とされる理由は
1、種も仕掛けもあることが半ば周知である
2、仮に超能力等だと誤認されても実害が少ない
だと思う。
では某メンタリストはどうか?
まだ売出し中の頃、明らかに物理的なトリックのある手品を「メンタリズム」という言葉で脚色して、まるで心理学的なアプローチのみで成功させているかのように演出していた。
あれが「(物理的な)種も仕掛けもある」マジックであったことは、ある程度リテラシーのある人間にとっては自明だったと思われるが、一方で本気で「メンタリズム」を信じ込んだ層も少なくなかったように思われる。
つまり、そういった層に対しては1は成立していない。
さらに彼はそのメンタリズムで高めた名声をベースにして、あれやこれやと動画を発信して金を集めている。
彼のメンタリズムが単なるマジックだと理解した上でお布施をする人間については好きにすればいいが、もしも「【まるで手品のような】心理学的技量の持ち主の言葉は信頼に値する」と考えて彼を支持している人がいたとすれば、その人は誤認によって実害を被っていることにならないだろうか。
もちろん1と2の両方が成立していないからといって、それがそのまま厳密な意味での「詐欺」であるとは言い切れないと思うが、悪質な詐称行為であるとはいえるだろう。
問題なのはメンタリズムが「種も仕掛けもある」とも「種も仕掛けもない」とも明言されていないことである。
それがその場のショーで終わるならばボヤかして済ませても構わないが、自分の発言の信頼性の基盤とするならば、そこをはっきりとさせておく義務が彼にはあるはずだ。
「種も仕掛けもある」ならば、そう明言すれば問題ない。
万が一「種も仕掛けもない」のであっても、やはりそれを明確に断言すべきだろう。
実害を伴う可能性のあることなのだから、場合によっては徹底的な検証が為されることになるだろう。
いずれにしても、今の彼のやり方が誠実であるとは私は思えない。
元増田が結論として結局某メンタリストとやらを詐欺師なのかどうかを明言してないから何を言いたいかわからない
マジック見るのが好きな人間なんだけど マジシャンの本分は人を楽しませることなんだ 言葉の定義よりその行為の目的が「俺すごいだろ(メンタリズム)」か「お客様のために」かの違い...
奇術研究会時代の大吾師 http://academagic.web.fc2.com/Academagic3_pamphlet_performer.jpg http://academagic.web.fc2.com/academa_review.htm