はてなキーワード: 生活保障とは
業績が悪化した時に雇用維持のために有給で一時休業させて、有給分は後で国が補償するって制度なんだけど
売り上げ減少が要件とか、休業計画出さないといけないとか、今回のコロナみたいな緊急事態には合わないと思うんだよな
もっと積極的に一時休業とか自宅待機してもらって、面倒な申請不要で生活保障一律支給みたいな
まぁそれができりゃ苦労しねえって話だろうけど
松本さんが「ホステスや風俗嬢の生活保障に税金使われたくない」ヤフーコメントとかで称賛するコメントが多くでており
その論としては、「この人たちはろくに納税もしてないん(推測)だからこんな時だけ助けろというのは筋違い。給付してはならない」
というものです。例えば本件と違い、譲って不況時の定額給付的なものであればその論でもいいかなと思いましたが、
本件は命に関わる緊急事態であると思っています。なので給付を受けられなければ家族子供の生死に関わる問題かと思います。
さらに給付の基本的な用件については「コロナによって生活が困窮しているもの」です。なのでホステスだろうが
風俗嬢だろうが、カタギだろうが困ってなければ給付を受けなくて良くて、困っていれば給付を受ければ良いと考えています。
問題は、緊急時に命の選別みたいな事を平気で正義と言わんばかりに唱え出す輩の多いことにすごく恐怖を覚えました。
その先の給付を受けられなかったものは死ねというのか、または、彼らが暴徒と化しても良いというのか考えの真意がわかりません。
民主党政権誕生の頃から現在まで政権与党vs野党の構図になっていたけれど、ここに来て自民党政治の伝統芸である内閣vs自民党の構図が復活するだろう。
自民公明政権に戻ってからは、自民党は安倍政権に乗っかって行けるところまで行く作戦だったように見えるけれど、ここに来て新型コロナウイルスという大きな障害が発生した。
さらに、自民党総裁の任期が2021年の9月ということもあり、そろそろ次の総理大臣候補を作り上げたいところでもある。
元々、安倍晋三は自民党総裁選の出馬はしないという立場もあり、これから安倍、麻生は国民の敵となり自民党内からニューヒーローを作りだすだろう。
内閣vs自民党の構図を演出することで野党は蚊帳の外に追いやられる。
私利私欲にまみれた自民党議員が安倍政権をパージするようなまねが出来るわけないと思うかもしれないが、いざとなればそれが出来るから自民党は強い。それが出来ないから野党は弱い。
新型コロナウイルスへの対応で、特に目に付きやすい生活保障の現金給付や経済対策の商品券あたりは、これから内閣vs自民党の構図になると予想する。
選挙権も納税の有無は関係ありません。非課税世帯だろうが、高額納税者だろうが関係なく「日本国籍を持つ成人」が絶対にして唯一の条件。同様に、最終的な生活保障の責任を負うべきは国籍を持つ国です。他国が日本国民を同様に扱っているならば相互主義もあり得ると思いますが。国籍を軽んじ過ぎです。 https://t.co/QfalHStBTB— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) 2020年3月31日
じゃあその日本人を守る為に安藤議員等が言われている様に即時の現金一律支給及び消費税ゼロ、そしてイベント企業や飲食業を守る為に粗利補償等の企業支援を行おうよ(苦笑)
今の対応を見ているとその日本人はおろか中小企業すら蔑ろにしているのが見ていて良く判るからなぁ…。
こう言うのは実行動伴ってなくて言っても説得力が皆無だよね…。
ただでさえ消費税が重い中、コロナ禍がきたから飲食やイベント業なんてマジで倒産や自主廃業相次ぐ事態がそこまで来ているよ。
それに実際支給を訴えだした人が増えたのはそれこそ政府や行政がコロナで外に出るなと言って実質収入がなくなった人が増えたからだしねぇ…。
やっぱりアメリカはすごい。それに引き換え…😞💨https://t.co/2hNgyHViGO— あんどう裕(ひろし)衆議院議員 (@andouhiroshi) 2020年4月1日
内容をまとめるならクソ長文の一言で終わる話。
https://togetter.com/li/1373336
その呟きは患者さんの視点で、登録者は増えた、でも受ける気がない偽善者は登録しないで欲しいというものだった。
これを私が目にしたのは、正に適合通知を受け取って、悩みながら書類を書いている最中だ。
この方の一連の呟きを何度も読んだ。気持ちは私にわかるものではないけれど、少しは推し量ることは出来る。
その上で私はやっぱり今回のことを断ろうと、書類を書くのをやめて、今現在横で放置されている。
何故私がそう思うに至ったのか、自分の為に整理したくてこれを書いている。
何故なら事情があり、私が書類を受け取った時点で回答期限が直近だったからだ。
ドナーとして髄液の提供は素晴らしいことである、自己犠牲、自分の為になる、するべきという宗教的なべき論。
私は別に崇高なことがしたい訳じゃない。そう思うのは自由だけれど他人に強いるのはやめて欲しい。もししたとしても、そんな目で見ないで欲しい。
あとは偽善者だの自分が良い格好をしたいだけだという、一体誰の為に、何の為になのかわからない言葉達。
善と偽善を一体誰が決めるんだろう。
けれど実際に提供した人のエントリーや体験談(骨髄バンクのものではなく、生の声が聞きたかった)、実際の患者さんの呟きやブログを見て、リスクを具体的に検討しながらもやる方向で決めかけていた。
休みの目処はなんとか立つ、その後のスケジュールは大分変更されるだろう。
カレンダーを眺め、腰の痛みで運動は一ヶ月は出来ないだろうから遊べなくなるが、仕事は出来る。それでも仕方無い。
調べる中で、途中で断ることが迷惑になると知り、昼間親に話して同意を先に得た。
この段階では決心を確実にする為に、情報を得ていた。
私的な動機は、全然違う病気だけれど病気で薬の手放せない友人がいるからだった。
リスクは確かにあっても、暫く通院したり、入院時に仕事を休まなくてはいけなくてもそれでもと思っていた。
同時に元々あまり身体が強くない私は、そもそも是の返事をしたところで選ばれるかはわからない。
受け取った書類上で条件を確認する限り、健康面は恐らくギリだ。
ちなみに骨髄バンクの冊子で確認する限り、後遺症の確率は結構ある。0.58%はSSRより全然当たると思うソシャゲ脳である。
因果関係が明らかではないが比較的重篤な中長期健康異常は2%以上である。これらはドナー承諾しなければガチャらなくて良いリスクだ。
また冊子を読む限りでは、もし重篤な状態になって働けなくなっても生活保障はない。
当たり前だが、それでも今普通に働いている人にとって躊躇うには充分な内容だ。
しかも別ページの後遺傷害保険の適用はゼロである。(因果関係が証明されないから保険の支払いは出来ないということで、当然だろうが辛い)
関連在りそうな短期の重篤障害は0.28%。肝機能異常が30日はそれ短期か?と思うし、頭痛4%、骨痛16%、倦怠感5%などはどれか当たるだろという気持ちにもなる。
これらを読みつつ過去の医療情報を調べ(古い病歴なんて調べないと出て来ない)、書類を記入してる中、一連の呟きを目にした。
あまりにもリアルタイムの話だったからホームまで行って何度も読んだ。
そして溢れる感情が良くわからなくて、一度書類を書く手を止めた。
数時間後の今分析してみると、私はミーハー気分の偽善という言葉がすごく引っかかったのだと思う。
でも「ミーハー気分の偽善で、本当の善意の方を大多数に埋もれさせないでほしい」とも言う。
患者さんが真実切羽詰まって、感情的になるのは人間だから仕方無い。
少なくとも私は、ミーハー気分の偽善と本当の善意を勝手に決められたくはない。
私がドナーになろうとしたのは別に善意じゃない。そんな立派なものではなかった。
ただ検討してみて、出来そうで、そうしたいと自分が思ったから。怖くもあるしリスクもあっても、自分がしたいと思ったからする。それだけのことだった。
第三者がワァワァと安全圏から騒ぐ時にうんざりする程見た、偽善者という言葉で私は萎えたのだ。
したいからするだったのが、別にしたくないからいいやになってしまった。ちゃんと善意があったり崇高な人なら、こんな気持ちにはならない。
決断に時間を要したり途中で断ることも、結果としてミーハー気分の偽善扱いになるなら、ドナー登録なんて出来ない。
気軽に登録しただけの人が、実際その立場になってから必死に真剣に検討することだってきっとある。
もちろん、絶対にごめんだって人もいるだろう。そいいう人を弾くシステムは必要だと思う。
しかしだ。
そもそもこの、唐突な書類のみで初期確認というのがクソシステムなのだ。
せめて電話かメールで書類送るから検討して返事くれと言って欲しい。
帰国後に受け取った時点で回答期限ギリだ。
もちろん待たせることは良くないわかっていたから、その時点から必死に調べ回った。
だからこそ「生きる邪魔を、未来を望む邪魔をしないでください」の言葉が刺さったんだと思う。
たまたま海外に行っていたことが邪魔になるなら、もういいやと思った。
断る時に、ドナー登録そのものも解除するつもりでいる。私は邪魔をしない。代わりに干渉もしない。
いつ来るかわからないドナー適合通知の為に、いつでも書類を受け取れるように生きるのは私には無理だ。
そしてそれを、断った、返事が遅いという結果だけで"偽善"と決められるのだろうか。
承諾したことで”善意”だと決めつけられるのもうんざりするが、そんな捻くれてる人間は、きっとそんなに多くない。
患者側からみて、断られるのがキツいしやめて欲しいのはその通りだ。
「健康な方の3週間と、命をかけて待つ人間の3週間は大きく違います」というのは真実だ。あまりにも重さが違う。
だからといって、健康な人の3週間が蔑ろにされて良いわけじゃない。
レアケースだからといって、急性C型肝炎になった例を無視して即断出来るわけじゃない。
私のように海外にいる人だっているだろう。外せない重要なプロジェクトの途中の人だっている。近親者に何かあったところかもしれない。
断る場合は簡単に断れるシステムがあって欲しいし、書面を送る前にせめて連絡が欲しい。
一週間以内の返答は、出張が多いなど家を空けがちな人は無茶が過ぎる。
せめて今断りたい人はwebから意思表示できるようにして欲しい。
断る電話が平日の9時から17時受付って、17時に帰れる人がどれだけいるのか。チャンスは昼休みだけである。
ちなみに土日は断る事が出来ないので、彼女が言うところの患者にとって貴重な二日間を浪費させることになる。罪悪感がすごい。
webか少なくとも24時間なんらかの方法でステータス表示をできれば、無理な場合直ぐに次をあたることが出来る。検討中なら検討中ステータス表示にも出来る。
家族の説得に私は時間がかからなかったが、ここで時間のかかる人だっているだろう。
「ミーハーで殺されたくありません。」
この言葉はきっと真実だ。彼女の感情からすれば、彼女を殺すのは無辜の"偽善"ドナーであり、病気ではない。
私は彼女を殺したくないし、誰も殺したくない。
そして10年以上来なかった適合通知がたまたま海外にいる時に来るなんて想像できなかったし、しなくて良いことだ。
それが殺意になるなら、私は登録しておくことが出来ないと思った。
私から見れば彼女を殺すのは不完全なシステムだし、救うのもまた、この不完全な骨髄移植システムだ。
その齟齬はいかんともしがたい。あまりに私は無神経で、彼女の感情とは隔たりがある。
当事者である彼女も自分の苦しみと比べて、あまりにちっぽけで簡単なリスクであるドナーを鑑みるのは酷な話だ。聖人じゃないんだから。
話は飛ぶか、本当に提供の意思がある人は善意。する気がないのに登録してるのが偽善。
他人の本心なんて、誰もわからない。自分の気持ちだって、人は正確に把握してない。
その気が本当にあるのかどうか、何をもって判断するのか。脳波?それだって思い込みがあれば欺けてしまう。
ある人は提供のつもりがあると思い込んで、毎回出来ない理由を探しているかもしれない。
する気はないけど登録だけしてみた人が、たまたまどうしても人助けがしてみたい気持ちの時かもしれない。
(情けは人の為ならず的な、人を救うことで救われたい感情のタイミングは存在する)
善か偽善かの二択を第三者に決められることが、私にはぞっとすることなのだ。
この二つに仕分けられることが、もう嫌だ。
別になんとなく登録して、なんとなく提供したって良い筈なのに。
あの呟きは、社会を動かす切っ掛けになるのかもしれない。
頭の良い人達が、もっと効率的なシステムを考えてくれるかもしれない。
出来れば、そうであって欲しい。
これを書いて少し寝て起きて感情の整理が出来たので、今、書類の記入に戻っている。土日でオーバーして間に合わないならもうそれはそれで良い。
しかしやっぱり、善意だの偽善だの、自分の行動が良いだの悪いだのを、他人から決められたくはないままだ。
書き終わった後に投函するかはわからない。けど書き終わらなければ投函は出来ない。
先ほど更に呟きがあったので追記。
>提供できないのであれば早めの返事or登録の解除・保留をお願いしたいのです。
現行システムだとこれが出来ない人も多いのに、返答が遅れるのは提供するドナー側の問題と捉えている。違うんだ。そうしたくても出来ない人がいる。
これを望むなら最低限電話を24時間対応にして欲しい。自動応答でプッシュボタン式でも断るだけなら出来る。
>意思がないのであれば、引いて道を開く優しさを持ってください。
返答が遅れたら優しさがないと判断されるのはプレッシャーだし、様々な事情があるのに遅れたら優しく無いと判断されるの、ドナー登録デメリットが大きすぎる。
本当に意思がない人と、事情があって判断が遅れる人を、第三者は区別出来ない。
また返答を急がせるとしたら、どうしたって断る率が高くなってしまう。だから「どっちでも決めたらすぐ連絡して」という方が良いんじゃないだろうか。
彼女はそう言いたかったのかもしれないが、私は一連の表現をそう受け止められなかった。
もっといえば、時間をかけて検討するのは優しさじゃない、さっさと断るのが優しさだと感じる人もいるんじゃないだろうか。
私は深刻な事情がなく最初から優しさはないが、返答まで時間のかかった人は優しさを持ってない(と受け止められる言い方)は違和感がある。
なによりも ”判断すること自体が他人(患者)から恨まれたり、優しく無いと後ろ指をさされるリスクがある" のを示すのは躊躇う人を増やさないだろうか。
提供すれば自己満足の偽善者(本当にこういう人がいる)、登録したら提供すべき(本当にこういう人がいる)、断ればその気のない偽善者、返答が遅ければ優しくないってドナー登録の障壁が高すぎる。
確かに適合者に断られることは減るかもしれない。ただ適合機会が減る。それのどちらが手術に至る確率が高いのか、私はわからない。
患者は彼女だけではないから、何度断られ続けてもともかく適合機会が欲しい人もいるだろう。貴重な一意見ではあるが、彼女の感覚だけが全てではない。
無責任に「人生のいつでも提供できないならドナー登録解除すべき!」みたいな意見を大量に見てうんざりしたから、これらを見るのも登録者数と手術数の相関データを漁るのも放棄してしまった。
論争するより、書類を埋める方が良い。
ちなみに、ドナーの負担が断りの原因であるならばなぜ登録するのか?というのは、大多数の人は具体的なリスクを把握せずに登録しているからだろう。
登録時に70ページを越える資料を読み込み、各種データを把握し、リスク事例を納得するまで調べ、金銭負担や休業補償、病院が遠い場合のことを考え、家族の同意をとりつけてから登録する人は、恐らくだが殆どいない。
具体的なリスクを把握した人でも、タイミングが合えば提供したいと思っている程度で登録する人も多いだろうと思う。
追記が終わらないので、ここで終わり。
まとまりのない長文を最後まで読んでくれた人、ありがとうございました。
願わくば、今追い詰められてる患者さんに直接酷い言葉を投げないで欲しいし(本当にいた)、感情論でなくデータとして手術数を増やす方向になって欲しい。
貧困層に対して「それよりやや上の中間層」からバッシングが生じるのはなぜか。今月19日の連合総研フォーラムでの埼玉大学の高端正幸准教授の話がとても参考になりました。資料にあった図表を自分なりに再構成しました。背景には中間層の不安定化があります。中間層を含む生活保障が重要です。 pic.twitter.com/uNcHMFx15M— つしまようへい (@yohei_tsushima) 2019年4月29日
ベビーカーに対する増田やブコメの感想見てると、完全に経済学で最近言われてる通りの構図になっちゃってるな。
公共心に働きかけても聞いてくれないとなると、どうしたらいいんだろう。
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“働くことを軸とする安心社会”は、働くことに最も重要な価値を置き、誰もが公正な労働条件のもと多様な働き方を通じて社会に参加でき、社会的・経済的に自立することを軸とし、それを相互に支え合い、自己実現に挑戦できるセーフティネットが組み込まれている活力あふれる参加型の社会。
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http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai19/index.html
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日本の非正規労働者をどうすれば減らせるのか、なぜそれを政策に求めるのか?について考えてみました。
私は正規で働いており、平均以上の年収をもらっていると思います。周囲の人と話をすると、どうしてもバイアスがかかります。
よく周囲に「能力がないから非正規なんでしょ?」と切り捨てる方がいますが、それも違うんだろうなと思ったため、整理したい次第です。
頭の中にある前提
⇨正規労働者になれば、会社からの保証も手厚いし、生活の安定性がます
しかし…、正規労働者の枠は限られており、現状は非正規でしか働き口がない。かといって働かないわけにはいかないから、非正規でも働く。
賃金は需要(企業側の労働力の要求), 供給(労働力の提供)の間で決定されます。労働側の供給が多ければ企業は安くでその能力を使えますし、逆なら賃金は高くなりますね。
ここで問題なのは、多分本当に専門性が必要な仕事は、全体の10%ぐらいしかないと言うことです。
ここで言う専門性とは、能力を取得するまでに期間が必要な仕事のこととします。 *1
そうなると企業側は「雇いたいけど誰でもいい」という状態になって、安く雇おうとします。その1個の手段が非正規になるわけですね。
しかし、その非正規を雇うという選択肢が最強なわけではありません。労働者側には「働かない」という選択肢があります。
現状だとできるけどやらないという視点が正解だと感じました。*2 働かない場合の選択肢は生活保障です。
企業側は生活保障の支給額よりも高い額を支払わない限り、労働力を購入できないというのが経済学的な視点です。
しかしながら、生活保障を受給する上での信用力の低下、世間体、その取得の難しさ(個人ではなく家族も含めて収入を見られる)から、実際の価値は目減りします。
結果、額面上は生活保障より少ないけども非正規(正規でも)で働き続けるという状況が起こります。
以上を踏まえて、どうやったら解決できるでしょうか。経済学的に労働者側が弱いため、企業の力では変わりません。株主の価値に反するため、企業が不必要な人件費を払うことは基本的にできませんし、やりません。*3
ならば、政策はどのようなことができるのでしょうか。
非正規労働者数を減らす事だけを考えると、最も得策だと思いますが、色々な影響が及びます
企業が支払うことのできる人件費は、それなりに決まってしまいます。1人あたりのコストが上昇した場合は、数を減らすことで対応する可能性があります。
(もちろん、賃金が10%上がったから人数が9.1%下がって人件費±0というわけには行きませんので、必ず人件費は+になりますが、概ね下がります)
また、賃金が増えることにより費用を圧迫するため、倒産件数も増えます。よって失業率が増加します。
結果として、職が無い人が増えるため、失業保険費用と生活保障費用の国の費用が増加します。財源を圧迫しますね。
労働力の需要と供給の、供給側の力を増やそうという考え方です。
生活保障システムが、そもそも企業の人件費の下限を作るために作られたものでは無いため、おそらく財源がパンクします。
つまり、政策にこの辺の問題の解決を求めてもみんななんかいまいちな感じなのは、「正直結構難しい」からなんですね。
その場しのぎでは無い考え方をすると、日本の産業をもっと活発にするにはどうすればいいか?という考えに帰着します。
世界に向けたプロダクト・サービスを作り、日本に外貨をもっともたらす企業があればいいんだなと言う結論に至りました。
話が飛びましたね。直接的な政策で解決策が無いのであれば、その裏側にある部分を変えようと言う話です。
一つ上で話をした、企業に非正規雇用割合の規制をする話ですが、企業側の人件費にもっと余裕があれば、規制をしても生き延びられます。
国内の人件費の総額 = 各企業の人件費 × 企業数 ですので、売り上げがもっと伸びで規制をかけても大丈夫な会社が増えるか、企業数が増えればいいですね。
なお、企業の稼いだお金は基本的には株主と次の設備投資にまわりますので、実際いくら売り上げが増えても、人件費は企業自身では上げないかもしれません。
そのためには政策の力が必要ですね。もしくは、新しい企業がもっともっとたくさんできて、もっともっとプロダクトができれば、それだけ日本は豊かになりますね。
私は日本を牽引する立場にはありません。これまで日本を豊かにするって言葉の意味が正直わからなかったし(正直日本は豊かですし)、その方法もわかりませんでした。
だらだら書きながら、考えをまとめてみました。
全部想像なので、重要なインサイトも抜けているかもしれません。何か気づいた点があれば、ぜひ教えてください。
'*1 詳しい専門性の定義とや、どうやったら専門性を獲得できるか。どうやって判断されるか?も書いたのですが、話がずれるので消しました)
'*2正規雇用側の話ですが、昔はストライキと言うものが存在したみたいです。今時聞きませんね。
'*3ちょっと決めつけになっていますが、株主は投資目的でその株を持っているという考えが多数派のためです。非正規雇用に対して独自のルールを持っている企業もありますが、それは社会的責任を担うことにより、企業価値を高める効果を狙っており、結果的に株価へ影響します。
ここ20年ぐらい出回ってる物凄くプリミティブでありがちな『借金怖い』論だと思うけど、
どういう部分がプリミティブかというと、長期的な所得分配の問題と短期的な景気循環の問題を区別できてない。
福祉の充実は前者の所得分配に関わる政策で、消費税減税はおおむね後者の景気循環に関わる政策。
もちろん福祉の充実を財源確保に先行させて景気対策とすることも可能だし
消費税減税を他の増税とワンセットにして税収中立と長期的な所得分配とすることも可能ではあるけど、
通常福祉の充実を言う人は財源を必ず提示する。現に民進党は消費増税大好きでしょ?
あれは社会保障と税の一体改革とか尊厳ある生活保障だとかいう理念を実現するために必要なわけ。
もちろん自民党の本来の主流派のように企業や田舎にばらまくのに消費増税が必要問立場もある。
それらに対して短期的な景気対策の財源は国債発行に決まっているんだから議論の余地はない。
景気の悪化とともに膨らみ(膨らませられ)、景気の好転とともに縮小される。
で、後者の景気循環の視点が重要なのは、日本が低成長の中で低インフレ・デフレに直面しているから。
低成長トレンドの中では、比較的高いインフレ率にしておかないと本来可能な国民所得の実現が困難になる。
(市場利子率が完全雇用をもたらす自然利子率へ到達するのにインフレが必要という議論)
これはもちろん税収の減少に直結するし、年金のマクロ経済スライドによって、
外注で作ったWEBサービスを自社で管理って訳じゃないのか。美しいってのは保守が要らないくらい簡易な事なのか?
仕様変更とか機能追加もその美しいシステム作った人に頼むのかな?サーバ保守とかどうなってるんだろう?
本当に経営者ならもっと分かりやすく書くだろうに、この書かれ方じゃ実際はどうか怪しいな。
ぶっちゃけどういう人材希望か分からないので誰も手を挙げないよ。特にこの手は技術必要としてないよ~とか言いつついざとなったら技術要求してきたり、無茶言ってきて挙句の果てには根性論言うからね。