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2021-12-04

映画秘宝編集部オフィス秘宝、悪質なのはどちらか

さる12月1日映画秘宝編集部員たちが、ツイッター上で発表したリリースサブカル界隈がにわかに盛り上がっている。

詳しくは原文を読んでもらいたいが、

https://twitter.com/narana801/status/1466225876731789314

かいつまんでリリースの内容を要約すると、

今年の頭に元・秘宝編集長が、秘宝のアカウントからDMを送った事件について、映画秘宝権利を持つオフィス秘宝・映画秘宝刊行する双葉社が、その総括を誌面で行うことを許可しないことに怒り、そんな無責任雑誌はつきあいきれんと、退職を発表する内容だ。

この文面だけを読めば、なるほど、責任感にあふれた編集者たちだ。

それに比べて、オフィス秘宝は非正規労働者の声を押さえつける極悪非道じゃないか

ツイッター世論は、弱者の側の編集部員達に「私も連帯します!」と、同情が集まっている。

だが読者として、この一年間秘宝の(あまりにもしょうもない問題ウォッチしてきた身としては、編集部の言い分に信用がおけないというのが率直なところだ。

手身近に論点を整理したい。

1.問題解決しようとしたのは、本当は誰だったのか

先の編集部員が記したリリースだけを読めば、

発生した問題対処したい編集部VSなあなあにして沈静化を図ろうとするオフィス秘宝&双葉社

の、2つの陣営あいだで事態が進んでいるかのように思うかもしれない。

しかし、この秘宝の問題にはもう一つ、最も重要な働きをしたファクターがいる。

編集部員の秋山と、町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホークライターたちだ。

詳しい経緯については元編集部員・秋山が書いたnote記事に譲るとして、

『映画秘宝』1月26日発表「ご説明」文書の投稿経緯について|秋山直斗|note

ポイントは、少なくとも事件当日に編集部員たちは、真相究明を行うこともせず、謝罪の発表に動くこともしていなかったことだ。

いまさら事態の解明を行うべく尽力していたと編集部員たちが文書を発表したところで、その本気の度合いは非常に疑わしく感じてしまう。

加えて、どういう判断がなされたのか定かではないが、

私の目からは、もっと真相究明に力を発揮した秋山という編集部員は、この一件でクビになっている。

さらに、町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホークライターは、誌面から排除された。

町山智浩がいうに「創刊編集長としていつもスペシャルサンクス名前が載っていたが、前触れもなく外されていた」のだという。

編集部らの言い分としては、謝罪文書の公開にあたってパワハラが行われたというのが理由だったと、ツイッター発言していた(元ツイートをたどるのが面倒なので、各々でしらべてほしい)。

パワハラといえば、今回の編集部たちのリリースも、非正規労働者である私たち弱者の声を押しつぶした、オフィス秘宝という構図を彼らは作ろうとしている。

だが、じゃあ、当時編集部員の秋山を、事件に乗じてクビにしたのは、この一連のなかでもっとも大きなパワハラじゃないのかと。

話はそれたが、この項の総括として、編集部以上に問題解決に力を注いでいたように思しき、元編集部員の秋山と・町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホークらが、排除しておきながら「問題解決を行おうとする私たち」と嘯く編集部のことばには、非常に信用がおけない。

2.オフィス秘宝と双葉社は本当に悪なのか

編集部員たちが公開したリリースだけを読むと、あれだけの事件を起こしておきながら、被害者にすら謝罪を行わない酷い連中だと誤解を与えることだろう。事実ツイッターでは「弱者の声に耳に傾けないとは」などの糾弾も少なくない。

しかし、現実には、オフィス秘宝と双葉社ちゃん被害者謝罪をしている。

被害者の方が自ら、オフィス秘宝から謝罪を受け入れた旨の和解合意書を、ツイッターで公開しているのだ。

https://twitter.com/TDIyNT0BAID9mI9/status/1459844778611273736

もちろん一読者として、この事件の詳しい経緯の説明責任果たしてほしいとは思うものの、編集部リリースに書くところの「被害者に対して不誠実」というオフィス秘宝への攻撃は不当なように思う。

しろ慰謝料も支払い、当事者間においては誠実に解決がなされていたわけなのだから

3.古参排除に乗じた編集部私物化

ここからは、編集部が発表したリリースから離れて、ここ最近の『映画秘宝』の誌面について話す。

編集長を解任し、岡本が新編集長就任してから、悪い意味でガラリと雑誌が変わった。

先に名前を挙げた、町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホークらは、映画秘宝スターライターだったこともあり、彼らを排除したことによって戦力が落ちるのは避けられないことだった。

じゃあ、どうなるのか。どんな人を呼んでくるのだろうか。期待半分、疑い半分で、リニューアル号を開いたときの衝撃ったらない。

どこのページを開いても、編集長岡本が何かしらを書いている『映画岡本』へと変貌していたのだ。

決して文章が下手なわけではないが、編集長自ら書き手を見つける努力放棄し、それどころかライターの食い扶持を奪って書くのは、編集者職業倫理にもとるのではないか

単発の記事なら百歩譲っていいとしよう。岡本編集長は、あろうことか、ホラー映画ライターのナマニクが連載してきた「未公開ホラー映画」枠を、一方的打ち切り、そして全く同じ趣旨のページを自分でやり始めたのだ。

町山智浩柳下毅一郎高橋ヨシキてらさわホーク古参ライター排除したのは、このように映画秘宝の実権を簒奪する目的だったのではないかと、つい邪推してしまう。

また、これはまったく定かではないが、編集部が全員出て行くという経緯を踏まえる、オフィス秘宝という経営体を巡っても、編集部たちはなんならかの介入をしていたと考えるのが現実的な線ではないだろうか。

4.まとめ

書くのも疲れてきたのでまとめるが、以上のように、長年の読者としては編集部が出したリリースにまったく信用をおくことができないわけです。

古参ライターも消え、コアメンバー編集スタッフ退職し、映画秘宝アイデンティティはもうほとんど残ってないわけで、これから出てくるのは映画秘宝に似た何かにしかならないことでしょう。

でも、それでも、いい雑誌になってほしいなと思ってます

焦土からのやり直しですね。

(ただ、新編集長高橋信之だってのは。ちょっと違う気が…。もう少し若い人のほうがよくないか?)

ネットって結局既存メディアが勝っただけやったのでは

ネットで話題になるのは、既存メディアニュースが結局多い。

記事の内容がおかしいのではないか、といったネットでの指摘はあるものの、もうそれすら織り込み済み。

ネットで影響度のある人は、既存メディアに取り込まれていっている。むしろ既存メディアに出ないとネットだけではリーチ出来ない。

YouTubeテレビ的な演出普通になった。


特に顔出しがネット普通になってきてからは加速していると思う。

顔が見えれば発言責任もつとか言われていたが、結局そんなことはなく、パッと思ったことを文字に起こすだけで、多くの人が反応するようになった。

もう昔みたいに言葉を尽くして説明するというのはない。

極端なカードを色んな陣営が切るので、バランスが取れた人はネットから離れている。

2021-12-01

悲報温泉むすめ脅迫増田、逃げ切りに成功

「温泉むすめ」と提携している温泉宿に問う

yujimi-daifuku-2222 あまり個人を詰めるのは好きじゃないのだけど、ここまで好き勝手やってノーリスクで逃げられるとなけなしの増田治安崩壊する。/念の為スクショは撮りました。

kuzumimizuku 今どきはヤクザですらもうちょっと回りくどい表現をするだろうというくらいどストレート脅迫威力業務妨害にあたる投稿なので、おとなしく法の裁きを受けていただきたい。

cocoronia これはアウト。どっちの陣営だろうとダメものダメ。私は萌え絵ダメなのではなく痴漢ダメ派。そして脅迫ダメです。

mutinomuti ヤクザ「○○学校に通われていましたね。いえ私は何もしませんよ」(´・_・`)増田の書いていることはこれと同じなので、はてな通報されなくても垢バンすべき

hobbiel55 増田匿名ダイアリーは本当に匿名だと思っているバカだということは分かった。はてな警察から情報提供要請を断るような根性があるわけないだろ。

cinefuk 増田殺人事件舞台になり、今度はテロの温床になった。はてな犯罪の温床と思われている事に対し「増田は何でないか」をアピールした方が良いと思う



結局、被害届も出されてないみたいだし、例の増田には逃げられましたかね?

これじゃ、「通報した!法の裁きを受けろ!」とか鼻息フンスフンスしてたブクマカさん達が馬鹿みたいじゃないですか・・・(笑)

2021-11-30

anond:20211130134602

お前の判らないことを言ってるやつは全員自民党かよw

 

これは個人主義批判自己責任論反対、みたいな話なんで

しろリベラル陣営の話なんですわ。

 

お前みたいな自称リベラルが、保守みたいなこというのも一つのテーマから

お前がバカなのは時代のせいで、無理もないけどね。

2021-11-28

シロクマ先生に届けこのエヴァレビュー!2

https://anond.hatelabo.jp/20211128151642  

の続き

オタクくん、ハーレム作品好きすぎるんよ。

から、女同士で恋人マウント取り合ったり、男の趣味がいいの悪いのって話にならないんですよ。

からマリアスカキャットファイトのシーンや、アスカサクラを「女房か」と冷笑するシーン…オタク作品の中ではかなりレア実写作品は知らん

エヴァンゲリオン見てる時、普段考察脳のスイッチが入るんだけど…今日はなぜか気持ち悪い方のスイッチばかり入ってしまう。

2回見ると、各々の夫婦生活(そう思い込んでる片思い/離別も含む)ばっかり見せられるから、なんか愛され方が性癖に刺さるかどうかの話ばかりしてしまう…

エヴァ2回目だと

コネメガネちょっと寄り道」

からのシーンの解釈が変わるのはこれなんですよ。

女の人って自分の男を取られたくないけど、悪く言われたくない(自分の知り合い同士はできるだけ仲良くしてほしいし、自分恋人ならいいと認めてほしい)みたいなニュアンスが入ってくるのよね。

ヴィレ陣営は種の保存とか、生命みたいなものテーマにしてるから登場人物交際関係があるんだけど、結果として大人恋愛交際関係がある女性同士のややこしい人間関係(見栄の張り合いや、矛盾とも取れる心理)が浮き彫りになって描かれてるの、とってもおもろい!

対象年齢高すぎくんですわ

最近アニメには良くも悪くも「アニメ子どものもの文学のほうが上みたいな風潮を見返してやる」という気迫や力みが入った作品は減った。

でもエヴァは、元がそういう時期の作品だけあって、対象年齢高くないと描かれない人間模様を描いてきてる。

やっぱそこはすごいですよ

今のU25ぐらいの子はどうだか知らんが、

アラサー以上になると、「見返してやる」「ジャンルとしてアニメはすごいんじゃ」みたいな時期を経て色々楽しめるようになる人がいる。私もその一人だから、久々に対象年齢爆上がりのめんどくさい人間描写してくれる作品見ると嬉しい

アスカ「あの頃はシンジのこと好きだったんだと思う。でも、私が先に大人なっちゃった。じゃ!」

超訳:オメェがヘタレから、別の男とくっついたんやで。あーばいよ)

マリ「君はよくやってる。エラいよ、碇シンジくん」

超訳:自分のペースで大人になったらええで。見てる人(私)がおるから

色気づいて人妻化したアスカと、色々あって年下の男の子狙ってるマリという背景を知ってると、

エヴァが成人向けの作品しか見えないんよ

アスカセリフ、かなり寝取られモノみたいだし。マリセリフおねショタやし。


人間嫌いだけど、人工物大好きな碇ゲンドウ

冬月「人が人を救済する人類補完計画。その傲慢の行き着く先がこれとはな…」

人間嫌いだけど、人工物大好きな碇ゲンドウって翌々考えてみると第三村みたいな田舎原風景と間逆な都市型人間だよなぁ…。

そして、これが今の都会人のよくある形なのがまた面白い

冬月「自分と同じ喪失経験させるのは息子のためか?碇」

冬月は言動意識無意識かは別として子育てしてる感じを読み取ってるような発言を破以降何度かしてるのよね。

ゲンドウの目的わからんと言う人が低評価つけてたけど…子育てですよ。自覚はないんだけど





これだけキモオタ丸出しなの自分オタクとして他の人間より一歩上だと思いこめる自己肯定感の高さ凄い。

2021-11-21

政治の話に口は出すけど政治話題は見下してる

著名人もっと政治の話をすべきとか言う人居るけどさ、結局のところウヨサヨのクソつまらない何の実もない泥試合しかやってないのにそこへ突っ込んで行けって、嫌だろ

しかもせっかく築き上げた本業での業績やらもウヨかサヨかの泥がついたらその泥眼鏡通して作品は良かったのに残念とかもう見ない聴かないとかそんな差別さながらの目で見られる様になるんだぞ?最悪だろ

そんなの差別する奴が悪いとか言うかもしれないけど、そんな正論で胸張れる様な素晴らしい話し合いが一つでもあったか

かつてのゲハ戦争と変わらないくだらなさ

陣営別れて相手罵倒するしか能のない地獄戦争ゲームしてんのに見下すな混じってこいなんて言えねーよ

俺も政治に口出すことはあるけどさ、毎度のことくだらなさすぎて楽しい楽しい趣味垢とは絶対に分けてるわ

くっだらない政治話題如きに自分楽しい時間を汚されるなんて死んでも御免被る

趣味で繋がってる人が政治話題してて、そこにどんな自分意見があろうが徹底してスルーしてるし、逆に言えば政治意見が反してても趣味で繋がれる事の人間らしさの方が嬉しく思う

ウヨかサヨかで先鋭化して政治という一点だけで相手全否定人格否定に走ってしまう様な今の日本の政治話題は狂ってるよ

弱者の味方とか人権派とか綺麗事看板は全部下げてくれ、虫唾が走る

anond:20211121003108

たぶん言いたかたことは増田の指摘する通りで変な意味はないんだろうけど、相手陣営の「微妙発言」をさんざんユダヤ系団体に「通報」してきた人たちがどうするかは見ものだね。

2021-11-20

優劣をつけることと同族意識

人は自らを或る属性を持つ集団に属させて、その集団同士で勝ち負けを争い合うのが大好きだ。

肉体的スポーツに限らず、デジタルアナログわずテーブルゲーム手遊び東西紅白善悪正邪、二元論対立でなくとも、プロアマわず複数からなるチーム対抗戦、地域国家思想就労組織、親類一族、家、出身校、同一校内でも学級、学科部活委員学内地域血液型星座誕生日、好きな食べ物フェティッシュ方向性、何のファンか誰推しか何沼にハマっているかに至るまで己を自らカテゴライズして、そのカテゴリ同士で優劣を決めるのが好きで好きでしかたがない。

自分で戦えない場合は時に相手罵倒をも織り交ぜながら贔屓への応援支援。味方の勝利は己の勝利実効的な行為は何一つせずとも馬鹿騒ぎ。負けてしまえば最悪の場合殺人事件にまで発展する始末。争いは嫌だという場合も、嫌だという主旨でそうでない連中と争うことになる。『「長話はダメだ」という長広舌をふるう』ようなものだ。言葉とは斯くも自己言及的で――まあ、それは今更なのでいいだろう。

何にしろ、単に自分他者よりも所属或いは肩入れする集団間での抗争が特にまれる傾向にある、と言っていい。個人で戦うよりも楽だからというのは勿論のこと、責任分散しつつ比較安全から敵を攻撃できるからだ。

本気で対決せずとも二項の対立状況自体面白がる風潮というのもある。無責任だったり判官贔屓だったり、要するに他人軋轢に首を突っ込むというか、頼まれもしないのに乗っかっていく、むしろ煽っていくという状況がよくあるのは知っているだろう。

例えば、競合する商品サービスを担う二社があったとして、そのどちらか一方のみを支持し、もう一方は徹底的に根絶する。そういう流れを見たことはないだろうか。その場合、どっちも買えば良いとかどっちも楽しめば良いとか、そういう一般的思考は敢えて除外される。まあ、中には真剣な『アンチ』『信者』もいるんだろうが、別に両方同時に手を出していけない法はない。

まり、好き好んで仲違いし自らを持ち上げて相手をこき下ろし、朗報悲報だのと立場によって逆転するニュースラベリングしてひたすらにマウントの取り合い、自陣営勧誘する事もなく、互いに罵倒し合うさまをこそ楽しんでいるとしか思えない。

現実的には、個人資産費用限界による購買制限、つまり、どちらかしか選択できないという事情もあろうが、そうであったとしても選択できなかった方を貶める事で自尊心を保つ行為にしては少々度が過ぎていると感じやしないか

詰まるところやはり『優劣をつけること』が主たる目的であって、エコノミックパイの奪い合いというよりもこれらは、自分が正しく相手が間違っている事の確認証明、『相手攻撃できればなんでもいい』という事なのだろう、実際は。その『なんでもいい』部分に、同族集団というものもっともらしい大義名分をもたらしてくれるという訳だ。なにしろ実利は無関係、というか寧ろ機会の損失という意味では損している訳で。まあ、対立状況を面白がる人間そもそも外部の野次馬であって、失うもの最初から無かったりもするものだけれど。責任分散どろこか、そんなものは無いと思ってるからこその、というべきか。要するに、自分自身が戦うということは絶対条件ではないって事さ。優劣を付けるのと勝敗を決するのとは、似て非なるものからね。

誤解無きよう言っておくが、それ自体が駄目だと言ってるわけではない。人はどうやらそういう風にできている、という説明解説なのである

元々は生存競争、捕食被食、繁殖する為に異性を取り合う等、勝つことが悦びであるという根本的な反応だろう。知恵により食物連鎖から仮初めとはいえ脱し、生存率も他に比べて高い水準を保てるようになった人にとって、その悦びを得る為の代替行為を欲するのは自然な事だ。闘争を避けること、つまり逃走が生存維持に繋がるならそれも勝ちの一種ではあるが、さっきも言った様に勝敗自体はどうやら人々にとってはさほど意味が無いようなのだ。そういう意味で、主として一人用ゲームというのは、プレイヤー気持ちよくなる為の都合の良い仮想的を設定し、そしてそれはあくまで倒される前提、つまり攻略可能範囲での接待と気づかれないギリギリの強さでの抵抗をし、最後に負ける事を定められた存在を配する事により悦びを得る為の疑似戦闘として非常に有用、と言うかまあ、人気な訳だ。

ただ、先に一人用と断ったように、対人戦特化型は全く別の話になるし、一人用でも高難易度特化のものはあるのだが、それはハードルが高く門戸が狭い事によって、他の奴等には出来ない事を出来る自分、というより強い優越感に浸れるという付加価値があるが故に、一定数の指示を得ている状況であり、誰でも簡単クリアできる爽快さは、そういう人間にとっては悦びどころか、……まあ、あくまでも攻略をなせる腕があればの話だが、寧ろ無粋でつまらないものだろう。

当然、ストレス発散の為に結果としての悦びを求める者達にとっては、悦びを得る為に苦行をこなさねばならぬそれは、ゲームの為にゲームをしているという、全くもって本末転倒思考回路なのだ

決してそんな事はないんだが、それこそ属する集団が違うという事だ。

そして大事な事だが、『或る集団に「属する」』事は、戦う大義名分――通るか通らぬかは兎も角――を得られると共に、自分が何らかの役に立つと思い込める格好の機会でもあるのだ。特に普通コミュニティに馴染めない人間にとって、それは蠱惑的なのだ

現実社会では必要とされない自分が、疑似コミュニティにおいては貢献する事が出来る。……まあ敢えて疑似としたが、要するに社会と直接には繋がっていないと言う事だ。

そして上の人間主催は、そういう心情を利用する事が多い。現実では得られなかった役割を与え、達成感という報酬で縛り、更なる貢献……否、献身を自ら進んで行うよう巧妙に仕向ける。直接的な強制はせずとも良い訳で、自覚のない都合よき駒として、一層離れられなくしていく。無論、普通コミュニティとてそういうものではあるのだが、マイナス経験した後での逃げ道として用意された幸福から、同じ分のプラスだとしたらマイナス分で絶対値は増えている、依存が強まってもおかしくない。

実際、例えばオンラインゲームにおける共闘のように、自らの役割がハッキリとしていてかつ効果に即時性があり目に見えて貢献度が分かるようなパーティプレイは、少なくとも勝っている間は、それはそれは愉しい。自らの貢献、味方との連携、互いを求め、そして求められる関係作戦立案そして実行。結果敵が倒されるのだ、自己承認と敵の殲滅が同時に得られる。脳汁が止まらないって奴だ。つまりね、組織だった戦闘というのは、悦びを最も実感出来るシチュエーションなのだ

その通り、厄介な事に、物理集団戦闘行為が、その悦楽を最も得やすいんだよ。

さっき言った様に、集団主催する人間はそれを利用するし、強烈な快楽故に強制すら不要だ。

論戦については、『双方がルールに則って』戦う前提ありきだ。そもそも言葉というのは真理でないと、今までも何度も言ってきた。言葉が通じない相手とは論を戦わせられないのだから。ある動物威嚇行為が、人から見れば愛らしいファニーな行動に見えるように、概念での戦いは言語をはじめとした共通ルールの確固とした共が大の大前提だ。

逆に言えば、ルール厳守を徹底するなら、言語は強い武器たり得るという事でもある。

まあ、普通暮らしている分には、我々は言語という呪文が通じる世界にいるので、その威力は人を生かすも殺すも出来るレベルであり、あくま言葉が通じる場でなら、用いて戦闘行為可能さ。

そもそも属性集団属性言語によって分けられたものがある以上、強い悦楽が物理戦闘に限るわけでは無いのだが、実際問題、同じ社会にいながら『言葉が通じない』相手結構いるものなのだ

どちらが良いとか悪いとかではない、勿論優越でもない、君が何処に属しようと、どういう戦闘を愉しもうとするかは僕がどういう言うことではない。

anond:20211120121559

データ出さずに叩いてる陣営がそれ言ったら自爆じゃん

anond:20211120061020

定期的に陣営を表明してくれて助かる

anond:20211120055607

アウトはアウトであって、アウト「だが」は成立しない。アウトはアウト。

調子にのってやっちゃいけないことやるって、温泉むすめの件を批判する陣営から見ても最悪では。

2021-11-19

anond:20211119194151

自称人権派は定期的にこうやってウイグルを救うつもりはないことをアピールしてくれるから

陣営がわかりやすくて助かる

anond:20211119112533

どうなんだろうな

色んな可能性があると思うんだが

ほとんどの人は「確信犯誤用」じゃないかと思ってるんだよね

陣営を決めて参加する議論ゲームとか、所属に縛られたポジショントークとか

あれをガチでやってる人間が居るんだという「錯覚」を一部の人がしてるから

なんか勘違いちゃうんじゃなかろかという話

その「一部の人」は、まぁエコーチェンバーだろうけども

美少女コンテンツを楽しんでる層を攻撃するのはやりすぎだし 攻撃者をツイフェミ断定して馬鹿にするのもやりすぎ

でもレスバがしたいからそれでいいんだろうな

案外両陣営が求めているのは叩きやす意見しかいか

anond:20211118013043

なんでフェミってツイッターとか増田とかオタクが強い領域で戦おうとするん?

結局フェミ側もオタ側も共感ベースの殴り合いしかしないんだからもっと陣営の強いフィールドで戦った方がいいと思うよ

インスタ、FBtiktokあたりで十分に勢力拡大して外堀埋めてこうよ

2021-11-18

anond:20211118184829

あくま女性ワンイシューで戦う独立勢力という名目だったフェミニスト陣営が実は国政争いと地続きだったことばらすのやめろ

萌えキャラがアウトなら天皇写真やすのもアウトだよな?

とか言われてたが

天皇萌えキャラ化すれば両陣営から叩かれて丸く治まるのでわ?

2021-11-16

特になんの声明も出されてないのにどっち陣営も状況からの推測だけで勝利宣言しててつら

インターネットには対話によって分断を乗り越える力はないという現実がまた露わになった

anond:20211116135642

低能先生っていうガチ存在があの陣営から出てしまたことで答え合わせは既に済んでいるという感がある

anond:20211116121424

反対陣営賄賂という言い方をして問題視するけれど、実態としてはクローズドクラウドファンディングにすぎないのでは

2021-11-14

コンテンツに堕したネットフェミニズム

「傷ついた!」「お気持ち!」「ミサンドリー!」「ミソジニー!」「表現の自由!」

フェミニズム周りの言論毎日毎日かまびすしいですね。

実際にはてブに上がってくることも多くて注目度の高い話題ですが、では、そこに注がれている視線とはどのようなものでしょうか。

フェミニストアンチ野次馬の3つに大別できると思います政治に例えると保守革新ノンポリのような感じでしょうか。

アンチの中にも色々いて、そもそも男権社会のままであったほうが自分に都合がいいから男女同権の拡大に抵抗している人と、人権という錦の御旗を悪用していいとこ取りしようとする小狡いフェミニスト批判する人とがいますそもそも折り合う気のない前者とはいくら戦っても戦いは終結しませんし、後者については戦う相手としては明白に分が悪いし言い負かされた時のダメージが大きい。つまりいずれにしてもアンチとやり合うことにはほとんどメリットがないのです。

なのに、なぜかフェミニストたちは「これは闘争であり、その姿を見せ続けることで宿願の達成に近づくことができる」と信じているように見えます

私は、フェミニズムのすべきことは「アンチ論破すること」ではなく「野次馬を味方につけること」だと思っています

現状、私を含む野次馬たちは日和見(どっちの味方につこうか決めかねている人)ではありません。どっちの陣営にも肩入れする気はなく、ただ言い争いを眺めている人です。もめごとが起こるとそれだけで「お?なんだなんだ?もめてんのか?」と人は集まってきますが、そこに居合わせたのはただの偶然です。

いわば、居酒屋テレビたまたま映ってるプロレスを眺めている客です。リングの上のふたり選手ベビーフェイスヒールに色分けされてはいますが、元々プロレスに興味がないのでどちらに肩入れすることもありません。でも目の前のテレビたまたま映ってたらつい見ちゃう程度には試合面白いし、よく知りもせずにちょっと的の外れたコメントを言いたくなったりもします。しかし、そこで奇跡的に魅力的な試合展開でもない限り、その人がそれをきっかけにプロレスファンになることはありません。居酒屋を出たら忘れてしまうでしょう。

今のフェミニストたちのいざこざの大半はこのように「無関心なまま通過されるエンタメ」になり果てている気がします。どちらが優勢でどんな戦略戦術がとられるかは勝負事としてその場限りの関心があるけど、自分自身のイデオロギーにまではその影響が及ばない。いざこざに使われるエネルギーの大半はフェミニストアンチの間を往復しているだけで、ベクトル自分のほうを向いたエネルギーがないからです。

この状態が続けばいずれこうした論争は「鬱陶しいけれど本質的にはきのこの山たけのこの里の争いに近いもの」と認知され定着してしまう気がします(すでにそうなっているかもしれませんが)。

anond:20211114161532

根本的にブクマカ世間と比べて偏っているんや。なのでホテントリに出てくる記事世間と比べて偏ってるんや。はてブエコーチェンバーなんや。まずはそれを認識しよう。

ブクマ世間の声が一致していたら、現野党陣営衆院選大勝や。

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