はてなキーワード: 零細企業とは
接客担当が基本一人しかいないのだがこの吉田君の視野が驚くほど狭い。
お客さんAが来店して出入口付近のカウンターで接客中、お客さんBが来店。
普通ならちょろっと挨拶して、少し待っていただくよう声掛けをするか、あるいは別の人間に対応してもらうよう人を呼ぶ場面。
見かねた別の人間が対応したが、あとから聞いてみるとB氏が来店したことにすら気づいていない。
絶対に吉田の視界には入っていたし、入り口が開閉する音も響いていた。事務所の他の人間はみんな気付いていた。
自分一人が接客業務をやらねばならないという不満の当てつけでそんな行動をしているのかと考えた日もあったが、
どうやら本当に気づいていないらしい。
なんか逆に怖い。
僕がいて
その下に部下Aがいて
人材不足のクソ零細企業なのでかろうじて対外的コミュニケーション力があるAを上に置いたが、
そもそも管理能力も足りていない気がする。個人の寄せ集めみたいな集団になってしまった。
AはBを問題視しているらしくて、
事あるごとに一言物申してくるBを疎ましく思っている。
Bにたびたび自分(A)の不備を指摘されるので、話しかけたくないようだ。
Bに指示を出さないので、本来は回るはずの現場も回らず、結局Aが現場に出る形になる。
するともちろんAの管理業務がおろそかになり、結局その尻拭いは僕の仕事になり。つらくなった僕の仕事は誰も助けてくれず、僕は死んだ。
A「Bは俺の言うこと聞かないのでもうあいつとは話したくないです」とか言い出す。
たしかにそれは問題だ、と思った僕はAに 「どんな指示を出して、それに対してBはなんて答えたの?」と聞く。
するとAは「いや、とくに何も言ってはいないんですけど…」とくる。
え?僕はどうしたらいいの??
Bに対して「Aには厳しいこと言わないであげて」とか伝えればいいの?
BがAにパワハラ的なこと言うなら問題なんだけど、Bから出る指摘は俺もAに言いたいぐらいのことなんだよなぁ。
かといってBにも足りないところがいっぱいあるので、Aに変えて昇進させることは考えてない。
採れたとしてもその後が上手くいく未来が見えない。
みつからない。
親がやってた零細企業を受け継ぎ、腐りかけのビジネスモデルで食いつなぐ。
会社の資産も少しあるので、博打半分で借金して会社を潰さなければなんとか生きれるだろう。
自分の人生が成功しているとはまったく思わないが、では一般的な「成功した人生」を目指すのかというとそんな気も起きない。
じゃあ南の島に移住して毎日魚を釣り星を眺める生活をしたいか?
どれもピンとこない。
別にやりたいことがないわけではない。
毎日仕事は忙しい。素直につらいが、やりがいがあるとも言える。
プライベートでもやりたいことはたくさんある。世間的には地味だが、ゲームして楽器して料理して自転車こいで、楽しい。
でもこれと同じことをあと20年30年続けて生きていくのだろうか。
恥を忍んで吐き出してみる。
42歳で零細企業の経営をしている独身男性です。仕事に集中するあまり出会いや結婚の機会を逃し、彼女もここ2年くらいいない。
昨年、仕事関係で知り合った大学生グループがいて、そこにちょっとかわいい子がいた。
笑顔が素敵で、学生らしく興味のあることに熱心に努力し、大人とも対等に話をすることができて、年齢よりも大人っぽく見え、皆から愛される子。
部下とかアルバイトという形ではなく、斜め横のつながりで関わることが増え、たくさん話をする機会にも恵まれた。
そんな中でその子が私のことを「イケオジ」「好き」と言っていると、周囲から冷やかされることになる。まあ、正直悪い気はしない。
さらに、ある時冗談めかしてではあったが「好きです」「デートしたい」と直接言われた。
さすがに歳も歳だしと思い、その場はごまかして何もなかったが、そんなことを繰り返していると、こちらもその気になってくる。
たまに喧嘩したみたいな話もあり、愚痴を聞いたり悩みの相談に乗ったりもしていた。
本人曰く、自分はまだハタチだけどそれなりに恋愛経験積んでいるともいう。それに比べて、彼氏はちょっと子供っぽいんだとも。
話の流れで「ほんとにデートしてみる?」とかまをかけてみたこともあったが、「彼氏と別れたらね!」と逆にごまかされたりもした。
そんなコミュニケーションを続けながら数ヶ月がたった。
その間、斜めの関係性を続けながら、雨が降った帰り道を車で送ったり、買い物に付き合ったりしたこともあった。
自分の中でもその子に対する興味と好意が少しずつ大きくなってきているのを感じていた。
この春、その子の大学での活動やアルバイトなど環境の変化もあり、しばらく顔を見ない時間が続いた。
それまでちょくちょくあったメッセージのやり取りも減った。
どうしてるかなーと思っていたころ、その子からランチのお誘いがあった。
何か相談でもあるのかなと思いつつOKし、近所の人気カフェの予約を取った。話は他愛もないことが多く、ただ楽しい時間を過ごした。
その頃、やはり彼氏とうまくいっていないという話があった。
別れようか、という話も出ているとも。
色々ストレスも溜まっていそうだ。「今度飲みでもいく?」と誘ってみた。ちょっと悩んだ雰囲気はあったけど、OKが出た。
評判がよくちゃんとコロナ対策もとってそうな店をいくつかピックアップし、その中から一緒にお店を選んだ。
美味しく食べて飲み、そのあとカウンターのあるバーで遅い時間まで飲んだ。親密な空気を感じ、手を握ったりもした。
田舎なので代行をよび、家まで送り届けた。「またね!」と言って別れた。
その少しあと、その子が体調を崩した。
彼氏とはまだ続いていたが、あまり頼れない、というので代わりに病院に連れていったり、食事(コンビニ弁当だけど)を届けたりした。
「泣きそうなほど嬉しい」という返事があった。
ちなみにその子は料理が好きである。元気になったらお返しにご飯作って、と言ってみたらOKが出た。
ただ、病気が長引く後半は、彼氏の家で療養していたようだった。
仲の良いときは半同棲みたいな状態だったこともあり、生活の半分は彼氏の家という状況は断続的に続いていたらしいと後で知る。
「お陰様で元気になりました!お礼にご飯作りに行っていいですか?」とのことだった。
断る理由はもちろんない。
どんどん距離が縮まってくることに、ワクワクと不安が同居するのを、久しぶりに感じた。
半日かけて掃除に取り組んだ。男やもめで荒れた部屋を片付け、キッチンを磨き、スパイスや飲み物は事前に用意した。
食材は一緒に当日買いにいくことにした。
その子の家の前でピックアップし、スーパーに行って食べたいもののアイデアをお互いに出しながら食材を選んだ。
私のワンルームマンションに着き、初めて入る部屋にドキドキしている雰囲気のその子にこちらもドキドキしつつ、
しばし休憩の後、2人でキッチンに立ち、おしゃべりしながら一緒に料理を作った。
餃子を作ったのだけど、包むのが苦手な私は「ヘンな形(笑)」などとツッコミを入れられてばかりだった。
送りのことを考えてお酒は飲まなかったけど、ご飯も美味しく(その子的には不満な出来栄えだったらしい)、
おしゃべりもはずんだ。食べ終わったあとは一緒にテレビを見た。
間接照明だけの仄暗い室内。
テレビからは優しい映像とBGMが流れていて、いい雰囲気だと思った。
お腹いっぱいでちょっと眠くなったその子は背もたれ代わりにしていたソファにもたれかかって軽く目を閉じた。
「いやっ」と言って逃げられた。「もー、何するんですか!」「いやちょっとスキンシップ取ろうと思って」「もう、ダメですよー?」
そんなやり取りがあった。
その後もテレビを見て話を続けた。
「ちょっとまって、待って。だめですってばー」
そんな感じのことを数回繰り返した。
その後もテレビを見て、引き続き1時間くらいおしゃべりして、もう遅くなったから帰ろうということになった。
車でその子の家まで送った。
車の中でもおしゃべりは続き、気が向いたらまたご飯作ろう、みたいな話もした。
家の前で前回のようにお互い「またね!」と言って別れた。
それから数日間、連絡が途絶えた。
どうしたんだろう?探りを入れるため「よかったらまだ一緒にご飯作ろう」とメッセージを送ってみた。
1日くらい経ってから返事があった。
「変なことされて、平気だったとでも思っているのですか。
彼氏が殴り込みに行くと言っている。
警戒心が足らなかったことは謝る。
私の居場所を奪わないで」
というような内容だった。「少し話したい」と返したが返事はなかった。
「傷つけたことを謝る。同じ空気感を共有できる大切な存在と思ってたし、
軽い気持ちで変なことをしたのでは決してないけど、色々勘違いしていたのだと思う。ごめん。」
というようなことを伝えたが、そこから1週間、返事はない。
今回の件は、私が全面的に悪いのだと思っている。
彼氏との関係を確認し切れていなかったし、相手の気持ちを踏まえ切れていなかった。
そしてなにより、自分はもう40を超えている事実を正確に認識できていなかった。
イケイケだった20~30代の頃のようには行かないし、ましてや相手は大学生、経験積んでいると自分で言っていても、まだ子どもみたいなものだった。
きっと彼女の中では、私は別世界に住みつつも尊敬でき全面的に信頼できる「オトナ」という立場だったのだろう。
もちろん恋愛対象としては想像もしていない。それなのに突然自分を傷つける本性を出してきた、裏切られた、という感覚。
しかしながら男性はいくつになっても男性であるし、若い女性は多くの男性からとても魅力的に映る。
女性側としては、男性との距離のとり方はたとえ年齢差があっても気をつけたほうがいい。自衛のためにも、相手を尊重するためにも。
男性(特に高齢)は、自らの男性的魅力の減衰に、より自覚的になる必要がある。30後半以降にもなると加速度的に劣化していく。
セクハラ事件とか見ていて自分は絶対そうはならないと思っていただけにショックも大きく、恥ずかしいことだが数日寝込んだ。
失恋、ということもあるが、自分が加害者になるような事態がそれ以上に心情的に耐えられない。
ましてや仕事や社会的生活に影響があったら、仲間やステークホルダーにも迷惑をかけかねない。
今回は違うが、部下に手を出すようなことはリスキー過ぎて絶対にありえないと再認識する。
今回の件で、本当に殴り込まれるのか、場合によっては訴えられるのかは、まだわからない。
ただ自戒を込めて、また、誰かのなにかの参考になればと思いつつ、恥を忍んで書きました。
クソ零細企業で働いてるんだけど、
クソ零細企業ってやっぱりクソ零細企業にお似合いのほんとしょーもない人たちがたくさん人材募集に応募してくるんですよね。
そもそも採用自体が5年に1回、一人だけ採用するみたいな状況なので、
ここでうっかりそのしょーもない人を採用してしまうと本当に大変。
本当に大変とわかっていながら、やはりついうっかり採用してしまう。
一度の面接で見抜くのは非常に難しいし、いい人いないから採用先延ばしというのも負担がでかい。人数少ないから1人の重みがでかいのよね。
もう書いてて面倒になってきたけど、
要はそういうときに「おまえの仕事はクソみたいだな」と言える人材がいないと修正が難しいんだよなということが言いたかった。
ここに管理職を一人挟むと途端に難しくなるんだよな。
仕事はまあまあできるけど他人の上に立って指示を出せない草食もやし君しか来ない。
人事って難しいですよねぇ。
子供のころはデスクワーカーって、頭脳で成果を上げる優秀な人たちだと思ってたけど、
ちょっとイレギュラーな問題が発生した時にも「わかりません」「やったことないのでできません」「やり方を知りません」って返事ばっかりでなんかがっかりする。
現在2021年6月中旬初夏の折、エアコンはまだつけていない。
いろんな零細企業を渡り歩いてきたが、腰を据えて働く時が来たかもしれない。
最近はDr.Stoneという漫画にめちゃくちゃハマっていた。前から名前を聞いたことはあったが中身を知らなかったのだけれど、試しに一話だけ読んでみたら面白すぎて、あっという間に21巻まで全部読んでしまった。会社もサボってしまった。
石器時代の文明状態から科学文明を築いていくという内容が刺激的で、そのまま流れで昔無料ダウンロードだけはしていたCiv6をやってみたが、あまり引っかからなかった。Civ4のあの中毒性はもう味わえないのかもしれない。
というわけで、科学にハマっていて。身の回りのものがどれだけいろんな積み重ねでできているかに思いを馳せてしまう。
もうアラサーだが、世の中知らないことが多すぎる。ちょっと前まで、割と達観してもうこの世に面白いことなんてないくらいの気分になっていたが、そんなものは驕りでしかないのだと、今ならなんとなくわかる。Dr.Stoneのおかげだ。
夏からの仕事は、割と大変そうで。プールの監視員みたいなお仕事だよとヘラヘラ言えたら良かったのだが、割と今の自分の能力を大幅に超えたものがあった方が望ましそうな仕事だ。
自分がもっとできることがあれば事業にもっと貢献できるのにと、悔しい思いをすることもあるかもしれない。ないかもしれない。ない方がいいな。こんな卑小な人間が貢献できるような余地なんてない方がいいに決まっている。
ない方がいいに決まっているのだが、現実問題、当たり前に世界は未完全だ。俺がニートしながら好きなだけ遊んで暮らせるのが一番良いが、金はないし、働く余地があり、そこに改善の余地もある。
多分まじめに事業をやっているから、俺もちゃんとそれに応えないといけない。
もっと具体的なことを言うと、俺の現在の知識はクソ雑魚なので、広げて深めないといけない。お金もらっている以上はプロって、最初に入ったクソ会社のクソ社長のセリフだが、認めないといけない事実だ。
というかワイは起こされる会社側だったりしたのでその視点で書いてる
どうしようもない会社があったのさ
いいえ。そうでもないです
創業者なら自分の金と時間と会社評判なので自己責任で好きにすれば良いですが、
おまえの給与から裁判に取られた時間と費用を払えやっていう話です
そんな意趣返しみたいなしょぼい裁判起こすとか性格悪すぎだろ。
そもそも『復讐』が目的であり、利益を求めてはいない事が大半です
1. 会社の時間を浪費させる (裁判は時間が掛かります。社労士や顧問弁護士に丸投げでもそこそこ掛かります)
2. 会社のお金を浪費させる (裁判は弁護士費用ほかお金が掛かります)
3. 会社の名前をネットや労働判例集に載せ評判を落とす (公開裁判は当然だれでも閲覧可能です)
4. 会社がうけている助成金などに悪影響を与える(離職理由が特定受給資格に該当するため)
雇われの癖にパワハラして労務リスクを作るクズは無能
ゆうて大企業は、大金や福利厚生に目が眩んで入ってくる人が後を絶たないので、
重大事件 (殺人/因果関係が誰の目にも明らかな自殺者/明らかな安全配慮義務違反による重度の障害/児童搾取) でも無い限り、屁でもないですし、
零細企業も「金ないで〜〜す、会社をたたみま〜〜す」で 逃げられますので、やはり屁でもないです
クリティカルなのは、中堅〜中小規模の会社でしょう
判例記録で社名があちらこちらに出る、社内士気や採用活動に影響が出る、助成金に影響が出ることは、
とても無視は出来ません
Twitterでしばしばバズっている中原るん氏が、最終的に会社を引き継げずに、クビになった件。
そうなるだろうなと思っていた予想通りだったのだけども、いろいろとモヤモヤとしたのでメモ。
まず始めに、中原氏の言い分を全面的に信じるのなら、会長というのは本当にクソ野郎である。
だが、厳しい言い方をすると、本気で会社を継ぎたかったのなら、あまりにも中原氏側の準備が甘ちゃんでおろそか過ぎだった。
当然ツイッタで触れていない部分は沢山あり、今後の新連載で明らかになる部分も多いのだろうが、
どういった部分がまずかったのか、整理してみる。
●最大の失敗、株式の移動について。
中原氏の会社が株式会社と過程した場合、会社継承において、株の保有数というのはとても重要な部分である。
基本的に、代表となって会社を経営していくのならば、過半数の株式を保有しておくべきだ。
ビバ氏が会長と書類上の夫婦になったのは、おそらく本来は会長が先に亡くなるであろうから、
会長が所有する株を買い取りや贈与ではなく、妻となって相続で移動するための対策だったのだろう。
しかし、逆にビバ氏が先に急逝してしまい、この対策は無駄になってしまった。
中原氏への継承の拒否、またクビになる、という結末が引き起こされてしまったのだろう。
では、どうすれば良かったのか??
答えは、なにはともかく株の引継ぎをすべきだったのである。
これは中原氏だけに限らず、現在、さまざまな中小企業、家族経営の事業継承で起きている問題であり、失敗だ。
経営者やその家族が、仕事内容の割に給料高くて羨ましい…と思った事は誰しもがあるだろう。
実際、中原氏も年収が1200万だったと公言しており、大変羨ましい限りなのだが、
本来、経営者およびその家族、特に『継承すべき人間』の給与が高いのにはちゃんとした理由がある。
それが前述した株の移動の為だ。
赤字の会社ならともかく、健全な黒字の会社なら、株式を移動するには「お金」がかかるのだ。
所有者から他人へ、株を買い取っても、株の買い取り金額が掛る。
親から受け継ぐ株の贈与だけで毎年200万ほど支払う羽目になっており、
1000万の手取りは税金諸々をさっぴくと実際は500万弱で年収650万の人間とそう変わらない。
せっかく貰ったこの株式も、会社の経営次第では紙くず同然になるし、
お金に直ぐさま変えられるか、というと、会社を閉じるまでは変えることは出来ない。
それでも、会社を継承するために嫌でも税金を払い、株を移動する……
そんなわけで中原氏は本来、会社継承をするつもりであるのならば、
その年収でもって会長から株を買い取り、大株主になるべきだったのだ。
しかしながら高額な家賃や貯蓄感から見るに、それを教えてくれる人間は周りにいなかったのだろう。
これは中原氏だけで無く、現在黒字なのに事業継承に頭を悩ませている会社の良くあるパターンだ。
株の買い取りを後回しにして、親子間でも株の相続税の現金を用意できず、会社を閉じるケースは多い)
また、中原氏の会社での立場が経理だったのもより継承をするには脆いポジションだった。
経理というのは経営上とても重要なポジションだが、どうしても『経理のみ』と言うのは弱い。
ビバ氏は営業力に優れていた。営業力に優れている経営者は強い。
多少、経理がコケても、営業が自分以外いなくても、自身の営業力で持ち直す事ができるからだ。
いくら経理が素晴らしくても営業がいなければ経理も出来ないのだ。
しかし、そう言う場合、営業や現場に対する細かなマネジメントを行うことが重要である。
心理的に年下の上司に対して相談したり、信頼を預けるられるか、と考えると……部下の立場になるとよく分かるだろう。
営業力は確固たる『売り上げ』『数字』という分かりやすい目安、また安心感がある。
対して経理が素晴らしい、人格が素晴らしい、マネイジメントが素晴らしいと言うのはなかなか目に見えない。
つらつら書いたが結局の所、事業を継承したい場合、お金、長期をみすえた計画、目に見える能力、が必要である。
すべてが満点の事業継承はない。どれかが欠けていてもとりあえず継承は出来る事もある。
中原氏の件は3つともが不足していたように見えた。(正直、若いから知識が無いのは仕方がないし無茶)
しかし中原氏の失敗は、親子間での事業継承でも同様に多く起こっている。
ウチは三代目なので二代目の時の苦労があって早めの行動をしているが、
正直、継ぎたくねぇなぁ…会社たたみてぇなぁ……と思う事がしばしばある。
普段テレクラの電話をとってくれるのはえっちなおねえちゃんたちで、私ではない。が、現在弊社もテレワーク化がすすみ、私が電話を取るようなこともある。
私は会社のWebなんでも屋である。もちろんそんな体裁で仕事はしてない。単なる零細企業あるあるだ。
そんな私から、面接をしてほしい大学生の子達へ。電話で開口一番、「お世話になっております」って言うの、辞めて。お世話になっておりますと言われると、ああ客なんだと思うのよ。客なら次に「(指名者)いますか? 」とかなんとか言ってくれるんだけど、大学生は違うのよ。黙る。えっ、何? となるわけで、話聞いてみたら求人の電話と。いやマイナビから送ってこんかい! なんか電話じゃ無いと失礼みたいな感性の子がわりかしいるのね。この時代によ。弊社はまだ君らをお世話してないよ! されてもない!初めましてなわけ! 新卒の子用の電話挨拶とかないんけ? あるに決まっとるのに、どうしてみんな、揃いも揃って。。。でも私もこの前、自宅のクーラーの工事に来てくれる人に間違えて「お世話になっております」って言っちゃったからそんなもんだよね。ふだん電話に出ないおばさんは対処法が分からなくてビビるって話。
せめて中身がまともなら良かったが、スペックも
すると彼ら彼女らはどういう行動を取るか。
くっつけようとするのである。
思ってるか聞いてあげよっか?」
「今キモメンさんと喋ってたね!お似合い♪」
甘酸っぱい何かに仕立ててこようとする。
もうすごい勢いで推してくる。
今ならイケますかね?」とか言い始めたらしい。
そして決定的な出来事が起こった。
と誘われた。お店は決めてるからね!とも。
おらず、いたのはキモメンさんだけだった。
若干困惑気味だ。
さて、お分かり頂けましたか?
とりあえず当たり障りのない話をして
込み入った話にならず良かった)、
このままだとカップルにさせられる。
キモメンさんをくっつけたいのではない。
ブサイクがポッとするところが見たい。
見ながら次の展開を待っている。
休んだ日、増田は布団の中でぐるぐる考えた。
このままだと間違いなくくっつけられる。
大げさに進捗を報告した。
どんな人にいいねしたらお返事かえってきました
零細企業なので、全員にと言っても過言ではない
くらい言いまくった。
収まってきた。まあこれだけ「こういう人が
よくて、こういう人に接近中で、こういう人に
接近されてます!」と具体的に言ってる姿を
足りなくなったのかもしれない。
なんにせよ増田は辞めずに済み、
キモメンさんともくっつかずに済んだ。
築くことが出来たのかもしれない。
でも当時の恐怖は凄まじいものだったので
死んで欲しいし、たまに思い出すたびやっぱり
したのだった。長々とすみませんでした。