はてなキーワード: 唐突とは
歴史修正主義を今すぐやめろ。
常に何の理由も必要とせずセクシャルマイノリティが当たり前に存在してきたのが日本のオタクコンテンツだ。
それを不適切だとして勝手に改変しセクシャルマイノリティの存在を抹消してきたのが欧米だ。
その欧米が今さらになって急に「セクシャルマイノリティに寛容な進歩的なボクちゃん達」に目覚め「日本は遅れてるゥ~」などとイキり散らすのは、許さない。
例によってまた元発言の主の名前は武士の情けで伏せといてやる。
ちなみにこれみんなスーパーマンの息子をポリコレが無理矢理ゲイにした時の話な。
>逆だよ。同性愛者であることに「なぜ」は要らんのじゃ。掘り下げるかどうかは作品の趣旨やテーマによるが、当たり前のようにそこに居る、が大事で今まで蔑ろにされてたことなの。
↑
逆だよ。同性愛者であることに「なぜ」が要らんかったのが日本じゃ。
当たり前のようにそこに居る、が今まで蔑ろにされてたのが欧米じゃ。
>「我々を納得させる理由がないとセクシャルマイノリティの存在を許さない」という人。現実のセクシャルマイノリティにももちろん同じ目線を向けて生きている。
↑
「我々を納得させる理由があろうとなかろうとセクシャルマイノリティの存在を許さない」としてセーラームーンもCCさくらも勝手に改変したのが欧米なのだが?
「「我々を納得させる理由がないとセクシャルマイノリティの存在を許さない」という人」なんてのは、日本のオタクにはもともと存在しないのだが?
謎なのだが?
>異性愛者のキャラで「なぜそのキャラは異性愛者になったのか」の掘り下げはどれだけ存在するんですか?その掘り下げがない異性愛者の恋愛描写は「そういう配慮」とは感じないんですか???
↑
基本的に恋愛物のコンテンツは「なぜその人を好きになったのか」を掘り下げるものなのだが?
>好きなもんを好きなことに理由なんて無い思うんやけど
>私だって妻のこと好きやし
↑
逆だよ。
好きなもんを好きなことに理由なんて無いはずなのに、あきらかに「理由がある」から不自然に見えて反発するんだよ。
本当は同性愛者じゃないのに「ポリコレに配慮する進歩的なリベラルインテリ」だと思われたくて同性愛者のふりしてるようにしか見えない。
>「理由を説明してくれないと存在に納得できない」というのは同性愛差別そのもの
↑
誰も「存在に納得できない」とは言ってない。
「その作品に登場する必然性があるのか納得できない」しか言ってない。
>同性愛者が同性愛者である事に理由なんてないし、作者も当たり前に存在すると思ったから登場させてるんですよ。
↑
逆だよ。
当たり前に存在するものとはされていない欧米の価値観が背後にあるから、無理にでも「当たり前に存在するんだ!当たり前に存在するんだ!」と強調する必要があり、
日本のオタクコンテンツなら自然に当たり前の存在として同性愛者を描いてきた。
このスーパーマンのような無理やりゴリ押しするような不自然さは日本のオタクコンテンツには無い。
>これちょっと違うな。「作者も当たり前に(同性愛者が)存在すると知っていたから」に訂正します。
同性愛者が同性愛者である理由などなく当たり前に存在してきたのが日本のオタクコンテンツなのだが、
欧米は日本と違って同性愛差別が酷くて「当たり前には存在しないもの」として扱われてきたから無理矢理「当たり前に存在するんだ!当たり前に存在するんだ!」と強調しなきゃならないので
「当たり前」な感じが全然しなくて描写が唐突かつ不自然だから反発を招くんだよ。
欧米ポリコレコンテンツの側が「同性愛者が当たり前に存在するもの」として描かれてきた日本のオタクコンテンツから謙虚に学べよ謙虚に。
日本のオタクコンテンツなら自然に当たり前の存在として同性愛者を描いてきた。
このスーパーマンのような無理やりゴリ押しするような不自然さは日本のオタクコンテンツには無い。
だから日本のオタクコンテンツにセクシャルマイノリティが常に登場してきて日本のオタクは誰もそれを悪くは言わなかったんだよ。
欧米人のオタクがどう思ってたのかは知らないけどな。日本のオタクなら「セクシャルマイノリティが存在すること自体が嫌だ」とは“絶対に”言わないし、
「セクシャルマイノリティが存在すること自体が嫌だ」と言うオタクがいるならそいつは日本人じゃないだろう。
少なくともキリスト教かイスラム教が社会の多数派となる文化圏で育った人間じゃなきゃ「セクシャルマイノリティが存在すること自体が嫌だ」という発想には“絶対に”ならない。
>先入観や偏見とは何ぞや?という疑問に対して、とても納得の行く答えを身を持って示してくれているツイート。
「先入観や偏見とは何ぞや?」というのがよくわかるツイートだな。
「日本人は欧米と違って遅れてるから、セクシャルマイノリティに先入観や偏見がある奴ばかりに違いない」という「先入観や偏見」だな。
実態は「真逆」なんだがな!!!!!俺はべつに「日本にはセクシャルマイノリティに対する差別は無い」とは言ってねーのだが?
日本人は伝統的に「セクシャルマイノリティは当たり前に存在する」として、テレビとかでもオネエキャラとか昔から普通に受け入れてきたのだが?
しかし、だから差別が無いかというと、そんなふうに「オネエキャラ」みたいに面白おかしく弄って消費するのも一種の差別なんだが?
ただしそれは欧米流の「存在自体を認めない」というタイプの差別とは異なるスタイルの差別なんだが?存在自体は認める、ただし弄る、というのが日本流の差別なんだが?
そんなふうに存在そのものはとっくに受け入れてる日本に「存在自体を認めない」とする欧米流の差別への対抗である「存在を認める」という形のカウンターの方式を押し付けても意味がないばかりか
「弄る」という日本流の「差別」を「差別じゃない」から「良いこと」とされかねないから、マイノリティの立場からすれば迷惑なんだが?
俺がもしマイノリティの立場だったら、「俺のことはほっといてほしい、存在を無視してほしい、面白おかしく弄られるのはもう嫌だ」と思うと思うのだが?そういう「俺がかまってやると相手も嬉しいはずだ」とかいう勘違いの善意の押し付けは弱者からすれば「攻撃」としか感じられず、そっちのほうが差別なんだが?
同性愛者が同性愛者である理由などなく当たり前に存在してきたのが日本のオタクコンテンツなのだが、
欧米は日本と違って同性愛差別が酷くて「当たり前には存在しないもの」として扱われてきたから無理矢理「当たり前に存在するんだ!当たり前に存在するんだ!」と強調しなきゃならないので
「当たり前」な感じが全然しなくて描写が唐突かつ不自然だから反発を招くんだよ。
欧米ポリコレコンテンツの側が「同性愛者が当たり前に存在するもの」として描かれてきた日本のオタクコンテンツから謙虚に学べよ謙虚に。
類は友を呼ぶとは言われるけれど、こんなにかね?ってくらい人間性疑うヤツにばっかりぶち当たる。
・友人A、誕生日プレゼントあげたのに私の誕生日はガン無視して何も渡さない、ゲームのスコアやスマホの性能でマウントを取ってくる、とにかく不潔
・友人B、ゲームのコラボカフェにてオーダー分だけもらえるオマケのコースターをじゃんけんで買った人が獲得するルールを勝手に設けて独り勝ちし、他の人より多くオーダーした私の分のコースターをかっさらう
・元カレ、免疫の低下によって起こる性病を私のせいにしてくる、3ヶ月の音信不通を経て唐突に呼び出して別れを告げてくる
・同人誌即売会のサークル主、開始後1時間の間売り子をしてほしいと言われ快諾したが実際はイベント中ずっとお出かけして帰ってこない
・カードゲームオフ会で会った初対面のオッサン、私の趣味やグッズ等に対して「面白い女アピールしてる感すごい」発言
・Discordで知り合った人C、何を言っても全部冗談と嘘で返してきて面倒くさい、何も信じられない
・Discordで知り合った人D、連携していなかった私のTwitterアカウントを見つけ出しフォロー、とにかく全てのツイートにいいねをしてくる
・Discordで知り合った人E、人間関係の相談をされ話を聞いてやり、アドバイスを求められたのでこうしたら?というとでもでもだってを繰り返す、後に失踪
こんなんばっかよ?他にも色々エピソードはあるけれど、なんでこんな事故るかね?ちなみに、ここ1~2年くらいの話。
ここまでくると私も自分の人格疑うわ。私がヤバイ奴だからヤバイ奴しか寄ってこないのか、的な。
いちいちこんなんでイライラさせられるのが嫌でSNSやアプリ関連全部シャットアウトしてしまった。
インターネットこわい。
何であれ終わる日は来る
ここらへんでもう業界として立ち行かなくなるだろう
打つなら今のうち
こちらも新聞社は別口で稼いでるから潰れない、スマホ移行はどのくらいできているのか不明
2030年代に紙の新聞が廃止とかになったらお年寄りに新聞難民が出そうだな
紙たばこは本数ベースで、2028年に2020年の半分くらいになる
2010年の1/4
といっても電子タバコがあるんだよね
税収は横ばい〜微減
吸ってる人の割合の減少は意外と緩やかで、男性の場合と半減に20年だし、女性はあまり減っていない
2040年でも終わらない、今吸ってる人がやめるきっかけが来ない限り
やはり明確な代替物がないと減りはするものの終わることはなさそう
意外と持つね、約15年で半減くらいのペース
スマホやAmazonの影響で減少が加速してるのかと思ったけど、統計は線形に近い減り方をしている
現在1.5万人に1店舗で、2035年くらいに3万人に1店舗、1店舗あたり80坪くらい
周りではもう絶滅してるけど
まだ1人17枚あるのすごい
2030年にはこのままだと4.5億枚、いよいよ消える
実は大学の数は増えている
そして大学生の数は横ばい
今のままだと終わる日は導き出せなかったが、そろそろ減少に転じるのだろうか
ちなみに幼稚園や保育園は横ばい、1人にかけるコストが上がっているわけだけど、そうなるとますます保育士の待遇が問題になりそう
既に市場が変わった後と思っていい
2015年に一度落ちきって、売上ではやや上昇した(コロナで落ちたが)
2020年に4000店舗、2030年には約3000店舗になると見込まれる
コロナのステイホームでSNSのアクティブユーザーが戻っているが
それを無視した場合、2015年がピークでそこから緩やかな減少をしている
2020年時点で日本人のアクティブユーザー率15.6%(ちなみにTikTokは4.6%、mixiは2.7%)
順調に下げれば2030年で約10%まで落ちるが、mixiの例を見ると消えることは無いのかなと思う
着実に減ってはいるが、案外減っていない
2021年からの半減が2055年頃だけど、遠すぎてこの予想は外れるだろう
ところで、これを通話時間にすると固定電話はすごい勢いで減っていて、グラフ上はそろそろゼロになるのではないかというくらいだ
固定電話は通話のためというより住所の一種として使われるのかもしれない
ただこの統計、LINE通話やアプリでの通話を含めているのか疑問、というか入ってなさそう
酒に関しては減っていはいるとは言え、置き換わるものがないため微減のよう
このまま順調に減ったとしてピークの2000年頃から半減するのが2060年頃
「◯◯が終わる」みたいな言説は2010年より前からずっと言われてきていたけど、統計的にはそうでもないというケースが多かったと思うが
とはいえ、こういうものは意外とゆっくり消えていくもので、具体的にいつ終わるかというのは観察してみないと見えてこない
色んな統計を見るのが好きだが、そのどれもが2030年あたりの大きな変化を示唆しているように思える
そう考えると2020年代は衰退の時代、よく言えば変化の時代になるだと思う
ソースは貼りません面倒だし
・1番面白かったとこ→ラストのラスト、幽霊達が恐れ慄いて「タス…ケテ…」してたとこ
・アニャたそ、そうはならんやろ!!!
・中盤〜後半頭にかけて退屈した勢
・なんか、劇中3回くらい唐突に車が突っ込んでくるシーンなかった?
憧れカルチャーの暗黒面を知らずに天真爛漫無邪気に憧れ楽しむ劇開始から劇ラストの憧れカルチャーの暗黒面を知って分かった上で温故知新してく主人公ちゃんの成長、イイネ!
・もうちょい短くできんかったか
そういうのにゾクゾクするなら「モブリョナ」で画像検索するといいぞ。
一応解説しておくと「モブリョナ」ってのはモブキャラが無惨に殺されていく様とかを指す語。主に一般向け漫画やアニメで敵キャラの非道さとか殺人犯の冷酷さとかをわかりやすく示すためにさくっと殺される名も無き一般ピーポーを見てゾクゾクする性癖の人たちがたむろっている。
名前付きのキャラなら、殺されるにしても悲劇的だったり感動的な演出をされたりするものだけど、「こいつはこんな悪いやつ/異常者なんですよー」ということを説明するためにあっさり命を奪われるモブたちにそんなものはない。道端の小石のように殺されていく。
たとえば怪異に与えるためのエサとして誘拐され(怪異が食べることを拒んだので)目隠しをされたまま用済みとして頭を吹っ飛ばされる子は、きっと自分がなぜ攫われなければいけないか理解していなかっただろうし、目を塞がれて状況が把握できないまま唐突に意識を断ち切られたことを思うと最高に興奮する。
増田がhagex刺殺事件や安倍晋三暗殺でそんな感じの性癖を目覚めさせてしまったなら、「モブリョナ」で画像検索するんだ! きっと想像した以上に興奮できる世界が僕たちを待ってるぞ!
AとBという二人。
まずA。鼻をかむ時は絶対に廊下に出る。休み時間なんかは別に気にならないけど、授業中で皆静かにしてる時に(特に先生に断りを入れるでもなく)勝手に席を立って廊下に出ていってしまう。そして思い切り鼻をかむ。鼻をかみ終わったら普通に席に戻ってきて普通に授業を受けていた。なぜそんなことをしていたのかは知らない。突然席を立つので気が散るな、とは思っていた。
次にB。癇癪持ちといえばいいのだろうか。何か気に入らないことがあるのか、授業中でも唐突に「やだやだやだ……」と何かを拒否しだす。普通に授業をしてただけなので傍から見てても何が嫌なのかよく分からない。エスカレートすると「い゛や゛ーーー!!」と耳をつんざくレベルの絶叫と化す。更にエスカレートすると床に仰向けになって泣き叫びながら手足をバタバタさせる。あまりにも収拾がつかないと教頭先生や校務員のおじさんが宥めにくることもあった。これは低学年の子が愚図ってるというものではなく小6になっても同じ調子だった。こうした行動が起きると授業も止まってしまうので内心ではとても面倒くさかった。同級生でBと同じ通学グループの子がいうには、Bの母親は彼の癇癪を"個性"と言っていたそうだが自分が聞いたわけじゃないので真偽は不明。
小学校はいわゆる普通学級しかなかったけど、卒業して地元の中学校に進学したらAは特別支援学級(〇〇学級とか呼ばれるところ)にいたので、まあそういうことかとちょっと腑に落ちたような気持ちになった。Bは地元の学校にいなかったので卒業後のことは何も分からない。
他人にはわざわざ予防線を張った単語にまで都合よく言葉尻を曲解したつっこみを入れておいて、自分の時は一言も言及なく一般化線形モデルを暗に仮定ですか?
知らないかもしれないから書いておくけど、非線形回帰モデルは一般化線形モデルだけじゃないんですよ?
「何をどうモデリングした想定でどの量に確率的扱いが関わっているのかをしっかりイメージすることが大切だ」とか偉そうなこと言ってるわりに自分は何を想定しているかさえ明示しないという
都合よすぎるよマジ頼むよホント
ところで線形でとどめておけば話はさっさと終わったところ、唐突に一般化線形モデル経由の非線形相関を出してきたけど、リンク関数をどう決めるの?
自由度を上げた分だけ相関の定義が一意に定まらなくなっちゃったけど、最終的に「相関の強さ」をどう定義するの?
他人にごちゃごちゃ言ってきた以上、他人の言葉を曲解して的を外した鬱陶しいつっこみを入れるだけじゃなくて言葉をきちんと定義できるんですよね?
あと他の都合悪そうなコメントについても何一つ返信ないですよ?
頼むでホンマ
なぜだか最近、廃棄商品リストと実際棚に残っている商品の数が合わない事が多い。リストのデータが集計される時間と廃棄の時間にタイムラグがあるので、その間に商品が買われていることはよくあるのだが、その時間帯に誰も来ないのにリストと残数が合わない事がよくある。……というのは、万引きをされている可能性が考えられる。しかもかなり大量に?
夕方の六時半よりも少し前に、50代くらいの女性客……ひょっとすると、髪を真っ黒に染めているせいで若く見える60代以上の人かもしれない……が籠いっぱいの商品を会計に来た。
「温められるものを全部温めちゃってください」
といきなり言われた事にちょっと違和感があった。温められるものはお弁当とラーメンと数個のおにぎりなのだが、おにぎりは温めるかどうか好みが別れるものなので、勝手に温められないよう、これとこれだけ温めてとか、おにぎりは温めなくていいという人が多いのだ。
なんか変な人……と思いつつ、
と言ってからスキャンして後ろを向き電子レンジにそれらを入れた……その時、背後からガサガサと音がしたので、振り返ったら女性客はスキャン前の籠に入った商品を鷲掴みにしてマイバッグに投げ込んでいる最中だったのだ。
「ああ、これ未会計のやつですか? こっちは会計済みで大丈夫ですよね!?」
「いいえ、籠の中の商品は全てスキャンしておりません。戻していただけますか?」
と、女性客はマイバッグの中から商品を籠に戻したのだが、何しろ数が多いので、全部の商品が戻されたのかはわからない。大体は戻っているように見えるが、二、三個パチられているかもわからないってところだ。
たまに、ぼんやりしていて籠からスキャン前の商品を出してマイバッグに入れようとするお客様はいるものだけど、そういう人は大抵ふと我に返って狼狽するので、本当にただボーッとしていただけなんだなとわかる。ほとんどのお客様は万引き犯と間違われれるのを畏れているものだ。
だが、その女性客はなんか慣れた印象なのだ。卒なく商品をマイバッグに入れようとし、指摘されたら卒なく軽く謝って商品を籠に戻した。同じ事を何度もやっているのでは? 希に常にぼんやりしていて、同じ間違いをするのが癖になっている人というのがいないこともないのかもしれないけど、何か変だな。
そんな事が今さっきあったとAさんに話したところ、Aさんが高専五年生のトレーニングの時にレジフォローに着いた時にも同じ事があって、Aさんが
「お客様。今盗りましたよね? 出してください」
と言って商品をマイバッグから出させた事があったのだという。普通、盗ったとストレートに言われると、お客様は慌てて謝るか逆上するものだが、普通に「あらすいませーん」と言って出したのが印象的だったとか。
でも、Aさんはその客が女性だった事は覚えているのだが、どんな人相だったかは覚えていなかった。年齢はそこまでいってない……40代くらいかな? というのだが、Aさんが言う40代は大抵軽く50を超えているので、あてにならない。
Aさんが見た万引き未遂客と私が応対した女性客が同一人物なのかは不明だが、廃棄リストの件もあるし、オーナーあてに書き置きをしておいた。オーナーがちゃんと読んで監視カメラで確認してくれるといいのだが。
よく来るとある女性の常連のお客様の姿を最近見ないなあと思ったら、Aさんがそのお客様とトラブって以来、そのお客様は来なくなってしまったのだという。
どんなトラブルだったのかというと、お客様がカフェマシンで淹れるアイスカフェラテを購入したのだが、しばらくするとレジのところまで戻って来て、カップに規定量のコーヒーが入っていない! マシンがおかしい! と大騒ぎしたのだという。
「これ、大袈裟に言ってるんじゃなくて本当に文字通り大騒ぎなんですよ。完全に取り乱しちゃってて、おかしいおかしいって大声で言うだけで何をして欲しいんだか分からないんです。返金しろとも交換しろとも言わずに、何で何でおかしいおかしい言われたってね。いや規定量ちゃんと入っているようにしか見えませんが? と言うしかないです」
あー……。
そのお客様は普段は人当たりがよいというか、過剰に腰が低くて、しかも見た目も小柄で少し太っているがこざっぱりとしていて優しそうに見える。だから些細なことでキレるとは思えないのかもしれないが。
しかし、見た目小さくて優しそうに見える人というのは、基本的に他人からは「優しくされない人」であり、身近な人たちから雑に扱われていることが多い。やたら腰が低いのは、更なる対人トラブルを畏れているが故でもあり、また、他人に優しくしてもらう事を期待しているからでもある。返報性の法則の発動狙いというか。
優しそうに見えるせいで理不尽な目に遭いがちなため常に不満で一杯な訳で、心が破裂寸前の風船みたいなもの。キレる時はほんの小さなダメージで大爆発しがちだ。そしてキレた時はきっかけを作った物や人に対する怒りというより、これまでの人生で自分を酷い目に遭わせた全てに対する怒りをぶちまける。
一方で、自分が「弱い」とも自覚しているので、唐突に怒り狂い出したように見えて、ちゃんとどこか隙のある相手を選んでキレている。
あの常連のお客様がAさんを相手にキレたのは完璧に人選ミスだと思うけど、当店に来てキレたという事自体には私的にはわかりみがある。普段はもっと共感性が高くてお客様のテンションに合わせてくれる店員が一人はいるからだ。私や女子フリーターアルバイトさんやシフトリーダーやもう辞めてしまったDさんだったら、きっとあの常連のお客様がわーわー騒ぎ出したら、
「えー!? それは大変大変!! マシンの不具合かもしれないからちょっと見てみますね!!」
とお客様と同じくらいにテンションを上げてわたわたとカフェマシンを点検してみせて、それから謝り倒しつつカフェラテを淹れてみるだろう。それでも満足いただけなかったら、へいこら謝りつつ返金をして、お客様の話に耳を傾けもする。
要はお客様は何をして欲しいというよりは構ってもらえてそれなりケアしてもらえればそれでいいくらいなもんで、
Aさんがその常連のお客様とトラブった日にはAさん以外には店員は派遣バイトしかいなかったということなので、常連のお客様は見慣れぬ店員よりもいつも居るAさんのレジにやって来たのだ。普段はその常連のお客様はAさんのレジにはわざわざ来ない。来店するときはわざわざ店が空いている時間帯にやって来て、女性店員のレジにわざわざやって来るのだ。
要はその常連のお客様は来店した時点で既に店員から丁重にケアされるのを期待しているのであり、素っ気ない対応しかしないAさんにあたった時点でアテが外れてご不満だったのである。たぶん。
コンビニに来るお客様達は単に何か欲しい物があって買い物に来る人ばかりでなく、何か嫌な事があって気晴らしに来る人も少なくない。だから親切な人を装ってお客様の不満を受け止めるふりをするというのも、店員にとっては一つの処世術なんじゃないかなと思うんだけど、Aさんは、こんな低賃金で狂人の相手などしていられるか! とぷんぷんだった。
なぜ今になってこの話を書くのかというと、
今、おばあちゃんが亡くなったことを受け入れられたと思ったからだ。
嫁は明日から新しい職場で仕事だからゆっくり寝かせてやりたい。
子どもと俺は別の部屋で寝ることに。
とりあえずトムとジェリーを見せて布団の用意をする。
その後に食器洗い、乾燥機にかけた洗濯物をしまう、リビングの片付け。
全て終わらせて布団に横になったとき、ふとおばあちゃんのことを思い出した。
思い出したのはおばあちゃんが喜んでる顔だった。
婚姻届の証人欄はおばあちゃんに書いてもらいたいと言ったときの驚きと喜びに満ちた顔。
嫁に俺が小学生のときの写真を見せながら思い出話をする嬉しそうな顔。
おばあちゃんがカラオケ大会に出場したとき、俺と嫁が一緒に選んでプレゼントしたブレスレットをつけると上手く歌えたという話を何度もしているときの顔。
でももういない。
二度と会えない。
そう考えると不安な気持ちに襲われて、居ても立っても居られなくなった。
癌を患っていた。
亡くなるまで全く気づかなかった。
なぜ癌だと気づかなかったんだ。
おばあちゃんは最期まで俺に心配をかけまいとしていたのだろう。
亡くなる直前まで、二度会えなくなるとは思いもよらなかった。
正直、混乱していた。
声が震えて、それしか絞り出せなかった。
想いを伝えるには遅過ぎた。
翌日、息を引き取った。
まるで俺の帰りを待っていたかのようだった。
現実味がなかった。
おばあちゃんちに行けば「よく来たねえ」って迎えてくれる。
そんな気がしていた。
不思議と涙が出なかった。
あまりにも突然過ぎて亡くなった実感がなかったせいかもしれない。
仕事や子育て、モンハンで忙しい日々を過ごしていたからきちんと整理する暇がなかったせいかもしれない。
なんというか、うまく言葉にできないけど、おばあちゃんが亡くなったことから逃げてたような気がする。
でも、今はもういないということを心で理解できたと思う。
おばあちゃんとの思い出を思い出すとまだ涙がたくさん出てくる。
でも、うまく言えないけどそれでいいんだと思う。
少し古い例になるが、まおゆう魔王勇者においての伏線回収は有名だ。
絶望的な戦いかと思われたが女騎士は勇者と修行していたときを思い出す。
その記憶の中から最強の敵の弱点のヒントを見つけ出した女騎士は見事に逆転勝利する。
当時のオタク族たちが見事なまでの伏線回収!!と熱狂し狂喜したのは言うまでもない。
こういった体験は共有されオタク族たちは益々伏線回収の素晴らしさを確認するのだ。
では、もしもこの伏線が張られていなかったら、どうなるのであろうか?
しかし、突然思い出す。
そうだったそうだった以前、ああいったことがあったから、こうすれば勝てるじゃん!
よし勝った!勝利!!
という展開になる。
実際に週刊連載の漫画などでは唐突に始まる過去エピソード編としてこのような構成はよく使われている。
それは漫画という表現媒体が過剰な演出力で構成の不足を押し切れる力があるからだと思われる。
だが、これを小説など文字媒体で行うにはかなり技量が必要であろう。
デウス‐エクス‐マキナ(機械仕掛けの神)の降臨という印象を拭うことが出来ないのだ。
好きな寿司屋がある。
都内の二級河川沿いにある店で、今の会社に転職した頃からのお気に入りだ。
何がいいって、安いんだよ。コスパがいい。銀座とか、目黒とかの寿司店で二万円近く出して食べるディナーの味が、わずか三千円で堪能できる。それくらいネタがいい。店主の技術も冴えていて、ネタの上にお洒落な細工がしてある。どこで仕入れてるかは不明だが、昼時に行くとまだ新鮮なネタが活きていて、脳がびりびり痺れるような旨味を楽しめる。
店主は一人でやっていて、80代後半くらいか。認識はしっかりしてる。根が明るいタイプの人で、若い人が店に来るとテンションが上がることがあって……いや、このぐらいにして本筋に移ろう。
先月、後輩をその店に連れて行った。不定期営業なので、事前に(追記 自分の場合は数日前までに)電話で確認しないといけない。その意味では狙った日に行くのはちと難しい。
店主は、まだ二十代そこそこの後輩を見ると、みるみるうちに上機嫌になって、「さあ座ってよ」と言ってくれた。ほかに客はいない。いつも少なめだ。こんなに旨くて安いのに。まさに隠れ家といえる。
後輩も自分も、握り寿司一人前(10貫)を注文した。食べてる最中に、店主がおまけとばかり赤だしと、かっぱ巻き×10と、軍艦巻きじゃないウニをサービスしてくれた。酒がどんどん進んで、想定よりも長居して、二人で8,000円ほど払って店を出た。
「うん。載ってないな。前に載ったことがあるけど、運営に連絡して閉店表示にしてもらった。検索に出てこないだけでページはあると思う」と答えた。
後輩は「は?」みたいな顔になっていたと思う。隣を歩いてるので推測だが。
1点目に、食べログにああいう店が載った場合、きっと多くのお客さんが尋ねてくるだろう。すると、一人でやっているあの高齢の店主がてんてこ舞いになって、営業的にパンクする可能性が高い。事故が起きる可能性だってある。
2点目が不定期営業だ。必ず営業する日というのはない。営業する可能性が高い日はあっても、確かな情報しか食べログには載せてはいけないと思う。同じ理由で、グーグルマップにも一度だけ掲載されたことがあったが、「現在は営業していません」と削除申請をして通っている。
隠れ家は隠れ家のままにしておきたい。運に選ばれた人間だけが楽しめる世界だ。食べログとかに載ってる時点で隠れ家ではない。
この寿司屋以外に、コスパ最高でフンイキ最高のお店をふたつ知っているが、どちらもインターネットに情報がない。片方の店は会員制で、もう片方の店は普通の飲み客は決して入らないであろう通りに店を構えている。それで、通だけが飲み食いをしているというわけだ。
そんな感じのことを、帰りの電車の中で後輩に説明したが、残念ながらわかってもらえなかった。まだ若いというのもあるだろう。
これもまた現実のひとつだ。すべての情報が万人に開かれてるわけじゃない。情報とか資源とか人間関係とかには常に偏りがあって、その中で自分にとっていいものを選び取っていく必要がある。彼もわかる日が来るだろう。