「人間について」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 人間についてとは

2022-10-04

anond:20221004121434

お前が言ってるのは「発達障害の」人間についてだけや

女全体についてくくるな

2022-09-23

anond:20220923232926

少子化についてはそうかもしれん

今は結婚に向いている(すぐ結婚できる)人間とそうじゃない人間について考えてたんだ

2022-09-14

めんどくさいのは、初対面で抱いた偏見のままどれだけ会話しても目の前の人間について偏見アップデートできない人間

2022-08-06

anond:20220806124844

統一教会に盲信して心神耗弱になった人間については、親族の訴えで成年被後見人にして献金行為を一切無効にする。

消費者トラブルを繰り返すカルト宗教については監視勧誘を禁ずる。また消費者トラブルを繰り返す団体指定し、その団体から政治献金人材提供は一切禁じる。

政治家宗教機関誌などへの投稿を禁じ、宗教イベントに参加することを禁じる。

そのような法整備まで至ってほしいね山上義士の思いを無駄にしないためにも

2022-07-16

anond:20220716204932

宗教知識はいものが多いし出版の自由があるから止められないだろう。

できるのは外形的に行動を律することと他に波及することを防ぐこと。

宗教に高額献金するように陥った人間について、成年被後見者と裁判認定して、後見人の判断なしに一切の財産処分をできなくするようにするのも一つだな。

高額寄付やばいと思った段階で、山上伯父が山上母が一切資産処分できないようにして山上伯父が山上たちを育ててたらこんな事態にはならなかった。

2022-07-10

anond:20220710221043

ジェンダーは弱い立場にいる人間について弱者男性の敵は弱者女性だ、弱者女性の敵は弱者男性だと認定しての喧嘩になるからねぇ。何よりも「私が気に入らないから気に入らない」が暴走やすい。働く上での障害になっていることと、景気を上げることに注力して、それ以外のことはあまりどちらにも肩入れしないでほしい。

2022-06-21

anond:20220620013327

>> 人はどっかの時点で被害者でも、他のどっかの時点で加害者だったり、あるいは同時進行で他の人を虐げているかもしれないし、いじめっ子は家で虐げられてたのかもしれないし、とはいえ一生許せないっていう感情否定できないし。

そういう葛藤、ねえのかなと。<<

同意斎藤に対してというよりは、いじめ問題に対して偉そうに言及してる奴全般にだけど。

いじめは悪いことだと思うけど、人間について二元論的に語るべきじゃない。

でもそういう複雑な内容を処理できる思考回路価値観を大多数の人は持ってないのも事実ヤフコメ見れば分かる)。

からいじめ問題について「イジメルホウガゼッタイニワルイ」とか壊れた機械のように繰り返す奴とか、倫理的ものについて持論を断定口調で話す奴には、その通りですね!!!とか言いながらぶっちゃけ内心見下してるw 哀れw

2022-06-17

anond:20220617134526

元増田みたいに罪に問われるようなことはしないけど、興味の有無にか変わらず身の回り他人の弱点とかプライベート事柄とか調べたくなる

仲の良し悪しとかも関係なく同じフロアにいる人間については一通り社内の噂レベルのことから特定できた人についてはTwitterやインスタ垢をみてる。

あと、満員電車で前に立ってる人がSNSやってるの見たら降りるまでその人のアカウント特定したりして遊んでる。

2022-06-06

anond:20220606215420

よくもまあ知りもしない人間についてそこまで決めつけて話せるね。

さっきから言ってること全部。決めつけ、思い込み、全部妄想

2022-05-23

一人でも二次元で好きなキャラでも二次元界隈全体にある程度以上詳しいことが期待される風潮はおかしいと思う

三次元に好きな奴がいるからって三次元人間についてオタクと呼ばれるほど詳しいことが期待されるなんてことないだろ?

ドルオタは別としてな。

しか二次元で好きな奴いるとドルオタ並みに詳しいことが期待されそうじゃなかったとかで勝手マウントとられたりすることまである

理系が恋に落ちたので証明してみたでもやってたが二次元が好きというのはキンゼイスケール上に位置づけできるスペクトラムな性志向しかない。

まり二次元が好きというのを即知識偏重主義者と解するのはおかしいってことなわけだけどもそこに気付かない人間がやたら多い。

てか、好きなアイドルがいるってだけでそのアイドルについて知識的に詳しいことが要求されるってのも大概おかしいわな。好きになった人間たまたまアイドルだっただけの話なんだから

2022-05-18

anond:20220518133606

人間危険兵器になる可能性がでてきた時点で、

じゃあまとめて処分しちゃいましょうかってゼットン起動したのが、一般ウルトラ星人の基本的な行動原理でしょ。

人間を含む未開人が住む宇宙のあちこちの星々に監視員派遣して、ヤバくなったら処分する。

ただの派遣社員だったウルトラマンは、神永が子供を助ける場面に出くわして、

もしかして人間適当処分していい存在では無いのではないか

ウルトラ星人はもっと人間のことを知ったほうが良いのではないか

という気付きを得た。

そして神永になることで、バディたる長澤まさみや同僚から人間について理解を深めていった。

その結果として、あの献身があるわけだが、政府は相変わらず政治利用しか考えておらず、

不穏な空気を漂わせることで次回作へのつなぎとした。

んだと思った。

2022-03-26

anond:20220326193006

気色悪

他人を壊した人間にもほんのちょっとの情があるかもしんないんだから推し量ってやってだってプププ

 

なんで後輩が壊れるまでにその情が出てこなかったの?

 

壊れた後に『可愛い後輩』って言ってる人間の気色悪さをその人間についての文章を書いてて感じないなら増田も十分気持ち悪いよ

そんなもんおもちゃが壊れたかビックリしてるだけじゃん

おもちゃが壊れたから治しに行くね、に書き直せよ

んで、おもちゃから刃が出てきて破傷風になってもうすぐ死ぬ、って日記も書けるもんなら書きな

 

壊れた人間から出てくるのが涙だけならマシなんだよ。

それぐらい慎重に時間をかけて臨むものなのに、お前はようやったじゃないよ。

 

それともちゃんと「後輩が壊れかけてる事を上司に報告して元増田はもう触れるな」って書いた方がわかりやすかったカナ?

 

anond:20220326230506

お前が気色悪いよ 障害者特有の助けてもらって当たり前精神かな?

お前は元増田でもなんでもない横増田なんだから黙って寝なさい。

明日朝にやってる少女アニメからヒーローシリーズでも見て元気を出しなさい。

自分が何書いてるかわかんなかったから消したんだろ?

残念だったな、増田は消した後が残るからな。

 

お前みたいなのが最初から取り掛かっていい話じゃないんだよ。

 

色々やるべきことが終わったらお前はカウンセリングへ行くか軽く旅行にでも行ってリフレッシュしてこい。

ただ噛み付くならまだしも余分な毒が多すぎる。

そのせいで自家中毒起こして目の方に毒が回ってるのか知らんが問題本質が見えてないぞ。

 

な?問題本質が見えてないだろ?

 

恥ずかしいんだよコイツ

「へー。」とか書いちゃって自分が恥掻いてることに気付いてないんだよ。

お前があの日記書いてない他人でも同じぐらい恥ずかしいよ。

しか言及する為に新たに日記を書かなかった理由すらもわかってないんだ

別にweb魚拓使って『こんなひどい言及をされましたん〜』って書いてもよかったけどやんねーよ、アホらしい

それでレスバで負け?アホらしい。

お前はそれ以上に背負わなくていい負債を背負った、お前自身のアホな行動によって。

そして、それは元々話し合ってるものとは別だから

 

言及先のお前に書いてやるが

お前は馬鹿にしなくてもいいタイミング障害者馬鹿にした人間と同じ立ち位置に立っているぞ

気付けよ。

しかも横から出てきて適当に煽ればよかったのに頭がカーッとなったせいで、文章も何書いてるかもわからなかった人間と同レベルになっているぞ。

理解しろよ。

俺はちゃんと黙って寝てろって書いた上で引き際を作ってやったのにも関わらず

言及先のお前も

しょうもない日記を書いた馬鹿も、

ステルスブクマ入れてるアホも

『ただただ言い合いに勝ちたいだけで馬鹿にしなくてもいい障害者馬鹿にした人間

と同じ立ち位置に立ったことになったぞ。

 

おめでとう、本当に君にふさわしい立ち位置だと思う。

俺の優しさはこれで終わりだ

今度から自分がどんな議論を繰り広げていたのかを忘れないようにしような

後で他人がどう思おうが俺はもう君がそういう類の馬鹿で君はこれから増田でそういう恥の上塗りをするものだと理解してニコニコと楽しむことにするよ

せいぜい似たような動きをしないようにな

 

ああよかった、同じような馬鹿が生まれてくれただけで底辺で生きる心地の良さも変わるものだ。

 

俺が元々書いてることの意味は『加害者自覚がある奴がそんな軽いノリでコミュニケーション取りに行くとか何されるかわかんねーぞ、加害者自覚があるなら刺される覚悟も込みでやれよ』なのに

こんな妙竹林な噛みつかれ方するんだから

 

しろ『追い込まれたやつは何をするかわからない、時に奇妙奇天烈利益もクソもない行動をとる』というよくある出来事の教材にはなれた気がするな。

2022-03-16

anond:20220315223315

ツイッター上で仲いいA(その子)+B(ネットで知り合った人)+私っていうグループがあって

前日まで仲良くリプ送りあってたのにある日なんの前触れもなく突然AがBをブロックした。

本当になんの前触れもなかったので私とBはなんで???しかなくて戸惑いとショックとワンチャン動作とかかな?と思って直リプでBのことブロった?って聞いた。

そしたらAは「はいブロックしました」とだけリプしてその後@tosで「なんで直リプで聞くかな…」「相互友達他にもいるのにこんなん晒しと一緒じゃん」「DMとか授業で会ったとき口頭で聞くとかあるじゃん…」とぐちぐち言ってたのでなるほど確かにクローズドな場で聞くべきだったなと反省してリプ消してごめん動揺してすぐ聞きたくてついリプで送ってしまったと謝罪した。

その場ではわかった次からは気を付けてと許されたがそこから敵視されたっぽくて私のツイートほぼ全部にエアリプネガティブニュアンスツイートをするようになった。

それでも学校で会ったとき普通に仲良く会話するし同じ授業取ったりとなりの席に来たりしてた。

そのネット上とのギャップがいい加減うっとおしくてまたエアリプされたときエアリプ返しをしたら無事ブロられてリアルでも交流断絶というわけ



追記

これは現在の話ではないです。

アラサー学生時代に起きた思い出話なのでアドバイスをもらっても既に交流断絶済でいまどこで何してるかも知らないです。でもありがとう

こちらが悪かったとはいえその悪かったところとは関係ないことをエアリプでネチネチ言われて耐えてたけど耐えられなくなって一回言い返したら即ブロられてリア友悲劇のヒロイン風に相談してたなあという思い出なのでAへの描写には「ぐちぐち」とかちょっと嫌なバイアスかかった書き方してたな、と読み返して思った。

直リプで聞いた理由

ブロられたBから「私はブロられてて聞けないから誤動作ブロなのか聞いてほしい」とリプで言われ、

当時はラインもなかったしガラケーだったかDMも今ほどスイスイと送れるもんじゃなかったしなにより本当に昨日まで3人で仲良くリプ送り合ってたか青天の霹靂で気が動転していた。上に書いてある通りそのリプはすぐ削除した。

自分はブロった人間について聞かれても気にしないけど、気にする人の方が多く直リプで聞くのが一般的でないことは理解しました。

「またそういう…」の「また」はなんなのか

当時ツイッター上でキャラを作って交流するみたいな遊びが流行ってて、Aと私と学校友達何人かでそれぞれ専用アカウントまで作って遊んでた。

んでAは「僕なんて好かれるわけないですよ…」とか『そんなことないよ!待ちの発言』をキャラにさせる、いわゆる誘い受け地雷だと公言していた。

私のキャラは自信が無い設定のキャラだったので誘い受けにならないよう発言には気を付けてたし、

Aも前は「そんなところが可愛い!」と仲良くしてくれていたんだが私本体が敵視されてから袈裟まで憎くなったようで。

あなた釣り合うようにがんばります」ぐらいのセリフでも「またそういう…」とエアリプされてしまってえっこれも誘い受け判定なの、と戸惑った。

あとは本アカでの「1時限目ねむすぎ~」とか学生ならだれでもこんなん言うやろみたいなツイートにも「思ってても言わない方がいいと思うけどな」みたいな逐一エアリプがあって辟易していた。

まあ所詮エアリプなので私宛じゃなかったと言われたらそうかもしれないんだけど、なんもないときは「〇〇ちゃん尊いwwww」とかテンションたっかいツイートしてたツイ廃Aが、毎回私のツイート後すぐ草も生えず固い口調でエアリプしてたらまあまあ私のツイートに対してなんやろなと思う。

昔のことすぎて一字一句間違えず覚えているわけではないけどだいたいこんな感じ。

2022-01-27

anond:20220127183146

他人比較して無い物ねだりをせず今持っているものを大切にして生きなさい」というのは古今東西おそらくあらゆる(カルトを除く)宗教に組み込まれている普遍的幸福原理だと思うけど、なんでそれが普遍的原理なのかというと、カスみたいな境遇人間も含めたあらゆる人間について「あなた幸福になれる」と示せるようにしようと思うと幸福をそのようなもの定義するしかなかったからだろう。何か宇宙的な原理があってそこから幸福とはこのようなものです」と導出されたものではなく、現実的な制約条件から決まったものだと思う。

からなんだっていう話ではあるんだけど、一般に言われてるような「幸福」なんてのはそんなもんであって別に幸福になるのは義務でもなんでもないので、自身の魂に従って「幸福にならない」という選択をしても全然いいんやでっていう話。

2022-01-26

anond:20220126184119

いや、オタクとかオタクじゃないとか男とか女とか関係ないよ。すべての人間について当てはまる。

苦しみを滅したければ執着を捨てるしかない。それができない限り、周りがどうなろうとあなたは苦しいままであろう。

2021-12-15

anond:20211215113112

一部の極端な意見を取り上げる意味が分かりませんが。

痴漢問題に関する取り組みを揶揄する人間について話しているんですよ?

2021-12-09

.

自己肯定感が低い人間について記事みたいなのを最近見るようになった気がするけど、自分ダメだ~とか言いつつ心のどこかで自分環境に期待しては裏切られて精神ダメージ負ってるみたいなパターンが多い気がする

ちゃん自己肯定諦めて自分にも他人にも一切期待することやめれば結構タフになれるのに

2021-11-11

この人と話が通じる気がしない(誉め言葉

なあ、「あなたにとって人間動物の違いとは?」って聞かれたら、なんて答える?

――ムツゴロウさんにとって、動物人間の間に線はあるのですか?

ムツゴロウ 人間について「同じ仲間」という意識はあります。だから僕はどんな動物でも食べるけれど、人間だけは食べないことにしてるんです。もちろん「食べたらどうなるんだろう」と考えることはありますよ。でも、それは神に反するおそれ多いことでしょう。

(文春オンライン ムツゴロウさんインタビュー#2:https://bunshun.jp/articles/-/49897

…なんというか、視点が違い過ぎてすごい。

2021-11-01

山本太郎氏のワクチン未接種について

山本太郎氏は新型コロナウィルスワクチンは未接種らしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ee0ed3b7adda1434f6521dcfffa350b5e

百万歩ゆずってワクチン危険だとして、人を導く立場人間なら、まず自分は打ってから議論したらいいのにと思う。

その程度の自己犠牲もできない覚悟のない人間についていこうとする、無知蒙昧反ワクチンの集まりみたいな政党議席3つも取ったのは、、これもまた民意なんだろう。

まぁ、どう考えてもリスクベネフィット天秤にかけたらワクチン打ったほうが得で、そのことを理解している人が社会の大多数という点はまだ救いがあるんだけど。。

2021-08-13

マジシャン詐欺師ではない

とされる理由

1、種も仕掛けもあることが半ば周知である

2、仮に超能力等だと誤認されても実害が少ない

だと思う。

では某メンタリストはどうか?

まだ売出し中の頃、明らかに物理的なトリックのある手品を「メンタリズム」という言葉で脚色して、まるで心理学的なアプローチのみで成功させているかのように演出していた。

あれが「(物理的な)種も仕掛けもある」マジックであったことは、ある程度リテラシーのある人間にとっては自明だったと思われるが、一方で本気で「メンタリズム」を信じ込んだ層も少なくなかったように思われる。

まり、そういった層に対しては1は成立していない。

さらに彼はそのメンタリズムで高めた名声をベースにして、あれやこれやと動画を発信して金を集めている。

彼のメンタリズムが単なるマジックだと理解した上でお布施をする人間については好きにすればいいが、もしも「【まるで手品のような】心理学技量の持ち主の言葉は信頼に値する」と考えて彼を支持している人がいたとすれば、その人は誤認によって実害を被っていることにならないだろうか。

もちろん1と2の両方が成立していないからといって、それがそのまま厳密な意味での「詐欺であるとは言い切れないと思うが、悪質な詐称行為であるとはいえるだろう。

問題なのはメンタリズムが「種も仕掛けもある」とも「種も仕掛けもない」とも明言されていないことである

それがその場のショーで終わるならばボヤかして済ませても構わないが、自分発言信頼性の基盤とするならば、そこをはっきりとさせておく義務が彼にはあるはずだ。

「種も仕掛けもある」ならば、そう明言すれば問題ない。

万が一「種も仕掛けもない」のであっても、やはりそれを明確に断言すべきだろう。

実害を伴う可能性のあることなのだから場合によっては徹底的な検証が為されることになるだろう。

いずれにしても、今の彼のやり方が誠実であるとは私は思えない。

2021-07-07

ワクチン打った直後に死んでいる人間について因果関係推定できないのか?

個別の事例を取り上げてワクチンが原因であることを突き止めるのは難しいとしてもだ。

今の日本では1日におよそ3000人ぐらい死んでる。

原因は事故自殺病気など様々だが、

ワクチン関係ない平時の死亡者数に比べて、ワクチン直後は有意に死亡率が高いとか統計取れそうな気がするのだが

2021-07-05

anond:20210705120614

反対意見とか煽りとかマウンティングとかじゃないよ(読まない人のため一応)

わたし祟りって言葉のひびきでとらえ方ちがうかもっておもった(三行は読む人用)




祟りってどういう定義なのかな

具体的に直接防御がしにくい影響が比較的遠方(距離じゃなくて因果関係が)からくるものかなと思うのだけど


例として

毎日の不摂生成人病になるのは「祟り」という定義にすると

八百万健康神様たち的な何かに対する不敬(という自己ケア不足)

 自分ケアするのは面倒だけれども人のためにしないといけないという要素に変えることで

 (しないと怒られるという意味もつけて)行動意欲を底上げする


②不敬がたまって神様がお怒りなので、罰を与える(神罰執行形態になると人の力では防げない攻撃が来る)

 すると人間側はなにかの犠牲はらって中和しないといけない(儀式や生贄や代償という交渉術


交渉がもはや不可能状態交渉ができない(言葉が通じない相手呪いなど)はそれを受けることで中和したり

 うけない位置を確保(立ち入り禁止など)する


この①の関与方法が直接的じゃない(神と人など)と仲介を挟む量で煩雑さがますため、効率化を目的としたとき因果が堆積し

②の崩壊がきたとき、それに対応しうる手段が人にないため祟りじゃってなると思うのだけど③みたいに交渉不可能犠牲不可避だと

呪いになって手を触れないように①の時点でなんらかの効率化や利益を得るための関係性を築くなということになるんじゃないか



これが祟りだとしたら、判定スパンや状況によっては人の意思で仕組まれた事以外はだいたい祟り表現できるんじゃない?

そういう意味ではむしろ祟り」って言う人は因果関係視野が広くて関係性を見出すんじゃない?

たとえば、太陽光発電で地崩れがあったのを「祟り」という定義でいうなら、一番短いスパンで「山の神様の祟り構造まもるべき定義がありその禁忌を侵した結果)」とか

長いと「その土地を変化させた、保持してきた一族には常に影響が発露していて、今回その一端として地崩れがあった」とかあればいうのでは

逆にいえばそれらがない場合祟り」というカテゴリには入れないのでは。だとへんな因果関係いちゃもんつける方法としては「祟り」の呼称方法というのはなさそうな



原発農薬もその直接的な物質やそれを利用する人間について直接的に言及するのに「祟り」は使わないとおもうんだけどどうかな

前提条件として原発をつかうなら、農薬というものは、それらの情報について取り扱い方法があり、守るべきだったり手をだすべきでないという定義があって

それを侵し続けた結果、堆積した纏め払いが一気に噴出するプロセスが「祟り」だとおもうのだけど、唐突因果関係なく強い影響力を示すものも「祟り」って分類します?


みんながやめろやめろ、つかうといけない使い続けると災いがおきるといっていたものに触れたり使い続けて、結果問題が発生したときに「祟り」と呼ぶ気がするのだけどどうかな ちがう感じかな?


私なりの「祟り」の定義でいうと、「たたりとかいってる人」(いたとしたら/いってたとしたら)なにかしら積み重なる前提条件ありと因果関係を思慮しているのではないかと思う

因果関係無視する人は、因果関係無視といっておいて因果関係という言葉にはなるのだけど、起因する条件が近い、崩れるのは木を切ったからとかその原因としてあげたもの排除すれば片付く問題だといってそう






ちょっと現代祟りっていってる人がまわりにいないので、言うならばこうかな、言わない人ってのはどうなのかな、と考えた感想でした




根本的に解決する方法思考せずに脊髄反射で状況と原因をセットにする、そういう人がいたりそういう事のそれの名前が「現代祟り」って言い方だったとしたらそのとおりかなと

昔ながらの祟り」を無視してしまうってことは言葉を大切に紡いでこなかった原因が堆積した「祟りなのだとしたら その言っている意味そのままかな、とも思いました

2021-05-28

anond:20210528202258

他人いくら嫌おうと自由だけど、嫌いな人間についてネット上で嫌いと公言すれば名誉棄損になって親告されて損するだけだからわざわざ嫌いな人間の嫌いな部分について語るのは合理的ではないと思うけどね。

2021-04-18

エヴァンゲリオンを乗り越えて、あるいはその手前で

 お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ。という言葉が、自分身体を上から下に駆け抜け、僕はそれで、頭から血が抜けていったように感じた。その言葉は、ある意味では間違っていなかった。けれど、間違っているといえば、全面的に間違っていた。

 目を凝らしても見えてくるのはパソコンの画面と荒れ果てた部屋しかない。右手の小指と薬指がその付け根にかけて少し痺れている。特にキーを叩いていたわけではない。パソコンの画面をつけて、何をしようかと思っていただけだ。すると、僕に言葉がやってきた。それは僕が望んだ言葉ではなかった。この暗い部屋は、僕が望んで生まれものだった。この荒れ果てた部屋は、僕がどうしてか生み出したものだった。あの言葉は、ただ、とても嫌いな言葉だった。

 望む、望まないなんてことを考えたことはほとんどなかった。あるといえば、望まないことばかりだ。いろんなことが嫌だ。特に、望むことは何よりも嫌だ。自分が何かを望んでいると思うだけで気分が悪くなってくる。自分が何かを望まなければ生きていけないのだとしたら、死にたくなる。何も望みたくない。何も望まれたくない。そうして僕はこの場所を作った。僕が今望んでいること? それには答えられない。ただ一本の煙草が吸えたらいいと思っているだけだ。それが望みなんて大きなものに含まれるのだとしたら、今すぐにでも僕は首を吊ってやる。セブンスターソフトは残りわずかだ。一本取り出して、口に咥えた。火を付けずにパソコンの画面を見た。

 さっきまではTwitterホームが映っていたが、僕はもう少し孤独になりたくて、ウインドウを閉じた。デスクトップ画面には、雑多なファイルが、まるでこの部屋みたいな雑駁さで並んでいる。それの後ろには描かれた美少女アニメ美少女なのかどうかはわからない。インターネットで見つけた、絵の美少女だ)が憂鬱げに体育座りをしている。彼女右手には安全剃刀が持たされている。左腕にリストカットの痕はない。安全剃刀は文字通り安全なのだ少女の足元には薬瓶が転がっていて、その転がる移動を堰き止めるように、本が置いてある。フェルナンド・ペソアの本らしい。表紙の白い部分には血痕のようなものが伸びている。

 灰を落としてみると、煙草の1/3はなくなっていた。僕は考えごとをする前に、なにかと準備運動必要みたいだ。考えるべきことというのは、僕の身体を駆け抜けて行った言葉についてだ。

 僕は「望む」なんていう大掛かりなものが嫌いだ。望むとも、望まざるとも、嫌いなものは嫌いだ。だが、そこにばかり注目していては次の文がわからない。次に進む。すると、それがあらわれているという。

 それがあらわれている。それはお前が望んだものだ。

 というのであれば、僕はわかるような気がする。まずはじめに「あらわれ」があって、その説明、あるいは定義けがされる。これは、わかる。あると思う。いや、あるべきなのだ自分がいまどうして存在しているか? こうして暗い部屋で、食事に使って洗わないままで転がっている食器や、ゴミの類いが転がっている、この雨戸が閉められた部屋で、僕の身体は、パソコンは、煙草は、まず、「ある」。そして僕がその「あらわれ」を何らかの形で受け取る。受け取ったものには、それ相応の制限がある。それが説明であり、定義でもある。こうして抽象化すれば、わかる話だ。話がわからなくなっているのは、そこに「望む」という言葉が出てきているからだ。煙草を灰皿にすりつぶした。

「こうしていても埒があかない」

 そう呟いた。こう言ったところで、あの言葉が離れていくわけでもなく、これから行動をとったところで、あの言葉が離れていくわけではないだろう。精々気晴らしにはなるだろうが、自分の中にある嫌悪感がぢくぢくと膨れていくか、いつの間にか消滅しているか、そのどちらかだ。経験的に、後者の方がよくあることだ。いつの間にか消滅するには、原理的に時間必要から

 家を出ると小雨が降っていた。庇の外に左手をかざすと、ほんとうに細やかに、少ない量の水が手のひらに当たった。深い青空全国的に深夜であることを告げていた。振り返って家に鍵をかけてから、僕は肺にあるどんよりした空気を深い青の空気と入れ替えた。まるで僕の肺が一つの世界になっているみたいに青い深夜だった。その世界は二つあった。そのうちのどちらかに、隣部屋のお風呂匂いが流れ込んできた。歩き出した。傘はいらないだろう。煙草お菓子を買ってくるだけだ。

 思った通り、雨ざらし階段はそれほど濡れていなかった。足を滑らせる心配はなさそうだし、きっと降りはじめてすぐなんだろう。階段を降っていくと、

「お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ」

 という、声がした。言葉ではなく、声がしたのだ。階段を降りている感覚が薄れて、ゲシュタルト崩壊してしまった。階段構成する線と線の繋がり、それがなす直角と、段差、線の全てが空白もしくは混沌世界に放り込まれた。ポケットに入れていた鍵は、僕の拳から飛び出すことなく、音を立てることもなかった。目を閉じた。「うわあ」と思った、その頃にはもうすでに階段の一番下まで辿り着いていた。でも服は汚れてしまった。階段から転げ落ちたのだ。頭の裏、腕の曲がらないところ、脚の曲がるところ、何より腰が傷んだ。それから遅れて左手に妙な感覚があった。座り込んだまま、左手を開いてみると、家の鍵を強く握りすぎたからか血が出ていた。鍵に何かキーホルダーをつけていたわけではないから、純粋に鍵で傷ついたのだ。親指の付け根に小さな切り傷が付いていた。思ったより血が出てくる。なんとなく、右の人差し指中指でそれを拭い、右の頬に付けてみた。この、なんとなくの一連の動きは、シネマスコープの中に映し出されているといいな、と思った。身体中が痛かったけど、おもしろかったから、よかった。僕は立ち上がることにした。雨は本当に少しだけ降っている。

 ここからコンビニに行こうとしている。それなりに汚れてしまったが、仕方がない。自転車を見た。自転車に乗って行こうか、いや、この程度の濡れ具合で滑って転んだのだ(たとえ変な声が聞こえてしまたからといえど。またあの変な声が聞こえないとも限らない)、大事をとって、あと気晴らしのために歩いていくことにしよう。自転車を金網越しに見た。僕は歩いてコンビニに向かう。決めたからだ。ぶらぶらさせていた右手を鼻の前にかざして、匂いを嗅いだ。鉄くさく、砂っぽかった。これでコンビニに向かおうとしているのだから、笑えてくる。いや、これは気晴らしにすぎない。コンビニ店員も、適当事情を察してくれるだろう。コンビニ店員は本当に飲み込みが早いから、わかってくれるはずだ。

 そんなことを考えていると、下には列車が通る小さな橋に辿り着いた。水色の塗装ははげかけているが、子供が手すりで遊んでいて怪我をするほどではない。おしゃれみたいに朽ちている。その下では電車が通る。橋の真ん中に辿り着いて、ここから落ちたら死んじゃうだろうと思った。いや、生きちゃう? 電圧注意と書いてあるから、落下して骨が折れたり、死んじゃう前にびりびりっと身体破壊されてしまうかもしれない。それにいま僕は濡れている。電気はよく通ることだろう。でも、痛そうだ。さっきの落下でさえ痛く、血を流してしまったのだ。僕というのは風船みたいに壊れてしまときには、弾けるように壊れてしまう。そして、壊れてしまうと、びっくりするし、うるさい。毎度この橋を通るとこんなことを考える。死ぬことはないだろうとは思うが、死んでいいかもしれないと思う。そして、橋の真ん中で線路を眺めるのをやめ、先に進もうと体勢を変えると、昼間子供達がよく遊んでいる公園が見えてくる。深夜の公園だ。いやらしいことを考えないわけではない。でも、重要なのは、いやらしいことを考えたその時には、もうすでに水色の手すりから離れて、コンビニに向かって歩きはじめていることだ。

 公園に面した道路を進むとコンビニがある。だからコンビニに向かうまで、橋の上、橋の下り、道路、と少なくとも三つの視点から公園を眺めることになる。意図して見ないときもあるが、この場所から見た公園をその時に考えてしまっているから、大体いつもみているようなものだ。道路に面している側には遊具はない。公衆トイレがあって、それを二本程度の灯りが照らしている。公衆トイレほとんど立方体の形になっていて、二つの光源から伸びるそれの姿は、三つの視点、どこからみても美しい。道路から見たとき前景に公衆トイレがあると、その後景にブランコがあって、その間くらいに滑り台がある。ジャングルジム砂場公衆トイレに隠れてしまう。

 今日こうして家を出てきて、コンビニに向かっているのだけれど、いつもは見かけない、変な影が三つの視点全てにあらわれているのを見た。人影というには小さく、あまり動いていない。でも横に長いわけではないから、犬や猫の類いではないと思われる。霊でも無さそうだ。霊に影があったら、僕はその霊と仲良くできるだろう。

 よくわからないその影は少し揺れているだけで、歩いたりしている様子ではない。ブランコ周辺でただ揺れている。こういうのはあまりない。不審な影を見かけることはよくあるが、それはその人物不審から影も不審に見えるのであって、影が独立して変な雰囲気を纏っているのはなかなかない。それに、徹底して影の主が見えてこないというのも、変な話だ。影しか見えない。特に怖がることはなかったが、

「変だなあ」とは思っていた。そのまま、コンビニへ向かった。

 その前に、円柱状の灰皿に吸い寄せられていった。右ポケットには忘れずにセブンスターソフトと、ジェットライターが入っている。ジェットライターは素晴らしい。片手で着火できるというだけで、なんだかカッコいい感じがする。喫煙にかっこよさを求めたことはないけれど。客観的にそう思う。絵になるというか。

 セブンスターを咥えて、右ポケットからジェットライターを取り出して、先端に火を付ける。ゆっくり吸う。強く吸うと美味しくない。けれど今は若干の湿気があるから、どちらにしろ美味しいのかもしれない。

 煙草を吸っていると、気分がいい。家から出てすぐ深夜の空気を吸ったように、身体の中の空気を違う空気で入れ替えているように感じる。手軽に自由を手に入れてるような気がする。これが自分の望んだものなのだと言われたら、認めてしまうかもしれない。この一本の煙草が僕の自由に繋がっているなんて、ちょっと詩的だ。けれど……

 お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ。

 これはどういうことだったんだろう。

 こと?

 あれははじめ、「言葉」として僕の身体に降りかかってきた。「言葉」が身体を貫くような感覚は、実はよくあることでもある。だからそれはいい。問題はその「言葉」が「声」になって聞こえてしまったということだ。「声」になって聞こえたということは、誰かがそれを喋ったのだ。あのとき、僕の近くには誰もいなかったから、僕の「言葉」が「声」に聞こえてしまった(?)ということなのかもしれない。つまり幻聴のようなものだ。幻聴ということは、幻? 幻には思えなかった。なぜなら、まずはじめに「言葉」が降りかかってきたからだ。幻にふさわしいのは、何の予兆もなく、何の脈絡もない「声」が聞こえてくるということではないのだろうか。あるいは、僕を貫いた「言葉」は「幻の声」を予知していた、とか。ファンタジーじみてきた。同時に自分精神的におかしいと思われる(思われてしまう)ことを毛嫌いしていることに気づいた。言葉に則して物事判断している。まるで、そうしないと生きていけないように。セブンスターは半分になっている。そうしないと生きていけないということは、僕は「言葉に則して物事判断することを望んでいる」のかもしれない。それのあらわれとして、部屋があんなことになっているのかもしれない。数日間シャワーの浴びていない自分がいるのかもしれない。言葉に則して物事判断することを望むというのは、ここまで代償が必要なんだな、とひとりごちて、笑った。口から煙草の煙が飛び出た。

 コンビニでは煙草お菓子を買った。煙草はいものセブンスターお菓子適当チョコ、なんだか寝付きが良くなるらしいチョコがあったからそれと、イカのゲソを買った。ゲソを買うとビールに手を伸ばしそうになる。でも僕はビールはあまり好きではないから、好きなのはゲソとビールという組み合わせだけだから、やめることにする。結構そこで戸惑う。けど、ビール自分には必要のないものだ。煙草チョコイカのゲソは、自分必要ものだ。

 帰り道、公園が見えてきた。あの影はまだ居るだろうか? 僕としてはいないほうがいい。帰りは行きと違って、目に入ってくる視点が二つなくなっているからだ。橋の下りと、橋の上では、振り返らない限り公園の姿を捉えることができない。公園の姿を素で確認できるのは、今、この公園に面した道路でだけなのだ。だからこそ、ここでしっかりと、あの影がまだ居るかどうかを確かめ必要がある。そうしないと、公園を背にしてからが怖い。

 立方体公衆トイレが二つの光源に照らされて伸びる影の先には、ジャングルジムがあり、わずかながらジャングルジムの影も砂場に広がっている。幾何学的な影は、砂場の凹凸に習って、あまりユークリッド幾何的ではない形になっている。ブランコにはあの小さな影はなく、滑り台にも影はない。灌木を含め、公園全体を見渡してもあの小さく、揺れていた影は見当たらなかった。僕は一安心して、煙草を口に咥えた。少しだけ、雨が強くなってきた。火をつける。

 とりあえずは安心てところだろう。もともと霊とかは考えていなかったから、特に恐れることはなかったのだけれど、一応だ、一応の確認必要だと思ってだ。それから公園から目を離して歩いてみた。なぜかまた右手の小指と薬指が痺れてきた。コンビニで買ったもの左手で持っている。右手煙草を吸うために放っている。それにしてもあの影はなんだったんだろう。影があるのだから、影の主はいるのだろうが、僕はそれを見ることができなかった。するとやはり、影は独立したまま存在し続けるのかもしれない。僕の中でも。世界の中でも。

「お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ」

 という声があらわしていたものは、僕の考えていたように、ものごとの素朴な存在を認めろ、ということなのかもしれない。だからこそ、影にはその元があるとは考えなくて良いし、「声」のものも、「言葉」のように独立したツールとして、その元を探る必要はないのかもしれない。だが。

 そうしたことを伝えるのであれば、やはり「言葉」に留めておくべきではなかったのだろうか? 「声」でこのことを伝えるというのは、そのもの矛盾しているからだ。通常のものの考え方ではたどり着くことができない。「声」には人を必要とするという考えは、どれだけ複雑な回路図だったとしても、確かなものからだ。僕はそう思う。「声」独立して、僕に警鐘を鳴らしていたというのは、考えられない上に、警鐘ですらない。現状の説明を、何か「声」を使って説明する必要はどこにあったのだろう。必要? では「言葉」で表す必要はどこにあるのだろう。普遍的で、使いやすいのがキーなのだろうか。それが必然に関わっているのか。でも、こうしてみると「声」も「言葉」も大差ないように思える。すると、なぜはじめに「言葉」があり「声」が生まれたのか、が問題なのかもしれない。僕はあの言葉から逃れられていない。いまだに考え続けている。もうすぐ橋を渡り終えるというのに、家に帰ってもずっと考えてしまうのだろうか。橋の下階段に足を付けると、

「お前が望んでいたものが、いまあらわれているんだよ!」

 明らかに声がした。それもあのときに感じた「声」ではなく、方角があり、ちゃんとした輪郭を持った声だった。だが、どこか浮世離れしている。それでも僕はびっくりした。何しろ深夜なのだ。僕は振り返った拍子に咥えていた煙草を落としてしまった。湿っていた地面に落ち、火が鎮む音がした。そこから煙が立ちのぼった。雨が止んでいた。

「お前がどう考えても何も変わらないが、お前はなぜか望むことができる。お前はそれを否定しているだろうが、それは、お前が望むことができてしまうことに勘づいていたからだ」

 橋を上ってくる音が聞こえる。人にしては軽い音だ。

「お前が何かを望んでいたとしても、それが叶うことはまれだ。まれということは、叶うこともある。お前はそういう能力を持っているのだ」

 橋の上に立って僕を心持ち見下してきたのは、高校一年生くらいの少女だった。それにしては身長が小さいし、逆光だからか影しかみえない。

 僕は思ったことを言った。

「でもそれって、僕以外の人にも言えることじゃないですか?」

 なぜか敬語が出た。

「そうなの?」

「たぶん」

 影の少女はため息をついた。マジで……と呟いていた。僕は聞き逃さなかった。

「お前が考えていることは、実は大切なことだ。これ以上ないくら大切なことだ。あまりそういうことを考える人はいない」

「そうなんですか。ちょっと煙草吸ってもいいですか」

わたしにもくれ」

 それにしてもこいつはなんなのだろうか。深夜に高校一年生くらいの少女と一緒にいて、通報とかされないのだろうか。僕は影の少女煙草を渡すために近づいたが、影の少女は、「少女」になることはなく、影の少女を保っていた。なんなのだろう?

ありがとう今日煙草が美味しい日だ。君が思ったことだよ」

「そうだったかもしれませんね」

「だが、お前には足りないものがある」

「なんでしょうか?」

 そこで少女は本当に長く時間をあけて、煙草を吸った。とても長い時間だったが、次に出てくる言葉がわからなかったから、僕は待っているという気分ではなかった。僕も僕で煙草を吸っていたのだ。

「お前は実は求められて、存在している」

「え?」

「お前はそれを拒絶している」

「そうかもしれませんが……」

「お前は求められているから、存在しているのだ。お前が求められなくなったら、存在しなくなる。死ぬとはまた違ったものなのだがな」

わたしはお前に求められて存在した。類を見ないほどひねくれたやり口だったがな」

 そういって影の少女は僕の手を取った。左手の血は止まっていて、傷になっていた。影の少女が、その手をぎゅっと握ると、傷はなくなった。影の少女は、影の少女にふさわしく、とても冷たい手をしていた。

「お前の考えていることは基本的に正しい。が、まずい考えでもある。それを警告しに来た。お前には知ってもらうことがひとつだけある。そのために来た」

 そう言うと、影の少女は地平線の向こう側に指を差した。何も見えない、と言うと、耳を澄ませ、と言われた。それに従って耳を澄ませていると、軽く、高いが地鳴りのような音が聞こえてきた。信じられないだろうが、線路中に列車が猛スピードで走ってきている。どの列車も見たことがない。ここは新幹線は通ってないだろうが、新幹線と同じくらいのスピードで走っている。だからか、電車にも見えない。謎の列車が猛スピードこちらに走ってきている。深夜なのに。どういうことなのだろうか。

「お前に足りないものは」

 影の少女は、橋の手すりに立った。そこで、影の少女少女になった。制服を着ていた。白いパンツが見えた。胸は小さく、確かにあった。ショートヘアだった。見覚えのある子だった。だが、会ったことはない。会ったことはないが、見覚えのある子だった。可愛い少女煙草を咥えたままだった。

 夜が静まりかえっていた。少女が決然と橋の手すりに立って僕を見下しながらも、夜空にはたくさんの星がきらめいていた。青い深夜は地平線見渡す限りに広がっていた。少女は僕を哀れむように見ていた。空間が張り詰めていた。それを揺らす列車の轟音。少女がふらっと動いた。

「圧倒的な喪失だ」

 制服少女は橋を飛び降りた。少女が地面にたどり着くころに、列車は飛び込んできた。衝突する。血が流される。さっきまで話していたあの謎の影は少女で、彼女飛び降り自殺をした。僕が手を伸ばした時点で、少女は見えなくなっていた。なにもかもわけがからない。僕は止められたかもしれなかったのに、影の少女から少女になったところで驚いて、何もできなかった。もしかしたら、なにもするべきではなかったのかもしれない。彼女は僕が求めたか存在したのだ。だが、彼女は自ら消滅することになった。ということは僕は彼女自殺を願ったのだろうか。彼女 Permalink | 記事への反応(0) | 11:49

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん