はてなキーワード: 通信とは
この記事のブコメで、例によって櫻井よしこやネトウヨはデマ製造機的に避難されているけど、一概にはそう言えない。
昭和51年の防衛白書には入学拒否に関する記述があるんだけど、それをみるとよく分かる。
防衛庁では,職務上の必要から,隊員を国内の大学院等において研修させているが,受験の際その辞退を求められたり,願書が返送されたりするといった事例は,昭和39年から46年までの間に,延べ約50人に及んだ。最近は,表面上少なくなっているが,これはトラブルの予想される大学には出願を避けている等の理由によるものであり,今なお,希望の学校,科目等を自由に選べない実情にある。
また,私費で,夜間に大学等ヘ通学したり,通信教育により勉学に励んでいる隊員は,昭和50年度において約1万2,300人に達する。この場合ですら,例えば某県であった例のように,自衛官であることを理由として高校通信課程の転入学を拒否され,あるいは大学入学後自治会学生等に1年間にわたってその通学を妨害され,現地の地方法務局に人権侵犯問題として申告した事例等がある。
櫻井よしこは「すべての」自衛官が大学や大学院に入学できないことを主張したわけではないのは、文脈から明らか。自衛官というだけで入学拒否の事例が結構あることが問題っていう主張をしている。
[B! セキュリティ] フェイスブックの暗号化、日米英などが見直し要求へ (写真=AP) 日本経済新聞
平文に一定のアルゴリズムに従って暗号鍵から生成したノイズデータを掛け合わせ、意味が読み取れない暗号文を作るのが暗号化である。逆に意味が取れない暗号文から平文を求める操作を復号と呼ぶ。アルゴリズムがよく知られていながら暗号鍵が無ければ復号できないものがよい暗号と言われる。一般には256bitAESでも使っておけばまずパッと見ても聞いても数学的にもほぼ乱数と区別できなくなる。
ノイズデータの生成方法には色々あり、事前に送り付けた乱数表を使い使用後は破棄するもの、事前に送り付けた共通鍵や公開鍵を使うもの、都度生成するものなどがある。掛け合わせる方法も色々あり、乱数表に書いてある数字と暗号文を足し合わせると平文になるもの、共通鍵を暗号文に使うと平文になるもの、公開鍵を使うと平文になるものなどがある。
共通鍵を平文に使うと暗号文になり、共通鍵を暗号文に使うと平文になるものを、対称暗号とか共通鍵暗号と呼ぶ。
公開鍵を平文に使うと暗号文になり、暗号文に秘密鍵を使うと平文になるものを公開鍵暗号と呼ぶ。非対称暗号ともいう。
共通鍵暗号でも公開鍵暗号でも「平文が、暗号文になり、平文に戻る」というところは同じだが、
共通鍵では「平文→ 鍵→暗号文→鍵 →平文」と同じ鍵を使い、
公開鍵では「平文→ 公開鍵→暗号文→秘密鍵 →平文」と二種類の鍵を順に使う。
なお、この二種類の鍵は順に使えば順序はどっちでも良い。先に秘密鍵で処理して公開鍵で処理することも可能だ。とにかく2種類両方を使えば良い。
共通鍵暗号は分かりやすい。zipのパスみたいなもんだ。Wi-Fiのパスワードも同じだ。だが公開鍵暗号については、二種類の鍵を順番に使うと何が良いのかと思う人も多いだろう。どうせ暗号で読めないのだからいいじゃないかと思うだろう。実は名前の通り鍵を公開しても全くノーダメージというところがメリットなのだ。書かなかったが公開鍵から秘密鍵を数学的に求めることは不可能である。逆も不可能である。そして処理する順番もどっちでもいい。つまり適当な暗号文と鍵の片割れを公開しておくことで、もう片割れの所有を証明できるのである。これが公開鍵暗号の醍醐味である。
この技術はHTTPSの証明書に使われている。というかすべての公開鍵基盤で使われている。.pemとか.cerとかid_rsa.pubはこの片割れであり、ウェブブラウザの「証明書の検証」とは、ネットを見てる時にサーバが送ってくる「適当な暗号文」として"*.hatena.ne.jp"のハッシュを知らん鍵で暗号化したもののハッシュを知らん鍵で暗号化したもののハッシュを暗号化したものに対して、事前にWindowsをインストールした時に付いてきたHatena-Masuda Ultra Global Root CAとかいったけったいな鍵の片割れを使ってみてちゃんと復号出来てるかチェックしているのである。
暗号化通信を行うには、暗号鍵でデータを暗号化すればいい。暗号化には共通鍵暗号を使うのが高速で便利だ。公開鍵暗号は原理的に計算量が多く低速である。しかし、どうやって共通鍵を事前に知らせればいい? 公開鍵暗号で共通鍵を暗号化すれば、受け取り手は自分の秘密鍵で復号できるだろう。しかし、秘密鍵は本当に秘密か? 暗号文と秘密鍵が手に入れば、公開鍵暗号でも解読できてしまうのではないか? HTTPS化しているウェブサービスでも、TLSをロードバランサで終端してデータセンタ内は平文だったりするのではないか? そこで鍵交換、セッション鍵生成の議論が登場する。
Diffie-Hellman-Merkle(Diffie-Hellman)鍵交換方式とは、ディッフィー君とヘルマン君が下宿で階段をドタドタやってる時に天啓のように降ってきたと言われる、ネット上に数字そのものを公開することなく、2者間で同じ1つの乱数を得る方法である。
送信者と受信者の間で共通の1つの乱数を得ることができ、その乱数を第三者に知られることがない。
上で何度か「公開鍵暗号の秘密鍵と公開鍵は、平文に対して両方使えば平文に戻り、順序は関係ない」と書いたのを覚えているだろうか。Diffie-Hellmanはこれに似た方式だ。まず、AさんとBさんは送信者がお互い本人であることを証明できるようにする(公開鍵基盤を使う)。そして、それぞれ手元で乱数AとBを生成する。次に、鍵用の乱数Aを適当な乱数で暗号化した鍵Aと、鍵用の乱数Bを適当な乱数で暗号化した鍵Bを計算し、お互いに送り付ける。この暗号Aと暗号Bは盗聴されているものとする。
AさんとBさんはそれぞれ鍵Bと鍵Aに対して暗号化を行う。すると鍵BAと鍵ABが生まれる。このとき数学的な都合により鍵BA == 鍵ABである。
では、暗号A、暗号B、適当A、適当Bのみから鍵ABや乱数Aを求めることはできないのか? 可能だが式変形などで「解く」ことができず、総当たりになるため計算量が膨大になる。従って実質的にはできない。
或は、暗号A、暗号Bを掛け合わせれば、鍵ABになるのではないか? これもできない。暗号AまたはBと掛け合わせるのは生の乱数AまたはBでなければ意味がない。第三者が乱数Cを作って暗号AやBと掛け合わせても、鍵ACや鍵BCになってしまい、鍵ABと一致しない。
これにより、手元で生成した乱数以外のすべての情報が公開で既知で盗聴されているにもかかわらず、2者間で秘密の暗号鍵用乱数を得ることができる。
原始的なDiffie-Hellman鍵交換の実際の計算は非常に簡単であり、この「暗号化」は事前に決めた別の方法で生成する既知の2つの整数X, Yと乱数A, Bに対して、
暗号A = XをA乗してYで割った余り、
暗号B = XをB乗してYで割った余り、
鍵AB = 暗号BをA乗してYで割った余り、
である。
なお、くれぐれも簡単と聞いてPython 2.7とかで実装しようとしないように。算数の上手い人が作ったライブラリを使え。暗号処理の自作は絶対バグらせて割られるのがオチだ。ちなみにDiffie-Hellman-Merkleの三人目のマークル氏というのは両名と何のゆかりもないので普通は名前に入れないのだが、Merkle氏の先行研究が直接の元ネタなので入れるべきだと主張する派閥もある。俺はどっちでもいいと思うが折角なので入れておく。
ここでやっとE2E暗号化が登場する。上のセクションでしれっと書いたが、DH鍵交換が完了した時に送信者と受信者が得る共通の乱数は、各々ローカルで都度生成する乱数を元にしている。身許保証は公開鍵によるが、鍵は公開鍵に縛られないのだ。つまり、SNSやメールサーバその他、身許を保証する機能と文章をやり取りする機能があるツールと、そのツールで間違いなく本人にDH鍵交換の暗号を送れるクライアントアプリがあれば、その経路で本人同士の間だけで共通の乱数を生成し、それを「セッション鍵」として共通鍵暗号方式による通信経路が設定できる。
この「公開鍵認証基盤で本人確認し、DH鍵交換でセッション鍵を設定し、鍵を端末に出し入れすることなく、受信側端末のメモリに入るまで暗号化を解くこともないまま、共通鍵暗号で通信する」のがいわゆる「End-to-End 暗号化」である。
E2E暗号化を行うと、鍵はDH鍵交換で生成され、端末の外に出ないし書き出す必要もなく、通信の中で割り出す事もできず、通信が終われば破棄してもよい。好きなだけ定期再生成してもよい。認証に使う公開鍵と数学的な関係もない。一度設定してしまえば、SNS運営にチャットログを出させても鍵交換した意味不明な履歴と意味不明な暗号文が出てくるのみで、盗聴者をなりすまさせて鍵を再設定させても前の鍵と何も関係のない新しい鍵が出てくるだけで、意味不明な暗号文の解読の助けにはならない。ちょっと量子コンピュータめいているが、端末となりすましの両方で鍵を一致させることもできない。
ざっくり言えば送信側端末と受信側端末に残っている平文か鍵をバレる前にぶっこ抜く以外に解読方法がない。
これは盗聴関係者にとって非常に大きな問題で、米国のFBIなどは盗聴能力を維持するには法規制以外に策がないと考えている。DH鍵交換のアルゴリズムは上に書いた剰余以外にも楕円曲線を用いた数学的に更に複雑なものもあり、ソースはネットにいくらでも転がっているし、電子計算機アルゴリズムの常でやたら強力な癖に計算量的には全然負担にならない。NSAなどは数学者を揃えて最高のアルゴリズムを提供する振りをして、規格書で事前に決めた一定の数学的特徴を備えているべき定数に備えていないものを指定するとか、実装でミスが出やすい関数を選ぶなど小細工を入れているが俺は二次関数も分からんので詳しいことは知らん。しばしば政府の陰謀にキレた若いITキッズが小細工を抜いて差し替えた再実装を公開したりして揉めている。
実際にSNSなどでE2E暗号化を実装する上での問題点は、本人確認、機種変とマルチデバイス、嫌がらせ対応がある。まず本人確認がコケればMITMは可能だ。E2Eでは鍵を外に出さないのがメリットなので複数端末ログインができず(鍵が変わって別端末で書いたメッセージは解読できなくなる)、運営で常時メッセージを監視できない(したら意味がない)ので嫌がらせ対応が多少困難になる。またMITBというか、改造偽アプリで抜かれる可能性は、まあ、ある。
私は20代後半女性。恩師であるE先生は今は50代になるだろうか、親より少し下の世代の女性。私立女子校の保健室の先生で、私の進路決定に大きく影響を与えた存在である。
私がその学校で生徒だったのは10年ほど前のこと。中学受験で入った学校に1時間かけて通学したものの他の生徒と馬が合わず、クラスや部活で馴染めないどころか「場面寡黙」のような状態になってしまった。気は強かったので、そんなことで不登校になってたまるか、と踏ん張っていたが遂に中学2年の初夏に心が折れてしまい、保健室に入り浸るようになった。
そのとき様々な声かけをし心理的ケアをしてくれたのがE先生で、私は彼女に憧れて看護学部を受験し、現在は看護師をしている。
看護師を数年したら養護教員(保健室の先生)になるだろうと高校時代は思っていたものだが、大学時代に就活をするときには一度そのことは消し去ってみた。だけど一度夢にまでみたこと、資格は“一応“持っているので、叶えてみるのが過去の自分のためだと思い転職活動を開始したのがここ1年のことである。そして新型コロナウイルスの流行があり、学校保健においては大変なことであろうと思い、E先生のことが思い浮かび、お元気だろうか、と様子伺いを兼ねて近況報告を送ることにした。
E先生はクールな方だけど、内面はとても豊かな人だったと思う。
ただ、さっぱりしすぎていてなのか、仕事上(教科・学級担任と異なり全校生徒を相手にする)致し方ないのか、年賀状を送りたいだとかEメールアドレスを教えてほしいだとかお願いしても、全く個人的な連絡先を教えてくださらなかった。
「学校に送ればいいわよ」とか「学校に来れば私はいつでもいるわよ」とか仰っていた。他の教師たちはというと、携帯やSNS禁止の古風な学校のくせに、数年前に訪問してみるとLINE交換を迫ってきた、なんてこともあった。
そういうわけで、E先生宛に手紙を書いた。もちろん個人的な連絡先を知らないので、宛先の住所は学校にした。私学だから転勤もないし、ほかの先生から消息は伺っている。
同じ県内に住んでいるので、1日もあれば届くだろう。
お返事は週明けには来るだろうか?
そんなことを考えた。
が、1週間経っても、2週間経っても、シルバーウィークを挟んでも、返事は来ない。
前述の通り、クールなお方だから、と思って、松任谷由実の「返事はいらない」さながら、返事は期待せずに手紙を書いたし、ポストに投函した。
だけども、どうしても、返事がこないとソワソワしてしまう。
私は平成1桁生まれ、とはいえ、ジャストなデジタルネイティブ世代で、物心がついたときにはダイヤル回線でポストペットがメールを運んでくれるような環境だった。
大学に入って最初の数ヶ月こそ「メーリス」を多用したが、だんだんLINEが普及しはじめ、LINEが主流の通信手段である。
仕事を始めれば職場ではメールを使うが、いま私の周囲で即時性のないやりとりはその程度。
別件で、他の恩師からコロナ禍で病院で働く私の身を案じるお手紙をいただいた時には、速攻でお返事を書いて出したくらいの即レス魔なのである。
E先生から返事が来ず悶々とし、私はインターネットの大海から「手紙」の返事を「待つ」という行為についての記事を探しまくった。スマホに穴が開くほど、といいたいところだが実際には私はかなりの睡眠時間を犠牲にした。
LINE、Twitter、4G通信、メールですら「センターに問い合わせ」をしなくても届く時代。
即時的な現代でわざわざ手紙を送るという行為は、待つ時間をも味わい、愉しむ必要があるようだ。
そして、手紙というものは、一方通行であることをある程度覚悟する必要があるらしい。
こういう話は、文化人類学にでもなるのだろうか?
毎日ポストを、封筒が入っているのを十分想像しながら開ける。そんなことをして早1ヶ月。
そういえば、E先生はお勧めの本でミヒャエルエンデの「モモ」を紹介していたっけ。時間の大切さを題材にした物語だったと思う。
E先生が返事を送ってこないのは、メッセージがあってかどうかは知らない。が、もう少し待ちながら、自分のことをまた一生懸命やってみようではないか。
高い高いって言っている人たちの内訳を調べないとこの問題根本解決しないよ。
サブブランドがないので乗り換え先が基本、他2社のみになる。
au、Softbankであればそれぞれサブブランドに労力少なく移行できる
今後はサブブランドを強化していくから今サブブランドの無いdocomoは高くなる
つけた定員も悪いけど、それを毎月の請求を見ておかしいと思わない自分も悪い。
明らかに使ってないものは解約する。(その際の違約金があれば注意する)
身の丈にあってない端末買ってない?
5万前後で4,5年使える端末がAppleからSimフリーで出てるの知ってる?
それ固定にしたほうが安くないですかね?
5~6千円使って固定追加すれば無制限になる。
固定とセットにすると割引になったりするから通信料は確認必須。
ぱっと思いつくのはこんなところ。
これをやらないで高いって言っている人は値下げプランができてもまたカモにされるよ
まぁ基本は4Gで十分な速さだと思うよ
動画見るとか多人数対戦ゲームをやるとか通信量の多いことをみんながやりたがるとなると5Gは必要になるんじゃない?
くだらないとは思うけど、通勤電車の中の人たちをみると動画見てたりゲームやってたりと通信量の多い娯楽をやりたがる人が多いようには観察できるね
そうするとくだらないと思いつつも、通信量圧迫するわけだから4Gよりも早い5Gを採用せざるを得なくなるんじゃない
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/04635/
↑の有料記事に丸々同意なので、読める人は読んでほしいんだけど
要約すると、もうスマホレベルの需要は4Gで十分満たせてるのに5Gなんて誰が欲しがってるの?って話
世間の動画需要を満たすための通信速度ってFHD60pで15Mbpsくらい、つまり4G(75Mbps~100Mbps)で十分なのよ
4Kだって60Mbpsくらいなのに、5GはGbpsレベルだって業界人がアピールするけど、いるんですか?
低遅延なのも売りだっていうんですけど、それのなにがいいわけ?まさかみんながeスポーツやるの?
あと5Gの未来予想で言われてたのが工場の機械が5Gにつながって連携したり、遠隔医療で離島の病院でロボット手術ができるってやつだけど
そういうのって5Gじゃなくてもwifiでやれる事だと思いますけどね。つーか無線だと途切れたときどうするの?って思いますね
音を鳴らしていきたいので音ください。
1 再生可能デバイスは、スマホとカーナビ。カーナビはCD、DVD、それからSDカードとUSBメモリでのmp3が再生可能。
2 できれば通信量を食いたくないので、スマホでのストリーミング再生はしたくない。毎日ともなると馬鹿にならないだろうし。事前にDLしておけるものがいい
3 グレイゾーンでもまあいいけど出来れば合法のほうが望ましい。課金もある程度していいと思ってるけど無料ならばまあそっちのほうが利用しやすい。
普段聞いている音は、深夜の馬鹿力を生で聴ければ生で。荻上チキSession22やアフター6ジャンクションをHPからポッドキャストで。
車の中では、お笑い芸人のライブDVDをみたりもしてたけど、運転に集中できなかったり画面見てないとわかんない展開とかあったりでイマイチ。
「ここで落語ダウンロードできるよ」とか「ポッドキャストのこの番組面白いよ」「こういうツール使えば一括でmp3DLできるよ」「ここの英会話は聞き取りやすいからリスニングの勉強になるよ」とか色々情報ください。
5GHz帯だと、国内ベンダしか対応してない感じの5.6GHz帯しか屋外利用が許可されてないんだけど、屋内に設置した機器同士で屋外を通る形で通信するのはどうなんだろうね?
ちなみに2.4GHz帯なら問題は全くないです
僕は在宅勤務をしている。
家で仕事をしていたら、インターネットに繋がらなくなった。はじめはルーターの不調かと思って、管理コンソールにログインして再起動や再接続をしたがうまく行かなかった。
どうしたものかと思案いていると、リビングの方から悲鳴が聞こえてきた。
家の通信機器がおかれている一角にウサギが潜り込んでいて妻が一生懸命引っ張り出そうとしていた。光ファイバーケーブルは切断、ルーターに接続されているLANケーブルも皮一枚でつながっていた。
我が家のウサギは家の至る物をかじって切断しようとするので、家の中で放さないようにしている。庭と囲いの中のみにしているが、どうやら一瞬のスキをつかれて脱走したそうだ。
これが原因なのかとおもったがすぐさま事の重大さに気づく。家のネットが使えないと全く仕事にならない。とりあえず会社のSlackに状況を報告して、落ち着いて被害状況を確認することにした。
うちはauひかりに加入しており、光ファイバーのケーブルが壁から出ていて最初につながってきいる機器はONUといわれている。
ONUからLANケーブルが伸びて、その隣にあるホームゲートウェイという機器につながっている。ホームゲートウェイとは無線LANルーターのようなものなのだが、auひかりでは回線の都合上このホームゲートウェイという物でなければ家にネットがはいってこないそうだ。
この二つの機器が家とネットをつないでいる。その後ホームゲートウェイはWIFIで各機器につながっているし、我が家の壁の中をとっているLANケーブルを伝って自室のもう一つの無線LANルーターにつながって家中どこでもネットができるようにしている。
被害は、ONUと壁をつなぐ光ファイバーケーブルと、ONUのACアダプタのケーブル、ホームゲートウェイと家の中のLANをつなぐLANケーブルだ。
LANケーブルは余るほどもっているので問題はないが、それ以外が問題だ。
ONUはレンタル機器なのですぐさまプロバイダのサポートに連絡をした。これ系のサポートセンターは電話につながるのにも結構時間がかかるがここはすぐにつながってくれたマジ助かった。
まずは落ち着いて事情を説明したところ、ACアダプタがやられたらONUを全部取り替えないといけないとのことだった。交換をしてくれるならばありがたいと思ったんだが、その後に言われた「到着まで1週間はかかります」とのことで取り乱しそうになった。
一週間もネットに不通なんてまず死である。ガスや水道が止まってもなんとかなるが、ネットが止まったら何も出来ない。何よりも今は仕事という生きるための重要な行為もネットの、この細い光ファイバーにかかっているというのに、この細いケーブルを交換するのに1週間かかると。
実際仕方ないのだろう。在庫確認したり準備したりいろいろあるんだ。僕はAmazonプライムの即日配送に甘やかされてしまって、届くのは明日だろうという勝手な期待をしていただけなんだ…
でも、サポートの方は気を利かせて「その間はテザリングとかされて凌がれては」みたいな励ましをしてくれたんだが、
生憎だが仕事柄テザリングの上限通信量に耐えられるような業務ではない。
LinuxのOSイメージをダウンロードするだけで月の上限の半分を越えてしまう。ArchLinuxの毎日のアップデートで1GBくらい使うし、仕事でもデカいログとかダンプとかダウンロードしてきたらもうパケ死だ。
ただないものねだりを言っても仕方がない…「一週間待つので送ってください…」
ただ一週間も仕事を休んでいられない。なんとかしなければならない。ACアダプタと光ファイバーケーブルがあればなんとかなる!
そこで家電量販店に行くことにした。結構レアな品っぽいのでまず電話をして確認することにした。
ビ○○ク○○マに電話をしてみると有ると言っていた。ただ「種類はなんですか?」と言っていたので、光ファイバーケーブルに関しては素人なんでとりあえず物持っていくんで合うやつ買いますと言って急いで向かった。
さっそく店について店員さんに聞いてみると…取扱は無かった…「あーこのケーブルは無いですね…」
ないのかよ!!電話に出た人はLANケーブルかなにかと間違って言っていたのか?
その足でその近くに有る老人に高いプランを押し付けることで有名なPCデ○に行ってみた。ここならありそうだと思って店員さんに聞いてみたら。「取扱はないですね。またこのケーブルは業者向けのもので一般の店舗には置かれていないです」とのこと。
ありがとう!PCデ○!!これ以上無駄に探すことなく諦めることが出来た!
でもアマゾンとかでは売っているそうなので、今日手に入れることは諦めて明日届くケーブルを注文した。
SCやLCとコネクタの種類があって、どれだかわからないけど…形状からみてSCだと当たりをつけて、そして同じように交換した人のブログなどをみてエイヤとSCのケーブルを注文した。これは翌日とどく!
その後はACアダプタだ。
DCプラグの内側がプラスかマイナスかというのも製品によってマチマチなのだが、これも変換可能になっている。なお僕が欲しいのはセンタープラスだ。
もうこれは完全にいい買い物をしたと思ったんだが、DCプラグが全然合わなかった。
世の中DCプラグの規格が乱立している。欲しいDCプラグについてむっちゃ調べた。
ノギスが家にあったのでプラグの内径と外径を調べて検索すると、5.5mm 3.3mm センターピンありというものだそうだが、全くそれにあう商品が無かった。
むっちゃマイナーな規格なんだろうか…
だが、ACアダプタがあっても光ファイバーが無いと通信が出来ない。
実家が近所に有るのだ。
まあぶっちゃけ隣なんだが、周りは農家ばかりの土地なのですごいピッタリくっついているわけではない。
自室で使っている無線LANルーターと10メートルのLANケーブルを使って、実家の無線LANを引き伸ばして、さらにルーターを中継機にして、無理やり自分の部屋にWIFIが届くようにした。
これでも微妙だったら金属性のボウルを使ってアンテナにしようかと思ったけれども、その必要なく結構快適につながるようになった。
我が家のリビングからは繋がらないが、実家側に位置する我が部屋では快適だ。とりあえず通信はつながったので、これで仕事は再開することにした。
暫くはこれで仕事はしのげるが、リビングで映画やyoutubeが見れないというクレームが家族から上がってきた。
電圧が同じで、電流は下回らない、センタープラスのあのDCプラグのACアダプタは無いかと家中を探したところ、あった!
全く同じ規格だ!!と喜んだんだが、それはホームゲートウェイのACアダプタだった。お前が電源つかなくなったら駄目だろ…ってことで今度は実家のほうも探してみた
本当にない。出力電圧も同じで定格電流も下回らない奴がみつかってもDCプラグが合わない。
そもそもそんなにACアダプタがない。最近はUSBで給電している機器がおおい。USBはいいよなホントにユニバーサルだよな…
諦めかけたその時、見つけました!小型のテレビのACアダプタが出力電圧が同じで、定格電流はちょっと大きいものがあったんだ。
定格電流は足りないとやばいが大きい分には大丈夫だそうだ。そして極性も同じセンタープラス。申し分ないACアダプタがあった!
とはいえこれを交換機器が来るまで使い続けるのも恐いので、もともとONUのACアダプタと型番が同じアダプタが中古で売っていたのでそれも買った。
明日は代理のACアダプタでなんとかしのいで(発熱などはないかを確認しつつ)、中古のアダプタがきたらそれを使う。
その数日後に交換機器が来ると思うので、交換をする。
今回買ったケーブルなどは故障した時用の予備としてとっておく。
回線貸してくれる近所のお家は大切だね。親族じゃなくても頼れる友人などがいると良いね。
予備パーツは大切だぞ。
ACアダプタについて詳しくなった。
ハードオフとかに行けば合うACアダプタもあったんじゃないかなと今気づいた…
ぶっちゃけ出社すれば1週間仕事は問題ないとは思うが、普段の生活でネットつながらないなんて想像できますか?
そういった思いから翌日までの完全復旧が急がれたわけです
実家の僕の部屋よりの部屋に中継器があり、たまたま僕の部屋のパソコンが接続できてしまったっていうていで許されない?
あとアマゾンからまだ光ファイバーケーブル来ない…
デジタル化推進は正しいこととして意見があるが、もう限界で、効果がある領域は限られているのではないだろうか。
もう他人の時間を奪うのはスマホの通知もいっぱいで限界だし、余暇にやっていたゲームも使うようになった。
広告で本当に売り上げが伸びるなら、広告会社以外も儲かっているはずだが、そうはなってない。
それでも多くの人の生活を支えられるくらいの金額ではないので、一部の人にちょっと多めのお金を渡して、儲かるよといって個々人を競争させ、
数日かけて動画を作るとか、旅行で現地に行って写真を撮ってくるとか、データの間違いがないかユーザーに任せるとか。