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要は家庭運営は「プロジェクト」であるのだから適切なプロジェクト運営を行う必要がある、という趣旨で内容については概ね同意ではあるのだが、これを実践しようとするには大きな問題がある。
普通の人は「プロジェクトマネージメント」なんてできないのだ。
私はいろいろな会社の小さめのプロジェクトに参加して開発を請け負うエンジニアなのだが、まともなプロジェクト責任者に当たるのは20%もない。
ここでいう「まともな」というのは、
という、プロジェクトマネージメントを行うにあたっての最低限のスキルがある人である。
もちろん優秀な人が集まる大企業であれば多くの人が簡単にこなせるだろうが、私が参加するような中小企業にいるような人たちには難しいのだ。
つまり、「夫婦の人生というプロジェクト」において、プロジェクトマネージメント的な方法を用いて適切な運営を行おうとしても、なかなかに難しい話なのである。
そして更に大きな問題が1つある。
誰かが明確なプロジェクトの責任者であるなら、モチベの管理はその人の責任ですけれど、家庭運営というプロジェクトで「主従」があるべきではない
これはその通りなのだが、人生というプロジェクトにおいて最も大変と言える子育ての初期はそうもいかない。
相対的に妻が家庭運営にかけられる時間が多く、それにより知識の差もできてしまい、結果として妻側がマネージャー、夫側が指示を受ける側、という立場にならざるを得ないのだ。
そして妻側にプロジェクトマネージメントの経験がない場合に、プロジェクトが崩壊へと向かってしまう。
初産の年齢でなんらかのプロジェクトのマネージメント経験がある女性がどれだけいるかを考えれば、多くの家庭が機能不全に陥ってしまうのは想像に難くないだろう。
まずは、妻の方がマネージャーとならざるを得ない状況が大きな問題なのであるから、夫も妻と同等かそれ以上の時間を家庭運営に割けるように、育休を妻と同期間かそれ以上の期間取得すれば良いのだ。
これはとても簡単な話だ。
次に、それができたとしても若い夫婦にはそもそもプロジェクト運営は困難だ。
それを解決するにはエンジニアリングの世界からヒントを持ってこよう。
ソフトウェアエンジニアの世界には「ペアプログラミング」というものがある。
ソフトウェア開発をペアになって行うのだ。一人がコードを書き、一人がナビゲーターとしてサポートする。
一見すると一人しかコードを書いていないため作業が遅くなるように思われるが、二人がそれぞれコードを書くよりも開発が早く進む場合が多い。
これはペアで作業を行うことで、ミスを発見しやすくなる、知識を共有する時間が不要となる、チームワークが向上する、といったメリットがあるからだ。
家庭運営でも同じことをすれば良い。
まずは全ての作業を一緒にやるのだ。
分担するのは全体感の把握と個別作業の理解が十分にできてからで良い。
ネットの書き込みを見ると「夫はこの程度のこともちゃんとできない」という愚痴をよく見る。
「こんなこともわからないのか」と責めるようなマネージメントのアンチパターンではすぐに無能な夫が出来上がってしまうので、そうではなくて「一緒にやろう」と声をかけて、何度か作業を見てもらって、その後実際にやってもらって、それで何回かすれば期待する作業をやってもらえるようになるだろう。
逆に、「何か手伝うとすぐに怒る妻」には「ちゃんとやりたいからまずやり方を見せて」「今度は俺がやるから見てて」というコミュニケーションをすれば良い。
日本の多くの家庭は話し合いの場を持つということすら苦手だと思うので、この「一緒にやってみてそれから分担を考える」というプロセスは導入しやすい。
これから子供が生まれる家庭で、夫婦共にプロジェクトマネージメントのプロフェッショナルでない場合は、「育休を取る」「家事はペアプロ」この2つだけはぜひ覚えておいてほしい。
最近アラサーになりソフトウェアエンジニア (SWE) として正社員として働いているが、いろいろ辛くまた転職してきたくなってきた。
openworkなどで会社を漁っているが、エンジニアの理想郷がどこになるのか悶々としている (もちろん人それぞれだが..)
今までの会社としては 外資IT → 大手メーカー の2社で、現在の年収は 800 ~ 900 万ぐらい。
今はアーキテクト/ SM / Tech Lead らへんの業務をしていて、将来的には エンジニアリングマネージャー をしたいと思っている。
転職先には以下があると思うが、どれがいいんだろうか。
やりたいことは一番できそうな気がしているが長期的な自分のキャリアを考えたときに、平均年齢が低いことや退職金がないため不安が大きい。
また勢いはあり多くのビジネスを創出しているがどれも規模として小さいものが多いかつ、
またグローバルに成功している事例がほとんどないためあまり今後も市場が成長する感じがしない。
今Web企業のマネジャー以上にいるのはインターネット黎明期を切り開いてきた人だが、こういう人が自分の世代で生まれるイメージが自分はない。
自由に働けそうであるが会社の業績次第で職がなくなるリスクがある。
創立メンバーレベルで入らないと金銭的には結局は大きな企業で働いているのと変わらない。(SO的に)
モチベがある間に働くのはいいが、モチベがなくなったと時にどうするかをまた考えないといけない。
本当に優秀な人は引く手数多なのでいきたいベンチャーを転々としているが、自分がそういった働き方ができるほど優秀だと思わない。
クライアントありきのビジネスであるためクライアントに合わせたワークバランスになることが多そう。
結局は2次委託に開発を任せてたりするのでつまらないドキュメント作成&調整業務だけをやるおじさんになる可能性が高い。
周りを見ている感じは仕事を楽しそうにやっている人が結構少ないと感じる。
ただ業界的には今後も成長する業界なので一生つまらない仕事をするのを覚悟すれば、キャリア的にはいいのかもしれない。
目先のサラリーは良さそうであるが、ハードワークに耐えられる気がしない。
ハードワークになるかどうかも案件次第なので、数年度どうなっているかもわからないので不安材料が大きい。
転職ありきの業界で、一生自分の市場価値を推し量る必要があるので大変。
またDX等は結局ITがわからないおじさんを相手にすることになるので、説明・調整が多く心理的にしんどそう。
ただ生産性をシビアに見られる環境ではあるので、自身のスキルアップを考えると一番成長できそうではある。
給料体系から変えて既存組織から切り離してIT化を推進しているケースもあり、最近の転職先のトレンドの一つな気がしている。
成功している例もちらほらあるが多くの場合には、IT化を進めたいが結局現場がついてきていない or 価値を見出せていないことがほとんど。
結局は人手不足でプロパーでやりきれずに、子会社 or 外注と一緒に仕事しているケースが多く優秀な転職者をあまり活躍させることができていないことがちらほら。
SWEとして入っても結局上司がIT知識不足であることが多く、レガシーなものとの戦いに時間を使ってしまうかつ、昇格とかは生え抜きが優先されたりしていることがある。
年功序列であり雇用が安定しているため、市場価値と待遇があっていない人と一緒に仕事をしないといけないためモチベの維持が難しい。
企業としての体力や福利厚生等の制度はしっかりしていることが多いので、生涯年収や安定性は一番魅力。
またレイオフ等がないことはないので、ずっと働き続けることができるとは思えない。
日本で外資ITに働くとなると純粋なSWEではなくプリセールス / 技術サポート / カスタマーサクセスが多く、
プロダクトを作るというよりはプロダクトを導入・普及する仕事がメインになりそうで、SWEとしての市場価値が上がっていくのかが不安。
また本社の意識決定が絶対なケースが多く、日本のような小さいオフィスは理不尽に振り回されることが多い。
自分の近くにフリーランスの人が少ないので何とも言えないが、案件をずっと取り続けることをしないといけないので面倒そう。
見た目の年収的にはいいかもしれないが、そこからいろいろ自分で年金払ったり管理するのが面倒なイメージ。
増田は自分が卒業した「土木工学科(シビルエンジニアリング)」を見る時いつも思い出す。
大学「工学部さん。お宅の土木工学くんは受験者数が全く伸びません。
そう、学生に嫌われているというより、まったく人気が無いのです。大学としてとても心配です。」
工学部「それが、、、恥ずかしいことですが・・・。最近では名前からも土木を外し、学生人気が出るよう努力しているのですが、、、。
わたしにも、、、なにが原因なのか、、、」
しかし、真に志望して大学に入学している人たちは、いったい何人いるのだろうか?
50人ぐらいはいるのだろうか?
100人ぐらいだろうか?
機械系は人気がある。
情報系も人気がある。
「土木はちがう」
「土木はちがう」
建設業界で働くまで、ずっとそう思っていた。
ゼネコンや土木コンサルのことを考えると背すじが伸びるのはなぜだろう。
お礼文
https://anond.hatelabo.jp/20230206231743
今の仕事に嫌気が差して、あとやっぱり同じ仕事をしている人たちにくらべて給料が大幅に安いのが辛くて転職活動をしたらこうなった。
正直クソザコなので一個でも受かったらいいなと思ったら、志望度が高い所に絞っても4社から内定を貰ってしまった。
俺に内定が出るとか人材不足にも程があるだろ、日本経済ヤバイ。やばいんだが、俺みたいなクソでも役に立つと言ってくれているならば、それだけで死ぬ気で頑張る覚悟はある。
あるんだが、どこに行ったらいいのか迷いすぎ。しにそう。
内定でなくて悩む事は想定していたが内定が出過ぎて悩むとは思ってなかった。
俺のスペック
好奇心から始めたコーディングやエンジニアリングの蓄積の結果がエンジニアだったMSX世代の人間と、「エンジニア」という名前や待遇に群がってカフェでMacカタカタやってるけど中身に対する興味が実はゼロの昨今の未経験エンジニア志望者じゃそりゃ違うよなぁ
なり方、スクールの是非や費用、未経験エンジニアの年収、将来性とかばっかりググってない?
コード書いてみた?
今からググって、標準のメモ帳とかテキストエディタ使って、コーディング初体験するまで五分もかからないよ?
自分語りになるが俺は1970年に生まれ、中学時代にジャンクショップを巡ってMSXパソコンを組み立て、雑誌の手続き型言語を写経しては書き換え写経しては書き換え、ゲームを作り自作基盤でカートリッジ化しては界隈で知り合ったオタクと交換し合っていた。その後MS-DOS搭載のIBM-PCを手に入れてからも、まずは動かしてみることから始まった。電通大の講義で学んだことより、図書館の論文やオタク仲間とのやり取りで学んだことの方が大きい。
とりあえずコーディングしてみようよ。書き換えてみようよ。電卓でも作ってみようよ。シンプルな電卓ができたら機能を追加してみれば良いし、サンプルコードを色々書き換えてみれば良い。プログラマやエンジニアへの一歩目はスクールに対する評価や是非を見ることじゃない。
別に職歴の有無、大卒かどうか、文系理系かどうか、専攻が情報系だったかなんて関係ない。コンピュータサイエンス至上主義者が現れたらジョン・カーマックの名前を出してやれ。間違ってもスティーブ・ジョブズの名前なんて出すなよ。計算機科学の素養なんて歩き始めた時点ではない方が良かったりする。手を動かしてコーディングやエンジニアリングに取り組んでれば、その内嫌でも複雑性やアルゴリズムなど計算理論に関する書籍を漁ることになるはず。
さあ!コードを書け!