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はてなキーワード: 訃報とは

2023-02-05

早期退職するかどうか悩んでいる54歳の武川アナ

朝起きると涙が出ていると語っていたが、涙の真相は近しい人の訃報だったんだろうな

2023-01-30

久々にSuchmosの「STAY TUNE」のMVを見た

STAY TUNEDが正しいなどというクソ知識はどうでもいいとして

 

どう見てもマイルドになったハライチ岩井みたいな顔をしたヴォーカルのヨンスが

ちょこちょこ動きながら歌うのが何回見てもクソハマっててかっけーなってなる

特に静と動のセンスがいい

 

俺はKING OF STAGEことRHYMESTERが好きで何度もライブに行っているが

宇多丸ライブ中の振りがいつまでたっても「いなたい」感じでほほえましく思ってしま

その点、Mummy-Dはいつも洗練されている

 

MV中のヨンスの動きはとても洗練されていてカッコいい

2019年Suchmosとしては活動休止してしまい、その後ベーシスト訃報が知らされた

今後、復活することがあるのかないのかはよくわかんないけど

個人的にはまた見たいなと思うアーティスト

2023-01-29

銀河英雄伝説 キルヒアイスが生きていたら…

キルヒアイスが生きていたら…という表現原作を読み返していたらめちゃくちゃ出てきたので何となく集計してみました

キャラ別に少ない順から発表していきます

… 1[sage]23/01/29(日)19:07:44 No.1020799902+

ミュラー

ラインハルト・フォン・ローエングラム元帥が、故人となったジークフリード・キルヒアイスならともかく、部下の個人的名誉のそのようなあらわれかたを許容するはずがないのに…。 3巻

… 2[sage]23/01/29(日)19:08:20 No.1020800175+

ロイエンタール

「……ジークフリード・キルヒアイスが生きていたら、こんなかたちでイゼルローンをふたたび失うことはなかったかもしれんな」 7巻

… 3[sage]23/01/29(日)19:08:48 No.1020800401+

ベルゲングリューン

本来キルヒアイスの肉体ではなく銃口によってはばまれるはずであった。その日まで彼ひとりが、ラインハルトの傍で武器の所持を許されており、その射撃の技倆は衆にぬきんでたものであったのだから。 7巻

… 4[sage]23/01/29(日)19:09:32 No.1020800747+

後世の人

後世、しばしば、言われることである。もしジークフリード・キルヒアイスが旧帝国暦四八八年以降も生存し、歴然たる〝帝国の第二人者〟でありつづけたら、ラインハルトロイエンタールとの緊張関係は、潜在的もので終わったのではないか、と。 9巻

… 5[sage]23/01/29(日)19:10:06 No.1020801002+

ビッテンフェルト

「もしジークフリード・キルヒアイスが生きていれば、こんな不愉快な人事とも無縁でいられたろうよ。いい奴ほど早く死ぬ」 10

… 6[sage]23/01/29(日)19:10:39 No.1020801248+

ここまで一回だけの人

から複数回発言のあった人です

… 823/01/29(日)19:11:26No.1020801648+

ヤン

彼の訃報に接したときヤンは、永年にわたる友人を失ったような、心の痛みを覚えた。彼が生きていれば、帝国新体制同盟との、貴重な架け橋となってくれたかもしれない、ともヤンは思う。 3巻

これであの若い赤毛の驍将ジークフリード・キルヒアイスが生きていたら、ヤンにあたえられる勝利のチャンスは、極微少のものであったにちがいない。 3巻

… 9[sage]23/01/29(日)19:12:46 No.1020802274+

ここからトップ3です

まず3位

ミッターマイヤー

ジークフリード・キルヒアイスが生きていれば、きっとローエングラム公をお諌めしただろうな。」  3巻

「そのとおりだ。キルヒアイスが生きていたら、あのオーベルシュタインしたり顔で軍務を専断することもなかったろうよ」 7巻

あの聡明ジークフリード・キルヒアイスが生きていたら、皇帝カイザーラインハルトロイエンタールとの、もつれた鋼の糸をときほぐすことができただろうか。それとも、彼の存在をもってしても、やはり今日事態は、さけえざる必然の結果であったのだろうか……。 9巻

10[sage]23/01/29(日)19:13:45 No.1020802649+

2位

ヒル

ジークフリードキルヒアイスが生きていたら何と言うかーーそう言おうとしてヒルダは思いとどまった。… 3巻

「ああ、それにしても、キルヒアイス提督が健在なら、わたしなどがでしゃばる必要はないのだけど」ヒルダは短くしてあるくすんだ金髪を、すんなりした指でかきあげた。死者を冥宮から呼びもどすことはできない。それにしても、若くして逝った赤毛若者は、今後どれほど人々におなじつぶやきを発せさせることになるのだろうか。「キルヒアイスが生きていたら!」 と……。 3巻

ジークフリード・キルヒアイスは、能力識見忠誠心において比類ない存在だった。副官としてラインハルトを補佐し、カストロプ動乱、アムリッツ会戦リップシュタット戦役では独立した作戦行動において傑出した武勲をうちたてている。生きていれば、きたるべき対同盟軍事行動において、どれほどの偉功をたて、歴史うごしたことだろうか。 4巻

11[sage]23/01/29(日)19:14:12 No.1020802839+

ヒルダ続き

ジークフリード・キルヒアイス元帥が健在であったら、と、ヒルダはあらためて故人の可能性をおしまずにいられなかった。皇帝カイザーラインハルトに代わる遠征総司令官の座と、マリーンドルフ伯を継ぐ国務尚書の座と、すくなくともいっぽうは、異議なく彼によって埋められたであろうに。 10

12[sage]23/01/29(日)19:15:07 No.1020803237+

1位

ラインハルト

時のページを逆にめくって、12年前のあの頃に戻れたらーーそしてもう一度やりなおすことができたらーーおれにとって世界はもうすこし明るくて温かいものでありうるのだろうか… 3巻

だが、胸のペンダントが鏡に映ったとき、彼は亡きジークフリード・キルヒアイスのことを想いだしたのである。アムリッツ会戦とき、ビッテンフェルトの失敗を赦すよう進言したキルヒアイスが、もし生きていれば、ミュラーも赦すようラインハルトに頼んだにちがいない。 3巻

赤毛ジークフリード・キルヒアイスが生きていたら、無実のモルト犠牲をしいるようなやりかたを許容することは絶対になかったであろう。 4巻

… 1423/01/29(日)19:16:18No.1020803765+

ラインハルト続き

彼の覇気は、同年の主君ラインハルトにとって不快ものではないはずだったが、このようなタイプ人物を見ると、けっして好んでめだとうとはしなかった故人のことを連想してしまラインハルトだった。ジークフリード・キルヒアイス、みずから犠牲にして彼の生命を救ってくれた赤毛の友なら、このようなかたちでめだつことを肯じなかったにちがいない、と思う。比較してはならないということは承知しているのだが、意志理念ではどうしようもない心のはたらきが、ラインハルトにそうさせるのだった……。 5巻

キルヒアイス、お前がいてくれたら、ヤン・ウェンリーなどに白昼の横行などさせはせぬものを……」 5巻

「お前が生きていてくれたら、私はこんな苦労をせずにすむのだ。お前に遠征軍の総指揮をとってもらって、私は帝都で内政に専念していられるのに……」 5巻

… 15[sage]23/01/29(日)19:17:18 No.1020804238+

ラインハルト続き続き

万全の自信を、このときラインハルトは欠いていた。当初の完璧迎撃法を変更すべきではないかもしれない、との思いが、脳裏遊弋していた。もしジークフリード・キルヒアイスが彼の傍にいてそう進言すれば、すなおにしたがったにちがいない。しか生来覇気が、これまでとってきた消極策にたいする反動必要とした。若さの発露かもしれなかった。 5巻

「その友人がいま生きていたら、私は生きた卿ではなく、卿の死体と対面していたはずだ」 5巻

彼はひとり、銀色ペンダントにむかって話しかける――お前とともに、強大な敵と戦うのは楽しかった。だが、自分もっとも強大な存在になってしまったいま、おれはときどき自分自身を撃ちくだいてしまいたくなる。世の中は、もっと強大な敵にみちていてよいはずなのに。お前が生きていたら、もうすこし、おれは自分の心のおもむくさきを見つけやすかったはずなのだ、そうだろう、キルヒアイス……。 6巻

1723/01/29(日)19:18:07No.1020804565+

ラインハルト続き続き続き

だがいまは彼は皇帝である神聖不可侵などというたわごとにたよらずとも、宇宙もっとも強大な存在となったのだ。 だが、ほんとうは、いまよりもなお強大な存在になりえたはずだった。彼の見えざる翼の半分が、彼自身の罪によって折られることがなかったら。 7巻

ジークフリード・キルヒアイスが生きてあれば、皇帝の盟友として、また帝国重臣として、かならずそう勧めたに相違ないのだから 7巻

シルヴァベルヒならそれができたかもしれない。また、ジークフリード・キルヒアイスが健在なら、ラインハルト政治面での才幹に、充分に対応しえたであろう。だが、いまは両者ともいない。 8巻

… 18[sage]23/01/29(日)19:18:44 No.1020804775+

ラインハルト続き続き続き続き

あるいは皇帝カイザーラインハルトは、最初にこの機構を構想したとき総督の任にあたるべき者として、親友たるジークフリード・キルヒアイスを考えていたかもしれない。だが、キルヒアイスが天上ヴァルハラの住人となったのち、この大任にあたるべき人物といえば、オーベルシュタインロイエンタール、ミッターマイヤー三者しか存在しなかった。 8

… 22[sage]23/01/29(日)19:19:42 No.1020805167そうだねx31

以上です

集計の結果キルヒアイスが生きていたら…という表現は27回使用され内13回はラインハルト使用したものでした

いかがでし

… 43[sage]23/01/29(日)19:25:31 No.1020807725+

>ラインハルト結婚を決意するあたりでキルヒアイスのことを口にしていた気がするけれど

>生きていれば…!じゃないとノーカンかな

生きてれば以外は全部ノーカン

死後キルヒアイスについて言及してるところって絞り方だと集計が多分倍近くになる

… 51[sage]23/01/29(日)19:28:42 No.1020809175+

>割りと有用だと思うから寿命がある掲示板じゃないwebの海にも流しといてほしい

別にこの集計に対して所有権主張するわけじゃないからこれを見た誰か別の人が流してくれれば…

… 76[sage]23/01/29(日)19:33:59 No.1020811545そうだねx2

>気になってるけど自分でやろうって気にはならない絶妙ラインの集計をやってくれる…

電子版買ったから全部読み返すついでに前から気になっていたからやってみた

外伝はまだ読んでないけどキルヒアイスが生きていたらなんて言いそうな話無かったはずだし大丈夫だよな…?

… 7823/01/29(日)19:34:34No.1020811807+

>外伝はまだ読んでないけどキルヒアイスが生きていたらなんて言いそうな話無かったはずだし大丈夫だよな…?

多分キルヒアイス死ぬ前の話しかないはず

86[sage]23/01/29(日)19:36:19 No.1020812619そうだねx6

>データベースみたいなので調べたの?

>それとも自分で読み返して…?

読み返して頑張った

一応検索キルヒアイスで調べて見直しはしたけど赤毛とか友人とか別表現があったりするからしかしたら漏れがあるかもしれない

2023-01-19

現代で死んだところで

著名人でない限りニュースにならんし、

地方新聞折込チラシと一緒に入ってる訃報に載るだけってことを考えると死ぬのもアホらしいな

2023-01-15

若者からYMOがなんなのかよく知らんから訃報とか言われてもね

坂本龍一はなんとなく知ってるけど。元ミュージシャンサヨク活動家でしょ?

本当老害しかいないんだなはてなって

YMO高橋訃報

サディスティックミカバンド検索したら回顧するおっさん達の思い出話してる人が多かった

しみじみとした

われポンテーマソングしか知らないが

ちなみに自分は25歳

2023-01-12

ジェフ・ベック訃報公式からツイートに誰?みたいな青バッジアカウントのメンションがトップに並んでた

これがTwitter Blue課金メリットか。

大物が死んだり、戦争が起こったり、炎上したり、なんでも注目浴びてるツイート

とにかくメンションしてビューを稼ぎたい人が課金する

Twitterますます最悪な場所になっていくね。でも課金増えりゃイーロン得だもんね。終わりすぎ

Jeff Beck, RIP..

自分少年時代ギターヒーローJeff Beck訃報を聞いてショックを受ける朝。

https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-64228780

名曲が多い中で一番好きなのを挙げるなら「Hi Ho Silver Lining」。

Rock Stuwartと一緒に楽しく演奏してる彼の音楽が好きでした。

RIP

2023-01-03

ご飯にするから皿出してと言われれば出してやる娘

トイレ掃除してと言われればしてやる娘

しかし娘が皿洗いをしようとすれば断ってくる母

パソコンの具合ダメなら見るよと言えば断ってくる母

訃報を読めと新聞を突きつけてくる母

見るから見合い結婚のくせに恋愛結婚したと言い張る母

それ以上のことは何もない

娘と目を合わせようともしてこない

娘の話は全スルー

せいぜい息子でも溺愛してろや

キリスト教宗教2世は親ガチャなら大ハズレ

しろポアされないよう警戒しておく

anond:20230102110518

そのうち年下の訃報も多くなってくる

2022-12-31

ほぼ縁を切っていた元親友から突然飯の誘いが来た。

ほぼ縁を切っていた元親友から突然飯の誘いが来た。

小学校から腐れ縁オタク仲間で、それぞれ住んでるジャンル全然違ったけど沸った想いをお互いに語り合い聞き合い、インターネットミームゲラゲラ笑ったりした。一緒に旅行に行ったり、同人活動を手伝ってもらったり、しょうもないネット記事LINEに送りつけてだらだら下らない話をしたりしていた。

ただ自分はアホだからたまに何か失礼だったり不快なことをやらかししまって、その度に相互フォローアカウントエアリプみたいにぼかして愚痴られてるのが昔からしんどかった。

しんどかったけど、こんなアホのポンコツ人間とこんなにも長く仲良くしてくれていい奴だな、自分が悪いな、またやらかししまったな、いつも申し訳ないな、優しいから直接言えないんだろうな、とずっと思ってた。

コロナ禍が始まった年だったか自分推しが大変なことになって、すごく精神的に荒れてた頃があった。

大変だから何とか応援したい+見納めになるかもしれないタイミングだった。だから親友を今までイベント事に誘ったことは多分ほぼ無かったかもしれないけど、その時はよかったら今度有料配信があるから観て欲しいって誘ってみた。けど観れたら観るわ(観ない)で、当日は自分推し映画だか配信だかを見ていた。

あっちの推しイベント遠征にも付き合ったのに、こっちの推しには、推しが大変だって話してたのに付き合ってくれないんだと思って、それが結構ショックでTwitterで思わず愚痴ったら、それがド地雷だったみたいでまたTwitter愚痴られた。

それについては結構長いこと愚痴られて、やっちまった感で申し訳無さと自己嫌悪結構しんどくて、お詫びに誕生日祝いも兼ねてプレゼントをあげてとても喜ばれたけど、謝罪に対しては「いやお前の推し知らんのよ」って言われたのもまたショックだったし、その後も愚痴は止まらなかった。

以前はルームシェアでもするか、老後は一緒の老人ホーム入ろう、なんて言ってたのに、突然家を買うみたいな話をしだして、態度も一気によそよそしくなった。

謝ったから許されるとは思ってなかったけど、遠回しに独り言みたいにぼやかれるよりハッキリぶつけてもらいたいと思って、ビビりながらクソ長文LINE送ったけど「別にお前のことじゃないけど、誤解させたなら悪かった」「Twitter愚痴られるの気になってたって言う割に、自分はこないだそういうツイートしてたよね^^」みたいなことを返された。

こんな人だったっけ?と思った。

それから、私が悪かったなと思った。

私は期待し過ぎてたんだと理解した。

いつも私の推しなんか別にいいよって10年以上言ってたのに、いきなり見てくれって何だって話だし。そもそも顔がどうしても覚えられないってずっと言われてたのに。その時元親友推しコロナで大変だったのに、自分本意だったなって反省した。

親友推しジャンル自分からは好まないものの、親友の好きなものから知りたいし喜んでる親友を見たいと思っていた。でも友達から必ず付き合う必要も無いし、断るという選択肢あったのにそれを選ばなかったのは自分だった。

「何かあるなら直接言ってくれ」は、嫌な思いをさせた側のエゴしかない。Twitterも私が誤解してるだけならフォロー外して見なければいいだけだ。

ただこれは私の悪意が含まれるけど、もしこの場は誤魔化されただけで、実は本当に私の愚痴だとしたら、本人が見られる場で「はぁ〜嫌な思いしたな〜いやお前のことじゃないけどね?」と繰り返し発言する神経が分からないなとも思った。

からとりあえずTwitterフォローを外した。相互フォロー必須の鍵垢にしてたか申し訳ないけどブロ解した。一言も言わなかったけどフォロリムご自由にって書いてあるからあいっかと思った。自分のことじゃないとしても、もう元親友愚痴を見たくなかった。

まりのよそよそしさで、もう元親友は私のこと嫌いなんだろうな、もう遊ぶこともないだろうなと思い込んでゲームのフレンド登録も消してしまった。

まあ腐れ縁だし遠い将来に来たる訃報くらいはなと思って、LINEだけは一応残した。SNS一つ残ってれば連絡は取れるし、今までもLINEでよくやりとりしてたし。

もしかしてこのことでまた何か呟くかなと思ってTwitterを覗きに行ったら、やっぱり私の愚痴を話してた。「おっ向こうからフォロー外したかw助かるわw」なんて言ってた。

最終的に「私は何もしてないけど突然友達Twitter暴言吐かれた。後から謝りたいと言われた」「元々変な子だったし付き合いも長いからまあいいよって返したけど、結局その後Twitterゲームブロックされた。LINEブロックされてるかもしれない」「多少モヤったけど、自分でも驚くくらい感情が動かなかった」「私のことを大事にしてくれる友達大事にしていこうと思った」みたいなことをツイートしてた。

ああ、これが本音かぁ。そうだったんだ、今まで長らく本当にごめんね。でも本当にそんな人だったんだね、今まで気づかなかったよ、ごめんね。

から変な奴と思いながらも付き合ってやってたのに、いきなり地雷まれたらそりゃあ不快で嫌いになるよなって納得した。

今まで一緒にゲラゲラ笑ってた思い出も全部パァになるくらいどうでもよくなったみたいだし、そこまでになったら私もも関係を取り戻すのは大変過ぎる。

冷静に考えれば黙ってフォローを外すなんてとても乱暴で、ともすれば強いショックを与える可能性のある行為だったと思う。でも何も感じなかったそうだし、変に断ってから外すとそれはそれでめんどくさかっただろうから結果的にこれで良かったなと思った。

本当に他意は無かったのに私が勝手に気にし過ぎてグルグルしてるなんて精神的に不健全だったし、向こうからしたらどうでもいい奴が視界から消えたし、お互いにとってこれがベストだったに違いない。

きっともう二度と連絡し合うことは無いんだろう。「達者でな」ってツイートに心の中で、お前も元気で暮らせよ、いつか線香あげさせてくれたら、もしくは線香あげに来てくれたら嬉しいよと返しながら、晴れやかな気持ちTwitter検索履歴から親友アカウントを消した。


それから1年半くらい経って、突然連絡が来た。

遠慮がちに腰低く「連絡見るのも嫌かもしれないけど、良かったら忘年会でも」みたいな連絡が来た。

正直ねずみ講かどこどこに投票してくれみたいな話かと怪しんだけど、私のことが嫌いを超えて無関心になってたのに、どういう風の吹き回しなんだろうと思った。以前元親友のことを相談していた友達には止められたけど、応じてみた。クリスマスも近かったから、元親友の好きな食べ物手土産に買って行った。

実際会ったら全然ねずみ講じゃなかった。腰が低かったのは直前にクソ長文LINEが残ってたから気を遣ったそうだ。

仕事で鬱になってしまって、死ぬことをふと考えた時に、死ぬまでにやりたいこととして私に会いたいと思ったらしい。

一方的に切られてもショックを感じないくらいどうでもいい嫌いな人間に会いたくなるなんて、鬱はやっぱり怖い病気だなと思った。自分もなったことがあるが、食が細くなったり不眠になったりで体力が削られることで余計に弱って考えや行動がおかしくなるから仕方ないなとは思った。

あと友達を増やすにはどうしたらいいか相談された。元親友にとって私は「友達大事に出来ない人間」「いきなり暴言吐いてくる変な奴」なのに、どうしてわざわざ会って訊くんだろうと思った。

私を含めて友達と言える人はすごく少なくて、でも私以外の友達には遠慮してしまって物寂しさを感じてるらしい。自分なりに友達配慮して、大事にしてて偉いなと思うと共に、どうして大事にされてないと感じる私がまだ友達扱いなんだろうと内心首を傾げた。

色々不思議だったけど、鬱はどうしても一定ネガティブになるから思考の壁打ちは大事だし、自分なりに答えて、後は昔みたいに最近ハマってるジャンルの話とかして、よいお年をって解散した。手土産は素直に受け取って帰っていった。

人間関係法則について、私には2つ、自分なりの答えがある。

人間関係は、投資とリターンだと思う。

投資するものは主には4つ。時間金銭、体力、精神力。

投資プラマイについては3パターンある。

まずプラスパターン。これは「何かを投じてる」という意識が無く、ただただ楽しい・快と思える状態

次にプラマイゼロパターン。これは例えば「あの人すごいめんどくさい(=精神マイナス)けど、高いご飯奢ってくれる(=金銭プラス)んだよな」「あの人暴力振るう(=体力でマイナス)けど、一緒にいると幸せ(=精神プラス)」みたいな状態

最後マイナスパターン。これは「こんなに○○してあげたのに、ちっともお返ししてくれない」「本当は○○したいのに物足りない、寂しい」など、自分投資に対してリターンが少ないと明確に感じている状態

例えば同級生、同僚だとか同じコミュニティにいたり、妊婦仲間とかライフステージが同じだと、時間精神自動積立されるから関係性が維持しやすくて、逆に同じじゃない場合は維持したいなら自分から積極的投資しにいかないといけないし、相手自分投資したいと思っていてくれないと成立しない。

あと精神に関してはFXとか暗号資産みたいなもので、突然高騰したり暴落したりする。一番不確定要素がデカい。先の例で言うDV彼氏みたいな、客観的には大損でとっとと手放した方がいいのに、本人にとってはリターンがすごくて手放せなくなる、みたいなこともあるからちゃん自分状態メタ認知していかないと危ない。

更に人間関係は、アップデートをかけ続けていかないといけない。

もちろんしなくてもいい・必要としない関係もあるけど、例えば学生から社会人になる、結婚をする、子供ができる、みたいなライフイベントは、その人の暮らしがガラッと変わる。暮らしが変われば連絡の取り方だけじゃなくて、その人のトピックスもボキャブラリーも変わってくる。

人間関係ってどうしても現状に甘んじてアップデートをあまりかけないけど、例えば「独身同士の付き合い」があって、ある日どちらかが結婚出産した場合、「独身と既婚子持ちの付き合い」に変えられないとどこかで破綻する可能性がある。

そういった時に「これからも仲良くしたいんだけど、連絡は独身時代みたいな感じだと迷惑にならないかな?」「もしよかったら子供の話してもいいかな?子供連れて遊んでもいいかな?」みたいな一言を投げかけられるか=アップデートをかけにいけるかが結構大事だと思ってる。

こういう明確なライフスタイルの変化はまだわかりやすい。環境とか置かれた状況、時間の流れで生まれた小さなさな変化の積み重ねによって実はお互い色々変わっているのに、それに気付けていないパターン結構重篤なのにきっかけが無くてアップデートがかけにくい。

そして人間関係はここまで語った内容に加えて、縁や運、偶然というものもあると私は信じている。様々な要素があるからこそ、出会って3日で入籍するようなカップルもいれば、数十年来の付き合いがある日突然終焉することもある。高齢者になって恋が芽生えることもあれば、若くして運命出会いによってプロの道へ歩み出す人もいる。人間関係面白くも難しくもあって、それらを感じて一喜一憂しながら生きるのが、高度なコミュニティ形成して暮らす生き物の醍醐味なんじゃないだろうか、と私は考えている。

自分法則で言えば、我々は最初プラス関係だった。それは間違いない。

しかしいつのまにか「お互い嫌なところを感じながらも、一応楽しいから」というプラマイゼロ関係に成り下がってしまったのを自覚しながらも、そのまま漫然と維持してきてしまったツケを払ったんだと思う。

私が勝手に期待という莫大な精神一方的に投じて、一人で損が出た時の一言で、相手精神を大暴落させてしまった。

私も優良銘柄だと思って保有してたけど、長期的に続いていた地味に痛い損失にふと目がいってしまって、もうこんなに暴落してるから、今から挽回するにはかなりの投資必要になるし、元々損失のある銘柄にそこまでのリソースを割く必要も感じない。これはポートフォリオ積極的に残しておいても仕方ないと考えてしまった。

向こうも長期的に小さく小さく不快が積み重なっていたからこその大暴落だったんだろうし、アップデートをかけずにいた古いままの我々はもうとっくにガタがきていて、たまたまあの時の私の一打がきっかけになっただけの、必然の結果だったんじゃないだろうか。

向こうにとって今の時点で私からどういうリターンがあったのか分からないけど、忘年会の席であの時の話はほとんど出なかったから、向こうとしては過去のことには蓋をしてアップデートをかける気は無さそうだった。

破綻したものを再構築するのはとても大変だし、仕事生活、他の友達との付き合いで忙しいから、私としても助かった。とりあえず鬱は本当に怖い病気から早く寛解するといいなと思う。

読み返すといやに卑屈で、それでいて根に持った文章になってしまった。根に持つ以前に、数十年の付き合いだったから後ろ髪を引かれた部分はあって、「人生の大半を過ごした友達からこそ」、「私の期待を分かって欲しかった」「何が嫌だったのかちゃん理解させて欲しかった」「あの時のことを腹割って話して、わだかまりを無くしたかった」みたいな気持ちがやっぱりあったんだと思う。

でも関係の年数そのもの価値は無い。これも所詮「過剰な期待」だし、時間も経ってしまたから流石にもうどうでもいい。記憶経年劣化で私も、きっと向こうも、都合の悪いことは忘れて、被害者意識けが強まっているようなレベルまで塩漬けにしたものに、腹を割って話すような大規模アップデートは相当しんどいものになるに違いない。

からもういい。めんどくさい。何考えてるんだろう本音はどうなんだろうどうせ後でツイートするんだろうってグルグルするの疲れたあの日の帰り道もきっと何かツイートしてたんだろうなと思ってしまう。この気持ちを訴えたところで「それは申し訳なかったけど、その場ではダメなとこ気付けないんだね^^」なんて言われるに違いない。

もし仮にものすごい相互努力の果てに無事アップデートできたとしても、疑心暗鬼は多分一生拭えない気がする。

そう。散々偉そうに持論を垂れておいて、結局のところ私は久しぶりのコンタクトで、忘却の彼方にあった遺恨を思い出してしまたから、これを綴っている。書きながらネガティブ感情を反芻してしまった。あの時感覚的に捉えていたことを、書き綴ることで言語化して、あの時よりも強くはっきりと再認識している。

人は楽しかった思い出よりも嫌な思いをさせられた記憶の方が残る。今はもうありし日の思い出への後ろ髪よりも、根に持つ気持ちの方が強くなってしまった。この増田は、ただの被害者意識と、エゴの塊から来る、自分のしでかしたことを棚上げした八つ当たり怨嗟だ。

それを心の内に留めておけず、隠れてインターネットに吐瀉物を撒き散らす自分の何と幼稚なことか。そんな自分を吐き切って、これを限りにもうこの2022年に置いていく。きっと元親友も、自分のことは本来ならとっくに置いていっていただろうから

辛い時に思い出してくれたのは嬉しかったけど、無事寛解した暁には今度こそブレずに、トラウマにまでなる思いやりのない非常識な私のことなんて早く忘れて、自分のことを大事にしてくれる友達と仲良くしていって欲しい。

私も、私のことを大事にしてくれる、ただ楽しいと思えるプラス友達と仲良くしていくよ。よいお年を

2022-12-22

鍋を待ちながら

和歌山県に浮かぶ孤島

入り江に浮かんだイカダがある風景

秋の終わりが近くなると島の人が総出で収穫をして

浜辺に干す姿は壮観である

乾燥して真っ白になったそれを

女衆が長さを整え袋に詰めて冬になる前に町に出荷する

産業のないこの島では貴重な現金収入

幼馴染の訃報を聞き、葬儀に参列するために2年ぶりに生まれ育った故郷に戻る。

海の事故で亡くなったと聞いていたが、居合わせ親友の話では不可解な点があり、他殺の可能性が。

その背後に見え隠れするのは、この島に昔から伝わる「マロニー」の存在

って感じで作られてたら、ちょっといいなと思った。

しかマロニーって一体なんなん?

2022-12-20

有名人訃報が多いというより

馴染みのある有名人がそういう年代になった俺らが年取ったということなんだろうな

2022-12-15

VRで故人を復活させるの夢があるよね

今年、有名人訃報ラッシュだったけど、人気投票で上位10名くらいはVRで会えるようにしてくれないのだろうか。

エリザベス女王江沢民ゴルバチョフ安倍氏をまずするとして、残り6枠も本当に悩んで悩んで悩み尽くすレベル

選手も、声優も、格闘家も、俳優も、歌手も、作家も。たれもかれも…(−ω−;)

2022-12-12

anond:20221212154631

普通親族以外で訃報知るのは大体知人か芸能人しかおらんから

そういうもんやろ

自分もっと若い頃は著名人訃報を聞いても「ふーん」くらいにしか思わなかった

しか最近は思うところがあるようになってきた

おそらく思い入れの差だろう

心の中にそれがあった期間が長いと思い入れも生まれるということ

きっと人によって一番ショックだった著名人訃報というのはそれぞれ異なるのだろう

自分の中で一番ショックだったのは小林泰三訃報を聞いたときだった

もう新作は生まれないという種類のショックなのだろう、そういう意味では私は真に故人を思っていないのかもしれない

故人そのものではなく作品を思っているので

2022-12-09

今加入してる定額制サービスインフラは除く)

  1. Spotify
    1. 音楽出会うのに必要、気に入ったらCDとか買う
  2. ATOKパスポート
    1. もうATOKに馴染んじゃったか日本語入力するのにこれがないと辛い
  3. さくらインターネットレンタルサーバー
    1. 自分のページとメールアドレス代として必要.
  4. NHKBS受信料
  5. CATV
    1. 普通にテレビっ子なので払ってる
  6. 新聞
    1. 自分仕入れようとしない情報情報源としてわりと使える、あと訃報
  7. JRA-VANスマホ版)
  8. 優駿
  9. グリーンチャンネル
    1. 一週間の活力として競馬を見てます馬券は買ってない

2022-12-08

有名人のお墓マニアの友人のはなし

表題どおりの趣味を持った友人がいる。

僕と彼の行っていた大学は近くに名のある寺があり、そこに文豪歌舞伎役者芸能人の墓があった。

彼は雪深いところから進学のために上京してきたが僕と幾人かの家にこもりがちな友人を作った他はその寺をうろうろとしていたようだ。

僕は何度か彼のうろうろに付き合って道道に彼の今日訪問先の説明を聞き、かの有名な誰それがまでは面白く感じていた。

しかしいざこの墓石の下にその人の骨があると言われても大して楽しくはなかった。

野球選手プロレスラーだか格闘家だかの墓となると僕はもうさっぱりわからないので、そうなんだ、へえ、そうか、はあん、などと相槌を打ちつつ右から左に流して歩いた。

彼はそこそこに稼げるアルバイトを見つけてから国外にも足を伸ばし、あちこちの墓の写真を撮っては内輪の会話にアップロードしていた。

四年になりめでたく内定ももらって日がなだらだらしていた頃、僕でも知っているような高名な哲学者の墓に行くと彼が言い出した。

しかしその墓のある国は少し思想治安日本と異なり、またその場所自体が割と政治的係争のあるところだった。

僕は友人と飲みに連れ出してやんわりと今回は危ないのではないかと言ったが、意に介してもらえなかった。

彼は日本人が物見遊山では行かないような国の名前を出して今までもあそこやどこそこに行って大丈夫だったと言う。

僕は彼の素気なさに、酒が入っていたせいか日頃の色々が積もっていたせいか苛立ち、怒りを爆発させてしまった。

店の中で大声を出して友人に雪の降る店外に連れ出され幼児のようにぶんむくれた僕はそのまま地下鉄に乗って帰った。

それが彼と会った最後だった。

スーツを着て内定式に出て多忙な日々を過ごし慣れた頃に結婚し程々に幸せ理解してきた頃、彼の訃報が舞い込んだ。

彼は雪深い故郷病院でお母さんと従弟に見守られて息を引き取ったそうだ。

僕は物見遊山を口実にして妻を旅行に連れ出し、最終日に日帰り温泉に行かせてひとり彼の墓を参った。

彼の骨はその墓石の下にある。

しかし大して楽しくはなかった。

彼はまだあの哲学者の墓の前にいる、僕はそういうことにした。

2022-12-05

二年前に半年ほど連絡を取っていた知人が死んだ。自ら命を断ったようだった。訃報を受けてから一年が過ぎ、誰にも話せなかった当時の自分気持ちを吐き出すためにこの日記を書く。ここには教訓もなにもない。

知人のことを知ったのは、ちょうど新型コロナウイルス流行するあたりのまだ寒さが残る時期だった。いつものようにインターネット徘徊していたある日、趣味に関することを Twitter検索していると、ふと知人のツイートが目に留まった。なんてことのないツイートだったが、なぜか「おっ」となるような文体で、そのツイート自分リプライを送ったことをきっかけとしてしばしばやりとりをする仲になった。

知って間もない時期こそパブリックタイムライン上で趣味に関するやりとりをするくらいだったが、やがて DM を交わすようになり、趣味話題のみならずパーソナルなこともやりとりするようになった。どうやら知人は同い年の女性で、学生のころから今に至るまで、自分と同じようなインターネット上のコンテンツを楽しんだり、音楽を聞いたり、本を読んで過ごしてきたようだった。今でこそ SNS などを探せばいくらでも見つかるかもしれないけれど、学生時代には周囲に嗜好の合う友人もおらず、一抹の寂しさを勝手に抱いていたものだけれど、今になって話題の合う友達ができたようで嬉しかった。彼女も同じ気持ちと言っていた。

やりとりをするようになってから一ヶ月ほど経った頃には、週に一回のペースで LINE 通話するようになっていた。そんなある日、彼女から交際している相手はいるの?」という質問があった。自分には特定交際相手がいたためそれを伝えると、続けざまにさまざまなことを訊かれた。交際相手がいるのに他の女性とこうしてやりとりすることについてどう思っているのか、私はあなたにとってのなになのか、あなたは私をどう思っているのか。そして、あなた交際相手と別れて私を選ぶことはあるのか。そうした内容だった。

聞くところによると、彼女虐待サバイバーだった。実家を出るまでの十数年にわたり、両親からのひどい虐待は続いたそうだ。そして社会に出て自立してからも、長い歳月をかけて根付いてしまった自罰的なスタンスに苦しめられて、社会生活もうまくいってないようだった。社会に受け入れられるためには我慢必要で、しかしそれも続かずやがて心身に影響が生じてくる、現にいまも休職中なんだと彼女は言った。「そんななかで、何の前提もなく、何か口を挟むわけでもなく、静かに自分の話を聞いてくれる人が現れて、私は動揺しているんだ」。

自分は、「話題の合う人と知り合えて嬉しい、友人として仲良くやっていければと思っている。この先の人生がどうなるか、どんなことが起こるのか、先々で自分がどんな選択をするのかはわからない。少なくとも、いま自分から別れを切り出すことはないと思う」と答えた。自分は、自分人生自分意思コントロールできるものではないと思っている。転がるところに転がっていく、転がった道が人生になる。現にこれまでずっと、根無し草のように、流されるままに生きてきた。

彼女が納得する様子はなかった。自分には理解できないけれど、不思議な人がいるもんだねと笑い、「でもね」と続ける。「覚えておいて。誰にでも振りまく優しさは優しさじゃないから。野良猫を餌付けするようなものだよ。あなたは本当に残酷なことをしているんだと自覚してね」。今度は自分困惑した。意識して優しくしたり、そもそも優しく接しているという自覚もなかったからだ。他の人と接するときと同じように、ごく普段どおりに接しているだけなのに、そう言われてしまうと自分はどう振る舞えばよいのかわからなくなってしまった。「わかった」と答えて、その日のやりとりは終わった。

その日以降も彼女とのやりとりはぽつぽつと続き、新型コロナウイルス感染状況が落ち着いたタイミングで二度会った。もちろん、交際相手にはネット友達女性と会うと伝えた上でだ。やっぱり話題が合うこともあり、一緒に食事をしながらああだこうだと話をするのは楽しかった。二度目の別れ際、じゃあまたがあれば今度、と改札をくぐろうとしたときちょっと待ってと彼女が切り出した。「やっぱりあなた人間関係に対するスタンス理解できない、でも私のなかであなたに対する気持ちが大きくなってきていて苦しい、はっきりしてほしい」と。自分は、ついに覚えておいてと言われたことを忘れてしまっていた。

「難しいな」「何が」「何をはっきりさせるべきかがわからない」「私を選ぶことはあるのかを聞きたい」「あるかもしれないし、ないかもしれない、わからない」「じゃあ仮に私が他の人と付き合うことになってもいいの」「いいよ」「なんで」「それはそういう流れだったと思うから」「私がいなくなってもいいの」「よいかよくないかはわからないけど、寂しくはなるね」「寂しいだけ?」「それ以外にも感じるかもしれない」「私はいつかを待ってていいの」

あなた存在が私をひどく苦しめている、と彼女は言った。周りの人にあなたの話をしても、そんなやつは怪しすぎるってずっと言われてたし、私もそう思ってる部分があったんだ、とも。ハッとした。そしてこの数ヶ月にわたって自分残酷なことをしてきたんだということを思い出した。少し間をおいてから、ずっと苦しめてしまって申し訳ない、今日でやり取りをするのも終わりにしようと思う、これが君が思うはっきりさせるの帰結でないならなお申し訳ないと伝えた。彼女はなんでそうなるのと言いながらも、答えてくれてありがとうと言った。

「私はしつこいからまたメッセージを送ったりしてしまうと思うけど、独り言と思って開かなくてもいいから」そうして別れて以降、お互いに連絡を取ることはなかった。もしかしたら、彼女彼女の言うようになにかメッセージを送ってきていたのかもしれない。でも、あの日駅で別れたあとに TwitterLINEブロックたから、実際にどうだったのかはもはや知る由もない。

そんな日々も忘れて相変わらず流されるままに生きていた去年のある日、知らない LINE アカウントから連絡が来た。開かずとも内容はわかった。書き出しが彼女訃報だったからだ。プレビューで読める部分だけ読み、既読はつけずにメッセージは削除した。なぜ知らないアカウントからと思ったけれど、彼女の端末上から確認できる友だちアカウントに対して、親族の方が連絡をしていったようだった。文章は長く続いていたが、続きを読む気は起きなかった。怖かったんだと思う。

それから彼女が言っていたことを思い出す日々がしばらく続いた。彼女が死を選んだ理由ついて推測するようなことはしない。もし自分選択が異なっていれば、もしかしたら彼女選択も違っていたのかもしれない、なんてことも思わない。ただ、自分残酷なことをした相手であったことは、彼女から伝えられたように事実である。何気ない自分の振る舞いが、無意識のうちに振りまいていたらしい優しさが、大きく人を苦しめることがあるということを、この時期が来るたびに思い出すことになるだろう。

一年が巡りまた冬がやってきた。あいも変わらず、自分は苦も楽もない日々をふらふらと生きている。

2022-12-04

漫画家すぐ死ぬ

藤原ここあの死のショックが大きく、また主観範囲中年かそれより若くして死ぬ漫画家訃報をたびたび訊くのでそんなイメージ自分のなかでついちゃってる。

でもまあもっと平均年齢短い職種いくらでもあるんだよなきっと。

2022-12-01

佐川くんが謎に許されてる風潮

酒鬼薔薇とかは出所後もめっちゃ風当たりきついのにコイツだけフランス警察翻訳ミス精神鑑定無罪になった上に死んでもメディアに「佐川一政「さん」死去」と敬称付きで訃報される謎

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