はてなキーワード: 前田忠明とは
パチンコ屋に勤めている。仕事内容は客の接客で、箱下ろしたり上げたりする。または灰皿を交換したりする。時には玉が詰まってクレーム対応だったりとちょっとやれば誰でも出来る仕事内容。
こんな仕事を長く続けている。こんな仕事結局はただの単純作業で工事現場と何ら変わりはない。若い労働力、つまり体力が要求される仕事だ。終わったら汗がダクダクだったりする。まじでしんどい。たシフトは週5が限界、土日のどっちかは休みたい。だってあいつ等暇だから土日とかめちゃくちゃ来るじゃん。よりによってイベントとかやっちゃうから、ますます人が来る。
つーかさ最近の台ボタン付いてんじゃん、ババァはあれを必死で連打するよね。そんなんやっても意味無いのにさ、そんな光景が滑稽で仕方ない。
仕事はきついけど、一緒に働いてるヤツ等は楽しいよ。みんな良いヤツでさ、笑いが絶えない。仲の良い社員さんの時のシフトなんかマジで最高だね、遊び放題いや、楽に仕事出来るから。
んで、結構可愛い女の子がバイトで入って来たりする。遅番で可愛い女の子がいるんだよね。俺早番だからちょっとしか会えないけど、なんか最近良い感じだ。あとコーヒーさんはマジでレベル高ぇ。なんかコンパニオンだな、きわどい格好するんだよ。まぁ、それでじじぃとかに売ってんだしな。商売だよ、商売。
何人かいるコーヒーさんの中で、とびきり可愛いコーヒーさんがいる。俺も「あぁ、マジで可愛い」とか思ってた。同僚含めて色々話したりする内にフツーに話せるまでに仲良くなった。
ある日コーヒーさんが「ねぇ、今度の休みいつ?」とか言ってくるのよ。えっ!?何このフラグって感じでマジ焦った!そっからは俺もデートにこぎ着けてやる事はやりました。しかし、それ以降そのコーヒーさんは何故か俺を避けるようになり、同僚から「お前、ヤリ逃げされたんだよ、女もそーゆー子いるみたいだぞ」とか言うし。
結局そのコーヒーさんとは終わって、またいつものダルイ日々を過ごしていると可愛い遅番の子が俺の事好きみたいとかいう噂が広まってて、俺も調子に乗った。いつもの同僚から「いっとけよ、コーヒーの事は忘れろ!もう遅番の子に決めろ!」と五月蠅い同僚。こいつ、前田忠明みたくゴシップネタが大好きでウザイ。でも楽しいから許す。
んで、デートに誘って告白して付き合うことに成功した俺。そりゃメチャクチャ幸せですよ。コーヒーさん?そりゃ、遅番の子には内緒です。たぶん知ってるかな・・。
付き合い初めてさ徐々に問題とか見えてくんのよ。まず、俺早番で彼女遅番。時間が合わねぇのよ、それが原因で何回も喧嘩の日々。段々と関係が上手くいかなくなり俺たちは別れることにした。問題はそれだけじゃなかったけど、やっぱそれが一番かな。
もうそろそろこの店にも居づらくなってきたな。さすがに就職しねぇと。その日暮らしの金稼ぐには丁度いいけど、得られるものなんて何もないね。接客のスキル?いやいやじじぃとかばばぁの相手したって何も身につかねぇよ。アイツ等出れば喜ぶんだから。そこに接客なんて要素はいらないんだよ。
でも、こんなんに金使うヤツはホント馬鹿なヤツ等だなぁと、つくづく思う。自らドブに金を捨ててるのと一緒なのによ。別に俺等は何も提供してねぇよ、対価で何かを必ず提供するワケじゃない。上手い飯を出すワケでもない。便利な電化製品を売ってるワケでもない。くだらねぇ遊技機置いて金をむしり取ってるだけなのによ。目の前の何も知らねぇばばぁに教えてやりてぇよ。
つーか、アイツ等さ発券機で釣り銭忘れていくなよ、カード取ったら釣り銭も一緒に取った気になってんのよ。いやいや忘れていくなって!金が発券機にささったままだよ。まぁ、気づいたときにはもう遅ぇよ。俺がネコババするから。ここはある意味戦場だぜ。1万入れて2千円のカード買って釣りを忘れて行った時には目も当てられねぇな。まぁ、結局負けるんだから俺に金が渡ったところで一緒だろーよ。
とにかく、この仕事も潮時。明日辞めるって言うわ。