2024-10-05

寿司を超える寿司など存在しない

寿司といっても、松前寿司とか鯖棒寿司とかバッテラとか、厳密にはそれぞれ種類があるけれど、それは本題ではないので置いておくぜ。

とにかく、鯖寿司は最高だ。

なにぃ? 最高の寿司は、大トロだとぉ? イクラだぁ? ウニだぁ?

まぁ、それらの寿司も確かにうまいさ。

でも、そのネタだけの寿司を腹いっぱい食いてぇか?

トロなんて一貫食えば十分だ。もう一貫、もう一貫と食い進めるもんじゃねえ。

イクラだってウニだってそうだ。

でも、鯖寿司はそれだけで腹いっぱい食えるうまさをもっている。

これこそが、俺が鯖寿司最高を主張することの根拠の一つだ。

そもそもが、握りずしなどという代物が、寿司においては邪道な物だ。

寿司とはもともとはなれずしという(以下略文章が長ったらしくなったので消した。気になる人は「なれずし」で検索してくれ)

ってなわけで、寿司ってのはもともとが長期保存目的とした発酵食品だったんだ。

からネタの鮮度だとか、握りの技術だとか、握りたてがうまいだとか、みんなちゃんちゃらおかしいおべんちゃらだってことさ。

それに対して、鯖寿司は違う。もちろん、なれずしほどには発酵してないけれどもな。

たいがいの寿司握り寿司)は握りたてがうまさのピークで、時間がたつほどにネタシャリ乾燥してまずくなるけれども、鯖寿司は違う。

できたてよりも1日くらい寝かせたものの方がうまい

(注:酢の〆具合によって消費期限が違うから一概には言えない。酢の効いたものもっと(4日くらい?)寝かせた方がうまい

金曜日の夜は、寿司屋に行っていろいろと食うけれど、最後には鯖寿司お土産として持ち帰る。

そして、冷蔵庫に入れて、翌朝寝かせた鯖寿司弁当として持って行く。

土曜日休みに外出先で昼飯に食う寝かせた鯖寿司が最高にうまい

金曜日の夜に食った、大トロよりイクラよりウニよりも遥かにうまいのだ。

寿司は最高だ。

次点としては、朴葉寿司柿の葉寿司のように、包んで寝かせる寿司こそがやはりランクインされるべきだろう。

寿司を超える寿司ははたしてあるだろうか? いやないだろう。

あるとすればなれずしくらいしかないだろう。ならばこそ、いつかはなれずしを食ってみたいものだ。

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