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はてなキーワード: インディーズとは

2015-10-11

NHKSONGSゲスの極み乙女特集をやってるわけだが

結成秘話を語る際に、もともと彼らが所属していたバンドのことがバッサリと捨象されていた。

ボーカル絵音休日課長インディゴラエンド。いこかはマイクロコズム。

ちゃんまりしらねーが、彼らの生い立ちをバッサリきっちゃったんだよ。

これはやっちゃいけねーと思うと同時に、悲しくなった。彼らのこの番組への構成への認識に、悲しくなった。

ゲスの極み乙女というコンセプトはこの21世紀も十数年が経過したこのJPOPの地平に本当に当意即妙に馴染んだ。

馴染んだ。馴染んだんだ。それはいいのだが、それまでには曲折が絶対にあって、それがインディゴラエンドでありマイクロコズムであり、そこで彼らが演出していたキャラクターなりイメージなりだったはずだ。その積み重ねの先にゲスに極み乙女があったはずだ。なのに、それはもう捨て去ってしまって、いまNHKSONGSをやっている。それが悲しい。ことさらに悲しい。

公平を期すために(?)、私の年齢を書いておくと今年30になる。ゲスの極み乙女に注目するにはいささか年を取り過ぎている。でも彼らがそれぞれ元いた環境でやっていたことが、面白い具合にコラボレーションしてキラーボールという曲が生まれて、それを聴いた時、私はそれに感動したのだ。平成の初めくらからバンドを聴いてヒットチャートを追って、インディーズにそれなりにそれなりに目を向けて年を取ってきた私が面白いと思ったのだ。それはとっても嬉しいことだった。

それが今見たら、その歴史性というか時の経過がばっさり捨象されてしまい、そこには「今」しかなくボーカル絵音が何か知らんが若い人に何か言っていた。これほど空虚なことはない。彼らはそうした過去を塗りつぶしてゲスの極み多めというスタイルを表出しているが葛藤は無いのだろうか。いや絶対にあるのだろうが、それを乗り越える選択をしたからこのようにNHKで振る舞っているわけだ。蓋をして頑張って、若い人になんか言ってるわけだ。もちろんこの選択に是非を問いたいわけではない。ただこの様態が悲しい。ただそれだけだ。

2015-10-10

男性アイドル女性アイドルの違いとは

どうも!関ジャニ∞ももいろクローバーZヲタクをしている大学生です。いわばジャニヲタドルヲタなのですが、この度、以前から頭の端っこでぐるぐるしていたこの「男性アイドル女性アイドルの違い」について、はてな匿名ダイアリーに書いちゃおう!となりました。いかんせんこういうの初めてなのでどうなるのかなとか思ってるけど、そこは匿名からオールオッケー。

日本男性アイドルというと天下のジャニーズ大国ジャニーズ事務所の絢爛たるジャニタレたちが今の日本男性アイドル需要をほぼ占めている。誰もが認める国民アイドルSMAPを筆頭に日本カルチャーを牽引している。

一方女性アイドルはというと、高確率テレビで見かけるのはAKB48を中心とする48グループももいろクローバーZといったところ。その次点でんぱ組inc.、私立恵比寿中学らスタダグループモー娘。ハロプロ、その他にも地下アイドル地方アイドル合わせるとかなりの数のアイドル存在する。

正直言って私自アイドル自体には全くもって詳しくないので全体像を捉えた感覚としてはどこか曖昧ものになってしまうかもしれない。しかし、関ジャニ∞ももいろクローバーZという男性アイドル女性アイドルとを同時に追っかけていると、彼らの置かれている環境の違いが痛いほど感じ取れる。

わたしが初めてももクロちゃん現場に行ったときの話。現場とは言っても映画館で行われたコンサートLVだったが、ライブが始まる前、突然に1人の男性ファンが「俺らが支える!」と叫び、それに反応したまわりのファンが「かなこぉ⤴︎」という8文字コールを打った。これは各メンバーごとに違い、例えば黄色担当玉井詩織だと「みんなの妹!」「しおりーん!」だとか、紫担当高城れにだと「笑顔が一番!」「れにちゃん!」といったふうである

しかしわたしはこの赤担当の「俺らが支える!」「かなこぉ⤴︎」という百田夏菜子の8文字コールに『いやいやいや!日々支えられてんのはこっちでしょ!?』と心の中でブラマヨ小杉ばりの高速ツッコミをかました。毎日毎日アイドルたちに支えられているのは他ならぬ私たちヲタクであると思っていたのでわたしはかなりの衝撃を受けた。

彼女たちは毎回ライブをするごとに「みんなのおかげで〜、モノノフ(ももクロファン総称)さんのおかげで〜」と感謝してくれている。それだけでも私は「ももクロちゃん自身の力なのに....」と何度も涙してしまう。彼女たちは十分にファンの応援に応えてくれているのだ。しかしこの8文字コール彼女たちにさらに追い討ちをかけているようで、応援というよりは圧力のように感じ、この8文字コールを打つ意図が全く理解できなかった。

ももクロちゃんインディーズデビューから多くの女性アイドルグループがしのぎを削る中で活動を行ってきた。今でこそ老若男女、多彩なファンがついているが、そうなる以前はいわゆる典型的女性アイドルヲタ気質のファンがもちろんほとんどで、その中の1人が作った8文字コールが今もなお使われているのだろう。きっとこの8文字コールを作った張本人はすでにももクロファン他界(ファンを辞めること)しているであろうことは容易に想像できる。南無南無。

「俺らが支える!」というコールには「メンバーを支えている‘俺’」という存在がいる。しかステージ上には‘俺’なんていない。いないんですよ。ステージ上で汗を飛ばしながら歌って踊っているアイドルに応援している自分存在認知してほしいの?何がしたいの?それはもはや応援ではない。

わたしが追っかけているもう一つのアイドルグループ関ジャニ∞ジャニーズ事務所男性アイドルグループだ。関ジャニ∞コンサートでは開演が近づくと「エイトエイトエイト!」と開演までエンドレスコールするエイトコールがある。8文字コールに比べるとグループ名前の一部分をただひたすら繰り返すだけというめちゃくちゃ簡単なものだが、ほぼほぼ8文字コール意味合いは一緒だと思う。ライブ中にC&Rもふつうにある。それは応援ととっていいだろう。

恋愛結婚面でもそうだ。アイドル恋愛結婚問題男性でも女性でも極めてデリケートものだ。しかし、男性アイドルヲタは「恋愛はしてもいいけど、きっちり隠してくれ」という意見が多いように思う。最近でいうと嵐の大野さんの交際発覚だが、大変な騒動に発展し嵐のファンでないわたしも「ヒィィ」とのけぞらざるを得なかった。しか恋愛をしていること自体に怒るファンは少なく、彼の自己管理能力の低さやその自覚のなさに落胆と失望の声が多かったように思う。

しか女性アイドルは違う。恋愛禁止ルールの中、限られた時間の中、彼女たちはアイドルをしている。「恋愛をする」ということ自体ルールを犯す行為とされ、それをしてしまったアイドルは徹底的にファンから運営からバッシングされる。女性アイドルは「恋愛をしている時点で裏切りをした」と見なされる。女の子男性恋愛した時点でどこか汚れてるみたいなイメージ?がまとわりついてくる。

これはいわば社会における「童貞でないか」と「処女でないか」の認識の違いなんじゃないか。「童貞じゃなくなった」という言葉は喜ばしいプラスの印象だが、「処女じゃなくなった」という言葉は逆にマイナスな印象を与える。男性女性ジェンダー問題に及んでくる。

女性処女じゃなくなったらビッチ」の極端な認識がここにも表れているんじゃないか。女性アイドル恋愛した時点でビッチなのか。ここらへんはもう「腐ハウスブログ」のくるくるさんの、問題のあるレストランというドラマを見た感想記事を読んでいただきたいんですが。ここらへんのこと全部書いてくれていますリンクの貼り方わからん。ググってください。

わたしが追っかけるももいろクローバーZ女性アイドルである彼女たちは2013年3月国立競技場コンサート2daysの2日目の最後、聖火台の前で挨拶をした。

「これからもずっとずっと、ももクロを続けていきたい。」

ももクロに、私の人生を賭けて、頑張っていきます

私たちは天下を取りに来ました。でもそれはアイドル界の天下でもなく、芸能界の天下でもない。みんなに笑顔を届けるという部分で、天下を取りたい。ずっとずっとこれからも、みんなに私たちを見て笑顔になってもらいたい」

彼女たちはそう語ってくれた。女性アイドル「卒業」ルールなんて越えて、彼女たちはずっとずっとこれからも私に笑顔を見せてくれるのだと。日々の支えになってくれると。一生アイドルを続けるということは、彼女たちにとってはある意味残酷ことなのかもしれないのだ。でも、でも、わたしは嬉しさで涙が止まらなかった。

とは言えももクロちゃんアイドルを一生続けるとは言っても、あまり恋愛とか無縁なイメージ持たれているし、どうするんだろうとかそんなことをうじうじと心配してた一ヲタクだったが、ももクロちゃんは昔から知らず知らずのうちにヲタク心配なぞどこ吹く風というようにぴょーんとその上を越えていくところがあって、ある時れにちゃんが頬を腫らし「このまんまじゃお嫁に行けない!」と言ったところに間髪入れずあーりんが「いつもの状態でも行けるかわかんないじゃん」「うるせぇ!」という会話を繰り広げていたり、「有安は結婚早そうだけど離婚も一番早そうだよね」「嫌だー!絶対離婚しない!」とかいう会話もあけっぴろげにするようになってきた。なんか心配してたこっちがアホらしくなってくるほどに下ネタもひどくなってきているのでヲタクが取り残されてる感がメッチャ面白い

男性だって女性だってアイドルという仕事はそうそうできるものじゃない。どのアイドルもみんな頑張っている。ただ現代社会での女性に対する認識、それは女性アイドルたちの環境にも如実に表れている。前にAKB48の子SNSの315アプリでファンから質問に「(AKBの子は)みんな病んでる」と答えたというニュース記事をちらっと見たことがある。そんなんじゃだめだよ、みんなに夢を売るのがアイドルなんだからアイドル自身が誰よりも夢見るべきなんだよ。それは男性アイドル女性アイドルも変わらんよ。

ふだん恋愛の曲なんて歌わないももクロちゃん2014年に出したシングル美少女戦士セーラームーンCrystal主題歌MOON PRIDE』だった。恋に恋しながらも闘う女の子の強さがいっぱいにあふれた名曲だ。この曲を歌っているももクロちゃんはどこまでも女性で、たくましくて、ひたすらかわいくて、かっこいい。

切なくて泣きたくなるけど、それでも闘う。女の子にも、すべてを受け入れる強さがあるのだ。

2015-09-17

作品に対する好みは「深度」で変化する

音楽って不思議だね。

この現象って何ていうんだろう?知ってる人がいたら教えてほしい。

http://anond.hatelabo.jp/20150917135550

 

それは「深度」という単語説明ができる。

芸術作品音楽面白さを感じるときは、たいてい何かしらの共感を持つ。

例えば悪人や弱いものいじめは許さない!っていう主人公漫画がいたとして、

自分(読者)が過去いじめられたり、普段から犯罪者を憎んでいたら

主人公が代弁してくれたことにより、より読者の心に対して共感を得て、

深いところで作品と読者の心が繋がりあう。つまり深度が深くなっている。

もっと限定的に、いじめられたストーリーとか事細かに書いたりすると、

いじめられた経験のある人間さら共感を感じ、

主人公復讐する場面などでは大きなカタルシスを感じることができる。

しかし、単に犯罪者を許せないという意味で好きだった人には、

いじめられた話は共感できず、想像の域を出ることはない。

そのため、深いところでつながることができなくなる。

一方では深度が深くなり、もう一方ではその深度の進む先から外れてしまう。

 

まり究極の面白さというものは、人間の数だけこの「深度」の深いものが求められていて、

どれだけ作品が心を深く潜ってこれるか、共感させられるかに掛かっている。

大衆作品が毒にも薬にもなりにくいのは、ようは共感させるもの最大公約数として常に提供され続ける多数派であって、

はみ出し者や少数派にとっては深度が低すぎるせいだ。

自分にとって最も面白い漫画を探したいなら、あらゆる面で深度が用意されているメジャー作品を探し当てるか、

もしくは一点集中型で共感を求めていないくらい狭いターゲットに対して自分が当てはまるものを探すのがいいだろう。

 

話を戻すが、つまり椎名林檎メンヘラ好きにウケるのは、椎名林檎メンヘラ共感してもらえる深度設定の曲を書いてるから

セカオワ中高生ウケるのは中高生共感される深度を持つ曲を提供し続けているから。

演歌幼稚園生にウケないのはそもそも人生経験が少ないのに共感を得るわけがないから

それぞれ作品が持つ深度の種類が違う、違うからこそ客層が分かれるという話。

 

例外として新しいジャンル開拓した先駆者共感には頼らずに、

ただインパクト、衝撃、未体験ゾーンへの突入という麻薬のような要素で人を引き付ける。

インディーズからメジャーに移って支持層が変わるのも

インディーズフロンティア開拓する姿で価値提供しているが

メジャーになると売るために深度の最大公約数を求めだすから凡作になっていく。

まり作者自身ターゲット露骨に変えているから、インディーズ好きはインディーズ好きから卒業できないのだ。

2015-08-11

テクノロジー進歩が奪う情緒

少し前からエジプトインディーズ音楽に興味を持っている。

今の日本洋楽聴くことな普通だが、それは欧米音楽に限った話であり、エジプトの、しかインディーズ音楽を聴こうと思ったら大変だ。

まず情報収集。ググったところでネットにも情報は少なく、あっても英語である四苦八苦しながら基本情報をゲットする。

金もかかる。TSUTAYAレンタルなどできないから、失敗しないよう吟味した上で、覚悟をもって購入する。

自分好きな音楽の傾向が分かってきて類似アーティスト開拓しようと思えば、また英語サイト巡回である

大変だったが、「苦労して欲しいものを手に入れる」プロセス自体を楽しんでいる自分もいた。苦労して手に入れた曲には、TUTAYAでまとめ借りしたアルバムにはない、不思議な輝きがある気がした。


村上龍小説「69」の中の好きなエピソードがある。

舞台60年代の二本、主人公高校生片思いする女子サイモンandガーファンクルか何かのファンで、主人公はその子の前で「最新のアルバム持ってるよ!」と見栄を張ってしまう。その後、主人公は慌てて友人という友人を当たり、サイモンandガーファンクルファンの友人を見つけ、LPを無理矢理借りて、少女自分のものと偽って又貸しするのである

ググればいくらでも情報が手に入り、youtube違法ダウンロードできる現代とは違う。S&Gクラスビッグネームであっても、アルバム一枚入手するのにそれだけ苦労する時代が有ったのだ。それは確かに不便だが、どこか羨ましくも感じる情景であるLP一枚手に入れる間にも、情緒が有り、ドラマが有る。

そんな風に苦労してエジプトアーティスト音楽を楽しむ日々が少し続いた後、アップルミュージックリリースされた。アプリ履歴から俺の嗜好を分析してエジプトだろうが中東だろうが異国のアーティスト音楽をどんどんおすすめし、高音質な音源が全て定額で聴き放題。



俺はすぐにその利便性に溺れた。


情緒ドラマ?そんなものは犬にでも食わせておけ。不便だった過去を美化するな。「三丁目の夕日」やってんじゃねえんだぞ。



今日も俺は、とても快適に、エジプトを漁っている。

2015-08-04

インディーズ音楽業界ヤバイのでおねがいジャスラック

知り合いの話。

ある日、友人から「おめでとう!」と言われ、なんのことかわからない、と答えると、カラオケに入ってたから歌ってきたよ!と言われる。

カラオケにおろす話なんてした覚えないし、聴いたこともない。

確認してみると、自分著作者のひとりであるにもかかわらず、勝手カラオケはいってる。なんじゃこりゃ。

 

そして、また別の知り合いの話。

ある日、友人から「早速新譜聴いたよ!」と言われる。でもたしか先行販売にはこの友人はいなかったはず。

どうやって聴いたか、聴いていくと、とある店でレンタルされていたという。もちろんどこかの店にレンタル許可は出していない。

半信半疑レンタルCD店に入ってみると、インディーズ同人CDあります!の文字が貼っており、自分CDがあり、なんじゃこりゃ。

 

インディーズ音楽業界ヤバイ弱者からといってなめられていて、著作権とかあったもんじゃない。

そりゃ取り上げてもらったほうが万々歳だが、インディーズではCD1枚が直接懐に入るので、かなり痛い。

おねがいジャスラック。こういう音楽弱者を救って。もっとパトロールして。

2015-06-30

ベンチャー企業って言うと、絶対何かあくどい事してるだろって思うけど

インディーズメーカーって言うとそういうイメージはない

2015-06-08

音楽を聴かない男と結婚すると詰む

育児があろうがなかろうが、趣味の音聴きがテレビって男は詰んでいる。

アニソンだけしかしらないとか、マイナージャンルしか聴かないとか、単に全く合わないというのも辛いけどさ。

別にクラシックのこの指揮者が振った盤しか聴かないとか、そんなんでなくてもよい。

楽器ひとつたしなんでなくてもいい。

カラオケ趣味でなくてもいいし、動画サイトインディーズを見回らなくてもPヲチャでなくてもいい。

初音ミクもどーでもいい。

流石に音痴は困るけどw

傾向の異なる音楽が二つ混じって聞こえたら何で嫌なのか、そんなことすら感じられない耳。

私たちどちらかの耳が年取って聞こえなくなったら、私たちはどう思うだろうか。

なんだか、そんな因果になりそうで怖い。そして憂鬱である

2015-05-21

There For Tomorrowが解散って

俺の一押しインディーズバンドだったThere For Tomorrow2014年12月に解散したということを今はじめて知った。

衝撃でおかゆしか喉を通らない。なぜだ。

Fall Out Boyよろしく復活したりしませんか?

頼むよ...まじであのバンドはいつかきっとプロデビューすると思ってたのに

2015-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20150517031226

オープンオーディションでない限り、オーディション情報特定の経路にしか回らない。(「なりたい人」の多さを考えれば、何でもかんでもオープンオーディションにしてたら応募者を捌ききれなくなることはわかるよね。) その経路で応募しないとオーディションを受けられない。

アメリカだとキャスティングディレクターからエージェントを経由して回ってくる。本気でやってて仕事できるレベルの人は既にエージェント契約してるので問題ない。もちろんインディーズでめちゃめちゃすごい作品を作ればそういうルート飛ばして一気に注目されるだろうけれど、そのルートを取る人は割合としては非常に少ない。多くの人は仕事として下積みをやって実績を積んでゆく。

芸人エージェントとは別にトレーニングを受ける。エージェント自身有償トレーニング提供する場合、そのトレーニング仕事の紹介と一切関係がないと明示しないとならない。でないと、「金を払ってこれを受けないと仕事を紹介してもらえないのではないか」というジレンマが起きるからね。エージェント側が、仕事の紹介という本来の業務でなく、それを盾にとって有償トレーニングで儲けるということができてしまう。

日本事情はよく知らないんだけど、所属プロダクション経由で話がくるらしい。で、プロダクション有償トレーニング提供することもあるらしい。プロダクションからしたら、(1)自分のところで売り出すのだからトレーニングするのは当然、(2)トレーニングは本人のためなので有償なのは当然、なんだろうけれど、(1)と(2)の理屈本来混ぜられないものだ。上で言ったようなジレンマが起きるので。

業種によって事情は違うけれどね。絵やマンガならweb活躍しててプロへっていう人もかなり多い。俳優でそれが少ないのは、一人で作品を完成させる分野でないからだと思う。もちろんインディー映画出身俳優もたくさんいる。けれど、インディー映画映画祭に入るくらいでないと実績としてはカウントされない。インディーをやっていた俳優でも大部分は仕事を始めてからの実績の積み重ねで役を掴んで行く人が大半だ。(正確には「インディー映画」は出資方式名称にすぎないので、プロインディーで作ることもよくある。ここではプロに入る前の段階としての自主制作、というのを簡単に言うためにちょっと雑な言葉の使い方をしている。)

2015-05-15

ゲームのメイン市場インディーズに移りつつあるのかとかそんな妄想

最近はなんだかあまりゲーム会社についていい噂を聞かない。

からそうだったけど、近頃は前にもましていやなニュースを耳にする。

やっぱり売れなくなってきてるんだろうなぁと思う。スマホアプリゲーはかなり盛り上がっているとは思うけど、コンシューマ機でのゲーム携帯据置問わず、どんどん盛り下がっていってるような、そんな印象。

コナミなんかはもうダメっぽいし、他を見ても昔ほどの勢いは感じられない。

一方で同人ゲーやフリゲなどのインディーゲーム界隈はガンガン盛り上がっているように見える。コミケとかの即売会は当然のこととして、SteamなどのDL販売サイトも波に乗っている感じ。

UEやらUnityやら(よく知らないけど)、ある程度個人でも楽にゲームが作り出せる環境を整えられる時代にもなってきたらしい。

これは、ひょっとしたら時代が動きつつあるのだろうか。ゲーム制作会社同士で競い合う時代は完全に幕を閉じ、個人やサークル単位群雄割拠してゲームを発表しあうことが主流となるような、そんな未来がもう間近に迫っているのだろうか。

それはとても楽しそうだと思う。今よりも更に色んなゲームが溢れて、俺がやりたいようなゲームもいっぱい出てくるだろう。好きなゲームシリーズの新タイトルは出なくなるかもしれないけれど。

まあそれにしたってまだまだ先のことだろう。だが、いつか来る未来の一つの形だとも思っている。

2015-02-27

http://anond.hatelabo.jp/20150227111201

2000年代アイドルグループ大規模化へ、ロックバンドインディーズのオタ臭い方へ進んで、

どちらにも入れなかったガールズバンドは全滅してしまったという印象。

チャットモンチーとか頑張って欲しかったなー。

最近になると逆にロックバンドでも女性メンバーが入っているのが当たり前になっているが。

2015-02-20

積みゲーは何故積むのか理由を考えてみた

Steamライブラリ内に100本くらいは積みゲーが溜まってるんだけどこれらが何故積みゲーになったのか考えてみた。


こんなところっすかね。

和ゲーに比べると洋ゲー雰囲気暗くて対象年齢高めのタイトルが多いんで意外と敵キャラが気持ち悪いという理由で積んでるゲームが多い気がする(シリアスサムとか)

こういう条件かいくぐれるゲームって必然的にロープライス前提で作られた奴やインディーズゲームみたいな良くも悪くもライトゲームが多くなってくるから最近難易度低めのタワーディフェンスや横スクアクションとかばっかやってる。

今までゲーマープライド()とか言ってソシャゲには絶対に手を出してこなかったんだけどSteamでこんな惨状になるくらいなら素直にパズドラやらモンストとかに手を出してライトゲーマーになった方が良いのかもなぁ。

GTAよりパズドラスカイリムよりモンストなんて感性ちょっと理解できなかったんだけど今なら理解できるわ。

っていうかもうゲーム自体に向かなくなってると考えるか。

2015-01-07

インターネッツ面白くなくなったって言ってる君へ

インディーズバンドのファンが売れた後に昔は良かったって言うのと一緒。

そこに特に理由はなくて古参ぶりたいだけ。

2014-10-28

別・本当にあったやるせない話「BUMP OF CHICKENって知ってる?」

とある男とは、また別の男の話。

90年代後半。男はギターロックが好きだった。ちょっとポップな、弾ける感じのギターロック

日々ラジオロキノンを漁って、素敵な音楽を探していた。

ある日、小さなレコードショップ試聴機で聞いた歌声歌詞に感銘を受けた。

「これは素敵な僕のバンドを見つけた!」と思った。

BUMP OF CHICKEN

ハイラインレコーズか、さすがだな!

いたことの無いバンドだ。また、こんなバンド出会えた!

アルバムを買った。ランプ、ガラスのブルース、K、続・くだらない唄、アルエやばいやばいやばい

ライブがあるとのことで、十三ファンタンゴに駆けつけた。泣いた。笑った。叫んだ。泣いた。

十三ファンタンゴもいいライブハウスだけど、もうちょっと大きなところでやりたい。クワトロは大きすぎるけど」

そんなボーカル藤原MCに、会場の男たちは「クワトロでも狭いわ! ゼップクラス以上やろ!」と笑った。

ライブから帰ってすぐ、その感動を自分ホームページにしたたるためにホームページビルダーを立ち上げた。

BUMP OF CHICKEN公式サイトにあるBBSにも「ライブ良かったです! 感想をまとめたので良かったら読んでください」と、男のホームページURLを貼った。

翌日、カウンターCGIが壊れたのかと思ったぐらい回転した。

今まで誰も書き込んでくれなかった男のBBSに、知らない人から「良かったです」「ライブ、行きたかった」「東京も良かったですよ」と100人以上の人が書き込んでくれた。

泣いた。バンプ好きな人がたくさんいると、嬉しくて泣いた。

でもこのバンドはいつかメジャーになって変わってしまうんだろう、と確信めいた感覚があった。

それからと言うもの、男は会う人会う人にバンプを勧めた。変わってしまう前に。

最近良いバンド見つけたんだよ!」

「ふーん。インディーズなの」

「この曲「ランプ」って言うんだけど、最高なんだよ!」

「へー、今度聴いてみるわ」

「今から送るよ!」

ダイヤルアップ接続の遅いスピードで、ICQを使って送った。数分の曲を送るのに2時間近くかかった。勿論、歌詞も一緒にテキストにまとめて送った。

「これ、いいね! すごい元気になれる!」

「あー、若い時に聴きたかった。今の僕はナイフに代わる自信を仕事で手に入れたよ。でも、いい歌だね」

みんな、喜んでくれた。

男は嬉しくて、でも「ランプ」だけを送りプロモーション活動を続けた。無料で配るのは気が引けるから、この1曲だけ。本当に気に入ってくれたら、きっとアルバムを買ってくれるはずだと。

こんなにも良い音楽なんだもん、本当に多くの人に届く! 嬉しい!

どこか勝手な使命感にかられてたのかもしれない。自分ごとのように必死だった。自分のことじゃないのに。

ある時。

転機は急に訪れた。

「見えないものを見ようとして」

大好きな歌声で、なんだか、ちょっと違和感を感じる、乗り切れないメロディが飛び込んできた。

メジャーデビューが決まったと聞いた時、すごい不安だった。変わってしまうと思ったから。

ボーカル藤原だけじゃなくメンバー全員が「俺ら、変わらないから」そう何度も言ってたけど、そんなの無理だって分かってた。

モテない、女心も分かってない童貞全開な歌詞。いつも通りのバンプなのに……。

天体観測

さながら打ち上がったロケットが、大気圏突破して宇宙(そら)に消えて行くようだった。

中途半端なヒットで、それでもバンドの知名度を押し上げた。

男は黙り込んだ。

これで、もうバンプの話ができなくなるかもしれない。

この前までバンプのことを完全スルーしてた人たちも、男と同じように自分ごとのように喜ぶんだろう。「これは素敵な僕のバンドを見つけた!」と。

それは、もう男にとっての「僕のバンド」ではなくなっているだろうけど。

ほどなくして、そんな知人に会う機会があった。

その日は珍しく知人のほうからこう切り出してきた。

最近良いバンド見つけたんだよ」

「おっ、そうなん?」

BUMP OF CHICKENって知ってる?」

(終)

元ネタ本当にあったやるせない話「BUMP OF CHICKENって知ってる?」

http://rhal.hatenablog.com/entry/2014/10/27/223050

2014-09-12

この先、アートエンタメはほぼ壊滅する。

貧富の差が進み、中産階級がどんどん減っていっている。

消費行動がとれる人間が減るたびに、エンタメアート多様性が減っていくだろう。

残るのはごく少数の大作と、小規模な同人インディーズだけになるだろう。

2014-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20140812123413

テレビ商品はだいたいが女性向けであるから

と言うのがそもそも事実誤認だと思うけど。

女性向けであっても「男が男が望む形で作った女性向け」であり、「女が女の為に作った女性向け」は無い、って話でしょ。

漫画とか小説とか一個人が作れる分野であれば後者もそこそこある(多くはない)けれど

少女漫画なんかでも、男性編集が「俺の考える少女向け」を通したがって作家に自由に描かせないなんてのは聞く話だけども)

大勢人間と大量の金が関わるテレビ映画だと「女が女の為に作った」ものなんて発表の場すらなかなか無いと言うのはその通りだと思う。

インディーズレベルであればあるだろうけどね。

2014-08-08

17インディーズ(?)から見てて一緒に年とってやっと自分お金出して追っかけられるようになってここ数年すごく楽しいんだけど。

どうしよう。

ヲタ辞めたらどうやって生きていけばいいかわからない。

自分で一旦区切りつけるっていったリミットが刻々と近づいてくるのが怖い。

2014-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20140624204741

てか、おそらく君は3人の異なる人物を混同して「スカイリム君」と呼んでいるように見受けられる

 

まず、Spelunkyやレッドシーズプロファイル(すまんが知らない)の名前を出したのがA

彼はSkyrimを一通りプレイはしたけど、実はそこまで言うほど自由度ないんじゃないのと主張している

ただし例のあいつがSkyrimの話によく食いつくので便宜上そのまま話の種として使っている

 

で、彼よりもっとSkyrim好きな人が最低でも二名(B、C)いて、例のアレとやり合うかたわらAとも論争になっている

「俺はSkyrimが好きなんだよ」とちゃんと公言したのはB

インディーズゲーを否定したため大作厨呼ばわりされたのはC。一人だけ喧嘩腰だったから覚えてたけどたぶん数発言しただけですぐいなくなっている

 

他にも俺含めて複数の人がバラバラに参加してると思うが、A~Cほどには特徴が見えないので正直区別がつかない

なお俺は「あ、こいつ一年前にもいた奴なんですよ」「パックマンにもあてはまるのかよ!」みたいな合いの手を入れてるくらいであまりまじめに議論してないです

2014-05-28

ソニーって技術力はあるのにね

確かにXperiaは良い端末かもしれないけどブランド力iPhoneに全く及ばない。

スマホゲーム機も持ってるのに、有機的なつながりは無い。

ゲーム機3D-HMDも持っててオーキュラスと比べてかなり有利なのに、インディーズを巻き込んだムーブメントは作れてない。

 

ソニーなんで死んでしまうん?

http://anond.hatelabo.jp/20140528004340

2014-05-26

握手会が無くなったからって

余所音楽CDが売れて業界が再び活気づくわけじゃない

握手券はCDの売上が行き詰った上の苦肉の策って感じだったわけだからねえ

よく握手会商法を批判してる音楽オタクやらインディーズアーティストやらを散見するが、

そんなことしてる暇あったら自分が食い扶持稼げる方法もっと考えてみろってんだ

2014-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20140508154920

確かに、ハードの統一は極論だとしても、ゲームの規格統一の動きはあってしかるべきだなあ

明らかにソフト開発の参入障壁が高すぎる。そりゃインディーズは全部PCソシャゲに流れて活気を失うわ。

2014-05-03

アイドルに学ぶアカウント指向からプロダクト指向」への変遷

NMBの人気メンバー渡辺美優紀みるきー)のスキャンダルが発覚したのは、3月中旬くらいなのに、俺がそのショックを未だに引きずっていて。

なんでかなーと思っていろいろ考えていて、タイトルのようなことに思い至った。ので書く。この導入は結論とあんま関係ない。

で、ショックを受けた最大の原因は、AKBグループ全体のスキャンダルへの対応方針が峯岸坊主事件を期に「厳罰」から放置」へと180度変化したからなのかなと思ってる。

例)菊地彩香 →解雇

  指原莉乃 →左遷

  平嶋夏海 →解雇

  峯岸みなみ坊主研究生降格

  柏木由紀 →放置

  渡辺美優紀放置

これって、AKBグループ全体が「アカウント指向からプロダクト指向」に移行している過渡期っていえるかなーって思った。

ここで、

アカウント指向」とは、顧客の求めるもの提供するサービスの意で、

プロダクト指向」とは、自分が良いと思ったもの提供するサービスの意、な。

地下アイドルとか、若手芸人とか、インディーズバンドとかが、自分提供するサービスに対して決定権が持てなかったのが、人気や実力が伴ってくると自分のやりたいことが出来るようになるみたいなイメージ。まあよくあることよな。

これを芸能以外に置き換えると、いろんなサービスが質が向上して、コスパで選べば激安or無料でそこそこのものが選べて、金さえ積めば青天井に素晴らしいものが手に入って、という世の中だと、自分仕事の決定権が持てるまでの時間がどんどん長くなるなって思った。「串打ち三年、割き八年、焼き一生」とか、そういう世界。で、良いもの提供する世界で生き残るのは片手で数えるほど、みたいな。

その中で自分はどういうふうに生存戦略を立てていったらいいのか、というところをいま考えてる。

2014-05-01

所詮エロゲなんかこんなものなのか。。。

DEARDROPSというエロゲをやった。曲はゲームとは別ものとして好き。

話はベタだけどまあありっちゃありかと思ってたら、一番メインのストーリーBECKパクリですっごくショックだった。

学生バンドともメジャーバンドとも違う、インディーズバンドの話を書こうとしてbeckになるのはわからんでもないけどあからますぎんだろ。

ライター新人だったってのもあるけど、メインの話をパクるんならせめてそれ以外のエロなりキャラなりを特徴だててくれないと困るわ。

完全に瀬戸なんとかさんにおんぶにだっこヒットだったということが露呈したOVERDRIVEに先はないな。

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