はてなキーワード: お断りとは
年賀状をこちらは出すのにあちらは出してこないって人がいてモヤモヤする、とまた女性同士が溜めなくていいストレスを溜め、気を遣いがちな上司が「じゃあ年賀状出さない同盟を作ってこれに入ってる人は互いに年賀状出さないようにしよう」と名簿を作り始めた。
俺のとこにもその同盟に入らないか勧誘が来て丁重にお断りしたけど、宛名印刷と投函までやってくれるところ使えば労力なんてチェック入れるかどうかだけですよ、って言ったらそれはそれで心のこもった年賀状と呼べるのかとかなんとかって反論を頂いた。
相手の年賀状が来ないだけでストレス溜めてる人って心がこもってるんじゃなくて義務感で出してるだけじゃないかと思うんだけど、どちらにしろ、なんというか同調圧力と労力至上主義みたいなのがくっついて本当に無駄なストレス溜めてるなーと思った。
東大卒業生です。
水曜日に行われた「彼女は頭が悪いから」ブックトークが若干険悪な雰囲気だったそうですが(私は行っていません)、私も読後に「東大のディティールが違う!」と違和感を覚えた一人でした。
あの場では瀬地山先生しか男性がいなかったのか、男性vs女性という嫌な構図になっていたようですが、普通に、東大の「女性」でもひっかかるポイントが多いです。
「小説なんだから!」というのはごもっともなんですが、実際の、現実の東大であの事件が起こったわけなので、その「現実」はきちんと細部まで描ききった方が良かったのではないかと個人的には思います。あと、東大生の受験へのこだわりは信じられないくらい強いので、「理一だけ問題傾向が違う」とかいう脚色はかなり嫌がる人が多いだろうなあ、と。
確かにつばさのような東大生はいます。何も挫折を知らなさそうなピカピカ東大生。でも、大多数の東大生は真面目に勉強に励み、他大女子とのインカレサークルに入る人チャラいな〜ついていけないな〜と、遠くから見ています。
その上で、私が最も触れてほしかったのは、彼らは東大の女性に対してどのような振る舞いを見せているのか?という点です。東大の中では女性は2割しかいませんが、男性は基本的に優秀な頭のいい人達なので、(私は)古いジェンダー観に染まった発言は(表立っては)聞いたことがありません。東大を出て民間企業で働くと、「こんな世界、昭和のドラマでしかないと思っていた・・・」というセリフや風習が残っているのでクラクラしました。東大の中では、実は女性は気楽に過ごせると思います。
でも、それ故に、他大女子への見下しの視線が発生してしまうのも事実です。東大には、未だに東大女子お断りのサークルがいくつかあります。東大男子と、他大女子のサークルです。東大の男性を捕まえて自慢の夫にして・・・・という彼女たちの「下心」を感じて、彼らは蔑んでいます。
なので、小説中の美咲さんは「下心」の無い人だと強調されていましたが、現実に「下心」的な感情を持っているかもしれない女性たち自身と、彼女たちへの東大男子からの視線をもっと丁寧に描いてあげられたら、東大の人たちにももっとガツンと響く作品だったと思います。彼らが東大の女性に対しては「そういう」態度を見せないことも、今回の事件を考えると根が深い問題です。
インカレの彼女たちが「下心」を出さなければならない理由は、美しくあることへの強制力、女性の地位の低さ、就職後の賃金格差、結婚・出産というゴールを求められることとつながっています。同じ女性として、この現実は悲しいです。東大女子でも顔が美しくなければ「でもブスじゃん」で終わりです。つらいです。
大学や大学院でもモテまくったが34で結婚するまで処女だった。
デキ婚したくなかったし、生まれてくるかもしれない自分の子どもに
お母さんがだらしないと思われたくないというのが1番の理由。
産むかわかりもしない子どものためって何言ってるの?って思うかもしれないけど
仲間って感じだったけど、中学くらいからは周りの男子の自分への態度が違ってきた。
告白ってのをされるようになって、一緒に帰るだけの彼氏ができたのもこのころ。
もちろんなにもしてない。そもそも付き合うって何かわかってなかった。
このころ、女子の一部から可愛いと思って調子に乗ってるとか先生のお気に入りだから調子に乗ってるとか、言われたみたいだが実害がないので無視。PTAで私が美人で評判だと母から噂を聞く。私は友人や先生から「お母さんがすごく美人だが年齢はいくつか」って聞かれたよお母さん。
そして、男友達もたくさんできて海見に行ったり、星見に行ったりしてた。アウトドア楽しかった。
そんな中ではっきり告白してくる人たちが現れた。
付き合う意義を見出せずお断りすることに。
そのうち女子の一部から、調子に乗ってるなど暴言を吐かれているという情報があったが実害がないので無視。
何回もデートし、旅行も行ったが結婚まで処女でいるポリシーを話してあったのでキスまででそれいじょうはなし。でも3年ほど経って遠距離になり別れる。
就職後もいろんな先輩達からお誘い告白されるも、業務に不都合があるのでお断りし続ける。
一部の先輩女子から調子に乗ってるとか悪口を言われてるという噂を耳にしたが、
くだらないので無視。
顧客から告白されたり、仕事で知り合ったお金持ちのおじさまにお食事に誘われたり
中学時代の同級生と再会し付き合い始め、8年目で結婚にこぎつけました。
やっと処女じゃなくなったが、みんな若い時だから痛くないのかな。
モーションかけてたなあって人今振り返るといっぱいいます。
経験が豊富でないことに臆病な男性もいらっしゃるかとは思いますが、
経験豊富だと思われそうな容姿であっても未経験者は結構いると思います。
そろそろクリスマスなのでクリスマスまでに彼氏彼女、って話がでてくると思いますが
男だけど相手が自分以上に稼いでいて、なんだったら養ってやるよとか
実家の家業を継ぎたい、継いでほしいからどうしてもっていうならOKかな
単純に感情の問題(珍しい名字でなくしたくない、女で一人っ子等)で
よほど特殊な事業がない限り経済的な主体になるほうにあわせるのが
当然だと思うわ
(先にお断りしておきますが、吐き出しただけなので、まとまってません)
貴ノ岩の事件を観ていて思ったのですが、責任の取り方って「前例」に倣うことが多いですよね。
取る人が頑張って考えて「私はコレで責任を取る」としても、どこからともなく現れた「大人」や「知識人」や「国民」等の当事者以外が、「それでは許さない。前の人はこうしていた。『誠意』()が感じられない」と怒り出す
(まあ、部外者が騒ぐというのは、「責任の取り方」に限った話ではありませんが)。
前例に従わないとイカン、というのでしたら、もっと選択肢を用意してあげても良いと思うのですよ。泡食ったら当人は思考停止状態になるでしょうし。
まあもう少し厳格にしたものが、法律による罰則だったりするのだと思いますが、その前段階(訴訟に至らなくても)で。
ずっとそう思っている。
でも、何回もお断りをされ、「あなたは私をみていない(意訳)」と何回も何回も言われた。
いい人止まり。
人を好きになって結婚 じゃないんだと30に差し掛かろうとしている。
よく考えたら今までいい感じの女性が好きだったかと言われたらそうじゃない。役割を行使していただけ。
誕生日だからプレゼントをし、泣いているからマニュアル通り寄り添う。すべてマニュアル通り。
はてなで「お気持ち」という言葉があるが、「お気持ちを察することも大切」といいつつ、そのお気持ちを察することすらマニュアルで行使していただけなのだ。
いつの間にか、男の友達からはヤリチンといわれモテモテと思われている。女の心がわかっているという。
何一つわかってない。わかってないからテンプレート行動をし、良い所まで行き、最後の詰めで見透かされるのだ。女性はそんなに馬鹿ではない。
俺はクソだ。
小学校のときはいじめられて4年生以降はずっと不登校で保健室ばっかり行っていた。
それを見かねた親が自宅学習してくれたおかげで、中高一貫の男子校に行かせてくれた。
大学は上京して理系の単科大学へ進む。岡とか台とかにキャンパスがあるところで修士まで行った。
もちろんこの間女性と関わることなんてまずない。所属サークルもヲタ系のサークルで女子部員は一人もいなかった。学科にも研究室にも一人もいない。強いて言うなら事務のおばちゃんと事務的な会話をするくらい。
サークルの部員や学科研究室の人たちと飲み会に行くことはしばしばあったが、女性の話をすることなんて一度もなかった。てか知り合いに彼女がいるって話を聞いたことがない。
大学卒業後はWeb系のエンジニア職に就職する。職場に女性は事務職の人しかいなかった。
ここで初めて女性と関わりがなかったことがどれだけヤバイことかに気づく。
自分の状況見かねた先輩が女の子を紹介してくれた。カフェに行って雑談しようとしたが、まず話すことができない。技術系の話題しかわからないし、女の子と一緒にいるだけで緊張で悪寒がしてしまい、わずか20分で解散する。
去年祖母が亡くなった。その祖母にとって最も年長の孫だった俺は、死に目には会えたがそのときに「ひ孫の顔が見たかった」とぼやかれる。そのせいで、葬式中に親戚にめっちゃ叩かれ、費用は親戚持ちで某大手の結婚相談所へ入ることになる。
しかし、自分からアプローチするということがことごとくめんどくさくて、会話のやり取りを一通するだけで終わるということがしばしば。コーディネーターの方が女性を紹介してくれるが案の定何も話せずに終わり、後日お断りと言う流れが計6回。
一年経って何も成果が出ないため、この度退会させていただくことになった。
ぶっちゃけ年収は同世代平均よりもかなり高いし、身長もそこそこある。デブでもハゲでもないしジム通いを今でもやってるから、身なりを整えて自分からアプローチができればなんとかなると思う。しかし、いかんせん今まで女性と事務的事象以外で関わったことが全くないため会話すらままならない。
周りを見ているとチラホラ結婚し始めていたり、学生時代同じく女性と関わってなかったオタサーの同期すら結婚する人が続出している。そのため、結婚に関してはだいぶ焦っているが、何をすればこの苦手を克服できるのだろうか。
営業力のないワイ氏に舞い込む副業の仕事ってこういうのしかない
・レスポンシブWebデザインで、なんか1つTOPに動く絵があれば、凝っている必要はない
・WordPressでもhtmlベタ打ちのWEBサイトでもいい
・ドメイン取得などの作業も代行(ドメインやサーバー費用は請求可能)
・写真や画像のご用意頂けない。頂けても数枚かつ写真の画像のリサイズ/リデザイン(合成や色味調整)を無限に要求
・テキストをご用意頂けない>何度も要求すれば最終的にはくれるが・・・
・SEOを期待される>最終的にはホームページは看板や身分証明書であって広告と考えない方が良い。どうしてもなら別料金>有料ならじゃあいいや で、ご納得は頂けるが・・・
いつも一般で参加するだけだし、何か貢献したいなと思って某NOCに関わってみた話。
私のほかにもこういうの初めてな方がいて、Slackで「何をすればいの?」みたいなことを書いても数日誰も何も応答しない。
何か意見するとそれは違うという反応。
何か知ってる人達しか知らない暗黙の了解があるけれど、初見の人にそれを全く共有するつもりがない。
これでなぜ新しい人を募集します。みたいなノリで人を募ったのか。
決めるべきでは?という事はいろいろあるはずなのに、何回も参加している人達の中ではいつも同じようにしているからもはや決めるべきことではなくなっている。
という状況にもかかわらず、それら暗黙に決まっていることが共有されない中で何をすればいいというのか?
婚期を逃したアラサー女。
ゴミ屋敷在住。
この部屋には10年住んだ。
綺麗だったのははじめの2年。
住み着いていた男を追い出したあと、この部屋はゴミ屋敷になった。
1人になって8年
きっとこのまま死ぬんだろうとも思っていたし、こんな部屋で死にたくないとも思っていた。
掃除道具を何度も買った。
それでもこの家に帰ってくると全てのモチベーションは奪われて、買ってきた掃除道具はまた積まれてゴミに変わる。
なにから、どこから手をつけていいのかわからなくて何度も泣いたし、泣いても解決しないって憤ったり、全てが嫌になってさらに部屋を荒らしたりもした。
割と本気で死にたかった。
ところが人生は一転する
彼氏ができた。
馴れ初めは割愛するが、とても真剣にまっすぐと告白をしてもらって、とても大切にしてもらっている。
おつきあいを始めて少し経ったつい先月の事
泣いて喜んで
お互いの親とも顔を合わせ、部屋も決め、家電を予約したりした。
それでもこのゴミ屋敷をどうしたらいいか明確な案は浮かばなかった。
彼には「部屋散らかってる〜」とは言っていたものの、私の部屋に呼ぶことはなかったし、ゴミ屋敷であることは知られていなかった。
でも、もうこの家を出る。
いい加減になんとかしないといけない。
ついに重い腰を上げて片付けを始めた。
3日かけて全てのゴミを袋に詰めた。
が、廊下と玄関に積み上がったゴミが邪魔でゴミ出しに時間がかかる。
しかもマンションのゴミ捨て場にも限界があって、出せても一度に10袋が限界だった。
それに汚いゴミもあったので近所の目も考え、ゴミの回収はプロに任せることにした。
片付いていなく、臭く汚いこの家に人を呼ぶことはかなり勇気のいることだったが、ひとまずかなりの量のゴミ袋を回収してもらえることになった。
これで部屋にスペースができるので、残りのゴミもまたまとめることができる。
全然片付かないと嘆く私に
彼はずっと「大丈夫」と言い続けてくれたし、「手伝うよ」とも言ってくれたけど
「辛かったね、でもこれからは僕がいるから大丈夫だね、少しずつ頑張ろうね」と言った。
正直、どうかしてるんじゃないかと思った。
そんな告白を受けてなぜ平気な顔をしていられるのか不思議だった。
それでもこの空間を目の当たりにしたら
ゲロ吐きながら逃げちゃう気がして、怖くてお手伝いはお断りした。
優しさに甘えてしまったら、結局逃げてるのと変わらない。
彼と共に生きるために自立したいから、私は逃げたくなかった。
片付けを始めて、感じたことがある。
と思われるかもしれないが
私の場合、「出来もしないのに完璧主義者」なので、「完璧に出来ないから結果的に手をつけられずに諦める」という思考に繋がっていたような気がする。
やり始めたら完璧にしたくなる。
でも完璧に出来ない。
ゴミ屋敷に住む方がよほど気持ち悪いのに、私の中の完璧主義者は動いてくれない。
重ねて汚い話で申し訳ないが、
人が死んだか?ってくらいの風呂場だった。
何で私は毎日そんな空間で体を洗って平気な顔をして出勤できていたのかわからない。
でも今日は決めてた。
完璧主義者であるかもしれないと感じるようになってから、片付け方を変えるようにした。
この膨大なゴミ屋敷を「まとめて綺麗にしよう」と思うから、キャパオーバーを起こす。
家の中をかなり細かくエリア分けし、「今日はここ」「今日はこっち」
30分でも1時間でもいいから、1つの空間を決めてそこだけ片付けたら潔く寝る。
全てのゴミ、チリを完璧に綺麗にしようとはせず、適当に、とにかく引っ越しに向けて少しずつ進めること。
もしかしたらお掃除が得意な人には当たり前のことかもしれない。
でもその当たり前を理解できていなかったからこそ私の部屋はゴミ屋敷になった。
ここに気づけたことだけでも、私はちゃんとこの先頑張れる気がする。
溜めてしまっていたシャンプーやリンスの詰め替えの袋や、そのほかのゴミを全て捨てた。
髪の毛や汚れがこびりついた洗面台を全部磨いた。
浴槽をピカピカにした。
「適当」が上手くできない。
「とりあえず掃除は後にするとして、風呂場のものが片付いたなら廊下のゴミをまとめないと」と頭ではわかっているのに、洗面台を隅から隅まで磨いてしまった。
反省すべき点ではあるが、お風呂場が綺麗になったことで気持ちは随分変わった。
昨日まで、絶望感しかなかったのに、「なんかイケるかもしれない」って思えた。
正直「大丈夫じゃないんですよ…」って思ってたけど、今日初めて「大丈夫かもしれない」って思えた。
次はキッチン。
今日までに得た自分の性格を考えながら、手早く、いい意味で一旦は適当に、とにかく物をこの部屋から出すことを目標にして、来るべき引越しの日までに必ず片付けてみせようと思う。
ここの投稿を見ていると
ゴミ屋敷に住んでた人、身内のゴミ屋敷を片付けた人、ゴミ屋敷関連ではなくても心が少し折れている人をよく見かける
ゴミ屋敷の住人と一緒にされたくはないだろうが、共感できる部分も多くあった。
でも、いつか必ず良くなる日が来るって
私は今日はっきり感じることができた。
そして多分、私がしっかりと自立し、良い意味で適当に生きることができれば、彼との未来もきっと明るくなると信じることができる。
生きていてよかった
死ななくてよかった
http://www.ishiyuri.com/entry/2018/11/25/bohemian-rhapsody_
こちらのブログは結構好きなのだけど、この記事にはううーんと首をひねってしまった。
特に『この映画がよくないのは、それらの価値観を現代の視点から洗い直したり、疑義をさしはさんだりする部分がひとつもないということ。』部分だ。
この映画はフレディの伝記映画であって、少なくともスクリーンの中には存在する彼の『現実』に、疑義をさしはさむべきだろうか?
といっても私はクイーンについてはまったく知らないので、私がもやもやしたのは、私自身を投影したからである。
腐女子になった理由は逃避だ。現実がしんどかった。家族がしんどかった。自分自身を愛せなかった。フィクションに救いを求めた。
かつて栗本薫が中島梓の名義で『コミュニケーション不全症候群』という本を出した。1991年だ。その本の中で著者は『(自己愛の発露と解釈されることもあるが、現実には)彼女たちは自分を愛してなんかいないのだ。』といったことを書いている。その一文は私の胸を貫いた。また栗本薫が受け取ったファンレターには、彼女が描くBL小説の主人公になることだけが自分の望みだ、と書かれていたという話もある。
つまり誰もかれも自分自身を愛せなかった。そこには女性性の否定が強い人もいるだろうし、とにかく自身への嫌悪が強いという人もいるだろう。理由も割合もそれぞれだ。ただ辿り着いた場所だけが同じだ。自分自身を愛せない。別人になることで得られる愛に一時の救いを求めた。そうしなければ生きていくのは苦痛でしかなかった。
……しかし、1991年には大勢の腐女子の賛同を集め救いとなったこの本も、例えば今ツイッターに載ったりしたら、ボコボコに叩かれるのだろうなあと思う。
今の腐女子の間では『腐女子はただの性癖だ』というのが大勢の賛同を集める。ただの性癖だから、現実逃避だとか自己否定だとかそういう理由はないそうなのだ。実際に、そういう人が多数派なのだろうし、1991年にだっていたのだろうとは思う。
思い出すのはねほりんはほりんで腐女子がテーマだった時だ。BLは現実逃避といった類の答えに、ツイッターでは反論が渦巻いていた。
そういわれてしまうと、いやあなた達にとっては偏見であり抑圧であっても、それが真実な人間だっているんですよと言いたくなる。
話を映画に戻そう。
だからもし、クイーンのメンバーがこの映画を『フレディはこんなに孤独ではなく、もっと幸せだった。この映画はゲイへの偏見に基づいた創作的悲劇だ』と批判したなら、受け取り方はまったく違っただろう。
しかしメンバーはこの映画に好意的だ。それはブライアン・メイのツイートからも感じられる。
私がそうであるように。
私が私の人生を描いたらきっと一昔前の古臭い偏見に基づいた腐女子像といわれるのだろう。この偏見に現代の価値観 ─── 腐女子は性癖であってそれ以上でも以下でもない ─── をさしはさんで改めて見つめるべきだといわれるのだろう。
お断りだ。
ステレオタイプが真実の人だっている。それを、そうではない幸福な人間に否定されたくない。
ちなみに。
私は映画を見て彼の孤独に自分を重ねて泣いたけれど、エイズで可哀想だと思ったことは、そういえば、映画を見ている間、一度もなかった。
あの映画のどこからも、泣かせるための病気だという意図を感じなかった。
私が一番見ていて辛かったのは、ソロ活動を始めた後、馬鹿騒ぎをする来客たちがいる中で、二階でフレディが一人で座っているシーンだ。
ゲイだろうがヘテロだろうが関係なく孤独になる。孤独は辛いが孤独を感じない人間は一人もいない。
それこそ、友達が全員結婚して子供もいる中で、シングルでいる腐女子だって孤独を感じるのだ。
フレディの孤独はあまりにも露わに描かれていて、私は始め、この映画が批判されていると聞いたとき、てっきりスターの孤独をステレオタイプに描きすぎだ、という批判なのかなと思ったくらいだ。
いや、圧迫面接なんだけどね。それ以上でもそれ以下でもないから以降は読まなくていいぞ。読むなよ、絶対読むなよ。
さて当時、今みたいにネットの口コミはなく就活情報も限られており、てか「就活」という略称もまだなかった時代。
圧迫面接なんてものがこの世に存在することすら知らない俺は、面接官の重箱の隅をつつくような意地悪かつ失礼な突っ込みにうろたえ、うろたえるとさらに煽られ、んで挑発にのって語気を荒げ(笑)、こりゃもうダメだなんて思いながら広尾の面接会場を後にした。
面接官の機嫌を損ねいくら説明しても理解を得られなかったのは自分がコミュ障だからなのだろうとひどく落ち込んだ(コミュ障なんて言葉もなかったがな)。
夜電話が来たので出てみたらさっきの面接官でなんと内定を出すという。正直、一生安泰切符と親孝行、そしてもちろん自身の勝ち組としての優越感などが頭をよぎり迷ったのは事実だが、しかし丁重にお断りした。面接時と打って変わって俺のことを褒めそやし、有能な人材としていかに期待しているかを語りかけてきた。断っても断っても粘るその執拗さだけは圧迫面接のときとおなじで、気持ち悪い猫なで声で説得されればされるほど俺の心は冷めていった。採用ノルマがあるんだろうがよくこんなことしてて心が持つなと。圧迫面接を仕掛けてきた時点で入社後は兵卒ルートだったのだろうと分かったのは後年の話だが、その程度にしか見てないヒヨッコ学生にへーこらおべんちゃらを並べ立てねばならぬ心境とはどんなものだろう。
昔は色々な会社で行われていたのだろうし、今は流石にないとは思うが(ないよな?!)分かってみれば他愛もない仕掛けである。面接官のおじさんも好き好んでやってるわけじゃなかろうが、嫁や子供には誇れないだろうし、しかし家族のためにこそ心を捨ててやらねばならんのだろうなと考えると、そんな会社行かなくて良かったと今でも思う。
後日談。
そんなこんなで最終的に俺が選んだ会社は小さな某SIerだったのだが、当時SIという言葉はまだキラキラと輝いていたし「独立系ソフトハウス」なんつって勢いに乗ってた。カッコよくね?「独立系」「ソフトハウス」。ハッカーかよ。オフィスに海賊旗を掲げアウトローを気取っていたスティーブジョブズ率いるマッキントッシュ開発チームみたいじゃね?おまけにここの採用チームは端的に言って最高だった。人としても尊敬でき採用担当としてもめちゃくちゃ有能で、NTTのおじさんとのあまりの落差に「この会社こそがオレが入るべき会社だ!」と確信した。彼らは大企業至上主義だった当時の就活戦線において一部上場企業の内定者を次々に掠め取っていたまさに海賊だった。彼らのセールストークに乗せられてNTTの内定を意気揚揚と蹴って俺は入社した。そして俺が配属された先は・・・NTTへの客先常駐プロジェクトでしたとさ。ちゃんちゃん。
後日談2。
そこもすぐ辞めた。有能な採用チームの人たちも辞めてった。同期の有能な奴らも有能な順に綺麗に上から辞めていった。
んで、紆余曲折あってオレはいま小さな受託開発の会社の社長やってんだけど、ここまで書けば分かると思うが上得意先はNTT様。すげーなNTTって。日本牛耳ってるわ。ちゃんちゃん。
諸事情により横浜のホテル街を歩いていたら意外な感じのナンパの瞬間を見た。
自分は信号待ちで全体の様子をみてたんだけど、眼の前で、小柄で素朴な感じの若い女の子10代か20歳そこそこくらいと、同じく小柄な25歳くらいのオタク系の男がすれ違ったんだ。
場所とか雰囲気的に、おそらく女の子は派遣型のなんらかの風俗嬢だったんではないかなと思った。平日の昼だったし、出勤中か出動中かなと思った。そのへんにはそういう子がうろうろしてるので。
すれ違って数秒後、男が踵を返して女の子を追いかけ、斜めうしろから「…す、すみませんーあのー。か、かわいいですねー」みたいな感じで声を掛けてた。よく聞こえなかったけど、たぶんそんな感じ。
勝てそうな感じの男だったので、助けてあげようと思ったけど、俺が信号を渡ることにはお断り済み諦め済みのステータスになってたので何もしなかった。
もしお店で囲ってる子だったらと思うとなんか怖くて、自分は声かける気にはなれないけど、彼はプロ嬢のほうがラクにゲットできるのではと思って声かけたのか、それともあまりに可愛いので後先考えず声を掛けてしまったのか。