櫻井リヤ
お天気おねえさんの晴れ舞台きなこ
年上お姉さんと恋の壁mako
神シュフエンタ胡桃ちの

まんがホーム 2020年2月号

らいか・デイズむんこ
川原課長ギャル部下ちゃんおりがみちよこ
キャバ嬢とヒモ一式アキラ
孔明のヨメ。杜康潤
スナックあけみでしかられて松田円
この恋は深見くんのプランにはない。ひのなつ海
菓子リノベーション胡桃ちの
天国ススメ!宮成樂
トメ義母に恋してる桐原小鳥
BL漫画家と受けダンナさんことり野デス子
僕のパパになってください緒川千世
2年B組オネェ先生高瀬
うちの可愛い掃除機知りませんか?裕木ひな
恋はリベンジのあとで辻灯子
めい be loveいちかわ壱
吸血鬼ちゃん死体ちゃんさーもにずむ
うちの秘書さまミナモ



まんがタイムオリジナル 2020年2月号

ラディカル・ホスピタルひらのあゆ
らいか・デイズむんこ
しかツインテール高津ケイタ
大家さんは思春期!水瀬るるう
可愛い上司を困らせたいタチバナロク
コスプレ地味子とカメ課長橙夏りり
敷金礼金ヤンキー付きnamiki
うちらパンツ店長を困らせるsaku
カントリー少女は都会をめざす鬼龍駿河
ローカル女子の遠吠え瀬戸口みづき
ミッドナイトレストラン7to7胡桃ちの
小森さんは断れない!クール教信者
となりのフィギュア原型師丸井まお
わさんぼん佐藤両々
ケムリが目にしみる飯田ヨネ
ネコOLに見えて困ります鳴海アミ
とびだせT.O.Zさくまりょう
僕は女心なんて知りたくないトモエキコ
大奥より愛をこめて松阪



まんがタウン 2020年2月号

新クレヨンしんちゃん臼井儀人&UYスタジオ
コミックエッセイ特集~私が想像していた2020年~
ビギンはもうすぐ閉店しまむんこ
新婚のいろはさんOYSTER
あつあつふーふー佐藤両々
先生の○○がかわいいノッツ
レトロゲーとかマジウケる特別大場玲耶
派遣戦士山田のり子たかの宗美
珈琲と猫の隠れ家相澤いくえ
野原ひろし昼メシの流儀キャラクター原作臼井儀人漫画塚原洋一
かりあげクン植田まさし
夜明けのふたりごはん湖西晶
激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者原作臼井儀人作画高田ミレイ制作シンエイ動画
私たち同じ人を好きになりました佐野妙
時間オーナー店主交代!胡桃ちの
平日休みの堀出さん小坂俊司
モフモフおじさんとOL川泉ポメ
鎌倉ものがたり西岸良平
わが家デイズ青山六郎
ママパートマスター田中なつ
部長と2LDKおりはらさちこ



主任がゆく! No.142

主任がゆく!特別編『ハタチがゆく!』たかの宗美
主任がゆく!月1連載第1話プレイバック『元気に年越し』編たかの宗美
双子コンプレックスおりはらさちこ
若奥様は侵略佐野妙
農学女子そめい吉野
あい・ターンおーはしるい
花野さんとの縁結びは難しい野広実由
事故物件より愛をこめて魔神ぐり子
モノズ散歩お茶してうまし胡桃ちの
悩める菜女のレシピ花福みちる
魔女ヶ丘通信唐草ミチル
金髪女将綾小路ヘレンたかの宗美
きっこと申しま海野
くそじいじと私うず
群馬犬!安西理晃
セタ百貨店3階河合玲奈
桃川桜は変わりたい師走冬子
女王様の卵後藤羽矢子
マチ姉さんのポンコツおとぎ話ツアー安堂友子
れいけ!せっぷく丸大塚みちこ
義母と娘のブルース桜沢鈴

2019-01-18

4コマ

まんがくらぶ 2月号
のみじょし迂闊
となりの席の同居人神仙寺瑛
晴れのちシンデレラ宮成樂
リコーダーとランドセル東屋めめ
有閑みわさんたかの宗美
みのり100人お嬢様藤沢カミヤ
ファミレスのナガイさん真島悦也
鳩子のあやかし郵便屋さん。雪子
恋愛感情のまるでない幼馴染漫画渡井亘
おまわりさんと悪女ちゃんまどろみ太郎
奥さまはアイドル師走冬子
ツーリンガール!凪水そう
フリーターが地味に異世界転移するマンガあまおう
森田さんは無口佐野妙
ゆるめいつsaxyun
愛のたたき売り物産展胡桃ちの
いぬぼのいがらしみきお
おうちでごはんスズキユカ
猫僕社長とちまりちゃんヒャク
えんえん白堂びわ
LLLとく村長
お兄ちゃんビフォーアフター内村かなめ
田舎で、暇だからモテたいお肉おいしい
鉄道少女ふたり山口
麻衣の虫ぐらし雨がっぱ少女群
さかな&ねこ森井ケンシロウ
ひとりみ天国むんこ

まんがライフ 2月号
動物のおしゃべり神仙寺瑛
めんつゆひとり飯瀬戸口みづき
だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!佐野妙
ますたあっぷ原作:仁藤砂雨、作画涌井想太
おまわり中森煙
お姉ちゃんが来た安西理晃
マンドラさんとヒト科たちほずの都
夜のメイドさんあづま笙子
眠り姫と起こさな王子渋谷一凡
紡木さんちの場合碓井尻尾
ファーストクラスニートましろえきあ
スパロウズホテル山東ユカ
成仏するにはまだ早い!飴色みそ
アスク先生に聞いてみた後藤羽矢子
だめっこどうぶつ桑田乃梨子
わくわくワーキングおーはしるい
ななこまっしぐら小池恵子
キャバはじめました忍田鳩子
がーでん姉妹竹本泉
ぼのぼのいがらしみきお
フリテンくん植田まさし
さかな&ねこ森井ケンシロウ

まんがライフオリジナル 1月号
のみじょし迂闊
ちいちゃんのおしながき大井昌和
ふくよかさん井村瑛
新婚よそじのメシ事情小坂俊史
リコーダーとランドセル東屋めめ
クレオパトラな日々柳原満月
ばつ×いちおーはしるい
よっけ家族宇仁田ゆみ
鬼桐さんの洗濯ふかさくえみ
仮免サンタサンティさん器械
ねこうかいぱんだにあ
出会ってしまったツルとカメむんこ
銀子の窓口唐草ミチル
ごみクラブ遠藤淑子
そのアパート座敷童付き物件につき小夏ゆーた
プレゼントフォーユー四宮しの
ネコぐらし深谷かほる
出没!アダチック天国吉沢緑時
とーこん家族よしもとあきこ
おうちがいちばん秋月りす
ねこうかいぱんだにあ
未亡人悪魔仙石寛子
中年女子画報柘植文
おすそわけハピネス桜ヒタミ
ふじんなふたり松田円
みっちゃんアルバート森長あやみ
セトギワ花ヨメ胡桃ちの
井庭バカカラスヤサトシ
ギャル医者あやっぺ長イキアキヒコ
さかな&ねこ森井ケンシロウ
ぼのちゃんいがらしみきお

まんがライフMOMO 1月号
晴れのちシンデレラ宮成樂
森田さんは無口佐野妙
奥さまはライバル師走冬子
お姉ちゃんが来た安西理晃
ファミレスのナガイさん真島悦也
博多女子鬼神のごとく気が強い!?山東ユカ
おうちでごはんスズキユカ
LLLとく村長
ツーリンガール!凪水そう
お兄ちゃんビフォーアフター内村かなめ
1杯で、気分は上々。たじまこと
ポヨポヨ観察日記樹るう
せんせいのお時間ももせたまみ
青春甘辛煮碓井尻尾
バール横丁奇譚胡桃ちの
三護さんのガレージセール黒谷知也
ト或ル夫婦ノ日乗崎由けぇき
さつまと飼い主o-ji
針棘クレミと王の家唯根
さかな&ねこ森井ケンシロウ
わびれもの小坂俊史

まんがタイム 1月号
とぼけ部長代理植田まさし
花丸町の花むすびむんこ
ラディカル・ホスピタルひらのあゆ
大家さんは思春期!水瀬るるう
ハニトラなんか怖くない!東屋めめ
軍神ちゃんとよばないで柳原満月
瀬戸際女優白石さん櫻井リヤ
神シュフエンタ胡桃ちの
となりのレトロガール小坂俊史
レーカン!瀬田ヒナコ
ウレ漫とガケ漫綾野綾乃
茨城ってどこにあるんですか?真枝アキ
ねがい朝倉さん大乃元初奈
見上げればいつも妹が。市川和馬
良倉先生承認欲求G3井田
誰にも言えない丸の内さん火ノ鹿たもん
乙女たちの花筋都築真澄
お天気おねえさんの晴れ舞台きなこ
犬がいるので帰ります近藤あやの
年上お姉さんと恋の壁mako

まんがホーム 1月号
らいか・デイズむんこ
ちっちゃい先輩が可愛すぎる。あきばるいき
週末親子楯山ヒロコ
けいさつのおにーさんからけみ
キャバ嬢とヒモ一式アキラ
みのさんちの大黒柱池田
座敷童子あんこミリ
孔明のヨメ。杜康潤
スナックあけみでしかられて松田円
ふたりの姉に困っています卯々乃
鬼ムコさんと花ヨメさんじろあるば
王子様育成計画市川なつを
転生したら蘭丸でした真田寿庵
川原課長ギャル部下ちゃんおりがみちよこ
天国ススメ!宮成樂
おんなのおしろ辻灯子
広島さん友達になってくださいこみちまい
うちの秘書さまミナモ
歌詠もみじオオトリキノ
菓子リノベーション胡桃ちの
もんもん熊野みみ

まんがタイムオリジナル 2月号
ラディカル・ホスピタルひらのあゆ
らいか・デイズむんこ
きっと愛され女子になる!瀬戸口みづき
ねこまたたび恋ばなし松田円
しかツインテール高津ケイタ
小森さんは断れない!クール教信者
ネコOLに見えて困ります鳴海アミ
ここから風林火山柳原満月
予行恋習カノジョアジイチ
僕は女心なんて知りたくないトモエキコ
スズちゃんでしょ!辻灯子
社外秘神田さん大乃元初奈
ひとりで飲めるもん!コナリミサ
うちらパンツ店長を困らせるsaku
わさんぼん佐藤両々
ケムリが目にしみる飯田ヨネ
マイ・ベスト・腐レンズ星海はやと
カントリー少女は都会をめざす鬼龍駿河
氷室君は板野さんの事が覚えられないかわのゆうすけ
大奥より愛をこめて松阪

まんがタイムスペシャル 2月号
恋愛ラボ宮原るり
可愛い上司を困らせたいタチバナロク
大家さんは思春期!水瀬るるう
ローカル女子の遠吠え瀬戸口みづき
ちんまり経理のヒメ先輩kera
コスプレ地味子とカメ課長橙夏りり
おにいちゃんと呼ばないで桐原小鳥
ミッドナイトレストラン7to7胡桃ちの
ふたり家族になるまでに黒麦はぢめ
穂積くんは猫に勝てないほしな
年上の物理女子可愛いと思いませんか?ツナナエ
吸血鬼さんは無職です瀬川あべる
ごみ先生職場のお医者さん按図よしひろ
ワタシを欲しがる河野さん町田すみ
この恋は深見くんのプランにはない。ひのなつ海
夫の困る顔が好き何屋完夜
しか知らないあやの先輩いつみまお
渚は太陽ひとりじめ山東ユカ
あーちゃんは人見知り青山六郎

まんがタウン 1月号
新クレヨンしんちゃん臼井儀人&UYスタジオ
先生の○○がかわいいノッツ
新婚のいろはさんOYSTER
小春さんずれてない?東屋めめ
ビギンはもうすぐ閉店しまむんこ
かわいい先輩と残業めし梨尾
みんな猫に恋してる唐草ミチル
恋するヤンキーガールおりはらさちこ
野原ひろし昼メシの流儀キャラクター原作臼井儀人漫画塚原洋一
かりあげクン植田まさし
レトロゲーとかマジウケる大場玲耶
荒澤さんのイマジナリーフレンド佐野妙
はつくい転校生市川ヒロシ
派遣戦士山田のり子たかの宗美
うみゃーがね!名古屋大須のみそのさん原作:Swind、作画:くりきまる
鎌倉ものがたり西岸良平
妹がかわいくて恋愛どころじゃありません!川泉ポメ
喪女勇者暮らしたら瀬田ヒナコ
桜田ファミリアツーリスト胡桃ちの
あいたま師走冬子

主任がゆく! No.130
主任がゆく! 歳末大パワフル編たかの宗美
トメ巫女さんと妖精神主野広実由
女王様の卵後藤羽矢子
双子コンプレックスおりはらさちこ
桃川桜は変わりたい師走冬子
事故物件より愛をこめて魔神ぐり子
あいターンおーはしるい
ささくれジャーナル碓井尻尾
くそじいじと私うず
花色プロセス安西理晃
マチ姉さんのポンコツおとぎ話ツアー安堂友子
絶滅蔵菌紀彦
魔女ヶ丘通信唐草ミチル
とろみ極道住吉文子
農学女子そめい吉野
きっこと申しま海野
モノズ散歩お茶してうまし胡桃ちの
つれづれ花譚長田佳奈
るるの恩返し井ノ上ふき
楠瀬くんは管理人不行届うさみ☆
金髪女将綾小路ヘレンたかの宗美
れいけ!せっぷく丸大塚みちこ
義母と娘のブルース桜沢鈴

2012-07-03

http://anond.hatelabo.jp/20120703133705

このケースの悲劇を極限まで推し進めたのが山岸凉子の「天人唐草」じゃないだろうか(あの話は彼氏ではなく父親が癌だが)。

親に抑圧されて育ったりして根底コンプレックスが有ったりすると、こういう過剰に相手に合わせてしまうような交際をしがち。

とにかく、異性のファンタジーを真に受けて実生活で実行してしまうと碌な目に遭わないということだろう。

 
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