はてなキーワード: お土産とは
数年前に一度友人と登ったことがあった。その時は中腹のビアガーデンに行くのが目的だったけど「ビアガーデンのためだけに行くのも...」ということでリフトで中腹まで行ってから頂上まで往復した。その時は滅茶苦茶暑い日でしんどかったのを覚えてる。
昨日は一人で、高尾山口駅からリフトを使わずに登ってきた。目的はダイエット。ちょっと前から筋トレやウォーキングをしているけどずっと街中を歩くのもということで朝5時頃に家を出て6時ごろから登り始めた。
前回リフトを使ったというのが本当に「登った」と言えるのかというなんか謎のモヤモヤがあったのもあったわけだが、そのリフトで飛ばせる区間が実は一番きついという事が分かった。舗装はされているけれど傾斜が凄い。
ダイエットをしているぐらいだから太っていて運動不足な人間なわけで、ちょっと登っただけで心臓がバクバクする。途中つづら折りになっているところは頑張ってヘアピンまで登ったと思ったらまた次の凄い角度が見えて「ハハッ」という乾いた笑いが出てきた。
何とか中腹のリフト乗り場まで着いた時点で40分。そこで少しだけ休んでから続きを登ったが、そこから先は正直楽ちんだった。途中階段が続くところもあるけどそんなに長くないし、前半に比べれば本当に何でもなかった。
数年前にはこの後半だけでヒーヒー言ってたわけだけど、今以上に運動不足だったという事だろう。まぁ猛暑の日だったというのもあるけど。
結局6時に上り始めて頂上には7時半ちょっと前には着いた。登ってるときは雲の中という感じで全然景色が見えなかったけど山頂では雲を抜けたのか景色が良く、富士山も凄く綺麗に見えて良かった。
20分ぐらいしたら寒くなってきちゃったのもあってそそくさと下山。8時台になると登ってくる人が随分増えたから、6時に登り始めたのは正解だった。但しこの時間に登ると下山までどのお店もやってないので、途中で何かを食べたりお土産を買ったりしたい人はもっと遅く行くべき。
下りるときも後半、つまり中腹から下がきつかった。斜度が大きい坂って登りはもちろんきついんだけど下りはずっとブレーキをかけ続けなければならないので脚への負担が凄い。微妙に路面がぬれていて滑らないようにと気を使っていたのもあって精神的にも疲れた。
最終的に9時前には下山が完了してそのまま電車で帰った。登り始めから3時間で往復完了。良い運動にはなった。今年は暑いせいかまだ全く紅葉していなくて青々しい葉っぱが広がっていたので、紅葉し始めたらまた行こうと思う。それまでに痩せてもう少し楽に登れるようになっておこう。
女が下方婚した結果その2:
夫の強い希望で夫婦別財布制、生活費負担割合は収入にあわせて可処分所得が同じくらいに6:4で妻6割負担
家事も分担。夫はだんだんと掃除や洗い物をしなくなり、平気で3日分くらい使った食器を放置するため、やがて食事、洗濯、掃除、ゴミ捨ては妻、夫は風呂のお湯はりボタン押し担当になった。
ある日職場からお土産をもらったと包みを持ち帰ってきた。開けてみると可愛らしい文字で夫宛の手紙が添えられてた。夫はその手紙を見るとひどく狼狽していた。目が泳いでいた。こういうの好きな子なんだよねと聞いてもないことを答えた。
ある日夫が泥酔して帰ってきた。風呂で寝てたので起こしたら風呂に持ち込んでたスマホの画面にLINEのトーク画面が表示されたままだった。
ゆいちゃんという名前と、今日のデートがいかに素晴らしかったかというお礼のメッセージが見えた。また会いたい、はやく奥さん別れてくれるといいね、ずっと待ってる…、といった文字列に、鈍器で頭を殴られたような衝撃が走った。目眩がして立っていられなくなった。
現実を受け止められなかった。が、いろいろと夫の近辺を数週間かけて調べたら少し前から私の7歳年下のゆいちゃんと仲良くやってることがわかった。
最近やたらインスタのポストやストーリーズに❤️が付いてた。しばらくすると、メッセージが届く。元々ガールズバーで働いてたが、最近独立して店を出したらしい。
軽くおめでとう程度の返信はしたが、あまり気にしてなかった。
でも、定期的に会いたい、一度来てほしい、的な連絡が届く。
どうせ営業だと思い、しばらくスルーしてたが、引き続きインスタへの❤️と、この街に来てくれるなら、また遊びたい、ホテルの部屋でゲームしたい等のメッセージが定期的に届く。
まあ、以前に好きだったし、もしかしたらワンチャンあるかと、お土産を持って、思い切って飛行機に乗って会いに行くことに。
一緒に夕食を食べ、僕は一度ホテルにチェックインした後、彼女の店に行くことにした。
おしゃれなカウンターバーには、彼女ともう一人若めの女の子 (ブス) が。客は僕ともう一人だけ。
結局閉店までいて、会計は8万円。まあ、かなり高いと思ったが、我慢した。
その後、僕が先にホテルに戻り、彼女は店じまいをしてから僕の部屋に来るとのこと。
部屋に戻って、LINEしてみると「めんどくさい客が来ちゃって、その対応で時間がかかるかも」とのこと。結局、午前4時過ぎまで待ってみたが、返信なし。
これは完全に騙された & ぼったくられたなと気づいたが、費やした時間とお金は戻らない。不思議と怒りよりも虚しさが心を襲った。
チェックアウト直前の10時ごろにランチの誘いがきたが、スルーした。その後も「また来て」的な連絡があるが、もちろんそのつもりはない。そもそも、客として楽しめる場所ではなかったから。
一時期は大好きな相手だったが、こんな感じで、人間関係をお金に変えることしか考えてない人間いなってしまったのが、とても悲しい。ムカついたと言うよりも、水商売の仕組みに絶望を感じたに近い。
売り上げを上げるためには、どんなコネクションでも最大活用するのが水商売のやり方だと思うが、こんな手法では、どんどん人間関係が壊れていくのではないか。
多くのお金と時間を失ってしまったが、こんな経験のために僕の人生における彼女の存在と一緒に過ごした思い出を抹消してしまったのが、一番キツかった。
ベジータ 「すいません、醤油ニンニクキチンお願いします。あ、クーポン使えますか?はい・・・はい・・・
あっ使えますか!ありがとうございます。えっ?トクトクパックのほうがお得なんですか?じゃあそれでお願いします。はい・・はい・・・
あっ袋いりません。はい。はい。あっ、ありがとうございます・・・・これでトランクスへのお土産は買えたか・・・次はモスバーガーで
夕食の分を買っておくか・・・」
ベジータ 「お、俺はなんということを・・・・あんなにペコペコして・・・・しかも、dポイントを貯めるのを忘れていた・・・・」
トイレ付近の水飲み場でT君に声をかけると、「負けちゃいました」と呟いた。
「よくやったな。今はどうだ、悔しくないか?」と聞いたら、T君は「いや、ないです。悔しくないです」と答えたっけ。
これでいいのだ。その人が本当に努力をして、最後までやりきったとしよう。そんな時、悔いの念は湧いてこない。全力でやり切ったからだ。逆に、全力でやれてないと悔いが残る。
結果の良し悪しは関係ない。その人にとっての天命である。どう足掻こうと必然だった。だから、どんな結果であれ、挑戦は終わったのだと、それまでの自分の道程を認めることができる。
ただ、悔いの念はないけれど、人によっては……。
T君の目に涙が溜まっていた。
「先生。これ、悔し涙ですかね?」
「多分違う。そういうのはな、あの練習をしてればよかったとか、あの場面でああしてりゃよかったとか、そういう空虚なのとは違う。そうだろ?」
「T君はな。自分を認めることができたんだよ。諦めずに、走り続けてよかったって、そういう自分を認めてるんだよ。そんな自分になれたのが嬉しくって、だから今、お前は涙を流してる」
「じゃあ、先生はなんで泣いてるんですか?」
「これ? ああ、これね。これは……」
「ミキプルーンの苗木」と言いかけて俺は、「お前が凄かったから感動したんだ」と伝えた。それで、碌にT君の顔を見ずに振り返って、試合場に帰った。恥ずかしかった。
ここでまた、例の漫画(拳闘暗黒伝セスタス)の場面が脳裏に浮かんできた。確か、試合に負けたセスタスを、師匠であるザファルが鼓舞するシーンだった。おそらく序盤の方だ。未読の人の楽しみが減るから、具体的にどういう場面かは書かない。気になる人は探して読んでほしい。
T君が得たものは大きい。勝っただの負けただの、結果にそこまでの価値はない。一生懸命やって、試合で全力を出し切って、結果を受け止めたんだろ? 高校生でそこまでやれたら十分だよ。
T君よ。今は幸せにやってるかどうかわかんないけどさ。俺、君を教えることができてよかったって、マジで思ってるよ。またどこかで会えたらいいな。
ちょっと休憩してから試合場に戻ると、柔道畳のすみっコのところで、T君とN君が談笑してるのが見えた。N君の肘が、T君の腕のあたりを突いていた。どちらも、にこやかに笑っていた記憶がある。
それから、あのN君だが……周りを寄せ付けない強さで県大会優勝を果たした。手元にある当時の「全国高等学校体育連盟柔道部 研究調査報告」によると、N君は全国大会で4勝して第三位に入っている。
県大会が終わって、T君は時間に余裕があるようだった。昼に営業してる隠れたお店で飲み食いして、広島城の通りをブラブラと広島駅まで歩いて行った。T君はずっと田舎育ちらしい。目をキョロキョロさせていた。
最後に、福山行の新幹線に乗って帰途についた。T君は、親が福山駅前に迎えに来てるようだった。彼を見送ると、大会の旅程をすべて終えた。
ところで、この日のことで、もうひとつ記憶に残ってることがある。あれは福山駅の構内だった。アパートに帰ろうとして時刻表を確認すると、微妙な時間帯だった。
アパートまでは、あと二駅だった(高校のすぐ近く)。歩こうか、それともローカル線を待とうか、はたまた……今日はいい気分なので、夜になったら少し吞んでいこうかなど、いろいろ考えていた。
印象的な出来事があった。
結局、国道沿いにある居酒屋で呑もうと思って、一旦自宅に帰ることにした。福塩線のホームで電車を待っていた。すると、そこに中学生の女子がひとりで居た。制服姿だった。どこの学校かはわからない。俺、元々は広島市民だしな。ただ、部活の大会帰りなのはわかった。日曜日にスポーツバッグを持ってるのはそういうことだ。
その子、スポーツバッグにストラップを付けてた。2つ。手のひらサイズの大きいやつだ。それが気になった。リラックマのやつだった。
ちょっと声をかけてみた。「ねえ、あなた」と言って、その子がこっちを向いたところで、「それ、かわいいね!」って指さしたんだよ。その茶色い熊と、黄色い鳥のストラップを。
その子は一瞬固まってた。何言ってるかわからない、という様子だった。俺は、もう一度「それ……」と言うと、その子はストラップを見た。「かわいいね」ともう一度伝えたら、その子は目をギョッと開けて、俺の肩口の方を見てきた。顔じゃなくて。
それで、何秒間もずっと目を大きく見開いている。声は出さなかった。よほど驚いたのだろうか。
別の方から、「あの、ちょっとあなた!」という男の声が聞こえた。30くらいの男性だった。恰好はそんなに覚えてないが、ジャージ姿で恰幅があった。何かスポーツをやってそうだった。
その人が、俺に声をかけたのだ。『あーそうか、部活の引率の先生なのかな』と思い、そいつの方に歩いていった。
「俺がどうかしました?」
「いえ、うちの生徒に声をかけていたので。気になって」
「それで?」
「どういう関係かなと」
「全く知らねー間柄ですけど」
「そうですか」
「全く知らない間柄だと、声をかけたらいけないんすか?」
「いえ」
「そんな法律あるんか、オイ?」
「いえ、それは……」
「いえ、ないです……」
「じゃー、あなたの対応って失礼とちゃうんですか? 俺、これでも学校の先生だよ。私立だけど。あんたと一緒」
「えぇ、そうなんですか。すいません……全くそうは見えませんでした」
「俺、傷ついたよ。責任とってくれる?」
「いや、その。すいません」
すでに距離が近かった。声色と態度でわかる。こいつは萎縮してる。初めは語気があったが、俺が近づくと萎縮した。ビビった声色になってる。
わかるんだよな。男同士だったら。雄としての『格』の違いが。こいつは自分が格下だと認めていた。自分で言うのもなんだが、普通の男だったら俺が街中を歩いてると道を開ける。
当時、福山駅のあたりの居酒屋で、若い連中がさ。冗談で女子店員のおっぱいとか、お尻を触ったりしてたんだよ。それで、俺が「兄さん。そういうのはいかんよ」と声をかけると、途端に目を伏せて――何もなかったかのように酒を飲み始める。基本は、犬や猫だってそうだろう。強い雄には道を譲る。そういうものだ。
ひるがえって俺は、またその子に声をかけた。
「ビビらせてごめんな。それがかわいいなって、それだけ言いたかった」
「どこまで帰るの?」
「川野辺まで」※よく聞こえなかった
「へー。俺はそれより前の駅だと思う」
「そうなんですか?」
「もし今度、あの先生がいない時にどこかで会ったら、話とかしない?」
「いいですよ!」
「約束な」
その子と一緒の電車の車両に乗ったけど、喋りかけたりはしなかった。空気を読んだ。
アパート付近にある駅で降りると、家でちょっと支度をして、夜になると自転車に乗って遠くの国道沿いにある飲み屋街に出た。書いてるうちに思い出してきた。あれはサンキューランドだっけ。
当時は、お酒を飲んで自転車に乗るのはセーフだった。そういえば、毎年18才の大学新入生が歓迎会でお酒飲み過ぎて、毎年死んでたっけな。そういう時代だった。
それから、その子と会うことはなかった。確率的にありえないとわかっていたが、ニアミスくらいはしてるかもしれない。
中学生で思い出した。今これを読んでいるあなたが男か女かはわからないが……中学生とセックスをしたことはあるだろうか? 俺はある。
あれは、まだ中学二年生の時だった。ひとつ年上の、女子柔道部の先輩がいた。柔道にひたむきな人で、めちゃくちゃ強くてさ。小学生の頃の俺はまったく敵わなかった。中学に上がってからはガチの柔道部に入ったので、男女で組み合うことはなくなった。
そんな彼女は、全国中学校柔道大会でベスト8に入って、広島市内にある公立の名門高校にスポーツ推薦で合格してた。
子どもの頃から柔道が好きだった。朝鮮学校じゃなくて、一般の中学校を選んだのもそれが理由だ。その中学校は柔道部が強かった。ハーフの俺でも入部を断ったりしなかった。それが理由だ。朝鮮学校の柔道部の方が強かったら、そっちを選んでいた。
その先輩のことが、俺は好きだった。だって、自分の道に真剣なんだぜ。ほかの中学生と比べて大人だった。52kg級で背丈は小さいけど、当時の俺だって油断したら投げられてた。
その先輩が中学を卒業する年、俺の家に来ることがあった。学校帰りだった。
その日、家族はまだ帰ってなかった。俺の部屋の中で座って、コーヒー飲んだり、マンガの話をしたり(幽遊白書……電影少女……BOY……まだ実家の本棚にあるだろうか)、くだらない話をしてた。詳しくは覚えてない。
ある瞬間だった。先輩が、俺の制服の奥襟をふざけて握ったのだ。俺も反動で、奥襟を握り返した(反応するのが癖になってた)。それで、グイっと手を引いたら、先輩の顔が近くにあった。それで……思わず抱きしめてしまった。
先輩は縮こまってたけど、やがて俺の肩を押した。抵抗してた。「先輩、好きです」と言ったけど、「彼氏いるから」だってさ。すると、先輩が無理やり立ち上がって、部屋を出て行こうとした。
まっすぐ追いかけて、先輩が部屋を出る前に腕を捕まえた。ヨイショッと体全体を掴んで、そのまますくい投げのように抱きかかえて、ベッドにまで運んで転がした。
そして、上に乗っかって、先輩の顔を見詰めていた。どんな表情だったかは覚えてない。「好きだ!」と大声で叫んだのは間違いない。
先輩は固まってた。俺は覆いかぶさって、そのままキスをした。手首とか指を掴んで、そこからはアッという間だった。先輩も抵抗はしなかった。ただ、ずっと受け入れていた。最後までいった。
最後までやった後、ベッドの中で先輩の体を抱きかかえて、「彼氏と別れろ!!」って求めた。何度も。何度も。三度は言ったと思う。先輩は悩んでたけど、最後には「はい」って返してくれた。それから口づけをして、ずっと体をくっつけ合っていた。あれは、あの瞬間だけは、本当に受け入れてくれたんだと今でも信じてる。
それから、何度か食事をして、デートにも行った。本当に数回だけど。子どものうちって、こんなもんだよな。
残念ながら、先輩が高校に進んでからは柔道の試合会場でしか会うことがなかった(当時、携帯電話は大人の嗜好品だった。子どもが持つものではなかった)。試合場で俺が声をかけると、前と同じように笑ってくれた。
高校からは、柔道をやってる男女の距離は離れてしまう。物理的にも、精神的にも。まるで違う存在になったみたいだ。先輩も俺も、柔道の名門高校に進んだこともあって疎遠になった。でも、どっかでまた告白しようと思っていた。
あれは、先輩が高三になる年の、大会名までは覚えていないが……先輩は、規模の大きいローカル大会に出場していた。全国から有名校が集まってくる。俺も出場していた。
その日先輩は、団体戦の時に、投げられた拍子に首から柔道畳に突っ込んでしまった。それでひどいことになった。
そのシーンを見ていた。相手の選手は、先輩を背負いで投げる時に、もうちょっとで投げられるって思ったんだろうな。自分の頭を柔道畳にダイビングさせて、その勢いで先輩を垂直に転がそうとした。しかし、最初に畳についたのは先輩の頭だった。それで、頸部を痛めて試合中に意識を失った。
先輩は、頸椎損傷で意識不明の重体になった。あれは今でも覚えてる。救急隊員がタンカを運んできて、柔道場から大急ぎで先輩の体を運び出していくのを。
意識は戻ったが、先輩の体は動かなくなった。脊髄がやられたらしい。もうすぐ高三になるタイミングだった。
柔道はできなくなったし、学校にも通えなくなった。先輩は、公立高校にスポーツ推薦で入学していた。柔道できないとなったら肩身が狭いだろうし、そもそも卒業できるか怪しかった。
結局、卒業はできなかったんだっけ。病院から出られないんじゃ、しょうがないけど。俺、その頃は高二だったけど、先輩の病室に月に一度は音連れた。
今の状態のこと、いろいろ話したっけ。首から下の感覚がなくて、手足がまったく動かせないわけじゃないけど、お風呂に入っても温度とか感じないんだってさ。
俺が高三になる頃には、病院から出て車椅子で生活できるようになっていた。自宅で療養してたけど、脊髄以外にも問題があるようだった。合併症で、呼吸とか循環とか消化とか、そういう機能にも。
大学進学で東京に出たら、先輩には会えなくなったけど、メールはしていた。今でいうガラケーである。当時は最新鋭の機器だった。中高生が見るようなバラエティ番組で、ケータイやPHSのコマーシャルが流れていた。先輩とのメール内容は思い出したくない。少しは覚えてるけど。
大学の長期休みの帰省時、先輩に会いに行っていた。先輩、いつも普段着で、オシャレができないのを気にしてたっけ。俺はもちろん、そんなことは気にならなかった。ずっと先輩に会いに行っていた。
大学三年生の終わり頃だった。先輩が自宅で亡くなってから、携帯電話とか、誕生日プレゼントとか、一緒に撮った写真とか、先輩との思い出ごとゴミに出した。今では取っといた方がよかったと思うこともあるが、やはり捨てといてよかったと思い直す。
せっかくの機会なのでメールを思い出してみるが、本当に部分的である。脈絡なくて意味不明だし、記憶の改ざんが起こってる可能性大である。お許し願いたい。
いつも大体、俺からメールを送信していた。先輩とのメールは何十回も見返したから記憶にこびり付いてる。
「東京ばな奈」
「あれ、前も食べなかった?」
「また食べたい」
「リハビリとかしてるの」
「してない」
「どうして?」
「無駄だし」
「体が動かない。自分でどうにもできない」
「車いすで動くのは? また一緒に外に行こうよ」
「恥ずかしい。あれで外出たくない」
「やったじゃん」
「次の決勝リーグで負けたけど」
「一年生でそれならすごいじゃん」
「次は勝ちたい。俺がレギュラーなったら、試合見に来てくれる?」
「え。親がお金出してくれるかな」
「出してくれるよ、きっと。だめでも説得する」
「 くんは彼女いるでしょ?」
「いないよ。できたことない」
「うそ」
「嘘じゃない」
「今年の春、私に結婚したいって言ったの覚えてる?」
「うん」
「約束守れる?」
「うん。自活できるようになったら迎えにいく」
「じゃまだからやめた方がいいよ」
「邪魔じゃない」
「じゃまだよ」
「俺と結婚するの嫌?」
「ううん。 くんと結婚したい」
「俺の力だけだと、どうにもなんないけど笑」
「 くん。体がイタイ…」
「大丈夫?」
「うん。痛い。けどがんばれるかな」
「できるよ」
「呼吸も苦しい」
「電話する?」
「できない。息ができない」
「今度の春休みに会いに行く」
「きてほしくないかも」
「なんで?」
「どうしても」
「歩けるようになりたい」
「なれるよ。絶対」
「なれるかな」
「うん」
「ありがとうね」
「 。今、何をしたい?」
「さわりたい」
「何に?」
「 くんに」
「俺も にさわりたい」
「ほんとうに?」
「本当だよ」
先輩は自宅で亡くなった。先輩の両親は言わなかったけど、後に自殺だということがわかった。
その時分、大学三年生だった俺は、国内でも国際でも大きい大会があったから、お通夜にも葬儀にも行けなかった。納棺日に間に合わなかった。お骨も拾えなかった。
それから今に至るまで、本当に好きな人っていうのができたことはない。年齢を重ねることで、恋愛する能力が落ちているだけかもしれないが
お墓参りはずっと行ってたけど、近年は行ってない。夢の中に先輩が出てきて、「もう来なくていいよ」と言われたのだ。夢の中だったけど、信じることにした。朝起きたら、涙が出ていた。
ありがとう先輩。先輩のこと覚えてる人間、俺が人類で最後になれるよう祈っててほしい。
次です(最後)
コンサートとかで遠出した時は高速乗って帰るんだけどさ
大体土曜開催の場合は18時に開演して20時過ぎとかに終わるパターンが多くて、地元に戻ると10時過ぎて店もほとんどやってない場合があるから、途中のサービスエリアで飯食って帰ることがよくあるんだ
ついでにお土産も買ったりしてさ
でも週末の夜のサービスエリアの雰囲気ってなんか独特だと思うんだ
帰りなのか行く途中なのかわからないけどどっか遠出してるんだろうなっていう陽キャというかヤンキーくずれみたいなあんちゃん数人、自分と同じイベント参加してたであろう物販のTシャツ着たカップル、示し合わせたかのように皆同じような格好した地雷系みてーな女子の集団、群れてイキってるバイカー、陰キャ童貞の自分とか
週末の夜のサービスエリアに普段交わらないような人たちが同じ場所に集まって飯食ったり土産物物色してるのってなかなかにカオスというか異様というか
普段出会わない奴ら同士がぶつかって一悶着起こるんじゃないか、そんな緊張感を味わいながら飯食うのが好きなんだ
例えるなら初めて羅生門を読んだ時みたいな感じ
俺は下人かそれとも老婆か、奪うのか奪われるのか、蹴るのか蹴飛ばされるのか、そんなことを妄想しながら飯食ってると味なんか覚えちゃいねえ
何もなければ虚脱感を胸にそのままハイウェイに乗って帰路につく
そしてドキドキしながら眠れず夜を明かすんだ
子供が1歳と4歳で、荷物が多くなるから宿泊先に荷物を事前に送ったんだけど
精神がぼろぼろになった
衣替えするのか?というぐらい大量の秋服を三人分並べて、選んで……
あとイベントに使うそれぞれの衣装用意して、服のタグにお名前シール貼って……
現地に私が持参するお土産6軒分あってかさばるし(都内在住で東京土産を渡す)
子供はどちらも娘なので、ブルマパンツ、レッグウォーマー、ショートパンツ、長ズボンそれぞれ用意した(秋なのでいろんな気候に対応できるように)
今まで旅行は荷物送る場所は一つだけだったからあまり苦労を感じなかったが、今回は二ヵ所なので精神的疲労が大きく
「あれ?家族旅行ってこんなに準備大変だったっけ?」って思った
現地に荷物送らないと無理
鯖寿司といっても、松前寿司とか鯖棒寿司とかバッテラとか、厳密にはそれぞれ種類があるけれど、それは本題ではないので置いておくぜ。
とにかく、鯖寿司は最高だ。
なにぃ? 最高の寿司は、大トロだとぉ? イクラだぁ? ウニだぁ?
大トロなんて一貫食えば十分だ。もう一貫、もう一貫と食い進めるもんじゃねえ。
でも、鯖寿司はそれだけで腹いっぱい食えるうまさをもっている。
そもそもが、握りずしなどという代物が、寿司においては邪道な物だ。
寿司とはもともとはなれずしという(以下略。文章が長ったらしくなったので消した。気になる人は「なれずし」で検索してくれ)
ってなわけで、寿司ってのはもともとが長期保存を目的とした発酵食品だったんだ。
だから、ネタの鮮度だとか、握りの技術だとか、握りたてがうまいだとか、みんなちゃんちゃらおかしいおべんちゃらだってことさ。
それに対して、鯖寿司は違う。もちろん、なれずしほどには発酵してないけれどもな。
たいがいの寿司(握り寿司)は握りたてがうまさのピークで、時間がたつほどにネタもシャリも乾燥してまずくなるけれども、鯖寿司は違う。
(注:酢の〆具合によって消費期限が違うから一概には言えない。酢の効いたものはもっと(4日くらい?)寝かせた方がうまい)
金曜日の夜は、寿司屋に行っていろいろと食うけれど、最後には鯖寿司をお土産として持ち帰る。
そして、冷蔵庫に入れて、翌朝寝かせた鯖寿司を弁当として持って行く。
土曜日の休みに外出先で昼飯に食う寝かせた鯖寿司が最高にうまい。
金曜日の夜に食った、大トロよりイクラよりウニよりも遥かにうまいのだ。
鯖寿司は最高だ。
次点としては、朴葉寿司や柿の葉寿司のように、包んで寝かせる寿司こそがやはりランクインされるべきだろう。
音楽を聞くことが好き。
けど俺の好きなアーティストのコピバンをしている人には劣っている。趣味としての在り方も、たぶん愛も。
好きなアーティストのライブも行けないしな。てんかんだから光の明滅が見れないんだ。
絵を描くことが好き。
けど俺より絵が上手い人なんて星の数ほどいる。そもそも趣味にしてます、って言えるくらい上手くないし、描く時間も足りてない。見た人をちょっと不快にさせるレベルの絵しかかけないんだ。
けどインスタとか見てたら友人は、俺より多くの給料をもらって色んな県を巡ってる。俺は所詮県内で、同じ方言で同じお土産ばっかり売ってる場所を巡っている
キーボードを弾くことが好き。
けど作曲なんて出来ないし、俺より上手い人なんてごまんといる。あとバンド組んでその中で活躍してるキーボードの方がカッコイイし、趣味として成り立っている。
こんなところでボヤいてないで、もっと意味のあることをしろよ、って感じだよな。
なのに行動力がないんだ。人に言える趣味もなく、YouTube shortダラダラしてる人の日常だ。ガクチカとか聞かれたら詰んでた。
ずーっと好きなことをしている時も劣等感が付きまとっている。
どうしたらいいんだ。行動すればいいだけなんだろうな。
別に追いかけては無いけど伊勢神宮に行った時に伊勢志摩メグのお土産買って帰ったな
1000円以上買ってくれたらおまけ付けますって書いてたから1000円以上買ったらおまけをめっちゃ探してもらって申し訳なくなった
2泊3日までなら普段のリュックと増えた荷物は買い物バックでいいけど、3泊からならスーツケースにしちゃうな
一番嵩張るのは服
汗で臭くなっちゃうので着替えたい
2泊3日までなら着替え+1回だけコインランドリーというパターンで過ごすけど、コインランドリーが今すごく高くて1回1000円くらいかかっちゃうのであんまり使いたくない
宿泊先の洗濯機が空いてたらラッキーだけど大抵2台くらいしかないから基本誰かが使ってる
誰かが使ってると1時間は空かないので待ってられなくてランドリー
女性特有のお菓子の交換を「マウンティング合戦」なんて考えてる認知の歪み切った人は是非とも腐女子になってイベントに出てみて欲しい…遠方に住む同士達に如何に故郷の美味いものを食わせるか…若しくは可愛いパッケージでもてなすか…そこには愛と慈しみしかなく、さぞかし自分を恥じるに違いない…— くらた🐞 (@harusamebonbon) September 20, 2024
そもそもなぜお菓子をあげるという行為は喜ばれるはずだと思えるんだろう。貰いたくない人間もいるのに。
マウント合戦とか、好意とか、腐女子とか、女とか、男とか、同性とか異性とか全部どうでもよくて、ただ他人に貰ったお菓子とか気持ち悪くて食えない。味の好みとかも関係ない。お菓子以外の食品でも気持ち悪い。
手作りとか、既製品とか、個包装とか、衛生面がどうとかも関係ない。ただ気持ち悪い。
会社で配られるお土産とかも、断れそうなら断るし断れない時はこっそり捨てる。正直捨てるために触ることすら気持ち悪い。
プレゼントでアクセサリーとか身につけるものを貰うことだってあるし、ファンレターを貰うこともあるが、気持ち悪いから全部捨てている。アクセサリーは義務として身につけている状態で会ったりとかはしたが、それも気持ち悪くて吐きそうだったし義務を果たしたと判断したらすぐ捨てる。
自分を理解してほしいとも思わず、なぜ世間の人間の大多数は人に貰った物を気持ち悪いと思わないのだろうか。という疑問と嫌悪感だけがある。
・霞ヶ関基準だとよくあるレベルの、気の回せないウスノロに相応の注意しただけで、ぬるい県の地方公務員を国家公務員に引き上げてやろうとしたのに。むしろ県民には有益だろ。
・お土産持って帰ったから何やねん?別にそれで変な便宜をはかったり、官製談合した訳でもないし、県の実務に影響してないだろ。今までおこぼれもらってた職員の単なる嫉妬だろ。
・キチガイがアジビラなんて作って撒いて自殺して、精神病んだ奴の迷惑行動だし、統失の奴なんかよくいるんだから。
・東大出て総務省官僚やって激務微妙な給料で国に尽くしてきた俺が、何で1000人以上いる県職員の中で精神病者の1人2人が自殺した程度で人生狂わされなきゃいけないんだ、それくらいの割合で病気の奴なんているし死ぬやつだっているだろ。俺のキャリアが潰されるのは国の損失だし極めて理不尽。
こういう事なんだろう
合理的に考えれば言いたいことは結構分かるんだが、世の中頭よりも感情で動く人間が多いんだしそれを表に出しちゃあ終わりだろと思う。