2021-06-19

42歳が女子大生から告られそうと思っていたらセクハラで訴えられそう

恥を忍んで吐き出してみる。

42歳で零細企業経営をしている独身男性です。仕事に集中するあまり出会い結婚の機会を逃し、彼女もここ2年くらいいない。

昨年、仕事関係で知り合った大学生グループがいて、そこにちょっとかわいい子がいた。

笑顔が素敵で、学生らしく興味のあることに熱心に努力し、大人とも対等に話をすることができて、年齢よりも大人っぽく見え、皆から愛される子。

部下とかアルバイトという形ではなく、斜め横のつながりで関わることが増え、たくさん話をする機会にも恵まれた。

そんな中でその子が私のことを「イケオジ」「好き」と言っていると、周囲から冷やかされることになる。まあ、正直悪い気はしない。

さらに、ある時冗談めかしてではあったが「好きです」「デートしたい」と直接言われた。

さすがに歳も歳だしと思い、その場はごまかして何もなかったが、そんなことを繰り返していると、こちらもその気になってくる。

でも実はその子にはちょっとから付き合い始めた彼氏がいた。

たまに喧嘩したみたいな話もあり、愚痴を聞いたり悩みの相談に乗ったりもしていた。

本人曰く、自分はまだハタチだけどそれなりに恋愛経験積んでいるともいう。それに比べて、彼氏ちょっと子供ぽいんだとも。

話の流れで「ほんとにデートしてみる?」とかまをかけてみたこともあったが、「彼氏と別れたらね!」と逆にごまかされたりもした。

そんなコミュニケーションを続けながら数ヶ月がたった。

その間、斜めの関係性を続けながら、雨が降った帰り道を車で送ったり、買い物に付き合ったりしたこともあった。

話をしていて空気も合い、距離感も年の差を感じさせない。

自分の中でもその子に対する興味と好意が少しずつ大きくなってきているのを感じていた。

この春、その子大学での活動アルバイトなど環境の変化もあり、しばらく顔を見ない時間が続いた。

それまでちょくちょくあったメッセージのやり取りも減った。

どうしてるかなーと思っていたころ、その子からランチのお誘いがあった。

何か相談でもあるのかなと思いつつOKし、近所の人気カフェの予約を取った。話は他愛もないことが多く、ただ楽しい時間を過ごした。

その頃、やはり彼氏とうまくいっていないという話があった。

別れようか、という話も出ているとも。

色々ストレスも溜まっていそうだ。「今度飲みでもいく?」と誘ってみた。ちょっと悩んだ雰囲気はあったけど、OKが出た。

評判がよくちゃんコロナ対策もとってそうな店をいくつかピックアップし、その中から一緒にお店を選んだ。

美味しく食べて飲み、そのあとカウンターのあるバーで遅い時間まで飲んだ。親密な空気を感じ、手を握ったりもした。

田舎なので代行をよび、家まで送り届けた。「またね!」と言って別れた。

その少しあと、その子が体調を崩した。

彼氏とはまだ続いていたが、あまり頼れない、というので代わりに病院に連れていったり、食事コンビニ弁当だけど)を届けたりした。

「泣きそうなほど嬉しい」という返事があった。

ちなみにその子料理が好きである。元気になったらお返しにご飯作って、と言ってみたらOKが出た。

ただ、病気が長引く後半は、彼氏の家で療養していたようだった。

仲の良いとき半同棲みたいな状態だったこともあり、生活の半分は彼氏の家という状況は断続的に続いていたらしいと後で知る。

数週間後、ちょっと久しぶりにその子から連絡があった。

「お陰様で元気になりました!お礼にご飯作りに行っていいですか?」とのことだった。

断る理由はもちろんない。

どんどん距離が縮まってくることに、ワクワクと不安が同居するのを、久しぶりに感じた。

半日かけて掃除に取り組んだ。男やもめで荒れた部屋を片付け、キッチンを磨き、スパイス飲み物は事前に用意した。

食材は一緒に当日買いにいくことにした。

の子の家の前でピックアップし、スーパーに行って食べたいものアイデアをお互いに出しながら食材を選んだ。

私のワンルームマンションに着き、初めて入る部屋にドキドキしている雰囲気のその子こちらもドキドキしつつ、

お茶を出し、ソファに2人で座っておしゃべりした。

しばし休憩の後、2人でキッチンに立ち、おしゃべりしながら一緒に料理を作った。

餃子を作ったのだけど、包むのが苦手な私は「ヘンな形(笑)」などとツッコミを入れられてばかりだった。

送りのことを考えてお酒は飲まなかったけど、ご飯も美味しく(その子的には不満な出来栄えだったらしい)、

おしゃべりもはずんだ。食べ終わったあとは一緒にテレビを見た。

すぐ隣に並んで床に座って、ほぼゼロ距離だった。

間接照明だけの仄暗い室内。

テレビからは優しい映像BGMが流れていて、いい雰囲気だと思った。

お腹いっぱいでちょっと眠くなったその子は背もたれ代わりにしていたソファにもたれかかって軽く目を閉じた。

そんな横顔が可愛く、年甲斐もなくドキドキした。

わず、その子のほっぺにキスをした。

「いやっ」と言って逃げられた。「もー、何するんですか!」「いやちょっとスキンシップ取ろうと思って」「もう、ダメですよー?」

そんなやり取りがあった。

その後もテレビを見て話を続けた。

もうちょっと踏み込んでみたかった。今度はハグしてみた。

ちょっとまって、待って。だめですってばー」

そんな感じのことを数回繰り返した。

その後もテレビを見て、引き続き1時間くらいおしゃべりして、もう遅くなったから帰ろうということになった。

これ以上は踏み込まないほうがいいとも判断した。

車でその子の家まで送った。

車の中でもおしゃべりは続き、気が向いたらまたご飯作ろう、みたいな話もした。

家の前で前回のようにお互い「またね!」と言って別れた。




それから数日間、連絡が途絶えた。

どうしたんだろう?探りを入れるため「よかったらまだ一緒にご飯作ろう」とメッセージを送ってみた。

1日くらい経ってから返事があった。

「変なことされて、平気だったとでも思っているのですか。

彼氏が殴り込みに行くと言っている。

警戒心が足らなかったことは謝る。

私の居場所を奪わないで」

というような内容だった。「少し話したい」と返したが返事はなかった。

メッセージで伝えるのは抵抗があったが

「傷つけたことを謝る。同じ空気感を共有できる大切な存在と思ってたし、

軽い気持ちで変なことをしたのでは決してないけど、色々勘違いしていたのだと思う。ごめん。」

というようなことを伝えたが、そこから1週間、返事はない。



今回の件は、私が全面的に悪いのだと思っている。

勝手勘違いして、勝手にのぼせ上がって、手を出そうとした。

彼氏との関係確認し切れていなかったし、相手気持ちを踏まえ切れていなかった。

そしてなにより、自分はもう40を超えている事実を正確に認識できていなかった。

ケイケだった20~30代の頃のようには行かないし、ましてや相手大学生経験積んでいると自分で言っていても、まだ子どもみたいなものだった。

きっと彼女の中では、私は別世界に住みつつも尊敬でき全面的に信頼できる「オトナ」という立場だったのだろう。

もちろん恋愛対象としては想像もしていない。それなのに突然自分を傷つける本性を出してきた、裏切られた、という感覚

しかしながら男性はいくつになっても男性であるし、若い女性は多くの男性からとても魅力的に映る。

女性側としては、男性との距離のとり方はたとえ年齢差があっても気をつけたほうがいい。自衛のためにも相手尊重するためにも

男性特に高齢)は、自らの男性的魅力の減衰に、より自覚的になる必要がある。30後半以降にもなると加速度的に劣化していく。

セクハラ事件とか見ていて自分絶対そうはならないと思っていただけにショックも大きく、恥ずかしいことだが数日寝込んだ。

失恋、ということもあるが、自分加害者になるような事態がそれ以上に心情的に耐えられない。

ましてや仕事社会的生活に影響があったら、仲間やステークホルダーにも迷惑をかけかねない。

今回は違うが、部下に手を出すようなことはリスキー過ぎて絶対にありえないと再認識する。

今回の件で、本当に殴り込まれるのか、場合によっては訴えられるのかは、まだわからない。

ただ自戒を込めて、また、誰かのなにかの参考になればと思いつつ、恥を忍んで書きました。

  • 早めに弁護士に相談しといたほうがいいと思われ。自分の安心感のためにも。

  • 早めに弁護士に相談しといたほうがいいと思われ。自分の安心感のためにも。

  • 田舎カレンダー…?

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