はてなキーワード: 正義の味方とは
なんでそんなに騒いでるのかさっぱり分からん
そりゃ確かに検閲に見えるけどNTTがやることってDNS書き換えるだけなんだから8.8.8.8使えばいいだけじゃん
むしろ漫画村見てる奴が「通信の秘密を侵すなー!」って厚顔無恥に騒いでる方が納得できるけど
お前らの言うことを信用するなら漫画村は見てないんだろ?
へー正義の味方ですか.マジすか.すげーわ.
とか例によってナチスドイツに包囲された教会の話持ち出してきたりするけどもうその論法飽きたって
というかそんな鼻くそぐらいの杞憂でセコセコブログ書いたりしててホント暇人ばっかりだと思うわ
後はNTTの職員が「俺は法律違反のコンフィグ入れないぞ!」とか言っててホンマおもろい
それとも管理職の命令権者なの?それなのにそんな暇なの?大丈夫?人減ってるのに
てかそもそもこんなもんやっぱりやりませんってのが既定路線でしょ
流石にそこまでの絵は描いてるでしょ.中の人も.ほっとけよ.
セイバー…この物語の舞台は彼女のためにある。彼女は救われた。彼女は誰かを守った。彼女は世界を救った。そうして彼女は恋をして、夢を見て、夢から醒めて、いつかまた夢の野に降り立つ。はたまたそこは遠いどこかの現実か。
遠坂凛…聖杯戦争が始まるより前の衛宮士郎の人生において彼女こそがヒロインだった。送れてきた正ヒロイン。幼馴染属性に似ているような立ち位置。彼女がいなければ物語は始まる前に終わっていた。彼女はメインヒロインである。物語が始まる前までは間違いなく。
間桐桜…正義の味方というシステムに乗っ取られ剣の化身として生きまいとした衛宮士郎を人間へと戻した少女。王女のキスは井戸の中の蛙となった王子を救う。水至清即無レ魚、正義の夢は呪いの沼地、そこから引き上げられたエミヤシロウこそがヒロインなりや。
アーチャー…言わずもがなである。夢に呪われし衛宮士郎の成れの果て。救いたるは、恋した乙女の思い出と、かつての自分のひたむきさ。己を信じたゆえに己を呪った。今更引き返せぬ道で救いを得るなら、己を再び信じる事のみ。それを実現した彼もまたヒロインである。
言峰綺礼…君の願いはようやく叶う。それを向けた先は果たして目の前の少年のみか。かつての宿敵、その宿敵に今なお囚われる執着そのもの、それらにもまた向けられていよう。正義の味方が求めるは絶対の悪。ならばその反対もまた求めたるは絶対の正義。衛宮士郎を誰より長く恋がれたのはこの男なのでは。
イリヤ…お姉ちゃん属性イリヤと妹属性イリヤのどっちもかわいいのでどう考えてもメインヒロインです。
衛宮士郎…救われるのがヒロインならば彼こそがヒロインだ。正義を共有する盟友、未来を共有する強敵、敵意を共有する宿敵、正義の味方としてこれ以上無く恵まれた時を数々のルートで過ごした。そうして辿り着いた道は、正義の味方という呪いを解き平和な世界をありのままに愛せるようになった自分自身。彼の進むありとあらゆる道が、ありとあらゆる者たちによって肯定された。どう進んでもいいのだ。衛宮士郎であることを裏切らぬ限りは。
衛宮切嗣…正義の味方として生きる道の果てに救いがあることが証明された。彼の望みはようやく叶った。世界の平和を願った結果、自分の生きた道すら蔑んだ過去、それを救った最後の言葉は嘘偽りのない真実となった。それが本当に救いであればいいと願った気持ちは、本当の救いとなって形となった。彼は世界を救った。彼は少年を救った。誰かを救いたいという思いによって、確かに1人の少年は救われた。彼の意思を引き継ぎ、少年はまっすぐ逞しく正しく、そして幸福な青年となった。彼は確かに誰かを救った。これこそが救いである。彼こそが真のメインヒロインである。
一行目に書いたとおりです。
何が言いたいかと言うと、
この部分を読み落としている人が多すぎる。
ガワだけオッサンに変えて「正義の味方が悪人を懲らしめちゃうでござるぞ~~」「モテちゃってモテちゃって男はつらいよ~~」では意味がないんだ。
それは結局、「美男美女が青臭いことを言い合うだけで何だかアニメ以上にガキっぽい」の一種だ。
どうやらそれを伝えるにはコチラの言葉が足りなかったようだ。
反省している。
今の自分の表現力だと「現実にありふれているようなどうでもいい日常の、ちょっといい話やスカっとする出来事"ですらない"なにかをどこか魅力的に描き出してくれるような作品を味わいたい」が限界だ。
なんだか世の中の物語は、やたらと脚色されていてスカっとしたりホロりとしたりクスりと出来るような作りにしようと必死になりすぎているように思う。
夕食後に学校で、天パをバカにしてくる子が居ると打ち明けられた。
こちらは、小4男。
相手の子は、同じクラスでリトルリーグでピッチャーやってるすごい子。あっ勝ち目ない。
「ついに」というのは、自分もそうだった。さらには団体行動出来ない、スポーツダメ、はっきり言わない、なんか暗いといったイジメられる要素を全て生まれながらに兼ね備えて居たので、同じ道辿ったらどうしよかなぁ、どうしたものかとは思ってた。
「ついに」来てしまった。。
とりあえずスポーツだけでもと、3歳から水泳やら空手やらサッカーを一緒にやり始めて、本人がまた行きたいと言ったサッカーはチームでスタメンをやれているようだったので、安心してたが。。
相手の家に火を放ちに行ってやろうか?!と思うも、今の時代は連絡網すらないんですぜ。どうしたものか?
あれこれ考えて対応してみた。どうだろうか?とても不安で不安で寝れなかったので、アウトプットして落ち着こうとしてみる。
【褒めてみる】
・よく言ってくれた。気が付けなくてゴメンな。
・これまで相手に力で解決しようとしなくて、怪我負わせないで、よく耐えたの、すごいね
・とりあえず、俺は悪い事をしていない方の、正義の味方だ。ゆっくりで良いから聞かせて
・天パでブサイクでも、間違いが3つ位重なると、世の中彼女になってくれる変な人も居るから安心しろ
【状況確認】
・それ以外に何か言われる事は?何か言われ始めるキッカケとか覚えてないか?
・相手はどんな子?言ってる子はどんな気持ちで言ってると思う?
・もしかして、自分は誰かを見た目とかでバカにしたり、仲間ハズレにしたり、相手が嫌そうな顔する事をやった事は無いか?
・今どんな気持ち?どうなったら嬉しい?
・もし仮に仲間由紀恵みたいな、サラサラヘアーになったら解決すると思う?
【回答】
仲間由紀恵って誰?(画像検索して見せた。あんまりタイプでは無いらしい。こういうのは受け継がないのかな??不思議)
ではなく、休み時間にキックベース(野球をサッカーでやる?逆か?)で、本気で蹴るとボール無くしちゃうから手を抜いたら負けたと。
多分それ以来、モジャモジャ頭が感染るから〜と仲間に入れてくれなくなった。と。
自分は絶対に他の人に、酷い事言ったりはしてない、ウソだったら、お年玉で買ったばかりのスパイクシューズを燃やされてもいい。と。
弱い者いじめみたいな、反撃が出来ない攻撃は、師範(土曜に行ってる空手道場の先生)が絶対に許さない、やってるやつは本気で蹴ると言ってた。
サッカー(放課後と空手が無い土日にやってる)で、味方がやる気なくて手を抜いて負けたら嫌だ。自分も怒ると思う。と。
モジャモジャなのは、慣れたから困ってないけど、あんなに長い髪は女の子みたいだから嫌。
言い返せない、仲間に入れてくれないがすごい嫌だ。と。
そだね〜。その子は本気で勝ちたかったんじゃないかな?サッカーやってるの知ってるから、味方にしたら勝てると思ってたのに、ガッカリしちゃたんじゃないかな?
ボール無くしちゃうからって言わなかったから、手を抜いてるように見えて、怒ったのかもね?
でも、実際にそう思ってるか解んないから、次言われたら、何でそんな事言うのか、手を抜かないで聞ける?
もしそうだったら、「ごめんなさい、本気でやると遠くに取りに行かなくちゃいけなくて、ズルしちゃった。
それ言われて仲間ハズレにされると、すごく嫌なんだと、次は手を抜かないから、もう言わないで」、とかどう?
でも、自分の気持ちを見せるのって、ちょっと恥ずかしいよね。。
でもでも、そんな事言われてるって言わないと、俺も全然知らなかったし、やっぱちゃんと言葉にして言わないとわかんないと思わない?
もし、それでも言って来たら、最強の言い返す言葉を教えてあげよう
「それがどうした!」
はてさて、、どうなることか。。
もうちょい準備しておけばよかったなぁ。。
うちの職場に嫌われているオジさんとオバさんがいる。確かに二人ともそれなりに嫌われる理由を持っている。が、そんな人たちの悪口を言ったり飲み会に呼ばなくて済むよう画策している連中は、正義の味方なのかっていうと全然そうじゃないと思う。
単純に嫌いなヤツと一緒に仕事したくないし、一緒に飲みたくないのだ。まぁその感情は自然なものだし、大人の心得としてもわざわざ嫌いな人と一緒に飲んで気まずくなったり言いたくもないお世辞を言ったりするより、気の合うメンバーだけで楽しく飲んだ方がいいだろう。
だけど私はそうやって自分たちが感情で動いていることを認めずに、「私たちは正義感があるから彼らを排除しているのだ」と正当化する人たちが嫌いだ。本来なら嫌われる原因になっている部分を改善するように努力する方が先だろう。ただ、ある程度以上の年齢になると、考え方や行動パターンが固まってしまっていて、矯正のしようがないので、次善の策として彼らと接する機会を最低限に減らすよう努力する方向に行ってしまっているだけだ。少なくともある程度頭が柔らかくて矯正の余地のある若手であれば、「こういう行動は相手に悪い印象を与えるからこういう風に変えた方がいいよ」と指導するべきだろう。
それなのに、彼らを嫌う人たちは、自分が感情で動いていることを認めずに、正義の味方面して「○○(嫌われている人の名)がこういいうことやってさ…」と彼らの悪口を言うことでストレス発散の手段にしている。まぁ相手の方が肩書きが上なので、正面切って言えることは少ないだろうけど、ただ単にあなた方は彼らを嫌っているだけで、それが多数派だから大きい顔をしていられるだけだ。別に正義の味方でもなんでもない。
ヒーロー同士で戦う今作。ギャングラーという共通の敵はいるが、怪盗と警察では戦う理由が異なる。
警察側の戦う理由はヒーローらしく「平和のため」である。そのため町の人々を襲うギャングラーと戦い、盗みをはたらく怪盗と戦う。
怪盗側の戦う理由は、「ルパンコレクション」を集めるためである。そのためコレクションを持つギャングラーと戦い、妨害する警察と戦う。
コレクションを集めると願いを叶えることができ、怪盗達はそれぞれ失った大切な人を取り戻すためにコレクションを回収している。
そして怪盗達の中でも宵町透真は特にその意志が強い。失った婚約者を取り戻し、ギャングラーに復讐することが彼の行動指針である。
時には「あいつら(警察)の料理に下剤を入れるか?」と目的のためなら手段を選ばない一面を見せる。
宵町透真の概略はこんな感じだ。
ここで1つ疑問がある。ヒーローとは、なんだろう。宵町透真はヒーローになりたいのだろうか。
一般的な定義から言えば、ヒーローとは「平和のために戦う正義の味方」といったとこだろうか。
ギャングラーを倒すという宵町透真の行動は確かに町の平和を守っている。しかし、それは守るための行動ではなく自己利益のための行動である。偶然にもヒーローの行動と自身の行動が一致したが故の「ヒーロー」である。
宵町透真はヒーローなのか?
最近潮目が変わってきて、どうも吉崎先生がヤオヨロズ側を下ろした、ということになったね。
それで、君たち紙飛行機を燃やして喜ぶ人たちは、吉崎先生をボコボコにするのに忙しいみたいだね。
例によって、吉崎先生黒幕論は現状、大したピースもないので妄想に近い。
ただ、吉崎先生黒幕論が正しいなら、もういよいよ外野が口を出す領域じゃない。
今までは、「圧倒的強者であるKADOKAWAが、技術力はあるが権力のない弱者であるヤオヨロズを叩き潰した」という話だったからまだ理解できた。
だけど、1番の功労者がたつき監督であろうが(僕はこれも大間違いだと思うけど)、今までのコンテンツが全部爆死してようが、原作者は吉崎先生だ。
いや、吉崎先生も面倒くさいやっちゃなぁぐらいは思うんだけど、少なくとも今までの「日本のコンテンツを腐らす悪い会社 vs 技術力のある悲劇の会社」の構図じゃないんだよ。
吉崎先生がいいか、たつき監督がいいかは既に個人の趣向の問題なんだ。
そりゃあ、吉崎先生やたつき監督と一緒で君も人間だから、ああいう情報が出てきた当初は色々言いたくなるのもわかるし、だからこそ我慢していた。
だけど、これほど時間が経って、あろうことかケロロ軍曹はじめ過去の作品までバカにするようであれば、もはや君は、君が紙飛行機を燃やし始めるまで嫌っていた、陰湿で何一つ自分では楽しみを作り出せない人間と何も変わらない。
だけど、個人の思想で仲違いしてしまったなら、たとえそれが嫉妬であろうがなかろうが、もうどうしようもないじゃない。
僕たちは今では、たつき監督の別の作品も、今後のけものフレンズの展開もどちらも楽しみにしてるよ。
アニメを楽しむってのは、楽しいアニメが出て来るのを口を開けて待つんじゃなくて、自分で楽しさを見出すものだって教えてくれたのは君じゃないか。
アニメの売り上げだの爆死だの、視聴者である我々が気にするのは愚の骨頂じゃなかったのか。
君がサーバルちゃんと同じくらい大好きになった状況証拠ってやつを見る限り、もう140文字書けば正義の味方になれる状況じゃないんだ。
君は、未だにTwitter民は全員君を支持していると思っているみたいだね。
燃えかすに火をつけようとしてないで、冷静になって考えてみろ。
君は紙飛行機燃やしている間に、何人の人間に上から目線で空リプで喧嘩を売った?
なぜまだ君をフォローしている友人が君のツイートに全く反応しなくなったと思う?
なぜ君の友人は一斉に忙しくなったと思う?
目を覚ましてくれ。
不当な悪を倒すための戦いじゃなかったんだ。
それでもってサーバルちゃんは、かばんちゃんは、ボスは、所詮ただの絵なんだ。
本来君が送るべきだったはずの人生に比べたら、なんの価値もありゃしないんだ。
そんなものに入れ込むな。
これは、典型的な「自分でやっていない、なにやら盛り上がっている作品を、気に食わないと上から目線で批判する文章」だ。
本文は『月姫』と『Fate/stay night』のネタバレを含む可能性がある。特に『Fate/stay night』原作を未プレイで、劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』の続きを楽しみにしている人は、ネタバレを含むため読まないでほしい。
私が奈須きのこの作品と出会ったのは2003年。月姫、月姫PLUS+DISC、歌月十夜の3作が収められた『月箱』であった。いわゆる型月ファンとしてそれほど古参というわけではない(型月における古参とは、竹箒に連載されていた時代の『空の境界』読者――とまでは言わないものの、最低でも2001年には『月姫』に触れたレベルを指すものだろう)。当時『ONE』『Kanon』『AIR』に心酔する所謂「鍵っ子」であった私は、もちろん月姫の噂は聞いていたものの、手を出すきっかけを掴みかねていた。月箱が頒布されたのは、そんなときである。歌月十夜まで一揃えで化粧箱に収められたそのパッケージは、初めてのTYPE-MOONとしては最適であった。同時期、彼らが商業へと移行し、次回作「Fate」は商業ゲームとしてリリースすることを発表したことも背中を押した。群雄割拠のエロゲ界についに鳴り物入りで乗り込んでくる新進気鋭の代表作を、体験しておかねばならぬと考えたのだ。
『月姫』は衝撃であった。連綿と積み重ねられてきたビジュアルノベルや恋愛アドベンチャーゲームの文法に沿っていそうに見えながら、しかし決定的に異なる「それ」は、私に新しい刺激を与えてくれた。私はシエル先輩が好きになった。この文章を打っている2018年に至ってなお、人生のオールタイムベストはシエル先輩だと胸を張って言える。もちろんそれだけではない。ファーストインパクトとなったアルクェイドが醸し出す寂しさを、そして、ひまわり畑で微笑む琥珀さんの愛おしさを、今なお昨日のことのように思い出せる。
月姫の魅力のひとつに、不思議なノスタルジーがあると思っている。あの文章とグラフィックと音楽には、懐かしいナニカを思い出させるものがある。去り行く少年時代を描いた作品だからだろうか。遠野邸の遠い記憶がそうさせるのかもしれない。
PLUS+DISC、歌月十夜まで一気にプレイした私は、そのまま『MELTY BLOOD』も楽しんだ。シエル先輩を動かせるのが楽しかった。弓塚さつきの話が出ると抜き身のナイフのようになる志貴を思うと切なくなった。琥珀さんが楽しそうで涙が出た。G秋葉でゲラゲラ笑った。
したらばのTYPE-MOON板にも入り浸った。それまで葉鍵板が主戦場であった自分が。当時、すでに「月厨」は鬱陶しい存在として認知されていた。私は努めて無関係な場ではTYPE-MOONの話をしないようにし、型月板でその分、目一杯、楽しんだ。たくさんのアンソロジーコミックにも手を出した。武梨えり、佐々木少年、磨伸映一郎……(そういえば特に好きだったこのお三方はみな現在も商業作家として活躍中であり、同時に、シエル先輩ファンであった。当時、武内崇は「シエル先輩が好きな作家さんは漫画力が高い人が多い」というような趣旨の発言をしていた記憶がある)。
だが。不思議なもので、このとき私は『空の境界』にはハマらなかった。もちろん原作は読んだのだが。当時、マルチシナリオ形式のビジュアルノベルに未来を見ていたためか。あるいは、純粋に趣味に合わなかっただけなのか。後年、空の境界はアニメ映画化され大ヒットを飛ばすことになる。
2004年、ついにTYPE-MOONの商業作品第一弾『Fate/stan night』がリリースされる。もちろん発売日に予約して買った。事前の雑誌での情報を見ていて、藤ねえがお気に入りだった(まさかあんなことになるなんて)。ライダーさんはビジュアルだけ見て絶対にアサシンだと思っていた。体験版の段階でクオリティが大幅に上がっていることは明らかだった。心が躍った。世界が変わる瞬間が、目の前にあった。
魔術師と英雄が跋扈する本作を終えて、私は思った。私は優秀な魔術師でも高潔な英雄でもなく、なんでもない、取るに足らない、醜い人間が好きなんだと。だから私は、間桐桜と衛宮士郎の物語が好きになった。
桜は魔術師ではあるが、本作においては魔術師としてよりも、もっと違う存在として描かれる。衛宮士郎もまた、魔術師ではなく魔術使いとして描かれる。そしてラストシナリオである桜ルートでは、桜は家族の呪縛から解き放たれて人間として生き始め、士郎は正義の味方に憧れたロボットからひとりの人間に生まれ変わる。魔術師と英雄が闘い続けた果てにたどり着いたのが、ふたりの人間の、人間としての歩みであったことは、とても感動的で、同時にこれが、奈須きのこが幻の弓塚さつきルートで実現しようとした未来なのではないかと想像した。
そして絶望する。ご存じの通り、桜ルートは批判された。当時の型月板は荒れた。セイバールートと凛ルートが絶賛されるとともに、桜ルートは徹底的に批判されたのだ。
イリヤスフィールの物語とオーバーラップして主題が分かりづらいという主張には一理ある(一説にはイリヤルートを作るリソースが間に合わず、桜ルートに混ぜた、と言われている)。描写不足であるという批判も、ある意味では仕方ないだろう。だがそれ以上に、ファンたちは、「多くの人間を殺しながら幸せなエンドを迎える桜」と、「正義の味方であることを諦めてセイバーを犠牲にした士郎」を批難した(正確には、彼ら2人に対してというより、そのようにある物語を避難した)。私は憤慨した。衛宮士郎の、何を見てきたというのだ。
正直に言うならば、私はセイバールートや凛ルートの衛宮士郎が嫌いだ。凛ルートの遠坂凛も苦手である。はっきりと言ってしまえば、物語として楽しみながら、登場人物たちに対しては苦々しい思いを抱き続けてプレイした。そんな彼らが、桜ルートで丸ごと好きになった。桜ルートでは、みな、人間として生きている。それが愛おしかった。
同時に、TYPE-MOON作品のふたつの側面のうち、ファンに望まれる側と、望まれない側が見えた気がした。考え過ぎかもしれないけれど、私がより好む側は、望まれていないように見えた。
これ以降、私はTYPE-MOON作品と少しずつ距離を置くようになっていく。厳密に言えば『Fate/hollow ataraxia』は心から楽しんだ(アンリマユとカレン・オルテンシアの物語はとても好みだ)。だが、『DDD』は未読、『Fate/Zero』は同人誌として頒布された際に1巻だけ読んで断念、『Fate/unlimited codes』『Fate/EXTRA』には手を出さず、期待した『魔法使いの夜』はプレイしたものの、それほど心惹かれなかった。この間、各種メディア展開で楽しんだものは、佐々木少年による漫画版『真月譚 月姫』のみであった。パスタ先輩のことは一生許さないよ。
時は流れ、2014年7月27日。もうTYPE-MOONに何の期待もしなくなった私は、それでも「Fate Project 最新情報発表会」をニコ生の中継で見ていた。そこでUBWのテレビアニメ化や『Fate/strange fake』の正式出版化に並んで、ひとつの新作が発表された。『Fate/Grand Order』。通称FGO。ついにソーシャルゲームをやるのか、と私は冷めた目で眺めていた。むしろ発表会本編終了後のサプライズ、Heaven's Feel の劇場版制作決定の発表の方が魂が震えた(今でもあの瞬間の、観客席からの絶叫と、涙を流しながら挨拶をする下屋則子さんの姿をよく覚えている)。
私はソーシャルゲームをほとんどやらなかった。手を出してみたことはあるが、純粋に楽しみ方が分からなかった。というよりそれ以前に、私はいわゆるオンラインゲーム全般が合わなかった。だからFGOが楽しめるかどうか不安だった。2015年、サービス開始に合わせてダウンロードし、序盤をプレイした。だめだった。まったく合わなかった。どう頑張っても楽しむことができなかった。私はFGOをアンインストールし、Twitterのタイムラインに流れてくるFGOプレイヤーたちの悲喜こもごもを眺めるだけになった。年を重ねてしまった、と感じた。
やがて、現実の人間関係の中でも、FGOの話題が上がることが増えてきた。2016年末のイベントの様子はTwitterでも見ていたが、彼らはとても熱っぽくFGOがいかに面白く、衝撃的で、とてつもないかを語った。私は羨ましかった。もうTYPE-MOON作品でこんなにも熱く語れることはないだろう。そう思った。
私はFGO本編をプレイしていない。いろいろと明かされたアレやソレを、なんとなく知識で知っているだけだ。そうした立場で評価するのは御法度であろう。それでも私はFGOが気に食わない。これは負け惜しみだろうか。それともただの老害でしかないのだろうか。私が好きだった奈須きのことTYPE-MOONの描く取るに足らない人間たちの物語は、もしかするとFGO本編でも繰り広げられているのかもしれない(琥珀さんルートや桜ルートが好きで、かつFGOのシナリオがそれと同様に面白い、という人がいたら、ぜひ魅力を語ってほしい。皮肉ではなく、ぜひ知りたい)。だけれども、数多くの英雄がスマートフォン上で戦い続け、それをプレイするファンたちが嬉々としてお気に入りの英雄が引けたことをTwitter上に報告する様子を、どこか冷めた気持ちで眺めてしまう自分に気付く。私がTYPE-MOONに求めていたものは、これだったのだろうか? 幾度となく繰り返されてきた、単に自分が望むような創作から外れていってしまった存在を寂しく思うという、これはきっとただそれだけのことなのだ。つまり、八つ当たりと取ってもらって構わない。
劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower』は、公開初日に映画館に観にいった。素晴らしかった。須藤友徳監督の、間桐桜と桜ルートに対する圧倒的な「理解」に目眩がした。アバンで桜と士郎の「それまでの日々」をたっぷり描いた時点で、完全に勝利だった。FGOで得た利益でこんなにも素晴らしい映像作品が作れるのなら、FGOに感謝すべきであろう、などと思った。第二章も楽しみだ。
聞くところによると、FGOの世界には死徒二十七祖(という概念)は存在しないそうだ。私が好きだった奈須きのこワールドとは違う世界がそこにあるのだな、と改めて思った。繰り返すが、これはただの八つ当たりだ。
2017年末も、FGOは盛り上がっていた。きっと酸っぱいに違いないと、私は新年からこのような文章を打っている。2008年4月、月姫リメイク制作決定が発表された。今年、ついに発表から10年が経過する。優先順位があることくらい私だって理解できる。だからもう「月姫リメイクはよ」とは言わない。そのようなファンに耳を貸す必要だってない。FGOを楽しむ人々に向けて頑張っているスタッフの皆さんに、おつかれさまです、と声をかけたい(年始メンテおつかれさまです)。FGOという作品を批判する気もない。そもそも批判できるだけの素地すらない。何しろ、プレイしていないのだから。本当に申し訳ない。
結局のところ、私はTYPE-MOONが、奈須きのこの世界が好きだったのではなく、ただ『月姫』という作品が好きだっただけなのだろう。あるいは、月姫が生まれた、あのころが。
勇敢によくやった!とか言われてるけど
あれ結局ただの私刑じゃん
ふだんせっせとインスタ蝿してるやつらが「悪を駆逐する!」みたいなあっさい正義感のもとブームに乗っかって法治国家であることをまったく無視してウェーイ
それに「勇気を持って告発したのは偉い」とか言って賛同してる冷静で聡明ぶってる外野ども
これが私刑じゃなくてなんなんだよ
ほんとに広めるべきは護身の方法とか逃げ方とか逃げる先とか相手を法的に倒す方法とかだろ
打算はないとかんなわけあるかぼけ ないなら粛々と訴えればいいだけだろ
訴えて勝って前例をつくってから共有したほうが100億万倍有意義だし正しいだろ
けっきょくただの正義の味方ごっこしてるやつに正義の味方ごっこしてるやつが助太刀して正義の味方ごっこしてるやつらがうんこ投げつけてるだけじゃねーか
おれはおっぱいがだいすきなんだよ!
大企業避けて中小企業を見せしめにしているのに、流石テレ東正義の味方!みたいな論調がなあ。
他が一切やってない訳ないし。
あくまで下請けであって、セシルマクビーがやってた訳でもない。
(そうしないと利益が出ないレベルの仕入れ値に抑えてた、実態が分かってて黙認してたってのはあるだろうが
下請けが労働者をどう確保するかまで指示してた訳じゃないだろう)
そもそも同じ工場で他企業の服も取り扱っていて、その中から敢えてセシルマクビーの服を選んで表に出しただけかもしれないし。
と言うとセシル好きだから必死で庇ってるんだろ!とか決めつけるのが出そうだが、世代が違うし興味ねえわ。
更に「ギャル向けブランド(=ファンが頭悪い子供層だからうるさい事言わなそう、権力もなさそう)」で
「レディース服しか出してない(=男が文句言わない、むしろ女叩きに利用する)」企業を敢えて選んでる、ってのも引っかかる。
なんだろうね?
世界征服を企むわかりやすい悪。ダース・ベイダーとかDIOとかバイキンマンとか、ああいうのがいれば、簡単な問いなんだけど、現実はそういかない
個人的には、金融業とか銀行とか、金のために金を稼いで、私利私欲のために不況起こして、たくさんの人を貧困に追いやっている連中が、多分これが一番悪だと思います、かな
その一番悪だと思いますのやつを選択と集中してやっつけた方が、いちいち些細な悪人に文句言って各個撃破するより効率的に世界が平和になると思うんだよね
みんなはなんだと思う?そしてどうすればいいと思う?
多分これが一番悪だと思います、ってやつを、どうやって倒せばいいのか