はてなキーワード: デジャヴとは
だよなあ。
30年弱くらい前の、日本に「セクハラ」って言葉が入って来たころの世間の反応&報道を思い出す。
「大げさ過ぎ。そんなので嫌がってる女性なんか俺の周りにはいないよ」
「職場にエロポスター貼って何が悪いの?テレビで女を脱がせて何が悪いの??」
「セクハラとかってあくまで欧米の思想であって日本の文化にはそぐわないよね」
「セクハラで訴えられた企業があるんだって、おー怖い怖い。頭のおかしいフェミはこれだから」
って堂々と言われてた。
「物わかりの良い女」も出てきて「私女だけどあんなの気にしないよ、気にする女がおかしいんじゃない?」とか言ってたりして。
(勿論「そういう風潮は良くない」と言う報道もあったんだが)
転職しようと考えていて、同棲している家に帰るときに使う電車を
いつもと違う路線に変えた。何に変更したのかはさっぱり覚えていない。
乗り換えようと駅から出て、次の駅まで歩く。
駅を出ると、夕方4時くらいなのに、8時並に真っ暗だった。
星が出ているし、まっすぐ一本道がある先には、廃墟と近未来のビルみたいなのが立ち並んでいた。
遠くには豪邸があり、「こっちへおいで」と誘うような花火がバンバン鳴っていた。
思わずそちらへ向かおうとすると、瞬間移動して
その豪邸前の駐車場みたいなところに居た。
車の陰に隠れて近くに居た男性が「お前もこっちに巻き込まれたか」と言って何のことか分からずに居ると
「あれだれ?」と男性を振り返るとビックリした顔をして固まっていた。
再度黒スーツのほうを向くと、黒リーマンはズバッと一瞬で目の前に現れた。
そういうと、悲しそうにため息をついた。
黒スーツは「ここにきてはダメなんですよ。輪廻転生の輪に帰ってもらわないと……そのためにタヒんでください」
って言われて追いかけっこが始まった。
リアルの世界では50m13秒という超鈍足なのだけれど、それ以上に鈍足だった。
呆気なく捕まる私。捕まる私の近くを泳ぐマンボウ。
そして目が覚めた。
意味不明だ。
人間 | 一言で言うと | どんな人? |
---|---|---|
1回目 | 我侭聞いてもらって当然!赤ちゃん | 我慢出来ない。横入りバンザイ。我侭バンザイ。自分勝手バンザイ。気に入らないものは消す。 |
2回目 | 嫌いなものは嫌い!幼稚園児 | 多少、ほんの少しは我慢できるものの欲望のまま生きている。他人より自分。気に入らないものに過剰反応する。 |
3回目 | 楽しいことが好きな小学生 | 2回目よりは我慢できるが、足りない。気に入らないものに反応し、嫌がる。 |
4回目 | 大分色々分かってきた中学生 | 我慢も出来るようになってきたけど、完全に慣れたわけじゃない。相手を言い負かしたいと意気込むのはこれ未満。 |
5回目 | 仕事を選び始める高校生 | 人間にも慣れ始め、勉強も結構出来る。自分と周囲は見れる。あとは思いやり。 |
6回目 | 自分で決め、行動し始める大学生 | 人を少し思いやることが出来るようになる。相手がどう思うかも考える。 |
7回目 | 多少我慢のできる社会人 | 自分については我慢できることも増えたが、状況によって怒ったりする。 |
8回目 | 部下の面倒も見れる社会人 | 部下から好かれる先輩。ただし、上司からは嫌われてしまう。相手の先まで見える。 |
9回目 | 会社のムードメーカー的存在 | 否定的な意見をいう事はまずない。ポジティブ。優しい人と言われる。怒ったことはまずない。尽くすのが好き。 |
10回目 | 色々悟った老人 | 誰に対しても気さくに話しかけ、何処に行っても「良い人」と言われる。誰に対しても低姿勢で感謝の言葉は忘れない。 |
15回目 | 他人のことしか考えない神 | 自分が他人にできることを考え、他人のためにしか行動しない。自分のことはどうでも良い。自分がたとえ貧しくとも、他の人を支援する。無償の愛の持ち主 |
ざっくりこんなイメージ。
俺は少なくとも1回目ではねぇな。2回目か3回目か。
何もしないでも平均点取れること多々あったしな。
途中で面倒になって適当に書いたが、お前らは何回目だ?
1995年の話。
当時YAMAHA音楽学校主催のTEEN'S MUSIC FESTIVALという10代対象の音楽コンテストがあった。
バンドブームだったこともあって当時のイケてる高校生はバンドをやっていたし、実際高校生バンドがデビューしたりもしていた。このコンテスト自体は1人でもバンドでもいいし自作曲でもカバーでも自由、とにかく10代のみ参加可能というものであった。
高校卒業を目前にした2月、同級生が出るということでそのコンテストの地方大会を観に行ったところ、なんとそのバンドが地方大会1位を取り、春に行われる全国大会に出場するという。
全国大会はラジオで生放送され、編集されたものが(たしかNHKBSあたりで)放映もされるとのことで、ラジオも聴いたし番組もVHSに録った。
そして繰り返し観た。
知っている人が頑張っているからというのもあったし、実はその美形でギターが上手い同級生に憧れの気持ちがあったからというのもある。しかしそれ以上に、全国から集まった地区代表の舞台に魅せられたのが大きかった。
繰り返し観たのでいまだに覚えている。グランジっぽい衣装を着て、「マニラの熱い夜を忘れないぜ」という歌詞の曲を歌うバンド(10代が書く詩とは思えない)だとか、女性だけのバンドは当時何て呼ばれてたんだったろう?とにかく女の子ばかりのバンドで、ものすごくしっとりした全編英語の歌詞の曲を歌う妙にエロい感じのボーカルの子だとか、完全に素人であり10代であるにもかかわらずものすごい熱量と完成度の高さがあった。
全国大会に出た同級生は、結局なんの賞にも入らずに終わった。優勝したのは2人組の女の子で、1人はピアノを弾き1人は歌っていた。歌っている子が曲を作っていたようで、それが高く評価されたようだった。私にとっては彼女の声がとても魅力的で、少し鼻にかかっているけれどとても聞き取りやすく、曲の雰囲気に合った可愛い声だった。オーバーオールを着て、当時流行っていた髪をまとめたところに太めのターバンを巻くといったヘアスタイルだったと思う。
そして舞台の上で、軽くリズムを取りながら歌う様子は優勝者の貫録すらあった。タイトルは「あいつをふりむかせる方法」
aikoがデビューした瞬間は知らないが、花火という曲を初めて聴いた時のデジャヴ感は衝撃的であった。しかしそのコンテストの際、2人組のユニット名が「aiko」だったので、ろくにネットも使えない時代であったがすぐにふたつが自分の中で結びついた。aikoがTEEN'S MUSIC FESTIVALでデビューのきっかけを得たというのがaikoファンにとってどのくらい周知されているのかはわからないが、もしあの当時の番組を観ることができるものがあるのなら是非教えてほしい。もう一度通して観たい。
そしてそれからさらに後、前述の英語歌詞をエロく歌うボーカルの子が椎名林檎であることに急に気づいた。just missed the trainを歌っていたのだが、今思えば10代とは思えない雰囲気であった。
今思えば自分が知らないだけで、あの時あのステージにいた人で今も音楽活動をしている人がもっといるんじゃないか。いまだに地元で音楽活動を続けている元憧れの同級生のように。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180223105501
「子供産んでも普通に趣味楽しめるよ!」「つーか私楽しんでるし」「金と暇があれば出来るんだから努力しろ」の嵐。
奥底に流れる「それが正しいイマドキの母親で、そうではない母親は歪んだ毒親」感が物凄く息苦しい。
「知り合いは睡眠3時間で趣味やってるよ!」って人もいるけど、
趣味ってそこまでしてやらなければならない事かよ。
睡眠削るくらいなら趣味なんかやりたくない、と言う母親は「子供の為に我慢している歪んだ毒親」か。
これにデジャヴを感じると思ったら、よくあるアレと同じ構図だわ。
「普通に続けられるよ!」「つーか私続けてるし」「出来ないのはあなたが無能で努力不足なだけでしょ」「専業なんて子供が歪むから。許されないから」と言うアレ。
現実は「育児と仕事(勿論これは「男や子無し女並みに稼ぐ」のが前提。「パートなんか仕事じゃない」から)の両立」というだけでも大変で、
出来てない母親の方が圧倒的に多いのに、
更に「趣味も充実」までこなさないと「良い母親」と認められない時代になったのか。
そしてそれが出来なければ「子供が歪む」と脅される。
そりゃ少子化進むわ。
子供いなければ「色々忙しいし金もないしで趣味やる余裕もねーわ」と言っても「そうか、大変だな」で終わるだろうに、
子供がいたら「努力して趣味を行う金と時間を捻出すべし!でなければ子供が歪むぞ!」となるんだから。
と言うと「そうだよ」ってのが出てきそうだが、大多数はそんなんじゃないだろ。
いや、むしろ「母親は全てを満たせない駄目親だったから自分は今歪んでるのだ、だからそれを繰り返してはいけないのだ」と言いたいのか。
いつだったか、比較的最近、アーススタードリーム2周年記念ライブの音源をAmazonでポチッた。
最近と言っても去年か。それがとても良くてね。今でも割と頻繁に聴いている。
世の中にはこれのBDがあって、もちろん自分も現場で見たことはあったが、高いしなぁと買わずにいた。そこまで興味もなかった。
アーススタードリーム自体は全国500.000人くらいのファンに惜しまれながら休止し、もうライブはない。
しかし、赤と青が事務所ごと辞めてしまってなお、エースは残っており、個人でイベントやライブを続けている。
きっとその現場で売られているだろうから、いつかまたゆっきーを見に行ける時が来たらその時にでも買おうと思っていた。
そしたら今日、なんとなくヤフオクで検索したら、「入手不可能・新品」などと書かれてそのBDが定価より高く出ているのを発見した。
説明文を読むと、「活動休止ライブ、中島由貴卒業公演にて売り切れになり、入手不可能になりました」とある。
マジか……。
まあ、欲しいと思った時には遅かった類なので、仕方ないと言えば仕方ないのだが、残念だ。
定期的に中古を眺めようと決意したが、なにせこの商品を買っているのはコアなドリーマーしかいないので、なかなか出てこないだろう。
残念だ。
悲嘆に暮れ、ネットで商品名で検索したら、公式サイトが表示された。そして、「アース・スター本舗で購入」の文字。
?
??
アーススタードリームと言えば、3周年記念ライブの円盤を作るべく、今、クラウドファンディングが行われている。
目標300万円。現在支援人数が73人で、218万円。残り19日。
まあいいや。
割と早い段階で60人が支援し、さすがに余裕だろうと思ったらそこから鈍化。さすがに達成はできると思うが、意外と伸びないなぁと思って見守っている。
2周年記念の音源はとても良かった。
3周年はどうなんだろう。ライブは良かったという感想を、年末に見た。
しかし、その時にはもうゆっきーの卒業は発表されていたし、赤と青の脱退やドリームの活動休止も内々では決まっていた模様。
今青がなんだか親父さんまでブログで何か言及して空気が悪いし、クラウドファンディングのコメントも他のメンバーと比べて残念なほどの熱量の無さ。
そういう気持ちでライブをやっていたのかなと思うと、3周年記念ライブは今さらとても楽しい思い出として振り返ることはできない。
そんな悲しい感情が、この末脚の鈍さに繋がっているのかなと思う。
本来ならゆっきーが声をかけたのだから、何百人という人が賛同して1,000万円くらい集まってもおかしくない。それくらい、俺は好き。
全国に30,000人くらいいると思われるゆきすとの、1%が賛同すれば軽く達成できる目標。
さあ、今こそゆっきーへの愛を、『具体的な形』で示す時だ!
あんたは私の後輩か。「なるほど〜〜」って相槌にもんのすんごいデジャヴだわ。
私んとこの後輩はいつも意味不明にウキウキしているようなやつで、就活で忘れ物だったか遅刻だったかとちってしまって大慌てででもリカバリできたみたいな雑談で「もう本当、顔面蒼白で大慌てでしたよ〜」とか言っててもなんか全然シリアスに聞こえなくて、お前このアホ本当に顔面蒼白だったのか?と思わせるようなやつだった。
私は先輩として奴を指導することがあったんだが、幸か不幸か私はミミミちゃんではなく気が短かったし婉曲的なコミュニケーションが苦手だ。ググって調べた自己診断ではアスぺなり発達障害なり診断されるレベルじゃなさそうだったがどう考えても片足は突っ込んでいる。
私は奴にキレまくった。「遅刻謝った?」「謝ってないっす〜」に「謝ってないっすへへへじゃないでしょ謝れよ今更でも。遅刻と謝ってないのとでイエローカード2枚だぞわかってんのか」が続いた。
そして私のあだ名は調教師になった。(SMではなくサーカスの方)
私が傷つけたり空気悪くしたこともあったはずだが、私は空気読んでそっと優しく大人の対応をするのが苦手なので、奴は私に懐いていたし、後輩も、いじられはすれど影口とかは笑えるものしかなかったはずだ。私自身も後輩もなんとかならんもんかと思うけれど一方で私が通訳に入るポジションがお互いにも周囲にも良い取り合わせだったのかもしれない。
外では台風が猛威をふるっている。
がたがたとゆれるYKKのサッシは南国においても安寧をもたらす。
あれはこのバカンスに入る前の、クソ煩忙な日々のある夜のことだ。
私はクソ旧友とのクソディナーを取り付けて、クソ吉祥寺にクソ向かっていた。
クソ友は頭がチンポになってしまったようで、ローションまみれになっていた。
「ハハン。うまい話には」
「穴(罠)がある。でも、今回のはマジだぜ?」
「話は後。とりあえず、乾杯だ」
杯を交わす。羊の小便と爪の垢の味がするビール。
クソ友のおいしい話はこうだった。
「それで、お前さんは飲んだのかい。その薬とやらを」
酔いが回ってきた私は少しオネエ口調で訊いた。
「当然。なんなら試していくかい?」
すごい夜だった。
親しき仲にも前戯あり。長い詰みより短い必至。
チュンチュンワールドはまばゆい光をもってモーテルの一室を照らしていた。
彼は置手紙と薬を残してすでに去っていた。
「Love Will Tear Us Apart Again」
何食わぬ顔で出勤した。ゲートにIDを通して、キュートなガードマンにウインク。
怯えたハービヴォラスアニマルの目を私に向けてきた。
それだけではない。同僚、上司、部下までもが私に奇異の目。
なんて失礼なヤツら!
いったい私がなにしたっていうのよ!
少しアルコールが残っていた私はプリケツ歩きでトイレへ入った。
鏡をみるなり叫んだ。マンマ・ミア!
そいつはすでに意識を手に入れ、ぎょろぎょろと周りを見渡していた。
「よっ、世話なるぜ」
「はた迷惑なやつだなッ」
久々の再会に会話が弾む。同僚たちも小西の陽気さに安心したようで、
ほっと胸をなでおろした。もっとも私の胸には小西がいるので私は小西をなでおろした。
「それにッしてもッ、どうしたんだッ急にッ」
「ま、思うところがあってな」
「お前もしかして、感じてんのか?」
「否ッやめろッあッ」
いみじくも昇天。
恋人とはファイトになったが、今では彼らもオーラルセックスフレンズだ。
アイスティー。25メートル下からきこえるクラクションの音。人々のざわめき。
突然、小西がいった。
「おまえな、このままいくと、死ぬぞ」
「おれは持たざる世界から来たんだ。持たざるっていうのはなにもかもだ。体も。命も。乳首も。存在のない世界から来た。そこではなにも持てないかわりに、未来も過去も現在も、あらゆる事象を観察することができる。おまえな、進行性の心臓病にかかっているんだよ。あと二週間後のバカンスで乳首をホテルのボーイになめさせている最中、発作を起こして死ぬ」
私は小西が何を言っているのか理解できない。昨夜キヨハラ・ゲームをやりすぎたのだろうか。
目を伏せてそう言った。目を開けると私の体は宙に浮いていた。
「小西ッどういうことだッ」
「人は一生のうちにしゃぶった乳首のすべてを覚えていることはできない。ちょうどおまえにとっての今日が、忘れられた乳首のひとつになる」
「これは――ママ? ママの乳首か? お母さん! お母さん!」
知っているだろうか。
「ヒュー。どうにかうまくやったようだな。肝が冷えた」
「どういうことだ。小西はどこにいったんだ?」
「小西? だれだいソイツは」
「お前も同窓だろう」
「ああ、まったく。また間違えてんのか。小雪だろ。小西じゃない」
そうだ、小雪だった。なぜか私はずっと小雪を小西と呼んでしまうくせがあった。
パトカーで連行されたとき、窓の外に小雪の広告が張り出されているのを見た。
小雪はいつも何かを飲んでいる。きっとそうやって私の病も飲み込んだのだ。
私は口のなかに何かがあることに気づき、ポリスに出してもらう。
それは私の左乳首だった。真っ黒な。
回想にふけているうちに、台風は過ぎ去ろうとしている。
グラスを傾ける。
即座に吐く。乳首はとっくに腐っていた。
私はボーイに難癖をつけて、彼の右乳首をしゃぶる。
それはまだ未熟なピーチの味がした。
一人飲みの時って、異性だろうが同性だろうがイヤな時はあると思うが。
常連も混ざってワイワイ飲むタイプの店ならワイワイする心づもりで行くが、井之頭五郎のようになりたいときだってある。
何だかんだ経験則で言うと、オッサンに声掛けられたら8割ぐらいの打率で色を出してくる。
何しに来たの?へーそうなんだ、今日は帰るの?泊り?へー、明日は?、それなら○○にも行くといいよ、ぐらいで終わるなら全然いいんだけど。
下手に、聞かれること乗って答えたりすると、大抵は、「ここは持つから二軒目行こう」とか「ホテルどこ?その近くの店にしよう」みたいな感じで、デジャヴ感あふれる紋切型のぐいぐいトークになっていく。
だから、面倒くさい度85%、しょうがない度12%、地元の人と話せてよかった度3%、ぐらいの、乗り気じゃないけど答えているぐらいの無愛想にチューニングして答えている。
これがすでにそこそこの面倒くささだ。
あと面白いのは、名刺渡してきながらホテルどこ?って聞いてくるオッサンが少なくないことだ。人脈広げたい系なのだろうか?身元安全アピールのつもりなのだろうか。こちらにしたらホテルどこと聞かれる方が怖い。酒場で初めて会った人に自宅を教えないのと同じだろう。
この街に不案内なあなたのために、宿泊場所から近い店で飲み直そう、という他意のない親切だとしてもこちらは警戒せざるを得ない。だってそもそもお前と二軒目行きたいとも思ってねーんだこっちは。
出張だと安手のビジネスホテルに泊るはめになるので、ホテルを教えろと言われると色んな意味ですごく嫌な気持ちになる。
一度だけだが、無理やり渡された名刺が、出張で行った取引先の子会社だったことがあって、これどうしてやろうかなと半ば本気で思った。もちろん店に置いて帰ったが。
私は20代後半フリーター.もうかれこれ3年くらいコンビニ夜勤でバイトしている.
大抵の仕事もルーチン作業だと思うがコンビニもそう,レジ接客して,商品が納品されたら陳列して,店内を掃除しての繰り返し.
私の働いている店の夜勤の時間帯には大体同じ客が来る.毎日だ.毎日同じ顔ぶれを見る.私からすると毎日コンビニに行くなんてどうかしてる.スーパー・サイズ・ミーという映画でマックを30日間毎日食べて吐くというのを見たことあるが,毎日コンビニ飯で飽きないのか?
毎日毎日同じ作業をして,同じ客を接客し,世間が朝出勤している中を逆方向に家路につく.
コンビニの夜勤は防犯上の理由で従業員が2人以上のところがほとんどだろう.
3年も同じ店に勤めてれば,同じバイトが何度も入れ替わるのを経験する.夜勤を何年も続けてるほうが異常だと思うし少数だろう.
ある日,Aさんという男性が夜勤のバイトに入ってきた.他に仕事も持っているようでまともそうな印象だった.
他のアルバイトや他の店がどうかは知らないがそこの店では,数週間や数カ月ですぐに辞めていきまたすぐに新しい人が入りころころ変わっていった.なので,新しい関係を築くことに億劫に感じていた.
夜勤はやることが多い.客も多い,午前3,4時でも一時間に3,4人は来るそれ以上かも知れない.なので従業員同士で会話する暇はほとんどない
Aさんと業務以外の会話をすることも少なかったと記憶してる.しかし忘れられないことがある.Aさんからあるエピソードを聞いた.そして数週間後にまた同じエピソードを聞かされたのだ.
「それ前にも聞きました」とは言わなかった.でも会話の少ない相手に話したことを忘れるだろうか.この時点ではあまり気にはしなかった.
そのAさんも数カ月で辞めていった.バイトを辞める理由などはみな適当なのは経験で分かった.所詮バイトだ.しかし違う人だが,まじめに働いていたのに急にバックレられたのは驚いた.
そしてまた何人か入れ替わり,Bさんという男性の方と一緒に夜勤をすることになった.この人はチャラチャラしてそうな感じだった.あと金遣いが荒いらしい.
そしてまた同じことが起こった.デジャヴだ.Aさんと同じように,同じエピソードを2度聞かされたのだ.もちろん話の内容は違うがこんなことあるだろうか,それともA氏もB氏もただのバカなのか.
不気味に感じた.生きた心地がしないというかこれは現実なのか疑わしくなる.
まだBさんとは現在も一緒に働いているが,もう数カ月かで辞めていき,新しい誰かがまたデジャヴを起こすのではなかろうか.
自分は今タイムループの中を生きているのか.魔法少女まどか☆マギカかスカイクロラか
目覚めから起きると違う時間軸の現実に移っているのだろうか,昼間に寝るとそんなことが起こるのか?
「ミスターノーバディ」という映画の監督のジャコ・ヴァン・ドルマルという人は,同じようなことをいつも考えてるらしい
毎日,同じ作業に同じ客についでに睡眠不足.いつか本当に気が狂いそうだ.近いうち自動レジやら海外労働者とかで仕事奪われそうだし早く抜け出さないといけない.
籠池さんが堂々としてるから真実を語ってるに違いないって思う人がある程度いるっぽいことに驚いた。
籠池さんって、なんか自分で考えたり思い出したり言ったりしてるうちに、なかったことも本気であったと思って言えるタイプの人に見えるんだよなあ。
記憶が割と常に曖昧で、自分が感じた感情の記憶とかすら容易に書き換えられる。
すぐ記憶が混濁したり、なかったことをあったと思ったり、逆だったりして迷惑かけがち。
ゴミ出しをちゃんと済ませたつもりになって気分よく暮らしてて、でもなんか溜まるのはやいなあって思ってたら、
ゴミの中の日付を辿ってみると2週間近くゴミを出してなかったことが発覚したりとかはかわいい方。
10歳ごろに、なぜか自分の誕生日を全然違う日として人に話していたとかって話もある。
当時の連絡帳にまで書いてあったから誕生日詐称事件があったのは恐らく事実。
周囲には「役場から訂正のお知らせがきてさー」と言っていたらしい。意味が分からない。
多分そういう夢をある日見て、それっきりそれが事実だと思い込んでいたようだ。
そして事実だと思い込んでいるからわざわざ確認することもないので、機会があって人に話すまで表沙汰にならない。
親がいくら母子手帳とかで訂正しようとしても「紙が来たはず」「紙をどこへやった」「なぜ隠すのか」「何か都合の悪いことがあるのか」と話にならなかったらしい。
あとめっちゃ感謝して恩人だと思ってた人にかけてもらった言葉を、後年にあの時あの場所でこう言われて嬉しかったと伝えたら、
別にそんなこと言った覚えないけど……っていうかその当時親しかったっけ?って言われたりとか。
周囲の証言によると、別の人と勘違いしたとかではなく、自分がその言葉をかけられるきっかけになった出来事自体、
全くそんな事実がなかったというのが少なくともこの世界線では事実らしい。
その言葉に助けられた気持ちも、その後何度もその言葉を思い出して頑張ったのもそれはそれで多分事実なので、いまだに釈然としない。
シンプルに夢で見たことを現実と混同するパターンもよく起こる。
寝起きの感覚で気付くだろうと言われるのだけれど、夢を見て起きたというよりは「ねつ造された過去の記憶を埋め込まれた状態で目覚めた」という感じなので、
特に違和感のようなものを感じないから疑わないし、周辺の記憶に曖昧な点があっても記憶がもやもやしているのはいつものことだから、自分ではその記憶が夢なのかどうか区別が一切つかない。
そのときの様子もあの時こういう会話があった!こういう様子だった!と妙に詳細に語ったりする。まあ、大抵全部夢なんだけど。
記憶が鮮明すぎて「あれ?この俺がこんなに昨日の事を細かく覚えてるのは逆におかしくないか?」という疑念から夢だと気付けることもたまにあるけど、それはそれでちょっとかなしい。
こんな調子なので、事故を見ても5分後にはどういう状況だったか説明が二転三転してそうだし、はっきりいって証言能力的なものは限りなくゼロに近いと思う。
そんな機会はないんだけど、ウソ言ったら偽証罪に問われますと言われて喚問されたりしたら、正直に思い出せませんを連発するか、
事前準備で振り返っているうちに自分の中のエピソードが固まって、第三者からは頓珍漢なことを真実と信じて堂々と喋るかのどちらかになってしまいそうだ。
さすがに今は基本的に自分の記憶は信用ならないと気付いているので、トラブル回避のために
「ソースが自分の記憶だけのことは全てあったかもしれないし、なかったかもしれないこととして処理する」クセがついているけど、おかげで自分の人生なのにどこか他人事のような感覚が抜けない。
また気を付けていても、そんな出来事があったら忘れるわけがなさそうな重要なことや、逆にどっちでもいいような些末なことでは事実確認を怠ってしまって勘違いを起こしやすい。
つい先日も「そういえば世界ふしぎ発見で野々村さんが眼帯してたね」と言ったら「何言ってんの?」と返された。
野々村さんには悪いが、ものすごくどうでもいいし、そこで嘘をつくメリットが自分には一切ないことなのに、嘘をついてしまっているのがとても怖い。
しかもたちの悪いことに、言ってるうちは本気で信じてるし、一人だけ別な世界線に紛れ込んだような気分になる。
言った言わないで水掛け論になるのが本当に最悪なので、電話が本当に苦手。連絡はメールやLINEの記録が残る形でお願いしている。
基本的には物証がない場合は自分に不利な方向に進むことを前提に、他人の良心に期待せずに生きるクセもついてしまった。
断定形の強い言葉を使う時や、正確性が求められる場面では、本当にその記憶が事実かどうか、
その発言を担保する物証が確保できているかどうかをなるべく自己点検してから口を開くようにしているのだが、
その結果自分の中で発言にゴーサインが出る機会がものすごく減って、元来かなりおしゃべりなのに、今は周囲のほとんどの人に物凄く寡黙な人だと思われていてギャップがちょっとつらい。
勘違いとは関係ないけど、色々曖昧なのでデジャヴもよく起こる。
「あれ、前もこれとそっくりなことなかった?」「ないと思うけど?」「あ、じゃあこの記憶は夢(?)なのか。」みたいな。
ただ、デジャヴを感じたシーンのちょっと先まで記憶の通りに進んだりすることがちょいちょいあるので、
麻雀でリーヅモ一発七対子の成功率が妙に高くて気持ち悪がられたり、下校中の前方にすごくデジャヴを感じるおじさんを見かけて、
「多分今あの交差点にいるおじさんだと思うけど、あの辺に黒っぽい財布落ちてる気がするから後で拾って交番行かなきゃ」
みたいなことを友人に言ってたら、おじさんのいたあたりに着いたらホントに財布が落ちてる。みたいなことは何度もあった。
なんとなく「ここに行けばある」と妙な確信を持ってその場所に向かって、財布とか定期とかカードとかを拾って交番に届けることが毎年5回くらいある。
この盛り上がりは「桐島〜」の時のデジャヴ感がある
PTA界隈で思ったんだけどね。
PTAの話に限らず、育児界隈には「私は育児頑張ってないアピール」しなければならないコミュニティってのがある。
皆そう言いつつ、でも陰では努力してるんだよね、ってのも暗黙の了解(本当に努力してない人もいるけど)。
何だかデジャヴを感じると思ったら、これ、学生時代の「勉強してないアピール」と同じなんだわ。
ごく普通の公立小中の頃にあったそういう雰囲気、そう言いつつ陰ではちゃんと勉強している子の方が多いけれど、
勉強してるアピールを表だってやると痛い奴扱いされるという、あの雰囲気。
しかし進学校に行けばそんな事もなく、皆勉強していて当たり前。
逆に底辺校となると、陰で勉強していてそれがバレただけでいじめられる世界もあるらしい。
育児も勉強と同じく、「偏差値」による違いってものがあるのではないか。
偏差値が高いコミュだと「子供の為に親が努力するのが当たり前で、その努力を周りに見せても何の支障もない」
並だと「努力していてもそれを隠す人が多く、努力している自分アピールすると嫌がられる」
PTAで言うなら
偏差値が高い人が多い学校だと「熱心に活動したがる人が沢山いる(役員の『押し付け合い』どころか『争奪戦』が起こる所もあるらしい)」
並の人が多いと「多くの人が面倒と思いつつ必要性は理解しているが、やる気を全面に出すとやや遠巻きにされるため、無難にやり過ごす人が多い」
低い人が多いと「まともにやりたがる人が殆どおらず押し付け合い」
底辺だらけだと「まともにやっていると攻撃される(自ら立候補するといじめられたり、自分は何もしない癖にケチばかりつける奴が発生する地域もあるらしい)」
ってな事になる。
そういう自分は勉強についてに育児についても中の上~中くらいのコミュに所属している(と思っている)ので