「トーナメント」を含む日記 RSS

はてなキーワード: トーナメントとは

2024-01-05

今日囲碁の日、おまいら囲碁の日くらい囲碁に触れてみないか

新年だし新しいことでも始めてみようかと思ってる君たちへ贈る

物語から入る

名作『ヒカルの碁』が全話無料公開中(1/8まで!)

https://zebrack-comic.shueisha.co.jp/title/243

デバイスから入る

自律囲碁ロボットが1/5囲碁の日から高島屋囲碁サロン樹林で先行予約開始

https://twitter.com/SRobot90498/status/1740263218130682256

情報から入る

この人をフォローしておけば囲碁界の情報が全て入ってくる

棋士自分の対局日をよしろーさんのTwitterから知ることもあるのだとか

https://twitter.com/yoshiro_kaba

知識から入る

囲碁用語概念たち名鑑

anond:20220201232524

囲碁の別名

anond:20230616031315

囲碁ゾルラーク

anond:20231029153924

棋士から入る

強い
かっこいい
可愛い
モデル美人
面白い
期待の若手
Youtubeチャンネルが秀逸

歴史から入る。レジェンド棋士

本因坊算砂(日海)

信長秀吉家康に仕え信長より名人称号を授かる。本能寺の変信長の首を算砂が持ち出した説もある

本因坊道策

最高が7段だった時代に実力13段と言われた。現代でも歴代最強の声もある棋士。段位制度開祖

本因坊秀策

ヒカルの碁で有名。黒番負けなし。御城碁の連勝記録。

秀策がよく打っていた「秀策のコスミ」は、江戸時代と違ってコミのある現代碁ではぬるいとされ廃れていたがAIによって評価され復権した。

秀策曰く「この先どんなに碁が変化しても碁盤が19路である限りこの手が悪手になることはないだろう」

本因坊秀哉

家元制の本因坊としての最後の跡目本因坊。終身名人制の最後名人

川端康成の『名人』のモデルである

藤沢秀行

借金、酒、女いろんな意味レジェンド最後無頼派

当時世界最強棋士李昌鎬との意見会で李昌鎬含めアマチュアが見ても、どう見ても白のほうが良さそうに見える場面、李昌鎬が「黒は投了レベル」とまで言った局面を「黒のほうがいい」と断言。

33年経ったいまAIにかけてみるとたしか藤沢秀行感覚が優れていたことが判明した。

https://youtu.be/KRnedlmloqo?t=1964

中韓棋士を熱心に育成したため、中国には藤沢秀行記念館がある。

呉清源

読売新聞中国から連れてきた天才棋士読売嘱託棋士として紙面の対局企画日本棋院棋士たちを次々と破った。

木谷實とともに「新布石」を生み、それまでの碁を一変させた。

100歳まで生き、その風貌はまさに老師生きる伝説だった。

「観る」から入る

囲碁・観る碁ガイド。これさえ見とけば囲碁界を楽しめる!

anond:20230219005329

誰でも囲碁試合が楽しく観戦できるようになるカリキュラム

anond:20220620211941

韓国移籍した後の仲邑菫を追う方法

anond:20231031134635

仲邑菫が韓国でこれから戦っていく相手

anond:20230912013504

日本棋院チャンネルYoutube

棋戦中継

BadukTV(Youtube

韓国囲碁チャンネル。仲邑菫の対局は今後こっちで見れるようになる

1月2日~4日には🇯🇵仲邑菫(14)VS🇨🇳呉依銘(17)VS🇰🇷金恩持(16)の日中韓天才少女対決の新春特別企画が行われた

https://www.youtube.com/watch?v=qhz7ix0nGgo

囲碁フォーカスEテレ

囲碁ニュースと講座と安田明夏の変なポーズ

NHK囲碁トーナメントEテレ

上位46名+女流枠4人が出れる歴史あるトーナメント

藤沢里菜タイトル挑戦常連の余を破りベスト8まで進んでいる、ベスト4になれば女性

実際に囲碁を覚える

実は現代囲碁歴史上かつてないほど覚えやす環境が揃っている

anond:20220418214932

ぼくが囲碁を完全に”理解(わか)る”まで

anond:20230225005415

囲碁を覚えられるアプリ囲碁であそぼ』

普通囲碁日本ルール)を覚えるならこれがオススメ無料広告もなし

なんとこのアプリ、開発費2000万を囲碁篤志家の全額負担によって作られた

https://www.asahi.com/articles/DA3S15626082.html

「純碁」から入る

実はこれが一番オススメの入門方法

純碁は囲碁ルールを簡略化したもの囲碁原始の時代ルール

置いた石数をポイントとして競うもの

囲う囲わないという言葉に混乱してる人は純碁から入るのがいい。

囲碁は純碁の石で埋める過程を省略しているだけだというのがわかる

https://youtu.be/17AnWARJWKg

実際に打ってみる

ブラウザ
スマホアプリ

2024-01-04

ネトスト?やめたい

小学校とき好きだった男の子の夢ばかりみます現実最後に会ったのは小学校卒業式です。

住所も電話番号LINESNSも知りません。知ってるのはその子が進学した中学校部活くらいです。

はい大学生なのですが、小学生の時から2〜3ヶ月に1回くらいのペースでその子が夢に出てきます今日も出てきました。

内容は基本「久しぶりに会える」「偶然鉢合わせた」系です。そういう夢から覚める度にどの大学に行ってるかだけでも知りたくなってネット検索しまくってます。まじでやめたいです。(大学に行ってることは確かです)

例えば、「どこかの大学研究室HP名前載ってないかな」とか「大学サークルやってたら何かの大会トーナメント表とか引っかかるかな」とか、帰宅経路の記憶電話検索を擦り合わせて住所を推定したりとか、小学校の色んな同級生FF欄を漁ったりとかです。まじでやめたい。

の子のことが忘れられなすぎて、ちょっといい感じな人ができてもその子が浮かんできます。そんで、あの子に会いたいなぁ〜、今何してるんだろう、彼女いるのかなぁ〜とか考えちゃっておしまいです。

1回でもその子たまたま会って話せたら浄化できるのに、、、このまま年取りたくないし、無駄に調べまくって時間浪費するのもやめたいです、、、でも夢をみちゃう衝動かられて調べまくっちゃいます自分キモすぎる。

ちなみに今日もいつもの手順で一通り調べてから冷静になってここに来ました。ほんと何やってんだろ。

どうすればいいでしょうか………たすけて……………

2023-12-20

三大幽遊白書の好きなコマ

1. 桑原さらった仙水のバイバイ→ブチブチィ

蛍子のバイバイより仙水の笑顔と手振りが好き。そっち方面コミカルさっつーか余裕の見せ方できるボスなのねって好感ある。それとハッピーバースディとか含め一言コマのパワーあるよなと感じる。

2. テリトリー編のコピーとき南野母の再婚予定→めでたいな式に呼んでくれよな

3. 魔界行くときの 式にいけなくて悪いな… その一言がうれしかった

方南野母のとこだけどこういうところで幽助の好感度爆上がりするんだよね。あとすっげーテンポが良い漫画だけどこういう一言日常とか情が裏であったんだなーと感じさせるから魔界トーナメントのすっとばしも少し許せる部分がある。

 

それにしても30年前で一人屋台とは言えラーメン300円ってやっすいなー

2023-12-18

anond:20231208172252

関西囲碁オープントーナメント予想結果

1勝4敗の大外れでした!

トップクラス優勝 村川大介九段 ✖️予想・井山

Aクラス優勝 呉柏毅五段 ✖️予想・結城

Bクラス優勝 岩丸平七段 ✖️予想・大川

Cクラス優勝 畠中星信五段 ✖️予想・苑田

◆Dクラス優勝 表悠斗二段 ⭕️

2023-12-17

ワンピースアニメ1話から作り直しらしい

バキは死刑囚編とかピクル編がアニメ化されて海外で人気らしいけど、初期の最大トーナメントピークだからあそこら辺までを作り直してほしいわ。

2023-12-15

結局のところ、人を強く結びつけるには共犯強制が一番早い

この一年というのはまさにこのことを思い知る一年だったなぁという話

ジャニーズ事務所性加害問題

バイトによる強盗事件

ビッグモーター保険金詐欺

そして今年の最後には政治家裏金問題

大義では宝塚もこれにあたり、掘り下げてみれば宗教や薬物もその手段が取り入れられている。

どれも共通していることは、トップと大なり小なり共犯関係にあるということ。

トップの罪を暴くには、自らの罪を認めないといけないという関係にある。

そりゃ発覚も遅れるわ。

具体的な方法論は要約すると大体以下のようなパターン

最初は甘い汁を吸わせる

そのうちもっと甘い汁を吸うために、ちょっとしたルール違反をさせる(甘い汁はときハラスメントだったり姿を変えることがある)

それに乗った人間には、もっと甘い汁を与えるかわりに、更に踏み込んだルール違反を行わせる

それを段々とエスカレートさせていく

そうしてルール違反によって得た甘い汁によって成り立った人間は、自らの罪を認めること=今ある富を手放すことになるために、口を閉ざす以外できなくなる。

トップの罪を暴こうとすれば、お前の罪も暴露してやるって脅されるんだからそりゃそうだ。

この「ルール違反」が、性加害だったり闇バイトだったり除草剤だったり裏金だったり。

もともと共犯になるつもりがあったわけではなく、最初は夢や金銭に釣られて手を出して、知らないうちに色々と巻き込まれているというのが大半だと思う。

たちが悪いのは分別のつかない状態人間を捕まえて、「これは悪いことではない」と言い聞かせながら相手共犯に染めていくパターン

ジャニーズなんかはまさにそうだけど、末端議員裏金問題なんかも、偉い政治家からお金渡されて「問題いから受け取れ」と言われたらそういうものかと思ってしまうだろうなぁと思った。

からといって養護するつもりはなく、それが罪だとわかった時点で悔い改めて罰を受けなさいという感想しかないのだけど。

問題洗脳と同じようなメカニズムにあって、行為ちょっとずつエスカレートさせていくことで、やばい人間しか残らないようになっているという点。

例えばビッグモーター除草剤問題なんかも、パワハラやべぇ!ってなった人間はさっさと離脱してしまう。

プレッシャーをかける側もそれを理解してて、それでもなお残る人間がいたら報酬釣り上げながら更に手段エスカレートさせていく。

そうやって勝ち抜きトーナメントみたいに、どんなことでも従う人間が勝ちを繰り返していけば立派に洗脳された共犯者が出来上がるという算段。

最初は草むしり、そのうち木の伐採

やばいって感じられる普通人間ならここで離脱する。

それでも従う人間が残れば次は除草剤。更に競い合わせるように植え込みをコンクリートで埋めさせたりする。

うその頃にはもう立派な共犯しか残ってなくて、それが正義だと信じてるから今度は更に下の人間をふるいに掛けるような行為に走る。

以下繰り返し。

これはもうヤクザ手段なんだけど、そういうのを世の中の偉い人間が当たり前にやってるっていうのは本当に日本の闇だと思うよ。

今更悪用禁止なんて白々しいことは言わないが、せめてその手段理解して、自分は巻き込まれないようにしてほしい。

嗚呼美しき日本。我々は数多の屍の上に立っている。

2023-12-06

学生スポーツのどんな全国大会も最大16チームで争うべき

全国上位レベルを集めればよい

16チーム出場のトーナメントなら3回以上試合をするのは4チームのみで体力の問題クリア

日程は学業を妨げず交通費滞在費も少なくてすむ

大会スリム化すれば温暖な離島、冷涼な釧路での開催も可能

2023-12-04

anond:20231204095305

要するにグループ分けの時の言い方で、主に「品質」について分ける場合に使われるみたいだな。海外英語圏?)ではもうずっと前から使われていたようだ。

   

一般に向けては、4年前のラグビーワールドカップで知られたかな。国際ラグビーでは各国の強さランクティア1、ティア2といったグループ分けしてる。

サッカーで言うと大きなトーナメントの組み合わせでのポット分け、

日本プロ野球だとAクラスBクラスに該当するだろうか。これは開幕時のホーム開催権くらいしか影響ないけど。

ゲームでは『7Days to Die』というゲームで、クエスト難易度や、装備品品質ランクを Tier 1~5 で表現していたな。

   

2023-11-25

おめえ、超人タッグトーナメントに突然出場しなくちゃいけなくなったときパートナーぐらいいるんだろうな?

2023-11-22

姉と妹が旦那喧嘩してほぼ同時に実家に帰ってきたと思ったらまた姉妹喧嘩して今度は妹が出ていった

トーナメント戦でもやってんの?w

2023-11-20

流行のOpenAIみたいな話

OpenAIの件を聞いて、セミナーで聞いた話を思い出したので書いてみる。

経緯

無茶苦茶成績優秀な営業がいた。

もはや営業の域を超えた活躍をしていて、お客から要望を聞き出すこと、その理解力が超上手い。それに対してプランを作って社内リソースアサインしてないやつは自分提携先を引っ張ってきて受注、みたいなことをガンガンやる。売上300億ぐらいの会社で、ひとりで二桁億円台の新規受注とかとってた無茶苦茶優秀な人。

ところが、その手法は、社内の手続きをかな~り無視していた。他の部門がやる作業をかなり自分でやっていた。営業会議かにかるときには、既に客先は発注意向を固めてる様な状態まで行っていて、さら経営幹部の覚えが良く、中間管理職などをぶっ飛ばし上層部に話を通している、と言う様な事がよく発生するような感じであり、彼のことを不満に思う人は多かった。

で、何が起こったかというと、彼がルール違反をしていてコンプライアンスガバナンス的に問題があること、時にエキセントリックに動かすのでハラスメントのような言動があると言うことなどをがちがちに正論ラッピングして作った社内調査報告書なるものがどこからともなく作られた。それを元に、社内でつるし上げが発生。正論正論を貼り付けたような調査報告書では、上層部責任もあるのだ、と言う様な事も書かれていたこから、人事総務系の経営幹部が動いて面談が行われた。

結果どうなったかと言うと「誘ってくれている所があるので退職します」という結論になってしまった。本人には、嫌がらせみたいなものが起きていたりとか、妙な派閥的なものができていたとか、そういうことも発生している。

本人は退職届を提出。その際には彼をかわいがっていた上層部は寝耳に水で大騒ぎ。で、引き留め工作が行われたものの、本人はもう嫌気が差していて、戻るなら今回の騒ぎの首謀者を全員排除してくれと要求したららしい。

どうなったか

それでどうなったかと言うと、彼と、彼が指定した人を抱えて、新しい会社設立することで合意した。

そこに人員を移動して、従来の会社ガチガチルールではできないような営業活動を展開、業績を伸ばしいったらしい。

なーんてな

と、言うのは嘘で、セミナーでは、あっさり辞められて、その後、彼の後追いの退職が相次いで、会社が傾きましたと言う事例として話されていた。

経緯の部分も自分が、これってこう言う事だよね?って意味で書き直してるけど、セミナーでは「いくら優秀でもルール違反させては会社組織崩壊する」という事例として、かなりのバイアスがかかった書き方になってた。

で、対策としては

だそうで。何よりもおかしいのは、なんかセミナー聞いてた周りの連中、はまさにその通りみたいな反応してるやつが結構いて、質問好意的な奴が多かったこと。

もう10年ぐらい前のセミナーの話。あいつら今でもこんなセミナーやってんのかなあと思ってググったら、なんか人事DXとか言ってるわ。お前らには無理だと思う。

2023-11-11

浦飯幽助探偵って知らなかったわ

なんかトーナメントやってなかったっけ?

2023-11-06

今週のタフ

唐突トーナ・メント展開に立ち読みしながら笑っちゃったのは俺なんだよね

主催者を倒すのが目的なので実質陰陽トーナメントと考えられるが…

2023-10-23

anond:20231020222752

今日は君にプログラミングをしてほしいよ。

僕がお題を書くから、君がPythonソースコードを書いてね。

ChatGPT

もちろん、喜んで手伝います!どんなプログラムを作りたいですか?お題を教えてください。

1対1のトーナメント戦を行います、例えばサッカーワールドカップみたいなものですね。

引き分けは無しとするよ。

チーム数をnとしたとき、全試合数を計算するプログラムを書いてね。

1対1のトーナメント形式で、引き分けがない場合、各試合には勝者が1人おり、その勝者が次のラウンドに進みます。したがって、チーム数がnの場合、全試合数はn-1となります。なぜなら、トーナメント最後には1チームだけが残るため、n-1チームが敗退しなければならないからです。

以下にPythonコードを示します。

def calculate_total_matches(n):

 # 引数整数であり、2以上であることを確認します。

 if isinstance(n, int) and n >= 2:

  return n - 1

 else:

  return "チーム数は2以上の整数入力してください。"

# チーム数を入力して結果を得ます

try:

 teams = int(input("トーナメントに参加するチーム数を入力してください: "))

 print("全試合数:", calculate_total_matches(teams))

except ValueError:

 print("無効入力です。整数入力してください。")

anond:20231022230417

バトル漫画テコ入れみたいなトーナメント展開はどうかと思った

意外とちゃんトーナメントしてたけど

2023-10-21

anond:20231020235730

マジレスすると4チームずつ8組に分けて総当たりのグループリーグをやってから

各組上位2チームずつ16チームでトーナメントをやるので

グループリーグは6試合×8の48試合トーナメントは15試合から63試合やで

anond:20231020224837

横だけど単純なトーナメントは1試合で1チームが抜けていって

最後に1チームが残るので31試合

ラグビーW杯2023 準決勝 ニュージーランドvsアルゼンチン

9月18日20チームで開幕したラグビーW杯2023フランス

1ヶ月経った今、16のチームが大会を去り、未だ戦っているのは4チームのみ。

イングランド南アフリカニュージーランドアルゼンチン


おはようございますこんにちは、こんばんは、レビュー増田です。

遠いヨーロッパでの開催のため、日本放送は深夜、早朝になったこW杯

日本大会を去った今、試合を追いかけるのもなかなか大変だが、決勝トーナメントに入ってからは深夜早朝の試合を追いかけても後悔のない、まさに1点を争うような好試合が続いている。


遊手候補と目されていた開催国フランス南アフリカにまさに1点で涙を飲み、イングランドは初戦を彷彿とさせるドロップゴールでトーナメントを駆け上がろうとするフィジーを止めた。


今夜戦うのは、前半にペースを握られながら流れを引き寄せてウェールズから試合を取り返したアルゼンチンと、最終盤に37フェイズにも及ぶアイルランドの猛攻を耐え切ったニュージーランド


日本視聴者日本を下したアルゼンチン応援しながら決勝トーナメンを観戦している人も多いようだが、ニュージーランドラグビーファンにとって昔も今もラグビー界の神の如き存在だ。


ニュージーランドの国としての強みは、どれだけ良い選手が変わっても、さらに上回る選手が現れる層のぶ厚さで、世界最優秀選手に輝いたこともあるLOロディ・レタリックや、稲妻のようなランで日本にもファンが多いダミアン・マッケンジーリザーブで出てくるなんて、他の国からしたら考えられないような贅沢さだし、W杯がすでに始まっている状況で「真剣大会中に門限に遅れたから」と日の出の勢いの若手、マーク・テレアメンバーから外せば、「じゃあ」とウィルジョーダントライを取る。

チームは家族とも言われており、アンストラクチャーから混乱状態で誰がボールを持っても、かならずフォローするランナーが現れて、見事な連携トライを取る。

大会が始まる前までは「パッとしない仕上がり」と言われていても、いざ始まれば、初戦以外は対戦相手から大量トライを奪い、世界一位のアイルランドフィジカルを全面に出した猛攻にも耐え切ってみせた。

豊富人材と、流れるような連携、そしてここぞという時の硬いディフェンス

やはりオールブラックスはいつの時代も優勝の本命なのだ


ちなみに家族話題が出たが、この試合オールブラックスは本物の家族が3人、スタメンに名を連ねる。

スコット・バレットジョーディー・バレットボーデン・バレット

バレット家には、さらに2人の兄弟、3人の姉妹がいる。

8人兄弟という時点でなかなかだが、そのうちの3人が同時期に世界最強チームの代表プレーヤーというはなかなかない。

大谷翔平的なマンガ設定のような話だ。


さて、対するアルゼンチンだが、どういうチームかというのは予選プールから試合を見てきたみんなにはもはやおなじみだろう。

スキルフルなキックフィジカル押し出した展開攻撃個人のラン突破などを組み合わせて戦う好チームだ。

アルゼンチンにとっては、この準決勝で対戦成績 2勝33敗1分けのニュージーランドと戦うのは大きなチャレンジとなる。

負けられない大一番に向けて、前節でウェールズを破ったメンバーから1名のみを変えて試合に臨む。


アルゼンチンにとって気がかりなのはメンバーにどれだけ疲労が残っているかではないだろうか。

準々決勝でフィジカルな激闘を制したのは相手も一緒だが、ニュージーランドは予選プールフランス以外に脅かされるような存在がなく、それほど激しい消耗を強いられていないように見える。

アルゼンチンはというと、予選プール日本戦も終盤までもつれ、ウェールズ戦もギリギリで勝ちをさらった。

クロスゲームを制したこの2戦では、身体を当てながらの展開を繰り返して後半にディフェンスをこじ開けたので、これが攻めの切り札だろう。

こういうスタイルだと、FWの体力がいつまでもつの心配になってくる。

相手アイルランドの波状攻撃を耐え切ったニュージーランドである


攻撃に、守備に、身体を打つけづつけるのはここにきて難儀だけど、ではと崩しを狙って迂闊にコンテストキックを蹴って、ちょっとでも甘くなれば、それこそオールブラックス大好物、思う壺だ。


勝負どころで勢いを掴みながら接戦を切り抜けてきたアルゼンチンが、ここでも我慢比べに勝って巨星を飲み込むのか、それとも黒衣の最強軍団死神となって挑戦者の息の根を止めるのか。


小雨降るスタット・ド・フランセに響く両国国歌斉唱につづき、オールブラックスがカパオパンゴを披露し、アルゼンチンキックオフで試合が始まった。


前半

試合の入りはアルゼンチンにとって悪くなかった。

キックオフ直後から身体をあてて敵陣深くに侵入、開始3分PKを獲得し、先制のゴールで3点を獲得した。

アルゼンチン 3 - 0 ニュージーランド


両チーム、キックを蹴りあげて激しく序盤のペースを争う中で、アルゼンチンハイボール処理もよく、自分達の攻めにつなげられている。

対するオールブラックスモールなどをつかった硬い攻めを見せ、手元を落ち着かせてから着実に攻める。

するとニュージーランドセットプレーから再びのモールペナルティを獲得。

ゴールライン上の攻防から外でまつでウィルジョーダンボール渡りゴールライン右に飛び込むトライ

アルゼンチン 3 - 7 ニュージーランド


アルゼンチン連続攻撃は悪くない。

しかオールブラックスは硬い守備から切り返す。

先ほどトライを決めたウィルジョーダンから今度はジョーディ・バレットにつないで、またもゴール右にトライ

アルゼンチン 3 - 12 ニュージーランド


キックオフからの攻めを2本失ってスコアされているアルゼンチン

20分までに3回22mまで侵入できているが、その度にオールブラックスディフェンスボールを失っている。

ノックオンというわけではなく、ジャッカルで引き抜かれてなので、アルゼンチンとしては全力を出せているのに黒い壁を抜けない。


ゲーム風景としては双方が入ったボールキープして展開して、手元のエラーも少ないので、ボールインプレーが長い試合となっている。

29分にやっとファーストスクラムとなり、アルゼンチンPKを獲得。

ショットアルゼンチン 6 -12 ニュージーランド


いかけるアルゼンチンが苦労して点差を積めるが、オールブラックスはすぐにPGで取り返す

そして終了間際、今度はオールブラックスボールスクラムからミスなく攻め込んで、41分にトライ

アルゼンチン 6 - 20 ニュージーランド


双方がボールを持った時に、保持して攻め込んでいく。

アルゼンチンとしては、攻めが良くつながっているし、手元のミスもない。

しかし、ゴールライン直前まで迫ったところでオールブラックス守備に捕まってしまう。

結果として、似たようなカードを出し合っているのに、スコアは開いている。

自責ミスでチャンスを失っているわけではないので、力負けと言っていい状況で、アルゼンチンとしては修正が難しく見える。


2トライ2コンバージョンの差を埋めるため、アルゼンチンは後半にどうやって流れを掴みにかかるのだろうか。


後半

後半の入りは前半と打って変わってアルゼンチンにとって不幸なものだった。

オールブラックスアルゼンチンキックオフ処理のエラーにつけ込み、わずか2分でトライを奪う。

この失点後、アルゼンチンキックオフの有利状況なので攻めたいのだが、ハイパンを蹴り合って、結果はオールブラックスボールが渡ってしまう。

ここでニュージーランドが攻め切って追加のトライ

アルゼンチン6 - 34 ニュージーランド


後半開始直後のトライ事故みたいなものだが、このトライアルゼンチンにとっては厳しい。

前半最後の繋ぐラグビーから一転、ハイパントで崩しを狙った攻めをしたところで、ボールオールブラックスに渡ってしまい、攻め切られる。

相手の有利な形に飛び込んで取られていているのは悪いシナリオだ。

ボールを上げるのでスクラムも多くなっているが、このスクラムでも負けていて、黒衣の戦士はどんどん自陣に入り込んでくる。


守勢一方のアルゼンチン対して、オールブラックスは55分に選手を大幅に入れ替える。

交代で入るのはフロントロー3人と、ダミアン・マッケンジートライも取れる俊足SHフィンレー・クリスティ

タイミングとしてはかなり早いが、点差があるので、余裕をもって体力のあるメンバーを投入できる。


攻めのチャンスがあっても前半のように敵陣に侵入できないアルゼンチン

ボールオールブラックスのものとなり、61分に、ウィルジョーダンが2つめのトライ

アルゼンチン6 - 39 ニュージーランド


65分はまだ時間があるが、33点のビハインドはあまりに重い。

15分で5トライを奪うのはどんなチームでも非現実的だろう。

どこでここまでの差がついたのだろうか?

ゲームは終盤に向かいアルゼンチンほとんど深く攻め込めない中で、74分にもウィルジョーダンラインブレイクしてハットトリックとなるトライ


後半に入って全くスコアできないまま、時計は80分を過ぎた。

一矢報いたいアルゼンチン、自陣深くのスクラムから最後の攻めもオールブラックス守備突破できず、試合終了。

最終スコア

アルゼンチン6 - 44 ニュージーランド


テリトリー

アルゼンチン45% - 55% ニュージーランド


支配

アルゼンチン44% - 56% ニュージーランド


スタッツの示すこの数字オールブラックスボールを持たなくても勝てるチームだが、今日ボールを保持して戦い、アルゼンチンを圧倒した。

ボールを蹴り上げる状況としては、繋いで前進できない末にボールと引き換えにエリア前進を取るか、攻撃が停滞する前に先制で崩すかなので、繋ぎ前進できた今日オールブラックスは蹴る必要がなかったとも見える。

ただ、これは想像なのだが、結果でそうなったというより、初めからアルゼンチン疲労を見越して高いエネルギーをつかうポゼッションラグビーを仕掛けたのではないだろうか。

直近の対戦成績で2勝を挙げていたアルゼンチンは、勝てるチームを作り上げてきたが、ここに来たときにはにすでに満身創痍状態だった。


開始ホイッスル前の前段を書き終えたのは前日で、双方がどういうチームか知っている人にとってこの辺りの予測はおそらく特別ものではない。

その流れにおおむね沿う「驚きのない試合」になったのは、オールブラックスが圧巻の強さを見せたということだろう。

まり一方的試合となったので、母国では批判も起きるかもしれないが、ここまで死線の際で戦い続けてベスト4まで駆け上がったアルゼンチンは、前評判に相応の結果を残したと言っていいと思う。


これで決勝に進出するチームの1つが決まった。

準決勝のもう1試合は、前回日本大回の決勝カードイングランド南アフリカ

このW杯最後試合ラグビー界の黒衣の神と対戦するのは、白か、緑か。

あと2試合で、4年に及ぶ長い長い戦いの覇者が決まる。


anond:20231015170047

2023-10-20

anond:20231020225525

その通りだけど、31チーム負ける1チームだけ負けないか31試合だと説明しても分からないやつが多数だろうな

そもそもその説明トーナメントの数を導き出す公式言葉説明したに過ぎないか

公式から逆算した説明

まり、お前は詰め込み暗記教育クソ野郎ってことだ

IQはかなり低い方だということだ

anond:20231020222752

ワールドカップってトーナメントなのかグループ戦なのか知らないけど、トーナメントなら31

1チームだけ負けないので

2023-10-16

anond:20231015170047

元増田ではないがラグビーワールドカップ、準々決勝4試合を見た。予選にも素晴らしい試合がたくさんあったが、大会ベストゲームという視点からはそれを五番手以下においやってしまうくらいにどれも素晴らしい試合だったので寸評を。基本的に敗者目線で。

アルゼンチン29vs17ウェールズ

元増田の指摘するとおり試合支配したのはウェールズだが一手足りずスコアメイクできない。

・前半最後PG2本はウェールズとしては完全に余計。せめて1本だけにしておけば…

・後半自陣でのプレーが多くなったがウェールズにとっては珍しくなく、決して主導権を渡したようには見えなかった。自陣ゴールライン5メータからの赤い壁と言われる守備力は健在。しか普段に比べて規律が乱れ反則を重ねたのが敗戦に繋がった。

・こういうスタイルのチームにはアルゼンチン・ボフェリのどこからでも狙えるPGは脅威だったのでは。

最後は点差が開いたがこれは逆転を狙うウェールズリスクあるプレー選択たからで、日本戦と同様に点差よりも拮抗したゲーム

日本とやっていたらどうなっていたのかと想像する。アルゼンチンよりは噛み合いそうな気もする。

ニュージーランド28vs24アイルランド

前回大会に引き続き優勝候補として乗り込んできたアイルランド南アフリカ戦の勝利を含め完璧に予選プールクリアしてきた。こんなところでは終われない。

ニュージーランドはアンストラクチャーからアイルランドフォワードバックス展開に正攻法で攻め、それぞれ持ち味を出した素晴らしい展開。

アイルランド司令塔、38歳となるセクストン疲労が気になった。他の選手と違い密集への寄りが遅くパスを出すことだけしかできておらず、相手を迷わせることができない。

・だが、セクストンがいない場合はチームの総合力が一段落ちるのは予選でも明らかだった。結論としてセクストンの交代選手を用意できなかったアイルランド最後で押しきられた形となった。二大会連続で素晴らしい選手を揃え、チームを作ってきたアイルランド、さぞ無念だろうと思う。

イングランド30vs24フィジー

・予選最後ポルトガルまさか敗戦を喫したフィジー、切り替えができているか。またこれまではベスト8が最高位で期するものがあるはずだ。

試合開始からフィジー集中力が高くイングランドを押し込むが点を取りきれない。日本戦でも見せた分厚い守備フィジーを阻む。

・押されているように見えながら着実に加点していくイングランドフィジーは逆に反則を重ねていく。規律が乱れやすい弱点が出てきてしまった。

・このままズルズルいくかと思われたフィジー、後半半ばからその集中力が復活する。縦横無尽フィールドを駆けパス繋ぎ規律も守る、後れ馳せながら強いフィジーが帰ってきた。

・と思ったら調子に乗ったフィジーにとって全然遅くなかった。たった5分の間に2トライ2ゴールを決めてあっという間に24-24の同点に。

フィジーの流れの中、ファレルがこれぞイングランドというドロップゴールを決め勝ち越した。恐らくポイントがここで、ファレルチャージに行くフィジー選手が誰もおらずフリーで蹴らせてしまった。疲労もあるのだろう。この試合に限らないがキックへのチャージなど99%徒労に終わるプレーに全力を尽くすチームが勝ち上がっている印象だ。

ラストフィジーは80分を越えても6分も攻め続けた。体力も尽きた中鬼気迫るものがあったがイングランド規律の取れた守備が上回った。

フィジーはキッカーが不在だったとのことで、それがそのまま点差に響いた。キッカー不在でポラードを追加招集した南アフリカ然り、上位国の選手層は分厚い。

名勝負として記憶に残るものになるだろうが、フィジーにとってはグッドルーザーでは物足りないだろう、今後に、まずは五輪の7人制に期待する。

南アフリカ29vs28フランス

開催国フランス、2019のワールドカップも若手中心と今大会に向けて育成を図ってきたフランス、予選もニュージーランドを下すなど完璧に終えてシルバーコレクター返上の期待がかかる。

試合は概ねフランス支配したと言って良いだろう。だがハイボール処理というピンポイントで劣性に立たされ失点が続き思うように突き放せない。

・この試合興味を引いたのが密集への寄りの早さとラックでの攻防。双方ともにかなりの密集でボールを奪いに仕掛けておりプレッシャーのかけ方が素晴らしかった。

・殊勲は南アフリカのコルビ。コンバージョンへのチャージで2点救っただけではなく、爆発的なスピード、小さな身体を活かした突破、小さい身体を感じさせないアグレッシブ守備は「小さな人間には大きなスペースがある」のシェーンウィリアムスウェールズ)を彷彿とさせた。来季から日本サントリーサンゴリアスに加入するとのことで生で見られるのは嬉しい。

・最終的にはキックの精度が明暗を分けた。ゴールもそうだがタッチキックを真横に蹴ってしまうなど緊張もあったのだろうか。素晴らしい試合だっただけにフランスは悔やんでも悔やみきれないだろう。

その他

トーナメント出場国は予選プールから確実にギアを一段上げてきた。どれも素晴らしい試合で眠気に耐えた甲斐があった。

○どの国も密集への寄りが早く、また疲れるプレーサボる選手ほとんどいなかった(フィジーファレルに対する棒立ちは本当に疲労からだろう)。今大会日本にはできていなかった部分で見習わなければならないのではないか

○ここで負けたチームを含めもっと試合を見ていたいが残り後4試合、楽しみたい。

数字の大きさしか見ないとそうなるよね

藤井八冠ともなれば年中タイトル戦で大変だね、五冠とか四冠くらいに抑えられればいいのに。

というコメントをチラと見たが、

タイトル持たないということは、つまりそのタイトルの挑戦権を獲得するためのリーグ戦トーナメントを戦わなければならないということで、

実は中途半端に保持しているほうが過密日程なんだよね。

単なる数字の大きさではないのだ。

って将棋に詳しくない人に言っても伝わらないんだろうなぁ。

2023-10-15

anond:20231012214233

考えていい時間が違う、タイトル戦に立つまでの予選が違う

競馬で例えるなら、追い切りは1回だけ部門、2回だけ部門とか、1000m通過時に一旦中断して思考時間を与えた上で翌日続きやる部門とか、みたいな感じ?

いや、変に例えるより、距離でいいと思うわ

将棋もやること同じかもしれないけど競馬だって走るだけで同じやもん

藤井君は3000mも1600mも勝てるようなもんよ

Abema将棋トーナメントスプリント戦みたいな感じか


予選なら、トーナメント勝ち抜いた人だけが出れるレースレーティングで出れるレースファン投票で出れるレース、みたいな

すごいよ

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