はてなキーワード: サザエさんとは
昭和後期以降なら、かりあげクンとかサラリーマンを主人公にした長期連載作品を読めばいいだろう
サザエさんにせよそれ以降の作品にせよ、若者(ツイフェミの類もそれを敵視するようなネトウヨも)が見たら卒倒するのではと思われるくらい、倫理観が現代とは異なる世界の話だけど
江戸:
~~~明治維新
企業につとめてサラリーもらえてるだけですごくえらい(高杉晋作とか坂本龍馬のように藩主でもない人間が事業おこして社長やっただけで名前が後世にのこってる)。
女性が大学に行くとニュースになる。教員、医者、作家など汗を流さなくてよい職業を「先生」といって尊敬の念を抱く。給料が高いので書生・秘書・家事手伝いさんを雇える。
※ちなみにこの職業に貴賤をつけるやり方が偏差値教育をうみ、今の大学進学メインの学校にまでつづいている。
~~~第二次世界大戦
昭和中期:
団塊世代。オーモーレツ。サザエさん。企業につとめて三種の神器(洗濯機・冷蔵庫・テレビかな)をおいた団地にすむのが若い男女の夢。
家に自動車もあるとなおよい。女性が大学生になる事例が増えたが都市部のみ。
田舎だと高校うかっていかせてもらえただけでも頭いいね(実家も太いんだね)レベル。
頭がいいと、なんとか地方唯一の商業高校にいけて、そこをでてすぐ働く人が多い。
義務教育を終えただけの中卒で働くとか、中学卒業もだいぶお目こぼしされてた(本来なら卒業できてないけど義務教育には留年がないから卒業できました)という人も田舎には多い。
昭和後期:
労働者のサラリーマンが8割。景気がよくてどんどん元が取れるので私立高校や私立大学も増え塾もふえる。
そろそろクーラー・自動車などが標準装備になる。「二十四時間働けますか」
パソコンでいうとPC*801MK2が出た。ハードディスクなにそれ。記録といえばフロッピーディスクだよ?
~~~平成3年リーマンショック…じゃなくて「経済のバブルがはじけた」か
平成前期:
ICチップは産業のコメ。インターネットがそろーりそろりとはじまる。電話線のメタル回線のテレホーダイからですね。
ポケベル、ISDN、PHSなどスマホの前身になる技術がどんどん発達。テレビゲーム(据え置き型家庭用ゲーム機)が盛ん。
パソコンが市販されるけどたいていの人はまだキーボードそのものに慣れてない。ダブルクリックムズカシイ。
ていうかワープロ(word機能と感熱紙プリンタだけが入ってる機械。ファックスのような通信機能はない)が現役だった。工業めちゃさかん
平成後期:
ご存じIT革命。スマホ世代。リーマンショックって平成20年だったのか
令和
今だよ
さて
・過重労働
↑昭和はスマホパソコンがないので仕事に即時対応することが物理的に不可能。
小学校で習ったそろばんや電卓が使えればパソコンのかわりに足し算という単純な仕事を延々とやっていられて感謝もされる。のんびりしたもの。
あとは人脈と移動力がものをいう。つまり電車に乗って駅弁たべて「出張してました、〇〇さんに会ってきました、こういう感じでいってました」といえばかなり働いたことになる。営業職つよつよ。
※ちなみにメタル回線の電話はすべて従量制課金だよ。長電話すると営業でも怒られるんだよ。長い話をするときは紙にまとめてファックスにしておくろうね。←令和になってもこれやってる不動産多い
・残業代が出ない
土曜日は半ドンといって昼までで家に帰る職場もけっこうたくさんあった。
まあ最初はリーマン・先生たち、週休1日だったりもしたけど、どうしようもなくみんな貧しいんだから仕事もそうそうこないだろ的舐めプしてた。
あくせくせずに遊びながら席に居るだけ居て、上のものがきたときにだけへこへこしようぜみたいな集団サボりが許されてた感。
・ハラスメント多め
↑ハラスメントなどという横文字言葉そのものが日本の企業風土にないが、
そのかわりネクタイしめて会社に通ってるエリート、だの、美しいお嬢さん、という型にはまってくれる人間にたいする親密さや敬意はあった。
要らないのにお見合い写真をもってこられたり、寿退社必須だったり、お子さんもっと産めばいいのにとか。今でいうハラスメントだが本人たちは親密のつもりでやってる。
今でいうとさしずめ銀盾ユーチューバーくらいじゃないだろうか。
「一般人の皮をかぶった厄介ファンがつくのも予測できてたはず。
自ら選択してなったのだから、サラリーマンやOLは、人格者でなければならない。」みたいな。
ブラックでもなんでもなく、昭和の人の言うところの「あら~いいところにお勤めですね」だよ。
管理職になったらもう社長もすぐそこですねって取引先からつけとどけのお中元・お歳暮、お世辞がバンバンとどく。
そんななかでちょっと残業したり経営が苦しかった時期の苦労をいえばもはや美談、自慢話なんだよ。プロジェクトXだよ。
農業だの家業の手工業だのをやらされてない当たり前のサラリーマンという時点で勝ち組なんだ。
まあ、あとは令和でもそういう「ブラック以前に自営業ばっか」の田舎については「セケンのハテまで」という漫画でもよんでくれ。今でも都市部以外はそんな感じだから。
それこそ「まだ東京で消耗してるの?」は事実の一面は突いてた。
平成令和はやっぱインターネットでオリンピック級に仕事ができる人が可視化されちゃったからな。
荒木飛呂彦とか、AKBとか、どうみても常人じゃない人が「だれにでも見える」「目標に据えられる」「自分でもできるかもとおもわされる」。
昭和ってのは全員知らぬゆえ仏だったよ。
学生闘争で活動してた人が頭いいから背広きて社員になって労組に入って労働闘争して、
何も知らずに搾取されてる同僚たちを企業経営陣の搾取から守ってくれてた部分もあった。
そういう労組から会社への指摘は「ブラック」だなんてふんわりした色だけの言葉ではなく「労基法違反」だの「経営陣は社員Aに残業代と労災を払え」のような、
きちんとした要求になるから、「ブラック企業」に直接相当する言葉はやはり労組にもなかっただろう。「弊社経営陣は違法」といった、長めの告発タイトルならあったかもしれない。
元弊社を「ブラック企業」って命名してことたりちゃうのって、SNSでの、素人にもわかりやすい内部告発や私的労働闘争のほうが労組より効力が強くなったから、それで「ブラック」がようやくなりたったんだろうな
ツイッターがこのまま崩壊したらやっぱり労組が力をとりもどすのかもしれないけどどうだろ。
社員からすると労組か経営かって結局どちらも選べない。どっちも歯車になれる強者おっさんの理論なんだよな。
今は労組から管理職いける不思議な労組ばっかりのこってる。結局企業論理に染まり切ったバカしか企業には残れない。
労基法だの業界基準だの行政だのも、結構いろいろ詳しく仕事のやりかたを(外部のくせに)指図してくるから、
労組があっても経営と手を組んで黙って身内だけで法律をかいくぐることに必死になってるタイプのブラック企業もある(不祥事とかでしょっちゅうバレる。大成建設とか)
社員としては時間や魂を売り渡してる以上、金と地位くらいは見返りとして欲しいわけだからどっちのいうこともわかる。
経営陣はお客様の代弁者だし、労組は「こんなやり方では迷惑だ」と社員やセケンを代弁してる。
でもどっちもそもそも働きたくない個人(今でいう発達障害とか個性のある一人一人の人間、お気持ち)の味方ではないんだよ。
労組弱体とかそういう問題じゃなく、お気持ちを吐き出せるところとして現在最強なのがツイッターだという話。
「黒=悪」というイメージを植えるのはぽりてぃかりーコレクト違反だとしてアメリカなどではもうだいぶ禁止されていると思う。
まあ昭和だと「赤=労組、テロ、共産、悪」というこれも悪口ひっくるめた扱いだったし。
色にイメージをつけてわかったつもり・けなしたつもりになるってのはわかりやすくて訴求はできるけどやっぱり頭は悪いわな。
・1桁ブクマが今さっきみたら2桁も後半になっててびくーりした。俺増田史上5本の指に入りそうだね。
・バブルはじけとリーマンショックまちがえてたり、PCの名前(買ってもらえなかったからどっちでもええんじゃコラ)まちがえてたのでちょこちょこと訂正した。
もうどっちでも新入社員にとっては恐竜と大差ない大昔だからなぁ。
というか「バブルがはじけ、第一次就職氷河期がはじまった」というのを歴史家はいつまでも一言でいえる言葉にしないんだな。
1971が石油ショックで、
2008がリーマンショックなら、
およそ18-20年に一回なんかそういう失業・氷河期祭りがあるんだな。
次は2025あたりにAIショックとかあるんじゃねえの。
・理解するための漫画の追加ありがとう。たしかにそういうのもあったな~とおもった
・フジ三太郎・東海林さだおやコボちゃんなどのサラリーマンもの
(絵柄が大体あの感じのやつ)
※ただ、結局漫画家ってのはサラリーマンを途中でドロップアウトしてるし編集に「こんなのモデル企業に訴えられる」といって差し止められるので正確にはかかない。
島耕作もプロジェクトXも、イメージ向上してるからというだけで訴訟は乗り切れてるけど。
金と社員だけみれば現実はもっとド汚ねえ。だから読める程度には美しく書くんだけどさ。やくざ漫画でいう「ザ・ファブル」みたいなもん。売れるのは毒抜きしたものだけ
一番サラリーマンの本体をしってるのは父親・母親をみていた子供だよなとおもう。(なので一番最初にサザエさんをすすめたし、「セケンのハテまで」もおすすめする)
俺は、ここ二十年タバコの吸いすぎ闘病でずっとおまる使っててママ氏に介護の世話ばかりかけてるうちのパパ氏、
外からみると島耕作に、だいぶ近いことをしていたんだなと改めて感じている。
(部長には一時期なってたんじゃないかな。取締役とかはなってない)
ちなみに俺のなかでは釣りキチ三平の作者(市役所…じゃなくて銀行、のだいぶえらい人だったのが「ドロップアウト」して漫画家に)と手塚治虫(医者を「ドロップアウト」して漫画家に)が出世頭からの転身組漫画家の双璧だとおもいます
・俺史上2本の指に入った
・PC買ってもらえなかったっつってんだろ、ワイルドカードじゃコラ。最初は8801って書いてたんだぞちゃんと。マッきんとっしゅクラシックよりは安いけど、あのくそたかいのに数MBしかハードディスクがなかったおもちゃ買ってもらってたやつは今頃何してんだ、まさかブックマーカーなんかしてないよな。
・しゃぶでもやってるのかっていったやつは大成建設にでもつとめてんのか
・うちのパパがいよいよ危篤。結局あまり企業については話せなかったけど、まぁなんとなく雰囲気はわかるよ。
花々しい企業づとめも、「宮仕え」「エリート」も、社内政治も理系にとっちゃ全部ひかえめにいってクソでありうんこだよな。
腰かけ程度に中小につとめてすぐやめたママはわかってないお嬢様OLだったんだなとおもうことが多々あった。
というか子供からみて高校以降のママのアドバイスは全部見当違いだったんだが、社会人ならとおもったらやっぱりだめだった。
ママには大きな組織に働いてすりつぶされる感覚を愚痴れないなとおもったのは就職して半年もたたないうちだった(見当違いな対処法を提案され余計につかれる)。
2倍速で丁度いいスピードだ。
でも2倍速にすると効果音はともかく音楽は完全に別物になってしまう。
アクションシーンは高速すぎて意味不明で、だけど人間だけは倍速でもまだちょっと遅いぐらいのスピードで喋っている。
お前らなんでこんなゆっくり喋るんだ。
『てーきゅう』を見習って欲しい。
『てーきゅう』は最初から倍速のスピードで喋るし、展開も倍速で進む。
『てーきゅう』は倍速再生すると声はキュルキュルしだすし話は早すぎて脳の処理速度を越えてくる。
そもそも等速でも展開のスピードが強烈すぎて視聴者がすぐに反応できないぐらいだ。
「倍速視聴なんてする奴はコンテンツへの侮辱だ!!!(#^ω^)」と猛る人種がいるが、そもそもの問題はそれらのコンテンツが遅すぎるのが問題なんじゃないのか?
理解が遅く耳の悪い人間でもついていけるようにするという配慮なのだろうか、世の中の作品は本来あるべき速度の半分ぐらいの速度で進む。
半分は言い過ぎでも本来の速度の0.7倍程度には減速されているだろう。
だからせめて1.4倍にしないと遅すぎて見ていて疲れてしまう。
伝わりやすいプレゼンのコツは文章量を減らしてゆっくり喋ることだというが、それを映像作品でやられるのは中々にキツいものがある。
分からないと言ってるやつは2回見ればいいだけだ。
『てーきゅう』ぐらい早ければ2回見ることになっても気にならない。
石油が掘れない
輸入した石油で漁業のマグロとったり耕運機うごかして老人に食料つくらせてたのね
でもやっぱり資源がないだけあって輸出産業が先細りになってきたのね
これじゃあ車もうれなきゃ石油が輸入できないよー😭
米だけはそこそことれるけど、ほぼでんぷんじゃん。これから健康をめざしてローカーボ食するのにこまっちゃう
じゃあ果物なら高く外国にうれるよねってシャインマスカットという世界一おいしいぶどうをつくったらタネが入ってたから中国にタネパクられて売られちゃったヨー
じゃあどうしよう
牛さん、豚さんはアメリカのトウモロコシや大豆をジャンジャン何年間も食べさせて音楽聞かせて石油もやして暖房きいた畜舎にいれてやらないとおいしいおにくにならない
魚さんはサンマ・イワシ・クジラ・ウナギどれも日本からとりあげられちゃってる(他の海域で外国が大々的に漁業しはじめた影響)
じゃあもう鳥さんかな?え?鳥インフルエンザ?卵の価格が3倍に??
豆腐?大豆めちゃ食べるくせに自給率があがらなかった日本で今更どうすんの?醤油だって外国産の大豆でつくってるのに?
牛乳?だから穀類の値段が円安とロシア危機でクソ暴騰してんだってば。収穫できる牛乳より食わせる穀類のほうが高いんじゃ乳牛そだてられませーん。
というわけで、虫は良質なたんぱく質です。日本の気候は虫を育てるのにむいてるよ。味はナッツみたいでおいしいよ。たべてねー。
※ほぼ戦時中の「贅沢は敵だ!」な雰囲気になってるのに国民が生活レベルを全くさげられないのものすごく昭和15年みたいですね。
「露骨にやらなくても皆の賃金を上げたり幼稚園保育園の充実をすれば」とか言うけど、現状の深刻さでは、それらだけでは動機づけとして弱すぎるんだから、もっと露骨な出産奨励もしなきゃいけないでしょうよ。
別に弱くないでしょ
そもそも俺は反出生主義者だから言わしてもらうけど、反出生に傾くような社会をつくってしまった時点で負け
働かないと生きていけない世界で働いたらパワハラ長時間労働安い賃金…産まれない方がいいだろ常識的に考えて。みんなサザエさんシンドロームになって月曜に自殺率跳ね上がって奴隷トロッコに乗ってイライラしながら仕事してんじゃん
出産奨励は小手先でしかなく、反出生に傾いた社会を少しずつ元に戻すのは賃金を上げたり幼稚園保育園を充実させて家事育児の負担を減らしたりする必要があるよね?
えっ時間がない?
それって無能自民党に脳死で少子高齢化問題を任せていた結果30年間を無駄にしたジャップの自業自得ですよね?30年かけてゆっくりと社会は反出生に傾いていったんですよ
移民でも入れればあ?入管で拷問したりナチュラルに人種差別奴隷扱いしてクソやすい賃金でレタス作らせたりしてるような安い国ジャップランドにそれでも来たがるようなアホ外人がいるんならだけど
ブコメ見てるとまた昔は祖父母と同居だから楽だったと言い張る人が出てるが
田舎から職を求めて都会に出る人が多数いたのは、集団就職だ金の卵だと言われた時代からの話なんだが…
彼らの多くはそのまま都会に居ついて都会で結婚・子育てしてたわけで、当然親は田舎にいるから同居なんか出来ん
何でサザエさんみたいな世界が現実でも多数派だったと思ってんだろ
あれ「実家が金持ちのお嬢様が結婚後も家を出ず親と同居、で母親も自分も専業主婦だけど金には一切困らない」と言う
現実じゃほとんどあり得ない状況だから幸せ家族として描けるわけで
(しかも子供も3歳児とは思えないあり得ないくらい手がかからない良い子だもんな、タラちゃんみたいな3歳児現実にいてたまるか)
現実は昔も夫両親と同居で嫁が嫁いびりされるか核家族でワンオペかの二択(かつ金もない)だよ
田舎の同居なら共働きが当たり前(嫁は労働力、専業主婦なんて怠け者の嫁扱い)だし、育児どころか夫両親のお世話すら嫁の仕事
都会の中流以上の核家族なら専業主婦だったけど(子の預け先がないからそうせざるを得ない)
当然ワンオペだし夫は現代基準からしたらデフォで横暴で暴力モラハラ当たり前、離婚で逃げる選択肢もない
途中でSFと判明って、成功例が持ち上げられているだけで大体失敗じゃね?
なんか突然神や宇宙人が現れて「この世界は我々が作ったのだ。お前らは箱庭だー」とか言って、そんでラストには子供がピコピコ遊んでいるゲーム機が映るみたいなオチっしょ?
いやそれ単に設定や伏線の消化不良をデウス・エクス・マキナ・スーパーちゃぶ台返しかましとるだけじゃん。
そんなん俺は凄いとは思わないね。
なんつうか、SFってもうフィクションにおける一般的なジャンルになってるから、あらゆる作品がSFになりうるわけよ。
サザエさんだって「この世界ループしてね?」「実は私たちは絵だったのよ」「この世界は高次元が作っているアニメなの」とか言い出せばそれでもうSFじゃん。
なんだろうな……『科学的に現状を考察する』をしたらもうSFになっちゃうわけよ全部が。
魔法ビュンビュンかましてる漫画で「伝統的にコレやるといい感じとかじゃなくて、実験とかして一つずつ要素分解してみません?」とかやりだしたらそれはもう科学的手法に脚を踏み込み分け。
いわゆるエブリデイ・マジック、ドラえもんのひみつ道具は原理わからないけど凄いんですよ凄~~いで終わるまでがSF以外で、そこに「タケコプターは反重力発生装置で頭のプターは単なる冷却ファン」とか言えばそこでSFなわけ。
その間にあるのはマジで『科学的な思考法で現状を考察してるか』だけなわけじゃん。
俺たちの世界はとっくに神話じゃなくて科学で物を考えてるから。
それこそ恋愛モノでメインヒロインが「これはミラーニューロンのうんちゃらで脳内麻薬があーだこーだ」とか抜かし始めたら、その作品はいきなりSFというジャンルに脚を踏み込めるわけよ。
でもそっから安易に飛躍しちゃいけないっていうか、SFへの扉がどこにでも開いてることに対してもっと警戒意識を持つべきだと思うの。
何故ならSF化するとリアリティラインがグーーーっと上がっちゃうから。
SFっていうのはつまる所『登場人物や作品世界が状況を冷静に分析してしまう』っていう状態なのよ。
今までさんざん嘘まみれなのを「あっ、ここギャグ漫画時空なんで。マジメに考察とかしないでもらえます?」で誤魔化してきたのを突然マジレスの嵐で処理しだすことになりかねないの。
それはときに読者への裏切り、作品世界そのものからの反逆、そして世界の完全なる内部崩壊の危機があるのよ。