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はてなキーワード: 突っ込みとは

2020-07-16

最近のなろう小説への苦言ってフェミと大差ないよな

いや分かるよ?

俺もなろうは5年以上ほぼ毎日読んでるからほぼ毎日その手の突っ込み入れてる事になるわけで、お前らの気持ち共感しないわけじゃない。

でもそういう設定の穴や矛盾って硬派な作品でなければ大抵のオタク文化に偏在してるだろ。

フェミ少年漫画指して「女性のこんな描き方はおかしい」って言ってるのと大差ないと思わないの?

せめて異世界モノで言うなら「狼は眠らない」みたいな本格派の皮を被ろうとしてる作品に限って言及しようぜ。

2020-07-15

世の中の人他人に興味持ってるのすごすぎるな……という話

当方スペックは大して高くもないどちらかといえば低めの人間である、とだけご理解いただければ良いかと。

きちんと纏まっていないので、読みづらさがあると思う。

表題について。

小学生中学生ぐらいまでは自分性質のようなもの特に自覚していなかったと思う。割合のんびり平々凡々に生きてきた。

高校生ごろから創作の分野に片足を突っ込み始め、現在に至るまでまあまあそこそこのオタクではないかという立ち位置にいる。

サイトを立ち上げ、ピクシブを利用し、ツイッターも始めて、ふいに、昔から感じていた違和感のようなものの正体に気がついた。


あれ……? 私、他人に興味なさすぎ……?


世の中の人はどうやら他人に興味があるらしい

齢30を少し過ぎたあたりで、ようやく気がついた。というより、分かった事がある。

世の中の人は、どうやら他人の事が気になるらしい。

何を言っているのかとお思いだろうが、私からすればかなりの衝撃だったのでそのまま文面通り受け取って欲しい。

他者への興味が薄いという性質らしきものを私が持っているのでは? と気がついた。

それだけの話なのだ


とは言っても、道端で困っているお年寄りなど、見知らぬ人でもそういった人がいれば声を掛けるし、声を掛けられれば応答する。可能であるなら対応もする。

名無しの誰か、としての行動には恐らく何の問題もない。

しかし、私が私という人格を持って誰かと相対するとき、また関わるとき名無しの誰かとしての働きと同程度はこなす事は出来ても、

それ以上には決して至らないという事に気がついた。


同人世界

ツイッターオタク非オタク問わず多くの人々が利用するSNSで、同じ作品好きな人達がつながり、交流をする事もできる。

仲間作りをするという点で、素晴らしいアイテムなのだろう。

残念ながら、私はそれを上手く活用する事が出来なかったが、誰かの生み出した作品を楽しませて貰っている。ありがたい場所である

そんな中で、私を気づきに至らせるものがあった。特定同人作家に対する執着を描いた漫画RTで回ってきた後の、界隈の反応だ。

作品に描かれた執着や感情同意を示す感想を呟く人々がそこにいた。その反応に、私は驚いていた。

私は、作品しか興味がない。

作品を生み出した人がどのような性格で、性別で、何に興味を持っているのか。そういった所に一切興味がわかない。

人間として交流を持ちたいとか、関わりたいだとか、認められたいだとか、そういった風には全く思った事がなかったのである

薄々なんとなく気付いてはいたが、そうではない人たちの多さに驚いた。

ここまで読んで、もしかしたら見下しと捉えられる方もいるかもしれないが、決してそうではない。

そういう風に、他者リソースを裂く余力のある人の多さに打ちのめされたといっても良いかもしれない。

私は私の作品を生み出すので精一杯だ。

誰かを褒めたり、語りに同意したり、そういった事に割り当てられるリソースがなく、ただ眺めている事しかできない。

そしてこれは、同人世界だけに限った事ではない。

生活でも、私は孤独だ。

社会に向いていないんだな、と改めて思った次第だ。

2020-07-14

anond:20200714135603

ああ、そういやよくいるな

スマホで書いてるのかな?

いかにも創作臭いけど、あえて突っ込みを多数入れるほど面白みがある訳でもないかスルーされてるんだろうな

anond:20200713160126

>BLは年々そういうの排除してきた!って言い張る奴がいる限りダブスタ文句言われ続けるし

私とダブスタ腐女子は別人なので混同して叩くヤツが悪い

>反ポリコレ厨がいなくなったとこでゲイの「は?違うんだが何様?」って突っ込みからは一生逃げられないですよ

そのゲイと一生戦います

2020-07-13

プリティーリズム・レインボーライブを見てください

anond:20200713195127

ウソップ主人公ワンピース」を求めてる増田に勧めたいのはプリティーリズム・レインボーライブ

少し前の女児向けアニメだけど、女児アニメ抵抗がなければ是非見てみてほしい。(抵抗があっても騙されたと思って見てみてほしい)

プリティーリズム・レインボーライブは、女児向けのキラキラ・オシャレでコーティングされた、スポ根青春群像劇だ。

インキャラは7人の中学生女子と、それを取り巻く3人の高校生男子、3人の大人男性、1人の少し年上の女性

この14人が、「プリズムショー」という架空スポーツを通して、互いに影響し合い、家族や様々に纏わる因縁解決し、成長していく物語だ。

主人公の「彩瀬なる」は、プリズムショーのどしろうとの中学生中学校職業体験プリズムショーに纏わる店に関わったことでプリズムショーに触れ、プリズムショーや音楽を志す同級生や、プリズムショーのエリート選手養成機関に通う生徒たち、その中でもトップエリートの「蓮城寺べる」らと出会いプリズムショーを通して成長していく。

ネタバレになるが、作中で、主人公のなるは恋をする。しかし、その恋は実らず、意中の男子友達女子と付き合ってしまう。

また、物語クライマックスプリズムショーの王者を決める四年に一度の大会なのだが、そこでもなるは結果を残すことはできない。

なるは陽気でお気楽人物だ。終始、周りの人物に関わり、事態を引っ掻き回したり後押ししたりしている。そんななるが起爆剤になったり、ならなかったりしてさまざまな登場人物が関わり合い、物語は進展していく。

作中では、女児向けアニメにも関わらず、裏切りネグレクト毒親交通事故遺族の問題など、終始ヘヴィテーマが繰り広げられる。そんな事態に、時には明るく首を突っ込み、時には友人たちのために奔走するのが主人公のなるなのだ

あとは騙されたと思って見てみてほしい。

本当に全人類に見てほしいアニメです。

anond:20200713112814

は?BLは年々そういうの排除してきた!って言い張る奴がいる限りダブスタ文句言われ続けるし

ポリコレ厨がいなくなったとこでゲイの「は?違うんだが何様?」って突っ込みからは一生逃げられないですよ

anond:20200712150129

以下は別のところに投げようとしてやめた文章を直したものなので脱線している部分もあるが許してほしい。

ワイはリバや逆カプは基本的生産も消費も無理なROM時々二次創作小説を書いてる腐女子。歴は15年以上。

ここからはワイ個人の話をしてるのを留意して読んでほしいのだが、なんで左右or左or右固定派がリバ逆カプが無理かというと

何が違うのか。ABとBAABAではキャラクター性格や行動原理解釈が違うのだ。

これにより自分の中のキャラ解釈がぶっ壊れるからと思われる。

固定派の中でも攻めと受けは、お互いに対して何かしら思ってることがあるわけだ(これをカブ解釈キャラ解釈と言っている気がする)

これがリバ逆カプの場合、わかりやす露骨な例をあげると、元受けが元攻めにチンコ突っ込みたいと思うにいたるための解釈を固定派は追加しなければならなくなる。

このチンコを突っ込むために必要解釈がそれまでしていた解釈整合性奇跡レベルに取れない限りはワイは許容できない(原作の読み込みや進行とともに整合性が取れてしまって最終的に逆カプや受けが攻めになってるカップリングに落ち着いたことも大昔にはある)

エンジニア風に言うと、綿密なシステム要件定義して実装もしたのに突然の仕様変更要求されて反発を覚える、という感じだろうか。

カップリングの左右が腐女子によって異なるのは、極端に言うと、年上は攻めvs年下は攻め、恵体は受けvs細身は受け、のような個人性癖の結果みたいなところもある。

もちろん実際カップリング左右の決定までは見た目の属性プラス原作での言動などを踏まえるからもう少し複雑。

原作表現された攻めと受け、ふたりキャラクターそれぞれに対してフォーカスあててる場所腐女子ごとに違うから、左右なり右なり左の固定派としては信じがたいカップリング存在し、同カプでも解釈地雷ということがあるのだと思う。

逆カプほどのキャラクター解釈変更をする必要がないので、ABとCB両方行ける、という人はそこそこいるという印象。けれどABとCBが両方行けると言っても、同一空間一妻多夫状態場合を許容できるかどうかは別れたりする。複雑。腐女子一人一派

から逆に攻め受けのキャラ解釈が同じないし許容範囲ならリバ逆カプを許容するという腐女子存在する。というかリバ逆カプが平気と言ってる人の多くはこのへんの腐女子では? と私は思っていたのだが元増田を読んで自信がなくなった。

表現があるリバ逆カプも平気な腐女子はよくわからん。どっちでも行ける攻め受け解釈採用してるか、独立してる突っ込む突っ込まないという2つの解釈臨機応変に切り替えてるのかね。……と思っていたのだが元増田を見るとキャラ解釈が全部違うそうなので、はい

そもそも、何故腐向け作品セックスを前提にしているのだろうか。

まず元も子もない話なのだ基本的エロ要素がある方が閲覧数が伸びる。腐向けに限らないが。

そして推しカプというか二次創作全てはセックスの有無に関わらず、オタクオナニー比喩)のためのオカズだ。セックスエロがあるほうが抜ける。

あとは腐向けセックス前提なのではなく、セックスを前提としない作品腐向けとは呼ばない、と言う可能性はある。ブロマンスとかキャラ単体タグとかA+B表記とか。

AB・BA・ABA作品内におけるキャラクター解釈の傾向を書き連ねたが、「BAで多用されるキャラ解釈セックスの時はAが攻め」の場合カップリングタグはどちらをつけるべきなのだろう。

これも経験に基づいた話でなんの裏付けもないのだが、そういう作品にはたいていキャプションやワンクッションのページに注意書きがついている。

本番はA×Bですがそれ以外はB×Aにも見えるかもしれません、とか。何でも許せる方向け、心の広い方向け、というやつ。(この場合タグはABは必須BAは界隈の傾向と内容踏まえた個人判断かなと思う)

カプ要素がなかったとしても(作者はAB派の腐女子)と注意書きをする人たちもいる。

素晴らしき腐女子の注意書き文化ものによっては注意書きがないと叩かれるまである(実際に見た)

注意書きが書いてさえあれば注意書きを読んでない方が悪いので、なにか思うところがあるなら書いとくほうが安全レンジに猫を入れないでくださいと同じ理屈

特殊プレイとかもそう。スカトロなんかは当然として、例えば攻めから受けへのフェラR-18ついてれば個人的に注意書きなしでいいと思うが、注意書き必要必要アンケートをとっているツイートを見たことがあるので書いとくほうが後々面倒が起こることがない。

自分経験をもとにするとこんな感じだ。

2020-07-12

anond:20200712065032

「男らしさ」「女らしさ」に抵抗はないタイプだが「男のロマン」については「使いたいけど使いにくい」と感じている

それは私が「男のロマン」を男が専有するのが許せないからではなく、「女なのに男のロマンなどということばを使って(女からでも男からでもまたはその他からでも)変な突っ込みを入れられやしないだろうか」と他人の目を気にしてしまってのことだ

男のロマンを楽しんだからといって私の性別を男や女でない性別に変えられたりしたくはないし、女の私が楽しんだからといってその男ロマンを女のロマンに変えられたくはないと思っている

それなのに、揶揄他人思想から望まない変化を強要されることを恐れているわけだ

ここからは余談なので無視してください

冒頭で「男らしさ」「女らしさ」に抵抗はないと書いたが、その実、抵抗がないどころか世の中が変わっても残ってほしいことばだと思っている

現実に即していなくとも「なんとなくそんな感じ」という意味を含んだことばとして残してほしいと思う

ますらをぶり」「たをやめぶり」が近い例だろうか

多少言い方がかわっても、とにかく表現の上では「男らしさ」「女らしさ」という概念が残ってほしいと思っている

ネガティブ意味はまったくなくて、単に観念的な世界の広がりをなくさないでほしいという思いだ

観念的な「男」「女」と現実の男女が切り離されて考えられる世の中であってほしい

2020-07-11

anond:20200711091312

感情表現がせいぜい数パターンで、あまりにも陳腐すぎるんだわな

「涙が止まりません」とか言いつつ、そいつが叩きたいものははっきりしていて、しれっとヘイト誘導までしているし

いやちゃんと前見えてんじゃん……すっごい冷静じゃんお前……って突っ込みたくなる

2020-07-09

最近いいねが全く嬉しく感じない。

最近いいねが全く嬉しく感じない。

わたしは、十数年前の覇権ジャンル、今ではあの作品懐かしいよね、と言われるような作品絵描きをやってきた。

たまにイベントに出たりオフ会をしたりして、顔見知りが出来たり、気が合う人とだけ付き合って、

旬が過ぎたジャンル特有まったり感を楽しんで過ごしていた。

そんな私が、久々に旬ジャンルにハマった。

緊急メンテ、がトレンド入りするような、そんな作品

軽い気持ち漫画を書き、Twitter投稿すると、いいね数が前ジャンルとは比べ物にならないくらいついた。フォロワーもぶわっと増えた。(ありがたい)

覇権ジャンルの力はすごいなあ、でもこれは実力ではなくてジャンルの力だからなあ、と冷静な自分がいた。

いいね全然嬉しくなかった。

ずっと小さな世界でちまちまと絵を描いていた自分は、よく知らない多勢から褒められるより、

知り合いの好きなフォロワーから反応を貰う方がとっても嬉しい事に気づいた。

Twitterは絵の上手下手というよりも、交流のうまさ・旬ジャンルかどうかがいいね数に直結する所がある。

もちろん、例外もあるけれど。

時間かけて丁寧に描いた絵より、五分で書いた突っ込みどころのある漫画の方が正直伸びる。

最近特に分かりやすさを好む傾向にあるとおもう。

絵を描くツイッタラーは、コンテンツと化しているんじゃないかなあ。

そう思うと、なんだか虚しくなってしまって、見たことない数のいいねを貰っても、むしろ寒々しく感じてしまうようになってしまった。

あと、マシュマロ流行っていたから始めてみたけれど、割とすぐ辞めた。

感想はその人が送りたいと思った時に、適当に送って欲しいし、

正直、友達からいいねって言われたらそれだけで十分だし、匿名でどこの誰だか分からない人から貰う感想が嬉しくなかった。

そういうコミュニケーションが取れないから、オタクとして生きづらいのかなと感じてしまう。

いいね匿名感想で、喜びを得られるようになりたい。。ありがたいし、折角だから創作への糧にしたいけど、ならない。

公式から供給と、フォロワーコメントがなによりの原動力タイプは、少ないのだろうか

2020-07-07

[] #86-12「シオリの為に頁は巡る」

≪ 前

最初から傾向はあったけれど、ランキング制がその方向性を決定付けたといえる。この星形シール小宇宙戦争における勲章であり、権威象徴なのだろう」

俺は栞に何かを書くことも、シールを貼って評価することも、あくまで“本来目的”に付加価値をつけただけと思っていた。

だが違う、“逆”だったんだ。

彼らにとって大事ものは栞にこそあって、その対価としてシール存在していた。

本はそのための土台に過ぎない。

食玩のように“本来目的”は菓子ではなく、おまけの玩具の方にあった。

本のために栞があるのではなく、栞のために本があったんだ。

あん星屑のために権力闘争ごっことはな。ナンセンスって言葉はこのために生まれたんだろう」

タケモトさんの露悪的な言動も、事ここに至っては適切に思えた。

「はー……」

虚構よりも遥かに不合理な現実に、俺はただ吐息を漏らす。

自分の「せめて理解しよう」という生半可な歩み寄りは、まったくもって甘かった。

同じ空間にいる同じ人間のはずなのに、異世界に見たこともない生き物が佇んでいるように見える。

しろ近くで見れば見るほど、その認識は強固になっていくようだった。

彼らは優雅コーヒーを飲みながら読書を嗜んでいるように見えて、その実は泥水をすすりながら栞と睨めっこしていたんだ。

その有り様は思っていたよりも複雑で、多様で、繊細で、滑稽だった。

様々な感情がない交ぜになり、咀嚼は困難を極め、飲み込むなんて以ての外。

本に張り巡らされた紋様だけの栞と、そこに降り注ぐ流星雨

それを無理やり言葉にするならば、結局こう表現するしかない。

「きっしょ……」

一日に二回も“きっしょ”なんて言ったのは初めてだ。

しかし俺のボキャブラリーでは、それ以上に妥当表現が分からなかった。

「おい、テメー!」

俺が本についた栞を眺めていると、突如として謎の怒号が店内に響いた。

「テメーだったのか!」

店内にいた一人の男が、そう言いながらズンズンこちらに近づいてくる。

「やっと見つけたぞ! ボブ!」

男は俺を指差した。

ボブ……って、まさか俺のことを言っているのか?

「ここで会ったが百年目! 恨みを晴らしてくれる!」

男の様子からして、ただ事じゃないのは確かだ。

しかし俺には全く身に覚えがなかった。

「あの、何に怒っているか分かりませんし、あなたと俺は今日が初対面でしょう。それに俺の名前はボブじゃないんですけど……」

とぼけるな! その栞が何よりの証拠!」

この時、たまたま俺が持っていた栞はボブの物だったらしい。

それで俺がボブだと勘違いしたようだ。

「いや、俺はボブじゃないですよ」

「散々、おれの書くことにケチつけやがって……そのせいで周りまで追従してバカにしてくる。それもこれもテメーのせいだ!」

人違いだって言ってるのに男は勝手に盛り上がっている。

というか仮に俺がボブだったとして、逆恨みもいいところだ。

所詮このブックカフェ内で起きた小競り合いだし、今まで面識もなかった相手だろうに、なぜここまで怒り狂えるのだろうか。

「何だその目は……とことんコケにするつもりか!?

こちらは何も言っていないが、男はどんどん増長していく。

俺の冷めた視線が男を逆なでしたらしいが、多分どう対応しても無駄だったろう。

完全にノイローゼだ。

「おれをここまで追い詰めた、テメーが悪いんだ!」

男は叫びながら、こちらに向かって猛スピードで突っ込んでくる。

その行動に対し、俺は驚きや恐怖よりも諦念に近い感情が湧きあがった。

俺は溜め息を吐きながら、受身を取る準備をする。

「マスダ、危ない!」

しかし吹っ飛ばされたのは男の方だった。

センセイが間に割って入り、男を天高く放り投げたのである

華奢なセンセイから想像もつかない、何とも豪快な技だ。

投げられた男は勢いよく本棚突っ込み、崩れ落ちた本に埋もれてしまった。

静観を決め込んでいた他の客も、これにはザワつく。

「センセイ、助けてくれて感謝しますけど、ちょっとやりすぎたんじゃ……」

相手武器を持っている可能性も考えたら受け止めるのは危険だった。これがベターだよ」

次 ≫

2020-07-04

「おけけパワー中島」のネーミングの素晴らしさについて語る

おけけパワー中島という概念流行っている。

元ネタについての解説はググれば出てくると思うので省略する。

私のツイッターアカウントのTLにも例によってその「おけけパワー中島」の元ネタ漫画がどんぶらこと流れてきた。読んだ。

そして、

登場人物への感情移入よりも先に、この「おけけパワー中島」というネーミングの素晴らしさに、雷を撃たれるような衝撃を受けてしまった。

私は「綾城」や「おけけパワー中島」なんかよりもずっと、漫画の作者・真田氏に強く嫉妬しそうになった。「おけけパワー中島」が出てくる引き出しがあるのがすごい。天才だ。

このたった8文字の中にある情報量がとにかくすごい。

「おけけパワー中島」は友達が多い

おけけパワー中島は恐らく、最初からおけけパワー中島ではなかったはずである

はじめは「中島」とか「中島〇〇」のような名前であった可能性が高いと思う。

そこから例えば「#リプもらった名前で1日過ごす」と言うツイッタータグ実施したり、

あるいは普段言動の中で「おけけパワー」と発言する事があり、いつの間にかそれが友人間で定着してしまって、現在に至るのではないかと推測できるのだ。

作中で描かれている中島の知人・綾城は品のある大人しげな性格だったので、おけけパワーとあだ名をつけるのに悪乗りするタイプではなさそうである

という事は、中島をおけけパワーと呼び、それを定着させるに至るに関わった人間は、綾城の他に複数存在する友人である

「おけけパワー中島」は表現者である

おけけパワー中島表現者である

これは作中で綾城が「中島さんの新刊も楽しみにしている」と言った事にも裏付けられているが、名前からも伺う事が出来る。

そもそも、おけけパワーとは何か?

おけけとは、恐らく「毛」を丁寧に呼んだ呼び方ではないだろうか。

では「毛」とはどこの毛か。パワーという単語が関わるぐらい中島にとって力強い存在であるとしたら、

そう、高い確率で「陰毛」ではないだろうか。

仮に「おけけ=陰毛であるとするなら、中島R-18系の創作をしている可能性が高い。

あるいは、中島推しが胸毛がボーボーの男性であった場合は胸毛かもしれないが、その場合エロシーンで胸毛を喜々として描く中島の姿が目に浮かんでくる。

「おけけパワー中島」はメタに響く

このように作中描写としての情報量も多いが、メタ的に考えたときにも「おけけパワー中島」の効果はすさまじい。

これは作中で中島嫉妬する人間視点でも、漫画を読んでいる我々の視点でも。

わず突っ込みたくなるフレーズであり、

ふざけているのかと腹を立てたくなるフレーズであり、

寝る時にふと布団の上で字面を思い出してしまフレーズであり、

それまで考えている事を一度忘れしまいそうな集中を削ぐフレーズであり、

おけけパワー中島とはどのような人間なのか真剣に考えてしまいたくなるような哲学的フレーズでもあり、

そして今「おけけパワー中島」は概念になろうとしている。

おけけパワー中島、これで君の人生は……始まりも、終わりもなくなった。

君という存在は、一つ上の領域シフトして、ただの概念に成り果ててしまった……。

anond:20200704175738

そういう突っ込み待ちの心理テストなんだろう

5番に見えた人は心と体が汚れた人です

2020-07-02

解説動画」とかいう男オタク特有の叩き方

anond:20200702000854

これを見てふと思ったことを書く

それはタイトルにも掲げたんだけど、いわゆる「女性向けジャンル」で「解説動画」と称した実質的バッシング動画を見たことがないな、ということ(ちなみに誤解のないように書いておくと、私は男オタクです。女オタク(という言葉蔑称っぽいニュアンスを感じるからあんまり使いたくないけど)を擁護する義理はないし、そういうモチベーションの元で書かれた文章ではない、ということに留意してほしい)

何のことかわからない、という人は

https://www.nicovideo.jp/watch/sm34681332

を見て貰えば何となくイメージを掴めると思う。

けもフレ2が炎上した時とか、オルフェンズとか、Vtuberの叩き動画とか、あとは「クソ漫画」を叩くやつとか、「なろう小説」を叩くやつとか、まあバリエーションはいろいろあるけど、目に入るのはどれも基本的に「男性向け」コンテンツで、女性向けコンテンツ刀剣乱舞とかあんスタとか...)でこういうタイプ動画を見たことがないんだよね。

こういう動画は、どれも「〇〇という作品炎上しているよ。私なりにその理由分析してみたよ。それは〜〜という構造問題を抱えているからだよ」という作りになっていて、その過程暴言中傷が大量に挟まったり、他の漫画ミーム化しているコマを引っ張ってきて「面白さ」を演出したりする。

そして、「〜が問題」の部分では、大抵の場合判で押したように「作品構造キャラクター愛着が持てる作りになっていない」みたいなことが言われる(しかもしばしばそんなに的を得ていない)。

更に言うと暴言も、大抵はふたばだか5chだかからコピペとかで、そうでないもの一定バリエーション範囲内。

まりフォーマットが定まっていて、一度要領を掴んでみれば比較的量産が容易(だから、この手の動画を量産する「動画主」がニコ動とかyoutubeかに存在する。「クソラノベレビュー」「クソ漫画レビュー」「打ち切り漫画レビュー」とかで検索してほしい)。

また、一応「構造問題」を剔出する「解説」という形式をとっているから、作品の口触りの悪さは消費者側の問題ではなくて作り手が悪いということが「論理的に」導き出される。

要は頭を使わずマウンティング罵詈雑言を罪悪感なく、しかお腹いっぱい摂取できる美味しい動画ニコニコとかを見てると、動画主が作品を「論破」しているシーンで「ロジハラやめろ」というコメントがついたりする。この「ロジハラ」なる言葉は「ツイフェミ」叩きの文脈で出てきた、オタクの間で流通してるジャーゴンらしい(ロジカルハラスメントの略。初出をわざわざ漁る気はないが、頭のよくない「フェミ」が論破されて「発狂」しているイメージを伴って用いられている)。ここから、「蓮舫麻生論破wwwww」みたいな動画と同じノリで見られていることが分かる。

これは宇多丸ラジオで言ってたことだけど、「批判がそれ自体コンテンツとして受容されてしまい、元の作品をまともに見ない人たちが一定数いる。だから僕は酷評あんまりしなくなった」。この手の動画はそういう人たちに受容されているんだと思う。

正直なところ、女オタク界隈が羨ましい。自分なりの「解釈」を実存をかけてぶつけ合っている人たちが羨ましい。男オタクの界隈にそういう熱量はない。

オタクの界隈では、「脚本の人そこまで考えてないと思うよ」という決まり文句で(対立火種となる)解釈は潰される。「感情的になることは恥ずかしい」という劣化ストア派みたいなメンタリティーで生きてる奴が大半。そうやって溜まりに溜まった鬱憤を晴らすのにも「理性的」建前がほしい(けど深く考えて自分実存に関わるレベルにまで首を突っ込みたくない)から解説動画」に没頭する。

さっさと感情ステージに上がってこい。お前なりの解釈を見せろ。決まり文句意見を委ねるな。

2020-06-30

anond:20200630164519

断定ならともかく想定で難癖って、いくらなんでも突っ込みたくなるだろw

すまんwwww

anond:20200629190044

「べらんめい」じゃなくて「べらぼうめ」だろう。

こういうどうでもいいことに突っ込みを入れずにはいられない自分がイヤ。

2020-06-29

「6億手読む事の凄さが分からない」からの「分からないという事はつまり大した事では無い」

という頭悪いムーブは実にかっこ悪いと思うわけですが、頭の悪い人達は一体何故この破廉恥ムーブかまししまうのかという事は検討に値する。

まずこの「6億手」という表記が良くない。「“6置く手”とちゃんうんやで、6億なんやで。」という突っ込みノイズになりかねない。

ここは具体的に「6億通り」「6億パターン」「6億局面」とすべきだと思う。

将棋において「○手先を読む」というのは数学の「組合せの問題である事を凡人は理解していないのだ。

「一手先は三通り」「二手先は九通り」「三手先は二十七通り」という数を感覚的にも理解している人はおそらく凡人では無い。

「何億手ゆうても、所詮その手の殆どは『王を一つ先に進めてはまた戻す』みたいな無意味な糞手ばっかりなんやろ?」みたいな奴は放置しておくしかしょうがない。

2020-06-28

anond:20200628113651

ジワジワ来るかも知れないし来ないかも知れない『男受け』のシチュエーションいくつか


イケメンヤリチンやオラついてるヤリチンが種付おじさんにわからせさせられてメス堕ちする作品男性向け表現のあるBLなのか『男受け』なのか意見が分かれるが

男の娘にメス堕ちさせられる作品男性向け表現のあるBLなのか『男受け』なのかも中々難しい

2020-06-27

すぐにおろせる貯金っていくら必要

40手前の独身男だが貯金殆ど無い

若いころにパチスロ借金付くったり、引き持ってキャッシングのみで生活してみたりしたツケなので自業自得だが

ようやく最近になってある程度まとまって金を動かせるようになり、低リスク、低リターンだが、着実に増える社内積み立て的なものに金が回せるようになった

基本は全部突っ込みたいのだが、積み立て崩すのに最大2カ月くらいかかるので、ある程度の金は手元に残しておかないとどっかで積む

とりあえず今回のボーナスから生活口座とは別に30万円を確保したのでイザという時にも2カ月は凌げる

んでふっと思ったが同年代の人たちってすぐおろせる貯金いくら位確保してるものなのか

匿名じゃないと聞けないからここで聞く

2020-06-26

anond:20200626114028

もう意味不明すぎる。

国民が働いて払った税金100%そっくりそのまま再分配して一旦予算ゼロにして、

市町村ごとに色々な公共事業いくらかると議会判断したら、

市町村から再度徴収するわけ???

再分配したり徴収する際の公務員賃金とか超絶無駄だし、

議会より大きい枠(それこそ国防とか)の予算をどう考えるとか、

そもそも最初から地方ごとに予算作って国に申請した方が早いだろとか、

突っ込みきれない。

2020-06-23

anond:20200623160415

murishinai

そういう視点からの指摘から突っ込みにも価値はあると思うけど、それで被害者が救われるわけでもないので、ただただ「性犯罪絶対さない」「性犯罪者は全員死ね」って言うのが精一杯なはてブライフを送ってる

本題から外れて面倒な事になりそうだけど、上記みたいな事について、被害者と言うか加害者への加害性について、思うから書くんだけど

被害者ってどの程度加害者に介入出来る権利があるんだろうな。(そもそも当人被害者でないのかもしれないけど、机上の話として)

レイプでも痴漢でもいじめでも何でもいいけど、被害者加害者がいて、被害者加害者を刺し殺したとするじゃん。それは許容されるのか?

他にも例えば被害者免職を迫るだとか、引っ越しを求めるだとか、それってどの程度の加害行為をしたら求めて良い訳?

加害者人間であって、職とか住処とか自分人生を決める権利はある訳じゃん。それに対して被害者はどこまで入り込んで良いんだろうな。


俺は、いじめとかレイプとか痴漢とかハラスメントとか、裁かれるべきだとは思ってるし、現状の法律ではおっついてないところがあるって言うのも分かる。

でも簡単に「死ね」って極論言うのは違うと思う。

他の奴らはどう考えてんだろうな。そんなの法律家の判断で俺の範疇じゃないってんならそれでも良いけど。

anond:20200623110517

普段パートナーがいなくてもあなた価値がないわけじゃないよ!」とかまあえらっそうに宣うくせして、気に食わない奴を叩く時だけは結局ケロッと忘れてバカにしちゃうからねえ

お前のリベラリズムは銀はがしか何かなのかよって突っ込みたくなる

2020-06-22

ドラえもんのび太小宇宙戦争を観ていてイライラしてしまった

ドラえもんのび太小宇宙戦争」(以下リトルスターウォーズと呼ぶ)は大長編作品の中でも屈指の名作だと思っていた(旧鉄人兵団には劣るが)。軍事独裁政権に立ち向かうというテーマがまず良いし、何より主題歌少年期」は名曲中の名曲だ。雲の王国もそうだが、主題歌が良いと名作に思えてくる。

今でも好きか嫌いかで言えば好きなのだが、ただ真面目に観てみると突っ込みどころが多すぎてイライラするのである

リカ星人より地球人のほうが圧倒的に強いのだからパピくんはもっとのび太たちを頼ればよかったし、ドラコルルがまったく地球人に対し慎重にならずスネ夫たちを襲撃するのも不自然だ。あの襲撃の流れで出来杉くんがフェードアウトするのも不自然だし、何より体のサイズというメリット自分から手放す意味が分からない。ピシアの探査球への警戒も足りないし、わざわざ挑発するのも相手を嘗めすぎている。いや嘗め切っても全く構わない相手ではあるが、そのせいで殺される寸前にまで行ったのだから弁護の余地はない。

スモールライト奪われた段階ですぐドラミちゃんに連絡しろよとか、ビッグライトなり使えよとか利用すべきカードを切らないのはドラえもんから仕方ないとしても、あまりにも墓穴を掘りすぎている。

自由同盟地下組織に行く際が最たるもので、まずのび太のような足手まといを連れていくのが失敗の元だし、ロコロコ以外にもっとマシな案内役いないのかとも思うし、のび太を見捨てなかったせいでアジトを突き止められたうえ、見られた可能性があるのにそれを組織の人々に告げずピシアに急襲されるにいたっては戦犯以外の何物でもない。

使うべき道具を使わないのは大長編では仕方ないとしてもそれ以前の利敵行為ばかりやっているので見ていてイライラする。それでもストーリー展開とテーマ性と主題歌が良いから名作には変わりないが、これほどドラえもんたちが失点ばかり積み重ねた作品も無い。

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