はてなキーワード: 介護問題とは
とりわけ何か新しく始めないといけないことが見当たらない
→弱者の内容によるけど、障害者、介護退職する人とかはちゃんと認知されてるよね
伴侶のいない人へのハラスメント、「伴侶を作るべき」「強くあるべき」というような性別に基づく社会的圧力の抑止
→もう男性の1/4が生涯独身の時代なんだから、いつか圧力もいつか消える
経済的困窮者を(余裕を持って独居可能〜家庭を持てる水準レベルに)引き上げる為の金銭補助、減税、福祉といった経済的再分配
→生活保護じゃダメなのか?あとは労組組んで賃上げやるとか。あと障害者手帳があったら自動車税無かったり減税はあるよね。
→かなり厳しくなってきてると思うし、通報すればいいのでは?ネットとかで通報すれば足もつかないでしょ。てか弱者、強者関係ない。
困窮内容に対する男女格差の是正(DV/モラハラ/犯罪被害者や自殺企図者の認知と保護等)
→年収700万だけど俺もこれ欲しい(弱者だけの問題じゃない)
→今もあるよね
アクセスが容易で社会的抵抗感の少ないカウンセリングやコミュニケーショントレーニング等
主張が具体的(「まともに扱ってくれ」みたいな定義の曖昧な感じじゃない)で、「お前(弱者男性)がなんとか変われ」とか「女をどうにかしろ」みたいな煽りっぽいののうち、火種になってるあてがえ論以外を除くとこんな感じ?
私も少し違うけど似たような感じ。詳細はぼかすけど母親と妹が精神疾患持ち。
結婚前に夫には全部話した。直接的に家族のことは話したことなかったけど、一応学生時代からの付き合いなのでなんとなく察してはくれていたみたい。
なお、義父母は最初はまあ…そうだろうなという反応。でも夫が説得してくれて、二人が決めたことだからと最終的には口出しされなかった。
結婚して3年以上経つけど子どもいないし、増田と同じく子ども欲しいと思えないのが本音。
お互いの家系の末裔は私達になると腹を括って、今後の介護問題がいつどう転んでもいいように共働きでお金ためつつ将来に備えてる。今はほどほどに趣味をしつつ、自分の人生を楽しんでる。
施設やグループホームの選択肢、決して薄情だとは思わないけどな……お兄さんにとって安心して過ごせる場所がみつかるといいね。
増田は増田の幸せだと思う人生を歩んでいいんだよ、というのを伝えたくて書きましたが……まとまりがなく、長くなってしまってすみません。
どうか幸せになってください。
10歳歳上の33歳男性(出身大学が一緒で、マッチングアプリで出会った)にアタックされてる。
探している恋人は同い歳〜5歳年上のイメージだったので、予定より離れているんだけど、チャットとかで話している感じ落ち着いていていい人ではありそう(怖くてまだオフラインでは会ってない)。
ただ、やっぱり年齢はネック。私は結構重い女なので、「交際=結婚を視野に入れる」なんだけど、10歳年上との結婚は悪いイメージしかない。例えば相手の親の介護問題が出てくるのが40代後半だとして、私はまだ30代後半。子供がいたとして独立には程遠いだろう。
そうは言ってももっと中立的というか、好意的な意見も聞いてみたい。10歳年上の男と結婚するメリット/デメリット、または結婚を考えずにその歳の差の男と交際するメリット/デメリットがあれば教えて欲しい。
良い内容だった
実際マスクする理由ないからマスクしないってだけなのに、叩いているはてぶが見ていられない
自分はふだんからマスクしない&入店にマスク必須の店は避ける都内住み30代男だが、実際マスクする理由ないもん(マスクすることによる不快感は大きい)
そもそもコロナがもっと流行してくれたほうがうれしいまである。最初は全世代が死にまくる病気かと思ったけど、高リスクと高齢者が危ない病気ってそれ高齢者社会を解消する救いの病気じゃんね。感染パーティーとかやるつもりは全くないけど、自分はリスク低い&嫁や子どもはいない&親世代は介護問題で変に長生きするほうが辛いもん
法律で決まっているわけでもないし、ソーシャルディスタンス取るほうが効果あるのに経済優先して諦めた人たちがマスクを信仰するのは勝手だけど、自粛警察が多数派なのは笑えないからやめてほしい
前話題になった餃子屋みたいなのは自分も支持するよ、公共交通機関でマスクつけないって言うとヒステリーを起こす自粛警察はてな民がひどくて見てられないだけ
感染が怖いなら外出やめれば良い、仕事がテレワークにならないなら仕事やめれば良い、仕事やめると金銭に困るなら国に文句を言ってデモすべき
マスクをつけないお前やお前の家族がコロナにかかってもいいのか……って揶揄したつもりか?問題ないからマスクしていないし、問題あるならマスクつけないと不安な場所に出かけるのをやめている
でき婚しちゃいました!のと同じで、おめでたいのだけどなんか引っかかる。世間は高齢出産ブーム(?)なので絶対こんなこと言えない。
そもそも高齢出産にメリットってあるの?地獄案件しか見えないんだけど。
・お金
40近くまで働き続けたんなら貯蓄たんまりあるんだろうなと想像してたけど、共働きでもそこまで貯蓄ない世帯も普通に多い
不妊治療してたら家購入する資金もなくなったり、あるいは庶民からは想像できないほど贅沢しまくってたりとか。
(彼らの言う"お金ない"は自分で自由に使えるお金が少ない、という意味であり生活が困窮してるわけではないと思う)
そもそも流産率が高い、ダウン症もちょっと多い。これについてはいろんな人が言ってるから割愛する。
・メンタル
ほとんど一人っ子でベタベタ甘やかし育ちが多い印象(私の周りだけかもしれませんが)
更年期で精神的に不安定な中子育て大変なのは同情するけど、子供にあたってるの見るとほんとしんどい
いい子だなと思ってたら、急に叩かれたり、ご飯なかったり、お母さんが怖いから言うこと聞いてるって子もいて。
でもそれなりの服着させてたり、ちゃんとした習い事などさせてるからパッと見そういうのわからないんだよね。殴った後とか、そういうのもない。精神的虐待?が多いのかも。
40にもなれば精神的にも成熟してるから広い心をもって子育てができる、とネットのご意見をみたけども
広い心をもって子育てしている高齢出産の方いたらぜひお話伺いたいものです。超レアでは。
あと、40前後のご夫婦だと母親主導の子育てが当たり前という価値観を持ってる旦那さんが多いらしく、夫は子育てに非協力的な面も目立つ。(共働きでもそんなの関係ないようですw)
若いカップルの方が一緒に子育てしてる印象がありますね。わからないことも素直に聞いてくれるし、変な先入観がないのがよろしい
イベントや授業参観の時とかにお母さんがおばさんに見えるから(老けてるから)来てほしくないって子、やっぱりいるんですよね
産前は若作りできても産後一気にメッキがとれて老け込むから仕方ないんだけど
子供からしたらおばあちゃんに見えなくもない親ってちょっと嫌なのかもね わざわざ見に来てくれたのに早く帰って!とか言っちゃってる子もいるし。
・キャリア
ある程度職場でのポジションを築いてから産もうと思ってる人、よく考えてほしい
子供が小さいうちは呼び出されたり急に休まなければならない時がある 仕方ないことです 周りも子供事由で休むことに何も文句ない
でも要職についてると代わりが少ないし責任のある仕事も多いことでしょう
だから「ある程度」なんて思わずにさっさと若い時に産んでしまったほうがいいです
高齢出産しました!ってイキってるバリキャリアラフォー多くて、それに感化されてる若い子いそうで恐ろしい 見習っちゃだめな例ですよw
あとお金にも絡んでくるけど、40前後で産んだら、自立する65歳くらいまでは働き続けなきゃならないということも考えてほしい
院まで行ったら70近くまで稼がなきゃならないのです もちろんアーリーリタイアなんてできない
体力もモチベーションもない頃にそこまで前線で働き続けられる??窓際社員で文句なく稼げるポジションがあればラッキーだけど今の状況考えるとそんな夢のようなポジションは将来なさそうじゃん
あなたのことが好きで、付き合ってほしいと伝えた日から2ヶ月が経ちましたね。
次に合う時に返事をすると言ってくれた約束を頼りに、その日をずっと待っていました。
コロナ禍で会うことさえ控えていた中で、お祖父様の体調を気遣う言葉をよく口にしていたあなたの支えになりたいと思っていました。一緒に生きていきたい、そのための努力をしてもいいと思っていました。
考えるより行動してしまう派のわたしにとって、じっと待つのは性分に合っていませんでした。だからできれば早く返事がほしいと伝え続けていました。でも、お祖父様の体調が悪くなれば実家に戻らなければいけないと言うあなたに、会ってほしいと強くは言えませんでした。
でも、会う予定は一向に伝えてくれなくても、美容室には行ってましたよね。趣味のお買い物にも行ってましたね。
そもそも付き合う意思があるなら返事なんていつでもできますよね。
付き合う気なんてないのだと気づいても良かったのですが、その時のわたしは気づけませんでした。あなたを信じたかったです。
若い頃は遊んだけれど、今は誠実に、真剣に今後を考えたいと言ってくれた言葉を信じて待っていました。
でも誠実な人は2ヶ月も返事を待たせたりしませんよね。こちらが恋愛感情を持っていることを知っていて、明確な返事はしないで、でも毎日LINEはして。わたしはLINEの中でよくあなたに好きだと伝えていましたが、あなたは一度でもわたしに好きとは言ってくれませんでしたね。好きな人に決して好きと言ってもらえないまま曖昧な関係だけが続いていくの、すごく苦しかったです。
結果的に、これまでわたしが好きになった中で、あなたは一番不誠実な人でした。
耐えられなくなったわたしは、返事はいつしてくれるの、と正面から問いました。曖昧な態度をとるなと、いよいよ怒りました。
未来があるにせよないにせよ、ここで喧嘩をしておいたほうがいいと思いました。
わたしは何度も、あなたの気持ちや状況を言ってくれたら嬉しいと伝えてきましたよね。
返事をしないでLINEだけを続けていたのはどういう気持ちだったのかと訊ねたら、あなたはどうしていいかわからなかったと答えましたね。
気持ちや状況を伝えてほしいと言いましたね。わからないならわからないと言ってほしかった、待ってほしいなら待ってほしいと言ってほしかったです。
家族の体調が悪いということがどれくらい大変なことなのか、実体験のないわたしには想像することしかできませんでした。だから忙しいならそう教えてほしいと言ったけど、ひとつも伝えてくれませんでしたね。お祖父様の体調のこと、母親とのこと、仕事のこと、いつも事後連絡でしたね。
家族の健康問題を出されたら、あなたを好きなだけの存在のわたしが、強く言えるわけがありませんでした。
どうして自分の気持ちが言えないのですか。状況さえ連絡できないのですか。
30歳を超えたいい大人が、どうして相手から好意を示されたのに返事さえできないのですか。
あまりにも情けなさすぎやしませんか。あまりにも不誠実ではありませんか。
好きな人が自分を好きではないのだろうと薄々気づいていても諦められなかったわたしの2ヶ月間を考えたことがありますか。
交際できない理由は価値観の違いということでしたね。人づきあいの中では相手を気遣うなら言わなくて良いこともある、オブラートに包むべきこともあるというのがあなたの言い分でしたね。
では、わたしは言うべきでないことを言いましたか。告白の返事を2ヶ月待って、それでも言ってくれない人に、はやく返事をしろと迫るのは気遣いが足りないことですか。
あなたは、人生において大事なことから逃げ続けて、一生を過ごすつもりですか。
つまるところ一貫性がないのです。あなたは最初、介護問題が出たときに結婚できずわたしを待たせるのが悪いからと言って告白を断りましたが、本当に待たせるのが悪いと思っていたら2ヶ月間も待たせませんよね。価値観の違いなんて、直前に正面きって返事を求めたときのことでしょう。いつだって上っ面のことを言っているとしか感じられないのです。
本当に好きだったけれど、本当に情けない人でしたね。さようなら。
今年の3月くらいまではとてもうまくいってたと思う。
コロナでしばらく会えなくなって、その間に相手の家族に介護問題が出てきた。本格的に介護をするなら地元に帰ることになるかもしれないという話だった。そうしたら、おそらく仕事も変えなければいけなくなる。コロナが流行って思うように動けない間に、相手の人生に大きく関わる問題がたくさん出てきたようだった。
自分はもう30歳だし、相手はそれよりも少し歳上だ。学生の頃みたいに、ただ単純に好きだから付き合う、なんて話にはできなかった。でも、それでも好きで、この人と生きていきたいと思っていた。問題があったって一緒に悩んで一緒に乗り越えたかった。家族になりたかった。
会えなすぎて、ふられるのすらLINEだった。私達はいつだってタイミングが悪かった。コロナが流行らなかったら、相手のご家族が元気だったら、自宅が近かったら。何度でも考えてしまう。
新型コロナウイルス感染拡大で生活様式や働き方が変わった人多いと思う
在宅勤務に対する絶賛の声はもう聞き飽きたほどだ
でも未だに東京に住むことに対する愚かさに言及する声はほとんど見ない
リモートワークして思っただろ?
在宅勤務に切り替えれない企業がぶっ叩かれるように、東京オフィスに拘る企業もぶっ叩かれる始めるかと思ったんだが、全然そんな声は聞こえない
そもそもちゃんと地方に分散していれば満員電車なんてないし、保育や介護問題も多少はマシになるだろうに
東京にオフィス構えてる企業に勤めて、東京近郊に住んでる人らに対する批判はまったく聞かない
東京に住んでることくらいしかマウンティングできることがない(そもそもマウンティングできるようなことでもないけど)はてな民に言っても無駄かもしれないけど
こういう言説ってどれくらいの年代を想定しているんだろ
50,60代くらいのイメージなんだけど
さすがにこの年代は……まぁ居なくはないんだろうけどボリュームゾーンではないと思う
のだが
完全に流行りに乗った。
けど、マイノリティだと思うので。
自分について
富裕層ではないので、個人としては自民の政策の恩恵は受けない。
1.理由
その上で、でもやっぱり日本の少子高齢化や年金問題、介護問題の解決策の一つだと思う。
死にたいほど重病を抱えた人も選択肢があるだけで楽になるかもしれない
今は死ぬつもり全くないけどね。
2.自民
文書を平気で破棄する、データ改竄。これだけで投票しない理由には十分すぎる。間違った情報をもとに、どうやって判断するんだ。これで投票しないことを誓ったといっても過言ではない。絶対に許せない。
他の政党になったからと言って改善される保証はないけど、長期政権が理由の一端ではあるはずなので。
3.民主
政権取った時のひどさを思い出すと、入れる気にならない。万が一にも大きな政党になってほしくない。まー、あの時は時代も悪かったと思うけどね。
4.その他
知らね。安楽会がなかったられいわか維新に入れてたかもね。いくつか見た演説とか納得できる部分が多かったから。
まー、安楽会がなかったらもう少し調べて、自民、民主以外に入れてたと思う。
N国が議席を取ったのは、すごく勇気づけられた。たった一つの政策を掲げて、議席を勝ち取ったのだから。(まー、安楽死よりはるかにキャッチーではあるけどね。)
遠くない将来、日本でも安楽死について議論されると思う。その針を早めることが、自分の1票を投じることなのだと信じている。
たった1議席で何も変わらないかもしれないけど、国会で議論をされる(され続ける)ことには絶対に価値がある。
「ちゃんとした診断」って何なの、という話はまあ置いておき「正しい診断」「妥当な診断」に置換しておくことにして……
もうかなり昔の話だがな。あるスポーツ関連をフィールドにする記者がいた。この記者、過去にも何度か周囲とトラブルを起こし、暴れることがあった(ただしただ粗暴というのではなく、相手の不正などを見たときに我慢ならなくなる性質だったらしい)のだが、あるとき、結婚していた妹の家で親の介護問題について話し合っていたときに激昂、家具を壊すなどして、とうとう警察を呼ばれた。警察は彼を拘束、妹夫婦はすぐに告訴取り下げをしたにも関わらず拘束は続き、その中で行われた精神鑑定で「精神病質」との鑑定結果が出たため、彼は多摩の病院に措置入院ということになった。
彼は病棟でひとりの若い女性と知り合ったのだが、この女性はロボトミーの一種であるチングレクトミー(脳にメスを入れ、前部帯状回を外科的に壊す手術……まだ「精神外科」という分野が盛んだった頃の話)を受けさせられ性格が一変、手術の一月後に首を吊って命を絶った。このことに激昂した彼は執刀医に詰め寄ったのだが、なんと病院側は、彼の母親に十分な説明もないままに承諾書にサインさせた上で、彼に肝臓の検査と偽って麻酔をかけ、彼にもチングレクトミーを行ったのだ。彼が逮捕されてから8か月後のことだった。それから4か月後、ようやく彼は退院したが、その後は度重なるてんかん発作に襲われるようになった。美しい事物に感動できなくなり、ライターとしてエキサイティングな文章を書くことも困難になり記者を廃業する。言うならば、彼は医師の傲慢にして誤った医療措置で人生を失ったのだ。
手術から15年後。彼は執刀医に復讐を敢行した。家を探し出し、執刀医の帰宅する時刻を調べ上げ、帰宅前であろう宵の口にデパートの配達員を装って訪問、執刀医の母親と妻を縛り上げた。執刀医はたまたまこの日に送別会があったため帰宅が遅れ、(元)記者は縛り上げた二人を殺し、物盗りに見せかけるために執刀医の給料袋と妻の貯金の入った通帳を奪い逃走した。てんかんの発作を抑えるために大量に服用していた睡眠薬のため、池袋の改札前で手錠を落としたのを見咎められ、血の付着した凶器や給料袋が見つかり、逮捕されたのだった。
……まあ、色々な意味で最悪なケースだが、こんな話もあったっけ。蛇足ながら書き添えるが、ロボトミーの考案者にしてノーベル医学生理学賞を授賞したエガス・モニスも、かつて自分がロボトミーを行った元患者に銃撃されて脊髄を損傷、身体障害を負っている。
ポスト自由主義は、自己と他者の自由を尊重する社会的公正を指向する思想体系のことをいう。性的な分野での自由を主張する近代自由主義(モダン・リベラリズム)とは異なり、それが人々の自由をかえって阻害するという考え方が根底にある。現代において個人の自由で独立した選択を実質的に保障し、極度の恋愛的、性的は貧富差における個人の社会的自由を侵害する偏見や差別などを防ぐためには、政府による制限や介入をなくしたりするのではなく、政府や地域社会による積極的な介入も必要であるという考えに基づく。
「公正」とは、ジョン・ロールズによれば「立場入れ替え可能性の確保」を意味する。これは人々に「社会のどこに生まれても自分は耐えられるか」という反実仮想を迫るものであり、機会平等と最小不幸を主張する。ロールズの格差原理では、格差ないし不平等の存在は、それをもたらす関係につく機会が平等に開かれており、かつ、それによって社会で最も不遇な人々の厚生が図られない限り、その存在は公正ではないものとされている。
よって、ポスト自由主義は積極的自由に基づく自己決定を推奨し、国家による性の再配分または地域社会による相互扶助を肯定する。すなわち、市場原理主義では経済的、容姿的、コミュニケーション的強者が利益を最大化する一連の行為のために、少子化問題や構造的貧困や介護問題などさまざまな弊害・社会問題が生じ、それは近代自由主義の「意図に反して」人々の社会的自由をかえって阻害しているとし、近代自由主義を修正する思想である。
階級間の融和不可能な対立や中央集権的な統制を是認しない一方で、近代自由主義者のように自由競争が市場における「神の見えざる手」のように最大多数の最大幸福を自動的に実現するとは信じず、政府によって、各人の社会的自己実現をさまたげ、市場や社会における相互の欲求の最適化や調整のメカニズムを阻害する過度の集中や不公正などの要因を除去することが、まさしく「自由」の観点から言っても必要だと考える。
なかでも○○は「自由放任の論拠とされてきた形而上学は、これを一掃しようではないか。持てる者に永久の権利を授ける契約など一つもない。利己心がつねに社会全体の利益になるように働くというのは本当ではない。各自別々に自分の目的を促進するために行動している個々人は、たいてい自分自身の目的すら達成しえない状態にある」と述べ、アダム・スミスに由来する「見えざる手」に信頼する自由放任論からの脱却を求めるとともに、具体的には不完全婚姻均衡からの脱却のための人口政策が、政府によって実現されることを求めた。