いま転職活動をしているのだけど、活動している中で良い会社もあれば、ひどい会社もあるので、一旦整理したくて書いてみた。
業種・業界によっても変わるだろうけど、書いた人はIT業界で勤務する非エンジニア職です。
ちなみに人事ではないので、人事がこれらを意図的にしているのかどうかは分からんです。
応募者からすると「えっ?」となるし、この時点でやる気がなくなる。
応募してから早くても1日、普通は数日あるのに「なんで見てないの?何する時間だと思ってんの?」という気持ちになるし、会社のレベル・担当者のレベルも自ずと分かってしまうし、何より応募者に対して失礼極まりない行為だと思うのでやめて欲しい。
ベンチャーとか少数精鋭の会社で、仕切りを立てた会議室・会議スペースがないのなら仕方が無いし、社内の雰囲気も分かるので逆に良い点もあるとは思う。
ただし会議室があるのに「場所がないので、オープンスペースでお願いします」とか採用を何だと思ってるんだろうという気持ちしかない。
オープンスペースで転職の目的や過去に勤めた会社など、それらを喋らせるのってちょっと無いなと思ってしまう。
こちらが聞こえる=こちらの話す内容は相手にも聞こえている、ということになる。
仕切りがあっても壁が薄いせいなのか、天井付近に仕切りのない空間があるからなのか、いずれにしても商談内容が聞こえるのもマズイだろうし、応募者にとっても良い気持ちではないことはたしか。
転職活動をしている中で「面談=正式に応募する前のお互いのフィット感や職務・事業の確認、応募者がOKであれば正式に応募して選考を進める」という認識でいたし、実際に「まずは面談を〜」と提案された場合はそのような流れだった。
ステップ数は増えるけど、お互いにざっくばらんに話ができて、面接での会話のネタにもなるし、会社の印象も分かるのでとても良いと思ってる。
面接が終わって1時間も経たずに「社内で慎重に検討した結果…」とか応募メールを送って数分で「慎重に協議をした結果…」ということをやっている会社もあった。
特に後者は求人媒体で深夜にWEBから応募したのだけど、その時間帯で数分に慎重に協議できる環境って何なんだよと恐ろしくなった。
きっと媒体側で学歴や経験社数などでフィルタリングして除外しているだけなんだろうけど、応募者にとっては印象悪くなるだけなのでやめた方が良いと思う。
求人媒体から応募する際、返信がお祈りテンプレート(本当に文面が一緒だった)だと応募者に悪い印象しか与えませんのでやめましょう。
面接時に「簡単に経歴をお話ください」というのはもちろんあるけど、経歴を説明する前に「〜をしていたんですね、どうでしたか?」とか一言あると、応募者に対してちゃんと経歴見てるんだなという印象を与えるので、これはオススメです。
応募者側も気分が良くなるので、話が弾む展開になりやすい。
密室であるが故の心理的安心感は大きいし、声が漏れない密室だからこそ聞いてみたいことや質問をし易くなるので、会議室など用意が出来る場合は用意した方がいい。
面談に進む=その後に応募すればほぼほぼ面接へ進む、という状況ではあると思うけれど、面談はざっくばらんに色々な話ができる場でもあるので、あまり堅くなりすぎない雰囲気で相互理解を進めて、面接でもう少し踏み込んだ話をするための土台作りができた方が良い。
実際のところあんまりないけど、結果連絡にテンプレートを使わないだけでも、ずいぶん印象が変わる。
テンプレートを使わないといっても、単純にNGな理由をやんわりと書くだけでも応募者側にとっては傷は浅くなる。
ただしダイレクトに書きすぎると、逆に印象が悪くなってしまうので注意が必要。
実際にNGだった理由が企業側の勝手な思い込みであったり、事実と違っている場合もあった。(特に訂正しなかったけど)
ちょっとの気遣いで印象がガラッと変わるし、IT業界なんて広いようで狭い世界なので、オフラインの口コミで面接の評判も人知れず伝わってしまう。
落とした候補者が転職希望先の面接相手になることもあるだろうし、面接を担当するのは人事だけではないので気をつけていきたいものですね。
整理しようとしたきっかけは、先日とある企業の"面談"を受けたところ、面談の翌日に"面接結果のご連絡"という体でお祈りメールが来た。
最初から面接とも聞いてなかったし、そもそも面接を一般社員が仕事している席のすぐ近くでやるのかという点もあるし、(選考進める意思はゼロだけど)なんだかなぁという気持ちになったので書いた次第です。