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2023-03-03

増田自分卒業した「土木工学科」を見る時いつも思い出す

増田自分卒業した「土木工学科(シビルエンジニアリング)」を見る時いつも思い出す。


大学工学部さん。お宅の土木工学くんは受験者数が全く伸びません。

そう、学生に嫌われているというより、まったく人気が無いのです。大学としてとても心配です。」

工学部「それが、、、恥ずかしいことですが・・・最近では名前から土木を外し、学生人気が出るよう努力しているのですが、、、。
わたしにも、、、なにが原因なのか、、、」

学生の時から思っていた。

キャンパスに通っているとそれはたくさんの人と出会う。


しかし、真に志望して大学入学している人たちは、いったい何人いるのだろうか?

建築系は女子人気でいっぱいだ。


50人ぐらいはいるのだろうか?

100人ぐらいだろうか?

機械系は人気がある。

情報系も人気がある。

土木はちがう」

文系経済系とかはきっと何万人と受験者がいるんだろうな。

土木はちがう」

土木はきっと一生、学生に人気のある学科とはならないだろう。


なぜなら3Kイメージがしみついているのだから、、、。

キツイ仕事に就きたい学生が、いるはずがない。

建設業界で働くまで、ずっとそう思っていた。

ゼネコン土木コンサルのことを考えると背すじが伸びるのはなぜだろう。


それは、目的が一致した初めての仲間だったからだ。

ものをつくる」というこの仕事!


数ヶ月の工期だったが気持ちがかよい合っていた仲間だったからだ。

増田は「土木業界」を見て考える!

こいつを昔のように誰からも人気のある業界にしてやる。

そう!人々の生活を支えるものづくりを行える楽しさをあばき、知らしめるため、完璧アピールをしてやろう。

2021-03-30

anond:20210330134035

俺の時も誰も教えてはくれなかったけど、

色々調べていたら「国立高専」っていうのが有る事を知って、

先生に頼んで、地元高専に願書出したわ。

その当時、機械工学科の入試の倍率は、3.0倍と聞いた。

電気工学科と土木工学科がもう少し高かったように記憶している。

随分歳喰ったなー。

2013-08-28

書くのが楽な大学ランキング2013

友人が就職活動中、指定の履歴書卒業大学名を書こうとしたら、枠からはみ出してしまったそうだ。たしかに、オシャレっぽい名前大学だとか、色々盛り込んでみた感のある学部のような、やたらと長い大学学部学科名をよく見るような気がする。では逆に、履歴書等に書くのがラクチンな、総画数の少ない大学はどこなのだろうか? ということで、調べてみることにした。

前提

・対象は文科省HP国立公立私立)に掲載されている大学短大は「短期」(24画)を含む時点でランク入りしないだろうから除外。

一般的履歴書記法にしたがい、学科まで書くこととする。学部学科名は各大学HPによる。

・画数は漢字辞典オンラインによる。

・「大学」「学部」「学科」の画数は除く(ちなみに計47画)。

ベスト10

順位総画数大学学部学科
922日本大学 工学部 土木工学科
922九州大学 医学部 医学
821大分大学 医学部 医学
620大阪大学 文学部 人文学
620山口大学 医学部 医学
519立正大学 文学部 史学
218大谷大学 文学部 文学
218九州大学 文学部 人文学
218大正大学 文学部 人文学
116九州大学 法学部 (※学科なし)

総評

大学

最も画数が少ないのは「山口大学」(6画)であり、次いで「大分大学」(7画)、「九州大学」「大正大学」「玉川大学」(8画)と続く。なお、6画で同率1位であった「八戸大学」のHPを確認したところ、この4月に「八戸学院大学」に改名しちゃってて、書きやすさの面ではとても残念。

学部学科

学部名では「工学部」(3画)が最も楽なはずが、続く学科名にカタカナ語が含まれたり「機械工学科」「電気電子工学科」等々手が疲れそうなものが多く、ランクイン数では「文学部」(4画)、「医学部」(7画)に及ばなかった。文学部史学科(5画)、人文学科(6画)、哲学科(10画)など、全体的に書きやすそう。

全体を通して

九州大学法学部学科を設置していないようで、何となくズルい。

追記

手作業で集計した上、多分に雰囲気で判断している(「この字パッと見黒いから除外」等)ため、確認漏れカウントミスが多々あると思われる。ここに挙がっていない大学があれば是非ご教示いただきたい。これから志望校を決める方は、「書くのが楽」という視点を持っておくと、他大学学生さんと比べてほんのちょっとだけ得することがあるかもしれない。なお、手書き履歴書の是非についてはここで触れない。

(8/29 追記)

思ったより反響があって嬉しいです。ありがとうございます。書くのが大変な方ですが、文字数では

が圧倒的かと思います。ただカタカナが多いので、書くのはそんなに大変じゃないかもしれません。

漢字たっぷり手が疲れそうな総画数ワースト5はこんな感じです。

  1. 保健医経営大学 保健医経営学部 保健医経営学科 (201画)
  2. 国際医療福祉大学 保健医学部 放射線情報科学科 (176画)
  3. 国際医療福祉大学 保健医学部機能法学科 (173画)
  4. 日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医保健看護学科 (157画)
  5. 愛媛県医療技術大学 保健科学臨床検査学科156画)

ワーストベスト、その差なんと185画。しかワースト1は「入学」+「卒業」で倍になるので「保健医経営」を6回書くことになりますね。イヤンなりそう。画数が多い方はいくらでも上がありそうなので、ご参考までお納めください。

なお、ランキング趣旨より大学院大学は除いております。というか、院卒の方はもっと大変でしょうね。「博士前期課程」と「博士後期課程」はどちらも同じ63画のようです。手首おいといください。

2011-12-30

大学機械工学科について急に語りたくなったので語る。

なんか、誰の役に立つの分からんけど、私が高校生の頃にこういう説明があったら良かったなぁ……とふと思ったので書いてみた。

さて、大学工学部機械工学科に入学するとしよう。基本的に機械工学科に含まれる研究分野は多い。もちろんそれには理由があるのだが、それでもほぼすべての学生が学ぶ共通の内容があり、機械工学科を卒業した学生企業が期待するのはそれらの基礎知識である。そういう意味機械工学は非常に実学に近いと言っても良い。

四力とは何か

機械工学科の教員は本当に口を酸っぱくして「四力を身につけろ」と何度も何度も授業の度に言ってくる。古いタイプ教員ほどその傾向は強い。いわく、「専門分野の基礎がわかっている人間社会では強い」、「四力が身についていなければ学科長が許しても俺が卒業させない」、云々。で、その四力というのは以下の4つの力学」のことを指す。

機械力学というのはいわゆるニュートン力学でいう「剛体の力学」で、弾性・塑性変形しない対象がどのように運動するかを扱う。振動工学とか解析力学とかはだいたいこの延長線上で学ぶ。高校の力学微分積分を足した感じだと思えばいい。

熱力学マクロで見た気体や液体の持つエネルギーを対象にする。これも微分積分エンタルピーエントロピー概念を除けば高校で学べる物理とそう大差はない。次の流体力学と合わせて熱流体力学というジャンルを構成していることもある。統計力学熱力学の延長線上で学ぶことが多いが、量子力学とともに挫折する学生が非常に多い。

流体力学はその名の通り気体と液体を合わせた流体の運動について学ぶ。航空関係の仕事がやりたいなら必須。多くの近似法を学ぶが現実にはコンピュータシミュレーションが用いられるのであまり細かく勉強しても役に立つ場面は少ないかもしれない。下の材料力学とは連続力学という共通の基礎理論を持つ遠い親戚。

最後材料力学は、弾性をもつ(=フックの法則に従う)固体の変形が対象。建築学科とか土木工学科だと構造力学という名前で開講されているが、内容はだいたい一緒。これも多くの近似が含まれる体系で、実際にはコンピュータを使った有限要素法でシミュレーションする場面が多い。とはいえ基本を大学学部時代に学んでおくことは非常に重要

で、これら4つの科目がどう生きてくるかというと、たとえば20世紀における機械工学結晶であるところのエンジン設計なんかにはこれら全部が関わってくる。機械にかかる荷重や振動を解析し(機械力学)、エネルギー効率の高いサイクルを実現し(熱力学)、吸気と排気がスムーズに行える仕組みを作り(流体力学)、これらの条件に耐えうる材料を選ぶ(材料力学)。もちろん就職したあとにこれらすべてに関わることはないし、実際に使える高度な知識を教員が授けるわけではないが、機械設計に際しては必須の基礎知識ばかり。とはいえ後のように四力から直接発展した研究をしているところはまれで、院試のために勉強したのに後はもう使わなくなった、なんてこともままあるわけだが……。

なお高専からの編入生が入ってくるのは2~3回生なのだが、彼らはすでに四力を身につけていることが多く、運が良ければ通常の学部からは羨望と尊敬まなざしを勝ち得ることができる(しか英語ができないので研究室に入ってから苦労することが多いようだ)。

四力以外は?

高度な数学電磁気学であったり、機械加工や金属材料設計に関する専門的な知識もカリキュラムに含まれることが多い。みんな大好きロボット制御工学範疇で、これは四力とは別に学ぶことになる。ロボットメカトロのもう一つの必須分野である電気電子系の講義ほとんどないので独学で学ぶ羽目になるが、微分方程式が解ければ理解にはさして問題はない。プログラミング数値計算などの授業は開講されていることもあるしされていないこともある。とはい機械工学科を出てガチガチプログラマになることはほとんどないし、教えてくれてもFORTRANか、せいぜいCが限界である。さすがにBasicを教えているところはない。……ないと信じたい。

実習や実験がドカドカと入ってくるのは理系宿命なのだが、特徴的なのはCADの実習。おそらく就職したら即使う(可能性がある)ので、研究室に入る前に一度経験しておくといい。もちろん実際にCADで製図するのは専門や工業高校卒だったりするのだが、そいつらをチェックしてダメ出しするのは大卒なり院卒なりの仕事になる。

研究室が多すぎる

四力を身につけたらいよいよ研究室に配属されることになるのだが、基本的に四力を応用した分野ならなんでも含まれるので本当に各研究室でやっていることがバラバラ。隣の研究室が何をやっているのかは全くわからない(もちろんこれは機械工学科だけではないとは思うが……)。そのため学科イメージを統一することが難しく、どうしてもわかりやすいロボットなんかをアピールすることが多くなってしまう。とはいえそういう「わかりやすい」ことをやっている研究室は少数派で、実際は地味なシミュレーション材料のサンプルをいじくりまわしているところが多数派である最近医療工学系の研究をしているところが増えたらしいが、光計測だったり材料物性だったり航空工学だったり、あるいは全然関係ないシステム工学だとか原子力工学教員が居座っていることもあるようだ。こういう教員を食わすために機械工学第二学科(夜間向けの第二部ではない)が設立されたり、環境とかエネルギーとかが名前につく専攻が設立されたりすることがままある(昔は学科内に新しく講座を作るにはいろいろと制限があったらしい)。そういうところは(上位大学なら)ロンダ先として利用されるのが常で、そうした研究室を選んでしまった学部生はマスターの外部生の多さに面食らうことになる。

はいえいろいろ選べるならまだマシな方で、大学によっては計測か材料しか選べなかったり、工業高校ばりの金属加工実験を延々とやらされたりすることもある(ようだ)。やりたいことがあるならそれをやっている大学に行け、とは機械工学科志望の高校生のためにある言葉かもしれない。

で、ぶっちゃけ就職はいいんでしょ?

そう、就職は非常にいいのだ。「学内推薦が余る」という噂を聞いたことがある人がいるかもしれないが、まぎれもない事実である(とはい最近は上位校の推薦でもガンガン落としまくる企業が増えたようで就職担当も頭を抱えているようだが)。機電系なる言葉が広まったのはネットが登場して以降らしいが、機電系機械工学系と電気電子工学系、というぜんぜん関係ない2つの学科をまとめてこう呼ぶのは、それだけこの国の製造業でこの2学科出身者が必要とされているということだろう。我らが機械工学科の後輩たちのために、これから経済産業省には「モノづくり立国」なるわかったようでよくわからないスローガンを推進していただきたい。

inspierd by http://anond.hatelabo.jp/20110929232831

追記:あえて上位と下位の大学事情をごっちゃにして書いているので、受験生諸君はあまり鵜呑みにせず自分リサーチするようにお勧めする

 
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