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はてなキーワード: 放射性物質とは

2021-07-02

夏への扉』以外の作品を薦める試み

 ロバート・アンソン・ハインライン作品で『夏への扉』以外を薦めるならばどの作品か?と問われたとしたら、私ならば『宇宙孤児』を薦めたい。

 この物語は「Good Eating!(良いお食事を!)」という挨拶と共に、中世ヨーロッパのような社会生活描写する場面から幕を開ける。そして、読み進めるうちに、主人公たちが暮らし物語が展開される舞台がどのようなものなのかが次第に明らかになっていく。

 その世界には空が無い。主人公たちが暮らす街の地面の下へ降りると、別の街が有る空間に出る。その街の地面の下に降りると、また別の街が有る。そうやって、下へ下へと降りて行くと、それ以上の先(下)には降りられない最下層に行き着く。

 逆に、街の天井の上に昇ると、別の街が有る空間に出る。そうやって昇って行くと、徐々に重力が弱くなる。しかし、或る階層から先(上)は、それ以上昇ってはならない立入禁止場所とされている。そこには、恐ろしい「ミュータント」という怪物たちが住んでいて、迷い込んだ人間を食べてしまうと伝えられているかである

 主人公は、ひょんなことから立入禁止場所に入り込んで「ミュータント」たちに一時捕らわれの身となり、それを切っ掛けに、他の人間には秘密にしたまま、普通人間と姿や能力が異なるミュータントたちと交流するようになる。中でも「ミュータント」たちのリーダーであるジョウ=ジム主人公は、親友あるいは師弟のように仲良くなる。師がジョウ=ジムである。一つの身体に二つの頭部を持つ双生児男性ジョウ=ジムは、ミュータントではあるが怪物などではなく、ユーモアと優しさと、何よりも知性に満ち溢れた人物である。このジョウ=ジムから教育を受けたことによって、主人公は、自分たちが暮らす世界の真の姿を理解するに至る。

 主人公たちが暮らすのは、車輪のように回転する巨大な宇宙船の内部であった。故郷である地球から遥か遠く離れた他の恒星系に存在する、人類居住可能惑星移住するためには、何光年もの距離を渡らねばならない。しかし、光速の壁を破ることができないので、広大な宇宙を渡るには長い年月を要する。そのために宇宙船は、多数の人間居住することが可能な、巨大な閉鎖環境都市として設計された。車輪のように回転することで、遠心力重力代用としている。移住者の祖となるべく宇宙船に乗り込んだ人々は、宇宙船の中で子を生み育て、やがて彼らが死ぬと、その子たちが新たに彼らの子を生み育て、そうして子へ孫へと何世代も何世代も長い年月を重ねながら、彼ら星々の移住者たちは宇宙船の中で暮らしながら遥かな旅を続けた。

 しかし或る時、宇宙船の動力である原子力機関から放射性物質漏れるという、大きな災厄が発生した。放射能による内部環境汚染は、食糧生産を担う農業区画にまで及んだ。ミュータントたちの誕生食糧不足。人々の絆は引き裂かれ、内乱が発生し、宇宙船内部の文明崩壊した。その結果、都市の内部で暮らす人々は、知識科学技術伝承できなくなった。こうして彼らは、地球という故郷存在も、自分たち宇宙船に乗っているという事実も、宇宙船の外部に広がる世界のことも忘れ、科学の代わりに教会が説く迷信を拠り所として、広大な宇宙彷徨い続ける「孤児」と成り果てたのである物語の冒頭に出てくる「Good Eating」という挨拶は、災厄によって起きた食糧不足時代の名残りである

 ジョウ=ジムによって啓蒙された主人公は、宇宙船の乗組員として、自分たち本来の使命を果たそうと提案する。すなわち、地球のように人類居住可能惑星を見つけてその星に降り立ち、狭い宇宙船を離れて、新たな世界を切り拓こうと言うのである。それは、自分たちが巨大な宇宙船の内部で暮らしているという事実理解しているジョウ=ジムですら、出来っこ無いと諦めていたことであった。しかし、その使命を果たす為には、何も知らない人々に、この世界真実理解させる必要が有った。

 主人公は、自分が知った事実を人々に知らせようと試みるが……。

 ちなみに本作品を私が初めて読んだのは、あかね書房から出版され、多くの小学校図書室などに置かれていた少年少女世界SF文学全集の一冊として収録されていた『さまよう都市宇宙船』のバージョンであった。タイトルネタバレがヒドイが気にしない、気にしない。

 ハインライン作品を離れ、他に古典SF作品初心者に薦めるならば、私としては

(1)アイザック・アシモフ鋼鉄都市

(2)ジョン・ウィンダムトリフィド時代

(3)ロバート・シェクリイ『不死販売株式会社

辺りを薦めたいのだが、如何だろうか?

2021-06-15

福島産を食べたくない

まじで食べたくない

福島産って書いてあったら絶対に買わない

他の東北関東新潟長野あたりも避ける

静岡以西と北海道しか買わない

なんで食べたくないかって?

汚染された環境で育てているからだよ

カリウム使って放射性物質野菜に取り込まれないように努力しているのはわかるけど無理

検査してるって言うけど震災前の基準値まで戻さない限り信用できない

それに検査した野菜基準値未満でも

同じ畑で収穫した野菜でも全て同じ汚染度な訳じゃない

畑で汚染土を再利用する記事を読んだので、尚更避けたくなった

廃炉完了して1000年くらい経つまでは福島工場地帯にした方が良さそうなのになんでしないんだろうね

食品工場以外、もうこの国に残ってないのかな

2021-05-18

anond:20210516225443

> 「偉い人が批判たかトンデモ」以外の判断基準が我々にあるのか?

あるよ。思考停止してんじゃねえよ。

全てはパズルみたいなもんで、「絶対確実」なところから論理を積み重ねていくんだ。

ウイルスの大きさはPM2.5ブロックするマスクでさえ素通りするくらい小さい。

 → 薬剤が気化したら大きさは分子レベル

 → 空間除菌する= その小さいウイルスに小さい薬剤の粒をぶつけるためには、相当濃密にクスリ撒かないとダメじゃね?

 → 製品見る限り、そんな濃密に撒いてる様子はない。

 → 効果はあるかもしれないが、そんな効くとは思えない。怪しさ75%。

そもそも放射性物質やばいのは、放射線を出す物質が蓄積したとき放射線DNAが千切れても修復はされる。

 → 放射線を出す(放射能もつ物質が体内に入って蓄積し、毎日24時間ひたすら放射線を浴びせられ続けると 修復が間に合わなくなってガンになったりする。

 → トリチウムは水と性質はまったく一緒なので、蓄積はしない。ぐるぐる回っていつかは出て行く。

 → そもそも紙1枚で遮蔽できる程度の射程範囲の狭い放射線しかさない。

 → 人体に対する影響は相当に小さい。過剰に危険視する発言おかしい。怪しさ80%。

日本世界一寿命が長い。現在平均寿命は伸び続けている。

 →現代食品添加物農薬など使って栽培した食品が100年前より増えているが、それが健康に悪いってわけじゃない。

 → 諸外国よりも日本の方が健康的な食事をしてんじゃないの?

・偉い学者もヒトという種の1匹にすぎない

 → 一般人に比べて能力は高いかもしれないが、脳みその容量は同じ。

 → 専門知識がすごいからって 専門外の知識がすごいとは限らない。どっかすごければ どっかすごくない。

 → 専門知識がすごい人(=オタク)は、専門外のことも知ったかぶりしがち。そしてウザがられがち。

前提となる「絶対確実」なところは まんま知識量だから、これが少ないのは中学校高校勉強をサボった自業自得。だが手遅れじゃない、いまからでも取り戻せる。

デジタル格差ってのが話題になったことがあるが、科学知識格差もかなり人生を左右するぞ。

あと判断Yes/Noの2択じゃない、濃淡のあるグレーであって、逆に真っ白・真っ黒ってのはありえないぞ。全てを疑うんだ。そこからリテラシーは育つんだ。

anond:20210516225443

> 「偉い人が批判たかトンデモ」以外の判断基準が我々にあるのか?

あるよ。思考停止してんじゃねえよ。

全てはパズルみたいなもんで、「絶対確実」なところから論理を積み重ねていくんだ。

ウイルスの大きさはPM2.5ブロックするマスクでさえ素通りするくらい小さい。

 → 薬剤が気化したら大きさは分子レベル

 → 空間除菌する= その小さいウイルスに小さい薬剤の粒をぶつけるためには、相当濃密にクスリ撒かないとダメじゃね?

 → 製品見る限り、そんな濃密に撒いてる様子はない。

 → 効果はあるかもしれないが、そんな効くとは思えない。怪しさ75%。

そもそも放射性物質やばいのは、放射線を出す物質が蓄積したとき放射線DNAが千切れても修復はされる。

 → 放射線を出す(放射能もつ物質が体内に入って蓄積し、毎日24時間ひたすら放射線を浴びせられ続けると 修復が間に合わなくなってガンになったりする。

 → トリチウムは水と性質はまったく一緒なので、蓄積はしない。ぐるぐる回っていつかは出て行く。

 → そもそも紙1枚で遮蔽できる程度の射程範囲の狭い放射線しかさない。

 → 人体に対する影響は相当に小さい。過剰に危険視する発言おかしい。怪しさ80%。

日本世界一寿命が長い。現在平均寿命は伸び続けている。

 →現代食品添加物農薬など使って栽培した食品が100年前より増えているが、それが健康に悪いってわけじゃない。

 → 諸外国よりも日本の方が健康的な食事をしてんじゃないの?

・偉い学者もヒトという種の1匹にすぎない

 → 一般人に比べて能力は高いかもしれないが、脳みその容量は同じ。

 → 専門知識がすごいからって 専門外の知識がすごいとは限らない。どっかすごければ どっかすごくない。

 → 専門知識がすごい人(=オタク)は、専門外のことも知ったかぶりしがち。そしてウザがられがち。

前提となる「絶対確実」なところは まんま知識量だから、これが少ないのは中学校高校勉強をサボった自業自得。だが手遅れじゃない、いまからでも取り戻せる。

デジタル格差ってのが話題になったことがあるが、科学知識格差もかなり人生を左右するぞ。

あと判断Yes/Noの2択じゃない、濃淡のあるグレーであって、逆に真っ白・真っ黒ってのはありえないぞ。全てを疑うんだ。そこからリテラシーは育つんだ。

2021-05-05

anond:20210505104240

これ何か特定のもの念頭に置いて揶揄しているのだろうと思うけど、

抽象的に考えると普遍性のある問題なんだよなあ。

難しくて理解が難しいもの簡単説明することのできる人は人気があるけど、それって不正確なんだよね。少し前問題になった某YouTube大学()の歴史の話とか。

例えば、「砂糖も塩も砂である」と言ってしまうようなもの

いや、一理あるけどさ・・・。でも砂はねーだろ。ってなるでしょ。

難しいものは難しいんだよ。

それを難しく複雑なまま理解しようとするだけの謙虚さ、時間と心の余裕、といったものがないと理解ができない。でも一般人にそれを強いるのも酷なんだが、でも、その難しくも重要もの理解してもらわないことには社会ヤバイ・・・

そういうものってたくさんありますよね。

ITオンチ人間民間はおろか政府にまで多すぎて辟易することとか、何度も引き起こされるアパマンショック事件とか、いや可燃性ガス性質かい化学の基礎くらい覚えて????って思うんゴねぇ・・・

3.11から10年以上経っても放射性物質の基礎知識がない人間がいまだにいるとか(勉強しろよ)、1年以上経ってもいまだにCOVID-19の基礎知識がない人間がいまだにいることと重なって見える。

2021-04-29

anond:20210427213921

福島原発廃水の北斎大波風刺画Twitter投稿した中国外交部報道官の趙立堅氏。4月28日記者会見日本政府の抗議についてコメントしていた。

2021年4月28日外交部发言人赵立坚主持例行记者会 — 中华人民共和国外交部

https://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1872143.shtml

コメントの内容は日本でも報じられているが注目なのは、この件について、会見のトップフジテレビ質問させて答えていることだ。中国報道官の会見で最初質問するのは中国メディアが多い。日本の抗議の質問日本メディアから会見の最初に受け付ける、しかNHK朝日新聞とかではなく産経新聞系列フジテレビ質問させて答える、というのが何か狙ってる感じ。

 

グーグル翻訳抜粋

日本フジテレビ記者日本の核廃水についてのあなたツイートに関して、日本茂木敏充外相は、日本側が中国側に厳粛に抗議し、あなたツイートを削除するよう要求したと述べた。これについてコメントはありますか、削除されますか?

 

  趙立堅:私の知る限り、これは若い中国イラストレーターの絵です。これは、葛飾北斎原作中国でよく知られており、中国人が日本文化をよく理解していることを示していると思います

 

  この新作は、福島の核汚染水排水路で処理するという日本政府一方的な決定に対する中国国民懸念と不満を反映しています。実際、それは中国だけでなく、日本の行動は多くの政府国際機関世界中の300以上の環境保護団体、そして日本人を含むすべての国の人々から強い反対と深刻な懸念引き起こしました。

 

  福島原子力発電所汚染水には有害物質が多いと何度も申し上げました。アメリカの「科学」誌、ドイツ海洋科学研究所、ロシア韓国など多くの国の学者は、注意深く洗浄した後でも、日本排出する予定の核汚染水には依然として多数の放射性同位元素が含まれていると信じています。そのうち炭素14半減期は5730年に達する可能性があります。核汚染水排出から、今後数十年で太平洋岸のすべての国に影響を及ぼし、それに含まれ放射性物質は数千年にわたって地球海洋環境に害を及ぼします。

 

  経費節減のために核汚染水を海に流すという日本側の一方的な決定は、極めて無責任であるそもそも日本側の判断が間違っていたので、その後に抗議したのです。 日本側が悪いことをしたのに、それを他人に言われたくないというのか。 世界では一両日、抗議の声が上がっていますが、日本の一部の関係者は耳を貸さずにスルーしていましたが、なぜ一枚のイラストにそこまで怒るのでしょうか? 核汚染された水を海に流すことに対する世界の人々の抗議にもっと耳を傾けるべきだ。 日本側は自らの責任認識し、国際的義務を果たし、誤った決定を取り消すべきである。(※この段落だけグーグル翻訳では意味が分かりにくかったのでDeepL翻訳

 

  投稿を削除してお詫びするかどうかについては、このツイートを一番上に置いていることに気づいたかもしれません。イラストは、正当な世論と正​​義の声を反映しています。間違った決定を覆し、謝罪する必要があるのは日本政府です。

2021-04-20

不安や不信というより、信仰からなぁ anond:20210413122900

https://news.yahoo.co.jp/byline/katsukawatoshio/20210420-00233484/

オレはまぁまぁちゃんとした科学リテラシーあるから、この記事に言われてることに完全に同意だし、べつにトリチウム福島県沿岸ガンガン流してても、その辺の魚介類とか全然気にしないで食べるんですけどね。

風評被害の原因は、放射性物質では無く、人の心の中の不安や不信です。

て言ってるけど、科学リテラシーちゃんとしてない大多数の人々は、「ケガレ」みたいな信仰があるから風評に踊らされるんだよなーw

例えばだよ。パワハラとかセクハラでしばしば被害に遭っているめっちゃ嫌いな上司がいるとするじゃない。

そいつが排泄した尿を1年分ぐらい溜めて、スゴいハイテク装置完璧に濾過して蒸留して、H₂O分子以外は何も含まれてない純水を作ったとして、あなたその水飲めますか? その水でウナギとかハマチとか養殖したら、それ食えますか?...って話だと思うワケよ。

冷静に科学的な思考ができるオレでも、ちょっと抵抗あるよねw その水と、普通水道水と並べてあって、どっちか好き方飲んでいいよっつったら、水道水を選んじゃう。

おおかたの人は、その水、絶対に飲みたくないって言うんじゃない?

結局「ケガレ」の付いた水は、自分らの生活範囲・行動範囲にあるのはイヤで、その水に触れたことのあるモノは、みんな「ケガレ」てしまうんだよ。

コスト的に相当なムダだとは思うけど、遥か遠くの「外界」まで捨てに行かないと、人々の気持ちは収まらないと思うんだ。

2021-04-16

自然制御できるなんて幻想

二酸化炭素排出量の増加によって地球温暖化が進んでいることは確実。

二酸化炭素排出量を抑制して地球温暖化を防止、または回復できるというのは幻想

排出量取引はもとより、排出量の計算が都合のよいものに過ぎないし、その都合のよい計算だってこれから達成することは出来ない。

原発だってそう。

トリチウム水は、大いなる欺瞞である

ただし、希釈した処理済みの水を海に捨てて、危険だとは言えない。

今後のメルトダウンした核燃料の取り出し過程危険が発生する可能性はある。

その時に、処理済み水を海に捨てるのは止めるという判断は難しいだろう。

一度OKが出れば、いつでもOKさ。

私たち自然制御できないように、政府大企業制御できないのだから

核燃料の取り出しで小さな事故は起こるし、大きな事故が起こる可能性もある。

さな事故放射性物質漏れるかも知れない。

大きな事故なら死人が出るかも知れない。

もちろんどうなるか分からない。

石棺の方が安全だったかも知れない。(一方、ロシア石棺を使った)

しか地下水豊富日本では、石棺にしたつもりが地下水流入(と流出)が続いたという可能性もある。

現状はベストではないが事故が起こった結果としては、被害を抑えられている方かも知れない。

それに、津波被害に比べれば軽微なものだ。

日本災害大国台風地震津波も大雨もあるのだから、時々原発事故を起こすこともそれらの自然災害と比べて被害が大きくなければ許容するという考え方もある。

福島原発も、一度大きな噴火をしてその後も小さな噴火を続ける活火山のようなものだ、と思って受け入れるしかないだろう。

我々は自然制御できないし、原発事故制御できないのだ。

2021-04-15

anond:20210415232435

その遺体放射性廃棄物を含んだものになるわけだが、その処分はどうするのかね?

火葬は灰に放射性物質混じって拡散しそうでNGになりそうだな、結局海に流すのか

anond:20210415004709

うんこ環境中で容易に分解されるが、放射性物質ものによっては無害になるまで気の遠くなる年月かかるのが違い。

anond:20210414222107

ほんとこれ。濃度ではなく総量で考えるべき。

放射性物質を海に垂れ流せば、海底には海流によって放射性物質が吹き溜まるスポットが出てくると思う。

トリチウムが取り沙汰されるけど、問題はそこではなくて、半減期が長いのに除去できない、あるいは除去しきれない他核種にある。ほとんどのメディアがそれを大々的に報じないのは、また政府忖度してるんだろう。

放出するにしても処理水の放射性物質濃度を国際的第三者機関に常時モニタリングしてもらう仕組みでも設けるべきだが、そういう話は政府から出てこず、中韓からつつかれる有様。

2021-04-14

anond:20210414223021

クソ重い放射性物質近海に堆積、滞留するのを無視して「薄めりゃ良いじゃん」って言ってる人って

自民党奴隷召使いなの?

それとも東電に嫁と子供人質に取られてるの?

処理水の希釈たか大丈夫理論がわからない

10分の1に希釈しても10倍捨てたら結局放出量は変わらないのでは?

大本原発)の放射性物質排出量が変わらなければ捨てないといけない放射性物質の量も変わらないのでは?

福島汚染水ってトリチウム以外の放射性物質基準値違反どうなったの?

基準値に基づいてきっちり管理してます」って言いながら公開したデータトリチウム以外の放射性物質基準値違反がごっそり含まれてて大恥かい事件あったはずだけど、今度は大丈夫なの?

そういうデータはきちんと汚染水よりも先に処分済みかな?

トリチウム単体で考えたら...

Wikipediaより

体内では均等分布で、生物半減期が短く、エネルギーも低い。

こうしたことから三重水素は最も毒性の少ない放射性核種の1つと考えられ、

生物影響の面からは従来比較的軽視されてきた。

しかし一方で、三重水素を大量に取扱う製造技術者が、内部被曝による致死例が2例報告されている。

三重水素生物圏に与える影響については、環境放射能安全研究年次計画において研究課題として取り上げられたことなどもあり、

長期の研究実績に基づいた報告書公表されている

また

ベクレルトリチウムを取り込んだ場合の被ばく量は、1ベクレル放射性セシウムを取り込んだ場合の被ばく量の1000分の1程度です。

放射脳以外には理解できたかな?カナ?

[追記]

エネルギーHPより

トリチウムは、宇宙空間から地球へ常に降りそそいでいる「宇宙線」と呼ばれる放射線と、

地球上の大気がまじわることで、自然に発生します。

そのため、酸素と結びついた「トリチウム水」のかたちで川や海などに存在しています

雨水水道水大気中の水蒸気にも含まれており、富士山周辺における地下水年代測定にも活用されています

また、人の体内の水分量と、日本水道水大気中に存在するトリチウムの量から試算すると、

水道水などを通じてトリチウム摂取することで、人体内にも数10ベクレルほどのトリチウム存在していると言えます

自然界では、1年あたり約7京ベクレルBq放射性物質の量をあらわす単位)のトリチウムが生成されており、

自然界に存在するトリチウムの量は、約100~130京ベクレルと見られています

anond:20210414054419

トリチウムだけ選んで流すなんて馬鹿な話あるわけないし

薄めて流すにしたってクソ重い放射性物質排水口付近、湾の中に滞留して濃縮されるのに

薄めりゃオッケーとかいバカな話もあるわけないのに

なにを勘違いしたら流せることになるんだろ

トリチウム水「飲んでみせろ」って言う人

もはやテンプレ化してるけど、飲めと迫ることになんの意味があるん?

誰に対してどんな効果を期待して飲めって言ってるの?

水道水以下の放射線レベルにするって言ってるんだからそりゃ飲めるに決まってるじゃん。

ほかの雑菌や不純物も水道水並みに処理されてたら俺だって飲めるしキミだって飲めるよ。

タダでもらえてミネラルウォーター並みに味も良いいなら毎日飲料水や炊事水にしてもいいよ。

  

Bi-213 昔野菜でやってたように、偉い人がガブガブお水を飲めばいいのでは?/しんコロさんもつくられそう。

kujirax 飲料水の5分の1まで減らすとのことで本当に安全らしい。変に金使わずに、普通に閣僚全員と幹部官僚で飲んで見せればいいんだよ。

Caerleon0327 安全性をアピールするために、国会議員は率先してイッキ飲みしてほしい

bigapple11 こんなキャラ作るより菅内閣全員が処理水毎日リットル飲む所を中継した方がよほど効果的だけど、そういう案は出なかった?

Unimmo 放射性物質と親しんだらどうなるのか、まずは復興庁実験しろ。飲むとか食うとか同棲するとか。

moritakaiwa 復興庁の皆さんにはぜひカメラの前で汚染処理水をゴクゴクと飲んでいただきたい。

mutinomuti 与党内で飲料水として消費してくれ(´・_・`)飲んで応援できるぞ

Tmr1984 復興庁庁舎水道管と福島の処理水直結しろ、ついでにこの企画オッケー出した奴の家にも給水車で処理水お届けし一族郎党全員で風呂に炊事にバッチリ使え、てか飲み干せ。存分に親しんでもらおうじゃねーか。

 

手加減して抜粋してもひとつ記事だけでこんなにいるんだよ。

まあ、効果的なPR方法として飲んで見せてはどうか、というまっすぐな提案もあるようだけど。

いちばん可笑しいのは飲んで処理しろやっていう方向の意見ね。

トリチウム水は体を素通りして出ていきますほとんどはおしっことしてトイレから下水に、一部は汗や呼気から体外に排出されます

結果として海を始めとする地球の水循環系に還元されていくことには変わらないわけだけど、そこらへん理解できてるかな?

飲んだ人の体内の蓄積されると勘違いしてるんだろうけども。

2021-04-13

anond:20210413132711

放出した海水集めて天日干しして放射性物質集めて濃縮させたら売れるかも

2021-04-12

anond:20210412170522

車椅子にはわきまえろと偉そうなのに自分らは放射性物質地球を汚して世界中迷惑をかけて平然としている

2021-03-24

anond:20210324195118

資源エネルギー庁暴走見てみたい

家庭用核エネルギーを推進して放射性物質をそこら辺に巻き散らかしたり、人体を使ったエネルギーを推進し始めて国民さらって処理してエネルギーにしたりするんだと思う

2021-03-03

AI, VR, 仮想通貨, IoTで大量殺戮するのはまだ良いことで、それらの平和利用こそ恐ろしい」

当時高校生だった私は3.11のその年に福島県大学(会津大学)に入学しました。あれから10年も経ってしまったので、私のごくプライベートなことについて書きます

あと、匿名性は低いです。匿名ダイアリーなのにごめんなさい。

3月11日

2011年3月11日に、私は茨城県博物館の中にいた。高校卒業式が終わって、車の免許を早々にとったらしい友人と二人、車で博物館にきていた。地震とき、私は吹き抜けの空間の中心にいて、長い振動の間、博物館全体のガラスは轟々と鳴り響いていて、「ああ、私は、今日が命日なのだなぁ」と人々の動揺の中、思った。

実際にはガラス耐震性能が高かったので、館内にはけがはいなかったようだった。

信号機の止まっている、徐々に昏れていく道を、車中でほとんど会話もなく急いで帰った。急いで帰ったけれど、通常の2倍以上もかかって家についた。

私は地震の直後、2ちゃんねるに張り付いていた。「福島原発やばいらしい」そんな書き込みを見て、いよいよ日本は終わったんだ、と私は思った。

私が高校生の頃、世界原発事故ドキュメンタリーが大好きだった。チェルノブイリスリーマイル島東海村。「原子力」という尋常ではないエネルギーが生身の社会に取り込まれて、人間の内側におとずれるということに私はなんとも言えないグロテスクさを感じて、親や友達気持ち悪がられながらも読んでいたのだった。

当時、特にJCOの臨界事故NHKドキュメンタリーは何度も読み返したものだった。事故が起きた時、「出奔した原子力」に対しての(政治的・肉体的・精神的)人間の無力さ、弱さのコントラストがあまりにもどぎつく、生々しく顕れていたからだった。

私は地震が起きて、一、二日後にはリビングこたつ占拠して、こたつのど真ん中にデスクトップPCを置いて、情報官気取りで気象シミュレーションをみたりしていた。そして、家族にも協力してもらい家中シャッターを閉めた。それくらい、当時私は怖かったのだと思う。

震災直後、福島県大学入学した

私は震災の年、福島県大学入学した。私の地元同級生にも福島県大学入学する予定だった子がいたが、辞退したらしかった。大学入学式は遅れて執り行われた。ガイガーカウンターを買った方がいいかな、とか、「あそこには近づかない方がいい」とまことしやかな噂を聞いては少し怖いな、という思いが常に頭にあった。

しかし、入学してみると、その話はなんとなくしてはいけない話に思えてきたのだった。それはその土地に長く住んでいて動くことができない人たちには、惨い話であるからである。私もいつの間にか、放射線の話はしてはいけない気がして、話題にするのをやめた。すると、怖いという感情もいつの間にか薄れていった。

しかし、時々、放射能汚染される夢を見ていた。これはつい福島県を離れる少し前まで見ていたのだった。

私の当時住んでいたアパートには窓の近くにベッドがあって、その窓の外には何年も取り込み忘れたバスマットが干してあった。私の覚えている夢では、実はそのバスマットは大気中のチリや雨に放射性物質たっぷりまれていて、そのバスマットの線量が高くて、実は私の身体が蝕まれていて……という夢であった。何年もそのバスマットを干しっぱなしにしてしまったのは、もしかしたら、そういうことに対する無意識的な恐れから触りたくなかったのかもしれない。

長年大学でくすぶっていた

私は、大学特にパッとした研究もできないでいるのに何年も何年も大学にいた。でもそれが良かったのかもしれない、と今では思う。福島県という土地に「土着」して、私なりの感覚放射能の感じ、特にその怖い感じの中に居たということが。

私はもともと怖い思想の持ち主だと思う。正しいと思ったら、それに突き進んでしまう。人の感情も、中学生くらいから読まないように生きてきてしまったため、無視する癖がついてしまっている。だから原子力という「科学技術コントロールから外れた状態」の中に当事者として生きた、というのは私が、私の歴史にとって重要ことなである。もちろん、日本にいたら誰だって当事者なのだが、私は福島県に住まわず当事者と思えるほど賢くない。

核兵器はまだ可愛いもので、核の平和利用こそ恐ろしい」= 「AI, VR, 仮想通貨, IoTで大量殺戮するのはまだ良いことで、それらの平和利用こそ恐ろしい」

3.11から10年が経って、私は福島県から遠い場所に住んでいる。今は遠くから考えることしかできない。

最近原子力、ひいては(科学技術についての論考を読んでいる。1950年台、まだラジオな世の中で、近未来的なもの技術とか科学が大きな期待を背負っていて、すごくキラキラしていたであろう時代、人々は核の技術に対して、今でこそ信じがたいが「核兵器の利用は良くないが、核の平和的利用こそ人類幸福につながる」と本気で思っていたようなのだ。多分、今でいうところの、テレビCMIT系企業がたくさん広告を打っていて、IT企業に勤めていることが一種ステータス少女漫画に出てくる男性IT企業勤め!)になっていて、AIすごい!VRすごい!仮想通貨すごい!IoTすごい!みたいなイケイドンドンな感じだったのだろうと思う。そんな時代、「核兵器はまだ可愛いもので、核の平和利用こそ恐ろしい」と指摘した人、ハイデガーがいた。今でなら、「AI, VR, 仮想通貨,IoTで大量殺戮するのはまだ良いことで、それらの平和利用こそ恐ろしい」と言うのと同じことなである。今でなら炎上やむなし発言なのであるしかし、このアナロジーを単なる面白おかしアナロジーとしてだけで捉えていいか。彼は世の中の潮流とは全く違う発想を省察によってしたからこそ、核の平和利用危険性をかなり早く認識できた。

科学は考えない」

ハイデガーは「技術」について『放下』の中で、(科学技術に対して「その価値を認めつつ、それに対して否、と言う」 ―ーこの本のタイトルにもなっている、「放下」という態度が大事なのではないか、と言っているらしい。(まだ『放下』は直接読めていないので、「らしい」でごめんなさい。)

そして、彼は思考について、「計算する思考」と「省察する思考」とに分けて考えており、彼は「科学は考えない("Wissenschaft denkt nicht")」、科学計算する思考であって省察ではない=「考えていない」、というしかたで核の平和利用について否、と言ってみせた。

科学は考えない」

これは、理系立場仕事している者にとっては「耳が痛い」ことなのではないかしかし、耳が痛いからこそ考える価値があるのではないか

彼の言っていることを私は理解できる気がするのだ。科学進歩的に進んでいく。その「ひたむきに進んでいく」ということが「科学は考えない」と彼が言う理由なのではないかと私は思う。何か、ある方向に、引っ張られるように「進んでいく」。立ち止まる者は厄介者として排除される(Publish or Perish)。ハイデガー技術批判するだけではない。もちろん価値を認めつつ否定するという態度を彼は実践している。私も技術がなくなったら困る。方向音痴の私はGPSが無くなったら、地図が無くなってしまったら、とても狭い世界を生きることになってしまう。だから難しい、ある意味矛盾の中を生きなければならない。

私について

私は、実は博士過程を休学した。プライベートも荒れてしまったし、閉塞感でいやだったし、どうしても、論文が書けなかったのだ。

私は小さい頃から哲学が好きだったらしい。「最近哲学系の本を読んでいるよ」と昔の友人たちにいうと、みんな「よく哲学的な話してたもんね」と言ってくる。

でも、私が文系に進学しなかった理由が、「確かなものが何もないと怖い」という恐れからであったし、国語がとても成績が悪いし、理系ってなんかかっこいいとか思ってたのもあって、ずっと理系研究室で研究していて、哲学とか諸々の教養ほとんどないのだ。

哲学最近やってる」と言うと大半の人に苦い顔をされる感じがする。「中二病が抜け切っていないな、こいつ」と言いたげなそんな感じ(笑)。おそらくそれは哲学に「生産を止める」作用があるからなのではないだろうか。無意味で、ある意味破壊的な作用が。

以前、こんなことがあった。課外活動で何人かで集まってスマホアプリを作ろう、となったときに、誰かが「xxさん(有識者らしい)から教えてもらった方法で、xxという仕方でブレーンストーミングすると良いらしい」と言った。私は「なんでその方法でなければならないの?」と、ある意味チームの士気を下げるようなことを言ってしまったのだ。こういう「そもそも論」(哲学)というのは「生産を止めてしまう」。イヤな感じに水を差す。だからまれる。

しかし「生産を止める」という行為が実は重要なのではないか。世の中的に、「生産的=いいこと」という認識がある。生産を止め続けないことがそれほどいいことなのだろうか。これこそが、ハイデガー批判するところの「考えない」態度ではないか。「より幸せに、より便利に」を目指すために科学技術を信じて、生産生産生産、とひたむきに努力してきた末の原発事故ではないか

昔の時代原子力は「兵器として利用されることはとてもよくないことであるが、平和的に利用するならむしろ幸福に導く」と信じられていた。

今の時代も同様に、情報技術生命科学が「非倫理的に利用されるのはとてもよくないことであるが、平和的に利用するならむしろ幸福に導く」と信じられている。「再生可能エネルギーでなら、持続可能社会が実現できる」とも信じられている。

もし、「なぜ地震大国原発つくったらヤバイという今ではあたりまえの認識を持てず、当時誰も水を差す人がいなかったのだろう?」と考える人がいるならば、なぜ、現代においてもその人が水を差す人にならないのかが不思議なのである。だから、私はあえてこうして水を差す、ということをしてみたい。

ということで、私の全然論文を書けていない「生産しなかった」大学時代も、この哲学的態度の実践とみなしてこの文章を締めくくることにする。

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