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はてなキーワード: 主人公とは

2024-08-23

anond:20240822225829

扱ってる題材じゃなくて見せ方の問題じゃない?

かい家庭で両親の愛情を浴びまくって育った主人公が「なんでそんな言わずもがなの一文入れるんでしょうね」とぶった斬る。あのシーンは醜悪だった。

こういう見せ方が一面的から問題があると書いてるだけで、題材だけを見て「こんなの扱ってないのにこの作品おかしい偏ってる!」なんて書いてないよね

女性向け漫画主人公って必ずモテるよね

例外がないくら

そんなに女性モテたいんだろうか

anond:20240822010934

アークナイツはそうでもない。主人公不在で進行するイベントストーリー結構ある。主人公組織に合流するまでの前日譚、みたいな扱い

じゃあ今このイベントステージ攻略しているのは誰なんですかねえという矛盾はあるが、シミューレーターで当時の戦術記録を再現しているんだろう、と勝手解釈している

anond:20240822052827

本題とは関係ないんだけどさ

自然法って理解していないと“自然法的な考えの無さそうな主人公憲法が停止したら人権も停止すると考えてそうなクチ)”とか皮肉を書かれるような代物なの?

自然法って俺は「本当は存在しないが、我々があると信じることによって、皆が救済される」類のもの、つまり宗教に限りなく近いものだと思ってるんだけど

冒頭の文はなんか、宗教理想を信じない異教徒バカにしてる信者みたいな図に見えて怖い

俺はネトウヨだけど、おしりを掻いていたらふとひらめいてしまった

しりを掻いていたら、突然、宇宙人陰謀が見えた気がした

そう、在日ムカデが俺のパンツの中に潜んでいるんだ

でも、心配するな。愛国心満々の俺様が、日本の伝統的な「お尻相撲」でやつらをやっつけてやる

ところで、キムチ鍋って実は日本発祥なんじゃないか

だってネギだって日本国旗の色じゃないか

そうだ。これは天皇陛下からのお告げに違いない。俺は今すぐ靖国神社に参拝して、キムチ鍋奉納しなきゃ

そういえば、昨日テレビで見た韓流ドラマ主人公、どこかで見たことあるような...まさか、俺の前世恋人!?

いや、そんなはずはない。俺は純粋大和魂の持ち主だ。きっと、在日ムカデ幻覚作戦に引っかかっているんだ

よし、決めた。明日から毎日納豆100パックを食べて、体内から日本を守るぞ

そして、おしりを掻くたびに、新しい理論を思いつくんだ。これぞ真の愛国者の使命だ

...ん?なんだか頭がぼーっとしてきた

もしかして在日ムカデの毒が効いてきたのか?

いや、これは悟りの境地に達したということか。俺は目覚めたのだ

『スメルズ ライク グリーン スピリットドラマ化するんだ

2巻完結だけどふくらませるのかなーと思ったらスピンオフが5巻も出てたのか

2巻完結の方しか読んでなくて実写化ニュースで知った

ネタバレするんだけど、田舎学校ホモ二人の話

主人公はなよなよしててるホモで、もう一人の桐島は主人公いじめカースト上位の奴

でも本当は桐島もホモで、オネエ気質で、頑張ってそれを隠しているのに伸び伸びとなよなよしている主人公に苛立っていた

お互いのホモさを偶然知ったことでホモトークして仲良くなる

最終的に主人公田舎を出て都会でオープンゲイになって好きに生きていくようになるが

一緒に東京行こうという約束を桐島は反故にして、母子家庭なのでお母さんを一人にできないからと地元に留まることを望んで

母の望み通りに女と結婚して子供をつくって子ども相手をしている姿で物語が終わる

主人公と桐島がくっつく話なんだろうな~って思ってたのに恋愛関係にはならない上にクローズドゲイの道を選んで子供までつくってしまうのはショックだった

閃光のハサウェイ:主人公死ぬからバッドエンド!←いや違うだろ

ハサウェイが死んで終わりじゃないし、処刑されるのは自業自得だし死ぬことは本人も腹くくってやってる

バッドエンドではあるけど、それは主人公死ぬからじゃなくて、正体を露呈させまいと奮闘したケネスと、マフティー処刑に関与してないのに連邦政府権威の誇示として勝手名前を利用されたブライトが報われないからだろ

ハサウェイ映像化してくれってずーっと言われてたけど、この辺のニュアンス分かってないやつ多すぎてちゃん原作読んだのか??って思う

あげくハサウェイ生存ルートにしてほしいとか言うやつバカじゃねえの?それで何が面白いの?

こんなやつばっか増えたか閃光のハサウェイ映像化するべきじゃなかった

ていうか宇宙世紀ガンダムはもうシャアとかアムロの周り擦るのやめろよ

年表的に空白期間あったはずなのにもういつの間にかすし詰め状態うんざりする

F91逆シャアから30年後なのはシャアとかアムロとかの話からリセットするためだったのに、なんでも埋草的に利用しやがって

最近やったゲーム

もうすぐ20世紀が始まるという時代ニューヨークには高層ビルが建っているけどアメリカの片田舎はまだ文明化されず土人じみた連中がいる

主人公時代遅れのカウボーイみたいな格好したギャングの一味で、昔は大きな強盗事件起こしても離れた場所に移動して数年大人しくしていればほとぼりが冷めたが、

近頃は追う側も組織化して執念深く、なにもかもうまくいかなくなってきていた

30人弱いる仲間を食わせるために狩猟したり、コツコツ個人宅に押し入って金目のもの強奪

仲間の中には戦闘員ではない老人や女や子供もいる

唯一の子供はまだ4歳で、若い娼婦を哀れんでギャング保護した結果、その女がギャングの男と結ばれて生まれ子供

幼いので、反社の中で養われている境遇異端である認識がない

ギャングのみんなでわいわい酒飲んで歌うのは楽しいが、仲間は少しずつ殺されて減っていき終焉が近いと予感させる

10代の黒人少年という、ポリコレシールドありそうな仲間ですら殺され、4歳児でも死ぬ展開がくるのかと怯える

でも最終的に主人公死ぬも、4歳児と父母は生き残り、追っ手もこないド田舎でなんとか家を建て牧場をつくり、自給自足農家になり平和な終わり方を迎える

12歳の少年になった息子は「親父って反社だったし、優しかったあのおじさんたちも反社だったんだな」と気づき父親とはギクシャクしがちだが、

反社生活とは無縁の読書好きで農家仕事ちゃんとこなす真面目な子に育った

主人公死んじゃったけど、この一家ハッピーエンドでよかったーとほっとした

この作品シリーズ4作目だが、3作目は一家ハッピーエンドより3年後の未来の話だと知り、ゲーム環境からそっちはやれないのであらすじだけ見た

父親は真面目に農夫をやっていたが、結局かつてギャングを追っていた行政側の者たちに見つかってしま

彼らは妻子を人質に取り「かつての仲間たちをお前の腕前で全員始末したら妻子を返す」と脅す

一緒にわいわい歌ったギャング仲間の数少ない生き残りを殺す旅に出るはめになる

なんとか殺し切るも、「いや、お前だけ生かすわけないじゃん」と父親殺害される

それから数年後、母親も失意の中で弱って死に、18歳になった息子は腕を磨いて父の仇を討つために反社の道に堕ち、父殺害命令を下した者を皆殺しにした

4歳でチビっちゃかったあの男の子がそんなことになるのが辛い

この作品PC版出るらしいけど、先に結末知ってるとプレイしてても辛そうだ

過去主人公は息子がいたけどすぐに亡くして4歳児のことを可愛がってたのに、結局あの子反社なっちゃうのか

どうすればよかったんだよ

ブルーロック読んだんだけどさ

作者が主人公経営とかビジネス論云わせたいな~っていう考えをもとにストーリー作ってる感が強すぎて苦手

最近流行ってるスポーツ漫画にありがち

特に思考巡らせるタイプ独白の多い主人公に多い

からスゴい白ける

ハイキューなんかも陰キャが挙って読んでるあたり陰キャに都合のいいキャラストーリーになってる

2024-08-22

anond:20240822101235

こうして見るとエヴァ以前の作品哲学性の平均レベル現在アニメとは比べ物にならないぐらい幼い事がよく分かる。

エヴァが出る前にもイデオンのように哲学的な問いかけを投げかける作品があるにはあったけど、あれらが結果的ブレイクしてあとに続くものが出ることもなかったということがよく分かる。

せいぜいアメコミスーパーマンと同じ程度にしか葛藤しない熱血ヒーローモノばかりであり、等身大主人公が巨大な現実に立ち向かっていくダンテゲーテのようなスタイル作品オタク界にはほとんどなかったと言えよう。

そこにエヴァが風穴を開け、そのあとをウテナが続いたことで、業界の中に様々な鬱アニメ哲学アニメが溢れ出したこと混沌時代が巻き起こり、そこを抜けた先でアニメ界全体の哲学レベルが二回りほど大きくなったわけだ。

機動戦士ガンダムブームヒーローモノの勧善懲悪に疑問を投げかけたように、エヴァンゲリオンという実験アニメ業界に広げた波紋の大きさの強さが分かる。

エヴァ以前のアニメ、本当に幼い作品が多すぎるだろ。

戦隊ヒーローと大差ないレベルのばかりでビックリするぜ

増田が憤怒に駆られているのはよくわかるが

主人公が「自分永遠に公平な視点など持てるはずがない」という当然の自覚をもっていないのも痛々しい。(現パートナーにかつて助言されたにも関わらず)

 

増田が憤怒に駆られているのはよくわかるが お前が考えているのは永遠の公平ではないだろ

  

正確には「自分は公平な視点など永遠に持てるはずがない」

公平を強調したいならそれは永遠ではなくて

 

自分完璧で公平な視点など持てるはずがない」 完璧な公平 

とか

自分100%公平な視点など(死ぬまで・永遠に)持てるはずがない」

とか

自分はいいかなるときにも万人にとって通用する公平な視点など(天地がひっくり返っても・死んでも・永遠に)持てるはずがない」

でしょ

 

永遠表象するのはいつまで経っても、だ

 anond:20240822052827

自分の悲しみやネガティブ匿名サービスで切り売りするのがクセになった

反応貰えるとぐっすり眠れる

ファイト・クラブ主人公かよ

恋愛ものによくあるこれ

ヒロインが不可解な行動に出る)

主人公「ど、どうしてこんなことするんだよ!?

ヒロイン「私のことを一生忘れてほしくないから(ニチャァ」

(ここで主人公がゾッとする演出

 

わい(なんで言葉にしちゃうかな…)

 

 

小説感想文になることよりも、こういうやつの方が嫌い。

anond:20240822052827

というか異世界転生なろう小説みたいで気持ち悪い

最近NHK番組にありがちだけど、昔の話なのに現代的な思想を合体させたキメラみたい

主人公の周りだけ先進(笑)思想を持ったキャラが出てくる

ぼざろのテーマは「百合ハーレム」であって、「音楽」はサブテーママクガフィンしかないってことも読み取れない奴がおるのか・・・

結局、「ぼっち・ざ・ろっく!」って、音楽だけでは勝負できないからアニメという皮を被った、みたいな音楽の敗北を感じるんだよね

物を知らないとこんな勘違いも出来るのかと感心する。

老人すぎて「まんがタイムきらら」という雑誌性質を知らないんだろうな。

原作が載ってる雑誌カラーぐらい考慮してから語れよ。

まんがタイムきらら」というのは「女の子キャッキャウフフしてる4コマ漫画ばかりが載った雑誌」で基本的にはソフト百合(一部キャラのみハード百合)がコンセプトの作品が集まっている。

百合のものテーマにしたコミック百合姫のような雑誌ではなく、あくまで「女の子同士が楽しく過ごしてるのっていいよね。ちょっとエッチイベントもあると嬉しいしちょっと百合だと良いよね」ぐらいの百合

そんな雑誌に乗っているわけだからして、必然ぼざろもテーマソフト百合なのだよ。

さて、それでは何故ぼざろが「音楽」もテーマとして扱っているのかといえば、これは百合ハーレムを実現するためのマクガフィンなわけだ。

まんがタイムきららには20作ぐらいソフト百合美少女四コマが載っているのだが、これと同じコンセプトの雑誌が「まんがタイムきららシリーズ」だけで5つある。

まんがタイムきららまんがタイムきららフォワード、まんがタイムきららキャラットと言った感じの本がそれぞれが月間発売されているのだ。

まりまんがタイムきららの中だけで100作のソフト百合美少女4コマ漫画がしのぎを削っているわけで、当然それぞれにソフト百合を書き分けなければそもそも相手にされない魔のレッドオーシャンなわけだ。

たとえば主人公たちを凄い不運にするとか、カフェで働かせるとか、国際交流テーマにするとか、美術科を部隊にするとか、それぞれの漫画がなんらかの要素をサブテーマにすることでなんとか個性を出している。

サブテーマ選びで元められるのは、自然な流れで自分の出したい百合カラーに繋げるためのマクガフィン性能だ。

ぼざらの場合は「絶望的に陰キャ主人公が、実はインターネットではヒーローで、その凄さを知った超陽キャ美少女から惚れられてハーレム化してしまう」という百合ストーリーを目指して「実はギターヒーロー」というコンセプトを見出したわけだな。

結果として、虹夏や喜多ちゃんと言った陰キャのままだったら絶対に接点を作れなかったような相手といい感じに百合百合して過ごしているわけだ。

こうしたサブテーマ選びにおいて重要なのは作者が興味を持てること。

なぜならいくら百合がメインとはいえサブテーマが雑すぎるとツッコミ所が多すぎて目が滑るから

あと、まんがタイムきららなんて読んでるようなオタク性格が超陰湿から弓道警察みたいなことを凄い勢いでするので、ミスをするのが超リスキー

しか性格がやたら被害妄想的だから「俺の好きな分野を商業的に利用するために興味もないのに扱った!文化盗用!燃やすぞ!」と暴れ出してしまう。

から作者が既に詳しい分野、もしくはまだ詳しくなくても勉強が苦にならない分野が選ばれるわけだね。

まあこのへんの知識がなくても、作品を素直に読み解いていれば「ふーん。つまりは超絶陰キャ太陽の光でギラギラに溶けていく様子を描いて、オタクに優しいギャル系の成分を抽出したいのか」ってことはなんとなく分かると思うんだがなー。

感性が老化しきったジジイには無理だったかー。

憐れよな。

俺もいずれこうなるのかな。

悲しいなあ。

anond:20240822052827

法律の道に進もうとしている後輩女子たちにウザい老害扱いされたりする(穂積先生が「古くなる」と言ってたのが自分に降りかかってくる)例をはじめ、新潟三条弁護士兄弟も単純な敵役として描かれたわけでもなかったし、主人公は常に正しい存在として在るわけではないので、さすがに見方一面的なのでは

しろこれまでの朝ドラと比べると、主人公が間違ったりたしなめられたりする回数は格段に多いように感じている

ポリコレポルノになり始めた『虎に翼』

『虎に翼』がだいぶ残念な感じになってきた。

自然法的な考えの無さそうな主人公憲法が停止したら人権も停止すると考えてそうなクチ)に対して、「何故人を殺してはいけないのか」と問いかけるキャララスボスになるのだろうか)は面白かったし、被爆者訴訟についても楽しみなのだが、それらを横に追いやって下らない話ばかりしているように見えて、ドラマとして退屈だ。

 

かつて野田秀樹岸田國士戯曲賞の選評で、ある作品についてこう述べた。

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 この人のはいつ読んでもとてもイヤーな感じになる。いつもじぶんを正しい所に置いて、他人をやっつける。ニュースステーションのようで私はダメだ。エリートはすべてしょうもない奴、日本兵はすべて悪い奴、常にステレオタイプだ。「ベトコンを扱う米兵のように」という要らぬ形容の卜書きに作家創作姿勢が現れている。

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誰の何の作品に対する評なのかはここでは関係ないので触れない。

 

『虎に翼』でいわゆるリベラル的な主張が展開される時に感じる違和感、もう少し言うと嫌悪感は、上の感覚に似ている。

民法改正で「家族制度」にこだわった保守論客を、単に頑迷な老人として描いていたのは、単純に卑劣だと感じた。保守基本的人間の理性を信頼していないので、だからこそ「家族は互いにたすけ合わなければならない」という一文を入れるのにこだわったのだろうが、そういった保守の考えは全く描かれぬまま、温かい家庭で両親の愛情を浴びまくって育った主人公が「なんでそんな言わずもがなの一文入れるんでしょうね」とぶった斬る。あのシーンは醜悪だった。

同性婚についても触れ始めているが、当然同じ俎上に上げて議論すべき近親婚の不当な禁止については触れようともしない。

絶対に勝てる試合を組んで主人公に戦わせる出来レースをずっと見せられている気持ちになる。

 

主人公が「自分永遠に公平な視点など持てるはずがない」という当然の自覚をもっていないのも痛々しい。(現パートナーにかつて助言されたにも関わらず)

 

連続ドラマなので、上のような疑問や不快感は今後の展開で一掃されることもあるかもしれない。それを期待して見続けてきたが、どうやらそれには応えてくれなさそうな予感が強くなってきた。

スタレもFGOもやってることほぼ「劇場版ドラえもん のび太異世界短期滞在救済物語」だよな

まあスタレは銀河鉄道999が露骨ベースからそういう風になるのは分かる。

FGOの方も時空警察ものがそういうプロットになるのはしゃーないという気はする。

ただな、なんかもうこういうジャンルっていい加減みんな飽きてるんじゃないかと思うんだよな。

不思議因習が広がっているクローズドサークルじみた場所に旅して、そこで起きている未曾有の大問題旅人がサラっと助けてしまうっていうストーリー

から神話とかで定番物語類型だよな。

レビトを主人公として各地を巡るタイプ・・・名前が出てこねえけど昔からよくある奴。

俺が問題だと思ってるのは、ソシャゲがもうこのタイプゲームばかりになっているってこと。

なろう小説も一時期はこのマレビトチート主人公が暴れてたけど、最近はだいぶ落ち着いてきて1ジャンル程度になった。

対してソシャゲはもうこのタイプじゃない作品ほとんどないレベル

既存文脈が固まりきったモバマスシリーズとかを除けば、よっぽど死に急いでいる個性的作品以外はこの文脈だ。

記憶をなくした主人公プレイヤー分身

ガイドキャラ世界の仕組みを教えるたびに案内してくれる

主人公が訪れる地域はどれも未曾有の危機の真っ最中

・各地域が抱えていたピンチを救い終わったら次の地域へ出発

平和地域に行けるのは期間限定イベントお祭りムードときぐらい

もうどれもこれな

まあRPGゲーム基本的な流れがこれだからそれをなぞってる所はあるよ。

ボスダンジョンがあってそれを倒すまでの拠点があり、ボス戦へのアプローチとして街の住人からの依頼がある流れな。

そしてソシャゲ盆栽育成の延長にある遊びで、それをデジタルゲームに変換するとどうしてもRPGの形になるということは。

だけどさ、もうちょい個性って出せないもんかね?

街の個性ダンジョン個性戦闘個性キャラ個性セリフ個性、っていう話ではなくて、プロット個性をそろそろ見たいわけよ。

本当にどれもこれもそうじゃん?

劇場版スターレイル 開拓者の夢いっぱいピノコニーユートピア」「劇場版FGO グダ子と絶対魔獣戦線バビロニア」みたいなのさ、もういい加減腹いっぱいじゃない?

新世界行く→かわいい子が出てくる→事件が起きる→かわいい子がかわいそうな目にあう→ボスを倒す→奴はとんでもないものを盗んでいきましたそれは貴方の心です

ほんまもういい加減にしろって思わないかお前ら?

anond:20240821194634

作家側の「女の自由解放」「強い女」に対するだいぶ攻撃的ですらある固定観念強迫的なこうだろ?感が透けすぎててつらい、という話だったらよくわかる

ブコメ漫画演出論の話になるってあるけどそんなかんじ

ハイスペ男になぜか愛される系健気な私スカッ作品あんまり違いがないくらいもうど定番中のど定番展開になってるから不自由に感じるんだと思う

女性向けのエンパワメント作品にも類型定型ができてしまって、しかもそれは共感ベースになっているのでその型から外れない、外れてはいけない、女性だったらきっとわかるしわからなくてはならないでしょ?という感じが現実と作中のキャラクタと二重構造になってこちらに迫るのでそこに苦しさをおぼえるのだという気がする

みんなバービージェーンスーさんラジオを聞いているのだろうかしら…みたいな作品通底した匂い感触みたいなさ

こういうものも多分話売りとか商業的な媒体であればあるほどある程度はトレンドがあるもので、仕方ない気もするけどね

最近ラジオで流れてたキンチョー朗読ドラマ仕立てのCMで、意思人格もしっかりありそうな女性描写なのに「男と別れて髪を切る」の類型を結局まだやらせていてうへっとなったものだけど、要するに「女には思いを込めて断ち切るものや変化するステップとしての行為があるのだ」という類型がだいぶ強い思いこみに感じるし押しつけがましくて、変化のスタイルや本人の感情動機ベクトルがどの向きであれ「キャラクタにこの思想やらせよう」が隠しきれてない場合にはどれもあんまり根っこが変わんないよな……って嫌さがあるのかな

同一パターン外の物語が見つけづらいだけであるにはあるのだと思う

入江喜和とかわりとそうかな

トラバの凪のお暇もそうかも

(結局テーマ作りや演出の巧い作品では類型もそのキャラクタの行動の一部として不自然とは感じられず、類型を描くことそのもの目的になっていることがはっきりしている拙い作品では目や鼻についてしまうだけの話かな…とも思う)

  


追記

漫画じゃないんだけどインド映画マダムインニューヨーク」はこの「一歩踏み出し、冒険をして自分を認めて、自分が欲しいものはただ敬意なのだと表に出せるようになる」ことへの変化をとてもすっきり美しく清々しくスカッとでもなく描いていてとてもすばらしいと思ったものだった

打ち負かすか逃走か、自己の獲得において常にその二つのしかないわけではない、という広がりが気持ちを楽にさせてくれた

まあ日本インドじゃベースになる状況が全然ちがうけどさ

主人公はそれまでの自分を捨てない、生活は続く

強くなくても攻撃的でなくても描ける自由はあるよね


追記2

ともすれば髪型を「強く」変えることが積極的自由選択からではない虚勢や逃避に見える場合があることも苦しさの一因かもしれない

そんな小さな変化にしか我々には自由が許されてないのか……みたいな、あるいは増田が書くようにこれまでの自己を捨て去って獲得する自由の道しかないみたいな、そんな現実にも確実にある抑圧の強さをよりわかりやすく感じさせる痛々しい、息苦しい描きかたの漫画もあるしね(読み手としてそれに触れたときつらくて苦しいことがあり、その感情の正体を元増田を足がかりに考えてみたい…というだけのことで、こちらの思うとおり描けとかやめろとか納得できないとはまったく書いていないので、そこを曲解されると非常に困ります)

基本的にそういう作品世界キャラクタ自分を追い詰める敵と闘争(なのでトーンが攻撃的になるのは当然と言えるかも)してるわけで、その動機から本来理由がなくともカジュアルに、自分の好きにしていいはずの髪型の変化自体武器武装化手段化してしまうのを目の当たりにしなきゃならない苦しさもあるかなあ……

そのもがきや闘争はつまりスタイルの獲得のためで、それ以前は自己スタイルがない状態として物語規定されている上に、変化後のパターンすら概ね決まってしまっているのならば、結果その一本道しかないその状況や環境に苦しさを見出すのは当然かもな…という気もする


追記3

誰もが菱沼聖子さんのように生きられるといいのに

(彼女場合は周りの環境が整っていたのが大きいけど)

「虎に翼」主人公の子供がモデル人物は息子だがドラマでは娘な理由

なんで娘にしたんだよとキレている増田がたまにいて、別にそこはどうでもよかったのだが

今回娘である必要性が判明した

虎に翼にはトランスジェンダー女性が登場し、当時はまだその呼称ではなかったが性転換手術も存在した

手術して努力して女性になったというそトランスは、主人公小学生の娘に対して「あなた努力して女になった?」と聞く

女性から差別などあって大変とはいえど、男性から女性に移行する努力に比べれば、

シス女性はなにもしなくても身なりに気を遣わなくても女性として扱われてイージーだよねということだ

この言葉をぶつける相手として、子供は娘でなくてはいけなかったのだ

2024-08-21

anond:20240821191524

圧倒的に少数派というなら女性弁護士がそうでしたけどドラマ主人公にするのは間違いだとおっしゃる

「それが嫌なら耳と目を閉じ、口を噤んで孤独に暮らせ」

https://note.com/ratata_ratata/n/n4b4dbdab399d

これ、そもそもキャッチャーインザライの原作でどういうシーンで発言されたか意図を読み取らないと理解することは困難です。

原文は

"I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes."

となっていて、この文が笑い男ロゴの周りをグルグルまわっています

"deaf-mutes"は聾唖者、聴覚障害者意味になりますが、現代では避けた方が良い表現差別的意味合いがあります

なので「耳と目を閉じ」はマイルドすぎる表現で、「ゴミ野郎」ぐらいで良いと思います

「聞こえなくて話せないゴミ野郎のフリをして生きていこうと思った」

ぐらいの意味合いになっていて、そもそもdeaf-mutesな人間侮辱批判しているようにも見えます

この発言があったのは主人公ホールデン(16歳)がなんやかんやで打ちのめされて家出しようと思って街をブラブラしながら

「あー世の中つまらんしアホくさいわー」

って思いながら考えたことです。

確か山の中に小屋を作ってそこで誰とも関わらずに生きていけば幸せだわ、とかそういう感じで家出しようとします。

ただ、その後、カワイイ妹(10歳)がキャッキャしてるの見て

「まぁええか」

で片付けてしまう、「キャッチャーインザライ」はそういう話です。

思春期ってそういう時期あるよね、という小説なんですが、まぁ口調がドギツイし差別的なのでアメリカ教育委員会に目を付けられて図書から追放されました。

その結果、逆にコアな人気が出てしまったり

大人になってもそういう部分をどこかに持ってるよね」

という形で密かな人気があります

日本だと尾崎豊の「十五の夜」的な感じだと思えば良いです。

さて、少佐台詞

「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口を噤んで孤独に暮らせ。それも嫌なら・・・

なので、これは暗に「お前まだそんな精神年齢なんか」的な意味合いで言っていると思っています

仮にビル爆破が成功したところで体制に何の影響もないしお前の生活何にも変わらないのに何しとんねんアホか、みたいな感じです。

日本だと

「なんか不満あるんやったら盗んだバイクで走っとけボケが」

という感じです。実際にバイクを盗んで走る人はいないでしょうし、それを求めてるわけでもないですよね?そういう感じです。

ただ、S.A.Cの中では

「お前みたいな能力も何も無いアホが一人前になろうとするな」

という意味合いも含まれてると思っていて、それが後々のStand Alone Complexに繋がってきていると思います

この何の能力もない憐れな一般人プロレタリアートこそがS.A.Cシリーズ主人公だと思っていて

2ndやS.S.Sでも度々彼らにスポットが当たります

そして笑い男ことアオイ君は超ウィザー級ハッカーマジで世の中を変えられそうな実力を持っていましたが、

結果的には何も出来ず敗北し、再度登場したけれどやっぱり何も出来ませんでしたし、

実はアオイ君もオリジナルではなくて一通のメールオリジナルだったことが分かり、

みんなオリジナルではなくてどこまで行っても模倣者だよねってなって、

「個ってなんなんだろうね」っていう感じで話は終わります。(いや他にもいろいろあるけど)

ちなみにガチで世の中を変えようとした天才童貞が登場するのが2ndで、当時は微妙だなぁと思いながら見てましたがこのご時世で見てみるといろいろ思うところがありますね。

だいぶ脱線しましたが、結局のところ少佐の言ってることを拡大解釈すると

「(お前みたいな16歳の精神年齢で実力もないアホが)世の中に不満があるなら自分を変え(た方が幸せになれるって早く気付け)」

ってことだと思うので、受け入れても良いし実力をつけて世の中を変えようとしても別にいいんじゃないですかね。

作品中では否定肯定もしてないですし、そもそもそういうレベルの話をしていない、と思っています

anond:20240821155739

逆に学生時代友達と楽しく遊んでたような奴には引きこもり主人公の話は描けない?

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