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はてなキーワード: シュタゲとは

2017-08-19

オタクルート分岐ループアニメゲーム特有文化!」

オタク「ぷはー……打ち上げ花火……見たでござるよ……今時このレベルループものでは拙者満足しないでござるよ」

打ち上げ花火って元ネタドラマだけどね」

オタク「ふーむ……きっとシュタゲを見てパクったのでござるなwww」

「20年以上前作品だよ。シュタゲの15年ぐらい前」

オタク「は?何を言ってるのでござるか?そんな昔からループ物があったはずがなかろうwwwシュタゲが生まれるよりも前にループ物があったとか笑ってしまうでござるよwww」

って会話してる女子高生オタク映画館の近くのマックにいた

2017-07-10

https://anond.hatelabo.jp/20170710200845

サクラダがクオリアに食われてたことなんかないし

AYNIKなんて時代作品性も違うんだからワンセットで語られるわけねえだろ

エアプ野郎でもせめてシュタゲくらいはプレイしとけよ

2017-07-06

シュタゲも前半はクソだったから シュタゲも前半はクソだったから」

呪文のように唱えながら見

2017-07-04

https://anond.hatelabo.jp/20170704072116

昨日のちよ○ついったーで「シュタゲがバテエフェのパクリっていわれるけどちげーからタイムマシンをぱくったか!!!」って言ってた件関連かと思ったら違った

2017-06-16

エロじゃないノベルゲーがやりたい

青春を学べるようなゲームがやりたい。

シュタゲとかロボノみたいな感じの奴。

2017-06-07

やまなこ結婚していない世界線の俺へ

俺はやまなこ結婚している世界線のお前だ。

お前のアカウント運命探知の打鍵機械によりハッキングトゥザゲートし無限と呼ばれた点とテンガが不正な力を借りて再生することにより、この文章を書き込んでいる。

どうだ、不思議だろ、やまなこの話をするのに、どうしてシュタゲネタなんだよと思うだろう。

これこそが、俺とお前の世界線の差を意味している。

そう、俺の世界線では、桃井はるこという声優存在しない。

まり桃井はるこ体重計に乗るのをゴネて小野坂昌也がマジギレしたことによる、田村うかりが焼きそばを吐くまで食べさせられることもなく、ポアロのあと何分あるのの初回放送Winny天使のたまごと偽って放流されることもないのだ。

幸せ世界に見えるか?

結論から言おう。

やまとなでしこ結婚している世界線に待っているのは鷲崎健一座によるアニラジおよびアニメイベントディストピアだ。

お前たちやまなこ結婚していない世界線において鷲崎健一座という言葉存在していないだろうが、

俺たちの世界線において

アニラジ」それは「鷲崎健イベント」と同義になっている。

天津の向も吉田アナもこの世界線にはいないんだ。

そして、鷲崎健支配するアニラジ業界は「時計の神(オンザクロックザロッククロノス)」によるディストピアに他ならない。

どうか、その鷲崎一座による支配が最も進んでいないお前の世界から干渉でオンザクロックザロッククロノス支配から解放してほしい。

やまとなでしこ結婚していない世界線だからこそできるはずだ。

な、なに!!!

なんだって!?

青木佑磨アトミックモンキー所属!!!!?!?!?

く、くそ……

この世界線も、もう……

だがまだ可能性はあるはずだ、幸運を祈る。

ごきげんようかしこ

2017-06-05

シュタゲ作業BGMにしているのだがOP

毎回インドMAD思い出してつらい

2017-05-19

主人公おっさんアニメ

アラサーになった。

10年前くらいから、アニメを細々と見てきた。

当時は、登場人物と同じくらいの年齢だったんだけど、今では、登場人物はの多くは普段生活で全く関わりないような年代の子になってきた。シュタゲ主人公も19歳だし。

けど、最近Tiger & Bunnyを見て、主人公おっさんで、子持ちであることの良さを知った。いろんなものに対して慣れてるところとか。落ち着いてるところとか。おっさん特有のかっこよさがあるところとか。にも関わらず、変なところは子供っぽいところとか。

一言で言うと、まあ、どハマりしたわけだ。

そんなわけで、主人公おっさんアニメ、なんかあれば教えてくれ。

追記 19日21時

こんなに伸びるとは思ってなかったから、びっくりした。

知らないアニメばかりだから、すげー見るの楽しみだ。

先輩おっさんたち、ありがとう

2017-05-08

[]CHAOS;HEAD NOAHvita版)

ひどい中二病ゲーだった

悪い意味

前半のキャッチー事件オタク描写はよかったけど、後半のニトロゲーっぽいとってつけたような能力バトル、造語、設定の超展開オンパレードには辟易した

ほんと中二が書いたみたいな感じで、黒歴史そのまんまって感じだった

シュタゲはそれを作中でネタにしてたレベルだったからまだよかったけど、こっちは最初から最後まで全力中二病でつっぱしった感じだったから、すげーきつかった

ゲジ姉とかいうロボノで出てきたワードがでてきてちょっとおっと思ったりはしたけど

ルート分岐もめんどくて無駄に何週もしてしまった

skipはそこそこすぴーど あったけどめんどいもんはめんどい・・・

xbox版は目で追えるレベルskip速度だったらしいから、周回前提のこれでそれはすげーきつかっただろうなあ・・・

あとvita版は立ち絵が切り替わるときにいちいちひっかかってもっさりする(残像が残ったり)のがすげー気になった

こんなん普通にやってて気づくレベルだと思うのになんでなおさなかったんだろう・・・

ギャルゲー立ち絵の切り替えでもたつくとかマジで最低ラインにも達してないわ

17時間くらいだったけどskipしたりで実質読んでたのは13時間くらいであとは何度もskipしてた時間かな

あと主人公ボイスが吉野個人的にはshirobakoおちゃらけモヒカン制作進行のほうを思い出してしょうがなかった

うーんこれは失敗だったなあ

まらんかった・・・

[]STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん

シリアス抜きのファンディスク

恋愛まではいかんけど異性(ルカこのぞく)との仲を深める感じ

ちょっとしたことでタイムマシン使いすぎて、これだけでみればいい話だなーで終わってるけど、これ絶対このあと襲撃されてまゆりしんだりするよね・・・

と考えると心から楽しめなかったのも事実

共通ルート長くて個別入ったらめっちゃ短くてオールクリアするのにたった11時間だった

攻略めんどかったから見たけど

最初クリスルート見て失敗したかなと思ったけど、たまたまラストクリアしたまゆりルートがまゆりファン本懐って感じですごくよかった

シュタゲプレイしてからこれプレイすると、ダル関智一の演技がかなり違ってすげー違和感あった

2017-03-27

[]EVE burst error R

わずとしれた名作がVITAリメイクされたもの

これまでの中で一番リメイクの質がいい、らしい。

windows版は10年前くらいにヤフオクで買ったけど、

結局やらずに処分しちゃったんだよなあ

名作だってうから一度はやりたいと思ってたけど、携帯機&フリープレイにきてくれてほんとありがてえありがてえ

プレイ時間わからんけどたぶん20時間くらい

短すぎず長すぎずって感じ

んで肝心の感想・・・

うーんやっぱりシステム古いな

総当りは、ただでさえ年くってめんどくさがりになった人間にはしんどかった

でも本筋とははずれたところにお遊びが用意されてるのはいいと思ったけど

立ち絵の表示される位置が、当時のエロゲ時代を感じさせるなあ・・・

elf系とかのやつね

すぐ思い出したのは鬼作だったわ

御堂さんのビジュアルあいまって

まりなはミサトさん小次郎子安だった

まりはいつちょっちと言うかとはらはらしてた

子安子安すぎて微妙だったなあ

エヴァときの子安はそうでもないんだけど、それ以外にでてる子安って子安しかなくて棒っぽくもあって苦手なんだよね

まあ池田週一ほどじゃないけど(この人は棒すぎる)

閑話休題

総当りめんどいけど、一応行き先のヒント機能があった(しかも切り替え可能)だったからかろうじて攻略みずにいけたな

一個だけパスワードいれるところでメモってなくて攻略サイト見たけどそれ以外は自力

最初は全部総当りチェックしてたけど、途中からめんどくなったのと、総当りしたいのに間違えて先に進めちゃったときがあって、もういいやーってなった

まりなと小次郎がやたらプレイヤーに語りかけてくるからいつメタネタでてくるかとはらはらしてた

まやかのほっちゃんはそこまで違和感なかったかなあ

ほっちゃん苦手なんだけどね

カメラ娘のかないみかかわいかったなあ

弥生の声もよかったなあ

部長めっちゃいいなあと思ったら野沢菜地だった

ハードかよ!!!

みどうさんはまだブルアあああああ一辺倒じゃないよき時代のわかもとだった

vitaってこんなにパンツとか過激表現していいんだ・。。って思ったけど、もうカグラとかDOAかいろいろあるもんなよく考えたら

最後まさか犯人あてを自力でさせられてあせった

金髪がどうこう出てたからみんなプリン二重人格ネタオチだろうと思ったら違った。。。

日記ネタバレ見た後でもっかいやり直しててゅるーえんどみた

総じてお話自体はそこいらの単行本B級サスペンスアクションミステリとかと大差なくて拍子抜けだった

バタフライエフェクトをもちこんだシュタゲしかり、一般でうけてるのをエロゲナイズすることで、一般にうといオタクがそれを初出と勘違いして騒ぐってのが昔からあったんだなあと感じた

あとは当時としてはザッピングシステムが珍しかったらしいから、もうこの衝撃っつーかそういう懐古こみでの評価になってんだなあと思った

総当り自体は昔からよくあるタイプだし

あとはキャラクターが魅力的ってのはあるんだろうなあ

それぞれキャラが立ってる

図書館司書さん好き・・・

つのさん

服装かいろんなところにバブルの残り香を感じて時代だなあと思った

原画かの名前調べたらpixivやってて、生きててくれただけでありがとうという気持ちになった

別にファンでもなんでもないんだけど、昔のよき時代エロゲ繰りえいたーってみんな早死にしちゃうイメージあるから。。。

DESIREとYUNOもリメイクされるらしいから、またフリプ落ち待ってます

2017-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20170316105332

最終話」だとバッドエンドの話になるけど、「最終話前の数話」だと単にカタルシスに向けて力を溜めてるだけになるからな。

キルラキルはずっとおバカ展開で最後だけシリアスってわけじゃないよね。

主人公暴走とか、ディストピア的な要素とかを描いてきたわけで。

今度は「中盤から最終話にかけて」に軌道修正

二手目でFREEDOMwww 他に思いつきませんでしたーマイナーどころから捻り出しましたーって感じだな。

ズヴィズダーは、話題になった第三話も含め最初からブラックユーモア香り漂う作品で、満を持して本性を開放しました、という展開だろ。

シュタゲは2クールwwww

で、おまえが挙げたアニメ制作されてるアニメの何割なの? どのくらい売れてるの? ん? ん?

2017-03-14

いまだによくわからないけど、批評文脈とかではなくある作品セカイ系と呼ばれる条件ってクライマックス主人公感情トリガーとなって世界が終わったり別の世界になる描写があるってことなのかな

ピンドラセカイ系と言われたけれどシュタゲセカイ系ではないらしい

2017-03-08

買い切り移植作だとどんなのがあるの?

http://anond.hatelabo.jp/20170307134045

買い切り移植作だとどんなのがあるの?

ドラクエFF逆転裁判かまいたちの夜シュタゲとかがあるのは知ってるけどオススメある?

2017-01-06

アニメ感想一本目だコラ!

一本目はなんとAKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-だぞ

まず最初に言っておくがアキバ「ス」トリップじゃねえアキバ「ズ」トリップ

Sの音は濁るんだ

ストリップはしてるけど名前はズトリップテストに出すから覚えとけよ

原作ゲームアニメーション制作GONZOだって時点で期待はまあ薄いわな

監督が博史池畠でシリーズ構成兵頭一歩からロボットガールズZにノリは近いぜ

まあ主題歌イヤホンズネタオタク系だからこれが声優の方が近い所にいるのかも知れないな

前置きは置いといて内容の話に移るが……正直言って2017年作品じゃねえな

2007年とか1997年作品だぜコリャ

とにかくノリが古くせえ

今時アキバ舞台にしてるってのがまず古臭い

シュタゲの時点でこういうノリちょっと古いけどそこが面白いよねって状態だったがそこから更に5年経ってるからなそりゃ古いぜ

トリップ名前の通りお色気要素が当然あるんだがこのセンスもまさに古いぜ

次々服を脱がしてイヤーンまいっちんぐーーと言わんばかりにおっぱい隠させるのはまあ今でもあるわけだがその描き方が古いぜ

なんつうかナベシンとかあかほりとかそういう古さだ

当時ですらフーンって感じだったのが今やられたらいよいよエロさなんて感じねえ

乾いた笑いが出るか真顔になるかだ

からでも小麦ちゃんOVAでも出してた時代にでもタイムマシンで投げつけた方が視聴者も作り手も幸せになれるんじゃねえのかってレベル

だがそれがこの作品の売りだ

この古さだ

とにかくどこか古い

そこがこの作品の売りなんだそうに違いね

深夜アニメがまだ始まったばかりのちょっとお色気要素が強かったり大人向けなだけで何だか凄いアニメに見えてたあの時代気持ちを懐かしむアニメ

正直しょっぱなからこんなキワモノ見せられてもどう評価したらいいのか分かんねえ

実況しながら見ねえとキツいアニメを実況できる時間にやった判断だけは正しいと思うがそんなアニメ作った事自体が既に間違いなんじゃねえのか

まあ保留だ

他のアニメ面白かったら切るつまらなかったら見るだ

2016-12-17

オカン視聴者選民感は異常

オカルティック・ナイン視聴者がすごいと言うより、選民感を感じさせる作りになっているなと感じる。

シュタゲもそうだったが、まず最初キャラ造形でふるいにかける。どんな人がふるいにかけられるかというと、偏屈で器の小さい人だ。煽るような表現をして申し訳ないけど、まさしくそう思うのだから我慢して欲しい。オタクにはそういう人が多いだろうから、1話切りする人が相当いただろう。

典型的なふるいだなと思ったのが、ネットスラングを多用するキャラがいること。ネットスラング日常的に触れていて、ネタ理解できる人のうち、反応は2つに分かれる。

「あーハイハイ、クッサ、そういうのマジ勘弁」みたいに受け取る人と

「あーあるよね、そういう人もいるよねウフフ」みたいに受け取る人。

前者は、どちらかというと本当にコアなネット文化理解者というよりは、にわか感がある人に多い気がする。例えば、にわかファンがよりにわかファンを叩く光景と同じ原理が働くのだろう。つまりは、自分理解であることを自負したいから、他人理解表現することを脅威と感じたり陳腐に感じたりする。肥大した自我を守るために他者矮小化するのだ。もしくは、自分では同族と思っていないかもしれないが、同族嫌悪感情。いずれにしても、器の小さい人間のすることだ。

本当に理解が深い人は、他人表現についてもどっしり構えて心静かに観察することができて、いたずらに攻撃的になったりはしない。ネットスラングへの造詣が深かったとしても、自身現実でもネットでも一切スラングを使っておらず、おくびにも出さなタイプが多いかもしれない。要するに、理解を、自己と同一化していない。自己ステータスにしないしアピールもしない。だから自己他者を「○○を理解する人/しない人」みたいに分けてマウントするようなことがない。結果として、どんな表現フラットに受け止めやすい。創作となれば尚更だ。

中高生のころなら、そういうラベリング合戦に執心して見えない敵と戦っていた人も多かろうが、ある程度おとなになると、普通はしなくなるものだ。そう言いつつもこの文章自体ラベリング合戦同然の青臭さを帯びていることについては、見逃して欲しい。私もおとなになれなかった大きな子どもであり、自己矛盾キャラなのだ

さておき、作品全体が例に挙げたようなスラングのノリで構成されているわけではない。巨乳電波系少女を出してきて、イチゲンさんに下品萌えアニメかと思わせる部分もそうだ。結局それらは、重苦しい世界観を覆い隠すための、しかもそうである必然性が後々わかってくる類の仮面にすぎないのだ。

シリーズファンであればそのことを重々承知しているので、ああいった初見バイバイ描写に惑わされることはない。けれどそうでない人にとっては、これでもかというほど辟易させる要素が詰め込んであると映る。特にマトモぶった偏屈な人ほどそう感じ、嫌悪感を抱きやすいのではないかと思う。

主人公がウザキャラで、アフィやニート属性であることもひっかけポイントだろう。これらは、現実ではネットほど非難される対象ではない。ネットの卑しい思考回路に染まっている人ほど、これらを執拗に叩く傾向がある。経済理解している一定層以上の人間なら、アフィリエイト行為自体を叩いたり嫌悪したりはしない。やり方が悪いアフィリエイター跋扈していることは事実だとしても、アフィ自体嫌悪対象にすることはむしろ危惧すべきものだ。ニートに対しても同じ。彼らは時代産物であって、自己責任論で叩くべき存在というよりは、社会が救済すべきものだという認識が基本だ。そもそも作中の主人公は悪質なアフィリエイターでも、見放されるようなニートでもないので何も嫌悪する要素がない。むしろ可愛らしいものだ。

さらに言えば、忙しく目まぐるしいテンポ伏線を匂わせる描写密度が、一般的作品比較すると異常な域にある点もそうだ。テンポについては、ネットでは早口だと揶揄される。だが視聴していくと、この作品はむしろこのくらいのテンポが相応しいように感じられるだろう。それでも時折不自然なほど早口だと感じる部分はあって、そういう不自然さがどうしても許せない人がネットには多い。けれどインタビューによると、キャストもその部分には面食らっている。制作側もそれを理解していて、1話台本の冒頭に、どうしてこういう早口演出が多用されているか解説があったらしい。そこの部分は視聴者の我々が窺い知ることのできない所ではあるが。

ともかくネットというのは悪意的な見方人間の声が大きくなりやすい。そして、クリエイティブ制作者に対する声も含め、他者への敬意や謙虚さが微塵もない罵詈雑言が並べ立てられている。そうしたもの思考汚染され、流されてしまわないためには、実際の制作者やキャストの声を聞いて、かける思いを汲み取ることが重要だ。それはどのアニメ、どの映像作品にも言えることだが、オカン特にそれが求められる作品だと感じる。

まりにも密度が濃いので、結局大風呂敷を広げただけで伏線を回収しきれないんだろ、と馬鹿にする声も聞く。しかし10話までみてきた印象としては、かなり綿密に練られている。最新話をみるたび過去話を見返していくと、膝を打つような発見、「そういうことだったのか!」がそこかしこにある。だが、「どうせ回収できない、ご都合主義だ」と侮る声を発する人を納得させることはできないと思う。そういう見方をする時点で全てのフィクションスポイルされると思うが、それに加えてオカン特有事情がある。おそらく、アニメ単体では全ての事実は明らかにならない。コミック版は12話からアニメとは別のルートに入ったという告知がされている。アニメは2巻まで出ている原作ノベル圧縮した内容ではあるが、すでにノベルの先の展開を描いている。アニメ展開に合わせたように発売日が延長→未定となっているノベル3巻もアニメとは別のルートに入る可能性が高い。つまりメディアを律儀に追っている人ほど、全容を知れるという仕掛けになりそうだ(なんてうまい商売なんだ)。

けれども裏を返せば、そのへんの事情を知らないライト層には不完全な作品と取られる恐れもあるわけだ。そういう整合性に異常に執着するアニメファンは、爆死だなんだと言うだろう。それを見越していながら突き進むスタイルは、ある意味ロック姿勢ではある。一方でそういう側面こそある種の信者ビジネスの肝だなと冷ややかに見ることもできるが、ストーリーの内容が内容だけに、楽しむことが好きなオタクならばシャレを効かせたメタ展開だと笑って受け止めるだろう。その八福神の会だか300人委員会だか分からないが、自分もそっち側に入信して、賤民には知り得ない真実に辿り着こうではないか、なんてノリにもなるというものだ。

思うに、大ヒットする作品というのは多分にカルト的要素を含むものだ。オカンにもその素地があると感じる。ラブライブしろガルパンしろエヴァでもガンダムでもいいが、ああいった作品ファン宗教的なところがある。単に作品が魅力的だというだけではなく、作品思想が込められていて、そのメッセージ性がいわば「教義」となり、観る人を感動させ、伝播の原動力となるのだ。作品を観ることで、その教義を受け取り、コンテクストを共有する。その域までたどり着いた人はまさに信者であり、選民となる。往々にしてひねくれた演出、尖った演出の数々は、その選民感を増幅させるのに有効に働く。けれど、ついていけない人には、真逆に働く。

よく、「ノリについていけない」とか「登場人物感情移入できない」という文句を言う人がいる。そういう人はおそらく、メタ感覚作品を眺めすぎている。無意識作品の向こうに作者を透かしてみていて、そうやってみる作者のことを「こいつはダメだな、こいつの作品はいけ好かない」と思っていたりする。それで作品本体をまじめに見れなくなっており、雑念がなければ感じ取れたはずの感動を取りこぼしているのではないか原作者志倉千代丸自身もおちゃめな発言をするタイプではあるが、それも一種ペルソナを演じているだけであって、硬軟かき分ける技量がある懐の深い作家であることは原作ノベルに触れると分かる。だから仮に登場人物がイタくても、キャラ造形が古臭くても、それに引きずられて作品自体や作者をイタいと思うのは間違いだ。

感情移入ができないことを問題視するのも、そもそもおかしな話だ。感情移入ができる、というか、キャラクターの(言外にあらわれる)感情が伝わってくるから感動できる、良い、というのは分かる。しかし、それが分からない、キャラ思考回路が伝わってこないかダメだ、とはならない。異なる価値観とか多様性に対するスタンスについて説教するわけではないが、はっきり言って、そういう人は、自分と近しい環境で生き、近しい感覚・行動原理を備えた登場人物が動く作品しかまともに見れないのではないかフィクションには強烈な個性を備えたキャラがよくいるものだが、ほとんどの場合、どうしてそういう性格になったのかは察せるものだ。はじめは理解しがたい性格キャラこそ、大いに想像力を働かせながら読み進め、自分には無かった思考回路価値観にたどり着く感動が得られるものだ。萌え日常系アニメキャラならともかく、脚本があるストーリーものキャラであれば、そうやって「キャラ理解する」作業はたいてい報われる。思っているよりもずっと。そういう作業を序盤で放棄して、「こんなキャラ理解できない、受け付けない、リアルじゃない」と決めつけ、あまつさえキャラの作り込みが悪い」などと作品のせいにしている人のなんと多いことか。読書や映像鑑賞は、実は読む・観る側にも作品世界に寄り添っていく想像力積極性クリエティティが求められるものだが、「消費する側」という立場になりきって選好を重ね、消費の達人になっていけばいくほど、傲慢想像力を停止した人間になっていくものなのだろう。

難儀なものではあるが、志倉千代丸作品に限っては、さらに、彼がイケメンで曲も詞もコードも書けてオタク力も高い上に金持ち、という超人的な要素があるせいで、僻みも加わってくるのかもしれない。けれども、作品を鑑賞する時というのは、そういう作者がいけ好かないだとか制作会社がどうだとか、そういう世俗的な感覚基本的に切り離しておくべきものだと思う。そういう感覚を混ぜることで楽しめるならまだしも、雑念になるのならばそれを排除する努力を(作り手ではなく)読み手側がしなければならない。それが創作に対し敬意を払うことだと思うからだ。

どうにもオカンの話ではなくネットアニオタ批判になってしまったが、これから時代コンテンツを楽しむということは、イコールネットの俗悪な風評とは距離を置いた賢明で物静かな「選民」になることだと思う。別に私のように選民意識をちらつかせて下層の民を殴ることはしなくていいが、そういう衝突もどんどん表面化していくのだろうと思う。もっと短文で動物的な形になるとは思うけれど。不快だが避けられないネット未来。そんな未来だとしても、それでも、日本アニメは「刺さる人には刺さる」方向性で突き進むのが向いていると思う。誰もが楽しめる優等生的な作品作りはディズニーあたりのお仕事。「刺さる人には刺さる」コンテンツ作りの先端を行くオカンのような作品に触れられることを私は幸せだと思う。

2016-12-11

オカルティックナインこんなに面白いのになんでさっぱり話題になってないんだ

個人的にはシュタゲを超えるレベルだと思うんだけど

2016-12-04

劇場版艦これ吹雪三蔵法師だった話

 劇場版艦これクライマックスシーンでは、ボスである深海棲艦は主人公である吹雪深海棲艦化したものであり、実は吹雪は何度もここに来ては轟沈していると説明される。つまり劇場版ストーリー一種ループものであったのだ。ただし、シュタゲまどかやリゼロと違って、このループものはおそらくは時間遡行を伴わないループものである

(じゃあ吹雪轟沈しまくってた記録も実は提督が持ってたんじゃないのかという疑惑が生まれるが、加賀さんを一回轟沈させた程の超無能提督のことだから、記録をそもそも取ってないか、取っていたとしてもどっかにうっちゃったかしているのであろう。というかボスに大破進撃してんじゃねーよ。)

 このシーンを見ていて、ああ、これは三蔵法師沙悟浄の対決だなと感じた。

 流沙河に住んでいる沙悟浄ダルシムみたいにして首につの髑髏を下げているのだけれど、これは実は三蔵法師前世から前前前前前前前前前世までの髑髏なのだ西遊記以前の三蔵法師は流沙河で沙悟浄にあった時点でみんな沙悟浄に食べられてしまっていたのである

(というのは半分ウソで、厳密に言うと、西遊記ではそんなことは一言も書かれていない。西遊記では沙悟浄の髑髏は三蔵が来る以前に流沙河を渡ろうとした9人の取経者のもの説明されている。三蔵前世で食べたという設定は、大唐三蔵取経詩話(西遊記の原型)に出てくる深沙神(沙悟浄の原型)のものである。なお深沙神の持っている髑髏は二つだけ。取経詩話の設定が西遊記でも生きているとすると、西遊記三蔵はリゼロ主人公並みに死に過ぎである。まあ今回は話の都合上この設定が西遊記でも生きているということで堪忍してつかあさい

 ボス深海棲艦が「体は吹雪でできている」のならば、沙悟浄だって「体は三蔵でできている」というわけだ。

 結局、観音菩薩の執り成しもあって三蔵法師10回目にしてようやく沙悟浄を仲間にして流沙河を渡ることができたのだが、劇場版吹雪深海棲艦を成仏させて取り込んだような描写がある。

 西遊記という話は、出て来る妖怪の多くが過去の過ちによって神仙などの世界から現世に妖怪として堕天してきたもので、三蔵一行はそれらの妖怪過去因縁を解きながら旅を続けていると言っても過言ではないのだが、艦これという物語も、どうやら過去の艦の因縁を解く話であるらしい。(ゲームにおける今回のイベントではとうとう長門が沈んだビキニでの核実験まで扱うようになった。)

 そう考えると、西遊記艦これというのは意外とに似ていないようで似ている話なのかもしれないなあ、などと映画を見て考えたのであった。

 

 なお、映画自体はそれほど面白いというわけではなくて、途中で少し飽きてきてしまったし、これに1300円払うくらいなら天一ラーメンでも食べとけばよかったかなと思うくらいの出来ではあった。

2016-11-21

エロゲー界って名作のハードルが低すぎないか

エロゲー界隈のコミュニティで言われてる名作、良作、人気作は大体やってきたつもりではあるんだが、

エロゲーでいう『名作』のハードルというのはアニメ漫画などに比べるとかなり低めに設定されているのでは?

という気がしてならない。

こう言ってるのはただの自分直感しかないんだけど、

まあ、根拠を上げるとしたら、2010年以降、エロゲ原作アニメ化された作品

売り上げを見てみると、Fateという例外を除き全て爆死している。

爆死、とこき下ろすほど売れてないわけでもないアニメもあるにはあるが、まあ2期が期待できる程度に売れたアニメは0に等しい。

2010年以降、と言ったが実際人気が出たエロゲアニメを見つけるとなるとSHUFFLE1期とかAIRダ・カーポ辺りまで遡る必要がある。

エロゲ界ではアニメ化を待望されるほどの人気作でそれなの?」と何度思ったことか。

エロゲアニメ化しにくい媒体であることやアニメの人気が作品面白さに必ずしも直結しないことはわかるが、

ADVという媒体まで広げればシュタゲひぐらしみたいなアニメの人気がある上に名作と名高い作品

存在している以上、この打率の低さは単にアニメスタッフセンス所為とするのは違う気がする。

あと、エロゲユーザー増田で名作やオススメを語ってるのを見ると、未だに

沙耶の唄とか家族計画を挙げる人が多いというとこだ。

自分もそれらは非常に好きな作品ではあるんだけど、「そこまで遡らなきゃ人に勧められる作品がないの?」って思ってしまう。

あ、ちなみにこれは抜きゲーは除く話ね。

人の性的嗜好って多種多様過ぎて他人評価とか全く当てにならないので。

2016-09-25

[]映画君の名は。

パンツが見えたので★5つです(前置き)

前半1/3はい意味新海誠っぽさがなくて面白かった

コマガイジンのYEAH!!!!って方の感じで見てた

でも中盤から最後にかけては2コマガイジンのシーンって方の感じになった

悪い意味新海誠っぽさが出てしまってて首を傾げる出来になっちゃってた

最後は秒速5cmの焼き直し、もといバタフライエフェクトシュタゲでさんざんみた演出の焼き直しだし

RADの歌は邪魔なだけだし

唯一氷菓できる部分は10年かけて秒速5cmの鬱屈を晴らしてくれたことに尽きると感じた

ありきたりでもバタフライエフェクトでもシュタゲでもなんでもいいか最後気持ちよく見る人間を帰らせてくれるような終わり方

それをやってくれたからすっきりした

秒速はあまりにも救われなさすぎたか

フィクションでくらい都合よくていいよね

でもRADはいらんかった

そいやバンプテイルズやったりしてたっけ

スピッツハチクロに使われてたっけ

閑話休題

Z会PVの続き見てるようにも感じた

結局このパターンか、みたいな

今はまだいいけど、これしか引き出しないってみんながわかったらソッコー見捨てられそう

しろ最初からそれをやりつづけてここまでこれてるから今後も問題なくやれてくのかな新海誠

あーあほんと最初1/3はよかったのになあ

2016-09-23

http://anond.hatelabo.jp/20160923154055

パパの声優出身者だからそりゃ正しい

聞き慣れた言葉で、濃くも薄くもない(爺婆はもっと濃いし、若者もっと薄い)

とてもきれいな津軽言葉だよ

けいくんはまぁご愛嬌ということで

 

 

関係ないけど、パパさんの中の人が演じてた、シュタゲの中鉢博士青森出身って設定らしいけど

結局シリーズで訛りを活かしたシーンあったのかね?

そういう理由での起用だと思ったけど

2016-08-22

[]福地翼サイケまたしても

1巻はシュタゲバタエフェ)かよと思わせる展開だったけど次はバトルに勝つまで同じことを繰り返すというのを丁寧に書いて、それ以降は「もう同じことしてるってわかったでしょ」とばかりにぐいぐい話を進めていく、そのソツのなさには感服させられたけど、

結局うえき的な福地翼センス炸裂した能力バトルものに堕しちゃって残念

能力研究者が出てきたところはONEワンパンマンとかモブサイコ100を髣髴とさせられたけど、結局そんな古臭い感じじゃなくて能力バトルに持ってったのは少年漫画的だなあと

1巻、2巻まではよかったけど、3巻で敵?のでっかい組織が出てきて本格的にバトル展開になりそうなところでちょっと読むモチベ下がっちゃったな

もうこのテンションをドキワクしながら読むほど心が若くないか

無気力だけど実はリア充に憧れてて一念発起ヒーロー目指すってテンプレも、今の少年少女が読んで感化されるのかもだけど、心が枯れた自分みたいなおっさんが読んでも何も響かない・・・

最初こそ無気力だったけど、結局蓋を開けてみればそれは序盤だけで、本筋だとずっと希望を失わない・ずっとがんばる熱血まぶしすぎる・お前がリア充だよっていういかにも少年漫画的なまっすぐキャラで、読んでる自分とくらべてこっちがげんなりしちゃうくらいだし

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