はてなキーワード: 非エンジニアとは
都内のWEB系サービス企業でソフトウェアエンジニアをやっている。
先日、給与査定があったのだが、それにどう考えても納得いかないことがあったのでここで書く。
その時提示された給与に関しては、希望額には届かなかったものの前職よりもUPするので、まあいいか、がんばろ、ということで入社。
社員それぞれにグレードが与えられていて、MBOの達成度合いに応じてグレードのアップダウン、給与のアップダウンが発生する。
ざっくりいうと、MBOの評価がSだとグレードアップされ、Aだと給与アップの評価される。
チームメンバーでありつつ、場面に応じてチームリーディングを期待されるくらいの役割。
エンジニアスキルについても、設計から実装まで全て独力でやっていけることを期待されている。
Bランク。グレード相当の働き。
給料は上がらない。入社当時と同じカネで一年間働くことになる。
給与査定に関してそういうシステムであるということは理解している。
だが、上記の働きをして1円も給与がアップしないのは全く納得がいかねぇ。
給与査定の面談では今年度はモバイルアプリのテックリードだけではなく、開発チーム全体のリーダーに据えたいと考えているので頑張ってくれことだったのだが、じゃあ給料上げろよ。
ってか期待されている役割と実際のグレードの期待役割に乖離があんだろ。
一年間、すごく良く頑張ってくれて、採用してよかったとの言葉もあったが、そんな言葉はいらんので給料上げろ。
今年に入って、某有名アプリを開発をしている会社から転職してきた俺よりも10個下くらいの若手がいる(非エンジニア)。
前社での働きがどうだったかとかは俺は知らない。
で、だ。ひょんなことからその人の給与を知ってしまったのだが、俺と同額。
この時点でちょっと納得いっていなかったのだが、まあ、よしとしよう。一年間、バリューを発揮してきたのだから、おれも給料上がるだろ、と思っていた。
のだが、先に述べた通り、給料は据え置き。
これおかしいと思うんだよな。一年間会社に貢献してきた俺と、まだ貢献がゼロでその時点で何のバリューも発揮していない人間で結果的に同等の評価って。
前職の企業のネームバリューがでかいから、そういうものなのかもしれないし、そういうものとして理解することはできる。
だか、やっぱり納得がいかない。
近年、諸要因に伴う労働プールの枯渇と求人倍率の上昇により、博士課程院生のキャリアパスとして、日本でもようやく民間就職が現実味を帯びつつある。
例えば、この前も数学科?の博士課程修了の方が研究職を諸事情により諦め、民間就職にシフトしたことについての総括エントリをまとめ、バズっていた。
http://wakabame.hatenablog.com/entry/2018/11/04/190441
こうした潮流自体はもちろん喜ばしいことであると思う。しかし一方で、一人文社会科学系院生であり、かつ一応数年間民間企業で働いていた人間として、民間企業でのキャリアパスが確保されること=バラ色の未来とはとても思えなかったという経験がある。
これは、①本質的に博士課程院生を日本の民間企業で雇う際の歪み(特に非エンジニア職制の場合)と、②いわゆる「役に立たない」ことを研究している院生は、本質的に民間企業の価値規範にそぐわないメンタリティーを、大学院教育の中で滋養しているという二点に起因していると思う。
というわけで、極めて私的経験かつ、まったくもってエゴイズムの塊のような問題提起をあえてしておきたい。これは、前述したような近年の博士課程院生の民間就職を過度に褒めそやす風潮に対し、挫折し結局研究業界に戻ってきてしまった人間として嫌味を言っておきたいという気持ちによる。
私は修士終了後、まあいろいろあって博士課程進学と同時に民間企業へ就職をした。コレ自体、かなりイレギュラーではある。
仕事内容はまあ、詳しく言うと確実に特定されるので防ぐが、政策調査や地方自治体の計画策定コンサルである。官公庁の調査案件を請負、クソみたいな――時々インターネットで炎上するような――分析と鉛筆なめなめを行い、官僚様と政治家様の願望にそぐう数値をでっち上げる仕事である。
で、これは当然のことながら人文社会科学系の研究者の価値規範と真っ向から相反する。というのも、私たち人文社会科学系の研究者は、扱うデータがどのようなものであれ、そのデータの分析においては仮説を用意したとしても、最初から結論を用意するということはしないからである。ところが、この業界――まあいわゆるシンクタンク業界なんだけど――においては、最初から結論が決まっているので、データ分析はいかに結論をでっち上げるかという方向に労力が注がれる。
これはなんでそうなるかというと、この手の仕事がコンサルから派生しているからである。すなわち、元々コンサル業界の倫理観においては客の求める結論をはじき出すということがある程度正当化されているので(外コンのプレゼン術を名乗る本は多くの場合ただのごまかしである!)、それに基づいて目の前のデータを弄ることに抵抗がないのだ。ただ、そのデータを弄る際に、人文社会科学のスキルセットを援用するというだけなのである。
で、問題はこのスキルセットが活用できるという理由でもって、人文社会科学系の院生がこの業界を志望し、実際雇われているという現実である。サンプルサイズは極めて少ないが、私の周囲を観察するのならば、このギャップにやられて会社を辞める人間は実に多い。特に「優秀」――ここでの「優秀」とはアカデミアでの評価である――な人間ほどである。
事実、私は「優秀」ではないが、こうした現状に辟易して、言い換えるのならばアホなクライアントと上司の妄想に無理やり付き合うことに疲れて退職してしまった。
なぜこうなるのだろうか。それは、人文社会科学系の教育カリキュラムの価値規範が、現代日本企業と致命的にあってないからであると思う。
よく人文社会科学系の先生は、「常識を疑うこと」や、「新しい仮説を立てること」を大学教育の美点として強調する。私ももちろんこれらのことが本質的に良いことであることには同意したい。だが、これが現代日本の新卒就職においてよく働くかといえば、まったくもって嘘である。というのも、少なからぬ日本企業においてこれらのスキルが必要となるポジションは、多くの場合前頭葉が退化した老人によって占められており、我々若手社員がやりうることは、老人が出した意味不明な結論に向けて数字をでっち上げることだからである。この作業は、前述した批判精神と真っ向から相反する者である。私たちは、今まで培ってきたスキルセットをもってクソの世話をするのだ。
であるからにして、私は現在のアカデミア教育は、少なくとも人文社会科学系に限るのならば、民間就職に対し逆作用しか生み出していないと考える。ただ、これはアカデミアが悪いとは必ずしも言えない。繰り返すがこれは高スキル社員を作り出せず、無駄に高コストなジェネラリストという名の無能を社内に飼いながらスペシャリストの下請けを買い叩くという、日本大企業の伝統的構造に起因しているからである。鶏が先か卵が先かは言い難いが、そもそも日本企業において、一部理工系エンジニア(計量系の経済・社会・心理なども含めてもよい)以外は、「無能」――ここでの「無能」とはアカデミックにおける「無能」を意味する――でなくては生きていけないのである。
というわけで、現状の日本大企業の構造をそのままにしていては、博士院生をふくむ多様なキャリアを持つ社員の活用なんかできっこないし、実際出来てなかったよ、ということを本エントリは主張するものです。
金はないけどアカデミック最高!好きなことを好きにやれる環境って、結局俺たちには大学しか無いの。俺たちには理研も産総研も産学連携ベンチャーもない。同情するなら金をくれ。役に立たない研究しかしないけどね。
最近、知り合いのフォロワーがエンジニアを目指そうとProgateを始めた。
知り合いはProgateと同時にTwitterも始めており、エンジニア志望なTwitterアカウントを多数フォローしている。
このテのワナビーがフォローするのは、同じワナビーか、ワナビーからフリーランスになった人か、意識高い系のアカウント(エンジニアか非エンジニアかは問わない)かのいずれかなわけだが、ゴリッゴリの開発者をフォローしてないのは、本人の性格に加えて、Progateに参考文献がほとんどないからだろう。
そんなある日、知り合いが「勉強中アカウント」のつぶやきをリツイートしてたわけだが、ツイートのアカウントが妙に気になった。アイコンは美人な姉ちゃんだが、不自然なくらいきれいな姉ちゃんだったので、違和感を感じた僕はすぐに画像検索してみた。
予想は当たった。AV女優の写真を加工してた。いちおうプログラミングにまつわるネット記事をツイートしたりターミナルのログの写真をアップロードするなどしているが、ツイート数はそんな多くないし、男でもツイートできそうな内容だ。
本当に女性なのかもしれないが、AV女優の顔写真を加工してる時点でなんか勘ぐってしまう。出会い系や風俗を長年利用した経験で、AV女優の顔や体を加工した写真のアイコンの女はだいたい業者か地雷だと分かるからだ。まして真面目なところでそれをやられると余計に疑念が湧く。
こんな……えっちくない埼玉のおっさんみたいなアカウントを……フォローしている男たちは……何を思って、このアカウントをフォローしたんだろうか。ワンチャン狙ってんのだろうか。
割と真面目に言うと業務でやることって能力上がることもあるけど上がらないことが多い
技術が趣味な人が帰宅後や休日に色々試したりしてるのほうがスキル上がるよ
ベンチャーとかなら違うかもだけど、ある程度大手企業やそれらが取引対象と中小だと安定してることが重視されるから使い古されて使い方もわかっていて、どうすればできるかがある程度わかるものをただ作る事が多い
非エンジニアには無理だろうけどある程度スキルのあるエンジニアからすると、ネットで見かけるたんぽぽを刺し身に乗せる工場のライン作業と苦痛さは変わらない
ただタイミングするだけみたいな感じ
できたものの規模で多少の満足感はあるけど、それのために何時間も残業してもスキルが上がった感はほとんどない
自宅で新しいツールや言語いじったり、この技術だとああいうの作れそうだしやってみよう、みたいなことをしてるほうが技術力はつくと思う
仕事のおかげで技術力つくのって、個人の自宅で使えない規模の大きなものやお金かかるものくらいで、それ以外は仕事のおかげで成長できることもあまりない
残業減らしてたり、業務中でも一定時間好きにしていい時間作ったほうが社員のスキルは上がると思う
これから若くて優秀な人がいっぱい入ってきておっさんは死ぬんだろうなあと思ってたら
そういえば某キュレーション会社行ったときには16人体勢でやってるって話を聞いたけど
一体何をやってるんだろう、想像付かない
コード書くのか?
実はそんな人数要らないのにブームになってるならやべーなと思った
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バズった増田見てて思ったけど
でも個人的にコンサル行く人とエンジニアになる人は別の生き物だと思ってるんだけど
AIっぽいことやりたかったのに、成長するほどに非エンジニアになっていく人とか出てきそう
もちろんベンチャー界隈では成長しなきゃならないから需要あるんだけど
初期フェーズでは仕事があまりないから、元々狭くて5000人居ないと言われてるベンチャー界隈の中でも更に狭い門だと思うんだよね
まあアプリも似たようなもんだが
自分の会社(Webサービス系)にも 30 歳で非エンジニアからエンジニアへ転向した人はいる(今の会社でキャリアチェンジしたというわけではなく、昔在籍していた会社ではエンジニアにキャリアチェンジで転職したという意味です)。
30 で転向だから、どんなに必死こいて勉強したとしても、業務実績がないので、就活はだいぶ苦労したっぽい。
聞いた話だと、「給料は生きる最低限レベルでもいいので」くらいの感じで伝えて、何とか採ってもらったそうだ。
そこで(薄給ながら)必死こいて実績作って、今ではフリーランスのエンジニアとして、世間的には安くない給与(というか報酬?)もらってます。
その人は旧帝ではないけど国立出身で、今では信頼できる技術水準のエンジニアなので、働き方も結構自由で、週に2、3日出社してもらって、残りはリモート(自宅)稼働みたいな感じで、あとは好きにしていいですよみたいな感じで契約してます。
ただ、薄給で死にかけてるから転向したいという話のようだから、転向したら長期的にはわからないけど短期的には現状より下がる可能性はあるのと、
私の知り合いのそのエンジニアは、エンジニアリングが好きなので、会社に求められなくても自分で好きで勉強して何か作ってたりするので、
http://aiweeklynews.com/archives/49678692.html
・Excelはがっつり使える
・Pythonのnumpyやpandasでデータの処理ができる
例えばですが、pythonを自分のパソコンに環境構築して、「Hello,world!」と表示できるようになったら、面接に申し込んで、「少しはpythonできます」と言ってみるのも一つの方法かもしれません。
実際に見分け方がわからなくてこれに引っかかって採用してしまう場合もあるんだろうな、とも思う。
自分がこの手の人材(エンジニア)を採用する場合にどうやって質問をすれば見極められるのかエンジニアの採用にも関わっている身としてを考えてみた。
AI人材という呼称自体がぞわぞわするけど、一旦そこは我慢する。
まず採用を行う前に、AI人材を取って何をしてもらいたいのかをチームないし採用意思決定者としっかり確認する。
など、あとは案件ベースなのか自社開発なのかそれぞれ必要となる能力がオーバーラップしつつも異なっているため。
バックグラウンドを確認する。実務や研究の経験の話が出てくるのがメジャーだと思うが、エンジニアとしてのバックグラウンドがあれば独学勢でも野良kagglerなどレベルの高い人はいるので実務経験に絞らなくても良いと思う
機械学習全般の基本的なところから確認していく。質問としてはこんな感じだと思う
・過学習ってなんでしょうか
イメージとしては非エンジニア職でも必要になる「この辺りの言葉が通じないと絶対困ったことになる」一般常識を確認する感じ。
画像や映像の認識などディープラーニング系の業務が多い想定の場合
から始まって
・どうやって訓練したのですか?
・どうしてそのような構成にしたのですか?
と突っ込んでいく。
確認したいことはディープラーニング「しか」できない人かではないかという点。
ある程度統計やベイズ法周りの知識が無いと詰むため。逆にディープラーニングが不要な業務ならこっち一本でも可。
・勾配降下法について説明してください
・畳み込みニューラルネットワークについて仕組みを説明してください
盲目的にライブラリを使ってるだけでないかという点を確認したい。
SVMを入力に適用するだけならsklearnで5行書くだけで誰でも出来る。手法の背景や対象データの特性をきちんと考えて使っているかを見たい。
・kaggleのコンペに参加したことはあるか
・メダルの取得状況
kaggleに参加した経験があればnoteからその人の手付きを直接評価できるし、メダルという他メンバからも客観的に評価できる定量指標もある。
学習意欲とか普段の姿勢を確認したい。もしかするとここが一番重要かも。
・普段何を参考に勉強しているか / 論文を読む習慣があるか(最近読んだ論文があれば教えてください)
・今興味のあること
いま転職活動をしているのだけど、活動している中で良い会社もあれば、ひどい会社もあるので、一旦整理したくて書いてみた。
業種・業界によっても変わるだろうけど、書いた人はIT業界で勤務する非エンジニア職です。
ちなみに人事ではないので、人事がこれらを意図的にしているのかどうかは分からんです。
応募者からすると「えっ?」となるし、この時点でやる気がなくなる。
応募してから早くても1日、普通は数日あるのに「なんで見てないの?何する時間だと思ってんの?」という気持ちになるし、会社のレベル・担当者のレベルも自ずと分かってしまうし、何より応募者に対して失礼極まりない行為だと思うのでやめて欲しい。
ベンチャーとか少数精鋭の会社で、仕切りを立てた会議室・会議スペースがないのなら仕方が無いし、社内の雰囲気も分かるので逆に良い点もあるとは思う。
ただし会議室があるのに「場所がないので、オープンスペースでお願いします」とか採用を何だと思ってるんだろうという気持ちしかない。
オープンスペースで転職の目的や過去に勤めた会社など、それらを喋らせるのってちょっと無いなと思ってしまう。
こちらが聞こえる=こちらの話す内容は相手にも聞こえている、ということになる。
仕切りがあっても壁が薄いせいなのか、天井付近に仕切りのない空間があるからなのか、いずれにしても商談内容が聞こえるのもマズイだろうし、応募者にとっても良い気持ちではないことはたしか。
転職活動をしている中で「面談=正式に応募する前のお互いのフィット感や職務・事業の確認、応募者がOKであれば正式に応募して選考を進める」という認識でいたし、実際に「まずは面談を〜」と提案された場合はそのような流れだった。
ステップ数は増えるけど、お互いにざっくばらんに話ができて、面接での会話のネタにもなるし、会社の印象も分かるのでとても良いと思ってる。
面接が終わって1時間も経たずに「社内で慎重に検討した結果…」とか応募メールを送って数分で「慎重に協議をした結果…」ということをやっている会社もあった。
特に後者は求人媒体で深夜にWEBから応募したのだけど、その時間帯で数分に慎重に協議できる環境って何なんだよと恐ろしくなった。
きっと媒体側で学歴や経験社数などでフィルタリングして除外しているだけなんだろうけど、応募者にとっては印象悪くなるだけなのでやめた方が良いと思う。
求人媒体から応募する際、返信がお祈りテンプレート(本当に文面が一緒だった)だと応募者に悪い印象しか与えませんのでやめましょう。
面接時に「簡単に経歴をお話ください」というのはもちろんあるけど、経歴を説明する前に「〜をしていたんですね、どうでしたか?」とか一言あると、応募者に対してちゃんと経歴見てるんだなという印象を与えるので、これはオススメです。
応募者側も気分が良くなるので、話が弾む展開になりやすい。
密室であるが故の心理的安心感は大きいし、声が漏れない密室だからこそ聞いてみたいことや質問をし易くなるので、会議室など用意が出来る場合は用意した方がいい。
面談に進む=その後に応募すればほぼほぼ面接へ進む、という状況ではあると思うけれど、面談はざっくばらんに色々な話ができる場でもあるので、あまり堅くなりすぎない雰囲気で相互理解を進めて、面接でもう少し踏み込んだ話をするための土台作りができた方が良い。
実際のところあんまりないけど、結果連絡にテンプレートを使わないだけでも、ずいぶん印象が変わる。
テンプレートを使わないといっても、単純にNGな理由をやんわりと書くだけでも応募者側にとっては傷は浅くなる。
ただしダイレクトに書きすぎると、逆に印象が悪くなってしまうので注意が必要。
実際にNGだった理由が企業側の勝手な思い込みであったり、事実と違っている場合もあった。(特に訂正しなかったけど)
ちょっとの気遣いで印象がガラッと変わるし、IT業界なんて広いようで狭い世界なので、オフラインの口コミで面接の評判も人知れず伝わってしまう。
落とした候補者が転職希望先の面接相手になることもあるだろうし、面接を担当するのは人事だけではないので気をつけていきたいものですね。
整理しようとしたきっかけは、先日とある企業の"面談"を受けたところ、面談の翌日に"面接結果のご連絡"という体でお祈りメールが来た。
最初から面接とも聞いてなかったし、そもそも面接を一般社員が仕事している席のすぐ近くでやるのかという点もあるし、(選考進める意思はゼロだけど)なんだかなぁという気持ちになったので書いた次第です。
とか、
「それって必要ですかね」
とか、
なんて平気で言うんだけど、これって言い換えると、
『そんなのオレらの仕事じゃねーわ』
と言っているのに等しい。
私は元はエンジニアなので、よくもまぁ堂々とこんなことが言えるなと思うし、
業界全体がエンジニアというものはこういう人種であると受け入れ、彼らのモチベーションをいかに損なわずに
仕事をさせるか、ということは一丸となって取り組むべき課題であるかのように論じられることが不思議でならない。
こうした"課題"は往々にして、システムを内製する企業が抱えるものだと思われる。
受託の企業なら請け負った仕事が何のためのものなのかをそれほど気にはしないだろうし、
請け負った仕事をこなすことが自分たちの利益になることは明白だから内容そのものには恐らく文句は言わないだろう。
私が初めて勤めた会社がまさに下請けというより孫請け、玄孫請けといった位置付けの業務だったが、
ではこの原因はエンジニア自身の業務が企業の利益に結びついているように思えないことであって、
それをしっかり共有できていない経営者、事業責任者、プロデューサー、あるいはディレクターなどに問題があるのだろうか。
私はそうは考えていない。なぜなら『オレらの仕事じゃねーわ』の意味は技術的に高度で、チャレンジングで、
市場価値が高いスキルを要するものをやりたいという個人的な欲求であって、企業の利益には沿っていない。
むしろそういう先進的な技術は学習コストも掛かるし、容易に引き継ぐこともできない。
既存のシステムのリプレイスが必要になればそのコストも掛かる。そうした人種にいくら企業の目的や利益を説いたところで
オレの知ったことじゃないという考え方だろうから、彼らの評価者でない人間はただ彼らに頭を下げ、持ち上げ、
その気になってもらうしかない。
一方でエンジニア自身に作業を命じるのが彼らの上司や評価者であればどうだろうか。
恐らく、「オレの仕事じゃないッスね、お断りです」という意味のことを言うのには
それ相応のリスクを覚悟するだろう。"オレの仕事じゃない"かどうかをわかっているはずの人が命じているのだから、
「いや、これがお前の仕事だよ」と言われるかも知れないし、普通に評価への悪影響を懸念して了承するだろう。
つまり、意識の高いエンジニアに相応しい仕事を用意できない非エンジニアの問題ではなく、
単純にエンジニア部門のマネージメントの問題であるとしか言えない。
そう考えると、そのマネージャークラスの人間自身が「そんな作業じゃ・・・」などと述べるのはお門違いだろう。
依頼する非エンジニアだって、文句ばっかり言うヤツにやっと仕事をしてもらってもバグだらけ、というような思いを何度もしているなら
できればこっちも頼みたくないと思っているはずだ。
エンジニア部門のマネージメントはやはりエンジニア出身者がやることになることが多いと思うが、
そもそもこのレイヤーの人間の育成や必要なスキルなどを論じることが先決ではないだろうか。
個々のエンジニアの心情を慮って組織体制をいじったり、企業の方針をそちらに寄せたりすることより、
https://mobile.twitter.com/g3akk/status/815693949155340288
非エンジニアだけど、プロのライターが書いた記事に、OSS界隈の人が噛み付いたというか、
まっさきに噛んだおっさんは、改めて「批評」をブログに書いていたが、
外から見れば「いやいや、それも推測に基づいてるし、事実かわからない」ってレベル。
なんというか、自分を正当化したいがために書いた感じ。批評ってレベルじゃなく、元記事の揚げ足取ってるし。
OSS界隈に限った話じゃないけど、「俺らの世界にズカズカ来るな、クソが」って意識が物凄く強い。
このスタンスが自分たちのポジションを狭めることになりかねないのに。
一方のライターの方はどうか、というと。
これはこれで拗らせている。プロのライターが「指摘じゃなくて否定された」から
始まっているからだろう。何故、こういった対立構造になってしまうのか。
まずはそこから考えないとね。
っと、ヌルい話。