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2021-12-12

anond:20211212090444

もっともらしいこと言ってるつもりかもしれないけど、比較しているのはたとえば「偏差値69の早稲田大学政治経済学部人間偏差値49の大東文化大学法学部」で、49の方は大学ボリュームゾーンなんだから偏差値のばらつきは小さい。

そもそも20というのも雑な数字なわけで、細かい差は本質的じゃない。

科目の話も見当違いで、別に英語能力が違うと英語の話が合わないと言っているわけではなく、会話を成立させる諸要素と相関する変数として「偏差値」と言っているんだから個別の科目より数科目総合の方が妥当

話の本筋を考えずに目についたところだけ見て揚げ足を取ろうとするやつは、頭が悪い

anond:20211211204400

わたしと、

東大の次と言ってた東京工学部?の彼

本当に彼が言ってる通りの経歴なら、言われてる理想の組み合わせよ

あにいたの名古屋法学部立命館よりは接点が多いか

2021-12-11

偏差値が20違うと会話が成り立たない

偏差値が20違うと会話が成り立たない」

こういう話は上げればキリがないが、この件についても同様のものだろう。

この「偏差値が20違うと会話が成り立たない」という言説については、各々賛否があると思うが、僕はもっと丁寧に言葉を使えば行き違いは減るのではないだろうかと思う。

会話が成り立たないと考える人々は、何も「そこの醤油をとってくれないか」といった単純な日本語通用しないと主張したいわけではないだろう。

しかし、同偏差値帯の人間と話す場合比較し、自身より低偏差値帯に属する人間話題の共有が著しく困難であることや、彼らの論理的思考の欠如(それについても比較としてだが)について主張したいのだと思われる。

また本来偏差値についてもどの時点のものであるかを正確にすべきであったのだが、私が体験した中学受験大学受験についてはこの「偏差値が20違うと会話が成り立たない」という言説を用いるのには適当であろうと思われる。

話を戻し、自身より低偏差値帯に属する人間話題の共有が著しく困難であるとする件について考えるのだが、例として偏差値69の早稲田大学政治経済学部人間偏差値49の大東文化大学法学部人間話題が合うだろうか。

分布問題もあるので、数値をもう少し下げても良いだろう。偏差値59の立命館大学法学部人間偏差値39の名古屋経済大学法学部人間話題が合うだろうか。

勿論絶対に合わないということでないだろう。もしかしたら共通趣味を持っているかもしれない。しかし、多くの場合において話題の共有が困難であることは想像に難しくない。これらは勉学の良し悪しという面だけではなく、ライフスタイルなども含まれる。

つい先日話題になっていたように、世の中には「学歴フィルター」などもあり、高偏差値大学卒業者とそれ以外のもの就職についても一定の開きがある。そのため、所得にも違いがあり、異なるライフスタイル形成する。

ライフスタイルが異なることによって、話題が完全に異なるとは思わないが、一定程度の乖離について想像は容易である

中学受験についても、受験中は偏差値によって厳格にクラス分けされ、受験後も上位層は無試験鉄緑に入塾出来たりする。これらから話題の共有が難しいことは分かると思う。

次に、論理的思考の欠如についてだ。これに関しては、同偏差値帯においても密度に開きがあり、偏差値が離れているとその差はより大きくなることが多い。最悪の場合論理的思考存在せず、ただ感情のままに喚く人間すらいる。

また、ある事柄についての当否を論じることを、自身への攻撃と捉える人間もおり、これらは偏差値の高低を問わず困った存在である

話を纏めると、「偏差値が20違うと会話が成り立たない」という雑な言葉を使うのではなく、「偏差値が20違うと話題の共有について著しい困難を伴う」といったような、より限定的で丁寧に言葉を使おうということだ。そうすれば無意味レスバトルを少しは減らすことができるのではないだろうか。

2021-11-30

秋篠宮一家エゴサーチしているらしいね

 国際基督教大学一橋大学大学院法学部じゃなかったのに、フォーダム大学ロースクール留学を受け入れてくれて、しか学費が全額免除される学年に一人の特待生に選ばれたのは凄いよね。

 パパも娘も「事実ではない話が流布している」と言うけれど、先ずは上の件について話すべきじゃないかな?

2021-11-29

法学部教授競馬は馬が走ってるだけだからおもんない」←合法

法学部教授競輪はなんか見てて息苦しいから嫌い」←合法

法学部教授競艇マシン競争してるのがつまらん」←合法

法学部教授「一番面白いギャンブル麻雀」←違法

 

あのおっさん元気にしてるかな

2021-10-30

一般人のことを報道するな」と言うけれど

弁護士になるための司法試験公的資格であるだけに、それなりに倫理観要求されるでしょ。

大学をきちんと卒業したのか、受験資格要件は満たしていたのか、実際に受験したのか、試験の結果はどうだったのか、これらについて何一つ満足に説明しない/できない人間が、弁護士になるのは流石にまずいと思うのが普通でしょ。

そういう人間が、法学部出身者でもないのに、国内有名法律事務所に在籍できたことも、それなりに名門とされる海外大学への留学受け入れや奨学金授与が実現したことも「いずれも異例のことのようだが、きっと彼自身が優秀だから実現したのだろう」と能力の裏書きと見做していたのに、日本よりも合格率が高いとされる弁護士資格試験に落ちた。それを見たら「本当に、正当な評価の下に、留学受け入れや奨学金は決まったのだろうか?本当に、皇室の力による介入は無かったのだろうか?」と疑念を抱くよ。

もちろん、たまたま試験の時にコンディションが悪かったから落ちた可能性もあるよ。人間から。それならそれで、自分たちが敵と認定した人たちは放って置いても構わないから、自分たち応援してくれていたと思える人たちに向けて「次回、2月の試験に向けて心機一転、頑張ります!」なり何なり言えばいいじゃん。

報道の使命の一つは「権力の腐敗を監視すること」なんじゃないの?「祝福だけしろ。こんな時に野暮なことを言うな」という同調圧力国民が押し潰されて、抱いて当然の疑念も表明できなくなるのは、流石におかしいでしょ。今の日本戦前戦時中か?

財布を拾って考えた

昔話をさせてくれ。

夜中、自転車都内公園を通って帰宅中、植え込みの横に服屋の紙袋があるのを見かけた。ゴミのようにも見えず、通り過ぎたあとしばらくして気になったので、引き返して中を確かめてみた。中にはタグのついた新品のジーパン女性用のカットソー、そして厚めの財布が入ってた。

時間12時を少し過ぎたころ、周りには人影はまったくない。いま誰かがここに置いてその場を離れているだけとは考えられなかった。周りを見渡し、公園を出た先のあそこに交番があったな、と思い出しながら紙袋ハンドルに引っ掛け、その場を後にした。

街灯は暗かったので財布の中身はちゃんと確かめてなかった。持ち主の手がかりがあるか、いくらくらい入ってるか、どうしても気になったので、園内のトイレに向かった。

すこし緊張しながら個室に入った。蛍光灯がまぶしかった。膨らんだ長財布には、新札のような紙幣が7万円ほど入っていた。カード入れには見慣れないデザインクレジットカードが数枚。学生証らしいカードにはブロンド髪の女性が写っており、読み慣れないスペル名前が記されていた。昼に買ったジーパンカットソーレシートも入っていた。

どういう経緯で、今日買ったばかりの服と財布が公園にあったのかは分からない。自分で置き忘れたものではないだろう。しかし盗まれたのならどうしてあんなところに置いてあるのだ?いずれにしても、彼女今日買ったばかりの服と財布をいま持っていないことは事実だ。旅行来日したのに財布をなくすことがどれだけ悲しいことか。自分旅行先でこんなことになったら、どれだけ不安になるか。彼女のことを考えると同情の思いがあふれてくる。

それにしても、私に拾われたのがラッキーだった。私はその金をネコババするようなことはしない。7万程度の金で後ろめたい記憶を心に刻むようなマネは決してしない。私はこの紙袋を正直に警察に届けるつもりだ。身分証も入ってることだし、紙袋が落し主の彼女に戻ることは確実だろう。彼女はなくした財布が、現金までもが無事に手元に帰ってきたことに驚き、この国の治安の良さと届けてくれた者の正直さに思いを馳せ、その人柄の良さを痛感することだろう。私はそんな彼女の驚く顔を想像して満足する。彼女が放つ行き場のない感謝の念を、わたし想像して受け取ることができる。そして、その記憶を何度も繰り返し思い出すことができる。それは私の生涯の喜びとなるだろう。

しかし、交番に届けると、警察官に自分名前や連絡先を聞かれ、落とし主が見つかった際に、謝礼を受け取るか聞かれる。それを私は知っている。以前、同じように財布を拾って警察に届けた際、何気なく謝礼を受け取ることに了承してサインした。数日後、落とし主から電話があり、謝礼として1万円を受け取った。その時の落とし主の私に対する感謝とめんどくささと義務感とが入り混じった、なんとも言えない表情は、私が2度と思い出したくない記憶ひとつだ。そういえば着信は非通知からだった。

そして私は、財布を紙袋に戻す前に、少しためらったのち、その中から新札一万円札を抜き取った。これは私が受け取るべき謝礼である現金拾得した際には、その金額の2割までを落とし主に請求する権利があると聞いたことがある。私は法学部を出ている。ならば、請求して受け取る前に、あらかじめ2割に満たない金額を受け取っておけばいい。そう考えることに、まったくの躊躇や葛藤は感じなかった。

感謝はされたい。しかし、義務感で謝礼を渡されたくない気持ちも強い。落とした財布を受け取りに警察へ向かう彼女警察から落とし主の連絡先を伝えられ、謝礼を要求されていることを知る。その時に彼女が感じるであろう圧倒的な面倒くささ……。外国で、旅行先で、そんな面倒な時間をかけさせたくない。私が彼女だとしたら思うことは、謝礼などほしかったらくれてやるからなぜ先に取っておかない?!なぜ謝礼を渡す手間を私に課すのか?!めんどくさいこ要求するな。という思いだ。

そうして私は一万円を自分の財布に入れ。それ以外は拾ったままの紙袋警察に届けた。氏名、住所、携帯番号を聞かれ、警察官と財布の中身をすべてあらためて、1円まで数えて記録をつけた。そして最後に、落とし主に私の連絡先を教えない、謝礼を要求しないことを伝えた。

最終的に彼女紙袋を手にできたかどうかは分からない。しかし、聡明彼女であれば、財布から一万円が足りないことに気付き、拾い主である私に拾ってくれたこと、そして謝礼を事前に抜いていることに対して、さらなる感謝の念を抱くことだろう。私はやるべきことをした。

人にやってほしいことをしろ。幼い頃から聞かされてきたその思いは、こんなふうにして結実したのだ。

2021-10-27

ちょい待て、と

若い二人のロマンス憲法でも両性の同意のみにより成立すると謳われている婚姻制度、オメデタイ限りと。

いやちょい待て。

多くの普通大学進学希望者があんまり志望もしない割に高偏差値な謎の大学卒業し、

法学部でもないのにドメスティック法律事務所就職し、

プリンセスが「ここは退屈」と、「海外生活拠点を作って」と、「一切の援助はできないけど」と。

そこからよ、日本国内司法試験も通過してないのに米国法科大学院への進学を異例に認められ、

まだ資格はおろか修了も「?」らしいのにニューヨーク法人相手だとかの弁護士事務所就職内定を獲り、

いきなり結婚のための帰国にたぶん数か月の休暇を使い、事務所写真は寝間着。

日本語が堪能な法人業務アシスタント」が年収2000万超だとかいう。

映画化ならジムキャリーマイケルJフォックスかエディマーフィーか加山雄三か、って夢物語を誰が真に受けろと。

2021-10-20

神奈川7区選挙戦が熱い!

衆議院選挙候補者公示されたので有権者として自分選挙区候補者をなんとなく確認してみた。

最近この選挙区引っ越してきたので全然知らなかったが、この選挙区凄くないか

自民党44歳の鈴木氏と立民党38歳の中谷氏の若手候補一騎打ち。いずれも現職候補である。(衆院解散たから正確には前職か)


前に住んでいた選挙区候補者自民当選回数だけが自慢の老いぼれジジイと、共産党の婆さんと、希望の党の素性も分からない奴だっただけに余計に驚いている。

前回の衆院選では「何なら全員落ちてくれ!」と思いながらも義務感で投票に行ったが、今回はきちんと2人の主張や実績を確認して投票しなければいけないという責任感すら生まれている。


神奈川7区が熱いと書いたのはこの2人の候補者が若手現職だということだけではない。

2人の経歴が完全に真逆なのだ。


まず自民鈴木氏の経歴。

イギリスロンドンまれ

目黒区立不動小学校卒業

開成中学校卒業

開成高等学校卒業

東京大学法学部第3類卒業

大蔵省入省

福岡国税局勤務、ジョージタウン大学フェローニューヨーク領事厚生労働省職業安定局出向(係長職)などを経て2005年8月に退官

2005年衆院選初当選

(Wikipediaより)


いや、こんな絵にかいたようなエリートがいる?と言う位のエリートである

なんならエリート過ぎてちょっと庶民感覚わかります?という点で投票をためらってしまいそうなレベルだ。

しかし、経歴もさることながら政治家になってからも一目置かれているようで、この若さにして外務副大臣財務副大臣の職を経験している。


どれくらい有能なのかはわからないが、岸田首相と同じ開成出身であり、今回の総裁選で影響力を発揮した麻生派であることだけでも今後の要職も期待できるのではないかと思ってしまう。


一方で立憲の中谷氏の経歴。

貧困母子家庭で育ち、11歳の時に両親が離婚埼玉県東京都大阪府神奈川県と転居を繰り返し、幼稚園2園、小学校4校、中学校2校に通学。

公立中学校卒業後、一度就職するも挫折通信制高校卒業後、専門学校柔道整復師資格を取得。その後慶應義塾大学経済学部通信教育課程に進み、デジタルハリウッド大学大学院首席で修了、DCMデジタルコンテンツマネジメント修士gumi創業に参加。執行役員を経て、顧問就任

27歳で神奈川県議会における県政史上最年少議員として当選

2017年衆院選鈴木氏に敗れるも比例で復活当選

(Wikipediaより)


本人のWebサイト等を見るとヤンチャ時代があったと書いてあったり、ちょっとヤバ目な若者集団との写真があったりと「おぉ・・」と思わせるところはあるものの、中卒で一度働いてから大学院まで出てgumi執行役員・27歳で県議会議員という這い上がり人生は本や映画にするなら圧倒的に鈴木氏より面白いものになるだろうし、こちらの方が人間味がありそうで良いと考える人も居るだろう。


正直今回もこの2人の若手候補者当選してほしいし、何ならどちらかは私の前住んでいた選挙区で出てほしい。そしたら簡単トップ当選するのにと思ってしまう。


全国にどんな候補がいるのか調べたわけではないが、少なくとも神奈川選挙区の中では最も面白くて、注目すべき選挙区だろう。

そんな選挙区で1票を投じられる喜びを感じている。

2021-10-16

華麗なるジョブチェンジ

まり仲良くない弟が気づいたら東大の数理学研究所?で研究していた。普通私大法学部を出たまでは知っていたけどいきなり数学かよと驚いた記憶

2021-09-26

小室圭さんを応援している

自分関係のないことでやたらと怒る人がいる。おそらく、実害があるから怒っているのではなくて、常に何かに対してイラついているのが好きなのだろう。私はそう解釈している。

昨今、取り沙汰されている眞子さま小室圭さんのご結婚話題などは、まさにその典型ではないかと思う。

はじめに断っておくと、私はお二人のご結婚にはとくに反対ではないし、お互い好きなら結婚して問題ないと考えている。

からそもそもお二人の結婚断じて反対という人がこの先を読んでも、不快になるだけだろう。

断固反対という方はどうかこのページを閉じて、世の中に溢れているバッシング記事を参照していただきたい。

***

さて、ここからが本題である

私は小室圭さんの生き方が好きだ。間違いなく優秀な方だし、これから活躍してほしいと思っている。

小室さんは少年期にお父様を亡くされている。

まり少年からずっと母子家庭で育ってきた。

人知れず苦労したことも多かったのだろうと思う。

だが、ICU合格してアメリカへの留学も果たし、卒業後はメガバンクに入行した。

相当な努力家でなければ成し遂げられないことだ。

優秀なのは間違いないのだが、よほど努力もされたに違いない。

銀行退職後はパラリーガルとして法律事務所に勤務しながら大学の夜間課程で経営法務を学び、さらアメリカ大学法務博士課程へと進学する。

知っている人にとっては言うまでもないことと思うが、弁護士になるには非常にお金がかかる。

日本弁護士になるには大学法学部卒業後、さら法科大学院へ進学するのが一般的だ。

奨学金を借りて進学する学生も多い。

もし小室さんの借金批判に値するのなら、少なくとも日本では金持ちの家庭に生まれないと弁護士を目指せないことになってしまう。

「親ガチャ」という言葉話題になったが、親ガチャの不運を嘆く層と、小室さんを批判している層はどの程度一致しているのだろうか。

ガチャ賛同しつつ小室さんをバッシングする、などという矛盾した行動を取っていないことを願うばかりだ。

そもそも結婚するにあたって借金があるのはけしからん、という論理が私にはさっぱり分からない。

ギャンブルアルコールへの依存で膨らんだ不毛借金ならともかく、夢を叶えるための学費として借りたお金ではないか

公費借金を返済するのが目的だろう」などと言う人がいるが、正気だろうかと心配になる。

借金を返済するために、皇室女性に接近して結婚する。

そんなことが打算的な策略によって実現できると思うのなら、もはや世の中に思い通りにならないことなど1つもないだろう。

お二人は、お互いに惹かれ合って結婚を決めた。

それだけである

まり牧歌的だろうか。

皇族からといって一般人と完全に切り分けて考える人のほうが、余程きわどい思想の持ち主のように私には思える。

***

私が小室さんについて書きたかったのはこのぐらいだ。

身も蓋もないことを言うと、お二人がご結婚されたとしても、私自身の暮らしに何か影響があるわけではない。

よって、正直なところ私には「なぜそんなに批判する人がいるのかが分からない」のである

どちらかと言えば、これを書いたきっかけは「批判する人たち」の動向を目の当たりにしたことにある。

冒頭にも書いたように、自分とは明らかに関係のない、自分暮らしに何ら影響を及ぼさないことで怒る人がわりといる。

まず、この事実に驚いた。

これは私の個人的な推測でしかないのだが、批判している人の多くは皇室思い入れがあるわけでも、日本古来の伝統を重んじているわけでもない。

おそらく、ごくシンプルに「嫉妬」しているのだろう。

たいていの人は、小室さんほどの能力がない。

ICU合格する学力はなく、メガバンクの熾烈な選考に勝ち残って内定を獲得することもできない。

国際弁護士になる夢を実現するために、メガバンク退職する決断力もない。

法律事務所パラリーガルとして働く能力も、アメリカ大学院に留学する語学力もない。

もちろん皇室女性相思相愛になることも生涯ないだろうし、世間から猛烈にバッシングされても結婚を貫く胆力も持ち合わせていない。

まり批判している人たちの大半は小室さんにかなう要素が何ひとつない。

から罵り、批判するしかない。

いや、見方によっては批判している人たちが優位な部分もある。

たとえば、「自分借金をしていないが、あの男には多額の借金がある」といった発想なら、自分自身が「正しい」側に立てる論拠を獲得できる。

借金はよくないよね」

「相当な借金があるのに皇室女性結婚するなんてあり得ないよね」

「だから批判されても仕方がないよね」

清々しいまでにシンプル思考だ。

もしくは、

小室圭という人は世間から批判されているらしい」

「何か悪いことをしているに違いない」

「それならバッシングしても構わないだろう」

この程度の認識の人もかなり多いと思われる。

批判している人々だって、ほじくり返せば過去に汚点の1つや2つありそうだが、さぞかしご自身は一点の曇りもない清廉潔白聖人君子から小室さんのことを批判し、許せないなどと断じるのだろう。

***

皇室に関わった民間人へのバッシングと聞いて、真っ先に思い浮かんだのは美智子さまのことだ。

皇室に初めて民間人が嫁ぐのと、皇室女性民間男性結婚するのでは状況が異なるが、一部メディアから執拗バッシングされているところは共通している。

美智子さまがご結婚されたのは、私が生まれるずっと前のことだ。

だが、当時一部メディアから激しいバッシングを受けた美智子さま失語症になられたことは知っている。

想像を絶するストレスがかかっていたのは間違いない。

昭和30年代のことである

眞子さま小室さんとの結婚を貫くようだ。

令和時代なのだから皇室女性意思尊重されてもいいのではないか、と私などは思う。

ここでやめておけばよかったのだが、反吐が出るほど嫌いな某ニュースコメントを私はうっかり見てしまった。

この件に関する報道ものすごい数のコメントがついていた。

中には「このバカ女は……」などと、何とも無礼まりない罵詈雑言を書き残している者までいる。

人間とは、自分関係のない出来事にこれほど憤り、自分とは違った世界暮らしている(と思い込んでいる)相手に対して、これほど無礼になれるのかと驚愕したものだ。

公費税金が使われているのだから国民文句を言う権利がある、などともっともらしい持論を展開する者もいた。

一体、この発言者が納めた税金のうち、いくら宮内庁で使われているのだろう。

微々たるものであろうことは、あえて説明するまでもなく明白である

仮に結婚なさったとして、この発言者が納める税金が増えるわけがない。

ちなみに、お二人の結婚がこれほど炎上するに至ったのは、どうやら某週刊誌が発端のようだ。

小室さん自身借金母親金銭問題に関して、週刊誌がほじくり返さなければ明るみに出ることはなかった。

一部メディアバッシングしているのは、美智子さまときと全く同じ構図ではないか

昭和30年から少しも進歩していない。

お二人のご結婚に対して憤慨したり罵ったりしている人は、週刊誌が作り上げた特異な市場で愚弄されていることに気づいたほうがいい。

週刊誌はそのうち別のネタのほうが部数が伸びると見て、新たな「市場」を開拓するのだろう。

そして、間もなく世間はお二人のご結婚にまつわる騒動を忘れ去っていくのだろう。

***

話を戻すと、お二人の結婚について憤っている人の多くは、自身安全地帯にいて、自分とは関わりのない世界のことだから安心して批判している。

注目すべきは、そもそも自分暮らしには何ら関係のないこと」を批判しているので、批判したところで何も変わらないし、自分生活圏には1ミクロンも影響を及ぼさないことだ。

したがって、自分自身が飽きるまで批判し続けることができる。

まるでストレス醸成と解消のエコシステム、あるいは永久機関のようだ。

自分関係のないことで憤り、批判する人は、おそらくこの「永久機関」を求めてやまないのだろう。

から批判しているわけではなく、本気で何かを変えようという気概もない。

「怒り続けたい」という衝動目的化している。

アドラー心理学風に言えば、怒りたいから怒っているのだ。

勝手に憤って批判し、オリジナリティ溢れる罵詈雑言を撒き散らしている有象無象など放っておいて、お二人にはどうか幸せになっていただきたい。

時を経たら、多くの人を魅了するラブストーリーとして回想されるのかもしれない。

私は、小室圭さんを応援している。

anond:20210926014454

しばらく有名ヤバ増田を見てない気がする

パンティの人とか、東大法学部の人とか、、

2021-09-25

anond:20210925180138

俺が死んだ後に世界がどうなろうとどうでもいい

ただ俺が生きてる間は伸ばすな

って東大法学部増田が言ってた

2021-09-20

anond:20210920155204

 東大法学部制度は、文科一類から95%以上が進学することになっており、それ以外の科類からの進学は基本的許可されていない。

      文科一類に在籍していれば、駒場での成績が50点でも法学部に進学できるが、それ以外の科類からだと駒場での試験高得点をとらないと進学できない。

ほんまこれ理不尽

そのせいで文科一類から法学部希望者が少ない場合は二類、三類から留年者が発生することになってしまう。

理三からの非医学部と違って普通にかなりの人数がいるからひどい。

anond:20210920154437

東大法学部卒業しているということは、東大の前期試験合格したこと意味する

昔あった後期から法学部って行けなかったん?

あと今推薦とかあるやん

2021-09-10

桁外れにつまらない「私の履歴書」の凄み(プレジデントオンライン

このくっそ皮肉めいた記事めっちゃすきでたまに読み返す

■他の経営者と比べても、つまらなさの次元が違う

創業経営者と比べると、大企業経営者による「私の履歴書はいったいに面白くない。とくに金融系はつまらない。それにしても、石原氏の連載には刮目させられた。底抜けにまらないのである。他の大企業経営者と比べても、つまらなさの次元が違う。それがたまらなく面白い。

読んでいない方のために内容をかいつまんで紹介する(ある意味で読みどころ満載なので、要約するのが心苦しい。ぜひ原文に当たることをお薦めする)。日比谷高校から東京大学法学部に進学。東京海上就職する。新人時代使い走り時代を経て、商品開発部門に配属。専門書で勉強し、世の中の変化に合わせて保険商品をつくる楽しさを知る。仕事が終わると先輩と2時3時まで飲み歩く日々。しかし、非常事態対応するのが損害保険会社。翌日の仕事差し障るのはプロとしてよろしくないと、日付が変わるまでに酒席を終えるようになる。

顧客対応の難しさ。人が行きかう駅で土下座をすることもある。代理店から出禁をくらっても、粘り強く何度も足を運び、ようやく納得してもらう。丁寧に意図説明して誤解を解き、信頼を勝ち得るために努力を惜しまないことが大切と知る。

部下と上司の板挟みに苦しんだ課長時代ストレス十二指腸潰瘍を患う。職場雰囲気がギスギスしていて、3人の女性社員が辞めたいと言い出す。ムードを和らげることに努めた結果、「まだ続けます」といってもらったときの嬉しさ。

■ヤマはない。オチもない。波乱も万丈もない。

畑違いのシステム部門に異動に。勤務先は国立市コンピューターセンター。初対面の人ばかり。打ち解けるために週末を除いて56日間連続で部下と飲み、本店から無理難題疲弊しているシステム部門現場の悩みを知る。本店との風通りをよくしようと努力を重ねる。ときには丸の内OLになりたくて入社した女子社員国立に行くのがイヤだと駄々をこねることもある。本店まで自ら迎えに行って、国立勤務を受け入れてもらう。

取締役に昇進し北海道本部長に。当時、取引先の拓銀破綻危機正月拓銀の守り神の神社にお参りし、「拓銀さん、今年もどうか頑張ってください」と祈る。支援に奔走するが、拓銀はあえなく破綻。「いろいろご支援いただきましたが、こういう結果になりました。本当に申し訳ありません」という副頭取にかける言葉もなかった――。

こういう調子で、淡々とした仕事生活の回想が延々と続く。ヤマはない。オチもない。波乱も万丈もない。強いて言えば、連載17日目(これを書いている時点で最新の回)の次期社長を打診されたときの話がヤマといえばヤマだ。

社長に「後任は君だ」と言われ、予想もしなかった話に呆然とする。「考えさせてください」とだけ答え、帰宅してから仏壇の両親に「大変なことになりました」と語りかける。それをひそかに見ていた夫人(またこの奥さまが石原氏にお似合いの「古風でしっかりした」女性女子大を出たばかりのとき高校時代美術先生の紹介でお見合い結婚内助の功いかんなく発揮。もちろん美人)が「お受けしたら……」。で、受けることにした――と、これだけなのである

■桁違いのつまらなさに、経営者としての凄みを感じた

経営者の「私の履歴書」にお決まりの「のるかそるかの大勝負」とか「修羅場での決断」がまるでない。目の前の仕事に誠実かつ真摯に向き合う。こつこつと着実に小さな成果を積み重ねていく。「週末を除いて56日間連続で部下と飲む」ということは、ちゃんと日数を数えていたわけで、この辺真面目としか言いようがない。

大企業経営者書き手場合、月の半ばから後半に入るころに、「次期社長は君だ」のエピソードが出てくるのがお決まりパターンとなっている。社長ポストを打診されて「青天の霹靂だった」とか「思ってもみないことであった」というのがこれまたお約束なのだが、読んでいる僕にしてみれば「よく言うよ。絶対自分が次の社長になる、それだけ考えてやってきたんじゃないの……」と思わせる人が多い。ところが、石原氏の場合、本当に「予想もしなかった話に呆然」としたのではないかという気がする。それだけ筆致が率直なのだ

はじめは単に「面白くないなあ……」と流し読みしていたのだが、そのうちぐいぐいと引き込まれ、連載10日目を過ぎたこからは襟を正して読むようになった。その桁違いのつまらなさに、むしろ保険会社経営者としての凄みを感じたからだ。

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