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はてなキーワード: シロアリとは

2022-11-08

anond:20221108184735

気付こうが気付かまいが気付いていようが気付いていまいがそれで止めるわけないでしょ

根斬りすらも正当化してくれるのが正しさなんだから

彼らの思う「人として当たり前」心身共にを満たしてなきゃ科学的に人だろうがゴキブリシロアリと同じなんだよ

2022-10-22

実家リビングの床が抜けそう。築40年だから仕方ないかシロアリ防止の装置は置いてるからシロアリじゃないと信じてるんだが。

2022-10-16

インターネット馬鹿に煽られると「コイツを言い負かしてやる」と考えてしまうんだが完全に時間メンタル無駄なのでやめたい

馬鹿相手をするだけ無駄なのは完全にわかっているんだが、バカのくせにいちいち人に噛みついてくる奴を野放しにしていたくないって気持ちがある。

たとえば家にゴキブリシロアリネズミが出た時に罠を多めに仕掛けて放置すればいいだけなんだろうが、とりあえず目の前に現れた一匹を確実に殺しておきたくなる気持ちあるじゃん

あれに近いんだよね。

自分暮らしてる空間害虫害獣の類が存在している状態に対して即物的アクションを起こしたいと考える気持ち

これはまあ間違いなく野生時代本能なんだろうな。

自分たちの敵になると感じた生物が居たら確実にとどめを刺す本能を持っていた生き物が総じて生存率が高くなって今がある状態

でもいい加減こんなのは卒業して良いはずだと理性では分かってるんだよね。

馬鹿を殺す罠は現代社会には無数に溢れているから放っておけば馬鹿勝手死ぬわけだし、いちいち噛みつかれる程度で相手してても仕方がない。

訴えられるラインまで来たら一発で終わらせるのが早い。

一人倒したらソイツの事例を吊し上げておけば、田んぼカラス死体をぶら下げるようなもんで間抜け共も本能的に危険を察してやめてくれる。

そこまでやれずに中途半端に反応を返しても意味ないんだよね。

イジメ問題と一緒だわ。

弁護士警察を出すまでは延々と舐められるだけっていう奴。

からまあ小さなことでちまちま悩んでも仕方ないんだが、それにしたってウザくてしょうがねえから殺したくなるんだよね。

どうにかしたいわ。

2022-09-29

まるで働き蟻のようだと笑った

先日の安倍元総理国葬を、ちょっとした施設の休憩スペースに設置されたテレビで知り合いと見ていた

管前総理弔辞に思わず目頭が熱くなり、お互いに涙ぐんだのを気取られまいと、少し体をひねり親指の腹で薄く濡れた目頭を拭った

献花場まで赴くにはいろいろと調整が必要な遠方に住んでいることもあり、黙祷を捧げることしかできずに歯痒かった

来賓の献花が始まったころ、テレビ映像は献花場へと続く列を作る、弔意を伝えるために粛々と進む人々の姿を映していた

しっかりとした喪服のご婦人や、散歩途中のようなポロシャツ姿の老人、仕事を抜け出したかのようなワイシャツ姿の男性に、学生服に身を包んだ子どもなど、

まさに老若男女、偏ることなくさまざまな人によって列が形成されていた

その時、私たちの斜め前方に座って同じくテレビを見ていた70歳前後の老人が、その列の映像を見ながら「はっ、蟻みたいだな!何も考えてない働き蟻だわ!」と吐き捨てるようにいった

きっと国葬について反対という意見を持つ方なのだろう

思えば弔辞最中にもぶつぶつと文句を言っていて、周囲の人に静かにするようにたしなめられていた

注意されてからしばらくは居心地が悪そうに静かにするものの、数分経つと安倍元総理や弔問に向かう人々を貶める言葉呪詛のように吐き出していた

弔問の列に並ぶ人々は黒っぽい服装黒髪の方が多く、本能に従い花を運ぶようだと揶揄するために「働き蟻」と表現したのだろう

その発言をした本人は興奮しながら周囲を見回していて、うまくいってやったとばかりの表情だった

その後、テレビには反対派が映し出された

色とりどりの「のぼり」や看板を掲げ、ステージの周りに集まり太鼓を叩いたり楽器演奏したり、口々に何かを叫んでいた

そして共通する特徴として白髪の方が多いように見えた

その映像をみた私はつい「あっちが働き蟻扱いなら、こっちはシロアリの群れだな」と口を滑らせてしまった

知り合いは驚いた顔をしながらもこちらを見て笑いを押し殺していた

私の独り言が聞こえたのか、「シロアリ…」と少しの笑いで賛同してくれた方もいた

そして、このシロアリ発言は斜め前方に座っていた件の老人にも届いたようで、落ち窪んだ目でこちらを凝視していた

残りいくばくもない寿命怨念に変換したかのようなエネルギーと怒気がこもった目線さらされて少し困惑したが、何かあれば受けて立とうという感情が湧き出した

その老人はバン!と机を叩くとこちらに体を向け、かぶっていた帽子を剥ぎ取り「お前!」と勢いよく立ち上がろうとした

その老人の知り合いが落ち着かせようとしたが、老人の怒りは怒髪天を衝くばかりのようで、制止を振り切り立ち上がりこちらに向かってきた

「目上の人間シロアリ扱いとは!」と怒り出したところで、その老人の頭部にほのかに残された白髪気づき「ああ、ここにもシロアリ」と返したところで、私も知り合いに制止された

その後、興奮しながら何かを捲し立てる老人に周囲の人が「うるさいよ」「騒ぐならよそでやれよな」と聞こえるか聞こえないか微妙な声量で文句がわきたち、その老人は知り合いに捕まり、そのまま退場していった

働き蟻とシロアリなら、私は働き蟻でいい

日本に巣くい、内側を食い散らかすだけシロアリなどになりたくもない

そしてあの老人は国葬が終わった今、いったい何を生きがいに据えたのか

誰かを恨みながら罵りながら過ごす晩年は悲しいものではないのだろうかと、いつかゆくかもしれない道に思いを馳せた

2022-09-18

anond:20220827181604

ここまで来たら強行するんだろうな…

最低限データはしっかり残してくださいよ…

費用の内訳や動員された人的なリソースなど

あとは経緯もね。



シロアリのように日本グダグダにした大元元首相が国葬なぁ…国葬儀、でしたっけ…?

2022-08-12

大家だが助けてほしい

自分賃貸物件大家をしている。

管理会社オーナーも兼ねており、物件の入居者との連絡も自分で取っている。

管理している木造アパートの室内にシロアリが発生してしまったようで、入居者から退去すると通告を受けた。(以下、その入居者をAとする)

Aはシロアリのせいで退去することになったのを相当根に持っているらしく、アパートの他の住人全員にシロアリのことを知らせるとメールを送ってきた。なんとかして辞めてほしいのだが、本人は善意でやってあげていると言っている。

先日自分は寝起きでそのメールを見て、これでは他の入居者も次々と退去して困ったことになると思い、反射的にAに電話をかけ、自分でも反省しているのだが、Aに向かって怒りのあまり暴言を5分ほど吐いてしまった。

Aはその電話を全て録音していたらしく、自分がAに向かって吐いた暴言ネットに載せられ、一時管理会社電話メールアドレスに連絡が殺到し、いわゆる炎上状態に追い込まれた。

Aに転居先の初期費用引っ越し費用を慌てて振り込み、ネットに載せられた暴言の録音はなんとか消してもらったのだが、メールフォームは未だにネット民に荒らされ続けている。

さらに、恐らくAの仕業だと思うのだが、自分管理している物件仲介して貰っている仲介不動産会社や紹介サイトにも暴言の録音が次々と送られているらしく、自分のところに確認の連絡がひっきりなしに入ってくる。

どうしたらAを止められるだろうか?Aの行動は本人が善意でやっていると言っていても業務妨害にならないだろうか?

2022-08-09

インフラ教育国営かそれに近い形に戻した方がいいと思う。国の未来を思うなら。

かなりシロアリにやられてる感ある。

2022-06-30

お前らが「まともな野党」を妨害しているくせに、よく言うよ

anond:20220629204814

  

民主党は元々「まともな野党」として出発したのに、お前らみたいな共産党左翼どもが寄ってたかって妨害し、めちゃくちゃにしてしまった。

2000年代民主党共産党社会党と一線を画して、「国防責任を持ちます」「改憲も考えていきます」とアピールしていた。当時はそれが凄く画期的なことであった。そのおかげで「まともな野党」と認められたし、政権交代を実現できた。

しかし、今では党が存在せず、後継の立憲民主党がご覧のありさまだ。

  

民主党は確かに右翼から叩かれていたが、常に左翼から攻撃にも悩まされていた。とくに選挙になれば、かならず共産党独自候補を立てて、リベラル票を割ってくる。それが自民党を利して、民主党はすっかり選挙で勝てなくなってしまった。その意味では、じつは左翼から攻撃こそが深刻な問題だったと言える。

では、共産党と協力して、候補者を調整すればいいのだろうか? それをやってしまったのが下野後の民主党、および枝野立憲民主党だ。彼らが共産党と組んだことの代償はあまりに大きかった。そのデメリットを下記に挙げると、

  

1,共産党とツルんでいるだけで、保守派の支持を得られず、無党派層からは不信感を持たれる。

2,連合などの支持団体が離れていき、選挙を戦いづらくなる。

3,立憲民主党共産党への遠慮・恩義があるせいで、サヨク活動家を完全に切り捨てることができない。

  

しかしながら、もう今さら立憲民主党共産党との選挙協力を止めることができない。

現在の泉代表は、どうにか共産党を切り離そうとしているが、それは無理だと思う。

党内には選挙協力のおかげで当選した議員がたくさんいる。枝野幸男ですら、前回の選挙は接戦で、共産党が離反すれば落選していたくらいだ。これでは、党をまるごと共産党に乗っ取られたようなものだろう。

こうして立憲民主党は衰退しましたとさ。めでたくなし、めでたくなし。

  

  

  

【注】3について。

立憲民主党は、共産党への遠慮・恩義があって、もはや自由闊達議論ができない。サヨク活動家から無茶な要求があったときも、きっぱりと拒否して突き返すことができない。このため、一般有権者からは、「活動家の顔色をうかがっている」「左翼の言いなりだ」と思われてしまっている。

もともと国防改憲でその傾向が見られたが、近年は反原発ジェンダーがそれに当たる。

例えば立憲民主党は、フェミニストと一緒になって表現規制をするというイメージが持たれてしまった。これは共産党と組んだことが大きい。山田太郎赤松健のように自民党から出馬して、最初から共産党を切っておけば、サヨク活動家への忖度をしなくてすむ。旧民主党でも、フェミニストを軽くあしらうことはできただろう。しかし、立憲民主党はその選択肢を取れない。

これは「表現の自由問題だけではなく、他の領域分野についても同様と言える。立憲民主党はたやすサヨク活動家脅迫に屈し、または率先して忖度をおこない、滅茶苦茶なことをやりかねない。有権者はそれを疑っている。

  

そういえば前原誠司は、共産党を「シロアリ」と言っていた。

もし共産党と協力すれば民主党を食い荒らされて終わるというのは、完全に正しい認識だった。

一度手を結んでしまうと、進むも地獄、引くも地獄で、そう簡単駆除することはできない。

  

  

追記

ブクマ数が伸びているので、少し補足しておく。

民主党政権運営は酷かった。それによって信用を失ったのは間違いない。鳩山、菅、野田に対しては、いろいろな立場から、多数の批判がなされている。

しかし、政権を手放した後、あっけなく分裂に至ったのはなぜか? 支持率が下がったからといって、なぜ一丸となって再建をめざせなかったのか? それは民主党がうかつに共産党と組もうとして、逆に左翼にひっかき回されてしまたかである

2022-02-23

anond:20220223204553

うそろそろ化けの皮が剥がれてきてるけどな。大阪府統合は2度も失敗しているし。カジノも数百億円単位土地整備に必要となってから本格的に逆風だ。人材派遣会社とべったりでシロアリ様相を呈しているな。

2022-02-20

anond:20220218224459

財政破綻すればMMTを叫んでたやつを攻撃できるからちょっと前まで財政破綻叫んでMMT攻撃していたやつが、海外需要を掴まないとならない今、金融緩和中止や基準貸付金利上昇を叫んでるのかというになるな。

1990年代財政出動してる最中消費税を上げて経済潰した。2012年金融緩和をしてる最中消費税を上げて潰した。

結局やりたいのは誰かを攻撃して規制緩和構造改革の名のもとに、自分たちが中抜できるシロアリにさせてくれって行為に見えるな。起業イノベーションだも、弱いが技術を持ってるやつを食い荒らして餌にできるように煽ってるように見えるし。

そんなルサンチマン経済歪めるのやめてくれる?

2022-02-17

munafidh aleadl

@followMAleadl

ネトウヨ原発も嫌いです

2022年1月からTwitterを利用しています

アカウント作成時期的にネトウヨ自演だろうな…

ウクライナ問題最中ですら左翼貶めることしか考えてない平和ボケ

2022-01-29

anond:20220129090424

そのシロアリには、儲けにならなくとも地道に働いている人も含まれますよね?維新の味方はすぐ確実に儲かる人だけでしょ。

あと、ギャンブル施設に関わるやつはシロアリじゃないんですかね?

anond:20220129090424

立憲民主党さんはシロアリにせっせと餌を与えてるトンチキ野郎だな。落選して当然。消えろ。消滅しろ

維新大阪市民にとってポピュリストでもファシストでもない

維新大阪市民にとってシロアリ退治業者のようなもの大阪市に巣食うシロアリを退治してくれる。しかもこの業者さんは料金をとらない。無料シロアリ退治してくれる。大阪市民が維新投票しないわけないだろ。

2021-12-13

anond:20211213203303

シロアリには女王予備がいる種類もいるからなんとかなる場合もある

あと働きアリが全部擬職蟻の種類は働きアリをとってくれば女王アリにできる

2021-12-09

維新すごくね

自民党公明党共産党税金に群がるシロアリだと喝破しておる

もう次の参院選どこに入れるか決めたわ

立憲は維新と組めるかどうかはてさて

2021-11-06

前原外相テレビ出演詳報(1)「共産党シロアリだ。協力をしたら土台が崩れる」

2015/11/14 12:30

 --例え選挙協力であっても共産党と手を組むわけにはいかない、というスタンス

 「共産党とはまったく違う。私は京都なので、非常に共産党が強いところで戦ってきた。共産党本質はよく分かっているつもりだ。シロアリみたいなものだ。ここと協力をしたら土台が崩れる。われわれはやはり、外交安全保障政権交代があってもそれほど大きく変わらない、現実的な柱で。しかし内政は、『小さな政府』や新自由主義とは対峙(たいじ)していく。大きな野党の家を、共産党が主導するのではなくて、民主党が中心となって作っていくことが大事だと思う」

https://www.sankei.com/article/20151114-KR4TKX5N2RIETERY5266JPDICI/2/

2021-09-10

anond:20210910203401

家屋に対するシロアリ比較できるぐらい日本中国に脅威与えられてる前提なのウケる

2021-09-06

原始人がネックレスをつけた理由 パート1

概要

貨幣前身は、言語とともに、初期の現代人が他の動物解決できない協力の問題解決することを可能にした。これらの原型は、非フィアット通貨と非常に特殊な特徴を共有しており、単なる象徴や装飾品ではなかった。

お金

17世紀イギリスアメリカ植民地では、当初から硬貨の不足という問題があった。イギリスの考えは、大量のタバコ栽培し、世界的な海軍商船の船のために木材を切り出し、その見返りとしてアメリカ人の労働力として必要物資を送るというものであった。つまり、初期の入植者は、会社のために働き、会社の店で買い物をすることになっていたのである投資家王室は、農民要求に応じてコインで支払い、農民自身物資を買わせ、さら天罰として利益の一部を確保するよりも、この方法を好んだ。

植民地の人々の解決策は目の前にあったが、彼らがそれを認識するまでには数年を要した。原住民お金を持っていたが、それはヨーロッパ人が慣れ親しんできたお金とは全く違っていた。アメリカン・インディアンは何千年も前からお金を使っていたし、新しくやってきたヨーロッパ人にとっても便利なお金であった。しかし、ニューイングランドの人々は、銀も金も使わず自分たち生活に最も適したお金を使っていた。その代わりに、彼らは獲物の耐久性のある骨組みという、その環境に最も適した貨幣を使っていた。具体的には、ワンパムと呼ばれる貝(ホンビノスガイ)とその近縁種の貝殻をペンダントにしていた。

貝は海でしか採れないが、ワンパムは内陸部でも取引されていた。アメリカ大陸の各部族には、さまざまな種類の貝殻貨幣存在していた。イリコイ族は、貝の生息地に近づかずに、最も大きなワンパムの財宝を集めることができた。ワンパムを専門に製造していたのは、ナラガンセッツ族などほんの一握りの部族で、他の何百もの部族(その多くは狩猟採集民)がワンパムを使用していた。ワンパムのペンダントは、長さとビーズの数が比例しており、様々な長さのものがあった。ワンパムペンダントの長さは様々で、ビーズの数は長さに比例しており、ペンダントを切ったり繋げたりして、支払った金額と同じ長さのペンダントを作ることができた。

入植者たちは、本当のお金とは何かという問題を克服すると、ワンパムの取引に熱中した。貝(clam)は、アメリカでは「お金」の別名として使われている。ニューアムステルダム現在ニューヨーク)のオランダ人知事は、イギリスアメリカ人の銀行からワンパムで多額の融資を受けた。しばらくすると、イギリス当局もこれに同調せざるを得なくなった。1637年から1661年にかけて、ニューイングランドではワンパムが法定通貨となった。植民地の人々は流動的な交換手段を手に入れ、植民地貿易は盛んになった。

ワンパムの終わりの始まりは、イギリスアメリカ大陸に多くのコインを出荷するようになり、ヨーロッパ人大量生産技術を応用するようになってからである。1661年になると、イギリス政府はワンパムの製造を中止し、本物の金や銀、そして王室監査を受けてブランド化されたコインで支払うことにした。この年、ニューイングランドではワンパムは法定通貨ではなくなった。1710年にはノースカロライナ州一時的法定通貨となった。ワンパムは、20世紀に入っても交換手段として使われ続けていたが、その価値西洋の収穫・製造技術によって100倍にも膨れ上がり、貨幣発明された後に西洋で金や銀の宝飾品が行き渡ったように、よくできたお金から装飾品へと徐々に変化していった。アメリカ貝貨言葉は古風な遺物となった。百貝は百ドルになった。「Shelling out」とは、コイン紙幣で支払うことを意味し、やがて小切手クレジットで支払うようになった。我々は、自分たち種の起源に触れてしまたことを知らなかった。

収集

ネイティブ・アメリカンお金は、貝殻以外にも様々な形があった。毛皮、歯、そして後述する特性を持つ他の様々な物体も、交換手段としてよく使われた。12,000年前、現在ワシントン州で、クロービス族は、驚くほど長い角岩の刃を開発した。しかし、すぐに折れてしまう。これでは切ることもできない。火打ち石は「楽しむため」に作られていたのか、それとも切ることとは関係のない別の目的のために作られていたのか。後述するように、この一見軽薄に見えることが、実は彼らの生存にとって非常に重要であった可能性が高い。

しかし、ネイティブ・アメリカンは、芸術的ではあるが役に立たない刃物最初に作ったわけではないし、シェルマネー発明したわけでもない。ヨーロッパ人も、昔は貝や歯をお金にしていたし、牛や金、銀、武器なども使っていた。アジア人は、それらすべてを使い、政府が発行した偽物の斧も使っていたが、この制度も輸入していた。考古学者が旧石器時代初期の貝のペンダント発見しており、それがネイティブ・アメリカンお金の代わりになっていた可能性があるからだ。

1990年代後半、考古学者のスタンリーアンブローズは、ケニアリフトバレーにあるロックシェルターで、ダチョウの卵の殻やブランク、貝殻の破片でできたビーズキャッシュ発見した。これらのビーズは、アルゴン-アルゴン(40Ar/39Ar)比を用いて、少なくとも4万年のものとされている。スペインでは、この時期に穴の開いた動物の歯が発見されている。また、レバノン旧石器時代初期の遺跡からは、穴の開いた貝殻が出土している。最近では、南アフリカのブロンボス洞窟で、さらにさかのぼって7万5千年前に作られたビーズ状の貝殻が発見されている。

現代の亜種はヨーロッパ移住しており、紀元前4万年から貝殻と歯のネックレスが登場している。また、オーストラリアでは紀元前3万年から貝と歯のペンダントが出土している。いずれも高度な技術を要するものであり、もっとから行われていたと思われる。採集や装飾の起源は、解剖学的に現存する亜種の原産地であるアフリカである可能性が高い。人類が常に飢餓と隣り合わせの生活をしていた時代に、貝殻の製造には膨大な技術時間必要だったのであるから収集してネックレスを作ることには重要選択利益があったはずである

実質的貿易を行っていない文化や、現代的な貨幣使用している文化であっても、事実上すべての人類文化は、ジュエリーを作り、楽しみ、実用性よりも芸術性や家宝としての価値を重視している。我々人間は、貝殻のネックレスやその他の種類のジュエリーを、純粋に楽しむために集めている。進化心理学者にとって、人間が「純粋に楽しむため」に何かをするという説明は、説明ではなく、問題提起なのである。なぜ多くの人が宝石を集めたり身につけたりすることを楽しんでいるのか?進化心理学者にとってこの問題は「何がこの楽しみを進化させたのか?」ということである

進化と協力、そして収集

進化心理学は、ジョン・メイナードスミス重要数学発見から始まる。スミスは、発達した集団遺伝学の分野から共進化する遺伝子の集団モデルを用いて、単純な戦略的問題ゲーム理論「ゲーム」)で使用される善悪戦略コード化できる遺伝子を提唱した。スミスは、これらの遺伝子が次世代への伝播を競っている場合競争相手提示する戦略問題に対してナッシュ均衡となる戦略進化させることを証明した。このゲームには、協力の典型的問題である囚人のジレンマ」や、攻撃とその緩和の典型的問題である「鷹と鳩」などがある。

スミス理論重要なのは、これらの戦略的ゲームは、近距離表現型間で行われているが、実際には、究極のレベルである遺伝子間のゲーム、つまり伝播されるべき競争レベルで行われているということである遺伝子(必ずしも個体ではない)は、あたかも拘束された合理性生物学原材料過去進化歴史考慮して、表現型が表現できる範囲内で、可能な限り最適な戦略コード化する)と「利己的」(リチャード・ドーキンス比喩使用であるかのように行動に影響を与える。遺伝子が行動に与える影響は、遺伝子が表現型を通じて競合することで生じる社会的問題への適応であるスミスはこれらの進化したナッシュ均衡進化的安定戦略と呼んだ。

性淘汰や血縁淘汰など、それまでの個人淘汰説の上に構築されていた「エピサークル」は、このより一般的モデルの中に消え去り、コペルニクス的な方法で、個人ではなく遺伝子を理論の中心に据えることになる。このようにドーキンスは、スミス理論説明するために、「利己的な遺伝子」という比喩的でよく誤解される言葉を使っている。

旧石器時代人間のように協力し合う種は他にほとんどない。雛の世話、アリ、シロアリハチコロニーなど、動物が協力するのは親族からであり、親族にある自分の「利己遺伝子」のコピーを助けることができるからである。非常に制約の多いケースでは、進化心理学者が「相互利他主義」と呼ぶ、親族以外の者同士の継続的な協力関係存在する。ドーキンス説明によると、好意の交換が同時に行われない限り(場合によってはその場合でも)、どちらかが不正を行うことができる。そして、普通はそうする。これは理論家が「囚人のジレンマ」と呼んでいるゲーム典型的な結果である詐欺師と吸血者の集団では、常に詐欺師が勝つ。しかし、「Tit-for-Tat」と呼ばれる戦略を用いて、相互作用を繰り返すことで協力するようになる動物もいる。この報復の脅威が継続的な協力の動機となる。

しかし、動物世界で実際にそのような協力が行われる状況は、非常に制約が多い。主な制約は、少なくとも一方の参加者が多かれ少なかれ相手の近くにいなければならない関係限定されていることである。最も一般的なケースは、寄生虫とその体を共有する宿主共生体に進化した場合である寄生虫宿主の利害が一致し、どちらか一方が単独活動するよりも、両者が一緒に活動する方が適している場合(つまり寄生虫宿主にも何らかの利益をもたらしている場合)、Tit-for-Tatゲーム成功させることができれば、両者の利害、特に世代間の遺伝子の出口メカニズムが一致した状態である共生体に進化する。そして、1つの生物となるのであるしかし、ここでは協力だけではなく、搾取も行われている。それらは同時に起こる。この状況は、以下で分析する人間が開発する制度、つまり貢ぎ物に類似している。

寄生虫宿主が同じ体を共有して共生体に進化するのではない、非常に特殊な例がある。寄生虫宿主が同じ体を共有し、共生生物進化するのではなく、同族ではない動物と高度に制限された縄張りを持つ、非常に特殊な例がある。ドーキンスは、クリーナフィッシュを例に挙げている。この魚は、宿主の口の中を泳いで出入りし、そこにいるバクテリアを食べて宿主の魚に利益をもたらす。宿主である魚は、クリーナーが仕事を終えるのを待ってから食べるというズルをすることもできる。しかし、そうはしない。両者とも移動可能なので、潜在的には自由関係を断つことができる。しかし、クリーナフィッシュは個々の縄張り意識を非常に強く進化させており、偽造しにくいブランドロゴのように、偽造しにくい縞模様や踊りを持っている。宿主魚はどこに行けば掃除してもらえるかを知っているし、もし不正をしたら、新しい不信感を持った掃除魚ともう一度やり直さなければならないことも知っているのだ。この関係入口コスト、つまり出口コストが高いので、不正をしなくてもうまくいくのである。それに、クリーナフィッシュは小さいので、それを食べることで得られる利益は、少数の、あるいは1匹のクリーニングで得られる利益に比べて大きくはない。

最も適切な例として、吸血コウモリがある。その名の通り、獲物である哺乳類の血を吸う。面白いのは、良い夜には余剰分を持ち帰るが、悪い夜には何も持ち帰らないことだ。彼らの暗躍は非常に予測不可能である。その結果、幸運な(あるいは熟練した)コウモリは、洞穴の中で幸運でない(あるいは熟練していない)コウモリと血を分かち合うことが多い。彼らは血を吐き出し、感謝している受取人がそれを食べる。

このようなレシピエントの大部分は親族である。屈強な生物学者G.S.ウィルキンソンが目撃した110件の血反吐のうち、77件は母親子供に食べさせるケースであり、その他のケースもほとんどが遺伝的な親族であるしかし、親族間の利他主義では説明できないケースも少なからずあった。これらが相互利他主義のケースであることを示すために、ウィルキンソンは2つの異なるグループコウモリ個体群を組み合わせた。コウモリはごく稀な例外を除いて、元のグループの旧友にしか餌を与えなかった。このような協力関係を築くには、パートナー同士が頻繁に交流し、お互いを認識し、お互いの行動を把握するような長期的な関係を築く必要がある。コウモリ穴は、そのような絆を形成できる長期的な関係コウモリを拘束するのに役立つ。

人間の中にも、非常にリスクの高い不連続な獲物を選び、その結果得られた余剰分を親族以外と共有していた者がいたことがわかるだろう。実際、人間は吸血コウモリよりもはるかに大きな範囲でこれを達成している。その方法が本論の主題であるドーキンスは、「お金は、遅延した相互利他主義正式トークンである」と示唆しているが、この魅力的なアイデアをそれ以上追求することはない。我々はそうする。

人間の小集団の中では、世間の評判が一人の個人による報復よりも勝って、遅延型互恵主義の協力を動機付けることができる。しかし、評判を信じることには2つの大きな誤りがある。どの人が何をしたかについての誤りと、その行為によって生じた価値や損害を評価する際の誤りである

顔や好意記憶する必要があるというのは、認知上の大きなハードルであるが、ほとんどの人間比較的容易に克服できると考えている。顔を認識するのは簡単であるが、好意を受けたことを思い出すのは難しい。また、好意を受けた人にとって、その好意がどのような価値を持つものであったかを思い出すことは、さらに困難である紛争や誤解を避けることは、不可能なほど、あるいは法外に難しいことである

パート2: https://anond.hatelabo.jp/20210906120933

パート3: https://anond.hatelabo.jp/20210906125926

パート4: https://anond.hatelabo.jp/20210906130017

パート5: https://anond.hatelabo.jp/20210906130125

パート6: https://anond.hatelabo.jp/20210906130158

バブル伝説ではなく今や氷河期伝説なんだよ

バブル伝説ではなく今や氷河期伝説なんだよ

バブル時代は「海外連れ出しや風俗接待があった」なんて言っても今の若者は「そんなの普通ジャン、場合によっては今もやってるところとかありそうだよね」と返答される

しか氷河期時代学歴詐称現業公務員に潜り込むとか便器舐めや東大出ても旗振りバイトが珍しくなかったとか

東北大卒パチンコ店就職または京大シロアリ駆除会社バイトなんてのも話題だったと言っても「嘘だそんなことあるはずがない」と返答される

今の若者氷河期知識が皆無なのだ

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