はてなキーワード: 虫垂炎とは
現役医師ですけど、まずその電話は仕事用ということでいいと思います。
ただ、その番号を患者さんに直接渡すというのは通常業務ではちょっと考えにくい
何も思ってない患者に直接つながる電話番号渡すとか、めんどくさいことになるリスクしかない(時間外に鬼電してくるとか)
一般的には何かあったら看護師さんを通じて連絡してもらうんじゃないかと
ということで、自分の予想は元増田さんにちょっと気があるのではと思います
ただ、いきなり本携帯の連絡先を渡すのはハードルが高いのでとりあえず業務用を渡して様子を見てるんじゃないかと
チャンスがあったら「どういうときに連絡したらいいんですかー?」って聞いて反応を見てみては?
「症状が悪化した時です」みたいな業務的な返事が返ってきたら本当に業務、「暇なときとかしてもいいよ」とか言ってきたらちょっと脈ありみたいな。
ただ、気を付けてほしいのがその年代の外科医ってチャラいの多いです。
最悪、本携帯の連絡先を渡さなかったのは既婚だからという可能性もある。
あまりのめりこまずに慎重に経過をうかがいましょう。
偶数月末に発売される雑誌。電子版の発売を待って買った。今回はいつもの半分くらいしか掲載作品数がなく、しかも好きなタイトル全部休載という、悲しいことになっていた。
だからといって課金を怠ったあとで休刊になられたら寝覚めが悪すぎなので、定価で購入。ほんとは次号の発売と同時に450円引きくらいになるので、推し作品が載ってない号は値引きを待って買うのが賢いのかもねー。そもそも買わんでもいいのか。
センターで最終回。なんか、攻めと受けが果てしなくセックスしていたという印象なのだが、攻めが虫垂炎で入院したり、攻めが気まぐれに買ってきた仔犬に邪魔されたりとかで、エロ禁していた時期もある……はずだけど、果てしなくセックスばかりしていたような?
初期の頃を読み逃したせいで攻めと受けの関係性がよくわからんのだが、
という理解でいいのだろうか。
最終回。79号表紙もこれ。
すっごい爽やかに終わった。登場人物が高校生だからか、エロなしで終わった。少女漫画的。少女漫画より爽やかだけど。
これまた爽やかな少女漫画的BL! 清涼感すごい。どうしたの今号のCannaは!? いや休載が少ない時でもそんなにドロドロしてないっぽい作品が多いけど。
第2話の後編ということで、心情描写メインで物語が動いたわけではないっぽい。
けもみみ主人×従僕獣
受けの狐の口の描線がふにゃふにゃしてるところが私のツボにヒットした。狐の口のふにゃふにゃをずっと凝視していたい。あと、受けの前足も可愛い。ちゃんと狐っぽい。銀貨を握りしめて人里におりて手袋を買いに行って欲しいお手々。とにかく受けが可愛い。
タイトルが良すぎる。タイトルの語呂が良すぎる。ベルガモット&サニーデイ。声に出して読みたい英語(ただし日本語イントネーションで)。
上司×部下のエロから始まる恋愛はヤバいと思った私は、はてなに毒されてソウルジェムが真っ黒に汚れている。
エロはあるけど爽やか系。今回のCannaはほんと爽やかだな……。
私はこういうSFっぽくてハードボイルドっぽい作風が好きだな!
1話~3話は渋い感じだったが、今回は急にBLっぽくほわほわしてきた。エロはない。この人たちどうやってスケベするんだろう、と謎は深まるばかりの鉄壁な服装(というより装甲と、防護服)。まあ、べつにエロはなくてもいいんだ。
BLというよりはハーレクインとかレディコミみたいな画風。フランス書院っぽい。そもそもCannaはフランス書院が発売しているのだが。けもみみかつ娼館もの。華やかだけどネガティブな娼館っぽい。
受けがすごく美人だが、BLである必要性があるのか謎なほどに女性的。だけど、絵が綺麗だからまあいいかってなる。
最終回。最終回作品のうち、これだけ後半に持っていくのか……。
ぶっちゃけ前半の数話を読んでいないせいで、ストーリーが全くわからん。受けが未亡人的な何かなのかなあ? と想像するのみ。
今号ではこれが一番楽しみだった……。BLを差し置いて宇宙猫の「サン」にスポットが当たりまくる回。2話以降ずっとそうな気もするけど。攻めの「いまぢ」は出張により欠席。受けの「ほづつみ」はいつも通り。
ちゃづけ(犬)×サン
なのではないかという気がしてきた。今回もエロはなし。爽やかだ。でも服は破ける。
よくわからないけど、受け(?)のスタッフが気の利く男だというのはわかった。あ、もしかしてホストの方が受け? 過去回読み直してこよ……。
次号は最推しの『シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸)と『リビングデッド』(朝田ねむい)が掲載されるっぽいので楽しみー!
『鴆――天狼の眼――』(文善やよひ)が次号で最終回らしい。vol.78から最終回ラッシュだなあ。次号は新連載が始まるだろうか?
”赤字になるというのが判らない”
”健康保険で払われているから支払いが安いだけで医療はやった分だけ支払われているものだと思っていた。やればやるほど赤になるのはどういう仕組みなんだ。”
”やった分だけ支払われている” というのは部分的には事実です。
かるい虫垂炎の手術で3000円使って10000円の収入。重症の虫垂炎で6000円使って20000円の収入。まあ納得ですね。
しかし、同じ病気だとして、すぐ診断的中させて手術をして一週間で退院した場合と、診断がつかなくて何日もかかり、やっと診断がついて手術が終わったら合併症を併発して沢山薬を使うことになったり手術のやり直しをしたりして1カ月入院してたくさんコストがかかった場合、やった分だけ支払うとしたらどうなるでしょうか。
前者は3000円使って10000円の収入。後者は6000円使って20000円の収入。 あれ?腕が悪い方が儲かってますね。
この話はやめます。
はじめまして、内科勤務医(膠原病科所属)増田と申します。同業者の皆さんお疲れ様です!
私ごとですが一昨年から市中病院に転勤となり内科救急の現場にがっつり関わることとなりました。2年やっているうちに救急来院される患者様に時間帯ごと特徴があるのでは?と感じGWの息抜きに記録してみました。あくまでn=1の田舎2次救急、外科系は別医師が対応という条件なので、こんな病院もあるんだなぁくらいに聞いてください(コロナに関する当院での対応については省略します)
この時間は最後の駆け込み的に施設入所中の80-90才がいらっしゃいます。夕食前の検温で発熱を確認あるいはその時点で意識がはっきりしないとのことで救急要請になります。点滴も取れないほどの細くて脆い血管、複雑な病歴、認知症の進行、ADLは全介助と一筋縄ではいきません。大抵血液検査と画像で〇〇炎あるいは高度脱水の診断となり、半分程度の方が入院となります。
20-0時
この時間は一晩は我慢できると思ったけど駄目でした…と申し訳なさそうに来院される腹痛がメイン層です。なぜか朝からすごく痛いのに日中受診せず救急帯になってから来院される患者様もいますが。原因は虫垂炎、膵炎、胆嚢炎、感染性腸炎、月経痛がcommonですが、穿孔・捻転・腸閉塞まで多種多彩です。必要に応じて造影CTを撮りますが、その場合基本的に時間を急ぐなにかが写ります。一晩勤務していると消化器内科・外科当番医をどちらか呼ぶかどちらも呼ぶ症例に必ず当たります。呼ばない日はない気がします。消化器の先生いつもありがとうございます。
0-3時
遅れてやってくる腹痛患者様(救急センターが23時まで。そこからの転院搬送は遅くなる)を捌いていると、不摂生の末ついに心臓の血管を詰まらせたアドヒアランスの悪い患者様の時間に突入します。ぱんぱんに張った腕から点滴(難度高)、脂肪に埋まった大腿動脈…本当に医者泣かせです。痩せてください。それでも検査を進めていくと糖尿病のせいでさほど痛くない心筋梗塞と判明し、外来に緊張感が走ります。循環器の先生をコール後、外来で心カテ準備をしていると先生が到着。簡単な病歴をプレゼンしてバトンタッチ。解離の場合は当院では診れませんので造影CT・転院搬送の準備を進めます。この時間の胸痛は一刻を争うケースが多いので…
そしてこの時間帯といえば急性アルコール中毒と精神疾患患者様の過剰服薬…ガーグルベースン間に合わず床に広がった吐物の処理は精神的にくるものがあります。
3-6時
アラサーが視野に入ってきた私の活動限界は3時半なんですが、1時以降に来院がなければ3時くらいには仮眠が取れる…と見せかけて寝ついて1時間で事務から30分後に自家用車で来院ありと電話がはいります、がっかり。自家用車は来るまで遅いアンド時間通り来ないアンド30分が仮眠とるには短すぎるの三重苦。そして5時台の花形といえば起床後手足の麻痺に気づいた高血圧の患者様。まあ大体脳梗塞なので発症時刻推定して神経所見取ったあと頭部CT,MRIへ送り、神経内科の先生に引き渡す準備をします。MRIの長い長い撮影の合間に、意識消失できた若者と突然目眩で嘔吐を繰り返す中高年の検査を進めておきます。命に関わる疾患がルールアウトされれば帰宅可能です。
6-8時半
5時台に来た患者を診察終了するといつのまにか空が明るい。私も研修医も限界はとうに超えており、7時半の患者は病棟周りをしていた救急科の先生に引き継ぎ、救急外来は解散。しかしまだ救急来院者一覧の記載が残ってます。年齢性別病名入院の有無と助けてくれた先生の名前とありがとうを書いて今度こそ終わりです。今夜も15人診たんだなぁ…と感慨に浸ります。
と、大体一晩こんな感じですね。8時半になっても病棟業務があるので、救急外来終わってもまだ帰れません。回診、血液検査のデータ見て必要に応じて検査と処置追加、点滴と内服薬が切れてれば出す、カルテ記載。これが終わって持ち患の急変がなければ帰れます。帰って寝て次の日8時半からまた仕事です。我ながら働いてるなぁ。赴任したての頃は次から次に担ぎ込まれて来る患者!忙しい!現場やばい!寝れない!大学病院いた頃と大違い!と大慌てだったんですけど、命からがらなんとかやってます。あとどの診療科の先生にも本当にいつもお世話になってます!ありがとうございます!
最後にこれは我慢できないくらい痛い、何かある…!って思ったら躊躇わずに救急に来てください!!ただ何となくとかのような気がするとかちょっと心配でくらいであれば平日日中の診療時間中にお願いします。あと不摂生な人は生活バランス整えて機を見て定期検診行ってくださいね。心筋梗塞!吐くほど痛いですよ!
研修医として思うのは、増田よりコメ欄の「医者」「医療」への過大評価。
初診外来は医師にとって嫌というか難しいものだけど、1人に数時間かけられるわけじゃないし、病歴や身体所見上緊急性(命に直結するもの)や典型的な所見がないと判断できれば大した検査もしないし、対症療法的な処方して終わらせることも多い。
通常はそれで問題ないからこそそれで済むわけだけど、中には症状が持続する人もいて、再度受診してきたとき改めて次の一手を考えるということもある。
初回の受診で全て済ませろや、というのが患者としての本音だろうけど、緊急性もなく非典型的な所見でいちいち採血してX線撮ってCT撮ってMRI撮って、、などとしていたら医療費が10倍あっても足りない。X線やCTは被曝するからメリットないと撮らないし。MRIは予約で埋まってるし。その他技師さんにやってもらう検査だって予約埋まってて入院患者だって2週間後まで施行できないとかままある。
おそらく医療費やマンパワーが無限にあるとすれば即検査入院して数多の検査して必要な情報集めて診断下すことは今よりはできるようになるとは思うけど、そもそも時間経過しないと重要な所見が取れないこともある。インフルエンザだって発症すぐに検査したって偽陰性になることが多いわけだし。
増田では整形外科が槍玉に挙げられているけど、開業医レベルの無床診療所で骨折等緊急性のある所見がなかったら、初回は痛み止めや湿布処方するのは当たり前だろうと思う。もちろん大病院の救急外来に行っても同じことになる。半年も痛みが変わらない、という重要な情報があればそれで改めて何が原因なんだろうね、となることもあるだろうけど、整形外科も診療の幅(専門性)が高いし私は研修してないので実際どうなのかわかりません。
id:tkomy ずっと同じ病院にいき、「腹痛」だといわれ続け、破裂寸前で「盲腸」だとわかり別の病院で緊急手術になった私が通りますよ。自分の判断もヤブ医者の判断も正解かはわからない。別の病院でちゃんと診てもらって。
急にお腹が痛くなる「急性腹症」は原因が色々ありすぎて診断が難しいもののひとつ。特に急性虫垂炎(いわゆる「盲腸」)は一見ありふれているけど診断は難しいし遅れると大変なことになるのでしんどい疾患ではある。私は、高齢者の虫垂炎が進行して穿孔した汎発性腹膜炎を危うく見落とすところだった経験があります。。足が痛いとは言うけど全くお腹が痛いと言わないのでお腹のことは綺麗さっぱり鑑別から抜けていたというもの。炎症反応がやたら高値だったので原因検索のために撮ったCTで診断がつき、即緊急手術となりました。
id:FlowerLounge ウチの親とかパーキンソン病と診断されるまで数年かかったよ。何度も病院をかえて診察してもらった。
神経変性疾患の症状を来したので神経内科受診してすぐ診断がつく、というのはあまり考えられない。大学病院でも神経変性疾患疑いで紹介してもらって長々と検査してようやく、ということも多い。然るべきタイミングで然るべき専門機関を受診する難しさもある。
id:abababababababa 平熱が35度の祖母が微熱訴え続けてたけど、36度にしかなってないから『微熱とは言え一般的な体温なので』とあしらわれ続けつつも、病院を回った。その中去年亡くなった。肝臓ガン末期。最後の医者は手遅れ、と。
お悔やみ申し上げます。腫瘍熱は診断基準があるわけでもないし、36度の熱のみで癌を疑うのは相当に無理めだなあというのが正直なところ。。よく平熱は低いんで、と言われるけど発熱は医学的には定義されていて、平熱をどこまで考慮できるかというとわからない。平熱の状態の患者を医者は見ていないわけだし。
id:naruoe 最初の医者に処方されたクスリ飲んでも全く咳が止まらない上「飲んで即効く薬などこの世の中に存在しない」と諭されたが、耐え切れず別の医者に処方してもらったら、ピタリと咳が止まったことがある。
咳の原因が感染症ならば咳を止めることを目的としても意味がないし、咳を止めてくれ、という受診は割と困る。むしろピタリと咳を止める薬を処方した、という方がなんか怖い。。ちなみに最初の医者と別の医者の処方薬は何でしたか?後学のために教えていただければ。
セカンドオピニオンは、一度診断がついたものについて、別の医師から再度診断を仰ぐ相談なので、この場合全く別物です。
増田へ。
慢性疼痛というのも医学的に対処が難しくて、麻酔科領域でも研究対象の領域になっているくらい。
どうしても痛いならペインクリニックに行ってみるのもひとつの手ではある。非医療従事者が思うような「完全な完治」が望めるかはわからないけれど。
診断をするには必要な情報を集めなければなりません。年齢、性別、社会背景(職業も)、家族歴、既往歴、現病歴、陽性症状、陰性症状、身体所見などなど。必要に応じて、採血したり各種画像検査したり、と情報を得ていくわけですが、検査にも当然不確実性があり、偽陽性や偽陰性なども多々あります。身体所見上の各種徴候にも、感度が高いとか特異度が高いとか特性があって、100%の所見はありません。
症状があって受診しても、緊急性や顕著な所見でもない限り経過観察になることが多く、それを不満に思う方がAIを望むことがあるのだと思うのですが、必要な情報を取らないことにはAIが鑑別を挙げることも不可能でしょう。初めに述べた通り、あらゆる訴えについてあらゆる所見を取ることに医療費的にもマンパワー的にもメリットがないし、不可能です。保険診療上では無理なので、むしろ患者の望む通りになんでも検査して診断しようとしてくれる自由診療機関が必要なのかな、と思いました。
id:nannimonai そう初診で全てなんて無理。あなたも書いているが初回は経過観察と伝え「痛みが引かなかったらいらっしゃい」と伝えることが抜けている。それをコメ欄はヤブと言っている。
急性発症だが軽症の場合、突然のことで患者さんも不安になっていることも多い。なので当院では「対症療法的な処方なので痛みが強くなったりしたらまた受診してくださいor近くのクリニックを受診してください」と必ず伝えるように指導されている。それがないのは、それを言えないくらい外来患者数が多い(疲弊している)のか、そもそもそういう指導を受けたことがないかのどちらかなんだろうなと。若い医師ほどそういう接遇力は向上していると周囲を見ていると感じるのだけどいずれ気にしなくなってしまうような気がしないでもない。。
id:zeromoon0 ブクコメが気になった。
id:narukami 風邪が元で咳が止まらなくなって何度も薬変えた挙句で出たユニコンが劇的に効いたんだけど同じ人を感染源として同時に風邪引いた別の友人は最初からユニコン処方されてたので咳が一発で止まった話「あるある」としか
風邪による咳にユニコン錠(一般名テオフィリン徐放錠)を処方されたと。テオフィリンは気管支喘息やCOPDに適応があり、咳を止めたり息苦しさを和らげたりします。テオフィリンは中毒になりやすく血中濃度が少し高まるだけで不整脈やけいれんを来すリスクがある(特に小児)ため血中濃度モニタリングが必要、というのは医師国家試験レベルの知識なので、実際成人への内服薬投与ではそこまで気にしてないのかもしれませんが、どのみち感染による咳には本来適応はないので、研修医としてはなかなか恐ろしい話だと思ってしまいます。。
id:AyanoIchijo 私も元増田、他の病院行こうぜって書いちゃったけど、同じとこにもう1回行ってもいいのかー。/でもまあ「なんかあの医者やだった」感があったなら、他のとこ行くのも手よね。
上で書き忘れたのですが、病院を変える最大のデメリットは、【初診時の所見がわからない】ことにあります。最初の受診時の情報がない、というだけで再び診断の難易度が上がります。患者さんは初診時の医師がどういう意図でどういう治療方針を立てたのか十分に説明できないうえ、初診時の医師の説明が不十分なことも多いので(外来では十分に説明して納得してもらう時間もない)、病院を変えたところで、新しい医師に医学的に重要な情報が伝わらず同じことが繰り返されることもあるでしょう。
まず勝利のためにはコースを把握しておくことが大事。敵を知り己を知れば百戦危うからず。
第1コーナーから上行結腸があり右腹部を上ったところに第2コーナーがあり横行結腸に入る。
横行結腸で左腹部まで移動し第3コーナーを経て下行結腸に入る。
下行結腸からS字結腸になりすぐに直腸(バックストレート)となりゴールとなる。
通常は痛みが生じることは無い。
右下腹部に痛みがある場合(そうでない場合もあるが)虫垂炎の可能性があるのですぐに病院へ。
ここもあまり痛みはないことが多い。
慣れてくると、腹や腰の凝りや冷えなど違和感を感知することができる。
通常、痛みとしては一番強い。自分が下してしまったという否応もない現実に直面する。
ただ、自分の部屋にいる場合は、まだ慌てる時間ではない。この時トイレに駆け込んでも
無駄に痛みを我慢することになる。布団の中で脚力を蓄える時間である。
このとき、あんかや枕を腰の下に入れ仰向けに寝ると少し楽になることがある。
なお、外出時はすぐにトイレを探さなければならない。トイレを見つけても個室が開いているとは限らないのだから。
コーナーを回って下行結腸に入り痛みが和らいだのを治ったと錯覚すると増田行きとなる。
バックストレートに入ると押しとどめるものは肛門括約筋だけだが、もはやレースを止めるだけの力はない。
よいおとしを
・スペック
以下愚痴
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なんかここ数年、給料がガクガク減らされている。去年は時給自体が引き下げられたのだけど、今回は残業時間を月に40時間以上つけるのが禁止された。いわゆる労働基準法の順守である。
いやね、俺も働かなくていいってんなら普通に家帰ってオナニーして犬と遊んで楽しく暮らしてたいのよ。でもさ、ここ数年間仕事は増える一方だけど減る気配はゼロ。
毎日毎日病気の奴を減らしても、全然病気は撲滅されない。外科医が年間数百個胃癌だといって胃を切り取ってきても次から次へと胃癌の患者は来る。なんか悪を撲滅したら、また新たな悪が登場してくるどこかのアニメ作品みたい。
いやね、俺達も「今日は営業時間終了しましたから」みたいな感じで仕事切りあげたいんだけど、日本の国は優しいから患者が来たら診療を断っちゃいけないわけ。そういう法律があんのよ。
医師法19条っていうものなんだけどさ、そこに「診療に従事する医師は、診察治療の求めがあった場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。」とか書いてあるのよ。
いやね。俺達も腐っても医者だからさ。人助けとか別に嫌いじゃないのよ。でも忙しい日中業務が終わって「本日の営業は終了しました」って言った瞬間に「腹痛いんゴwww」とかいう感じで普通に患者くるわけよ。
もうこの時点で滅茶苦茶ハイパー働いているんだけど、まあさっきかいた医師法19条もあるし、人として患者さん診るじゃん。んで腸が捻れてたり虫垂炎だったりその他諸々の理由で入院になるじゃん。
この時点で「残業時間40時間余裕で超過したんで帰りまーすンゴwww」とか言えないじゃん。朝まで診るじゃん。死ぬほど働くじゃん。患者助かるじゃん。ハッピーじゃん。
みんなも、まあ仕方ないかって感じだったんだよ。
それが政府がよくわからん方針打ち立てたせいで、残業時間つけるのが異様に厳しくなったんだよ。月40時間以上の残業を禁止するって。
いやいやいや。ふざけんじゃねーよって感じですよ。だって考えてみてくれよ。夜の5時に普通の勤務時間が終了して、そこから急患やってきて翌日の朝9時まで働いたら、それだけで16時間は働かなくちゃいけないわけよ。
毎日9時5時で、月に1回こういうのがあるのかないのかってのなら話はまだいいけどさ。現実全然そんなに甘くないしさ。「腹痛いンゴwww」って毎日のように患者やってくるしさ。
それに急患だけじゃなくて、入院患者も普通に体調崩すしよ。体調崩したら夜中の何時だろうがPHSで呼び出し食らうしさ。
呼び出しくらったらサッと起きて病院行かなくちゃいけないじゃん。働かなくちゃいけないじゃん。
なーにが残業時間40時間禁止じゃボケ。医療従業者にそれ押し付けるんなら、普通に医師法19条ぶっ潰して「医者は病院の営業時間外は患者をみなくてもよい」みたいな法律に改正するなりなんなりしないと無理に決まってんじゃん。
医師法19条と労働基準法のダブルスタンダート掲げて、現場に無理を押し付けるの本当にやめてくれよ。「患者はみろ。けど残業代は出さん」ってどこのブラック企業だよ。せめて残業時間ぐらい普通につけさせてくれよ。
最近のトレンドは、QOLのよい科(皮膚科とかの楽な科ってことね)に行くってこと。あるいは、ちょっと挑戦心あってもマイナー外科(耳鼻科とか眼科とかのやや手技あって楽に開業できたり)。
でもさ。一応医者になるんだから、それなりに意味のある科に行きたいよね。個人的には田舎の地域医療とかいいじゃん、って思うんだけど。
でも、そういう道を選ぶときに、じゃあ心臓外科、じゃあ産婦人科、じゃあ小児科を選べるかっつーと、選べない。
だって、まだ20代だよ?30、40、50、60って一生働くのに、心臓外科とか選べないじゃん。あるいは脳外科なんて選べない。人生終わっちゃうよ。
選べないから、誰も行かなくなるんじゃねーの?って思うんだけど、驚くことに、それなりの人数が未だにキツイ科に行く。使命感+興味なんだろうけど。
一応、各科、逃げ道っつーか、楽になる道はいくつもある。
たとえば産婦人科でも、生殖医療って道がある。たとえば、脳外科でも教育やリハビリって手もある(てか、50代で手術きつくなるから、たいてい別の領域に行くのがデフォルトだね脳外科)
だとしても、無理でしょ。
お金っていう話で言うなら、むしろ楽な科に行って、研修医終わった後3年医局に居て。専門医取ったら田舎でノンビリしてバイトで稼いだほうがはるかに稼げるっぽい。
やりがいっていう意味でも、楽な科がやりがい無いわけでなく、いくらでも自分のライフスタイルに合わせて研究で大学院行ったり、留学なりすればいい。
若い内にもっと医学以外のチャレンジングな分野いくらでもあるじゃない。
そう思うと、とてもじゃないけど、キツイ科を選べない。
これ、別に俺が無能だからとかじゃなく、クッソ優秀な奴でもそういう考えで楽な科に流れる。全国1桁レベルの頭脳の奴でも。
むしろ、キツイ科に行くのは体育会系でラグビー部とかやってた奴のイメージかな。そういう感じで流れていく。
ちょっとね。俺だって、そりゃ格好いい科に行きたいよ。やりがいとか興味でさ。
でも、余りにも選べないくらいキツイじゃん。生活壊れて当たり前前提とか、職業として成立してないじゃん。
職業として成立してない科に誰も行かないから、ますます人が足りなくなる。これ、異常だと思うよ。
もう少し、看護士がオペの助手に入れるとか(海外では普通にある制度)、看護士がカルテ書くとか(海外では普通にある)。
そういうの認めるのがいいんじゃないかなあ。
あ~でも、そうすると、虫垂炎やソヘルみたいな簡単な手術も看護士がやるから、医者が大変な手術ばっかりになって益々疲弊するんかねえ。
この連鎖、なんとか断ち切ってほしい。
俺が研修あけるまでに、頼む~
★★★★☆
3巻9話。
雪で列車が動かなくなり、
BJは村はずれでおばあさんが一人でやっている民宿に泊めてもらうことにする。
おばあさんは、自分の還暦祝いに息子が3人戻ってくると話すが、
3人とも戻ってこない。
夜も更けた頃、勘当した四男が戻ってくる。
おばあさんが急に体調を崩す。
おばあさんを虫垂炎と診断するが、
手術後、四男とおばあさんは和解し、
くぅ~っ!!
この話もなんとなく覚えてた!
やらせなきゃあ 損だぜ
虫垂だの 農家の四男坊なんてのは やたらに切っちまって いいもんじゃないだろう
古和医院
ピノコ愛してる
六等星
二度死んだ少年
勘当息子
焼け焦げた人形
アリの足
えらばれたマスク
友よいずこ
めぐり会い
白いライオン
シャチの詩
二つの愛
幸運な男
上と下
なんという舌
その子を殺すな!
閉ざされた三人
ある教師と生徒
万引き犬
奇胎
からだが石に…
ダーティー・ジャック
疲れている人は今週も毎日来ていた。
「疲れがすっかり取れました。ありがとう!」
沈黙って言った瞬間沈黙がなくなるのと同じで、疲れている人の疲れがなくなったら疲れている人ではない。
「でも…」
風間とおるが神妙な顔で続けた。
「痛いんです。」
「そこは内蔵が一番多いんです。胃も食道も肝臓も胆嚢すい臓も大腸も心臓も肺もその辺に集中してるんですよ。」
私は先日触れた腹部のしこりを思い出した。
「食後に痛いです。」
「食後に痛いのは、十二指腸潰瘍の可能性がありますよ。逆に胃潰瘍は食前に痛みます。あと食後には胆嚢が収縮して動くので胆嚢炎っていう可能性もあります。」
「痛みに効きます。でも胃潰瘍だった場合は胃潰瘍を悪化させますから飲んではいけません。病院でみてもらったらいかがですか?」
すると痛い人は、
「それはどうしても…」
と、それは言わないでほしいという空気が流れる。
「なぜその辺が痛いのか原因が分からないと命に関わりますよ。」
と話す。
「潰瘍が出来てて痛いのか、胃の動きが悪くて痛いのか、胃酸が出すぎて痛いのか、痛いのにも種類があるんです。」
と説明するも、痛い人は
「一番いい痛み止めをください。ボルタレンと湿布も塗れば痛み取れますか?」
と言う。
「それらの薬はかえって痛くなるかもしれませんよ。」
するて、
「疲れの時はいっぱいくれたのに…」
と痛い人。
「え…」
まずかったのかと思い、ここは痛み止めじゃない方向へ行かないといけない。
「胃十二指腸潰瘍が出来ていて痛いとしたら、胃酸を止めなければなりません。口内炎にずっと塩酸をかけていたら口内炎はなおりませんよね。
胃酸は塩酸くらいの強酸性です。この胃酸を抑えないと、潰瘍に胃酸がかかり続けて潰瘍が治らないんです。潰瘍を治すには胃酸から遠ざけないといけません。
そこで、胃酸を抑えるのがH2ブロッカーです。ガスターという薬です。ガスター10という薬がありますが、病院ではガスター20というのが処方されます。
つまりガスター10を二錠飲めば病院の処方ということになります。飲んでみて痛みが止まれば、原因は胃潰瘍だったという可能性が高いかもしれません。
ただ胃潰瘍だけが痛みの原因じゃない場合もありますのでたまたまかもしれませんが。」
「胃酸が出なくて食事していいんですか?」
「食べ物は、胃酸だけで消化させているわけではありません。すい臓や肝臓から消化酵素が出ているから大丈夫です。」
「そうなのか。分かりました。ガスター飲んでみます。ありがとう!」
と言って帰った。
今までの流れだと明日も痛いって来る。
痛みの場所を変えてくるだろう。
私はすい臓のことや腎臓のことは分からない、あと当たり前だが虫垂炎のオペもしたことがない。
医者に行って欲しいな。
届を提出しに行った当日も体調悪いなと思っていた。翌日猛烈にみぞおち辺りが痛くなって早退して病院行ったら盲腸(虫垂炎)だった。
抗生物質の入った点滴を朝晩身体に入れに通院する以外は(病院は家から歩いて5分の距離)自宅で安静に、柔らかいもの以外食べてはいけないとのことだった。もちろん禁酒。
ばりばり仕事して、肉食って、酒飲んで、遊んで、もう何にも考えないんだから!って思ってたのになんだこれなんだこれなんだこれ。はらいたいし。引越したばっかりの部屋で自宅安静とか離婚に向き合うしかないじゃん。はらいたいし。でも、離婚のごたごたが終わるまで大人しく我慢してくれてたのかもしれないね、私の盲腸さん。
幸いにも、病院まで駆けつけてくれたり、自宅安静で暇な私を見舞ってくれたり、ご飯作りにきてくれる友人達や、ここは任しとけとばかりに張り切っている上司等々、人間関係には非常に恵まれている。皆様、本当にありがとうございます。
自分から離婚を望んだのに、思った以上に離婚したことにダメージくらってる自分にがっかりする。あと、離婚しますけど何てことないですから!ってキャラ作ってたのに、めっちゃ恥ずかしいやん、この状況。
あーあ、唐揚げ食べたい。